JPH05201698A - フォークリフトのリフトチェーン - Google Patents
フォークリフトのリフトチェーンInfo
- Publication number
- JPH05201698A JPH05201698A JP1128192A JP1128192A JPH05201698A JP H05201698 A JPH05201698 A JP H05201698A JP 1128192 A JP1128192 A JP 1128192A JP 1128192 A JP1128192 A JP 1128192A JP H05201698 A JPH05201698 A JP H05201698A
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- Japan
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- lift
- lift chain
- chain
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- stopper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】フォークリフトのリフトチェーンにおいて他部
品との干渉の発生を低減するようにする。 【構成】リフトチェーン1の長手方向に連結される両外
側列の各リンクプレート11、15の両端に、リフトチ
ェーン1の最少屈曲半径rをプーリ8の曲率半径Rに規
制するストッパ11a、15aを形成し、該ストッパ1
1a、15aの角部11c、15cを曲面に形成する。
これにより、リフトチェーン1に弛みが発生し揺動した
場合でも、ストッパ11a、15aによりリフトチェー
ン1両側への屈曲が規制されて振幅が小さい範囲に抑制
されるため、シリンダロッドなど他部品との干渉の発生
が低減する。また、例えリフトチェーン1が他部品の角
部に当接した場合でも、引っ掛かりや大きな損傷の招来
を回避できる。
品との干渉の発生を低減するようにする。 【構成】リフトチェーン1の長手方向に連結される両外
側列の各リンクプレート11、15の両端に、リフトチ
ェーン1の最少屈曲半径rをプーリ8の曲率半径Rに規
制するストッパ11a、15aを形成し、該ストッパ1
1a、15aの角部11c、15cを曲面に形成する。
これにより、リフトチェーン1に弛みが発生し揺動した
場合でも、ストッパ11a、15aによりリフトチェー
ン1両側への屈曲が規制されて振幅が小さい範囲に抑制
されるため、シリンダロッドなど他部品との干渉の発生
が低減する。また、例えリフトチェーン1が他部品の角
部に当接した場合でも、引っ掛かりや大きな損傷の招来
を回避できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトのリフ
トチェーンに関する。
トチェーンに関する。
【0002】
【従来技術】一般に、フォークリフトの前部には、図6
及び図7に示すように、左右一対のアウタマスト3に摺
動案内されるインナマスト4が並列状に立設されてお
り、フォーク5を装着するリフトブラケット6がそのイ
ンナマスト4に取付けられている。このインナマスト4
の略後方側近傍には、該インナマスト4にシリンダロッ
ド71上端部が連結されたリフトシリンダ7が立設され
ているとともに、インナマスト4の上端にはチェーンホ
イール8が配設されている。そして、リフトブラケット
6昇降用のリフトチェーン9は、一端がリフトブラケッ
ト6のブラケット側板61に係留され、チェーンホイー
ル8に懸架されて他端がアウタマスト3のチェーンブラ
ケット31に係留されている。これにより、リフトシリ
ンダ7を作動させるとチェーンホイール8がインナマス
ト4とともに昇降し、リフトチェーン9の一端に係留さ
れたリフトブラケット6がインナマスト4に沿って昇降
するように構成されている。
及び図7に示すように、左右一対のアウタマスト3に摺
動案内されるインナマスト4が並列状に立設されてお
り、フォーク5を装着するリフトブラケット6がそのイ
ンナマスト4に取付けられている。このインナマスト4
の略後方側近傍には、該インナマスト4にシリンダロッ
ド71上端部が連結されたリフトシリンダ7が立設され
ているとともに、インナマスト4の上端にはチェーンホ
イール8が配設されている。そして、リフトブラケット
6昇降用のリフトチェーン9は、一端がリフトブラケッ
ト6のブラケット側板61に係留され、チェーンホイー
ル8に懸架されて他端がアウタマスト3のチェーンブラ
ケット31に係留されている。これにより、リフトシリ
ンダ7を作動させるとチェーンホイール8がインナマス
ト4とともに昇降し、リフトチェーン9の一端に係留さ
れたリフトブラケット6がインナマスト4に沿って昇降
するように構成されている。
【0003】ここで従来より使用されるリフトチェーン
9は、図8に示すように、ほぼ同一形状に形成されたリ
ンクプレート91、92が一つおきに交互にずれた状態
でリンクピン93によって連結され、各リンクプレート
91、92が各リンクピン93を中心に両側へ自由に回
動するように構成されている。
9は、図8に示すように、ほぼ同一形状に形成されたリ
ンクプレート91、92が一つおきに交互にずれた状態
でリンクピン93によって連結され、各リンクプレート
91、92が各リンクピン93を中心に両側へ自由に回
動するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記リフト
シリンダ7は、フォーク5の上昇時にインナマスト4な
どが受ける荷重を考慮すると、上記リフトチェーン9及
びチェーンホイール8の真下に配置するのが最も好まし
い。しかし、リフトシリンダ7をその位置に配置する
と、リフトチェーン9はリフトシリンダ7の前後両側近
傍に配置されることとなるため、リフトチェーン9がリ
フトシリンダ7と接触しやすくなる。特に、シリンダロ
ッド71の最上昇時には、図9に示すように、リフトチ
ェーン9の長さがシリンダロッド71側において最長と
なり、このときシリンダロッド71の殆ど大部分は露出
する状態となるため、この状態でフォークリフトが凹凸
路面上を走行したり、あるいは急激な上下動を伴う荷役
操作を行うと、リフトチェーン9が揺動してリフトチェ
ーン9とシリンダロッド71とが当接し干渉することと
なる。これにより、リフトチェーン9の変形や破損を招
いたり、シリンダロッド71表面の損傷によりシリンダ
の油漏れを招く原因となる。
シリンダ7は、フォーク5の上昇時にインナマスト4な
どが受ける荷重を考慮すると、上記リフトチェーン9及
びチェーンホイール8の真下に配置するのが最も好まし
い。しかし、リフトシリンダ7をその位置に配置する
と、リフトチェーン9はリフトシリンダ7の前後両側近
傍に配置されることとなるため、リフトチェーン9がリ
フトシリンダ7と接触しやすくなる。特に、シリンダロ
ッド71の最上昇時には、図9に示すように、リフトチ
ェーン9の長さがシリンダロッド71側において最長と
なり、このときシリンダロッド71の殆ど大部分は露出
する状態となるため、この状態でフォークリフトが凹凸
路面上を走行したり、あるいは急激な上下動を伴う荷役
操作を行うと、リフトチェーン9が揺動してリフトチェ
ーン9とシリンダロッド71とが当接し干渉することと
なる。これにより、リフトチェーン9の変形や破損を招
いたり、シリンダロッド71表面の損傷によりシリンダ
の油漏れを招く原因となる。
【0005】本発明は上記問題に鑑み案出されたもので
あり、リフトチェーンの他部品との干渉の発生を低減す
ることを解決すべき課題とするものである。
あり、リフトチェーンの他部品との干渉の発生を低減す
ることを解決すべき課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
第1の発明は、リフトチェーンの長手方向に形成される
複数の、リンクプレートからなる列のうち少なくとも一
列を形成する各リンクプレートの両端に、該リフトチェ
ーンの最小屈曲半径をチェーンホイールの曲率半径に規
制するストッパを形成したという新規な構成を採用して
いる。
第1の発明は、リフトチェーンの長手方向に形成される
複数の、リンクプレートからなる列のうち少なくとも一
列を形成する各リンクプレートの両端に、該リフトチェ
ーンの最小屈曲半径をチェーンホイールの曲率半径に規
制するストッパを形成したという新規な構成を採用して
いる。
【0007】そして第2の発明は、第1の発明における
ストッパの角部に曲面を形成したという新規な構成を採
用している。なお、ここでのリフトチェーンの最小屈曲
半径とは、リフトチェーンが円弧状に屈曲されたとき
に、該リフトチェーンの内周を形成する最小の半径のこ
とをいう。
ストッパの角部に曲面を形成したという新規な構成を採
用している。なお、ここでのリフトチェーンの最小屈曲
半径とは、リフトチェーンが円弧状に屈曲されたとき
に、該リフトチェーンの内周を形成する最小の半径のこ
とをいう。
【0008】
【作用】本発明のリフトチェーンが屈曲する場合には、
隣合うリンクプレートどうしのストッパが当接すること
によってチェーンホイールの曲率半径に沿う範囲に自由
回動が規制される。これにより、リフトチェーンに弛み
が発生し揺動した場合でも、その振幅が小さい範囲に抑
制されるため、リフトシリンダなど他部品との干渉の発
生は少なくなる。
隣合うリンクプレートどうしのストッパが当接すること
によってチェーンホイールの曲率半径に沿う範囲に自由
回動が規制される。これにより、リフトチェーンに弛み
が発生し揺動した場合でも、その振幅が小さい範囲に抑
制されるため、リフトシリンダなど他部品との干渉の発
生は少なくなる。
【0009】また、そのストッパの角部を曲面に形成す
ることにより、例えリフトチェーンが他部品の角部に当
接した場合でも、引っ掛かったり大きな損傷を招く可能
性は少なくなる。
ることにより、例えリフトチェーンが他部品の角部に当
接した場合でも、引っ掛かったり大きな損傷を招く可能
性は少なくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。なお、本発明に係るリフトチェーンが装着されるフ
ォークリフトの構造は、前記従来のものと変わるところ
がないので、同一部品については同一符号を引用し構成
の詳しい説明は省略する。図1は実施例に係るリフトチ
ェーンがプーリに懸架された状態を示す正面図であり、
図2は図1のA矢視方向から見たリフトチェーンの部分
平面図である。本実施例のリフトチェーン1は、その長
手方向に沿う5列のリンクプレート11〜15が一つお
きに交互にずれた状態でリンクピン17により連結され
たものである。その中央部に位置する第2〜第4リンク
プレート12〜14は、図3に示すように、その両端側
が円弧形状に形成されており、各列の隣合うリンクプレ
ートどうしはリンクピン17を中心に自由な回動が可能
である。
る。なお、本発明に係るリフトチェーンが装着されるフ
ォークリフトの構造は、前記従来のものと変わるところ
がないので、同一部品については同一符号を引用し構成
の詳しい説明は省略する。図1は実施例に係るリフトチ
ェーンがプーリに懸架された状態を示す正面図であり、
図2は図1のA矢視方向から見たリフトチェーンの部分
平面図である。本実施例のリフトチェーン1は、その長
手方向に沿う5列のリンクプレート11〜15が一つお
きに交互にずれた状態でリンクピン17により連結され
たものである。その中央部に位置する第2〜第4リンク
プレート12〜14は、図3に示すように、その両端側
が円弧形状に形成されており、各列の隣合うリンクプレ
ートどうしはリンクピン17を中心に自由な回動が可能
である。
【0011】そして、一方側に位置する第1リンクプレ
ート11は、図4に示すように、その両端の内側(プー
リ8側)につば状に膨出するストッパ11aを有する。
このストッパ11aの当接辺11bの角度は、隣合う第
1リンクプレートどうしのストッパ11aが当接したと
きに、リフトチェーン1の最小屈曲半径rがプーリ8の
曲率半径Rよりもわずかに小さくなるように設定されて
いる。また、ストッパ11aの外側に位置する角部11
cは半径r1 の曲面で形成されている。
ート11は、図4に示すように、その両端の内側(プー
リ8側)につば状に膨出するストッパ11aを有する。
このストッパ11aの当接辺11bの角度は、隣合う第
1リンクプレートどうしのストッパ11aが当接したと
きに、リフトチェーン1の最小屈曲半径rがプーリ8の
曲率半径Rよりもわずかに小さくなるように設定されて
いる。また、ストッパ11aの外側に位置する角部11
cは半径r1 の曲面で形成されている。
【0012】そして、他方側に位置する第5リンクプレ
ート15は、第1リンクプレート11と同一形状に形成
されており、その両端に形成されたストッパ15aが外
側(プーリ8と反対側)へ向くように配置されている。
以上のように構成されたリフトチェーン1は、リフトシ
リンダ7の作動によりプーリ8がインナマスト4ととも
に昇降すると、プーリ8の円周形状に沿って円滑に走行
し、リフトチェーン1の一端に係留されているリフトブ
ラケット6が昇降する。そして、フォークリフトが凹凸
路面上を走行したり、あるいは急激な上下動を伴う荷役
操作を行った際にリフトチェーン1に弛みが発生したり
大きな衝撃が作用して揺動すると、第1及び第5リンク
プレート11、15に形成されている各ストッパ11
a、15aがそれぞれ隣接するストッパ11a、15a
と当接し、これによりリフトチェーン1は最小屈曲半径
rよりも大きな振幅で揺動しない。したがって、リフト
チェーン1近傍に配置されている他部品、特にチェーン
ホイール8真下に配置されているリフトシリンダ7のシ
リンダロッド71と干渉する可能性は極めて少なくな
る。また、たとえリフトチェーン1がリフトシリンダ7
やタイビームの角部に当接した場合でも、各ストッパ1
1a、15aの角部11c、15cが曲面に形成されて
いるため、引っ掛かったり大きな損傷を招く恐れはな
い。
ート15は、第1リンクプレート11と同一形状に形成
されており、その両端に形成されたストッパ15aが外
側(プーリ8と反対側)へ向くように配置されている。
以上のように構成されたリフトチェーン1は、リフトシ
リンダ7の作動によりプーリ8がインナマスト4ととも
に昇降すると、プーリ8の円周形状に沿って円滑に走行
し、リフトチェーン1の一端に係留されているリフトブ
ラケット6が昇降する。そして、フォークリフトが凹凸
路面上を走行したり、あるいは急激な上下動を伴う荷役
操作を行った際にリフトチェーン1に弛みが発生したり
大きな衝撃が作用して揺動すると、第1及び第5リンク
プレート11、15に形成されている各ストッパ11
a、15aがそれぞれ隣接するストッパ11a、15a
と当接し、これによりリフトチェーン1は最小屈曲半径
rよりも大きな振幅で揺動しない。したがって、リフト
チェーン1近傍に配置されている他部品、特にチェーン
ホイール8真下に配置されているリフトシリンダ7のシ
リンダロッド71と干渉する可能性は極めて少なくな
る。また、たとえリフトチェーン1がリフトシリンダ7
やタイビームの角部に当接した場合でも、各ストッパ1
1a、15aの角部11c、15cが曲面に形成されて
いるため、引っ掛かったり大きな損傷を招く恐れはな
い。
【0013】以上のように本実施例のリフトチェーン1
によれば、第1及び第5リンクプレート11、15にリ
フトチェーン1が揺動したときにその振幅を小さく抑制
するストッパ11a、15aが形成されているため、他
部品との干渉の発生を低減することができる。そして、
各ストッパ11a、15aの外側に位置する角部11
c、15cは曲面で形成されているため、例え他部品の
角部に当接した場合でも、引っ掛かりや大きな損傷の招
来を回避することができる。
によれば、第1及び第5リンクプレート11、15にリ
フトチェーン1が揺動したときにその振幅を小さく抑制
するストッパ11a、15aが形成されているため、他
部品との干渉の発生を低減することができる。そして、
各ストッパ11a、15aの外側に位置する角部11
c、15cは曲面で形成されているため、例え他部品の
角部に当接した場合でも、引っ掛かりや大きな損傷の招
来を回避することができる。
【0014】なお、上記実施例のリフトチェーン1は、
ストッパ11a、15aを形成した第1及び第5リンク
プレート11、15をリフトチェーン1の両側となる第
1列目及び第5列目に配置した構成であるが、これに限
らず、ストッパを形成したリンクプレートを第1列目か
ら第5列目までの間に種々の組み合わせで配置すること
ができる。
ストッパ11a、15aを形成した第1及び第5リンク
プレート11、15をリフトチェーン1の両側となる第
1列目及び第5列目に配置した構成であるが、これに限
らず、ストッパを形成したリンクプレートを第1列目か
ら第5列目までの間に種々の組み合わせで配置すること
ができる。
【0015】また、上記実施例のリフトチェーン1は、
第1及び第5リンクプレート11、15にそれぞれスト
ッパ11a、15aを形成し、そのストッパ11a、1
5aが内外逆向きとなるように配置したものであるが、
図5に示すように、少なくとも1列のリンクプレート1
8の両端に内外両側を向くストッパ18aを形成しても
よい。
第1及び第5リンクプレート11、15にそれぞれスト
ッパ11a、15aを形成し、そのストッパ11a、1
5aが内外逆向きとなるように配置したものであるが、
図5に示すように、少なくとも1列のリンクプレート1
8の両端に内外両側を向くストッパ18aを形成しても
よい。
【0016】また、上記実施例における第5リンクプレ
ート15は、第1リンクプレート11と同一形状のもの
を用いているため、最小屈曲半径rとなるまでリフトチ
ェーン1の外側へも屈曲可能に構成されているが、リフ
トチェーン1の外側へ全く屈曲しないようにそのストッ
パ15aを形成したものを用いれば、リフトチェーン1
の揺動時の振幅をより一層小さく抑制することができ
る。
ート15は、第1リンクプレート11と同一形状のもの
を用いているため、最小屈曲半径rとなるまでリフトチ
ェーン1の外側へも屈曲可能に構成されているが、リフ
トチェーン1の外側へ全く屈曲しないようにそのストッ
パ15aを形成したものを用いれば、リフトチェーン1
の揺動時の振幅をより一層小さく抑制することができ
る。
【0017】さらには、上記実施例のリフトチェーン1
はプーリに対して使用されるものであり、リンクプレー
トのみを複数列に連結して構成されたものであるが、ス
プロケットに対して使用されるリフトチェーンであっ
て、中央部にブッシュを介在して構成したタイプのもの
にも、本発明を適用することができる。
はプーリに対して使用されるものであり、リンクプレー
トのみを複数列に連結して構成されたものであるが、ス
プロケットに対して使用されるリフトチェーンであっ
て、中央部にブッシュを介在して構成したタイプのもの
にも、本発明を適用することができる。
【0018】
【発明の効果】第1の発明のリフトチェーンによれば、
リフトチェーンの長手方向に形成される複数の、リンク
プレートからなる列のうち少なくとも一列を形成する各
リンクプレートの両端に、該リフトチェーンの最小屈曲
半径をチェーンホイールの曲率半径に規制するストッパ
を形成したため、リフトチェーンに弛みが発生したり大
きな衝撃により揺動した場合でも、その振幅が小さい範
囲に抑制されるので、リフトシリンダなど他部品との干
渉の発生を低減させることができる。
リフトチェーンの長手方向に形成される複数の、リンク
プレートからなる列のうち少なくとも一列を形成する各
リンクプレートの両端に、該リフトチェーンの最小屈曲
半径をチェーンホイールの曲率半径に規制するストッパ
を形成したため、リフトチェーンに弛みが発生したり大
きな衝撃により揺動した場合でも、その振幅が小さい範
囲に抑制されるので、リフトシリンダなど他部品との干
渉の発生を低減させることができる。
【0019】そして、第2の発明によれば、第1の発明
におけるストッパの角部に曲面を形成したため、例えリ
フトチェーンが他部品の角部に当接した場合でも、引っ
掛かりや大きな損傷の招来を回避することができる。
におけるストッパの角部に曲面を形成したため、例えリ
フトチェーンが他部品の角部に当接した場合でも、引っ
掛かりや大きな損傷の招来を回避することができる。
【図1】実施例に係るリフトチェーンがプーリに懸架さ
れた状態を示す正面図である。
れた状態を示す正面図である。
【図2】図1のA矢視方向から見たリフトチェーンの部
分平面図である。
分平面図である。
【図3】実施例に係る第2〜第4リンクプレートの正面
図である。
図である。
【図4】実施例に係る第1リンクプレートの正面図であ
る。
る。
【図5】他の実施例に係るリンクプレートの正面図であ
る。
る。
【図6】フォークリフト前部の側面図である。
【図7】図7のB−B線矢視断面図である。
【図8】従来のリフトチェーンの部分正面図である。
【図9】リフトチェーンとリフトシリンダの位置を示す
斜視図である。
斜視図である。
1…リフトチェーン 11…第1リンクプレート
11a…ストッパ 11b…当接辺 11c…角部 12…第2リンク
プレート 13…第3リンクプレート 14…第4リンクプレー
ト 15…第5リンクプレート 15a…ストッパ 1
7…リンクピン 8…プーリ(チェーンホイール)
11a…ストッパ 11b…当接辺 11c…角部 12…第2リンク
プレート 13…第3リンクプレート 14…第4リンクプレー
ト 15…第5リンクプレート 15a…ストッパ 1
7…リンクピン 8…プーリ(チェーンホイール)
Claims (2)
- 【請求項1】 車体前部に立設した左右一対のアウタマ
ストと、 該アウタマストの間に摺動可能に配設された左右一対の
インナマストと、 前記アウタマストに固設されるとともにそのシリンダロ
ッド上端が前記インナマストに連結されたリフトシリン
ダと、 前記インナマストの間に摺動可能に配設されたリフトブ
ラケットと、 前記シリンダロッド上端の近傍に固設されたチェーンホ
イールと、 該チェーンホイールに懸架されるとともにその一端が前
記リフトブラケットに他端が前記アウタマストに連結さ
れたリフトチェーンと、 を有するフォークリフトにおいて、 前記リフトチェーンの長手方向に形成される複数の、リ
ンクプレートからなる列のうち少なくとも一列を形成す
る各リンクプレートの両端に、該リフトチェーンの最小
屈曲半径を前記チェーンホイールの曲率半径に規制する
ストッパを形成したことを特徴とするフォークリフトの
リフトチェーン。 - 【請求項2】 請求項1に記載のフォークリフトのリフ
トチェーンにおいて、前記ストッパの角部に曲面を形成
したことを特徴とするフォークリフトのリフトチェー
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1128192A JPH05201698A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | フォークリフトのリフトチェーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1128192A JPH05201698A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | フォークリフトのリフトチェーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05201698A true JPH05201698A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11773614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1128192A Pending JPH05201698A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | フォークリフトのリフトチェーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05201698A (ja) |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP1128192A patent/JPH05201698A/ja active Pending
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