JPH052063Y2 - - Google Patents

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JPH052063Y2
JPH052063Y2 JP1988032898U JP3289888U JPH052063Y2 JP H052063 Y2 JPH052063 Y2 JP H052063Y2 JP 1988032898 U JP1988032898 U JP 1988032898U JP 3289888 U JP3289888 U JP 3289888U JP H052063 Y2 JPH052063 Y2 JP H052063Y2
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pole
operating
operating rod
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、高枝を剪定したり、高所の果実を
採取したりする時に使用する高枝切鋏に関するも
のである。
〔従来の技術およびその課題〕
従来の高枝切鋏は、アルミ製のポールの先端
に、可動刃と固定刃からなる鋏部を設け、ポール
の後端に操作ハンドルを設け、鋏部の可動刃と操
作ハンドルとをポール内に挿通した操作杆によつ
て連結し、鋏部の可動刃を操作ハンドルによつて
引張つて動かすようになつている。
ところで、木の枝や葉には害虫が付いているこ
とが多く、枝や葉の切断と共に、害虫を駆除する
必要がある。ところが、従来の害虫駆除は、上記
高枝切鋏により枝等を切断した後、噴霧器等を用
いて駆虫剤をふりかける方法で行なわれており、
これでは作業に手間がかかり、また、高所の枝や
葉に駆虫剤を十分に散布できないという問題があ
つた。
また、害虫剤で駆除できない大形の害虫や枯葉
などは専用のつかみ具を用いて取り除く必要があ
るが、このようなつかみ具と高枝切鋏を交互に使
い分けることは操作が面倒であり、用具の数も増
加する不具合がある。
さらに、高枝切鋏の長いポールは、持ち運びに
手間がかかり、収納性も悪い欠点がある。
そこで、この考案は、駆虫剤の噴射器の弁押し
部材やつかみ具の操作部材等を簡単な構造で取付
けることができると共に、その弁押し部材等を操
作杆の動きに連動して作動させることができ、し
かも持ち運びや収納時にはコンパクトな形状にで
きる高枝切鋏を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕 上記の課題を解決するため、この考案は、ポー
ルの先端に可動刃と固定刃からなる鋏部を設け、
ポールの後端に操作ハンドルを設け、上記鋏部の
可動刃と操作ハンドルとを上記ポール内に挿通し
た操作杆によつて連結してなる高枝切鋏におい
て、上記操作杆と可動刃を連結金具で連結し、そ
の連結金具に噴射器の弁押し部材やつかみ具の操
作部材等を連結する固定ボルトを取付け、上記ポ
ールを内外に摺動可能に嵌合する複数のパイプで
形成すると共に、上記操作杆を上記各パイプごと
に分割し、その分割した各操作杆を上記各パイプ
に連結し、その一方の分割操作杆の端部に、他方
の分割操作杆が移動自在に挿通し、かつ上記各パ
イプを引き出した状態で上記他方の分割操作杆が
軸方向に係合するジヨイント部材を取付けたもの
である。
〔作用〕
上記の構造においては、ポールに保持具等を介
して噴射器をつかみ具を取付け、操作杆の連結金
具に固定ボルトを介して弁押し部材や操作部材を
取付け、操作ハンドルを操作して操作杆を動かす
ことにより、その動きに連動して噴射器やつかみ
具を作動させる。
また、持ち運びや収納時は内外のパイプを嵌合
させてポールを短くし、使用時にはパイプを引き
出してポール長を長くする。この場合、パイプを
引き出した状態でジヨイント部材と分割操作杆と
が軸方向に係合してパイプごとに分割した各操作
杆を連結するので、各操作杆を介して操作ハンド
ルの動きを可動刃や弁押し部材等に伝えることが
できる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
この考案に係る高枝切鋏は、伸縮自在のポール
1の先端に鋏部2を設け、後端に操作ハンドル3
を設けたものである。
上記ポール1は、外ポール4とこの外ポール4
内に摺動自在に嵌められた内ポール5とから成
り、上記外ポール4の先端には、内ポール5の外
面に圧接して内ポール5の摺動を固定する固定部
材6が取付けられており、符号7は固定部材6を
内ポール5に圧接させるための固定ねじを示して
いる。
また、内ポール5の後端には、内ポール5の内
側から外側に向かつてばね8によつて出没自在に
構成されたストツパー9が設けられ、このストツ
パー9は内ポール5を外ポール4から引出した際
に外ポール4の先端に形成した係合穴10に嵌ま
つて内ポール5の抜出しを防止している。
上記鋏部2は、固定刃11と可動刃12とから
成る。上記固定刃11と可動刃12は軸13を中
心に開閉し、固定刃11の後端は内ポール5の先
端に固定され、可動刃12の後端には操作杆連結
部14が延設されている。
上記操作ハンドル3は、外ポール4の後端に固
定される固定レバー15と、この固定レバー15
の先端寄りの部分に回動自在に取付けられた可動
レバー16とから成り、可動レバー16は回動軸
17に取付けられた巻ばね18によつて常時開方
向に付勢させられている。可動レバー16は、ス
トツパー19によつて閉じた状態に固定すること
ができるようになつている。
上記内ポール5と外ポール4の内部には、先端
側操作杆20と元部側操作杆21が二本に分割さ
れて挿入している。先端側操作杆20の先端は、
内ポール5の先端から外方に引出されて可動刃1
2の操作杆連結部14に、連結金具23を介して
連結されている。また、この先端側操作杆20の
後端には、ジヨイント部材22が固定されてお
り、このジヨイント部材22の貫通孔に元部側操
作杆21が摺動自在に挿通させられている。
上記元部側操作杆21の後端は操作ハンドル3
の可動レバー16の先端に連結されている。ま
た、元部側操作杆21の先端には、内ポール5と
外ポール4を第1図に示すように伸ばした状態に
おいて、ジヨイント部材22に当接する当接部材
24が取付けられている。
上記先端側操作杆20の先端寄りの部分には、
ばね25が取付けられ、このばね25によつて先
端側操作杆20は常に先端側に付勢させられ、可
動刃12が常に開かれるようになつている。
一方、ポール1の先端近傍には、噴射器を支持
する保持具Aと、弁押し部材Bとが取付けられて
いる。
保持具Aは、第2図及び第3図に示すように、
弾性板26をほぼ半円形にわん曲させて形成した
ものであり、背面が内ポール5外面にリベツトに
より固定されている。この半円形部分の内径は、
噴射器Cの外径より若干小さめに形成されてお
り、噴射器Cを前側のすき間27から押し入れる
と、弾性板26の両端部が弾性力により噴射器C
を内側に引き込んで保持するようになつている。
弁押し部材Bは、L字状支持片28とそのL字
状支持片28の先端に取付けられる押圧棒29と
から成つている。L字状支持片28は、後端が、
先端側操作杆20先端の連結金具23にボルト3
0により固定されており、先端部に、押圧棒29
が移動自在に挿入される縦長溝31が設けられて
いる。押圧棒29は、先端に径大部32が、後端
にねじ部33が形成されており、ねじ部33をL
字状支持片28の溝内の所定位置に挿入し、ナツ
ト34を用いて固定される。
次に、上記実施例の作用について説明する。
第2図に示すように、先ず、噴霧器Cを、作動
弁35を上方に向けて保持具Aに取付け、次に、
押圧棒29を、L字状支持片28の溝31内を移
動させて、径大部32が作動弁35上面に対向す
るように、突出長さと位置を調節してナツト34
で固定する。
そして、使用時には、第6図に示すように、ポ
ール1を縮ませた状態から内ポール4を引き出
し、内ポール5の後端のストツパー9を外ポール
4の先端の係合孔10に嵌め込み、この状態で固
定ねじ7を締め付ける。これにより、内ポール5
と外ポール4が伸ばされた状態で第1図に示すよ
うに固定される。
この状態で、元部側操作杆21の先端の当接部
材24はジヨイント部材22に当接し、操作ハン
ドル3を握つて可動レバー16を固定レバー15
側に回動させると、元部側操作杆21が後方へ引
張られ、この引張り力は当接部材24からジヨイ
ント部材22を介して先端側操作杆20に伝達さ
れる。
これにより、先端側操作杆20が後方へ引張ら
れ、可動刃12が閉じると共に、弁押し部材Bが
第2図矢印で示すようにポール後端に向かつて移
動し、押圧棒29が噴霧器Cの作動弁35を押し
て、噴射ノズル36より駆虫剤を噴出させる。な
お、保持具Aは、噴霧器Cをポール1外周に縛り
付けるバンドとすることもできる。
一方、第5図は、ポール1の先端に、枯葉や害
虫をつかむためのつかみ具Dを取付けたものを示
している。このつかみ具Dは、ポール1に着脱自
在に取付けられる支持棒37の先端に、固定挟み
板38と可動挟み板39からなるつかみ部40を
設け、この可動挟み板39と操作杆21とを連結
棒41で連結した構造で成つている。支持棒37
は、後端部をポール1外面に設けた把持金具42
に嵌合させると共に、ピン43を係合孔44に係
合させて取付けられる。また、連結棒41の先端
は、操作杆21先端の連結具23にボルト30を
介して固定されている。なお、符号45は、可動
挟み板39を引き戻すためのコイルバネである。
上記構造のつかみ具Dは、操作ハンドル3を操作
して操作杆21を動かすと、連結棒41が可動挟
み板39を引いて固定挟み板38に当接させ、そ
の両挟み板の間で枯葉や害虫などをつかむ。
〔効果〕
以上のように、この考案の高枝切鋏は、操作杆
と可動刃の間に設けた連結金具に、固定ボルトに
より噴射器の弁押し部材やつかみ具の操作部材等
を連結するようにしたので、簡単な構造で操作杆
の動きに連動した噴射器やつかみ具の作動構造を
採用することができ、1つの高枝切鋏でもつて高
枝に対する枝切断や駆虫剤の散布、つかみ作業な
どの多種類の作業を実現できる効果がある。
また、ポールを複数のパイプで形成し、各パイ
プを引き出した状態で内部の操作杆が連結される
ようにしたので、ポールを自由に伸縮させて使用
することができ、持ち運びや収納性に優れた高枝
切鋏を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は
実施例の要部の側断面図、第3図は第2図の−
線の断面図、第4図はポール先端部の一部縦断
側面図、第5図はつかみ具の一例を示す側面図、
第6図はポールを縮めた状態の実施例の側面図で
ある。 1……ポール、2……鋏部、3……操作ハンド
ル、4……外ポール、5……内ポール、20……
先端側操作杆、21……元部側操作杆、28……
L字形支持片、29……押圧棒、35……作動
弁、A……保持具、B……弁押し部材、C……噴
霧器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポールの先端に可動刃と固定刃からなる鋏部を
    設け、ポールの後端に操作ハンドルを設け、上記
    鋏部の可動刃と操作ハンドルとを上記ポール内に
    挿通した操作杆によつて連結してなる高枝切鋏に
    おいて、上記操作杆と可動刃を連結金具で連結
    し、その連結金具に噴射器の弁押し部材やつかみ
    具の操作部材等を連結する固定ボルトを取付け、
    上記ポールを内外に摺動可能に嵌合する複数のパ
    イプで形成すると共に、上記操作杆を上記各パイ
    プごとに分割し、その分割した各操作杆を上記各
    パイプに連結し、その一方の分割操作杆の端部
    に、他方の分割操作杆が移動自在に挿通し、かつ
    上記各パイプを引き出した状態で上記他方の分割
    操作杆が軸方向に係合するジヨイント部材を取付
    けたことを特徴とする高枝切鋏。
JP1988032898U 1988-03-12 1988-03-12 Expired - Lifetime JPH052063Y2 (ja)

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JPH01137138U JPH01137138U (ja) 1989-09-20
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