JPH05191214A - 自動周波数制御方式 - Google Patents

自動周波数制御方式

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JPH05191214A
JPH05191214A JP281392A JP281392A JPH05191214A JP H05191214 A JPH05191214 A JP H05191214A JP 281392 A JP281392 A JP 281392A JP 281392 A JP281392 A JP 281392A JP H05191214 A JPH05191214 A JP H05191214A
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pilot
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pilot signal
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JP281392A
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Eiji Itaya
英治 板谷
Yoshiaki Kumagai
佳晶 熊谷
Katsumi Nakada
克巳 中田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は受信装置におけるパイロット信号の検
出を素早く行うことができ、且つそれを行う装置を安価
に実現することができる自動周波数制御方式を提供する
ことを目的とする。 【構成】送信装置から受信装置へ任意のパイロット信号
を送信すると共に、送信中パイロット信号のパイロット
情報を送信し、受信装置で、パイロット情報を抽出し、
この抽出されたパイロット情報に応じた周波数の信号に
よって受信パイロット信号の周波数に同期する自動周波
数制御を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動周波数制御方式に関
する。この自動周波数制御(AFC:Automatic Freque
ncy Control )方式は、親局と子局とが人工衛星を介し
て通信を行う衛星通信等に適用されるものであり、特に
SCPC(Single Channel Per Carrier)方式等の高安定
なAFCに関するものである。
【0002】無線チャネルを増加した場合の対応が容易
であると共に、低コスト及び周波数の利用効率が良いこ
とから、各種のSCPC方式によるものがある。各種S
CPC方式は、周波数利用効率をより向上させる目的で
チャネル間隔が狭くしてあり、このためチャネル間干渉
等の不具合が生じ、安定度を損なうことがある。そこで
高安定なAFC方式が要望されている。
【0003】
【従来の技術】図4に従来の自動周波数制御方式による
親局に設置された送信装置のブロック構成図を示し、図
5に従来の自動周波数制御方式による子局に設置された
受信装置のブロック構成図を示す。
【0004】図4に示す送信装置1は、メインとサブの
2つが同位置又は地域的に隔離されて設置されるのが一
般的であり、メインの送信装置1が故障した際にサブの
送信装置1が使用される。
【0005】送信装置1は、AFC用の複数のパイロッ
ト信号、及び通信データである第1〜第nチャネル信号
を送信するものであり、第1及び第2基準発振器2,3
と、第1〜第n変調器41 〜4n と、ハイブリッド回路
5と、送信周波数変換部6と、送信用アンテナ7とを有
して構成されている。
【0006】第1基準発振器2は、周波数f1 のパイロ
ット信号P1を発生するものであり、第2基準発振器3
は、周波数f2 のパイロット信号P2を発生するもので
ある。
【0007】第1〜第n変調器41 〜4n は、第1〜第
nチャネル信号S1〜Snを搬送波に対して変調するも
のである。この変調された第1〜第nチャネル信号S1
〜Snは、ハイブリッド回路5によって、パイロット信
号P1,P2と合成され、送信周波数変換部6へ出力さ
れる。
【0008】送信周波数変換部6は、入力された信号周
波数を所定の周波数にアップして出力するものである。
送信周波数変換部6から出力されるパイロット信号P
1,P2、及び第1〜第nチャネル信号S1〜Snは、
アンテナ7によって電波信号として図示せぬ人工衛星を
介して、図5に示す子局の受信装置11へ送信される。
【0009】図5に示す子局(通常、数十局〜数千局)
の受信装置11は、受信用アンテナ12と、受信周波数
変換部13と、ハイブリッド回路14と、AFC部15
と、図4に示す変調器41 〜4n 数に対応した数の復調
器161 〜16n とを有して構成されている。
【0010】受信周波数変換部13は、アンテナ12の
受信信号であるパイロット信号P1,P2、及び第1〜
第nチャネル信号S1〜Snの周波数を所定の周波数に
ダウンして出力するものである。
【0011】ハイブリッド回路14は、受信周波数変換
部13から出力されるパイロット信号P1,P2及び第
1〜第nチャネル信号S1〜Snを分岐するものであ
る。AFC部15は、受信周波数変換部13で所定周波
数f1 ,f2 に変換の行われたパイロット信号P1,P
2を抽出し、このパイロット信号P1,P2に同期する
ためのAFC制御を行うものである。
【0012】AFC部15の出力信号は、受信周波数変
換部13の周波数変換用のローカル周波数であるので、
受信周波数変換部13とAFC部15とでAFCが構成
されている。
【0013】復調器161 〜16n は、ハイブリッド回
路14を介して入力される第1〜第nチャネル信号S1
〜Snを復調して出力するものである。このような構成
において、親局は送信装置1から周波数f1 及びf2
パイロット信号P1又はP2を同時又は交互に送信する
が、今例えば、送信装置1から周波数f1 のパイロット
信号P1が送信され、そのパイロット信号P1を子局の
受信装置11が受信しているものとする。
【0014】この場合、受信装置11は、パイロット信
号P1の周波数f1 に同期することにより制御されてい
る。しかし、何らかの原因により送信装置1の第1基準
発振器2が故障し、パイロット信号P1が送信されなく
なった場合、代わりに第2基準発振器3からパイロット
信号P2が送信される。
【0015】受信装置11のAFC部15は、パイロッ
ト信号P1が途切れたことを検知することによりAFC
アラームを発生させ、その後送信されてくるパイロット
信号P2の周波数f2 に同期するために、送信装置1か
ら送信されてくる信号周波数の所定帯域内をサーチして
周波数f2 を捕捉した後、同期を確立していた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したように自動周
波数制御方式においては、パイロット信号P1の断によ
りAFCアラーム状態となった場合、受信装置11で再
びパイロット信号P1を捕捉するか、又は他のパイロッ
ト信号P2を捕捉するために、受信信号の所定周波数帯
域内をサーチする必要がある。
【0017】受信信号におけるパイロット信号P1,P
2の配置は、図6の周波数スペクトル図に示すように、
パイロット信号P1又はP2を捕捉するためのサーチ時
に、第1〜第nチャネル信号S1〜Snへの干渉を防止
するため、パイロット信号P1,P2と隣合うチャネル
信号との間に、通常3スロット分の幅のガードバンド2
0,20が設けられている。
【0018】1スロットの幅は、各チャネル信号S1〜
Snの間隔であり、例えば一般的なFM−SCPC方式
では45KHz(狭帯域化を図ったシステムでは22.
5KHz)程度である。
【0019】つまり、1つのガードバンド20の幅は1
35KHzなので、パイロット信号P1,P2とこれに
隣合うチャネル信号とは135KHzしか離れていな
い。従って、パイロット信号P1又はP2をサーチする
際には、チャネル信号への干渉を無くすために精度良く
AFCを行う必要がある。
【0020】しかし、一般的に受信装置11の受信信号
周波数が高い(例えば12GHz)ことと、受信装置1
1の受信周波数変換部13の出力IF周波数が70MH
z又は140MHz程度であることと、周波数の高い受
信信号からパイロット信号P1又はP2をサーチする際
の、AFC用の電圧制御発振器の精度が追従しないこと
等から、パイロット信号P1又はP2のサーチを精度良
く行うのが困難であるという問題があった。
【0021】また、衛星通信では、降雨による信号減衰
及び雑音発生や、回線コスト等の点からC/N(Carrier
/Noise) があまり良くない点で使用されることが多い。
よって、抽出パイロット信号のC/Nを少しでも良くし
て受信周波数変換部13の出力信号のジッタを減少させ
るためには、AFCループのループ帯域幅ωnを小さく
する必要がある。ループ帯域幅ωnが小さくなれば、A
FCループのプルインレンジも狭くなるので、パイロッ
ト信号の捕捉が困難になるといった問題がある。
【0022】パイロット信号の捕捉が困難となれば、パ
イロット信号捕捉時のサーチに時間がかかり、この間デ
ータ(チャネル信号S1〜Sn)の再受信が行えないと
いった問題がある。
【0023】また、以上の問題を解決する手段があって
もコストが高いといった問題がある。本発明は、このよ
うな点に鑑みてなされたものであり、受信装置における
パイロット信号の検出を素早く行うことができ、且つそ
れを行う装置を安価に実現することができる自動周波数
制御方式を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の自動周波
数制御方式による送信装置の原理説明図、図2は本発明
の自動周波数制御方式による受信装置の原理説明図であ
る。但し、図1及び図2において、図4及び図5に示す
従来の送信装置及び受信装置の各部に対応する部分には
同一符号が付してある。
【0025】図1において、符号2は第1発振手段(第
1基準発振器)であり、周波数f1 のパイロット信号P
1を発生するものであり、3は第2発振手段(第2基準
発振器)であり、周波数f2 のパイロット信号P2を発
生するものである。
【0026】21′は本発明の特徴部分のパイロット情
報送信手段であり、制御手段21と変調手段22とから
構成されている。制御手段21は、現在どのパイロット
信号P1,P2が出力されているかを検出し、この検出
したパイロット信号P1,P2のチャネルナンバや状態
を出力するものである。
【0027】変調手段22は、制御手段21から出力さ
れるパイロット信号P1,P2のチャネルナンバや状態
を変調し、パイロット情報PDとして出力するものであ
る。41 〜4n は第1〜第n変調器であり、第1〜第n
チャネル信号S1〜Snを搬送波に対して変調するもの
である。
【0028】5はハイブリッド回路であり、入力される
各信号を合成して出力するものである。6は送信周波数
変換手段であり、ハイブリッド回路5から出力される信
号の周波数を所定の周波数にアップして出力するもので
ある。
【0029】7はアンテナであり、送信周波数変換手段
6から出力される信号を電波信号として出力するもので
ある。図2において、符号12はアンテナであり、図1
に示す送信装置23から送信されてくる信号を受信する
ものである。
【0030】13は受信周波数変換手段であり、アンテ
ナ12で受信された信号の周波数を所定の周波数にダウ
ンして出力するものである。14はハイブリッド回路で
あり、受信周波数変換部13から出力される信号を分岐
して出力するものである。
【0031】161 〜16n は復調器であり、ハイブリ
ッド回路14を介して入力される第1〜第nチャネル信
号S1〜Snを復調して出力するものである。24は本
発明の特徴部分である復調手段であり、ハイブリッド回
路14を介して入力されるパイロット情報PDを復調し
て出力するものである。
【0032】25は本発明の特徴部分であるAFC(自
動周波数制御)手段であり、復調手段24から出力され
るパイロット情報PDに応じて自動周波数制御を行う基
準となる周波数に同期することにより、ハイブリッド回
路14を介して入力されるパイロット信号P1,P2に
同期する自動周波数制御を行うものである。
【0033】
【作用】上述した本発明において、例えば送信装置23
から第1基準発振器2が発生するパイロット信号P1が
出力され、これを受信装置26が受信しているものとす
る。
【0034】今、何らかの原因で第1基準発振器2が故
障し、第2基準発振器3に切り替わったとする。この場
合、送信装置23においては、制御手段21によりパイ
ロット信号P2が検出され、この検出されたパイロット
信号P2のチャネルナンバが変調手段22へ出力されて
変調され、パイロット信号P2のパイロットPDとして
出力される。
【0035】また、受信装置26においては、AFC手
段25によりパイロット信号P1の断状態が検出される
ことにより、自動周波数制御が一旦オフにされ、断状態
が検出される以前に同期していたパイロット信号P1と
ほぼ同じ周波数f1 ′がホールドされる。
【0036】その後、送信されて来たパイロット信号P
2のパイロット情報PDが復調手段24により復調さ
れ、この復調されたパイロット情報PDに応じて、AF
C手段25の自動周波数制御を行う基準となる周波数に
瞬時に同期が取られ、ハイブリッド回路14を介して入
力されるパイロット信号P2の周波数f2 に継続して同
期が取られる。
【0037】従って、切り替えられたパイロット信号P
2に瞬時に同期することができ、また、高額部品を使用
することなしに構成できるので低コスト化を実現するこ
とができる。
【0038】従来は、パイロット信号が切り替えられた
場合、その切り替えられたパイロット信号の周波数を受
信装置のAFC手段でサーチする方法が取られていたた
め、サーチに時間がかかり瞬時に切り替えることができ
なかった。
【0039】また、上述したように、パイロット信号P
1の断状態を検出することにより、自動周波数制御を一
旦オフにし、断状態を検出する以前に同期していたパイ
ロット信号P1とほぼ同じ周波数f1 ′をホールドする
ようにしている。この間、受信周波数がドリフトし、受
信中の第1〜第nチャネル信号S1〜Snに悪影響を及
ぼすことが考えられる。
【0040】受信周波数がドリフトする要因としては、
例えば送信装置23が人工衛星を介して受信装置26へ
信号を送信しているとすると、第1に人工衛星の局部発
振器によるドリフトが考えられる。
【0041】第2に人工衛星が移動することによるドッ
プラー効果によるドリフト、第3に受信装置26のAF
C手段25の自動周波数制御用電圧制御発振器の変動に
よるドリフトが考えられる。
【0042】しかし、第1〜第3に上げた要因は、何れ
も急激に影響を及ぼすものではなく、送信装置23のパ
イロット信号切替時間と人工衛星の折り返し時間とを加
算した程度の時間では、受信周波数はほどんどドリフト
することはない。
【0043】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図3は本発明の一実施例による自動周波
数制御方式による受信装置のブロック構成図である。こ
の図において、前述の(課題を解決するための手段)及
び(作用)のところで説明した図2に示す受信装置26
の各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を
省略する。
【0044】また、本実施例における送信装置として
は、図1に示すものを対象とする。図3に示すAFC部
25において、31,32はAFCループの基準信号源
となる第1及び第2基準発振器であり、図1に示す送信
装置23の第1及び第2基準発振器2,3と同様な周波
数f1 ,f2 の信号P1′,P2′を発生するものであ
る。
【0045】33は第1切替スイッチであり、復調器2
4から出力されるパイロット情報PDに応じて切り替わ
ることによって、信号P1′又はP2′を選択するもの
である。
【0046】34はバンドパスフィルタであり、ハイブ
リッド回路14を介して入力されるパイロット信号P1
又はP2を通過させるものである。35はパイロット信
号検出器であり、バンドパスフィルタ34を通過したパ
イロット信号P1又はP2を検出し、この検出信号を出
力するものである。
【0047】36は周波数位相比較器であり、第1切替
スイッチ33を介して入力される信号P1′又はP2′
と、バンドパスフィルタ34を介して入力されるパイロ
ット信号P1又はP2との周波数及び位相を比較し、そ
の差分信号を出力するものである。
【0048】37はAFCループのオン/オフスイッチ
となる第2切替スイッチであり、パイロット信号検出器
35から出力される検出信号に応じて切り替わることに
よって、周波数位相比較器36から出力される差分信
号、又は電源37′の出力電圧信号を選択するものであ
る。
【0049】38はAFCループの応答特性を決定する
ループフィルタであり、第2切替スイッチ37を介して
入力される差分信号、又は電圧信号の低周波成分を通過
させるものである。
【0050】39は電圧制御発振器であり、ループフィ
ルタ38の出力信号に応じた周波数の信号を受信周波数
変換部13へ出力するものである。このような構成にお
いて、例えば図1に示す送信装置23から第1基準発振
器2が発生するパイロット信号P1が出力され、これを
図示せぬ人工衛星を介して図3に示す受信装置26′が
受信しているものとする。但し、周波数f1 は70MH
z、周波数f2 は71MHzであるとする。
【0051】この場合、受信装置26′の復調器24が
パイロット信号P1のパイロット情報PDを復調して出
力しているので、第1切替スイッチ33が実線で示す側
となっており、第1基準発振器31の周波数f1 の信号
P1′が選択されている。
【0052】また、バンドパスフィルタ34はハイブリ
ッド回路14を介して入力されるパイロット信号P1を
通過させ、この通過したパイロット信号P1がパイロッ
ト信号検出器35によって検出されることにより、第2
切替スイッチ37が実線で示す側となっている。
【0053】つまり、この場合のAFCループにおいて
は、周波数位相比較器36により、受信パイロット信号
P1と信号P1′との周波数f1 が比較されることによ
って、互いに等しくなるように制御されている。
【0054】ここで、例えば送信装置23の第1基準発
振器2が何らかの原因で故障し、第2基準発振器3に切
り替わったとする。この場合、パイロット信号P1が断
となり、この断状態が受信装置26′のパイロット信号
検出器35で検出される。この検出によってパイロット
信号検出器35から第2切替スイッチ37へパイロット
信号P1が断となったことを示す検出信号が出力される
ので、第2切替スイッチ37が破線で示す側に切り替わ
る。
【0055】これによってAFCループがオフとされ
る。この時、電源37′からの電圧信号が第2切替スイ
ッチ27及びループフィルタ38を介して電圧制御発振
器39へ供給されるので、電圧制御発振器39は周波数
1 がほぼ70MHzとなる点でフリーラン状態となっ
ている。
【0056】次に、受信装置26′に、送信装置23か
ら出力されたパイロット信号P2及びパイロット信号P
2のパイロット情報PDを含む送信信号が送られてくる
と、復調器24がそのパイロット情報PDを復調し、こ
の復調されたパイロット情報PDが第1切替スイッチ3
3に供給されるので、第1切替スイッチ33が破線で示
す側に切り替わり、信号P2′が周波数位相比較器36
へ出力される。
【0057】また、バンドパスフィルタ34がパイロッ
ト信号P2を通過させ、この通過したパイロット信号P
2がパイロット信号検出器35で検出され、この検出さ
れたパイロット信号P2に応じた検出信号が第2切替ス
イッチ37へ供給されるので、第2切替スイッチ37は
実線で示す側に切り替わる。
【0058】このことによって、AFCループが瞬時に
信号P2′の周波数f2 に同期する。信号P2′の周波
数f2 は、パイロット信号P2の71MHzの周波数f
2 とほぼ同じなので、従来例のようにパイロット信号P
2の周波数f2 をサーチする必要もなしに、AFCルー
プのプルインレンジで充分同期を取ることができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信装置におけるパイロット信号の検出を素早く行うこ
とができる効果がある。また、受信装置を安価に構成す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動周波数制御方式による送信装置の
原理説明図である。
【図2】本発明の自動周波数制御方式による受信装置の
原理説明図である。
【図3】本発明の第一実施例の自動周波数制御方式によ
る受信装置のブロック構成図である。
【図4】従来の自動周波数制御方式による親局に設置さ
れる送信装置のブロック構成図である。
【図5】従来の自動周波数制御方式による子局に設置さ
れる受信装置のブロック構成図である。
【図6】周波数スペクトル図である。
【符号の説明】
2,3 発振手段 21′ パイロット情報送信手段 21 制御手段 22 変調手段 24 復調手段 25 AFC手段 31,32 発振器 33 第1切替スイッチ 34 バンドパスフィルタ 35 パイロット信号検出器 36 周波数位相比較器 37 第2切替スイッチ 37′ 電源 38 ローパスフィルタ 39 電圧制御発振器 P1 周波数f1 のパイロット信号 P2 周波数f2 のパイロット信号 PD パイロット情報 P1′ 周波数f1 の信号 P2′ 周波数f2 の信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々異なる周波数(f1,f2) のパイロット
    信号(P1,P2) を出力する複数の発振手段(2,3) を有する
    送信装置(23)から受信装置(26)へ任意のパイロット信号
    ( 例えばP1) を送信し、該受信装置(26)で送信されてき
    たパイロット信号(P1)の周波数(f1)に同期する自動周波
    数制御を行う自動周波数制御方式において、 前記送信装置(23)に、送信中のパイロット信号( 例えば
    P1) のパイロット情報(PD)を送信するパイロット情報送
    信手段(21 ′) を設け、 前記受信装置(26)に、該パイロット情報(PD)を抽出する
    復調手段(24)と、この抽出したパイロット情報(PD)に応
    じた周波数(f1)の信号により、受信パイロット信号(P1)
    の周波数に同期する自動周波数制御を行うAFC手段(2
    5)とを設けたことを特徴とする自動周波数制御方式。
  2. 【請求項2】 前記パイロット情報送信手段(21 ′)
    を、 前記複数の発振手段(2,3) から出力されるパイロット信
    号( 例えばP1) を検出し、この検出したパイロット信号
    ( 例えばP1) の特徴情報を出力する制御手段(21)と、該
    特徴情報を変調して前記パイロット情報(PD)として出力
    する変調手段(22)とから構成したことを特徴とする請求
    項1記載の自動周波数制御方式。
  3. 【請求項3】 前記AFC手段(25)を、 前記送信装置(23)の複数の発振手段(2,3) が出力するパ
    イロット信号(P1,P2)の周波数(f1,f2) と同周波数(f1,f
    2) の信号(P1 ′,P2 ′) を出力する複数の発振器(31,3
    2) と、 前記復調手段(24)から出力されるパイロット情報(PD)に
    応じて該複数の発振器(31,32) から出力される信号(P1
    ′,P2 ′) を選択する第1切替スイッチ(33)と、 該送信装置(23)から送信されてきたパイロット信号( 例
    えばP1) を通過させるバンドパスフィルタ(34)と、 該バンドパスフィルタ(34)を通過したパイロット信号(P
    1)を検出して検出信号を出力するパイロット信号検出器
    (35)と、 該バンドパスフィルタ(34)を通過したパイロット信号(P
    1)と、該第1切替スイッチ(33)により選択された信号(
    例えばP1′) との周波数及び位相を比較し、この比較の
    結果得られる差分信号を出力する周波数位相比較器(36)
    と、 該検出信号に応じて、該差分信号、又は電源(37 ′) か
    ら出力される所定レベルの電圧信号を選択する第2切替
    スイッチ(37)と、 該第2切替スイッチ(37)により選択された信号の低周波
    成分を通過させるループフィルタ(38)と、 該ループフィルタ(38)から出力される信号に応じた周波
    数の信号を出力する電圧制御発振器(39)とを具備して構
    成したことを特徴とする請求項1記載の自動周波数制御
    方式。
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JP281392A Withdrawn JPH05191214A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 自動周波数制御方式

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