JPH05228072A - 便座装置 - Google Patents

便座装置

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Publication number
JPH05228072A
JPH05228072A JP3595992A JP3595992A JPH05228072A JP H05228072 A JPH05228072 A JP H05228072A JP 3595992 A JP3595992 A JP 3595992A JP 3595992 A JP3595992 A JP 3595992A JP H05228072 A JPH05228072 A JP H05228072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
toilet seat
water
urine
seat base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3595992A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yonekubo
寛明 米久保
Tomohide Matsumoto
朋秀 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3595992A priority Critical patent/JPH05228072A/ja
Publication of JPH05228072A publication Critical patent/JPH05228072A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K13/00Seats or covers for all kinds of closets
    • A47K13/24Parts or details not covered in, or of interest apart from, groups A47K13/02 - A47K13/22, e.g. devices imparting a swinging or vibrating motion to the seats
    • A47K13/30Seats having provisions for heating, deodorising or the like, e.g. ventilating, noise-damping or cleaning devices
    • A47K13/302Seats with cleaning devices

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は特に男子小用時の便座縁や床の汚れ
を防止し、小便や汚れの除去が自動的にできる清掃が楽
な便座装置を提供することを目的とする。 【構成】 便器16の便器縁17の上部に、上面が便器
内20に向かって傾斜し、かつ便器縁17よりも幅を広
く構成した便座ベース19を取り付け、この便座ベース
19に、内部に散水と送風を行うパイプ36を埋め込ん
でいる。便座ベース19は、水平を成す便器縁の上面1
8よりも幅が広く便器内20に向かって傾斜している構
成のため、小便を受ける面積が格段と広くなり、小用時
に小便が床にこぼれる事の防止ができ、便座ベース19
の上に掛かった小便も自然落下される。また、散水と送
風により残った小便や、塵埃の除去が簡単にでき、清掃
が非常に簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄便座等に用いる便
座装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の便座装置としては、図
4、図5に示すようなものがあった。(例えば特開昭6
0−88736号公報)図4において、1は便器であ
り、この便器1の便器縁2の上に便座3が乗っている。
そして便座固定部4により便座3は、便器縁2の上に据
えたり、起立させたりすることが可能に構成されてお
り、可倒式の便座を成している。また、この便座固定部
4には便座蓋5も回動できるように取りつけられてい
る。そして便器1には、便器洗浄用の水を貯えるロータ
ンク6が、便器の後部7に搭載されて設けられている。
【0003】図5はこの便座装置を上面から見た図であ
る。ロータンク6内には、取水口8が設けられており、
ここからポンプ9によって水が、噴射ノズル10に導か
れ、便器1内に噴射可能に構成されている。この他、便
座固定部4内には、着座スイッチ11と、噴射切替スイ
ッチ12、噴射制御手段13が設けられている。
【0004】そして、着座スイッチ11の閉成により所
定の時間、噴射ノズル10から便器を濡らす水を噴射し
たり、噴射切替スイッチ12により連続して水を流し、
便器の洗浄に役立て、用便時の汚物の付着防止と、便器
内の清掃の簡便化を図っているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の便
座装置は上記のように構成されていたため、便器内の汚
物の付着や、清掃の簡便化には確かに役立つが、男子の
小用時に発生する、便器縁2に小便が掛かり、水平に構
成されているこの便器縁2が汚れたり、床に小便がこぼ
れたり、便座固定部4と便器縁2の間15に小便が毛細
管現象で染みこみ、悪臭を放つことには何等の対策にな
っていないという課題を有していた。
【0006】本発明は上記課題を解決するものであり、
男子の小用による便器縁の汚損や床の汚損を防止し、清
掃がしやすくした便座装置を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の便座装置は、便器の上部に設けられる可倒式
便座と、この可倒式便座と便器との間に介在した便器の
便器縁より幅の広い便座ベースと、この便座ベースに散
水する散水手段と、便座ベースに送風する送風手段とを
備えて構成するものである。また、少なくとも便座ベー
スの上部表面をはっ水性材料あるいは、はっ水性膜で構
成するものである。また、便座ベース内に便座ベースに
対して開口部を有した通路を設け、この通路を水と風の
通路として兼用して構成するものである。
【0008】
【作用】上記した構成により本発明の便座装置は、便器
よりも受け面積の広い便座ベースで小便を受け床への飛
散を防止し、便座ベースへ付着した小便や汚れを、便座
ベースに散水し送風して除去するとともに、小便や水の
落下をはっ水性材や膜で促進させ、また、経路を水路と
風路として兼用して構成の簡素化を図っているものであ
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面をもとに説明
する。
【0010】図1は本発明の一実施例を示す便座装置の
斜視図である。便器16の上部の便器縁17の上面18
に、便座ベース19が設けられている。この便座ベース
19は、外周側に比べ内周側が低くなるようにその上面
が便器16の内部20に向かって傾斜している。また、
便座ベース19は、温水洗浄便座本体21に一体的に取
りつけられており、温水洗浄便座本体21との接合部2
2は、小便等が染みこまない構造となっていて、全体が
便器縁の上面18に搭載されている。温水洗浄便座本体
21の前面パネル23も同様に、便器16の内部に向か
って傾斜しており、図1において左右とも両端がやや高
くなっていて、小便が外にこぼれないように配慮されて
いる。温水洗浄便座本体21には、可倒式の便座24
と、便座蓋25が回動可能に取りつけられている。ま
た、温水洗浄便座本体21には、給水管26が接続され
ており、プリセット部27や設定器28での設定に従っ
て、温水による人体洗浄や、乾燥、脱臭、部屋暖房、便
座暖房、また便座ベース19の洗浄や便器16の洗浄が
できるようになっている。便器16へは、ロータンク2
9から汚物洗い流し用の洗浄水が供給され、このロータ
ンク29へは給水管30から給水が行われる。
【0011】図2に便座ベース19の詳細断面を示す。
この便座ベース19は、便器縁の上面18よりも幅が広
く構成されており、各種の寸法と形状がある既設の便器
に後付けでこの温水洗浄便座を乗せても、便器縁の上面
18を覆えるような寸法に構成されている。そしてこの
便座ベース19は、その上面が図2のように便器の内部
20に向かって傾斜している。すなわち、上縁部31と
上幅部32は図2の如く外周側に比べ内周側が低くなる
ように傾斜しており、スカート部33と水切り34も図
2の如く、水切りのしやすい形状と傾斜に構成されてい
る。そして、これらの表面は、はっ水性膜35で覆われ
ており、付着した小便や水滴、また汚れが取れやすいよ
うに配慮されている。このはっ水性膜35としては、フ
ッ素樹脂、フッ化グラファイト、ニッケルにフッ素樹脂
粒を混入した鍍金処理、はっ水性材料を用いた起毛処理
等、各種の方法がある。また、はっ水性膜35は表面処
理で付けても、材料自身をはっ水性材料としても、表面
に貼付してもよいが、この実施例の場合、表面処理によ
っている。この便座ベース18の内部には水と風の通路
としてパイプ36が通っていて、各所に開けられた開口
から便座ベース19の上面に、散水と送風ができるよう
に構成されている。
【0012】図3に制御系、水回路系の詳細を示す。パ
イプ36へは給水管26からの水が、電磁弁37を経由
して供給される。また、このパイプ36へはミニコンプ
レッサー38からの風が、電磁弁39を経て供給され
る。給水管26からの水は電磁弁40を経て、人体洗浄
用の温水を作る温水タンク41、後だれ防止電磁弁42
を経てノズル43から人体に噴射可能に構成されてい
る。これら、電磁弁37,39,40,42や温水タン
ク41のヒータ等は制御器44にて、設定器28の設定
に従って制御される。設定器28には、肛門洗浄スイッ
チ45、ビデ洗浄スイッチ46、止スイッチ47、乾燥
スイッチ48、脱臭スイッチ49、便座暖房スイッチ5
0、部屋暖房スイッチ51、洗浄温度や乾燥温度等の調
節を行う調節スイッチ52、53、表示部54、そして
清掃水の供給・停止を指示する清掃スイッチ55が設け
られている。
【0013】次にこの実施例の動作を説明する。男子小
用の使用時に、便座24をはね上げ使用する。便座ベー
ス19は便器16の便器縁の上面18よりも幅広に構成
されており、かつ便器縁の上面18と異なって上面が便
器16の便器内20に向かって傾斜しているため、小便
を受ける面積が格段と広くなる。このため、多少小便の
方向がずれたり飛び散りがあっても、床に小便がこぼれ
る確率が極めて低くなる。また、便座ベース19の上に
飛び散った小便は、便座ベース19の上面が便器20内
に向かって傾斜していることと、その表面にはっ水性膜
35が形成されていることにより、便器内20に容易に
脱落し、便座ベース19の汚れは極めて少なくなる。こ
れは温水洗浄便座本体21の前面パネル23についても
言えることであり、この部分も便器内20に向かって傾
斜が付けられ、かつ、はっ水性の膜で構成されているた
め、小便の付着は極めて少ない。小用の終了後、設定器
28の清掃スイッチ55を押すと、電磁弁37が開成さ
れ少量の水がパイプ36から流れ、便座ベース19およ
び前面パネル23を洗い流す。この水量は水圧などの影
響を受けないように配管途中に設けられた定流量弁や、
流量調節手段により調節される。電磁弁37が開成され
て所定時間が経過すると制御器44の働きで散水が自動
的に停止される。水滴も小便と同様に、傾斜とはっ水膜
35の作用で、便座ベース19や前面パネル23から落
下し便器内20に落下する。続いて、電磁弁37が閉成
され電磁弁39が開き、ミニコンプレッサー38から圧
縮空気がパイプ36に送られ、便座ベース19に送風さ
れ残水が便器内20に落下される。所定時間経過後、自
動的に電磁弁39は閉成され、ミニコンプレッサー38
も圧力が上がり止まる。送風によりパイプ36内の残水
も除去され、残水が凍結したりかびが生えたりすること
が防止できる。小用時並びに散水時とも、便座ベース1
9と温水洗浄便座本体21は一体的に構成されていて、
小便や散水用の水が掛かる位置に従来のような接合部が
ないため、温水洗浄便座本体21と便器縁の上面18の
間に小便や水が染みこむ不都合が防止できる。また、こ
れらの散水動作や送風動作は、便座24が下ろされた状
態では働かないようになっている。これは、便座24を
下ろした状態での使用時に誤って清掃スイッチを操作し
て、前面パネル23部への散水が行われ、衣服を濡らす
事を防止するためである。前面パネル23への散水を行
わない構成の場合には、便座24を上げた状態でも下ろ
した状態でも、散水や送風がされても構わない。清掃ス
イッチ55が押されて散水中や送風中に、都合で散水や
送風を止めたい場合は、停止スイッチ47を押すことに
より停止ができる。また、清掃スイッチ55をロックし
て連続的に散水を行う事も可能であり、特別に便座ベー
ス19や前面パネル23を磨く必要がある時などに便利
である。また、大便時に便座24を下ろして使用する
と、着座時に着座スイッチ(図示せず)の作用で、パイ
プ36から水が一時的に流れ、便器16を濡らし汚物の
付着を防止することも可能となっている。
【0014】
【発明の効果】以上で述べたように本発明の便座装置は
構成されているため、次のような効果を有している。 (1)便座ベースが便器縁よりも幅広く構成され、かつ
散水と送風が行えるため、小便のできる範囲が格段と広
くなり小用時に床にこぼす確率が非常に低くなるととも
に、小便や汚れの洗い流しと小便や散水の吹き落としが
可能であり、従来に比べて清掃の頻度が極めて低減でき
る。また、既設の各種の寸法や形状を有した便器に、後
付けで取り付けができる。 (2)便座ベースがはっ水性の材料や膜で覆われている
ため、小便や散水した水が便器内に容易に脱落し、また
少ない風量で残った尿や水の吹き落としができ、汚れが
非常に少なくなるとともに、人による清掃時にも汚れの
取り除きが非常に楽になる。 (3)水と風の通路を兼用しているため構成が簡素化で
き、便座ベースを不必要に厚く大きくすることがなくな
るとともに、散水後の通路内に残っている残水を風で除
去することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における便座装置の斜視図
【図2】同便座装置に用いた便座ベースの切り欠き断面
【図3】同便座装置の水回路、制御系の系統図
【図4】従来の便座装置の一部切り欠き断面図
【図5】従来の便座装置の上面図
【符号の説明】
16 便器 17 便器縁 18 便器縁の上面 19 便座ベース 20 便器の内部 35 はっ水膜 36 パイプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器の上部に設けられる可倒式便座と、こ
    の可倒式便座と前記便器との間に介在した前記便器の便
    器縁より幅の広い便座ベースと、この便座ベースに散水
    する散水手段と、前記便座ベースに送風する送風手段と
    を備えた便座装置。
  2. 【請求項2】少なくとも便座ベースの上部表面をはっ水
    性材料あるいは、はっ水性膜で構成した請求項1記載の
    便座装置。
  3. 【請求項3】便座ベースの上面は外周側に比べ内周側が
    低くなるよう便器内に向かって傾斜する傾斜面を有し、
    この傾斜面に散水手段にて散水してなる請求項1または
    2記載の便座装置。
  4. 【請求項4】便座ベース内に便座ベース上面に対して開
    口部を有した通路を設け、この通路を水と風の通路とし
    て兼用した請求項1記載の便座装置。
JP3595992A 1992-02-24 1992-02-24 便座装置 Pending JPH05228072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3595992A JPH05228072A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 便座装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3595992A JPH05228072A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 便座装置

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JPH05228072A true JPH05228072A (ja) 1993-09-07

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ID=12456510

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JP3595992A Pending JPH05228072A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 便座装置

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JP (1) JPH05228072A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100869434B1 (ko) * 2007-01-17 2008-11-21 공인택 비데의 좌판 세척장치

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