JPH05180184A - 水封式真空ポンプ - Google Patents
水封式真空ポンプInfo
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- JPH05180184A JPH05180184A JP35777491A JP35777491A JPH05180184A JP H05180184 A JPH05180184 A JP H05180184A JP 35777491 A JP35777491 A JP 35777491A JP 35777491 A JP35777491 A JP 35777491A JP H05180184 A JPH05180184 A JP H05180184A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C19/00—Rotary-piston pumps with fluid ring or the like, specially adapted for elastic fluids
- F04C19/004—Details concerning the operating liquid, e.g. nature, separation, cooling, cleaning, control of the supply
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C19/00—Rotary-piston pumps with fluid ring or the like, specially adapted for elastic fluids
- F04C19/005—Details concerning the admission or discharge
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水封式真空ポンプにおいて、ポンプ室の側面
とインペラの側面との間の隙間より、空気の漏れるのを
防止して真空ポンプの性能向上と供給する封水を節約す
る。 【構成】 反モーター側ケーシング1とモーター側ケー
シング2との間にポンプ室3を形成し、このポンプ室3
と反モーター側ケーシング1の内側中心部との間を通水
路1fで連通した構成の水封式真空ポンプにおいて、前
記ポンプ室3内に、複数の羽根6aを具備し、これらの
隣り合った羽根6a間に空気が漏れるのを防止する仕切
板6bを、片方側にのみ一体に付設した構成のインペラ
6を設けたことを特徴としている。
とインペラの側面との間の隙間より、空気の漏れるのを
防止して真空ポンプの性能向上と供給する封水を節約す
る。 【構成】 反モーター側ケーシング1とモーター側ケー
シング2との間にポンプ室3を形成し、このポンプ室3
と反モーター側ケーシング1の内側中心部との間を通水
路1fで連通した構成の水封式真空ポンプにおいて、前
記ポンプ室3内に、複数の羽根6aを具備し、これらの
隣り合った羽根6a間に空気が漏れるのを防止する仕切
板6bを、片方側にのみ一体に付設した構成のインペラ
6を設けたことを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水封式真空ポンプに
関するもので、更に詳細にはインペラを挟むポンプ室の
両側面と、インペラの両側面との隙間を通る羽根間の空
気漏れを防止するようにした水封式真空ポンプに関する
ものである。
関するもので、更に詳細にはインペラを挟むポンプ室の
両側面と、インペラの両側面との隙間を通る羽根間の空
気漏れを防止するようにした水封式真空ポンプに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ポンプ室内の液体(例え
ば、水)をインペラによって回転させることにより、そ
の液体がインペラの半径方向へ移動するのに伴って気体
(例えば、空気)を吸入排出し、圧送または排除する水
封式の真空ポンプは公知であり、このポンプを複数個使
用し、1段側ポンプの排気口と2段側ポンプの吸気口を
連通して一段のものよりも高い真空度を得られるように
した2段水封式真空ポンプも種々提案されている。
ば、水)をインペラによって回転させることにより、そ
の液体がインペラの半径方向へ移動するのに伴って気体
(例えば、空気)を吸入排出し、圧送または排除する水
封式の真空ポンプは公知であり、このポンプを複数個使
用し、1段側ポンプの排気口と2段側ポンプの吸気口を
連通して一段のものよりも高い真空度を得られるように
した2段水封式真空ポンプも種々提案されている。
【0003】この種の水封式真空ポンプの封水の供給
は、図9に示すように、給水口21よりポンプ室22へ
矢印で示すようにインペラ23の両側面とポンプ室22
の両側面との隙間より流入する構造が一般的である。と
ころで、この従来の封水供給構造では、ポンプ室22と
インペラ23の両側面の隙間が大きいと、ポンプ性能は
悪くなりがちで、また、隙間を小さくしても給水量が少
ないとポンプ室22とインペラ23の両側面の給水によ
るシールが不充分となり性能が低下する。尚、封水の給
水を給水口21より吸気口24へ変更(吸気配管中へ給
水する)すれば、給水自吸性は良くなるが、この場合は
ポンプ室22とインペラ23の両側面の給水によるシー
ルが全くできないために空気の内部漏れが著しくて、ポ
ンプ性能は低下する。
は、図9に示すように、給水口21よりポンプ室22へ
矢印で示すようにインペラ23の両側面とポンプ室22
の両側面との隙間より流入する構造が一般的である。と
ころで、この従来の封水供給構造では、ポンプ室22と
インペラ23の両側面の隙間が大きいと、ポンプ性能は
悪くなりがちで、また、隙間を小さくしても給水量が少
ないとポンプ室22とインペラ23の両側面の給水によ
るシールが不充分となり性能が低下する。尚、封水の給
水を給水口21より吸気口24へ変更(吸気配管中へ給
水する)すれば、給水自吸性は良くなるが、この場合は
ポンプ室22とインペラ23の両側面の給水によるシー
ルが全くできないために空気の内部漏れが著しくて、ポ
ンプ性能は低下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述のよう
に、水封式真空ポンプでは、インペラ23を挟むポンプ
室22の両側面とインペラ23の両側面との隙間を通っ
て羽根間を空気が漏れて性能が低下するため、この発明
は、インペラの片方側に羽根と一体構造の仕切板を設け
るとともに、他方側のインペラ側面とポンプ室側面との
隙間に封水によるシールができるようにポンプ室の封水
をインペラのボス部に還流させる構成の水封式真空ポン
プを提供することを目的とするものである。
に、水封式真空ポンプでは、インペラ23を挟むポンプ
室22の両側面とインペラ23の両側面との隙間を通っ
て羽根間を空気が漏れて性能が低下するため、この発明
は、インペラの片方側に羽根と一体構造の仕切板を設け
るとともに、他方側のインペラ側面とポンプ室側面との
隙間に封水によるシールができるようにポンプ室の封水
をインペラのボス部に還流させる構成の水封式真空ポン
プを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、反モーター側ケ
ーシングとモーター側ケーシングとの間にポンプ室を形
成し、このポンプ室と反モーター側ケーシングの内側中
心部との間を通水路で連通した構成の水封式真空ポンプ
において、前記ポンプ室内に、複数の羽根を具備し、こ
れらの隣り合った羽根間の空気が漏れるのを防止する仕
切板を、片方側にのみ一体に付設した構成のインペラを
設けたことを特徴としている。
解決するためになされたものであって、反モーター側ケ
ーシングとモーター側ケーシングとの間にポンプ室を形
成し、このポンプ室と反モーター側ケーシングの内側中
心部との間を通水路で連通した構成の水封式真空ポンプ
において、前記ポンプ室内に、複数の羽根を具備し、こ
れらの隣り合った羽根間の空気が漏れるのを防止する仕
切板を、片方側にのみ一体に付設した構成のインペラを
設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】この発明によれば、封水はポンプ室内をほぼ一
定の厚さでインペラとともに回転するから、その遠心力
で外周の圧力は内周の圧力よりも高く、その圧力差によ
って封水の一部は、反モーター側ケーシングに形成した
通水路を介してインペラのボスを囲む止り穴に流入し、
ポンプ室の反モーター側の側面とインペラの側面との隙
間よりポンプ室内に還流する。還流した封水は、インペ
ラの隣り合った羽根間で薄膜状となり羽根の端面をシー
ルするので、羽根側面とポンプ室側面との隙間から空気
の漏れるのを防止する。又、他方側のポンプ室側面は、
インペラの羽根と一体構造に形成した仕切板によって仕
切られているので空気が漏れることはない。
定の厚さでインペラとともに回転するから、その遠心力
で外周の圧力は内周の圧力よりも高く、その圧力差によ
って封水の一部は、反モーター側ケーシングに形成した
通水路を介してインペラのボスを囲む止り穴に流入し、
ポンプ室の反モーター側の側面とインペラの側面との隙
間よりポンプ室内に還流する。還流した封水は、インペ
ラの隣り合った羽根間で薄膜状となり羽根の端面をシー
ルするので、羽根側面とポンプ室側面との隙間から空気
の漏れるのを防止する。又、他方側のポンプ室側面は、
インペラの羽根と一体構造に形成した仕切板によって仕
切られているので空気が漏れることはない。
【0007】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1に示すように、水封式真空ポ
ンプは、ポンプ部Pと軸受部4からなり、ポンプ部Pは
一方側から吸気し、同方向側へ排気するもので、反モー
ター側ケーシング1(第1ケーシング)とモーター側ケ
ーシング2(第2ケーシング)により構成されており、
このポンプ部Pは、ボルト9により軸受部4に対して連
結されている。
いて詳細に説明する。図1に示すように、水封式真空ポ
ンプは、ポンプ部Pと軸受部4からなり、ポンプ部Pは
一方側から吸気し、同方向側へ排気するもので、反モー
ター側ケーシング1(第1ケーシング)とモーター側ケ
ーシング2(第2ケーシング)により構成されており、
このポンプ部Pは、ボルト9により軸受部4に対して連
結されている。
【0008】前記反モーター側ケーシング1とモーター
側ケーシング2との間にポンプ室3が形成されており、
このポンプ室3にはインペラ6が回転自在に設けられて
いる。このインペラ6は、回転軸8にキーおよびバネを
介してC型止め輪により固定してある。そして、前記軸
受部4には、回転軸8を回転自在に支持する軸受と駆動
モータ(図示省略)を配置している。
側ケーシング2との間にポンプ室3が形成されており、
このポンプ室3にはインペラ6が回転自在に設けられて
いる。このインペラ6は、回転軸8にキーおよびバネを
介してC型止め輪により固定してある。そして、前記軸
受部4には、回転軸8を回転自在に支持する軸受と駆動
モータ(図示省略)を配置している。
【0009】反モーター側ケーシング1は、図1および
図2に示すように、略円板形状で中心のポンプ室3側に
止り穴1aを形成しており、斜上方には吸気口1b(空
気と水を供給)を吸気ポート1cに連通するように形成
し、斜下方には排気口1dと排気ポート1eを連通する
ように形成している。又、前記ポンプ室3に対面する側
面と前記止まり穴1aとの間に通水路1fを形成してい
る。
図2に示すように、略円板形状で中心のポンプ室3側に
止り穴1aを形成しており、斜上方には吸気口1b(空
気と水を供給)を吸気ポート1cに連通するように形成
し、斜下方には排気口1dと排気ポート1eを連通する
ように形成している。又、前記ポンプ室3に対面する側
面と前記止まり穴1aとの間に通水路1fを形成してい
る。
【0010】モーター側ケーシング2は、図1および図
3に示すように、略円板形状で中心にメカニカルシール
5を収納するメカニカルシールボックス2aを形成し、
前記インペラ6との間にマウスリング7を設けて空間2
bを形成している。前記反モーター側ケーシング1と対
面する側面に、中心より所定量偏心したポンプ室3を形
成している。
3に示すように、略円板形状で中心にメカニカルシール
5を収納するメカニカルシールボックス2aを形成し、
前記インペラ6との間にマウスリング7を設けて空間2
bを形成している。前記反モーター側ケーシング1と対
面する側面に、中心より所定量偏心したポンプ室3を形
成している。
【0011】この発明に係るインペラ6は、図1図4及
び図5に示すように、略放射状に配置した複数の羽根6
aにより構成されており、この羽根6aの片方側の羽根
側面に、この羽根側面と一体構造の仕切板6bが形成し
てある。又、ボス6cの中心に回転軸8用の孔6bを形
成し、その回りには複数の通水孔6eを貫通してある。
図中矢印はインペラ6の回転方向を示し、3aはポンプ
室3の内周壁を示す。
び図5に示すように、略放射状に配置した複数の羽根6
aにより構成されており、この羽根6aの片方側の羽根
側面に、この羽根側面と一体構造の仕切板6bが形成し
てある。又、ボス6cの中心に回転軸8用の孔6bを形
成し、その回りには複数の通水孔6eを貫通してある。
図中矢印はインペラ6の回転方向を示し、3aはポンプ
室3の内周壁を示す。
【0012】次に、この水封式ポンプの作動及び作用を
説明する。吸気口1bから水と空気を供給し、図示しな
いモーターにより回転軸8を回転してインペラ6を回転
すると、ポンプ室3内の水はポンプ室の内周壁に沿って
流れ、環状になって周回する。インペラ6の中心はポン
プ室3の内周壁3aの中心に対して偏心しているので、
インペラのボス面と水面との間に三日月状の空間部が生
じ、インペラの羽根と水面に挟まれた空間部がインペラ
の回転によって膨張収縮することにより空気を吸入排出
する。
説明する。吸気口1bから水と空気を供給し、図示しな
いモーターにより回転軸8を回転してインペラ6を回転
すると、ポンプ室3内の水はポンプ室の内周壁に沿って
流れ、環状になって周回する。インペラ6の中心はポン
プ室3の内周壁3aの中心に対して偏心しているので、
インペラのボス面と水面との間に三日月状の空間部が生
じ、インペラの羽根と水面に挟まれた空間部がインペラ
の回転によって膨張収縮することにより空気を吸入排出
する。
【0013】一方、空気の流れを説明すると、吸気口1
bからの空気は吸気ポート1cからポンプ室3に吸い込
まれる。ポンプ室3内から排出される空気は、反モータ
ー側ケーシング1の内面に形成した排気ポート1eから
排気口1dを介して外部に排出されることになる。
bからの空気は吸気ポート1cからポンプ室3に吸い込
まれる。ポンプ室3内から排出される空気は、反モータ
ー側ケーシング1の内面に形成した排気ポート1eから
排気口1dを介して外部に排出されることになる。
【0014】この発明の空気漏れ防止の作用について説
明すると、図6および図7に示すように、ポンプ室3内
の封水は、ほぼ一定の厚さでインペラ6と共に回転する
から、その遠心力で外側の圧力は内側の圧力よりも高く
その圧力差によって封水の一部は、反モーター側ケーシ
ング1に形成した通水路1fを通って止まり穴1aに向
かって流れる。この止まり穴1aはインペラ6の側面に
向って開いているから、封水はインペラ6の側面とポン
プ室3の側面との間の隙間3bを半径方向に流出し、ポ
ンプ室3の側板上に水の薄膜が作られる。この水の薄膜
は、インペラ6の羽根6aの側面によって掻き上げられ
て、その前面の端に水がもりあがるので空気が羽根6a
の側端から漏れるのを防止することができる。一方、他
方側はインペラ6の片方側の側面に形成した仕切板6b
によって仕切られているので空気が漏れることはない。
明すると、図6および図7に示すように、ポンプ室3内
の封水は、ほぼ一定の厚さでインペラ6と共に回転する
から、その遠心力で外側の圧力は内側の圧力よりも高く
その圧力差によって封水の一部は、反モーター側ケーシ
ング1に形成した通水路1fを通って止まり穴1aに向
かって流れる。この止まり穴1aはインペラ6の側面に
向って開いているから、封水はインペラ6の側面とポン
プ室3の側面との間の隙間3bを半径方向に流出し、ポ
ンプ室3の側板上に水の薄膜が作られる。この水の薄膜
は、インペラ6の羽根6aの側面によって掻き上げられ
て、その前面の端に水がもりあがるので空気が羽根6a
の側端から漏れるのを防止することができる。一方、他
方側はインペラ6の片方側の側面に形成した仕切板6b
によって仕切られているので空気が漏れることはない。
【0015】図8は、上記実施例にかわる実施例を示す
もので、反モーター側ケーシング1を樹脂成形等により
製作するときに適用すれば好適である。即ち、ポンプ室
3と反モーター側ケーシング1との間に隔壁部材10を
介在させる。この隔壁部材10に前記ポンプ室3の外周
領域に通路10aを設け、この通路10aに対面する反
モーター側ケーシング1の側面に、通路10aより半径
方向に向かって溝状の通水路1fを形成する。この通水
路1fを反モーター側ケーシング1の成形加工時に同時
に成形すれば通水路1fの加工が不用となる。以上のほ
かの構成及び作用は、前記実施例と同様であるので説明
を省略する。
もので、反モーター側ケーシング1を樹脂成形等により
製作するときに適用すれば好適である。即ち、ポンプ室
3と反モーター側ケーシング1との間に隔壁部材10を
介在させる。この隔壁部材10に前記ポンプ室3の外周
領域に通路10aを設け、この通路10aに対面する反
モーター側ケーシング1の側面に、通路10aより半径
方向に向かって溝状の通水路1fを形成する。この通水
路1fを反モーター側ケーシング1の成形加工時に同時
に成形すれば通水路1fの加工が不用となる。以上のほ
かの構成及び作用は、前記実施例と同様であるので説明
を省略する。
【0016】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したので
次のような効果がある。即ち、インペラのモーター側の
羽根側面と一体構造の仕切板を設けたので、ポンプ室の
モーター側側面よりの空気漏れはなく、又他方側、即ち
反モーター側ケーシングにはポンプ室に連通する通水路
を設けてあるので、ポンプ室の外周領域の圧力の高い封
水を、一旦ポンプ室の中心部に戻し、そこからポンプ室
の反モーター側側面とインペラの羽根側面へ還流して、
この隙間よりの空気漏れを防止する。このように、ポン
プ室の両側面よりの空気漏れを防止したのでポンプ性能
を一段と向上させることができる。又、封水を循環させ
て使用するので水を節約することができる。
次のような効果がある。即ち、インペラのモーター側の
羽根側面と一体構造の仕切板を設けたので、ポンプ室の
モーター側側面よりの空気漏れはなく、又他方側、即ち
反モーター側ケーシングにはポンプ室に連通する通水路
を設けてあるので、ポンプ室の外周領域の圧力の高い封
水を、一旦ポンプ室の中心部に戻し、そこからポンプ室
の反モーター側側面とインペラの羽根側面へ還流して、
この隙間よりの空気漏れを防止する。このように、ポン
プ室の両側面よりの空気漏れを防止したのでポンプ性能
を一段と向上させることができる。又、封水を循環させ
て使用するので水を節約することができる。
【図1】この発明を適用した水封式真空ポンプの断面図
である。
である。
【図2】図1の反モーター側ケーシングの正面図であ
る。
る。
【図3】図1のモーター側ケーシングの正面図である。
【図4】図1のインペラの正面図である。
【図5】図4のインペラの斜視図である。
【図6】図1のポンプ室と回転中のインペラおよび封水
の関係を示す説明図である。
の関係を示す説明図である。
【図7】図1のポンプ室とインペラの両側面の隙間を拡
大して示す部分断面図である。
大して示す部分断面図である。
【図8】図1の水封式真空ポンプにかわる実施例を示す
水封式真空ポンプの断面図である。
水封式真空ポンプの断面図である。
【図9】従来の水封式真空ポンプの断面図である。
1 反モーター側ケーシング 1a 止り穴 1f 通水路 2 モーター側ケーシング 6 インペラ 6a 羽根 6b 仕切板
Claims (1)
- 【請求項1】 反モーター側ケーシング1とモーター側
ケーシング2との間にポンプ室3を形成し、このポンプ
室3と反モーター側ケーシング1の内側中心部との間を
通水路1fで連通した構成の水封式真空ポンプにおい
て、前記ポンプ室3内に、複数の羽根6aを具備し、こ
れらの隣り合った羽根6a間に空気が漏れるのを防止す
る仕切板6bを、片方側にのみ一体に付設した構成のイ
ンペラ6を設けたことを特徴とする水封式真空ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3357774A JP2616238B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 水封式真空ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3357774A JP2616238B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 水封式真空ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05180184A true JPH05180184A (ja) | 1993-07-20 |
JP2616238B2 JP2616238B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=18455854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3357774A Expired - Lifetime JP2616238B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 水封式真空ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2616238B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5464329A (en) * | 1994-05-25 | 1995-11-07 | Miura Co., Ltd. | Water ring type pump with sidewall water reflux passage |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0223835U (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-16 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP3357774A patent/JP2616238B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0223835U (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-16 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5464329A (en) * | 1994-05-25 | 1995-11-07 | Miura Co., Ltd. | Water ring type pump with sidewall water reflux passage |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2616238B2 (ja) | 1997-06-04 |
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