JPH0523033A - 拾い集め機 - Google Patents
拾い集め機Info
- Publication number
- JPH0523033A JPH0523033A JP20630891A JP20630891A JPH0523033A JP H0523033 A JPH0523033 A JP H0523033A JP 20630891 A JP20630891 A JP 20630891A JP 20630891 A JP20630891 A JP 20630891A JP H0523033 A JPH0523033 A JP H0523033A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- frame
- rake blade
- behind
- crops
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 拾い集め作業の能率を上げ、労力的、時間的
負担を軽減する。 【構成】 フレーム１０の前端部にすくい刃を備え付
け、その後方に搬送コンベア１８を連設する。そして、
すくい刃の近傍に回転ブラシ１６を設置する。このた
め、収穫物の表面から土砂等を取り除いて、収穫物を搬
送コンベア１８上にかき込める。又、搬送コンベア１８
の前端部をシートカバーで覆う。このため、収穫物を上
から良く押さえることができる。又、搬送コンベア１８
を前側コンベア４４と複数の玉受けホーク５４を備えた
昇降コンベア４８とから構成する。このため、機械をコ
ンパクト化し、収穫物の損傷を防止できる。又、搬送コ
ンベア１８の後方に大玉送りコンベアを連設し、その下
側に小玉送りコンベアを設置する。このため、収穫物を
大小に選別して集積できる。
負担を軽減する。 【構成】 フレーム１０の前端部にすくい刃を備え付
け、その後方に搬送コンベア１８を連設する。そして、
すくい刃の近傍に回転ブラシ１６を設置する。このた
め、収穫物の表面から土砂等を取り除いて、収穫物を搬
送コンベア１８上にかき込める。又、搬送コンベア１８
の前端部をシートカバーで覆う。このため、収穫物を上
から良く押さえることができる。又、搬送コンベア１８
を前側コンベア４４と複数の玉受けホーク５４を備えた
昇降コンベア４８とから構成する。このため、機械をコ
ンパクト化し、収穫物の損傷を防止できる。又、搬送コ
ンベア１８の後方に大玉送りコンベアを連設し、その下
側に小玉送りコンベアを設置する。このため、収穫物を
大小に選別して集積できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は地中から掘り起こした各
種の根菜類、球根類等を地面から拾い上げて収穫する機
械に関する。
種の根菜類、球根類等を地面から拾い上げて収穫する機
械に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、各種の根菜類、球根類等を食用或
いは観賞用の作物として栽培している。これ等の球根菜
類ではいずれも地中にある根、茎、葉等に養分が蓄えら
れ、そこが球状又は塊状に生長する。それ故、食用或い
は観賞用に供するには地中から掘り起こして収穫する必
要がある。
いは観賞用の作物として栽培している。これ等の球根菜
類ではいずれも地中にある根、茎、葉等に養分が蓄えら
れ、そこが球状又は塊状に生長する。それ故、食用或い
は観賞用に供するには地中から掘り起こして収穫する必
要がある。
【０００３】しかし、掘り起こしたものを直ちに拾い集
めて集積しておくと、乾燥が不十分なため、蒸れて腐れ
易い。そこで、掘り起こしたものをそのまま畑に置き、
天日で乾燥させた後に拾い集めている。なお、栽培面積
が広い場合等には掘取機を使用し、畝に沿って掘り上げ
た後、畝に沿って落して地面上に置き、天日乾燥させ
る。
めて集積しておくと、乾燥が不十分なため、蒸れて腐れ
易い。そこで、掘り起こしたものをそのまま畑に置き、
天日で乾燥させた後に拾い集めている。なお、栽培面積
が広い場合等には掘取機を使用し、畝に沿って掘り上げ
た後、畝に沿って落して地面上に置き、天日乾燥させ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、拾い集
め作業は人手によっているため、労力的、時間的負担が
大きく、能率が劣る。例えば、掘取機で１時間掘り起こ
したものを収穫物の大小を選別しながら拾い集めるには
２人で５〜６時間程かかる。なお、人手で集めたものは
その後ブラシで擦って収穫物の表面から土砂等を取り除
かなければならない。
め作業は人手によっているため、労力的、時間的負担が
大きく、能率が劣る。例えば、掘取機で１時間掘り起こ
したものを収穫物の大小を選別しながら拾い集めるには
２人で５〜６時間程かかる。なお、人手で集めたものは
その後ブラシで擦って収穫物の表面から土砂等を取り除
かなければならない。
【０００５】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、拾い集め作業の能率を上げ、労
力的、時間的負担を軽減し得る拾い集め機を提供するこ
とを目的とする。
てなされたものであり、拾い集め作業の能率を上げ、労
力的、時間的負担を軽減し得る拾い集め機を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による拾い集め機ではフレーム１０の前端部
にすくい刃５８を備え付け、そのすくい刃５８の後方に
前端より後端を高くあげて傾斜させた搬送コンベア１８
を連設する。そして、そのすくい刃５８の近傍上方に回
転ブラシ１６を設置する。
に、本発明による拾い集め機ではフレーム１０の前端部
にすくい刃５８を備え付け、そのすくい刃５８の後方に
前端より後端を高くあげて傾斜させた搬送コンベア１８
を連設する。そして、そのすくい刃５８の近傍上方に回
転ブラシ１６を設置する。
【０００７】又、その搬送コンベア１８の少なくとも前
端部をシートカバー６６で覆い、そのシートカバー６６
の前端のみを搬送コンベア１８の近傍上方に固定する。
端部をシートカバー６６で覆い、そのシートカバー６６
の前端のみを搬送コンベア１８の近傍上方に固定する。
【０００８】又、その搬送コンベア１８を前側コンベア
４４とその後方に玉受け樋４６を介して連設する昇降コ
ンベア４８とから構成し、その昇降コンベア４８に複数
の玉受けホーク５４をコンベア４８の移動方向に沿って
順次離して備え付ける。
４４とその後方に玉受け樋４６を介して連設する昇降コ
ンベア４８とから構成し、その昇降コンベア４８に複数
の玉受けホーク５４をコンベア４８の移動方向に沿って
順次離して備え付ける。
【０００９】又、その搬送コンベア１８の後方に目の粗
い大玉送りコンベア５０を連設し、その大玉送りコンベ
ア５０の下側に目の細かい小玉送りコンベア５２を設置
する。
い大玉送りコンベア５０を連設し、その大玉送りコンベ
ア５０の下側に目の細かい小玉送りコンベア５２を設置
する。
【００１０】
【作用】上記のように構成した拾い集め機を畝に沿って
移動させると、フレーム１０の前側に備え付けたすくい
刃５８で地面上に置かれた収穫物６２を順次すくい上
げ、搬送コンベア１８の前端上に送り込める。その際、
すくい刃５８の近傍上方に回転ブラシ１６を設置してお
くと、そのブラシ１６で収穫物６２を上から押さえて擦
り、その表面から土砂等を除去した後、搬送コンベア１
８上にかき込める。
移動させると、フレーム１０の前側に備え付けたすくい
刃５８で地面上に置かれた収穫物６２を順次すくい上
げ、搬送コンベア１８の前端上に送り込める。その際、
すくい刃５８の近傍上方に回転ブラシ１６を設置してお
くと、そのブラシ１６で収穫物６２を上から押さえて擦
り、その表面から土砂等を除去した後、搬送コンベア１
８上にかき込める。
【００１１】又、搬送コンベア１８の少なくとも前端部
をシートカバー６６で覆っておくと、シートカバー６６
は柔軟性を有するため、その前側に送り込まれてくる収
穫物６２を順次上からコンベア１８の面上に押さえるこ
とができる。
をシートカバー６６で覆っておくと、シートカバー６６
は柔軟性を有するため、その前側に送り込まれてくる収
穫物６２を順次上からコンベア１８の面上に押さえるこ
とができる。
【００１２】又、搬送コンベア１８を前側コンベア４４
とその後方に玉受け樋４６を介して連設する昇降コンベ
ア４８とから構成すると、前側コンベア４４上に乗って
順次送られてくる収穫物６２を一旦玉受け樋４６に集め
てまとめた後、昇降コンベア４８に送り込める。そし
て、昇降コンベア４８に複数の玉受けホーク５４をコン
ベア４８の移動方向に沿って順次離して備え付けておく
と、それ等の各ホーク５４で樋４６から順次収穫物６２
をまとめてすくい取り、水平方向の移動を少なくして高
く持ち上げることができる。このため、搬送コンベア１
８の全体を設置する水平方向の長さも当然短くなる。し
かも、各玉受けホーク５４で収穫物６２を昇降させるの
で、収穫物６２の落下もなく、搬送による損傷が少なく
なる。
とその後方に玉受け樋４６を介して連設する昇降コンベ
ア４８とから構成すると、前側コンベア４４上に乗って
順次送られてくる収穫物６２を一旦玉受け樋４６に集め
てまとめた後、昇降コンベア４８に送り込める。そし
て、昇降コンベア４８に複数の玉受けホーク５４をコン
ベア４８の移動方向に沿って順次離して備え付けておく
と、それ等の各ホーク５４で樋４６から順次収穫物６２
をまとめてすくい取り、水平方向の移動を少なくして高
く持ち上げることができる。このため、搬送コンベア１
８の全体を設置する水平方向の長さも当然短くなる。し
かも、各玉受けホーク５４で収穫物６２を昇降させるの
で、収穫物６２の落下もなく、搬送による損傷が少なく
なる。
【００１３】又、搬送コンベア１８の後方に目の粗い大
玉送りコンベア５０を連設し、その大玉送りコンベア５
０の下側に目の細かい小玉送りコンベア５２を設置する
と、大玉送りコンベア５０の目から収穫物６２の小玉を
落下させて、小玉送りコンベア５２で受けることができ
る。それ故、各コンベア５０、５２により大玉、小玉を
それぞれ別の箇所に送ると、収穫物６２の選別ができ
る。
玉送りコンベア５０を連設し、その大玉送りコンベア５
０の下側に目の細かい小玉送りコンベア５２を設置する
と、大玉送りコンベア５０の目から収穫物６２の小玉を
落下させて、小玉送りコンベア５２で受けることができ
る。それ故、各コンベア５０、５２により大玉、小玉を
それぞれ別の箇所に送ると、収穫物６２の選別ができ
る。
【００１４】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例
を説明する。図１は本発明を適用した拾い集め機の左側
の前方からみた斜視図、図２はその左側の後方から見た
斜視図である。図中、１０は拾い集め機の骨格を形成す
るほぼ左右対称の本体フレーム、１２（１２ａ、１２
ｂ）はその左右側板、１４はそれ等の中央部を連結する
トラクター連結枠である。このフレーム本体１０の前端
部にすくい刃を備え付け、その近傍上方に軸に沿って十
文字に植毛した回転ブラシ１６を設置する。しかも、す
くい刃と十文字回転ブラシ１６は共にフレーム１０の幅
より若干短くして左右側板１２の間に位置付け、フレー
ム１０の長手方向と直角にそれぞれ配置する。なお、左
右側板１２の前端は十文字回転ブラシ１６より前方にそ
れぞれ突出させ、玉洩れ防止板として用いる。
を説明する。図１は本発明を適用した拾い集め機の左側
の前方からみた斜視図、図２はその左側の後方から見た
斜視図である。図中、１０は拾い集め機の骨格を形成す
るほぼ左右対称の本体フレーム、１２（１２ａ、１２
ｂ）はその左右側板、１４はそれ等の中央部を連結する
トラクター連結枠である。このフレーム本体１０の前端
部にすくい刃を備え付け、その近傍上方に軸に沿って十
文字に植毛した回転ブラシ１６を設置する。しかも、す
くい刃と十文字回転ブラシ１６は共にフレーム１０の幅
より若干短くして左右側板１２の間に位置付け、フレー
ム１０の長手方向と直角にそれぞれ配置する。なお、左
右側板１２の前端は十文字回転ブラシ１６より前方にそ
れぞれ突出させ、玉洩れ防止板として用いる。
【００１５】そして、すくい刃の後方には前端より後端
を高く上げて傾斜させた搬送コンベア１８を連設する。
又、十文字回転ブラシ１６の上部後方の近傍に２枚のビ
ニール製シートカバーの一端をそれぞれ固定するため、
支持棒２０、２２を至近距離に並べて並行に配設する。
なお、前側支持棒２０は十文字回転ブラシ１６を覆うシ
ートカバーの後端を固定し、後側支持棒２２は搬送コン
ベア１８の前端部を覆うシートカバーの前端を固定す
る。
を高く上げて傾斜させた搬送コンベア１８を連設する。
又、十文字回転ブラシ１６の上部後方の近傍に２枚のビ
ニール製シートカバーの一端をそれぞれ固定するため、
支持棒２０、２２を至近距離に並べて並行に配設する。
なお、前側支持棒２０は十文字回転ブラシ１６を覆うシ
ートカバーの後端を固定し、後側支持棒２２は搬送コン
ベア１８の前端部を覆うシートカバーの前端を固定す
る。
【００１６】又、トラクター連結枠１４の近傍にトラク
ターのＰＴＯ軸と連結して回転動力を拾い集め機側にい
れる入力軸２４を設ける。この回転動力は傘歯車により
直角方向に変換され、プーリとＶベルト或いは歯車とチ
ェーン等を介して各回転軸に伝えられる。なお、２６は
傘歯車箱、２８、３０はプーリとＶベルト用の安全カバ
ー、３２、３４、３６は歯車とチェーン用の安全カバー
である。
ターのＰＴＯ軸と連結して回転動力を拾い集め機側にい
れる入力軸２４を設ける。この回転動力は傘歯車により
直角方向に変換され、プーリとＶベルト或いは歯車とチ
ェーン等を介して各回転軸に伝えられる。なお、２６は
傘歯車箱、２８、３０はプーリとＶベルト用の安全カバ
ー、３２、３４、３６は歯車とチェーン用の安全カバー
である。
【００１７】又、左右側板１２の中央部には拾い集め機
を安定走行させるための車輪３８（３８ａ、３８ｂ）を
それぞれ備え付け、後方には大型のコンテナ台４０を設
置する。更に、左側板１２ａの後端部には小型のコンテ
ナ台４２を設置する。
を安定走行させるための車輪３８（３８ａ、３８ｂ）を
それぞれ備え付け、後方には大型のコンテナ台４０を設
置する。更に、左側板１２ａの後端部には小型のコンテ
ナ台４２を設置する。
【００１８】搬送コンベア１８は前側コンベア４４とそ
の後方に玉受け樋４６を介して連設する昇降コンベア４
８とから構成する。そして、昇降コンベア４８の後方に
目の粗い大玉送りコンベア５０を連設し、その大玉送り
コンベア５０の下側に目の細かい小玉送りコンベア５２
を横送りに配置して設ける。なお、これ等のコンベア４
４、４８、５０、５２にはリッドロックチェーンコンベ
アを採用し、土振るいを可能にする。
の後方に玉受け樋４６を介して連設する昇降コンベア４
８とから構成する。そして、昇降コンベア４８の後方に
目の粗い大玉送りコンベア５０を連設し、その大玉送り
コンベア５０の下側に目の細かい小玉送りコンベア５２
を横送りに配置して設ける。なお、これ等のコンベア４
４、４８、５０、５２にはリッドロックチェーンコンベ
アを採用し、土振るいを可能にする。
【００１９】しかし、昇降コンベア４８には更に多数の
玉受けホーク５４をコンベア４８の移動方向に沿って順
次等距離離して備え付ける。なお、玉受けホーク５４と
はコンベア４８の面からその幅方向に沿って一列に並ん
で所定の高さに突出する多数の棒列である。このような
玉受けホーク５４をコンベア４８に備え付けておくと、
各ホーク５４で樋４６から順次収穫物をまとめてすくい
取り、水平方向の移動を少なくして高く持ち上げること
ができる。それ故、搬送コンベア１８を設置する水平方
向のフレーム長さを短くして機械をコンパクト化できる
し、玉受けホーク５４のコンベア面より高く突出する多
数の棒で収穫物を支えて持ち上げられるので、収穫物が
落下することもなく、搬送による損傷を少なくできる。
玉受けホーク５４をコンベア４８の移動方向に沿って順
次等距離離して備え付ける。なお、玉受けホーク５４と
はコンベア４８の面からその幅方向に沿って一列に並ん
で所定の高さに突出する多数の棒列である。このような
玉受けホーク５４をコンベア４８に備え付けておくと、
各ホーク５４で樋４６から順次収穫物をまとめてすくい
取り、水平方向の移動を少なくして高く持ち上げること
ができる。それ故、搬送コンベア１８を設置する水平方
向のフレーム長さを短くして機械をコンパクト化できる
し、玉受けホーク５４のコンベア面より高く突出する多
数の棒で収穫物を支えて持ち上げられるので、収穫物が
落下することもなく、搬送による損傷を少なくできる。
【００２０】このような拾い集め機を用いて、ジャガイ
モ、コンニャク、ニンジンその他の球根菜類を拾い集め
る場合、トラクターによって本機を牽引し、畝に沿って
進行させる。その際、傘歯車から左方向に伝わる回転動
力は安全カバー２８、３２内のプーリとＶベルト及び歯
車とチェーン等を経て十文字回転ブラシ１６を矢印方向
に回転する。傘歯車から右方向に伝わる回転動力は歯車
とチェーン５６等を経て前側コンベアを矢印方向に移動
する。
モ、コンニャク、ニンジンその他の球根菜類を拾い集め
る場合、トラクターによって本機を牽引し、畝に沿って
進行させる。その際、傘歯車から左方向に伝わる回転動
力は安全カバー２８、３２内のプーリとＶベルト及び歯
車とチェーン等を経て十文字回転ブラシ１６を矢印方向
に回転する。傘歯車から右方向に伝わる回転動力は歯車
とチェーン５６等を経て前側コンベアを矢印方向に移動
する。
【００２１】又、傘歯車から左方向に伝わる回転動力は
安全カバー３０内のプーリとＶベルト等を経て昇降コン
ベア４８を矢印方向に移動する。この回転動力は昇降コ
ンベア４８から更に安全カバー３４内の歯車とチェーン
等を経て大玉送りコンベア５０を矢印方向に移動する。
又、更に安全カバー３６内の歯車とチェーン等を経て小
玉送りコンベア５２を矢印方向に移動する。
安全カバー３０内のプーリとＶベルト等を経て昇降コン
ベア４８を矢印方向に移動する。この回転動力は昇降コ
ンベア４８から更に安全カバー３４内の歯車とチェーン
等を経て大玉送りコンベア５０を矢印方向に移動する。
又、更に安全カバー３６内の歯車とチェーン等を経て小
玉送りコンベア５２を矢印方向に移動する。
【００２２】拾い集め機が畝に沿って進行して行くと、
図３に示すようにフレーム１０の前側に備え付けたすく
い刃５８で地面６０上に散らばって落ちている玉状の収
穫物６２を順次すくい上げて、前側コンベア４４の前端
上に送り込める。その際、十文字回転ブラシ１６で収穫
物６２を上から押さえて密植した毛６４で擦り、玉の表
面に付着している土砂等を除去した後、その収穫物６２
を前側コンベア４４上にかき込んで行く。このため、十
文字回転ブラシ１６を設置すると、すくい刃５８のみの
ものより、一層良好な送り込みが行える。
図３に示すようにフレーム１０の前側に備え付けたすく
い刃５８で地面６０上に散らばって落ちている玉状の収
穫物６２を順次すくい上げて、前側コンベア４４の前端
上に送り込める。その際、十文字回転ブラシ１６で収穫
物６２を上から押さえて密植した毛６４で擦り、玉の表
面に付着している土砂等を除去した後、その収穫物６２
を前側コンベア４４上にかき込んで行く。このため、十
文字回転ブラシ１６を設置すると、すくい刃５８のみの
ものより、一層良好な送り込みが行える。
【００２３】前側コンベア４４の前端に乗った収穫物６
２は後方へと送られていく。その際、前側コンベア４４
上をシートカバー６６で覆っておくと、シートカバー６
６は柔軟性を有するため、前側コンベア４４の後端を前
端より高くしても、その前端にに送り込まれてくる収穫
物６２を順次上から押さえて、移動中の落下による損傷
を防ぎ、円滑に送ることができる。なお、十文字回転ブ
ラシ１６を覆うシートカバー６８は土砂の飛び散り防止
用である。
２は後方へと送られていく。その際、前側コンベア４４
上をシートカバー６６で覆っておくと、シートカバー６
６は柔軟性を有するため、前側コンベア４４の後端を前
端より高くしても、その前端にに送り込まれてくる収穫
物６２を順次上から押さえて、移動中の落下による損傷
を防ぎ、円滑に送ることができる。なお、十文字回転ブ
ラシ１６を覆うシートカバー６８は土砂の飛び散り防止
用である。
【００２４】前側コンベア４４の後端まで運ばれた収穫
物６２は玉受け樋４６内に落下する。これ等の収穫物６
２は昇降コンベア４８の各ホーク５４で順次まとめてす
くい取られ、高く持ち上げられて行く。そして、昇降コ
ンベア４８の後端まで運ばれ、大玉送りコンベア５０の
前端上に落下する。
物６２は玉受け樋４６内に落下する。これ等の収穫物６
２は昇降コンベア４８の各ホーク５４で順次まとめてす
くい取られ、高く持ち上げられて行く。そして、昇降コ
ンベア４８の後端まで運ばれ、大玉送りコンベア５０の
前端上に落下する。
【００２５】この大玉送りコンベア５０は目を粗くして
あるため、小玉の収穫物６２は目から洩れ、目の細かい
小玉送りコンベア５２上に落下する。大玉は大玉送りコ
ンベア５０の後端まで運ばれた後、台４０上に置かれた
大型コンテナ（図示なし）内に落下する。このようにし
て、大玉、小玉送りコンベア５０、５２を用いて大玉、
小玉を分け、それぞれ別の箇所に送ると、拾い集めた収
穫物６２を大小に選別して集積できる。
あるため、小玉の収穫物６２は目から洩れ、目の細かい
小玉送りコンベア５２上に落下する。大玉は大玉送りコ
ンベア５０の後端まで運ばれた後、台４０上に置かれた
大型コンテナ（図示なし）内に落下する。このようにし
て、大玉、小玉送りコンベア５０、５２を用いて大玉、
小玉を分け、それぞれ別の箇所に送ると、拾い集めた収
穫物６２を大小に選別して集積できる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、フレーム
の前側にすくい刃を備え付け、そのすくい刃の後方に前
端より後端を高く上げて傾斜させた搬送コンベアを連設
しておくため、拾い集め作業の能率を上げ、労力的、時
間的負担を軽減することができる。そして、すくい刃の
近傍上方に回転ブラシを設置しておくと、収穫物の表面
から土砂等を除去するため好都合となる。又、収穫物を
搬送コンベア上にかき込めるため送り込みを良好に行え
る。
の前側にすくい刃を備え付け、そのすくい刃の後方に前
端より後端を高く上げて傾斜させた搬送コンベアを連設
しておくため、拾い集め作業の能率を上げ、労力的、時
間的負担を軽減することができる。そして、すくい刃の
近傍上方に回転ブラシを設置しておくと、収穫物の表面
から土砂等を除去するため好都合となる。又、収穫物を
搬送コンベア上にかき込めるため送り込みを良好に行え
る。
【００２７】又、搬送コンベアの少なくとも前端部をシ
ートカバーで覆っておくと、前端より後端を高く上げて
傾斜させた搬送コンベアを用いても、収穫物をコンベア
面上に良く押さえることができるため、移動中の落下に
よる損傷を防いで、円滑に後方に送ることができる。
ートカバーで覆っておくと、前端より後端を高く上げて
傾斜させた搬送コンベアを用いても、収穫物をコンベア
面上に良く押さえることができるため、移動中の落下に
よる損傷を防いで、円滑に後方に送ることができる。
【００２８】又、搬送コンベアを前側コンベアとその後
方に玉受け樋を介して連設する複数の玉受けホークを備
えた昇降コンベアとから構成すると、各ホークで樋から
順次収穫物をまとめてすくい取り、水平方向の移動を少
なくして高く持ち上げることができる。従って、機械を
コンパクト化し得ると共に、収穫物の落下による損傷を
少なくできる。又、搬送コンベアの後方に目の粗い大玉
送りコンベアを連設し、その大玉送りコンベアの下側に
目の細かい小玉送りコンベアを設置しておくと、収穫物
を大玉、小玉に分けて別の箇所に送り、選別したものを
それぞれ集積できる。
方に玉受け樋を介して連設する複数の玉受けホークを備
えた昇降コンベアとから構成すると、各ホークで樋から
順次収穫物をまとめてすくい取り、水平方向の移動を少
なくして高く持ち上げることができる。従って、機械を
コンパクト化し得ると共に、収穫物の落下による損傷を
少なくできる。又、搬送コンベアの後方に目の粗い大玉
送りコンベアを連設し、その大玉送りコンベアの下側に
目の細かい小玉送りコンベアを設置しておくと、収穫物
を大玉、小玉に分けて別の箇所に送り、選別したものを
それぞれ集積できる。
【図１】本発明を適用した拾い集め機の左側の前方から
みた斜視図である。
みた斜視図である。
【図２】同拾い集め機の左側の後方から見た斜視図であ
る。
る。
【図３】同拾い集め機の前端要部の作業時の動作状態を
示す左側面図である。
示す左側面図である。
１０…本体フレーム １６…十文字回転ブラシ １８…
搬送コンベア ２０、２２…シートカバー支持棒 ４
０、４２…コンテナ台 ４４…前側コンベア ４６…玉
受け樋 ４８…昇降コンベア ５０…大玉送りコンベア
５２…小玉送りコンベア ５４…玉受けホーク ５８
…すくい刃 ６２…収穫物 ６６、６８…シートカバー
搬送コンベア ２０、２２…シートカバー支持棒 ４
０、４２…コンテナ台 ４４…前側コンベア ４６…玉
受け樋 ４８…昇降コンベア ５０…大玉送りコンベア
５２…小玉送りコンベア ５４…玉受けホーク ５８
…すくい刃 ６２…収穫物 ６６、６８…シートカバー
Claims (4)
- 【請求項１】 フレームの前端部にすくい刃を備え付
け、そのすくい刃の後方に前端より後端を高く上げて傾
斜させた搬送コンベアを連設し、すくい刃の近傍上方に
回転ブラシを設置することを特徴とする拾い集め機。 - 【請求項２】 フレームの前端部にすくい刃を備え付
け、そのすくい刃の後方に前端より後端を高く上げて傾
斜させた搬送コンベアを連設し、その搬送コンベアの少
なくとも前端部をシートカバーで覆い、そのシートカバ
ーの前端のみを搬送コンベアの近傍上方に固定すること
を特徴とする拾い集め機。 - 【請求項３】 フレームの前端部にすくい刃を備え付
け、そのすくい刃の後方に前端より後端を高く上げて傾
斜させた搬送コンベアを連設し、その搬送コンベアを前
側コンベアとその後方に玉受け樋を介して連設する昇降
コンベアとから構成し、その昇降コンベアに複数の玉受
けホークをコンベアの移動方向に沿って順次備え付ける
ことを特徴とする拾い集め機。 - 【請求項４】 フレームの前端部にすくい刃を備え付
け、そのすくい刃の後方に前端より後端を高く上げて傾
斜させた搬送コンベアを連設し、その搬送コンベアの後
方に目の粗い大玉送りコンベアを連設し、その大玉送り
コンベアの下側に目の細かい小玉送りコンベアを設置す
ることを特徴とする拾い集め機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20630891A JPH0523033A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 拾い集め機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20630891A JPH0523033A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 拾い集め機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523033A true JPH0523033A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16521154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20630891A Pending JPH0523033A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 拾い集め機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523033A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9151615B2 (en) | 2012-07-27 | 2015-10-06 | Harman Becker Automotive Systems Gmbh | Navigation system and method for navigation |
| KR20210048130A (ko) * | 2019-10-23 | 2021-05-03 | 정다운 | 유압 제어로 구동되는 지중 작물 수확장치 |
| KR102283662B1 (ko) * | 2020-10-30 | 2021-07-29 | 박민규 | 뿌리 작물 수확 장치 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5427321U (ja) * | 1977-07-28 | 1979-02-22 | ||
| JPS59105032A (ja) * | 1982-12-07 | 1984-06-18 | Showa Denko Kk | 自動車用外装部品 |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP20630891A patent/JPH0523033A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5427321U (ja) * | 1977-07-28 | 1979-02-22 | ||
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| US9151615B2 (en) | 2012-07-27 | 2015-10-06 | Harman Becker Automotive Systems Gmbh | Navigation system and method for navigation |
| KR20210048130A (ko) * | 2019-10-23 | 2021-05-03 | 정다운 | 유압 제어로 구동되는 지중 작물 수확장치 |
| KR102283662B1 (ko) * | 2020-10-30 | 2021-07-29 | 박민규 | 뿌리 작물 수확 장치 |
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