JPH0522631Y2 - - Google Patents

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JPH0522631Y2
JPH0522631Y2 JP1987145922U JP14592287U JPH0522631Y2 JP H0522631 Y2 JPH0522631 Y2 JP H0522631Y2 JP 1987145922 U JP1987145922 U JP 1987145922U JP 14592287 U JP14592287 U JP 14592287U JP H0522631 Y2 JPH0522631 Y2 JP H0522631Y2
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panel
panels
frame
blind
frame body
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JP1987145922U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、日除と光線量の調節の役割を果たす
ブラインドであつて、ベネシヤンブラインド等の
奥行を必要とするものと異なり、平面的外観を有
したブラインドに関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、日除と光線量の調節に用いるブラインド
としては、横方向に並んだ多数の傾斜可能なスラ
ツトで構成されるベネシヤンブラインドや、角度
調整可能な10cm程度の巾のビニルレザーのテープ
を、多数縦に吊つて並列したブラインドカーテン
等がある。
しかし、上記ブラインドは、奥行のあるスラツ
ト乃至テープを用い、遮採光のための調整に所定
の奥行を必要としていた。また、多数のスラツト
乃至テープが独立的に並列する外観のものであつ
た。
これに対し、透光部と非透光部とを並設した1
枚のパネルを複数枚並べ、少なくとも一方をスラ
イドさせることにより透光量を調整できるように
し、奥行を取らず、平面連続的な外観を有した構
成のものが開示されている。
本考案は、この後者の構成を踏まえ、より簡便
な構成とすると同時に、スライド操作が簡便でか
つ安定した設置状態を維持できるように改良した
ブラインドを提供することを目的とする。
(問題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案は、所定巾を
有する横長の透光部が上下方向に所定間隔をおい
て多数並設された矩形のパネルと、上記パネル複
数枚を重畳させて配設することができ、かつ不動
状態に定置することができる枠体とからなるブラ
インドにおいて、枠体の上枠にパネル上部を支持
する溝部を形成すると共に、枠体の下枠のパネル
受け面を、上記不動状態に定置可能な段部を除い
て複数段の段階状段部として形成し、上記不動状
態に定置したパネル以外のパネルを任意各段部で
支持可能としてブラインドを構成したことを特徴
とするものである。
(作用) パネルの少なくとも一枚を、下端をずらせて異
なる段部に僅かに移動させるだけで、透光部と非
透光部の組み合わせ状態を変化させることがで
き、パネルの下端は常時受け面で支持されてい
る。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1〜4図において、1は、巾A(好ましくは
0.5〜2cm程度)を有する細長の透光部2が上下
方向に所定間隔Aをおいて多数並設された矩形の
厚みの薄いパネルである。透光部2,2間は非透
光部2aとなつている。なお、パネル1は、例え
ばアクリル板とし、所定巾Aの不透光シートを介
在させた積層乃至ラミネートパネルとすることも
でき、透明のアクリル板等の表面に巾Aの不透明
テープを平行に貼着して形成することもでき、或
いはアクリル板に不透明印刷を施したり、巾Aの
細長い透明板と不透明板を交互に縁部で接着して
一枚のパネルとすることもできる。パネル1の厚
みは、例えば2m×2m程度の大きさの場合には、
1〜2mm程度でパネル自体を保形できる材質を用
いることが望ましい。
3は、二枚の上記パネル1を重畳して建込んで
支持する枠体であつて、そのうち下枠4は第2図
に示すようにその上面に、パネル1の下部を支持
する高さが巾Aの1/2づつ異なる階段状の3つの
段部(高い方から4a,4b,4c)が形成さ
れ、このうち高い方の段部4aは二枚のパネルを
同時に支持できるようになつており、4b,4c
は一枚のパネルを支持できるようになつている。
4dは段部4cの外縁部に立上り形成された突部
であり、パネルの外れ止めとなつている。上枠5
は、二枚のパネルの上部が同時に挿入可能な巾の
溝部5aが形成されており、両側の縦枠6,6に
はパネル1の側縁部を嵌入させる溝部6aが形成
されている。上記枠体3に、二枚のパネル1,1
を建込み、下枠3の段部4aに支持させると第2
図の状態となる。ここで、二枚の上記パネルのう
ち段部4b側にあるパネル表側の下部にはパネル
操作用の摘み片7が形成されている。
上記ブラインドは、二枚のパネル1,1にそれ
ぞれ同様の巾Aの透光部2及び非透光部2aが交
互に形成されているため、下枠4の段部4aに支
持された状態の時、第2図のように透光部2が互
いに重合し、光線の通過量は最大となつている。
次いで、段部4b側のパネル1を下部の摘み片7
を摘んで、第3図のように段部4b上に移動させ
て一段低く支持させた場合は、一方のパネル1の
透光部2が他のパネル1の非透光部2aによつて
半分遮蔽されるため、光線の通過量は半分とな
る。次いで、第4図のように段部4b上にあつた
パネル1を、さらに一段低い段部4cへ移動させ
た場合は、一方のパネル1の透光部2は他のパネ
ル1の非透光部2aによつて全体的に遮蔽され、
光線はほとんど通過しない状態となる。再び光線
の通過量を増加させる場合は、上記操作とは逆に
段部4c上のパネル1を上の段部4d,4aへと
移動させればよい。このように、上記ブラインド
によれば、光線の通過量を段階的に調整すること
ができる。なお、下枠4の段部は、上記のように
高い方の段部4aの巾を広くして二枚のパネルを
支持可能とする外に、低い方の段部4cの巾を広
くして形成し、この段部で二枚のパネルを支持さ
せるようにすることもできる。
なお、上記実施例において、下枠4の段部は、
上記のように三段に限定されることはなく、透光
量の調整段階の設定に応じて二段或いは四段等と
することも可能である。また、パネルにおける透
光部の巾及び透光部の間隔は所望の寸法に形成す
れば良く、これにより光量の調節機能に変化を持
たせることができる。
一方、枠体3に配設するパネル数は増加させる
ことができる。例えば、透光部の巾を非透光部の
巾の2倍に設定すれば、全透光量は上記例の1.3
倍強となるが、この場合は、同形パネルを三枚合
わせて枠体に嵌合支持させ、手前側の二枚を各別
に上下移動できるように構成することができ、上
記例の1.3倍強の透光量を3段階に調整できるこ
ととなる。
また、半透明パネル、紫外線遮断パネル、或い
は熱線吸収パネル等の付加機能パネル8を、上記
二枚合わせのパネル1の片側に追加して並設させ
ることによつて、第5図のように三枚とし、或い
は図示しないが、上記三枚合わせのパネルに加え
て該付加機能パネルを並設することにより四枚、
又はそれ以上とすることもできる。
第5図においては、枠体の段部4aの奥行が追
加パネルの一枚分広く形成されている。上記の追
加パネルは、機能の異なるものを複数枚重ねて用
いることもでき、また、取付位置は透光部と非透
光部を有したパネル1,1の間とすることもでき
る。
上記実施例ではパネルを移動させるための操作
用として、パネル下部に摘み片7を形成したが、
上記操作手段はこれに限定されることはない。
(考案の効果) 以上のように、本考案のブラインドによれば、
一枚のパネルを不動状態に定置すると共に、枠体
の下枠のパネル受け面を不動状態に定置可能な段
部を除いて、2段以上の段階状段部として形成
し、上記不動状態のパネル以外のパネルを任意各
段部で支持可能とした構成により、パネル移動作
業が極めて簡便に行い得ると同時に、パネルを受
け面で常時安定して支持することができ、このた
めの構成も極めて簡潔なものとして、従つて安価
に提供することができる。
もとより、パネルの透光部及び非透光部の巾を
適宜に選択することにより、様々な透光量乃至遮
蔽効果を生み出すことが可能となり、紫外線遮蔽
等の付加機能を組み込むこともできる。
かつ、上記ブラインドは、複数枚の薄肉パネル
を並設した構造となつているため、奥行を取ら
ず、設置した場合の違和感が少なく、また設置場
所の適応範囲が広い。さらに、水平なスラツトを
持つベネシヤンブラインド等と比較し、表面に塵
や埃が溜まり難く掃除の手間が軽減されるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るブラインドの正面略図、
第2図は第1図の−線拡大断面図、第3,4
図はそれぞれ第2図のブラインドの一パネルを段
階的にスライドさせた状態を示す断面図、第5図
は三枚のパネルが配設されたブラインドの断面図
である。 1,1a,1b……パネル、1c……小突起、
1d……凹凸部、2……透光部、2a……非透光
部、3……枠体、3a……溝部、4……下枠、4
a,4b,4c……段部、4d……突部、4e…
…溝部、5……上枠、5a……溝部、6……縦
枠、6a……溝部、7……摘み部、8……付加機
能パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定巾を有する横長の透光部が上下方向に所定
    間隔をおいて多数並設された矩形のパネルと、上
    記パネル複数枚を重畳させて配設することがで
    き、かつ不動状態に定置することができる枠体と
    からなるブラインドにおいて、枠体の上枠にパネ
    ル上部を支持する溝部を形成すると共に、枠体の
    下枠のパネル受け面を、上記不動状態に定置可能
    な段部を除いて複数段の段階状段部として形成
    し、上記不動状態に定置したパネル以外のパネル
    を任意各段部で支持可能としてなることを特徴と
    するブラインド。
JP1987145922U 1987-09-25 1987-09-25 Expired - Lifetime JPH0522631Y2 (ja)

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JP1987145922U JPH0522631Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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JP1987145922U JPH0522631Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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JPS6450596U JPS6450596U (ja) 1989-03-29
JPH0522631Y2 true JPH0522631Y2 (ja) 1993-06-10

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JP2011218856A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Honda Motor Co Ltd 視認窓用シャッタ装置および視認窓付き車両および車両用ドア

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