JPH0517896Y2 - - Google Patents

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JPH0517896Y2
JPH0517896Y2 JP1986034139U JP3413986U JPH0517896Y2 JP H0517896 Y2 JPH0517896 Y2 JP H0517896Y2 JP 1986034139 U JP1986034139 U JP 1986034139U JP 3413986 U JP3413986 U JP 3413986U JP H0517896 Y2 JPH0517896 Y2 JP H0517896Y2
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light emitting
emitting diode
light
emitting element
brightness
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は発光ダイオード、詳しくはコピー機器
の読み取り光源等として使用される発光ダイオー
ドに関する。
〈従来の技術〉 従来の発光ダイオードとしては、例えば第9図
乃至第13図に示すようなものが知られている。
これらの図によれば、発光ダイオード1は、リ
ード2A,2Bと、発光素子3と、これを封止す
る樹脂製のカバー4と、から構成されており、こ
のカバー4の頂面4Aは単一の曲率中心Xを有す
る曲面からなる半球状に形成されている。従つ
て、発光素子3から照射された光はカバー4の頂
面4Aで屈折して外部に放射されるが、その輝度
は一定の角度範囲θ以外では低く、その範囲θ以
外では光源としての役割を果すことが出来なかつ
た。また、この角度範囲θはその頂面4Aが半球
面のため小さいものとならざるを得なかつた(第
12図)。その結果、例えば、磁気ドラムのイレ
ーザーとしてこの発光ダイオード1を用いる場合
はこれを複数個並設して使用するが、そのピツチ
を小さくしなければ所望の輝度を均一に得ること
ができなかつた。第13図はこの発光ダイオード
の指向特性曲線を示している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来の発光ダイオー
ドにあつては、カバーの頂面が半球形に形成され
ていたため、その輝度限界範囲が小さく上述のよ
うに例えばOA機器の読み取り光源として用いる
場合等では、ピツチを小さくして多くの発光ダイ
オードを並設して使用しなければならず、コスト
高となり、また、そうしなければ、輝度にむらが
生じ易いという問題点があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本願考案は、2本のリード線と、リード線に載
置された発光素子と、発光素子を含むリード線先
端を覆うように透光性樹脂により封止した発光ダ
イオードにおいて、上記透光性樹脂の頂面に形成
された複数の曲面が一直線状であり、かつ該曲面
の各曲率中心が、発光素子から照射される光の輝
度限界角度範囲内であることを特徴とするもので
ある。
〈作用〉 本考案にあつては、発光ダイオードのカバーに
おいて、その頂面を複数の曲面で形成し、また、
その曲面の各曲率中心を発光素子の照射光の輝度
限界角度範囲内に位置させたため、照射光は各曲
面で屈折し、その結果、所定の輝度を有する上記
角度範囲が全体として拡大することになる。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例を第1図乃至第5図を参
照して説明する。
第1図乃至第4図において、11は発光ダイオ
ードであり、この発光ダイオード11は一対のリ
ード12A,12Bと、このリード12Aの先端
に固着された単一の発光素子13と、これらのリ
ード12A,12Bの先端部を封止する樹脂製の
カバー14と、から構成されている。
ここで、第2図及び第4図に示すように、カバ
ー14は、その頂面14Aが所定の(同一の)曲
率を有する2個の曲面14a,14bで形成され
ており、その各曲面14a,14bの各曲率中心
A,Bは上記発光素子13よりも上方で、かつ、
第4図に示す垂直面内で発光素子13を中心とし
て所定の角度範囲θに配置されている。すなわ
ち、この角度範囲θは、例えば30°であり、また、
光源として要求される輝度に充分な輝度を有する
範囲であり、光源の種類等に応じて変化するもの
である。この角度範囲θを発光素子13から照射
される光の輝度限界角度範囲という。
次に、作用について説明する。
発光素子13からの照射光は樹脂カバー14を
透過して、その頂面14Aである各曲面14a,
14bから外部に放射される。このとき、照射光
は上記曲面14a,14bで屈折して放射される
が、この場合、各曲率中心A,Bは上記発光素子
13の輝度限界角度範囲θ内に位置しているた
め、各曲面14a,14bの各曲率中心A,Bを
それぞれ中心として所定の角度範囲α,β内では
光源としての許容輝度を得ることが出来る(第4
図)。また、発光素子13の直上部分の曲面同士
の交点部分では各曲面からの照射光同士が互いに
干渉し合つてその輝度は増すことになる。この結
果、輝度限界角度範囲θが従来例のそれに比較し
て大幅に拡大することとなり(第4図及び第12
図参照)、発光ダイオード11としてはその許容
輝度の限界値を増大することが出来ることとなる
(明るさの範囲が拡がる。)。第5図はこの発光ダ
イオード11の指向特性曲線を示している。
第6図乃至第8図は、発光ダイオード11の他
の実施例を示している。この発光ダイオード11
は、リード12A,12Bを含む平面において、
その曲面14a,14b同士が交差するように樹
脂カバー14を形成したものである。この実施例
においても発光ダイオード11の照射光の輝度限
界角度範囲θを従来例のそれに比較して拡大する
ことが出来る。また、カバー14の下部に形成し
たフランジ16に影響されずに複数の発光ダイオ
ード11を密着した状態で並設することが出来
る。その結果、LED光源として有効利用するこ
とができる。尚、その他の作用は同様となる。
〈効果〉 以上説明してきたように、本考案によれば、発
光ダイオードの輝度限界角度範囲を拡大すること
が出来る結果、OA機器のLED光源としてむらの
ない均一な明るさを得ることが出来る。また、そ
の場合においても発光ダイオードの数を減少させ
ることが可能となり、結果的にはコストの低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る発光ダイオードの一実施
例を示すその正面図、第2図は同じくその側面
図、第3図は同じくその平面図、第4図はその作
用を説明するための部分拡大図、第5図は発光ダ
イオードからの照射光の指向特性曲線を示すグラ
フ、第6図は本考案の他の実施例を示す発光ダイ
オードの正面図、第7図はその側面図、第8図は
その平面図、第9図は従来例の発光ダイオードを
示すその正面図、第10図はその側面図、第11
図は同じくその平面図、第12図はその作用を説
明するための部分拡大図、第13図はその指向特
性曲線を示すグラフである。 11……発光ダイオード、13……発光素子、
14……カバー、14a,14b……曲面、A,
B……曲率中心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2本のリード線と、リード線に載置された発光
    素子と、発光素子を含むリード線先端を覆うよう
    に透光性樹脂により封止した発光ダイオードにお
    いて、上記透光性樹脂の頂面に形成された複数の
    曲面が一直線状であり、かつ該曲面の各曲率中心
    が、発光素子から照射される光の輝度限界角度範
    囲内であることを特徴とする発光ダイオード。
JP1986034139U 1986-03-10 1986-03-10 Expired - Lifetime JPH0517896Y2 (ja)

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