JPH0521360Y2 - - Google Patents

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JPH0521360Y2
JPH0521360Y2 JP1987178860U JP17886087U JPH0521360Y2 JP H0521360 Y2 JPH0521360 Y2 JP H0521360Y2 JP 1987178860 U JP1987178860 U JP 1987178860U JP 17886087 U JP17886087 U JP 17886087U JP H0521360 Y2 JPH0521360 Y2 JP H0521360Y2
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JP
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continuous paper
paper
blade
rollers
cutting
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JP1987178860U
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、連続帳票などの一定間隔にミシン目
が入れられた連続用紙の切断装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の連続用紙の切断装置は、送り出
し機構及び引張り機構として対のローラを使用
し、これら対のローラ間に切断のきつかけを与え
る機構としてブレードを配設し、送り出し側のロ
ーラと引張り側のローラの相対的な搬送速度を
1:2程度の比率に設定したもので構成されてい
る。切断の方法としては、第5図A,Bに示すよ
うに、引張り側のローラ2,2′とブレード11
の距離を切断サイズに設定して、第4図に示すよ
うな連続用紙6がこれらローラ2,2′に挟持さ
れ、引張られた瞬間に用紙搬送ラインに対して10
mm程度上方或は下方に突出したブレード11にミ
シン目10が当り、ここから切断される方式や、
第5図Cに示すように、送り出し側のローラ1,
1′および引張り側のローラ2,2′の少なくとも
1対のローラを接離可能な構造とし、上下動する
ブレード11の下にミシン目が来た瞬間に連続用
紙6を挟持して連続用紙を切断する方式等が知ら
れている。
[考案が解決しようとする問題点] 前記従来技術において、送り出し及び引張りの
機構としてローラを使用することは、高速処理を
行うために有効な構造である。しかしながら、前
記従来技術においては、送り出し側と引張り側の
ローラの速度比が1:2程度であり、そのミシン
目にブレードを当接して連続用紙を切断するた
め、切断する際に発生する音が大きく、その装置
運転時の騒音に対しては全密閉設計にするなど
種々の対策を必要としていた。
[問題点を解決するための手段] 本考案の連続用紙の切断装置は、従来技術の前
記問題点を解決するために開発されたもので、一
定間隔にミシン目加工を施した連続用紙を送り出
す送り出し機構と、この送り出し速度よりも早い
速度で前記連続用紙を引張る引張り機構と、この
両機構の間にあつて連続用紙にミシン目に沿つて
切断のきつかけを与える機構とよりなる連続用紙
の切断装置において、切断のきつかけを与える機
構が、連続用紙の送り方向に沿つて回転する鋸歯
状の先端をもち且つその基端部が連続用紙の下面
を支持・案内する円筒面に形成された回転ブレー
ドからなり、前記基端部が連続用紙下面を支承す
る位置に回転ブレードを配置するとともに、前記
鋸歯状先端が連続用紙のミシン目に対して下方よ
り同期して当接するようになしたものである。
[作用] 本考案は、以上のような構成を有しているの
で、回転ブレードの鋸歯状の先端が連続用紙の送
り方向に沿つて回転し、用紙のミシン目に対して
下方より当接し、かつブレードの先端は鋸歯状を
なしているため、該先端のミシン目への当接によ
つて従来より!?かに容易に切断作用が行われ、し
かも回転ブレードは連続用紙下面を支持・案内す
る円筒面を備えているので、連続用紙は回転ブレ
ード先端と接する時期以外は円筒面で下側より支
承され、また、給紙側用紙切断端末も円筒面で支
承案内されるようになるので、切断作業を連続し
て容易且つ確実に行なうことができる。
したがつて、従来1:2程度であつた送り出し
側と引張り側のローラの速度比を約1:1乃至
1:1.3程度にすることが出来る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、回転ブレードの中心が連続用紙の下
側に位置する本考案の一実施例の説明側面図で、
1,1′は送り出し側のローラ(以下給紙ローラ
という)、2,2′は引張り側のローラ(以下排紙
ローラという)である。これらは、各々上下同速
で駆動されるようになつているが、給紙ローラ
1,1′と排紙ローラ2,2′とは給紙速度よりも
排紙速度の方が少し早いように、相対的な速度比
を約1:1乃至1:1.3程度にしてある。
3は回転ブレードで、第2図に示すように円筒
状の基端部3aの中心を回転中心にして矢印8の
方向へ回転し、その先端3bは鋸歯状をなし、そ
の幅は連続用紙6の幅よりも若干広幅にしてもよ
く、或はまた用紙6の幅よりも狭くして用紙の一
方の側縁側にのみ当接するものにしてもよい。
5は回転ブレード3が回転するときブレードの
先端3bが画く円筒状の軌道で、その上端は通常
の固定ブレードの場合のピークライン4に一致す
るようにし、その程度は給紙ローラ1,1′の接
触線と排紙ローラ2,2′の接触線を結ぶ平面よ
り約10mm上方にある。
そしてブレード先端3bの周速の水平方向成分
が送られる連続用紙6のブレード接触位置におけ
る送り速度とほぼ同一になるように、かつブレー
ドの先端3bが丁度用紙6のミシン目10の位置
に当るように同期させて回転ブレードを回転させ
る。
更に、その回転時に回転ブレード3の基端部3
aの円筒状表面が案内面として矢印7の方向に送
られる連続用紙6の裏面に接触するような構成に
なつている。
次に、この実施例の作用を説明すると、第4図
に示すように、連続用紙6には両側縁に穴加工が
なされており、かつ一定間隔でミシン目10が設
けてある。この連続用紙6は第4図に図示するよ
うなピントラクタ9で両側縁の穴をガイドして搬
送され、給紙ローラ1,1′に達すると、このロ
ーラに挟持され、回転ブレード3の上を通つて排
紙ローラ2,2′に向つて送り出される。そして、
排紙ローラ2,2′に挟持されると、前述した給
紙ローラ1,1′と排紙ローラ2,2′の周速度の
僅かな違いにより、これらローラ間で挟持された
連続用紙6に張力が与えられる。ここで、回転ブ
レード3が回転を始め、その回転の初期にはブレ
ードの基端部3aの円筒状の表面で用紙6を支
持、案内し、ミシン目10が来たときブレードの
先端3bがそれに接触するように同期して回転さ
せ、第3図A〜Cに示すような経過を経てCの状
態にて用紙を切断するとともに、その給紙ローラ
1,1′側の切断端部をブレード3の基端部3a
で支持し、その案内をなし、切断作業を続けるよ
うになつている。
ここで、ブレードによる切断作用は、ブレード
の幅が用紙の幅よりも広幅のときには、全幅にわ
たつて一度に行われるが、用紙の幅よりも狭く用
紙の一方の側縁側に偏しているときには、その一
方の側縁側より切断が始まり、他方の側縁へと進
行することになる。
なお、回転ブレード3の回転を実施例に示すよ
うな基端部3aの中心を回転中心とする単純な回
転から、二重偏心機構などを用いた回転駆動に変
え、そのような機構によつてブレード先端部の水
平方向移動を等速に近付け、垂直方向の変移をよ
り小さくしてブレード先端部による切断作用を行
うようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は、以上のような構成と作用を有してお
り、鋸歯状をなす回転ブレードの先端でミシン目
の処を切断することになるので、給紙ローラの送
り出し速度と排紙ローラの引張り速度との比を従
来よりもきわめて小さくすることができるととも
に、切断時に発生する音を従来よりも格段に小さ
くすることができ、作業時の騒音対策としてきわ
めて有用である。
また、ブレードの基端部の形状を円筒面に構成
してあるので、給紙側の用紙切断端末を基端部表
面で支持し、案内することができ、切断作業の継
続を容易かつ確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の説明側面図、第2
図は同実施例の回転ブレードの斜視図、第3図
A,B,C,は同実施例の作動説明側面図、第4
図は連続用紙の斜視図、第5図A,B,Cは従来
例の説明側面図である。 1,1′……給紙ローラ、2,2′……排紙ロー
ラ、3……回転ブレード、3a……基端部、3b
……先端、6……連続用紙、10……ミシン目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定間隔にミシン目加工を施した連続用紙を送
    り出す送り出し機構と、この送り出し速度よりも
    早い速度で前記連続用紙を引張る引張り機構と、
    この両機構の間にあつて連続用紙にミシン目に沿
    つて切断のきつかけを与える機構とよりなる連続
    用紙の切断装置において、切断のきつかけを与え
    る機構が連続用紙の送り方向に沿つて回転する鋸
    歯状の先端をもち且つその基端部が連続用紙の下
    面を支持・案内する円筒面を備えた回転ブレード
    からなり、前記基端部が連続用紙下面を支承する
    位置に回転ブレードを配置するとともに、前記鋸
    歯状先端が連続用紙のミシン目に対して下方より
    同期して当接するよう構成したことを特徴とする
    連続用紙の切断装置。
JP1987178860U 1987-11-26 1987-11-26 Expired - Lifetime JPH0521360Y2 (ja)

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JP1987178860U JPH0521360Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987178860U JPH0521360Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0185000U JPH0185000U (ja) 1989-06-06
JPH0521360Y2 true JPH0521360Y2 (ja) 1993-06-01

Family

ID=31470456

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JP1987178860U Expired - Lifetime JPH0521360Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210154U (ja) * 1975-07-08 1977-01-24
JPS6225360U (ja) * 1985-07-30 1987-02-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210154U (ja) * 1975-07-08 1977-01-24
JPS6225360U (ja) * 1985-07-30 1987-02-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0185000U (ja) 1989-06-06

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