JPH05201376A - 自動二輪車のフレーム - Google Patents

自動二輪車のフレーム

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Publication number
JPH05201376A
JPH05201376A JP1129392A JP1129392A JPH05201376A JP H05201376 A JPH05201376 A JP H05201376A JP 1129392 A JP1129392 A JP 1129392A JP 1129392 A JP1129392 A JP 1129392A JP H05201376 A JPH05201376 A JP H05201376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
frame body
swing arm
frame
brackets
Prior art date
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Pending
Application number
JP1129392A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Kinoshita
良一 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP1129392A priority Critical patent/JPH05201376A/ja
Publication of JPH05201376A publication Critical patent/JPH05201376A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 剛性および視覚的安定感を高める。 【構成】 スイングアーム取付け用ブラケット120L
0よび120Rは、ボルト孔121L,121Rおよび
ボルト孔122L,122Rをそれぞれ備えている。ボ
ルト孔121L,121Rには連結用パイプ116L、
116Rを介してボルト140が、またボルト孔122
L,122Rには連結用パイプ118L、118Rを介
してボルト160がそれぞれ装着され、これによってス
イングアーム取付け用ブラケット120がフレーム本体
110に締着固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレーム本体にスイン
グアーム取付け用ブラケットをボルトで締結した自動二
輪車のフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、フレーム本体10と、該フレー
ム本体10とは別体に形成されたスイングアーム取付け
用ブラケット11とを備えた従来の自動二輪車用フレー
ム12を例示している。このフレーム12では、上記ス
イングアーム取付け用ブラケット11の上端部後方位置
をボルト13によってフレーム本体10に締着してい
る。つまり、上記スイングアーム取付け用ブラケット1
1を一箇所でフレーム本体10に支持している。
【0003】なお、上記ブラケット11は左右一対設け
られている。そして、個々のブラケット11間に位置さ
れたリヤサスペンション14のアッパアイ14aは、上
記ボルト13を利用してフレーム本体10に共締めされ
ている。また、上記ブラケット11は、その上、下端部
の各前方位置に螺着したボルト15,16によってエン
ジン17を懸架し、かつ中央位置に設けられたピボット
軸受18によってスイングアーム16の前端部を枢支し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、上記
フレーム12は、その構成要素であるスイングアーム取
付け用ブラケット11が一本のボルト13のみでフレー
ム本体10に連結されているので剛性が低い。また、こ
のような構造のフレーム12は、外観的にも、『ブラケ
ット11に作用する外力がボルト13の締結部に集中し
て、該締結部が破損するのではないか』という不安を搭
乗者に抱かせる。
【0005】本発明の目的は、かかる状況に鑑み、フレ
ーム本体と、該フレーム本体とは別体に形成されたスイ
ングアーム取付け用ブラケット11とを備えた自動二輪
車用フレームの剛性および視覚的安定感を高めることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、フレーム本
体にスイングアーム取付け用ブラケットをボルトで締結
した自動二輪車のフレームにおいて、上記フレーム本体
に、上記スイングアーム取付け用ブラケットを複数箇所
でボルト締めするためのボルト締付部を形成している。
【0007】
【作用】スイングアーム取付け用ブラケットがフレーム
本体に複数箇所で支持されるので、剛性が向上しかつ視
覚的安定感が高められる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図1に示す本考案の実施例に係るフレ
ーム100は、フレーム本体110と、図2に示すよう
な一対のスイングアーム取付け用ブラケット120L,
120Rとで構成されている。
【0009】上記フレーム本体110は、ヘッドチュー
ブ111と、該ヘッドチューブ111から後方に向かっ
て配設された左右のタンクレール112L,112R
と、ヘッドチューブ11から斜下方に向かって配設され
たダウンチューブ113と、タンクレール112L,1
12Rの後端部より斜め上方に向かって配設された左右
のリアチューブ114L,114Rと、タンクレール1
12Lとリアチューブ114L間およびタンクレール1
12Rとリアチューブ114R間にそれぞれ装架された
シートレール115Lおよび115Rとを備えている。
【0010】図2に示すように、タンクレール112L
の後端とリアチューブ114Lの先端は、それらに直交
する連結用パイプ116Rを介して連結され、同様に、
タンクレール112Rの後端とリアチューブ114Rの
先端は、それらに直交する連結用パイプ116Rを介し
て連結されている。
【0011】上記連結用パイプ116L,116Rから
は、リアチューブ114L,114Rにほぼ沿う態様
で、換言すれば、リアチューブ114L,114Rの先
端部が延長される態様で支持パイプ117L,117R
がそれぞれ突設されている。
【0012】上記支持パイプ117L,116Rの先端
には、それらに直交する連結用パイプ118L,118
Rが付設され、これらの連結用パイプ118L,118
Rと上記タンクレール112L,112Rの後端部間に
支持パイプ119L,119Rがそれぞれ装架されてい
る。
【0013】上記スイングアーム取付け用ブラケット1
20Lは、その上端部の後方位置および前方位置にそれ
ぞれボルト孔121Lおよび122Lが形成されてい
る。また、ボルト孔121Lおよび122Lの中間部に
ネジ孔123Lが形成され、さらに下端部前方位置にボ
ルト孔124Lが形成されている。
【0014】他方のスイングアーム取付け用ブラケット
120Rにも、上記ボルト孔121L,122Lおよび
124Lに対応するボルト孔121R,122Rおよび
124Rが形成され、またネジ孔123Lに対応するネ
ジ孔123Rが形成されている。
【0015】なお、各ブラケット120Lおよび120
Rの上下方向中央部には、図1に示すスイングアーム1
30の先端部を枢支するためのピボット軸受126Lお
よび126Rがそれぞれ設けられている。
【0016】上記スイングアーム取付け用ブラケット1
20Lおよび120Rをフレーム本体110に取付ける
さいには、該フレーム本体110の連結用パイプ116
Lおよび116Rの内側にブラケット120Lおよび1
20Rのボルト孔121Lおよび121Rをそれぞれ位
置させ、かつ図1のA−A断面図である図3に示したよ
うに、ボルト孔121Lおよび121Rの背部にそれぞ
れ形成されたボス125Lおよび125Rの間にリヤサ
スペンション170のアッパアイ171を位置させる。
【0017】そして、連結用パイプ116L、ボルト孔
121L、アッパアイ161、ボルト孔121Rおよび
連結用パイプ116Rに図2に示すボルト140を貫通
させ、ついで、このボルト140にナット140aを緩
めに螺合させてブラケット120Lおよび120Rをフ
レーム本体110に仮止めする。
【0018】上記仮止め処置により、ブラケット120
Lおよび120Rはボルト140を中心として揺動可能
である。そこで、ブラケット120Lおよび120Rを
揺動して、それらのブラケットのボルト孔122Lおよ
び122Rをフレーム本体110の連結用パイプ118
Lおよび118Rの内側にそれぞれ位置させる。
【0019】この状態では、フレーム本体110の支持
パイプ117L,117Rに貫通形成されたボルト孔1
17L′,117R′の位置と、ブラケット120L,
120Rのネジ孔123L,123Rのそれとがそれぞ
れ一致するので、図2に示すボルト150L,150R
をボルト孔117L′,117R′を介してネジ孔12
3L,123Rにそれぞれ螺着する。
【0020】上記ボルト150L,150Rの螺着によ
り、ブラケット120L,120Rがフレーム本体11
0に位置決めされる。そこで、図1のB−B断面図であ
る図4に示したように、連結用パイプ118L、ボルト
孔122L、エンジン180の端部、ボルト孔122R
および連結用パイプ118Rに図2に示すボルト160
を貫通させ、かつこのボルト160にナット160aを
螺着する。
【0021】その後、前記ボルト140に螺合されてい
るナット140aを強く締め着ければ、フレーム本体1
10にブラケット120Lおよび120Rが強く固定さ
れ、かつリヤサスペンション170のアッパアイ171
がブラケット120Lおよび120Rに共締めされる。
【0022】上述したように、上記ボルト150L,1
50Rは、フレーム本体110とブラケット120L,
120Rの相対位置関係を設定する目的で使用されるも
のである。もし、これらのボルト150L,150Rを
使用しなかった場合には、ブラケットのボルト孔122
Lおよび122Rとフレーム本体110の連結用パイプ
118Lおよび118Rとを位置合わせする操作と、エ
ンジン180の懸架用ボルト孔を連結用パイプ118L
および118Rの位置に合致させる操作の双方を実施し
なければならないため、組み付け作業が繁雑となり、い
わゆるライン生産も困難になる。
【0023】なお、上記ボルト150L,150Rは、
上記の使用目的からして比較的小径のもので良い。そこ
で上記実施例においては、ボルト140および160と
して10mm径のものを使用しているのに対して、ボル
ト150L,150Rには8mm径のものを使用してい
る。
【0024】ところで、上記エンジン180は、上記ボ
ルト160の締付けによって上方後側部が懸架される
が、ブラケット120Lおよび120Rの下端部に設け
られたボルト孔123Lおよび123R(図2参照)に
挿通される図示していないボルトによってその下方後側
部も懸架され、更に、前記ダウンチューブ113の下端
部に取付けられブラケット113aを介してその下方前
側部も懸架される。
【0025】上述したように、上記実施例のフレーム1
00は、ブラケット120Lおよび120Rがボルト1
40および160によってフレーム本体110の2箇所
で締結されている。したがって、このフレーム100は
剛性が高く、また力学的安定感のある外観形状を呈す
る。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、スイングアーム取付け
用ブラケットの複数箇所をフレーム本体にボルトで締結
しているので、高い剛性が得られる。また、力学的安定
感のある外観形状を呈するので、搭乗者等に安心感を与
えることができるという利点も併せ持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフレームの一実施例を概念的に示
した側面図。
【図2】フレーム本体に対するスイングアーム取付け用
ブラケットの取付態様を示した斜視図。
【図3】図1のA−A線による断面図。
【図4】図1のB−B線による断面図。
【図5】従来のフレームの構成を概念的に示した側面
図。
【符号の説明】
100 フレーム 110 フレーム本体 116L,116R,118L,118R 連結用パイ
プ 117L,117R、119L,119R 支持パイプ 120L,120R スイングアーム取付け用ブラケッ
ト 121L,121R,122L,122R ボルト孔 123L,123R ネジ孔 130 スイングアーム 140,150L,150R,160 ボルト 170 リヤサスペンション 180 エンジン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム本体にスイングアーム取付け用
    ブラケットをボルトで締結した自動二輪車のフレームに
    おいて、 上記フレーム本体に、上記スイングアーム取付け用ブラ
    ケットを複数箇所でボルト締めするためのボルト締付部
    を形成したことを特徴とする自動二輪車のフレーム。
JP1129392A 1992-01-24 1992-01-24 自動二輪車のフレーム Pending JPH05201376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1129392A JPH05201376A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 自動二輪車のフレーム

Applications Claiming Priority (1)

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JP1129392A JPH05201376A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 自動二輪車のフレーム

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Publication Number Publication Date
JPH05201376A true JPH05201376A (ja) 1993-08-10

Family

ID=11773953

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1129392A Pending JPH05201376A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 自動二輪車のフレーム

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JP (1) JPH05201376A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009053233A1 (de) 2009-11-06 2011-05-12 Ktm-Sportmotorcycle Ag Aufnahmevorrichtung für einen Antriebsmotor eines Motorrads
JP2012206537A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車のフットレスト構造
JP2015171891A (ja) * 2015-05-18 2015-10-01 本田技研工業株式会社 自動二輪車のフットレスト構造
JP2016041531A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 川崎重工業株式会社 乗り物の部材取付構造

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US10093381B2 (en) 2014-08-18 2018-10-09 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Component mounting structure of vehicle
JP2015171891A (ja) * 2015-05-18 2015-10-01 本田技研工業株式会社 自動二輪車のフットレスト構造

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