JPH05206919A - 飛しょう体データ送信装置 - Google Patents

飛しょう体データ送信装置

Info

Publication number
JPH05206919A
JPH05206919A JP1083692A JP1083692A JPH05206919A JP H05206919 A JPH05206919 A JP H05206919A JP 1083692 A JP1083692 A JP 1083692A JP 1083692 A JP1083692 A JP 1083692A JP H05206919 A JPH05206919 A JP H05206919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiver
array antenna
flying object
antenna
preset
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1083692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2948396B2 (ja
Inventor
Kaoru Yoda
薫 衣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1083692A priority Critical patent/JP2948396B2/ja
Publication of JPH05206919A publication Critical patent/JPH05206919A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2948396B2 publication Critical patent/JP2948396B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】受信機との間の相対位置が激しく変化する場合
においても、受信機において安定した受信レベルを得る
ことを可能とする。 【構成】受信機に対する相対角を、送信機位置・姿勢
角、及び受信機位置に基づいて求める制御計算機3と、
初期状態のアンテナパターンの設定値を設定するプリセ
ット回路2と、制御計算機3によって求められた相対
角、またはプリセット回路2によって設定された設定値
に基づいて、アレイアンテナ7の各素子アンテナ7−1
〜7−Nに対する送信出力の減衰量を調整する可変減衰
器5−1〜5−N、及び位相量を調整する可変位相器6
−1〜6−Nとを備えて構成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飛しょう体のデータ送
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の飛しょう体データ送信装
置の機能構成を示すブロック図である。従来の飛しょう
体データ送信装置は、図4に示すように、送信出力を素
子アンテナ14−1〜14−nに分配するためのパワー
デバイダ11、アンテナ切替指令に応じてパワーデバイ
ダ11から分配される送信出力をセレクタスイッチ13
により選択させるセレクタスイッチドライバ12、パワ
ーデバイダ11からの送信出力を入力してセレクタスイ
ッチドライバ12からの指示に応じて素子アンテナ14
−1〜14−nとパワーデバイダ11の間を接続または
遮断するセレクタスイッチ13、及びそれぞれに指向性
が決められている複数の素子アンテナ14−1〜14−
nによって構成されている。
【0003】パワーデバイダ11に入力された送信出力
は、素子アンテナ14−1〜14−nの数だけ分配さ
れ、セレクタスイッチ13に導かれる。一方、セレクタ
スイッチドライバ12に入力されたアンテナ切替指令に
より、選択された素子アンテナのみから電波を放出する
ように、セレクタスイッチ13によりパワーデバイダ1
1と所定の素子アンテナとの回路を接続する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の飛し
ょう体データ送信装置では、素子アンテナ14−1〜1
4−nから、受信機方向に指向性が決められた素子アン
テナを選択して電波を放射するように構成されている。
【0005】従って、受信機に対する飛しょう体の相対
位置の変化に応じて、相対位置の変化に合わせたダイナ
ミックなアンテナ切替指令が出されることが必要であ
り、またハイレスポンスのアンテナ切替回路(セレクタ
スイッチドライバ12、セレクタスイッチ13)が必要
となる。
【0006】しかしながら、従来のアンテナ切替回路で
は、飛しょう体と受信機との間の相対位置が激しく変化
する場合に、その変化に応じた切替えを行なうという使
い方が、回路上実現困難となっていた。また、素子アン
テナ14−1〜14−nにそれぞれ指向性が決められて
いるため、連続的な運動に対して、最適な送信パターン
を得ることが難しかった。
【0007】本発明は前記のような点に鑑みてなされた
もので、受信機との間の相対位置が激しく変化する場合
においても、受信機において安定した受信レベルを得る
ことが可能な飛しょう体データ送信装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、飛しょう体に
搭載され、受信機に対してアレイアンテナから電波を放
射する飛しょう体データ送信装置において、前記受信機
に対する相対角を求める制御計算手段と、初期状態のア
ンテナパターンの設定値を設定するプリセット手段と、
前記制御計算手段によって求められた相対角、またはプ
リセット設定手段によって設定された設定値に基づい
て、前記アレイアンテナの各素子アンテナに対する送信
出力の減衰量及び位相量を調整する調整手段とを具備し
て構成するものである。
【0009】
【作用】このような構成によれば、飛しょう体が航空機
等に搭載されている時は、プリセット手段(プリセット
回路)によって設定されたアンテナパターンでアレイア
ンテナから電波が放射され、非搭載状態の時は、制御計
算手段(制御計算機)で得られた相対角方向に電波が放
射されるように制御される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は同実施例に係わる飛しょう体データ送信
装置の構成を示すブロック図である。図1において、パ
ワーデバイダ1は、送信出力を入力して、後述するアレ
イアンテナ7の素子アンテナ7−1〜7−Nに分配す
る。
【0011】プリセット回路2は、後述するセレクタス
イッチ4a,4bに対する初期状態の指令値、すなわち
初期状態でのアンテナパターンを記憶し、出力する。ま
た、プリセット回路2に記憶される指令値は、外部から
のコマンド(プリセット値変更指令)により変更するこ
とが可能である。
【0012】制御計算機3は、送信機の位置・姿勢角、
受信機位置を示すデータを入力して相対角を演算し出力
する。また、飛しょう体が航空機等に搭載されているか
否かを示すデータを入力し、セレクタスイッチ4a,4
bに、プリセット回路2が記憶する指令値に応じた切替
えを指示する切替指令を出力する。
【0013】セレクタスイッチ4a,4bは、プリセッ
ト回路2の出力と、制御計算機3の出力の何れかを、制
御計算機3からの切替指令に応じて出力する。セレクタ
スイッチ4aは可変減衰器5−1〜5−N、セレクタス
イッチ4bは可変位相器6−1〜6−Nに、それぞれ対
応している。
【0014】可変減衰器5−1〜5−Nは、パワーデバ
イダ1からの送信出力を、セレクタスイッチ4aからの
信号に応じて減衰させる。可変位相器6−1〜6−N
は、可変減衰器5−1〜5−Nを介して入力された送信
出力の位相を変更する。アレイアンテナ7は、複数の素
子アンテナ7−1〜7−Nによって構成される。
【0015】本発明の飛しょう体データ送信装置では、
可変減衰器5−1〜5−Nと可変位相器6−1〜6−N
の調整量によって、アレイアンテナ7から放射される電
波の放射パターンが決定される。
【0016】図2は、アレイアンテナの原理を説明する
ための一般的な直線アレイの場合の説明図である。図2
において、Z軸上に素子アンテナを等間隔dでN個配置
したとき、空間上のE点における放射レベルEは次式で
表わされる。
【0017】
【数1】
【0018】前記数1式において、各々の素子アンテナ
の励振振幅(In )と励振位相(ψn )を調整すること
によって、空間上に放射される電波強度、つまりアンテ
ナパターンを変化させることができる。
【0019】図3には、アレイアンテナ7を飛しょう体
に取り付け配置した状態の一例を示している。図3で
は、アレイアンテナ7が飛しょう体の後部に配置されて
いる。この場合、アンテナパターンは、飛しょう体の後
方に出力される。
【0020】図3中のφは、素子アンテナの間隔、aは
素子アンテナで形成されるアレイアンテナ7の半径を示
している。間隔φ、及び半径aは、各々送信周波数と飛
しょう体の寸法とにより決定されるものである。なお、
図3では飛しょう体の後部にアレイアンテナ7を配置し
た場合を示しているが、この他にも例えば飛しょう体の
胴体回りに配置しても良い。
【0021】次に、同実施例の動作について説明する。
送信出力は、パワーデバイダ1によって、可変減衰器5
−1〜5−N、可変位相器6−1〜6−N、及びアレイ
アンテナ7から構成される給電系に分配される。
【0022】飛しょう体が航空機等に搭載されている時
と、航空機等から切り離されて飛しょうしている時で
は、周囲構造物の有無、データ受信機との相対位置、飛
しょう体機軸を中心とする方位が異なる。このため、ア
レイアンテナ7からの放射パターンが1つ、または複数
の固定されたものであれば、周囲構造物によるマルチパ
スの影響、あるいは飛しょう体の運動による放射パター
ンの切れ込みにより、データ受信機における受信電力が
低下してしまう。
【0023】このため、飛しょう体が航空機等に搭載さ
れていない場合には、制御計算機3は、この旨を示す搭
載/非搭載データに応じて、セレクタスイッチ4a,4
bにプリセット回路2からの出力を選択する切替指令を
出力する。
【0024】すなわち、プリセット回路2に予め記憶さ
れた設定値により、可変減衰器5−1〜5−N、及び可
変位相器6−1〜6−Nを設定し、航空機等に搭載され
ている時用の放射パターンを、アレイアンテナ7から放
射させる。また、飛しょう体が航空機等から切り離され
た後の非搭載状態の場合には、
【0025】制御計算機3は、送信機位置・姿勢角、及
び受信機位置をもとに、飛しょう体の機軸を基準として
受信機がどの方向にあるか、すなわち受信機との相対角
を時々刻々計算し、その演算結果をセレクタスイッチ4
a,4bに出力する。
【0026】また、制御計算機3は、飛しょう体が搭載
されていないことを示す搭載/非搭載データに応じて、
セレクタスイッチ4a,4bに、制御計算機3からの出
力を選択する切替指令を出力する。
【0027】すなわち、制御計算機3によって得られた
演算結果により、可変減衰器5−1〜5−N、及び可変
位相器6−1〜6−Nを設定し、受信機の方向に応じた
最適な放射パターンを、アレイアンテナ7から放射させ
る。
【0028】このようにして、プリセット回路2に記憶
された設定値、または制御計算機3によって演算された
結果に応じて、可変減衰器5−1〜5−N、及び可変位
相器6−1〜6−Nを設定することにより、アレイアン
テナ7から放射される放射パターンを連続的に変更する
ことができる。
【0029】特に、飛しょう体が航空機等から切り離さ
れている場合には、制御計算機3によって送信機位置・
姿勢角、及び受信機位置をもとに受信機との相対角を時
々刻々計算するので、飛しょう体の受信機に対する相対
位置が激しく変動しても、受信機における受信レベルを
安定させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、飛しょう
体が航空機等に搭載されている時は、予め設定されたア
ンテナパターンでアレイアンテナから電波が放射され、
非搭載状態の時は、時々刻々受信機に対する相対角が求
められ、その方向に電波が放射されるので、受信機との
間の相対位置が激しく変化する場合においても、受信機
において安定した受信レベルを得ることが可能となるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる飛しょう体データ送
信装置の構成を示すブロック図。
【図2】アレイアンテナの原理を説明するための一般的
な直線アレイの場合の説明図。
【図3】アレイアンテナ7を飛しょう体に取り付け配置
した状態の一例を示す図。
【図4】従来の飛しょう体データ送信装置の機能構成を
示すブロック図。
【符号の説明】
1…パワーデバイダ、2…プリセット回路、3…制御計
算機、4a,4b…セレクタスイッチ、5−1〜5−N
…可変減衰器、6−1〜6−N…可変位相器、7…アレ
イアンテナ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G05D 1/12 A 7828−3H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛しょう体に搭載され、受信機に対して
    アレイアンテナから電波を放射する飛しょう体データ送
    信装置において、 前記受信機に対する相対角を求める制御計算手段と、 初期状態のアンテナパターンの設定値を設定するプリセ
    ット手段と、 前記制御計算手段によって求められた相対角、または前
    記プリセット手段によって設定された設定値に基づい
    て、前記アレイアンテナの各素子アンテナに対する送信
    出力の減衰量及び位相量を調整する調整手段と、 を具備したことを特徴とする飛しょう体データ送信装
    置。
JP1083692A 1992-01-24 1992-01-24 飛しょう体データ送信装置 Expired - Lifetime JP2948396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1083692A JP2948396B2 (ja) 1992-01-24 1992-01-24 飛しょう体データ送信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1083692A JP2948396B2 (ja) 1992-01-24 1992-01-24 飛しょう体データ送信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05206919A true JPH05206919A (ja) 1993-08-13
JP2948396B2 JP2948396B2 (ja) 1999-09-13

Family

ID=11761440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1083692A Expired - Lifetime JP2948396B2 (ja) 1992-01-24 1992-01-24 飛しょう体データ送信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2948396B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8135360B2 (en) 2004-02-04 2012-03-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha RFID-tag communication device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8135360B2 (en) 2004-02-04 2012-03-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha RFID-tag communication device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2948396B2 (ja) 1999-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2216829C2 (ru) Система и способ ориентации адаптивной антенной решетки
US6049307A (en) Adaptive phased array antenna using weight memory unit
EP2187477A1 (en) Frequency scanning antenna
US10502825B2 (en) Radioelectric device for transmitting and receiving radioelectric waves and associated radio altimetry system
US6121925A (en) Data-link and antenna selection assembly
KR20160086557A (ko) 레이더 안테나 방사 패턴 조정 장치 및 이를 포함하는 차량용 레이더 장치
EP1932212B1 (en) Frequency scanning antenna
JP3115194B2 (ja) フェーズドアレイアンテナ装置
JPH05206919A (ja) 飛しょう体データ送信装置
JP3278113B2 (ja) アレイアンテナ装置
JPH07321534A (ja) アンテナシステム
CA2940292A1 (en) Scanning meta-material antenna and method of scanning with a meta-material antenna
JP2830610B2 (ja) 二次監視レーダ装置
JP3097876B2 (ja) 指向性アンテナ制御装置
JP2947175B2 (ja) フェイズド・アレイ・アンテナ
JPS63296502A (ja) アンテナ指向システム
JPH0792059A (ja) レーダーシステム評価装置
CN118174004A (zh) 一种机载相控阵动中通天线工作控制方法
JPS6317373B2 (ja)
JPH0519049A (ja) 航空機の離着陸進入路の障害物検出装置
JP2002164800A (ja) 送信電力制御装置及びこれを用いた無線送信装置
JPH05297125A (ja) レーダシステム
JPH01187484A (ja) 合成開口レーダ装置
JP2000031730A (ja) 移動体のマイクロ波送信装置
JP2010196983A (ja) 飛翔体

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990601