JPH0520895U - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JPH0520895U
JPH0520895U JP7557591U JP7557591U JPH0520895U JP H0520895 U JPH0520895 U JP H0520895U JP 7557591 U JP7557591 U JP 7557591U JP 7557591 U JP7557591 U JP 7557591U JP H0520895 U JPH0520895 U JP H0520895U
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cutting blade
ratchet
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cutting
cut
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定利 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断装置において、被切断物の切断途中に誤
って切断刃を元に戻してしまうことがなく、切断刃を充
分に移動させて確実に被切断物を切断することができる
ようにする。 【構成】 切断刃38を移動させる操作部材31により
切断刃38を被印字テープ18の一面側より他面側に向
けて移動させ、切断刃38が所定量移動してラチェット
47が係止カム51を乗り越えるときに、操作部材31
にクリック感を付与するとともに、ラチェット47が係
止カム51に係止されて切断刃38が元に位置に復帰す
るのを阻止するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はテープなどの連続したシート状の被切断物を切断する切断装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
印字装置においては、所望の場所で所望の情報を手軽に印字できるハンディタ イプのプリンタが広く普及している。このような印字装置では、一般に、感熱タ イプのインクテープを備えたインクテープカセットが着脱可能に装着され、サー マル印字ヘッドに摺接されたインクテープにテープ状の記録紙を重ね合わせ、こ の状態でサーマル印字ヘッドが情報に応じて駆動されると、記録紙に所望の情報 が印字されるようになっている。 ところで、このような印字装置には、情報が印字されたテープ状の記録紙を切 断してラベルとして使用できるように切断装置が設けられている。この切断装置 は、記録紙が排出される排出口の近傍に操作部材がスライド自在に設けられ、こ の操作部材の先端に切断刃が取り付けられ、操作部材をスライドさせて切断刃を テープ状の記録紙に押し付けることにより記録紙を切断する構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような切断装置では、切断刃の移動量が小さいと記録紙を完全に 切断することができないという問題がある。また、手動操作で切断刃を移動させ て記録紙を切断する場合には、どの程度切断刃を移動させれば記録紙を切断する ことができるのかが操作者に分かり難くいため、記録紙の切断途中に誤って切断 刃を元の初期位置に戻してしまうことがあり、使い勝手が悪いという問題がある 。 この考案の目的は、被切断物の切断途中に誤って切断刃を元に戻してしまうこ とがなく、切断刃を充分に移動させて確実に被切断物を切断することのできる切 断装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、シート状の被切断物の一面側より他面側に向けて移動する切断刃 と、この切断刃を移動させる操作部材と、切断刃が所定量移動したときに切断刃 が元に位置に復帰するのを阻止する復帰阻止手段とを具備したことを特徴とする 。
【0005】
【作用】
この考案の手段の作用は次の通りである。 シート状の被切断物を切断するときには、操作部材を操作して切断刃を被切断 物の一面より他面に向けて移動させると、切断刃が被切断物に押し付けられ、こ れにより被切断物が切断刃で切断される。このように切断刃が所定量移動して被 切断物を切断するときには、復帰阻止手段により切断刃が元に位置に復帰するの を阻止するため、切断刃が被切断物を完全に切断しなければ切断刃を元の位置に 復帰させることができない。
【0006】
【実施例】
以下、図1〜図6を参照して、この発明の一実施例を説明する。
【0007】 図1および図2は印字装置の要部を示す。この印字装置では、携帯可能なボッ クス形状の装置本体1の内部にシャーシ2が設けられ、このシャーシ2の上面に テープカセット3が着脱可能に装着され、この装着されたテープカセット3を装 置本体1に開閉可能に取り付けられた蓋4によって覆われるようになっている。 この場合、蓋4の表面には、図1に示すように、情報を入力するシートキー6お よび入力された情報を表示する液晶表示部7が設けられている。また、印字装置 は、図示しないが、通信ケーブルを介して電子手帳やワードプロセッサなどの外 部機器と接続可能となっている。
【0008】 装置本体1内の所定箇所には巻取軸10、プラテンローラ11、およびサーマ ル印字ヘッド12がそれぞれシャーシ2の上方に突出して設けられている。巻取 軸10は装置本体1に回転自在に設けられている。プラテンローラ11は装置本 体1に設けられた支持板13に回転自在に設けられている。サーマル印字ヘッド 12は装置本体1の箇所にプラテンローラ11に対して接離可能に設けられてい る。このサーマル印字ヘッド12は縦長の細長い板状のもので、その上下方向に 発熱素子(図示せず)が微細な間隔で多数配列されている。また、装置本体1の 左壁上部の所定箇所には印字テープ排出口14および後述する切断装置30が設 けられている。
【0009】 シャーシ2上に装着されるテープカセット3は、被印字テープ供給リール15 がカセットガイド軸16に嵌合され、インクテープ巻取リール17が巻取軸10 に係合された状態で、シャーシ2上の所定箇所に装着される。この状態では、被 印字テープ供給リール15から繰り出された被印字テープ18は、プラテンロー ラ11とサーマル印字ヘッド12の間および被印字テープ排出口14を経て装置 本体1の外部に送り出される。また、インクテープ供給リール19から繰り出さ れたインクテープ20は、プラテンローラ11とサーマル印字ヘッド12の間お よびインクテープガイドピン21を経てインクテープ巻取リール17に巻き取ら れる。なお、プラテンローラ11とサーマル印字ヘッド12の間における被印字 テープ18とインクテープ20とは、被印字テープ18のベーステープの表面と インクテープ20のインクとが接触する状態で、互いに重ね合わされるようにな っている。
【0010】 一方、切断装置30は、装置本体1の印字テープ排出口14の近傍に設けられ て、印字テープ排出口14から送り出される被印字テープ18を切断するもので あり、図3および図4に示すように構成されている。すなわち、機器本体1には 操作部材31が印字テープ排出口14内に向けて摺動自在に設けられている。こ の操作部材31は釦部32が機器本体1の長孔33から外部に露出しており、こ の釦部32を機器本体1の外部から操作することによりX、Y方向に摺動するよ うになっている。
【0011】 操作部材31の印字テープ排出口14側の先端(下端)には、カートリッジ3 4が着脱可能に装着されている。カートリッジ34は基台35に設けられた断面 逆台形状の装着突起36が操作部材31にその摺動方向と直交して設けられた断 面逆台形状の装着溝37内にスライド可能に嵌合することにより、操作部材31 に着脱可能に装着されている。
【0012】 この基台35の先端面(下端面)中央には、切断刃38が操作部材31の摺動 方向に沿い、かつ刃先38aが印字テープ排出口14側に向いて設けられている 。また、基台35の先端面には、可動保護カバー39が操作部材31の摺動方向 に沿って移動可能に設けられている。すなわち、可動保護カバー39は、基台3 5に設けられたガイド孔40内にガイドピン41が挿入してガイドされていると ともに、このガイドピン41の外周における基台35と可動保護カバー39の間 に配置されたコイルバネ42により基台35から離間する方向に付勢されており 、基台35に設けられた係止フック(図示せず)により基台35に取り付けられ ている。この可動保護カバー39には、これが基台35から離間したときに図3 に示すように切断刃38を収容し、基台35に接近したときに図4に示すように 切断刃38の刃先38aが挿通して突出する挿通孔45が設けられている。
【0013】 また、操作部材31の釦部32の裏面(図3においては左側面)には、図5( A)および図6に示すように、台座46を介してラチェット47が圧入ピン48 により回転自在に取り付けられている。ラチェット47は左側の先端47aが細 い板状に形成されており、その右端側に圧入ピン48が挿通され、左側の先端4 7aが操作部材31の側方へ突出した構造となっている。このラチェット47と 圧入ピン48の頭部との間にはトーションバネ49が設けられている。トーショ ンバネ49は一端がラチェット47の先端47a側に係止され、他端が操作部材 31の係止部50に係止されることにより、ラチェット47の先端47aが操作 部材31の側縁に対してほぼ直角に突き出すようにラチェット47を弾力的に保 持し、この状態でラチェット47の先端47aが上下方向に揺動可能となるよう に付勢している。また、ラチェット47の先端47aが突出した個所における装 置本体1の内壁には、係止カム51が設けられている。係止カム51は、ほぼ山 形状に形成されており、上端部52が右下がりに傾斜し、下端部53が操作部材 31の縁に対して垂直に形成され、上端部52と下端部53の先端間に鋸歯状の 複数の係止凹部54が形成された構造となっている。
【0014】 つぎに、図3〜図4を参照して、この印字装置で所定の情報が印字された被印 字テープ18を切断装置30で切断する場合について説明する。
【0015】 まず、図3に示す状態の操作部材31を印字テープ排出口14内に位置する被 印字テープ18側に向けて移動させる。すると、操作部材31と共にカートリッ ジ34が下方に移動して、可動保護カバー39が被印字テープ18を印字テープ 排出口14の対向面に押し当てる。これにより、被印字テープ18が可動保護カ バー39により押え付けられて固定され、これと同じに可動保護カバー39の移 動が阻止されて停止する。この状態で、更に操作部材31が下方に移動すると、 可動保護カバー39のガイドピン41がコイルバネ42に抗して基台35のガイ ド孔40内に挿入するので、基台35はガイドピン41でガイドされながら可動 保護カバー39に向けて移動する。このため、切断刃38は図4に示すように基 台35と共に移動して刃先38aが可動保護カバー39の挿通孔45内から突出 し、被印字テープ18を切断することになる。
【0016】 このように操作部材31が下方に移動して切断刃38が被印字テープ18を切 断する際には、まず、図5(A)に示すようにラチェット47の先端47aは操 作部材31の縁に対して直角な状態で矢印X方向に移動して、装置本体1内の係 止カム51の上端の上端部52に当接する。すると、ラチェット47はトーショ ンバネ49に抗して時計方向に回動するため、操作部材31に対する操作力がト ーションバネ49のバネ力だけ重くなる。このようにラチェット47が時計方向 に回動すると、ラチェット47の先端47aが上端部52を乗り越えて図5(B )に示すように係止カム51の係止凹部54のいずれかに係合することになる。 この状態では、ラチェット47の先端47aが斜め上方に傾いた状態で係止カム 51の係止凹部54に係合するので、操作部材31は上方へ移動することがない 。このため、このときには、切断刃38が被印字テープ18を切断しているか否 かを判断するはできないが、ラチェット47の先端47aが係止凹部54に係合 して操作部材31が上方へ移動することがないため、被印字テープ18の切断途 中に切断刃38が元の位置に戻ることはない。
【0017】 この後、さらに操作部材31が下方に移動すると、ラチェット47の先端47 aが複数の係止凹部54を順次乗り越えるので、ラチェット47の先端47aが 各係止凹部54を順次乗り越えるときのカタカタする感触が操作部材31に与え られる。このようにして、ラチェット47の先端47aが図5(C)に示すよう に係止カム51を乗り越えてその下方に移動すると、切断刃38により被印字テ ープ18が切断され、トーションバネ49のバネ力が操作部材31に作用しなく なるので、操作部材31の操作力が軽くなり、抜けるようなクリック感が操作部 材31に付与される。これにより、切断刃38により被印字テープ18が確実に 切断されていることが目視しなくても、操作部材31の操作感触によって判断す ることができる。
【0018】 このように切断刃38が被印字テープ18を切断してラチェット47の先端4 7aが係止カム51の下方に移動すると、ラチェット47はトーションバネ49 により操作部材31の縁に対して直角となる元の状態に戻る。この状態で、操作 部材31が上方に移動してラチェット47の先端47aが係止カム51の下端の 下端部53に当接すると、図5(D)に示すように、今度はラチェット47が反 時計方向に回動するので、ラチェット47の先端47aは複数の係止凹部54を 順次乗り越えて、図5(A)に示すように係止カム51の上方に移動し、元の初 期状態に復帰させることができる。
【0019】 なお、上述した実施例では、ラチェット47の先端47aを係止する係止カム 51の先端に複数の係止凹部54を設けたが、係止凹部54は上端部52と下端 部53の先端間に1個設けただけでもよい。また、この発明は上述した実施例に 限定されず、サーマル印字ヘッド12に換えて、ワイヤードットなどの印字ヘッ ドでも良く、またラベル印字装置に限らず、ワードプロセッサなどのデータ処理 装置の印字装置などにも広く使用することができる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、操作部材により切断刃を被切断物の 一面側より他面側に向けて移動させ、切断刃が所定量移動したときに復帰阻止手 段により切断刃が元に位置に復帰するのを阻止するようにしたので、被切断物の 切断途中に誤って切断刃を元に戻してしまうことがなく、切断刃を充分に移動さ せて確実に被切断物を切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印字装置の外観斜視図。
【図2】印字装置にテープカセットを装着する状態を示
す外観斜視図。
【図3】切断装置の拡大平面図。
【図4】図3において操作部材を押し下げて切断刃が被
印字テープを切断した状態を示す拡大平面図。
【図5】(A)は操作部材を押し下げる前の状態を示す
操作部の左側面図、(B)は操作部材を押し下げてラチ
ェットの先端が係止カムの係止凹部に係合した状態を示
す図、(C)は操作部材を最も押し下げてラチェットの
先端が係止カムの下方に移動した状態を示す図、(D)
は最下部の状態から操作部材が上方に移動するときの状
態を示す図。
【図6】図5(A)の正面図。
【符号の説明】
30 切断装置 31 操作部材 38 切断刃 47 ラチェット 51 係止カム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の被切断物の一面側より他面側
    に向けて移動する切断刃と、 前記切断刃を移動させる操作部材と、 前記切断刃が所定量移動したときに前記切断刃が元に位
    置に復帰するのを阻止する復帰阻止手段と、 を具備してなる切断装置。
JP7557591U 1991-08-28 1991-08-28 切断装置 Expired - Fee Related JP2563063Y2 (ja)

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