JPH05237082A - X線量を減らす方法と装置 - Google Patents

X線量を減らす方法と装置

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JPH05237082A
JPH05237082A JP4313870A JP31387092A JPH05237082A JP H05237082 A JPH05237082 A JP H05237082A JP 4313870 A JP4313870 A JP 4313870A JP 31387092 A JP31387092 A JP 31387092A JP H05237082 A JPH05237082 A JP H05237082A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蛍光透視検査の間、累算X線量を減らす。 【構成】 手順の進行中に実時間で、露出の合間の時
間、X線ビームの強度、ビームの範囲及び照準点を適応
形で変える。時間順序像解析器114が蛍光透視像内の
カテーテルを確認し、時間的な一連の蛍光透視像に基づ
いて、その動きを予測する。この予測モデルを使ってX
線ビームを変調し、カテーテルの先端の近辺の区域だけ
を含むずっと小さい蛍光透視像を発生する。出力像合成
器118が、記憶されている部分像を組合せることによ
って、役に立つ出力像を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は全般的に蛍光透視手順、更に特
定して云えば、標準的な蛍光透視鏡装置によって得られ
るものと同等の像ストリームを医者に提供しながらも、
この手順の間に必要なX線量を減らす方法に関する。
【0002】
【発明の背景】介在形放射線手順(Interventional Rad
iological Procedures)は、身体内の療法を行なうコス
ト効果のある方法として重要性を増しつゝある。この手
順では、医者は、可視的なフィードバックの為に実時間
の蛍光透視法による作像を用いて、患者の内部の遠隔の
内部個所まで、脈管束網に沿ってカテーテルを案内しよ
うとする。蛍光透視装置が、テーブルの上に伏せる患者
の下に配置されたX線源と、患者の上方に配置された2
次元イメージ増倍管に結合された2次元検出スクリーン
とで構成されている。標準的な蛍光透視鏡が、X線源と
検出スクリーンの間に何があっても、その放射線像を等
間隔の時間順序で発生する。(この手順の最初に位置ぎ
めされる)X線源にある手作業で調節される1組のシャ
ッタが、ビームの方向及び空間的な範囲を決定する。X
線ビームの強度は、適正な像の露出が得られる様に、手
作業により、又はある商用装置では半自動的に調節可能
である。患者/医者が受ける線量は、ビーム強度、ビー
ムの区域、並びに求めるフレームの数を合せたものによ
って決定される。
【0003】傾向としては、身体内の次第に遠く離れた
場所まで脈管系を横断することを必要とする次第に複雑
な手順を試みる様になっている。蛍光透視鏡は、医者が
カテーテルを遠隔の内部の場所まで通すことが出来る様
にする為に使う主な道具である。これによって医者は内
部の脈管構造を可視的に見ることが出来ると共に、脈管
束に対するカテーテルの位置及び向きを計測することが
出来る。選定場所が更に遠く離れるにつれて、そこに達
するまでの時間が急速に長くなる。典型的には蛍光透視
鏡は、手順全体の時間の内のかなりの百分率の間付勢さ
れ、この結果、患者の蓄積X線量はかなりのものにあ
る。患者にとっては、これはおそらくそれっきりの線量
であるが、医者は、毎年多数回の手順を実施しているか
ら、危険な程の線量レベルを蓄積することがある。医者
は装置の動作パラメータを調節して、操作を許す位の像
の品質を保ちながら、線量を絶対的な最小値に制限する
ことが出来るが、多くの場合、現存の装置は全くリスク
なしに使える訳ではない。
【0004】現存の装置は、毎回の露出で、完全な視野
を医者に提供する為に、患者の大きな面積をX線ビーム
に対して露出する。典型的な装置は、33ミリ秒毎に像
を収集するので、この結果患者及び医者のX線蓄積量は
極めて大きくなる。現存のある装置は、最も最近の像の
全体的な像の輝度の測定に基づいて、フレーム毎にX線
管のビーム電流を調節する。典型的には、輝度ヒストグ
ラムの平均値を使って、ビーム強度を上げ下げする。こ
の分析は全く大域的なものであって、地域的な活動又は
その内容の認識や追跡によるものではない。この為、必
要なのは、X線量を最小限に減らしながら、操作情報の
最大限の忠実度を保存する様な形で、装置によって発生
される像の実時間解析により、装置のパラメータ(X線
ビームの形、適用する点、ビームの強度、及び露出の間
の時間間隔)を自動的に且つ連続的に調節する蛍光透視
鏡装置である。
【0005】
【発明の要約】この発明では、標的の物体(即ち、カテ
ーテルの案内ワイヤ)の確認並びに標的の外観の変化に
基づいて、手順の進行中(「実時間」で)、装置の1つ
又は更に多くのパラメータ(露出の合間の時間、ビーム
の強度、ビームの範囲及び照準点)を適応的に変えるこ
とにより、蛍光透視検査の間、X線量を減らす方法と装
置を提供する。カテーテルの運動の推定値を計算し、こ
の推定値に基づいて、カテーテルの先端の像が、次の露
出が行なわれる時刻に、変調されたX線ビームによって
発生される像の中にある様に、X線ビームを変調する。
この方法は、本質的に、カテーテルの運動を予測し、次
のフレームを撮影する時刻に於けるカテーテルの先端の
推定された場所及び形に対応する区域だけを露出するこ
とにより、実時間で、X線ビームの空間的な範囲を大幅
に縮小する。
【0006】周期的に視野全体のモードに切換えること
により、この方法は、最新の視野全体の像と各々の部分
像とを融合させることによって作られた出力像を維持す
ることが出来る。出力像は、カテーテルの配置の進行を
医者が見積もることが出来る様に、視野全体にわたる実
時間の像を医者に提供する。視野全体の像によって得ら
れる情報は、「ゆっくりと」(おそらく1乃至5フレー
ム/秒で)変化し、解剖学的な枠組み全体を見定めるの
に役立つだけであり、その為、カテーテル先端程頻繁に
更新する必要がない。更にこの発明は、カテーテルの運
動が比較的予測出来るものである時、像の時間間隔を伸
ばし、こうして一層少ない数の像を撮影することによ
り、X線量を減少することが出来る。
【0007】
【発明の説明】この発明は蛍光透視検査の間、X線量を
減らす装置と方法を対象とする。X線量が3つの方法で
減らされる。即ち、X線ビームの空間的な範囲を縮小す
ることにより、X線ビームの強度を下げることにより、
並びに手順の間に撮影される露出の回数を減らすことに
より、である。こう云う利点が、カテーテルを所期の行
先へ進める間、医者が可視的なフィードバックとして使
う出力像の品質を犠牲にせずに実現される。
【0008】図1に示す様に、この発明の装置は3つの
主要な部分を有する。即ち、空間に於けるX線ビームの
空間的な範囲を調節する時間的に可変の空間X線ビーム
変調器108、一連の蛍光透視像に於けるカテーテルの
像を突止める時間順序像解析器114(TSIA)、及
び一連の部分像から複合像を作る出力像合成器118で
ある。この図はこれら3つの主要な部分がX線量を減少
する為にどの様に作用するかを示している。X線源10
2と検出スクリーン104で構成された蛍光透視鏡の中
に患者100が位置ぎめされることが示されている。患
者は介在形放射線手順を受けており、皮膚にあけた孔を
介してカテーテルが患者の脈管系に挿入されている。カ
テーテルは案内ワイヤをスリーブ部分で取囲んだもので
構成されており、案内ワイヤをこの手順の間に後退させ
たり前進させたりすることが出来る。一旦スリーブが患
者の身体内の所望の場所に達したら、単にスリーブの中
で案内ワイヤを押すことにより、カテーテルの案内ワイ
ヤを取外し、そして同じ場所に容易に再び挿入すること
が出来る。
【0009】普通の蛍光透視法では、X線源102が公
称のビームの形106を発生し、これは患者に対して最
大限の露出をすると共に、検出スクリーンの区域104
全体を利用する。この蛍光透視鏡では、検出スクリーン
104によって発生された信号が、表示の為にビデオ・
モニタ(図1には示してない)に送られる。ある蛍光透
視鏡は、その表示を見る医者が選択した時、ビデオ出力
をディジタル化して選ばれた「フレーム」を記憶する能
力と云う様な更に高級な特徴を持っている。
【0010】この発明の変調器108は患者とX線源の
間に配置される。変調器108の作用は、X線に対して
不透明なスクリーン104の中心にX線に対して透明な
開口を作ることである。この開口が生のX線ビーム10
6又は適応形のビームの形110を空間的に制限し、こ
うしてカテーテルの先端の像が検出スクリーン104に
現れる様にするのに必要な(X線発生器のX線点源に対
しての)所望の範囲、形及び方向を持つ2次元X線ビー
ムを作り出す。この開口は所望の形を速やかに(10−
30ミリ秒で)とることが出来なければならない。
【0011】図2aは好ましい実施例の変調器108を
示す。アルミニウム又は鉛の様なX線減衰材料の2列の
幅の狭い垂直ストリップ112が図示の様に配置され
る。夫々垂直の1対のストリップに対し、下側のストリ
ップに対する1つと上側のストリップに対する1つの2
つの駆動モータがある。各々のモータは独立にそのスト
リップを伸出させ又は後退させることが出来、こうして
可変の場所で可変の高さを持つ幅の狭いの矩形を形成す
る。多数のストリップを使うことにより、片側から反対
側まで凹でなければ、どんな形でも近似することが出来
る。任意の一般的な凹又は凸の形が出来る様にする為、
図2bに示す様に、第1のストリップ・シャッタ集成体
に対して直角に第2のストリップ・シャッタが配置され
る。(急な0−100%の変化ではなく)開口の周りの
X線減衰を緩かに変化させたい場合、各々のストリップ
・シャッタ集成体で多数のストリップを垂直に積重ねる
ことが出来る。積重ねられた各々のストリップが独立に
作動される。積重ねられたストリップが0−100%の
分布に対する階段形の近似をする。
【0012】これ程の融通性はないが、別の方法は、フ
ィルム・カメラのアイリス絞りに見られるものとよく似
た三日月形の葉で形成された可動の円形開口を使うこと
である。この開口は任意のx−y位置へ移動することが
出来る。任意の形の開口は、所望の形と一層正確に符合
するが、多くの場合には円形(又は場合によっては楕円
形)開口で十分である。可変寸法の一定の形の開口の利
点は、作り易さ、設計の簡単さ及び制御の簡単さであ
る。
【0013】図1に戻って説明すると、検出スクリーン
104からの各フレームのビデオ出力がディジタル化及
びフレーム記憶装置112に送られ、そこでビデオ・フ
レームが、白から黒までのスケール上の値が与えられた
個別の画素で構成された像にディジタル化される。ディ
ジタル化された像がTSIA 114に送られる。これ
は、所定の像で、患者100内にあるカテーテルに対応
する画素を突止める様にプログラムされたコンピュータ
である。現在の像及び多数のこれまでの像を参照するこ
とにより、TSIAが、次のフレームを撮影する時刻に
於けるカテーテルの像の場所及び向きを予測する。TS
IAはこの情報を、撮影している患者に対するX線源の
角度の向きと共に利用して、変調器108内の開口の形
及び位置を決定する。
【0014】空間フィルタ作用116がTSIAによっ
て計算され、出力像解析器118に送られる。こう云う
フィルタ作用は、現在の像内の各々の画素に対し、それ
までのn個の像の合成である出力像120内にあるその
画素に与えられる重みを定める。出力像120に背景の
解剖学的な情報が得られるように、少なくとも1つの像
は公称のビームの形106を用いて発生したものでなけ
ればならない。出力像合成器118が、TSIAによっ
て計算されたフィルタ作用を使って、相次ぐn個の像を
組合せる。フィルタ関数は、カテーテル像に対応する画
素では1、他の全ての画素では0で構成することが出来
る。フィルタ関数は、出力像120のコントラストの調
節に使うことが出来る。主な作用は、操作に適した実時
間順序を形成することである。出力像120が表示の為
にビデオ・モニタ122に送られる。
【0015】TSIAが2つの部分、即ち、ピークを見
つけること(図3参照)及び2次元モデルを構成するこ
と(図4参照)で構成されるアルゴリズムを利用して、
カテーテル像を定める1組の2次元の画素を同定する。
ピークを見つけるモジュールの目的は、像内のどの画素
(2次元の画素)がカテーテルの案内ワイヤに対応する
かを決定することである。次に、これらの画素を他の案
内ワイヤの画素との連結性について走査する。その結
果、最終的に、像平面でカテーテルの案内ワイヤの2次
元モデル(画素を結合したリスト)が得られる。
【0016】図3はカテーテルの案内ワイヤの画素を突
止めるのに使われる考えられる1つのアルゴリズムを示
す。最初、ブロック310で像をディジタル化する。次
にブロック320で、5×5のガウスの核で平滑する。
水平、垂直及び2つの対角線の主な4つの方向に於ける
各々の画素の2次微分の値を計算する。[1 −21]
の回転変分を使う。[1 −2 1]核が、2次微分操
作を実施する。ピーク・モジュール330が生の像をピ
ーク像に変換する。像内にあることごとくの画素Pに対
し、像を上に述べた核と畳込み積分し、これら4つの値
の内の最大値を求めることによって、4つの2次微分の
内の最大値が計算される。次に、各々の画素を試験し
て、それが最大値が見つかった方向に於ける最大の勾配
の点であるかどうかを判定する。そうであれば、画素P
の値はこの最大値に設定し、そうでなければ、Pは(任
意の最大の勾配の値より小さい)小さい値に設定する。
この結果得られる像がもとの生の蛍光透視像のピーク像
である。
【0017】次の工程350は、ピーク像に対する適正
な閾値を見つけることである。この為、ヒストグラム3
40が必要である。図4はヒストグラムの見本を示す。
このヒストグラムは、その値が範囲の下端にある様な画
素の大きなスパイク400があることを示している。最
小値にあるこのピークの他に、ピーク像の残りの値にわ
たって値の更に「正規」の分布が存在する。閾値を計算
する前に、像をマスクして、像の縁の近く、並びに蛍光
透視データの境界を定める円形領域の外側にある全ての
画素を消去する。その後、ピーク像のデータのヒストグ
ラムに基づいて、適正な閾値T(図3の345)を計算
する。好ましいやり方としては、Tを平均に標準偏差2
個を加えたものに設定する(ピーク像に対する平均及び
標準偏差は、その値が最小のスパイクの所にある画素を
除いて、ピーク像の画素の値に基づいて計算される)。
図5はこの結果得られる2進像を示す。案内ワイヤの画
素チェーンに小さな切れ目があるが、この問題は後で説
明する様に解決される。2進ピーク像500が2次元モ
デル作成モジュールに対する入力になる。
【0018】図6は2次元モデル作成モジュール600
を示す。2次元モデル作成モジュール600の目的は、
像平面内にあるカテーテルの案内ワイヤの2次元モデル
を構成することである。これは図6に示した幾つかの一
層小さいモジュールによって行なわれる。最初にブロッ
ク610で、像内の全ての線が画素1個の幅しかない様
に、像を細くする。その後620で画素チェーンを同定
する。次に、1組の最も長く接続された経路を編集し、
それから曲りの大きさが最小である経路を選択する(ル
ープ630)。最後に、この最適経路を640で(局部
的な弯曲に基づいて)セグメントに分割し、像平面内に
ある2次元のカテーテルの案内ワイヤのモデルとして保
管することの出来る1組の並べられた頂点を作る。こう
云う各々のモジュールは後で詳しく説明する。
【0019】2次元モデルを作成する時の最初の工程6
10は、像の種が変わらない様な形で、ピーク像の画素
を細くする。像の種は、像内の分離した領域の数と定義
する。各々の画素の近所を走査して、その画素を取除く
(それを背景の色にする)と、像の種が変わるかどうか
を判定する。その画素を取除くと種が変わるか、或いは
その画素が画素チェーンの終点である場合、その画素は
変えずに残す。そうでない場合、画素を取除く。この細
くする過程は、像から取去る画素がなくなるまで繰返さ
れる。
【0020】図7は試験像の2つの拡大図を示す。1つ
は細くする前(左側)、もう1つは細くした後(右側)
である。右側の細くした像の四角のブロックが1つの画
素を表わす。ピーク像を細くすることは、チェーンを見
つけるモジュールが正しく作用する為に必要である。図
6に戻って説明すると、ブロック620で、細くしたピ
ーク像内の画素を画素のチェーンに並べなければならな
い。このアルゴリズムは、最初に各々の「オン」の画素
(背景の色でない)の8個の隣りを調べて、その画素の
「オン」である隣りの数を数える。画素が2つの隣りを
持っていれば、それは正常な画素と選定される。そうで
なければ、その画素は接続点の画素と選定される。従っ
て、チェーンの端及び交点は接続点の画素になる。
【0021】図8は2進ピーク像の小さな一部分を示
す。各々のボックスが画素を表わし、各々のボックスの
内側にある数字は、その確認番号を示す。正常な画素は
白のボックス内に黒の数字を持ち、接続点の画素は黒の
ボックス内に白の数字を持ち、背景の画素は数字を持っ
ていない。チェーンを見つけるモジュール620で、接
続点から始まって接続点に終る様に、1つの画素から次
の画素へ移動することにより、チェーンが形成される。
出発点の接続点の画素はチェーンの頭と選定され、終り
の接続点の画素はチェーンの尾と選定される。全ての接
続点の画素の隣りを処理した後、残っている画素があれ
ば、それはサイクルの構成員として選定される。こう云
う画素チェーンは何等接続点を持っていない。これらの
画素は特別の形で処理される。各サイクル内で、無作為
の画素を接続点の画素になるものとして選ぶ。この点
で、これらのサイクルは非サイクル形チェーンとして扱
い、接続点から接続点まで同じ様に通ることが出来る
(出発点及び終りの接続点が同じ接続点であり、従って
チェーンの頭と尾が同一である)。図8の右上隅にある
画素の円が1つのサイクルの例である。このアルゴリズ
ムを使うと、図8の像では8個のチェーンが見つかる。
夫々のチェーンがこの格子模様の下に示すリストで示さ
れている。
【0022】図6に戻って説明すると、工程632−6
36が、カテーテルの案内ワイヤに対応する最適の経路
を形成するチェーンの群を見つける。この場合、最適と
は、曲りが最小であるチェーンの最も長い半ば接続され
た群と定義する(半ば接続された、は後で定義する)。
これは3つの部分、即ちトリーの構成632、経路を見
つけること634及び曲りを最小にすること636に分
けて行なわれる。トリーを構成するモジュール632で
は、チェーンをトリー状構造に構成することにより、チ
ェーンの間の接近関係を計算する。ピークを見つけるモ
ジュールは、カテーテルの案内ワイヤに対応する連続的
な画素チェーンを生じないのが普通であるので、こう云
うことが必要である。従って、その終点が互いに半ば接
続されているチェーンは、案内ワイヤの2次元モデルの
構成員になる候補者になる。
【0023】トリーは多数の節で構成される。節は1つ
の親及び多数の子を持つことが出来る。3種類の節、即
ち、子を持つが親がいない根、子を持つと共に親を持つ
正規の節、子は持たないが親を持つ葉がある。このやり
方では、各々の節が像内のチェーンに対応する。トリー
を構成する過程は、最初にチェーンを見つけるモジュー
ルから最も長いチェーンを見つけることから始まる。こ
のチェーンが、2つのトリー、即ち、頭の画素に接続さ
れた1つのトリーと、尾の画素に接続された別のトリー
とに対する根の節として作用する。
【0024】トリーを構成することは、単純な反復的な
過程であって、あるチェーンから出発し、処理すること
が出来るチェーンがなくなるまで行なう。トリーを構成
する過程を説明する前に、「半ば接続された」の定義を
する。図9は典型的な状況を示す。太い黒線は画素のチ
ェーン(チェーン1)を表わす。塗り潰した黒丸(画素
P)で示したチェーンの端が、それに対して他のチェー
ンを比較する画素を表わす。この終点を一層大きな2つ
の円が取囲んでいる。小さい方の円が主たる探索領域の
境界を形成する。他の何れかのチェーンの終点がこの領
域内であれば、それはチェーン1に半ば接続されてい
る。大きい方の円は2次探索領域を表わす。他の何れか
のチェーンの終点がこの領域内にあれば(但し主探索領
域内にはない)、それがPから発する2つの放射線によ
って区切られた領域内にもある場合にだけ、チェーン1
に半ば接続されている。2つの放射線は、2つの放射線
の間の2等分線がチェーン1の終りの方向と平行である
様に選ばれる。このやり方では、主探索領域の半径は画
素で数えて5単位であり、2次探索領域の半径は主探索
領域の半径の3倍であり、放射線の間の角度は1ラジア
ンである。チェーンの終点がこれら2つの領域の何れか
の中にある場合にある時だけ、それはチェーン1の子に
なる候補者になる。従って、チェーン3及び4はチェー
ン1の子にはなり得るが、チェーン2はなり得ない。
【0025】トリーを構成する若干の例を説明すると、
この過程が理解されよう。試験像に対するトリーを構成
する過程の例が図10に示されている。チェーンが図1
0aに示されており、その結果得られる2つのトリー、
即ち最も長いチェーンの頭の画素に対するトリーと、尾
の画素に対するトリーとが、夫々図10b及び10cに
示されている。簡単の為、互いに比較的接近している全
てのチェーンは半ば接続されていると見なす。こう云う
トリーでは、子の節がトリー内で親の節の下に示されて
おり、トリーの節の内側の数字は、その節が対応するチ
ェーンを選定する。チェーン10が像内の最も長いチェ
ーンであり、従って両方の根の節がチェーン10に対応
する。
【0026】次の例では、更に複雑なトリーを構成する
例が示されている。図11は(図10aの場合の17個
に較べて12個と云う)一層少ないチェーンを持つ像を
示しているが、トリー(図12aに示す)はずっと複雑
である。この様に複雑さが増す理由は、最も長いチェー
ン(チェーン2)の終点から形成された2つのトリーが
ばらばらの集合ではない為である。多くのチェーンが両
方のトリーに現れる。更に、若干のチェーンがループを
形成し、それがこの過程を更に複雑にする。この図は、
子に対して考えられる子には、半ば接続されていること
の他に、もう1つの拘束があることを示している。チェ
ーンBがチェーンAに半ば接続されているが、チェーン
BがチェーンAの祖先(親、祖父等)である場合、チェ
ーンBはチェーンAの子ではあり得ない。これによっ
て、無限に奥行のあるトリーが形成されない。この図
で、一旦チェーン9をチェーン8の子と選定すると、チ
ェーン8又は7は、チェーン9に半ば接続されていて
も、チェーン9の子にはなり得ない。
【0027】両方のトリーを構成した後、トリーの節を
通る最も長い有効な経路を見つける。これを行なうに
は、両方のトリー(頭のトリー及び尾のトリー)に対し
て奥行優先の探索を行ない、一方のトリーのことごとく
の葉の節と他方のトリーにあることごとくの葉の節の間
の経路の長さと有効性を試験する。チェーンが経路内に
2回現れゝば、経路は無効である(勿論、根のチェーン
は両方のトリーに現れ得る)。図10aでは、経路の計
算は比較的簡単である。図13の上側部分は、それらが
作成された順序でこれらのトリーによって作成される3
0個の経路の内の幾つかを示している。経路の最初に記
した文字は、経路が有効(V)又は無効(I)の何れで
あるかを示す。図3の下側部分は、図11の複雑な例に
対して作成された182個の経路の内の幾つかを示して
いる。有効な経路の長さは、それを構成するチェーンの
長さを加算することによって計算する。その後、最も長
い経路(1つ又は複数)を曲りを最小にするモジュール
によって検査する。
【0028】図6に戻って説明すると、曲りを最小にす
るモジュール636では、全ての最も長い経路の曲りを
計算して、どれが最適の経路であるかを決定する。経路
の曲りは、その経路内の隣接するチェーンの間の角度の
差の和である。図14は2つのチェーンの間の角度をど
の様に計算するかを示している。チェーン(この図では
大きな矢印として示されている)の終点の方向が、チェ
ーンの終点に最も近いN個の画素(N=5)の平均位置
を計算することによって計算される。次に、この平均値
から終点のx及びyの値を減算して、方向ベクトルを求
める。一方のチェーンの方向ベクトルと次のチェーンの
方向ベクトルの間の角度が、2つのチェーンの間の角度
を定める。最も長い経路の内、全体としての曲りが最も
小さい経路が、最適の経路として選定される。この経路
が経路を破断するモジュールによって、案内ワイヤの2
次元モデルを計算する為に使われる。
【0029】図6のループ630で示す様に、次にこの
方法は、全てのチェーンを走査して、次に最も長いチェ
ーンを見つけると共に、再びトリーを構成する過程を開
始する。最もよい経路が大域部位に記憶され、(頭のト
リー及び尾のトリーに対する根の節として次に最も長い
線を使うことによって取出された)新しい最適の経路を
計算する時、それを古い最適の経路に対して比較するこ
とが出来る様にする。新しい最適の経路が古い最適の経
路より長ければ、新しい最適の経路が大域の最適経路に
なる。全てのチェーンが根として使われるまで、又は予
め定めた限界に達するまで、この過程が繰返される。
【0030】最後に、チェーンの最適経路が見つかった
後、その経路をブロック640で2次元モデルに変換す
る。最適経路内にある画素のチェーンの2次元モデル
が、全体的な経路のこじんまりした表示である。モデル
は、経路内のことごとくの画素を持ち出さずに経路の本
質を伝える。この発明で使われる2次元モデルの表示
は、単純なある順序に並べた1組の画素であり、それら
を線によって接続した時、もとの経路を近似する。それ
以上の処理をする前に、最適経路のチェーン内にある画
素が画素の線形配列に(順番に)放出される。画素の配
列は、ある閾値に達するまで、反復的に一層小さいセグ
メントに分割される。この閾値が画素の配列と2次元モ
デルの間の最大距離(画素を単位として計って)を特定
する。2次元モデルの線分と画素の配列の間の距離が閾
値を越える場合、セグメントを2つのセグメントに分割
し、その後、この過程を一層小さいセグメントに対して
用いる。図15は、画素の配列から作られた2次元モデ
ルに対する相異なる閾値の効果を示す。大きい閾値で
は、粗い2次元モデルになるが、極めて小さい閾値で
は、2次元モデルは余りに厳密に画素の格子とを符合す
る。図15のドットは2次元モデルの頂点に対応し、ブ
ロックを接続する線が2次元モデルのある順序に並べた
辺を表わす。画素で計って3単位の閾値により、妥当な
モデルが得られる。
【0031】一旦2次元モデルが出来たら、時間順序像
解析器がカテーテルの先端を突止めることが出来、変調
器に信号を送って、変調器が、蛍光透視鏡の検出スクリ
ーン上で、カテーテルの先端に対応し、且つフレームの
間のカテーテルの先端の動きを表わす推定オフセットに
対応する場所に照準を合せる様に指示する。この装置は
時間的に等間隔のモードでも或いは時間的に不規則な間
隔のモードでも作用し得る。時間的に等間隔のモードで
は、X線量の減少は、ビームの空間的な範囲及びビーム
強度の減少によるものである。然し時間的に不規則の間
隔のモードでは、装置は運動予測モデルの中に変数とし
て時間を取入れ、カテーテルの先端を見失わない様にし
たいと云う希望に対し、出来る限り像の収集をオフに保
ちたいと云う希望の釣合いをとる。然し、装置が関心の
ある標的を追跡出来なくなると、装置は視野全体のモー
ドに切換わり、標的の像を再び収集する。
【0032】この発明を特定の実施例について説明した
が、当業者には種々の変更が考えられよう。従って、こ
の発明は特許請求の範囲のみによって限定されるもので
あることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】X線量を減らす方法と装置の全体図で、空間的
なビームの変調、時間的な順序の像の解析及び出力像の
合成と云う3つの主要な機能的な素子を示す。
【図2】1実施例の空間ビーム変調器の構成図。
【図3】ピークを見つけるモジュールのフローチャー
ト。
【図4】見本としての像のピーク像のヒストグラム。
【図5】見本の像に対するピーク・フィルタのアルゴリ
ズムの出力の像を示す図。
【図6】2次元モデルを作成するサブモジュールのフロ
ーチャート。
【図7】試験像を細くすることを示す線図。
【図8】試験像内の画素のチェーンを示す図。
【図9】半ば接続されたチェーンを例示する図。
【図10】試験像に対するトリーの構成を示す図。
【図11】複雑な試験像の図。
【図12】複雑な試験像に対してトリーを構成する例を
示す図。
【図13】単純な試験像及び複雑な試験像から取出した
経路を示す図。
【図14】2つの画素チェーンの間の角度の計算例を示
す図。
【図15】2次元モデルの複雑さに対するいろいろな閾
値の効果を示す図。
【符号の説明】
100 患者 104 検出スクリーン 108 空間X線ビーム変調器 112 ディジタル化及びフレーム記憶装置 114 時間順序像解析器 118 出力像合成器

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶能力を持つ像ディジタル化装置を備
    えた蛍光透視鏡を利用した蛍光透視検査の際、X線量を
    減らす方法に於て、(a)介在形放射線手順を受ける患
    者内のカテーテル先端の像の大体の形と位置を持つ区域
    を前記蛍光透視鏡の検出スクリーンの上に露出し、
    (b)この露出する工程によって得られたディジタル化
    された蛍光透視像を時間順に記憶し、ここで少なくとも
    1つの像が視野全体の像であり、(c)前記記憶された
    像を組合せて出力像にする工程を含む方法。
  2. 【請求項2】 露出する工程が等間隔の時間をおくモー
    ドで行なわれる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 露出する工程が不規則な間隔の時間をお
    くモードで行なわれる請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 組合せる工程が、記憶されている像の各
    々にフィルタ作用を適用し、該フィルタ作用は各々の記
    憶されている像に対して決定されると共に、各々の記憶
    されている像内の各々の画素に対し、前記出力像の中で
    該画素に与えられる重みを表わす値を定める請求項1記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 露出する工程が、最新の記憶されている
    像に対し、カテーテルの経路を定める第1組の画素を抽
    出し、次の像を求める時刻に於ける前記カテーテルの先
    端の像を含む第2組の画素を推定し、X線ビームを変調
    して、前記第2組の画素に対応する前記検出スクリーン
    上の区域を露出する工程を含む請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記抽出する工程が、2進ピーク像を作
    り、前記カテーテルの経路の2次元モデルを構成する工
    程を含む請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 構成する工程が、前記2進ピーク像を細
    くし、この細くした2進ピーク像を画素チェーンに並
    べ、該画素チェーンを画素チェーンの第1及び第2のト
    リーに構成し、ここで該第1及び第2のトリーは、前記
    画素チェーンの一番長いものに対する第1及び第2の方
    向を表わし、両方のトリーは半ば接続された画素チェー
    ンの経路を表わしており、次いでトリーの節を通る最も
    長い有効な経路を前記トリーの中で探索し、1個の有効
    な経路で最も長いものがない場合、曲りが最小である経
    路を選択し、前記画素チェーンを第1及び第2のトリー
    に構成する工程で、前記画素チェーンの内で次に最も長
    いものを用いて、前記構成する工程から曲りが最小であ
    る経路を選択する工程までを繰返し、前記トリーを探索
    する工程で見つかった有効な経路の内の最も長いものを
    選択し、該最も長い有効な経路を1組の線分として表わ
    す工程を含む請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 蛍光透視鏡を利用した蛍光透視検査の
    間、X線量を減らす装置に於て、介在形放射線手順を受
    ける患者の内部にあるカテーテルの先端の大体の形及び
    場所を持つ区域を前記蛍光透視鏡の検出スクリーン上に
    露出する手段と、少なくとも1つの像が完全な視野の像
    である様な、前記露出する手段によって求められた時間
    順序のディジタル化された蛍光透視像を記憶する手段
    と、前記時間順序内の各々の像が求められた後、前記記
    憶された像を組合せて出力像にする手段とを有する装
    置。
  9. 【請求項9】 前記組合せる手段が、各々の記憶されて
    いる像にフィルタ作用を適用する手段を有し、該フィル
    タ作用は各々の記憶されている像に対して決定されると
    共に、各々の記憶されている像内の各々の画素に対し、
    前記出力像内で当該画素に与えられる重みを表わす値を
    定める請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記露出する手段が、最新の記憶され
    ている像に対し、カテーテルの経路を定める第1組の画
    素を抽出する手段と、次の像を求める時刻に於けるカテ
    ーテルの先端の像を含む様な第2組の画素を推定する手
    段と、X線ビームを変調して、前記第2組の画素に対応
    する検出スクリーン上の区域を露出する手段とで構成さ
    れている請求項8記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記抽出する手段が、2進ピーク像を
    作る手段と、前記カテーテルの経路の2次元モデルを構
    成する手段とで構成されている請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記構成する手段が、2進ピーク像を
    細める手段と、この細めた2進ピーク像を画素チェーン
    に並べる手段と、前記画素チェーンを画素チェーンの第
    1及び第2のトリーに構成する手段とを有し、該第1及
    び第2のトリーは前記画素チェーンの内の最も長いもの
    に対する第1及び第2の方向を表わすと共に、両方のト
    リーは半ば接続された画素チェーンの経路を表わしてお
    り、更に前記構成する手段が、トリーの節を通る最も長
    い有効な経路を求めて前記トリーを探索する手段と、1
    個の有効な経路で最も長いものがない場合、曲りが最小
    である経路を選択する手段と、前記画素チェーンを第1
    及び第2のトリーに構成する際に、次に最も長い画素チ
    ェーンを用いて、前記構成する手段から前記選択する手
    段までの作用を繰返す手段と、前記探索する手段によっ
    て見出された有効な経路の内の最も長いものを選択する
    手段と、該最も長い有効な経路を1組の線分として表わ
    す手段とで構成されている請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 各々の記憶されている像にフィルタ作
    用を適用する手段が、各々の記憶されている像にフィル
    タ作用を適用する様にプログラムされたディジタル・コ
    ンピュータを含む請求項9記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記抽出する手段が、最新の記憶され
    ている像に対し、カテーテルの経路を定める第1組の画
    素を抽出する様にプログラムされたディジタル・コンピ
    ュータを含み、前記推定する手段が、次の像が求められ
    る時刻に於けるカテーテルの先端の像を含む様な第2組
    の画素を推定する様にプログラムされたディジタル・コ
    ンピュータを含む請求項10記載の装置。
  15. 【請求項15】 最新の記憶されている像に対し、カテ
    ーテルの経路を定める第1組の画素を抽出する様にプロ
    グラムされたディジタル・コンピュータは、2進ピーク
    像を作り、カテーテルの経路の2次元モデルを構成する
    様にプログラムされている請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 カテーテルの経路の2次元モデルを構
    成する様にプログラムされたコンピュータは、(a)2
    進ピーク像を細くし、(b)この細くした2進ピーク像
    を画素チェーンに並べ、(c)該画素チェーンを画素チ
    ェーンの第1及び第2のトリーに組織し、ここで該第1
    及び第2のトリーは、前記画素チェーンの内の最も長い
    ものに対する第1及び第2の方向を表わすと共に、両方
    のトリーは半ば接続された画素チェーンの経路を表わし
    ており、(d)トリーの節を通る最も長い有効な経路を
    求めて、前記トリーを探索し、(e)1つの有効な経路
    で最も長いものがない場合、曲りが最小である経路を選
    択し、(f)前記画素チェーンを第1及び第2のトリー
    に組織する段階に於ける次に最も長い画素チェーンを用
    いて、画素チェーンを第1及び第2のトリーに組織する
    段階から曲りが最小である経路を選択する段階までを繰
    返し、(g)トリーを探索する段階で見出された有効な
    経路の内の最も長いものを選択し、(h)該最も長い有
    効な経路を1組の線分として表わす様にプログラムされ
    ている請求項15記載の装置。
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