JPH05171739A - 補強筋籠構造およびそれに用いるスペーサ - Google Patents
補強筋籠構造およびそれに用いるスペーサInfo
- Publication number
- JPH05171739A JPH05171739A JP33863591A JP33863591A JPH05171739A JP H05171739 A JPH05171739 A JP H05171739A JP 33863591 A JP33863591 A JP 33863591A JP 33863591 A JP33863591 A JP 33863591A JP H05171739 A JPH05171739 A JP H05171739A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- insertion hole
- reinforcing
- lower spacer
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 title abstract description 10
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 66
- 230000003014 reinforcing Effects 0.000 claims description 76
- 210000003205 Muscles Anatomy 0.000 claims description 8
- 230000035515 penetration Effects 0.000 abstract 6
- 210000001565 ALC Anatomy 0.000 description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 2
- 210000000614 Ribs Anatomy 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000875 corresponding Effects 0.000 description 1
- 239000011381 foam concrete Substances 0.000 description 1
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating Effects 0.000 description 1
- 239000003247 radioactive fallout Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 補強筋籠を吊り上げるセット棒が確実に挿入
できるスペーサを持った補強筋籠構造およびそれに用い
るスペーサの提供。 【構成】 広幅で矩形の挿通孔7を有する上部スペーサ
5と狭幅で矩形の挿通孔33を有する下部スペーサ30
により、平行な2枚の補強筋マット4の上部および下部
をそれぞれ連結してなる補強筋籠1構造において、下部
スペーサ30の挿通孔33の対向するそれぞれの長縁側
から上部スペーサ5方向にテーパ状に拡大するガイド3
2が設けられる。
できるスペーサを持った補強筋籠構造およびそれに用い
るスペーサの提供。 【構成】 広幅で矩形の挿通孔7を有する上部スペーサ
5と狭幅で矩形の挿通孔33を有する下部スペーサ30
により、平行な2枚の補強筋マット4の上部および下部
をそれぞれ連結してなる補強筋籠1構造において、下部
スペーサ30の挿通孔33の対向するそれぞれの長縁側
から上部スペーサ5方向にテーパ状に拡大するガイド3
2が設けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリート製品などの
製品中に補強のために埋め込まれる補強筋籠の構造、お
よびそれに用いられるスペーサに関し、更に詳しくは2
枚の補強筋マットの上部および下部をそれぞれ上部スペ
ーサと下部スペーサにより所定間隔で平行に連結してな
る補強筋籠構造の改良およびそれに用いられるスペーサ
に関する。
製品中に補強のために埋め込まれる補強筋籠の構造、お
よびそれに用いられるスペーサに関し、更に詳しくは2
枚の補強筋マットの上部および下部をそれぞれ上部スペ
ーサと下部スペーサにより所定間隔で平行に連結してな
る補強筋籠構造の改良およびそれに用いられるスペーサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート製品、例えばオートクレー
ブ養生される軽量気泡コンクリート製品(いわゆるAL
C製品)等には籠状に組まれた補強筋籠(補強鉄筋籠)
が埋設されて補強されている。このような補強筋籠は成
形に際して通常先端部が偏平なセット棒を使用して型枠
の所定位置にセットされる。
ブ養生される軽量気泡コンクリート製品(いわゆるAL
C製品)等には籠状に組まれた補強筋籠(補強鉄筋籠)
が埋設されて補強されている。このような補強筋籠は成
形に際して通常先端部が偏平なセット棒を使用して型枠
の所定位置にセットされる。
【0003】例えば図11はALC版を製造する際に使
用される補強筋籠を横にして示した斜視図である。補強
筋籠1は縦筋(主筋)2とそれに直交する横筋(副筋)
3を溶接して形成した2枚の補強筋マツト4を対抗配置
し、これら相互を上部スペーサ5および下部スペーサ6
により、所定間隔で平行に連結して籠状としたものであ
る。そして図12および図13に示すように、上部スペ
ーサ5は広幅(間隔b1 )で矩形の挿通孔7を有し、下
部スペーサ6はそれより狭幅(間隔b2 )であって矩形
の挿通孔8を有している。そしてこの挿通孔8の狭幅の
寸法は、後述するように、その孔に挿通するセット棒の
先端部における偏平部分の偏平幅よりわずかに大きくさ
れている。
用される補強筋籠を横にして示した斜視図である。補強
筋籠1は縦筋(主筋)2とそれに直交する横筋(副筋)
3を溶接して形成した2枚の補強筋マツト4を対抗配置
し、これら相互を上部スペーサ5および下部スペーサ6
により、所定間隔で平行に連結して籠状としたものであ
る。そして図12および図13に示すように、上部スペ
ーサ5は広幅(間隔b1 )で矩形の挿通孔7を有し、下
部スペーサ6はそれより狭幅(間隔b2 )であって矩形
の挿通孔8を有している。そしてこの挿通孔8の狭幅の
寸法は、後述するように、その孔に挿通するセット棒の
先端部における偏平部分の偏平幅よりわずかに大きくさ
れている。
【0004】この補強筋籠1は図11の状態からその上
部スペーサ5側を上にして直立させ、所定の間隔で多数
整列させてブロック化し、補強筋籠ブロックと称するも
のを形成させる。すなわち共通する成形型枠により複数
のALC版を同時に製造方法するため、各ALC版毎に
必要な補強筋籠1を所定間隔で多数整列して補強筋籠ブ
ロックとしてから成形型枠にセットする方法が一般に採
用されている。
部スペーサ5側を上にして直立させ、所定の間隔で多数
整列させてブロック化し、補強筋籠ブロックと称するも
のを形成させる。すなわち共通する成形型枠により複数
のALC版を同時に製造方法するため、各ALC版毎に
必要な補強筋籠1を所定間隔で多数整列して補強筋籠ブ
ロックとしてから成形型枠にセットする方法が一般に採
用されている。
【0005】従来この補強筋籠のブロック組み立ては、
人手によって次のようにして行われていた。すなわち、
ブロック化すべき多数の補強筋籠を例えば両側板を有す
る台車の上に載せ、該両側板に補強筋籠を傾斜させてお
く。更にセット枠を台車の側梁に必要数装着しておく。
次ぎに補強筋籠の吊り下げ用であって且つ先端部に偏平
形状の係合部分を有するセット棒を片手に持ち、セット
枠の上下2つの挿通孔に上からそのセット棒を通す。一
方、セット棒を挿通すべき補強籠筋は他方の手でセット
棒の先端直下に直立させて支持しておく。次ぎにセット
棒を更に下降させて補強筋籠の上部スペーサおよび下部
スペーサに順に挿通する。次いでセット棒をほぼ90度
回転してその先端部を下部スペーサの挿通孔に係合す
る。
人手によって次のようにして行われていた。すなわち、
ブロック化すべき多数の補強筋籠を例えば両側板を有す
る台車の上に載せ、該両側板に補強筋籠を傾斜させてお
く。更にセット枠を台車の側梁に必要数装着しておく。
次ぎに補強筋籠の吊り下げ用であって且つ先端部に偏平
形状の係合部分を有するセット棒を片手に持ち、セット
枠の上下2つの挿通孔に上からそのセット棒を通す。一
方、セット棒を挿通すべき補強籠筋は他方の手でセット
棒の先端直下に直立させて支持しておく。次ぎにセット
棒を更に下降させて補強筋籠の上部スペーサおよび下部
スペーサに順に挿通する。次いでセット棒をほぼ90度
回転してその先端部を下部スペーサの挿通孔に係合す
る。
【0006】しかしながら、補強籠筋の上部を片手で持
って位置合わせをしなければならないこと、および下部
スペーサの挿通孔が前述のように幅狭であること等か
ら、その位置合わせには多くの時間が費やされている。
作業時間分析によれば約50%の時間が下部スペーサの
挿通孔にセット棒を挿通する際の位置合わせに要してい
ることが判っている。このような補強籠筋ブロックを組
み立てるためには、通常ブロック当りセット枠が10
枠、各セット枠にセット棒が15本程度使用されるの
で、上記セット棒挿通作業にはかなりの労力がかかって
いる。
って位置合わせをしなければならないこと、および下部
スペーサの挿通孔が前述のように幅狭であること等か
ら、その位置合わせには多くの時間が費やされている。
作業時間分析によれば約50%の時間が下部スペーサの
挿通孔にセット棒を挿通する際の位置合わせに要してい
ることが判っている。このような補強籠筋ブロックを組
み立てるためには、通常ブロック当りセット枠が10
枠、各セット枠にセット棒が15本程度使用されるの
で、上記セット棒挿通作業にはかなりの労力がかかって
いる。
【0007】上記の問題を解決するため本発明者らは、
先に効率の良い補強籠筋ブロック組立装置を開発し出願
した(特願平2−152064)。次ぎにこの補強筋籠
ブロック組立方式を図14ないし図19により説明す
る。図14は整列治具を使用して多数の補強筋籠1を所
定間隔で整列している状態を示す斜視図である。整列治
具9は整列台10上に固定または相対位置調整可能に取
付けられており、この整列治具9上には所定間隔で複数
の整列ガイド棒11が立設されている。また整列治具9
上には整列ガイド棒11に対応する位置に複数のガイド
12が設けられている。
先に効率の良い補強籠筋ブロック組立装置を開発し出願
した(特願平2−152064)。次ぎにこの補強筋籠
ブロック組立方式を図14ないし図19により説明す
る。図14は整列治具を使用して多数の補強筋籠1を所
定間隔で整列している状態を示す斜視図である。整列治
具9は整列台10上に固定または相対位置調整可能に取
付けられており、この整列治具9上には所定間隔で複数
の整列ガイド棒11が立設されている。また整列治具9
上には整列ガイド棒11に対応する位置に複数のガイド
12が設けられている。
【0008】このガイド12は前記補強筋籠1の幅より
わずかに大きい間隔を有する一対の平板13を有し、各
平板13の対向する面はその間隔が上方に向かって拡大
するテーパ面とされている。補強筋籠1は図示のように
その下部スペーサ6の挿通孔8がこのガイド12の内側
に挿入されるように直立される。そして挿通孔8の中心
線は各平板13の中心線に一致するようになされると共
に、その長辺側が平板13に平行に配置される。
わずかに大きい間隔を有する一対の平板13を有し、各
平板13の対向する面はその間隔が上方に向かって拡大
するテーパ面とされている。補強筋籠1は図示のように
その下部スペーサ6の挿通孔8がこのガイド12の内側
に挿入されるように直立される。そして挿通孔8の中心
線は各平板13の中心線に一致するようになされると共
に、その長辺側が平板13に平行に配置される。
【0009】これら上部スペーサ6の挿通孔5および下
部スペーサ6の挿通孔8は補強筋籠1を吊り下げて移動
し、成形型枠内へ吊り下げセットするために使用される
セット棒14を挿通する機能を有し、特に下部の挿通孔
8は該セット棒14が抜け落ちないように係合する機能
も有する。セット棒14はその先端部の偏平面を下部ス
ペーサ6の挿通孔8の長辺側に対して平行な向きにし、
上方から直立した補強筋籠1の上部スペーサ5の挿通孔
7および下部スペーサ6の挿通孔8に順に挿入される。
部スペーサ6の挿通孔8は補強筋籠1を吊り下げて移動
し、成形型枠内へ吊り下げセットするために使用される
セット棒14を挿通する機能を有し、特に下部の挿通孔
8は該セット棒14が抜け落ちないように係合する機能
も有する。セット棒14はその先端部の偏平面を下部ス
ペーサ6の挿通孔8の長辺側に対して平行な向きにし、
上方から直立した補強筋籠1の上部スペーサ5の挿通孔
7および下部スペーサ6の挿通孔8に順に挿入される。
【0010】図15および図16はセット棒の一例を示
す正面図および平面図である。セット棒14はパイプ1
5内を貫通しているセット棒本体16とその上端に取付
けられたレバー17から構成されている。なお18はセ
ット棒14をセット枠に吊り下げたとき、上方に押し上
げられないようにするためのロック用の鉤である。セッ
ト棒14の先端部19は、図17(およびそれから90
度回転させた状態である図18)に示すように、偏平な
縮小部20とそれから更に延長された偏平な膨出部21
から構成されている。
す正面図および平面図である。セット棒14はパイプ1
5内を貫通しているセット棒本体16とその上端に取付
けられたレバー17から構成されている。なお18はセ
ット棒14をセット枠に吊り下げたとき、上方に押し上
げられないようにするためのロック用の鉤である。セッ
ト棒14の先端部19は、図17(およびそれから90
度回転させた状態である図18)に示すように、偏平な
縮小部20とそれから更に延長された偏平な膨出部21
から構成されている。
【0011】このセット棒14はセット枠に吊り下げら
れた状態で補強筋籠1の上部スペーサ5の挿通孔7およ
び下部スペーサ6の挿通孔8に順にその先端部19から
挿入した後、そのレバー17(図14)を90度回転さ
せ、図19に示すようにその先端部19の膨出部20を
下部スペーサ6の挿通孔に係合させる。この状態で補強
筋籠1はセット棒14から抜け落ちないように係合され
て吊り上げ移動可能になる。
れた状態で補強筋籠1の上部スペーサ5の挿通孔7およ
び下部スペーサ6の挿通孔8に順にその先端部19から
挿入した後、そのレバー17(図14)を90度回転さ
せ、図19に示すようにその先端部19の膨出部20を
下部スペーサ6の挿通孔に係合させる。この状態で補強
筋籠1はセット棒14から抜け落ちないように係合され
て吊り上げ移動可能になる。
【0012】図14のようにして整列され、それぞれの
セット棒14により吊り下げられた多数の補強筋籠1
は、図20に示すように成形型枠22内の所定位置に吊
り下げられセツトされて補強筋籠ブロックを形成する。
なお各セット棒14は型枠22の幅方向の列毎に共通の
セット枠23によつてその上部を支持されて吊り下げら
れている。そしてセット枠23の上部にはクレーンなど
で吊り上げ移動するための吊り金具24が設けられてい
る。
セット棒14により吊り下げられた多数の補強筋籠1
は、図20に示すように成形型枠22内の所定位置に吊
り下げられセツトされて補強筋籠ブロックを形成する。
なお各セット棒14は型枠22の幅方向の列毎に共通の
セット枠23によつてその上部を支持されて吊り下げら
れている。そしてセット枠23の上部にはクレーンなど
で吊り上げ移動するための吊り金具24が設けられてい
る。
【0013】このように補強筋籠ブロックが成形型枠2
2内に吊り下げられて所定位置にセットされた後、成形
型枠22内へモルタル材を注入し、そのモルタル材があ
る程度硬化したところで各セツト棒14を前述した係合
位置から90度元に戻し、その先端部19と下部スペー
サ6の挿通孔8の係合を解除する。次いで吊り金具24
により各セット枠23を吊り上げてセット枠23と共に
セット棒1を上方へ引き抜く。最後に各補強筋籠1の中
間部を切断しオートクレーブ等によって養生強化すると
ALC版が完成される。
2内に吊り下げられて所定位置にセットされた後、成形
型枠22内へモルタル材を注入し、そのモルタル材があ
る程度硬化したところで各セツト棒14を前述した係合
位置から90度元に戻し、その先端部19と下部スペー
サ6の挿通孔8の係合を解除する。次いで吊り金具24
により各セット枠23を吊り上げてセット枠23と共に
セット棒1を上方へ引き抜く。最後に各補強筋籠1の中
間部を切断しオートクレーブ等によって養生強化すると
ALC版が完成される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図14に示したように
補強筋籠ブロックを形成する際、整列治具9上にガイド
12を設け、セット棒14が下部スペーサ6における幅
狭の挿通孔8へ挿通することを容易にしている。しかし
先に提案したこのこのような整列治具上にガイドを設け
てセット棒の誘導を行う方式は、補強筋籠が整列治具上
に正確に配置されない場合に、下部スペーサの挿通孔と
ガイドの相対位置に偏りを生じてセット棒の挿通がしに
くいという問題があった。
補強筋籠ブロックを形成する際、整列治具9上にガイド
12を設け、セット棒14が下部スペーサ6における幅
狭の挿通孔8へ挿通することを容易にしている。しかし
先に提案したこのこのような整列治具上にガイドを設け
てセット棒の誘導を行う方式は、補強筋籠が整列治具上
に正確に配置されない場合に、下部スペーサの挿通孔と
ガイドの相対位置に偏りを生じてセット棒の挿通がしに
くいという問題があった。
【0015】すなわち補強筋籠が整列治具上に正確に整
列されておらず一定の許容値を超えた偏りを生じている
場合は、その補強筋籠に挿通されるセット棒は上部スペ
ーサにおける幅広の挿通孔に対しては偏り許容値にかな
りの余裕があるので比較的スムーズに挿通されるが、下
部スペーサの幅狭の挿通孔に対しては偏り許容値に余裕
がなく所定位置に下降しても挿通孔に挿通できないこと
があるためである。
列されておらず一定の許容値を超えた偏りを生じている
場合は、その補強筋籠に挿通されるセット棒は上部スペ
ーサにおける幅広の挿通孔に対しては偏り許容値にかな
りの余裕があるので比較的スムーズに挿通されるが、下
部スペーサの幅狭の挿通孔に対しては偏り許容値に余裕
がなく所定位置に下降しても挿通孔に挿通できないこと
があるためである。
【0016】そこで本発明はこのようなセット棒のガイ
ド方式を更に改良し、補強筋籠が整列治具上に多少正確
に整列されてない場合であっても、確実にセット棒を下
部スペーサの幅狭の挿通孔に挿通することができる補強
筋籠構造およびそれに用いるスペーサを提供することを
課題とするものである。
ド方式を更に改良し、補強筋籠が整列治具上に多少正確
に整列されてない場合であっても、確実にセット棒を下
部スペーサの幅狭の挿通孔に挿通することができる補強
筋籠構造およびそれに用いるスペーサを提供することを
課題とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の補強筋籠構造は、広幅で矩形の挿通孔を有す
る上部スペーサと狭幅で矩形の挿通孔を有する下部スペ
ーサにより、縦筋と横筋で形成され且つ所定間隔で平行
に配置された2枚の補強筋マットの上部および下部をそ
れぞれ連結した補強筋籠構造である。そして前記下部ス
ペーサの挿通孔の対向するそれぞれの長縁側から上部ス
ペーサ方向にテーパ状に拡大するガイドが設けられてい
ることを特徴とするものである。
の本発明の補強筋籠構造は、広幅で矩形の挿通孔を有す
る上部スペーサと狭幅で矩形の挿通孔を有する下部スペ
ーサにより、縦筋と横筋で形成され且つ所定間隔で平行
に配置された2枚の補強筋マットの上部および下部をそ
れぞれ連結した補強筋籠構造である。そして前記下部ス
ペーサの挿通孔の対向するそれぞれの長縁側から上部ス
ペーサ方向にテーパ状に拡大するガイドが設けられてい
ることを特徴とするものである。
【0018】また本発明のスペーサは前記補強筋籠構造
に用いるスペーサ、特に下部スペーサであって、所定間
隔で平行に配置された一対の筋連結体と、各筋連結体の
間に直角に結合され且つ所定間隔で平行に配置された一
対のガイド板を備えている。そして前記一対の筋連結体
と一対のガイド板により矩形の開口部が形成されると共
に、各ガイド体の対向する面の間隔が前記開口部からテ
ーパ状に拡大されていることを特徴とするものである。
なお本発明のスペーサは所望ならば前記補強筋籠の上部
スペーサにも使用できる。
に用いるスペーサ、特に下部スペーサであって、所定間
隔で平行に配置された一対の筋連結体と、各筋連結体の
間に直角に結合され且つ所定間隔で平行に配置された一
対のガイド板を備えている。そして前記一対の筋連結体
と一対のガイド板により矩形の開口部が形成されると共
に、各ガイド体の対向する面の間隔が前記開口部からテ
ーパ状に拡大されていることを特徴とするものである。
なお本発明のスペーサは所望ならば前記補強筋籠の上部
スペーサにも使用できる。
【0019】なお本発明の補強筋籠構造およびそれに用
いるスペーサは、前述の先に提案した補強筋籠組立装置
を使用してブロツクに組立てる場合以外に、手作業でブ
ロックに組立てる場合にも適用することができる。
いるスペーサは、前述の先に提案した補強筋籠組立装置
を使用してブロツクに組立てる場合以外に、手作業でブ
ロックに組立てる場合にも適用することができる。
【0020】
【作用】本発明の補強筋籠にセット棒を挿通して係合す
るには、先ず整列治具上に所望数の補強筋籠を整列す
る。次にセット枠に所定間隔で吊り下げられた多数のセ
ット棒を下降し、上部スペーサの挿通孔および下部スペ
ーサの挿通孔に順に挿通する。その際上部スペーサの挿
通孔は幅広であるので、補強筋籠の整列位置が多少偏っ
ていてもそのままスムーズに挿通することができる。
るには、先ず整列治具上に所望数の補強筋籠を整列す
る。次にセット枠に所定間隔で吊り下げられた多数のセ
ット棒を下降し、上部スペーサの挿通孔および下部スペ
ーサの挿通孔に順に挿通する。その際上部スペーサの挿
通孔は幅広であるので、補強筋籠の整列位置が多少偏っ
ていてもそのままスムーズに挿通することができる。
【0021】一方、下部スペーサの挿通孔は幅狭である
が、その挿通孔の対向するそれぞれの長縁側から上部ス
ペーサ方向にテーパ状に拡大するガイド板を設けてある
ので、上部スペーサによって大略位置合わせされたセッ
ト棒は、多少の偏りがあってもその先端部が前記ガイド
板の傾斜面に誘導されて撓みつつスムーズに挿通孔に挿
通される。すなわち、上部スペーサとその下に位置する
下部スペーサは互いに同軸に取付けられているので、上
部スペーサの挿通孔に挿通され且つそれに案内されて垂
直に降下するセット棒の先端部は、常に下部スペーサの
挿通孔が存在する位置に到達しそのガイド板によって誘
導されて確実に挿通孔に挿通されるのである。
が、その挿通孔の対向するそれぞれの長縁側から上部ス
ペーサ方向にテーパ状に拡大するガイド板を設けてある
ので、上部スペーサによって大略位置合わせされたセッ
ト棒は、多少の偏りがあってもその先端部が前記ガイド
板の傾斜面に誘導されて撓みつつスムーズに挿通孔に挿
通される。すなわち、上部スペーサとその下に位置する
下部スペーサは互いに同軸に取付けられているので、上
部スペーサの挿通孔に挿通され且つそれに案内されて垂
直に降下するセット棒の先端部は、常に下部スペーサの
挿通孔が存在する位置に到達しそのガイド板によって誘
導されて確実に挿通孔に挿通されるのである。
【0022】
【実施例】次に、本発明の補強筋籠構造およびそれに用
いられるスペーサの実施例を図面により説明する。図1
は本発明の補強筋籠構造の一例を示す斜視図である。図
において前述した図14の補強筋籠構造と同一部分は同
じ番号が付されている。図1に示す本発明の補強筋籠構
造が図14の従来の補強筋籠構造と異なる部分は下部ス
ペーサの構造である。すなわち本発明の補強筋籠構造に
おける下部スペーサ30は、所定間隔で平行に配置され
た一対の筋連結体31と、各筋連結体31の間に直角に
結合され且つ所定間隔で平行に配置された一対のガイド
板32を備えている。
いられるスペーサの実施例を図面により説明する。図1
は本発明の補強筋籠構造の一例を示す斜視図である。図
において前述した図14の補強筋籠構造と同一部分は同
じ番号が付されている。図1に示す本発明の補強筋籠構
造が図14の従来の補強筋籠構造と異なる部分は下部ス
ペーサの構造である。すなわち本発明の補強筋籠構造に
おける下部スペーサ30は、所定間隔で平行に配置され
た一対の筋連結体31と、各筋連結体31の間に直角に
結合され且つ所定間隔で平行に配置された一対のガイド
板32を備えている。
【0023】そしてこの一対の筋連結体31と一対のガ
イド板32により矩形の挿通孔33が形成されると共
に、各ガイド体32の対向する面の間隔が前記挿通孔3
3からテーパ状に拡大されている。この一対の筋連結体
31は補強筋籠1を構成する各補強筋マツト4の対応す
るそれぞれの縦筋2間を溶接により連結している。なお
図1には図14の整列治具9に設けられていたガイド1
2は存在しない。
イド板32により矩形の挿通孔33が形成されると共
に、各ガイド体32の対向する面の間隔が前記挿通孔3
3からテーパ状に拡大されている。この一対の筋連結体
31は補強筋籠1を構成する各補強筋マツト4の対応す
るそれぞれの縦筋2間を溶接により連結している。なお
図1には図14の整列治具9に設けられていたガイド1
2は存在しない。
【0024】図2は図1における下部スペーサの一例を
拡大して示す正面図であり、図3および図4はそれぞれ
図2の平面図および側面図である。これらの図におい
て、一対の連結体31は棒鋼のような丸鋼から作られ、
所定間隔で平行に配置されている。一方一対のガイド板
32は中間部に矩形の挿通孔33を設けた鋼板を、その
ガイド板32の対向する面が挿通孔33からテーパ状に
拡大するようにプレス加工して一体的に作られている。
拡大して示す正面図であり、図3および図4はそれぞれ
図2の平面図および側面図である。これらの図におい
て、一対の連結体31は棒鋼のような丸鋼から作られ、
所定間隔で平行に配置されている。一方一対のガイド板
32は中間部に矩形の挿通孔33を設けた鋼板を、その
ガイド板32の対向する面が挿通孔33からテーパ状に
拡大するようにプレス加工して一体的に作られている。
【0025】そして平行に配置された各連結体31のほ
ぼ中央部に前記挿通孔33が位置するように、その一体
的に作られたガイド板32を溶接により結合している。
これら連結体31とガイド板32のなす角度は、ALC
版の製造時において発生する気泡の上昇阻害作用および
ALC版に対する補強効果とのバランスから、例えば4
0〜70度、好ましくは50〜65度の範囲とされる。
ぼ中央部に前記挿通孔33が位置するように、その一体
的に作られたガイド板32を溶接により結合している。
これら連結体31とガイド板32のなす角度は、ALC
版の製造時において発生する気泡の上昇阻害作用および
ALC版に対する補強効果とのバランスから、例えば4
0〜70度、好ましくは50〜65度の範囲とされる。
【0026】図5は下部スペーサの他の例を拡大して示
す正面図であり、図6および図7はそれぞれ図5の平面
図および側面図である。これらの図において、一対の連
結体31およびそれと直交する一対のガイド板32は鋼
板をプレス加工して一体的に作られている。なお各連結
体31の外側の端縁部には補強リブ34が設けられてい
る。
す正面図であり、図6および図7はそれぞれ図5の平面
図および側面図である。これらの図において、一対の連
結体31およびそれと直交する一対のガイド板32は鋼
板をプレス加工して一体的に作られている。なお各連結
体31の外側の端縁部には補強リブ34が設けられてい
る。
【0027】次に図8ないし図10により図1の補強筋
籠構造における下部スペーサにセット棒を挿通し係合す
る状態を説明する。先ず図8のようにセット棒14をそ
の先端部19の扁平面が下部スペーサ30の矩形の挿通
孔33の長辺に平行になるようにして下降させる。その
際、先端部19が多少偏っていても下部スペーサ30の
ガイド板32のいずれか一方の傾斜面に接触して中央部
の挿通孔33へ誘導される。そして更に下降させると図
9のように先端部19が挿通孔33に挿入される。この
状態でセット棒14の下部スペーサ30への挿通が完了
される。
籠構造における下部スペーサにセット棒を挿通し係合す
る状態を説明する。先ず図8のようにセット棒14をそ
の先端部19の扁平面が下部スペーサ30の矩形の挿通
孔33の長辺に平行になるようにして下降させる。その
際、先端部19が多少偏っていても下部スペーサ30の
ガイド板32のいずれか一方の傾斜面に接触して中央部
の挿通孔33へ誘導される。そして更に下降させると図
9のように先端部19が挿通孔33に挿入される。この
状態でセット棒14の下部スペーサ30への挿通が完了
される。
【0028】次にセット棒の上端部のレバー17(図1
5)を90度回転させると、図10に示すようにその先
端部19における膨出部21の扁平面が挿通孔33の長
辺と直角になり、それによつてセット棒14は下部スペ
ーサ30に係合される。なおセット棒を下部スペーサ3
0から離脱させるには、セット棒14の前記レバーを9
0度回転して膨出部21の扁平面を挿通孔33の長辺と
平行にし、その係合を解除してからセット棒を上昇させ
ればよい。
5)を90度回転させると、図10に示すようにその先
端部19における膨出部21の扁平面が挿通孔33の長
辺と直角になり、それによつてセット棒14は下部スペ
ーサ30に係合される。なおセット棒を下部スペーサ3
0から離脱させるには、セット棒14の前記レバーを9
0度回転して膨出部21の扁平面を挿通孔33の長辺と
平行にし、その係合を解除してからセット棒を上昇させ
ればよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の補強筋籠構造は以上のように構
成されているので、セット棒の位置合わせの許容量が大
幅に増大し、人手によってセット棒を挿入する場合にお
いてもその作業が極めて容易になる。また前記補強筋籠
組立装置を使用する場合においては、整列治具上に多少
偏って整列されているときであっても、上部スペーサの
挿通孔からその直下に位置する下部スペーサの挿通孔に
案内されたセット棒の先端部が、そのスペーサ位置に連
動するガイド板によって撓みつつ誘導されて確実に下部
スペーサの幅狭の挿通孔に挿通することができる。
成されているので、セット棒の位置合わせの許容量が大
幅に増大し、人手によってセット棒を挿入する場合にお
いてもその作業が極めて容易になる。また前記補強筋籠
組立装置を使用する場合においては、整列治具上に多少
偏って整列されているときであっても、上部スペーサの
挿通孔からその直下に位置する下部スペーサの挿通孔に
案内されたセット棒の先端部が、そのスペーサ位置に連
動するガイド板によって撓みつつ誘導されて確実に下部
スペーサの幅狭の挿通孔に挿通することができる。
【0030】また、その補強筋籠構造に用いるスペーサ
は前記のような構成とすることにより、セット棒をその
先端部の撓み作用を利用してガイド板で確実に誘導し挿
通孔に挿通することができ、下部スペーサとして用いた
場合は特にその効果を有効に発揮する。
は前記のような構成とすることにより、セット棒をその
先端部の撓み作用を利用してガイド板で確実に誘導し挿
通孔に挿通することができ、下部スペーサとして用いた
場合は特にその効果を有効に発揮する。
【図1】本発明の補強筋籠構造を整列している状態の一
例を示す斜視図。
例を示す斜視図。
【図2】図1の補強筋籠構造に用いられている下部スペ
ーサの一例を示す正面図。
ーサの一例を示す正面図。
【図3】図2の下部スペーサの平面図。
【図4】図2の下部スペーサの側面図。
【図5】下部スペーサの他の例を示す正面図。
【図6】図5の下部スペーサの平面図。
【図7】図5の下部スペーサの側面図。
【図8】図1の補強筋籠構造における下部スペーサにセ
ット棒を挿通している状態を示す部分拡大正面図。
ット棒を挿通している状態を示す部分拡大正面図。
【図9】図8と同様な図。
【図10】図8と同様な図。
【図11】従来の補強筋籠構造を示す斜視図。
【図12】図11における上部スペーサの拡大正面図。
【図13】図11における下部スペーサの拡大正面図。
【図14】図11の従来の補強筋籠構造を整列している
状態を示す斜視図。
状態を示す斜視図。
【図15】セット棒の一例を示す正面図。
【図16】図15のセット棒の平面図。
【図17】図15のセット棒の先端部の拡大部分正面
図。
図。
【図18】図17のセット棒の先端部を90度回転させ
た状態の部分拡大正面図。
た状態の部分拡大正面図。
【図19】図15のセット棒をスペーサに挿通して係合
した状態の部分拡大正面図。
した状態の部分拡大正面図。
【図20】セット棒によって多数の補強筋籠がブロック
化されて成形型枠無いの所定位置に吊り下げられた状態
を示す部分斜視図。
化されて成形型枠無いの所定位置に吊り下げられた状態
を示す部分斜視図。
1 補強筋籠 2 縦筋 3 横筋 4 補強筋マツト 5 上部スペーサ 6 下部スペーサ 7 挿通孔 8 挿通孔 9 整列治具 10 整列台 11 整列ガイド棒 12 ガイド 13 平板 14 セット棒 15 パイプ 16 セット棒本体 17 レバー 18 鉤 19 先端部 20 縮小部 21 膨出部 22 成形型枠 23 セット枠 24 吊り金具 30 下部スペーサ 31 連結体 32 ガイド板 33 挿通孔
Claims (2)
- 【請求項1】 広幅で矩形の挿通孔を有する上部スペー
サと狭幅で矩形の挿通孔を有する下部スペーサにより、
縦筋と横筋で形成され且つ所定間隔で平行に配置された
2枚の補強筋マットの上部および下部をそれぞれ連結し
てなる補強筋籠構造において、前記下部スペーサの挿通
孔の対向するそれぞれの長縁側から上部スペーサ方向に
テーパ状に拡大するガイドが設けられていることを特徴
とする補強筋籠構造。 - 【請求項2】 広幅で矩形の挿通孔を有する上部スペー
サと狭幅で矩形の挿通孔を有する下部スペーサにより、
縦筋と横筋で形成され且つ所定間隔で平行に配置された
2枚の補強筋マットの上部および下部をそれぞれ連結し
てなる補強筋籠に用いる前記スペーサにおいて、所定間
隔で平行に配置された一対の筋連結体と、各筋連結体の
間に直角に結合され且つ所定間隔で平行に配置された一
対のガイド板とを備え、前記一対の筋連結体と一対のガ
イド板により矩形の開口部が形成されると共に、各ガイ
ド体の対向する面の間隔が前記開口部からテーパ状に拡
大されていることを特徴とするスペーサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03338635A JP3029332B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 補強筋籠構造およびそれに用いるスペーサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03338635A JP3029332B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 補強筋籠構造およびそれに用いるスペーサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05171739A true JPH05171739A (ja) | 1993-07-09 |
JP3029332B2 JP3029332B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=18320035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03338635A Expired - Lifetime JP3029332B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 補強筋籠構造およびそれに用いるスペーサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029332B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100770958B1 (ko) * | 2006-05-10 | 2007-10-30 | 박정진 | 거푸집용 합성패널 |
CN104786368A (zh) * | 2014-01-22 | 2015-07-22 | 任丘市永基建筑安装工程有限公司 | 一种钢筋成型技术 |
CN105312457A (zh) * | 2014-08-01 | 2016-02-10 | 任丘市永基建筑安装工程有限公司 | 钢筋笼合成系统 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110743992B (zh) * | 2019-10-30 | 2021-06-22 | 安徽科达机电有限公司 | 一种钢筋网笼组网小车及设备 |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP03338635A patent/JP3029332B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100770958B1 (ko) * | 2006-05-10 | 2007-10-30 | 박정진 | 거푸집용 합성패널 |
CN104786368A (zh) * | 2014-01-22 | 2015-07-22 | 任丘市永基建筑安装工程有限公司 | 一种钢筋成型技术 |
CN105312457A (zh) * | 2014-08-01 | 2016-02-10 | 任丘市永基建筑安装工程有限公司 | 钢筋笼合成系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3029332B2 (ja) | 2000-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10914072B2 (en) | Apparatus for arranging steel reinforcement prior to a concrete pour | |
US2613424A (en) | Wall form system | |
KR101679346B1 (ko) | 슬라브 시공을 위한 거푸집 가설 구조 및 방법 | |
JPH05171739A (ja) | 補強筋籠構造およびそれに用いるスペーサ | |
US2882583A (en) | Prefabricated form for composition walls | |
US4079497A (en) | Method of making substantially impenetrable members | |
US2997769A (en) | Tie rod assembly for concrete wall form panels | |
EP0092694A2 (de) | Deckenschalungssystem | |
KR20150114299A (ko) | 선조립 철근망 제작 및 조립장치를 이용한 기초철근 시공방법 | |
JPH0711710A (ja) | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との連結構造及び建築物構築方法 | |
GB2037928A (en) | Cross-member for Scaffolding | |
JP3029411U (ja) | コンクリートバンドそしてリンテルを形成するための型枠取付装置 | |
JP3051703B2 (ja) | 足場用手すり器 | |
CN216949473U (zh) | 一种后浇带模板支撑体系 | |
JPH09287155A (ja) | 擁壁の構築方法及びその方法に使用される鉄筋用スペーサ | |
JPH061362Y2 (ja) | 補強筋吊上げ具 | |
JP2563887B2 (ja) | プレキャストコンクリート板の製造方法 | |
JPH0718790A (ja) | 配筋方法 | |
KR102402921B1 (ko) | 스마트 커넥팅 멤버를 이용한 샌드위치 피씨패널 연결구조 및 그 연결방법 | |
CN217128050U (zh) | 一种支撑钢筋保护层并控制涵洞盖板厚度的装置 | |
JP2670427B2 (ja) | 鉄筋コンクリート柱の構築方法及びその実施に用いる鉄筋位置決め治具 | |
JP4392684B2 (ja) | 鉄筋篭用治具、鉄筋篭の組立方法 | |
CN214785963U (zh) | 一种方形截面混凝土柱柱箍 | |
CN210947783U (zh) | 用于剪力墙钢筋定位绑扎的标准节及剪力墙钢筋定型工装 | |
CN217531221U (zh) | 一种加工建筑墙体的工装 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000113 |