JPH05162859A - 自動給紙装置 - Google Patents

自動給紙装置

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Publication number
JPH05162859A
JPH05162859A JP3327384A JP32738491A JPH05162859A JP H05162859 A JPH05162859 A JP H05162859A JP 3327384 A JP3327384 A JP 3327384A JP 32738491 A JP32738491 A JP 32738491A JP H05162859 A JPH05162859 A JP H05162859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
pressing plate
paper feed
tray
Prior art date
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Pending
Application number
JP3327384A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Otake
佳久 大嶽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP3327384A priority Critical patent/JPH05162859A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙葉の重送りと送りミスとを防止し得る自動
給紙装置を提供する。 【構成】 給紙トレイ2と、この給紙トレイ2の底面に
起伏自在に保持された押圧板16と、この押圧板16に
積層される紙葉15に対向してこの紙葉15を引き出す
回転自在の給紙部4と、押圧板16を給紙部4から離反
させる方向に付勢する付勢部材22と、この付勢部材2
2の付勢力に抗して押圧板16を給紙部4側に押圧する
ソレノイド24とにより構成し、給紙トレイ2内の紙葉
15を給紙部4に圧接するための駆動源としてソレノイ
ド24を用いることにより、給紙トレイ2内の紙葉15
の収容枚数の変化に拘らず一定の力で紙葉15を給紙時
にのみ給紙部4に圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の事務機器におい
て、印刷用紙や原稿等の紙葉を給紙トレイから供給する
自動給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の一例を図2に基づいて説明
する。相対向する側板1に給紙トレイ2とこの給紙トレ
イ2の下部に接続された給紙通路3とが設けられてい
る。また、側板1には給紙部4が設けられている。この
給紙部4は、前記給紙トレイ2の下部に対向されたロー
ラ5と前記給紙通路3に位置するローラ6とに給紙ベル
ト7を巻回することにより形成されている。前記ローラ
6とモータ8に駆動されるローラ9とには駆動ベルト1
0が巻回されている。さらに、前記側板1には、前記給
紙通路3を間にして前記給紙ベルト7に圧接されたアイ
ドルローラ11と、前記給紙ベルト7にテンションを付
与するテンションローラ12と、前記駆動ベルト10に
テンションを付与するテンションローラ13とが回転自
在に保持されている。
【0003】そして、前記給紙トレイ2の下部には摩擦
係数の高い弾性材により形成された摩擦部材14が設け
られ、給紙トレイ2の底面には紙葉15を前記給紙部4
側に押圧する板ばね30の一端が保持されている。前記
摩擦部材14は前記給紙トレイ2に積層状態で収納され
た多数枚の紙葉15の下縁と前記給紙ベルト7とに接触
される。
【0004】したがって、給紙トレイ2に積層状態で収
納された紙葉15は板ばね30により押圧され、最表層
の紙葉15が給紙ベルト7に圧接される。ここで、モー
タ8を駆動するその回転は駆動ベルト10により給紙部
4に伝達され、給紙トレイ2内の最表層の紙葉15が下
方に送り出される。この時、給紙トレイ2内の最表層の
紙葉15と次層以下の紙葉15とが重なって送り出され
ることを防止する目的として、摩擦部材14の摩擦係数
は紙葉15の摩擦係数より高い値に設定され、給紙ベル
ト7の摩擦係数はさらに高い値に設定されている。
【0005】また、板ばね30に代えて、図3に示すよ
うに、給紙トレイ2の底面に支点軸31を中心として起
伏する押圧板32を設け、この押圧板32をスプリング
33により給紙部4側に付勢することにより、給紙トレ
イ2内の紙葉15を給紙部4に圧接するようにした自動
給紙装置も存する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図2及び図3に示す従
来例において、給紙トレイ2内の紙葉15の収容枚数に
よって板ばね30又はスプリング33の撓み量は大きく
変化する。また、板ばね30やスプリング33のばね定
数を小さくすることには限度があるため、板ばね30や
スプリング33の撓み量の変化は給紙部4に対する紙葉
15の圧接力の変化が大きくなり、給紙部4による給紙
動作が不安定となる。すなわち、給紙トレイ2内の紙葉
15の収容枚数が少ない場合には、給紙部4に対する紙
葉15の圧接力が低くなり、最表層の紙葉15と給紙ベ
ルト7との摩擦力が低下し、給紙部4給紙動作が不能に
なる状態が発生し、収容枚数が多い場合には摩擦部材1
4による紙葉15の分離作用が損なわれる。しかも、紙
葉15が常時給紙部4に押し続けられるため、紙葉15
同志が密着し易くなり、紙葉15の分離作用が益々悪く
なる問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、給紙トレイ
と、この給紙トレイの底面に起伏自在に保持された押圧
板と、この押圧板に積層される紙葉に対向してこの紙葉
を引き出す回転自在の給紙部と、前記押圧板を前記給紙
部から離反する方向に付勢する付勢部材と、この付勢部
材の付勢力に抗して前記押圧板を前記給紙部側に押圧す
るソレノイドとにより構成したものである。
【0008】
【作用】給紙時にソレノイドを駆動して押圧板を給紙部
側に押圧することにより、紙葉を給紙部に圧接させるこ
とができる。また、ソレノイドの可動鉄心は給紙トレイ
内の紙葉の収容枚数に応じて変化するが、ソレノイドの
特性として可動鉄心の位置の変化に対して押圧板に与え
る力の変化が少ないため、給紙トレイ内の紙葉の収容枚
数が変化しても給紙部に対する紙葉の圧接力を小さな許
容範囲に維持することができ、しかも、給紙時以外の期
間では給紙部に対する紙葉の圧接状態を解除することが
でき、これにより、圧接力が強過ぎて紙葉が重なって送
り出されたり、圧接力が低過ぎて紙葉が送られなくなる
状態を回避することができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1に基づいて説明す
る。図2及び図3において説明した構成と同一構成の部
分は同一符号を用い説明も省略する。給紙トレイ2の底
面には紙葉15を給紙部4側に押圧する押圧板16が起
伏自在に設けられている。また、側板1には、押圧板1
6の上端が固定されたリンク17が支軸18により回動
自在に保持されているとともに、支軸19を介して他の
リンク20が回動自在に保持されている。これらのリン
ク17,20の一端はピン21により回動自在に連結さ
れ、リンク20の他端と側板1とにはスプリング22が
張設されている。このスプリング22は、リンク17,
20を介して前記押圧板16を前記給紙部4から離反さ
せる方向に付勢する付勢部材として機能するものであ
る。すなわち、リンク20はスプリング22により反時
計方向に付勢され、このリンク20に連結されたリンク
17は時計方向に付勢され、このリンク20に一端が固
定された押圧板16は給紙部4から離反する方向に付勢
されている。さらに、リンク20に連結された可動鉄心
23を有するソレノイド24が側板1に固定されてい
る。さらに、前記給紙通路3には紙葉15の通過を検出
する紙葉検出器25が設けられている。
【0010】このような構成において、図1(a)に示
す状態は、紙葉15が給紙部4から離反されている状態
で、この状態からソレノイド24を駆動すると、図1
(b)に示すように、スプリング22の付勢力に抗して
可動鉄心23が吸引されるため、支軸19を中心にリン
ク20が時計方向に回動し、支軸18を中心にリンク1
7が反時計方向に回動する。これにより、押圧板16が
給紙部4側に変位する。すなわち、押圧板16により給
紙トレイ2内の紙葉15を給紙部4に圧接させることが
できる。ここで、ソレノイド24の可動鉄心23は給紙
トレイ2内の紙葉15の収容枚数に応じて変化するが、
ソレノイド24の特性として可動鉄心23の位置の変化
に対して押圧板16に与える力の変化が少ないため、紙
葉15の収容枚数が変化しても給紙部4に対する紙葉1
5の圧接力を小さな許容範囲に維持することができる。
しかも、給紙時以外の期間では、ソレノイド24への通
電を遮断することにより、スプリング22の付勢力によ
りリンク17,20を復帰させて押圧板16を給紙部4
から離反させて給紙部4に対する紙葉15の圧接状態を
解除することができる。これにより、給紙部4による給
紙動作を安定させ、摩擦部材14による紙葉15の分離
動作を確実に行わせることができる。
【0011】次に、ソレノイド24の動作制御について
述べる。給紙部4が連続回転し、紙葉15が給紙ベルト
7とアイドルローラ11とに挾持された給紙過程におい
て、その紙葉15の給紙方向とは反対側の後端縁(上
縁)を紙葉検出器25により検出し、この時の検出信号
によってソレノイド24を励磁することにより、給紙ト
レイ2内の次の紙葉15を給紙部4に圧接させることが
できる。ここで、一回のソレノイド24の通電時間をタ
イマ等により一定に定める等の手段により、給紙トレイ
2から送り出された紙葉15の先端縁がアイドルローラ
11に達した時点をもってソレノイド24への通電を切
ることができる。すなわち、給紙トレイ2内の紙葉15
を所定の周期をもって間歇的に給紙することができる。
また、可動鉄心23、リンク17,20、押圧板16等
の動作を他の検出器により検出し、その検出器の検出信
号でソレノイド24の動作を制御しても同様の目的を達
成することができる。また、押圧板16をソレノイド2
4で直接駆動する構造を採用してもよいものである。
【0012】
【発明の効果】本発明は、給紙トレイと、この給紙トレ
イの底面に起伏自在に保持された押圧板と、この押圧板
に積層される紙葉に対向してこの紙葉を引き出す回転自
在の給紙部と、前記押圧板を前記給紙部から離反する方
向に付勢する付勢部材と、この付勢部材の付勢力に抗し
て前記押圧板を前記給紙部側に押圧するソレノイドとに
より構成したものであるので、給紙時にソレノイドを駆
動して押圧板を給紙部側に押圧することにより、紙葉を
給紙部に圧接させることができ、また、ソレノイドの可
動鉄心は給紙トレイ内の紙葉の収容枚数に応じて変化す
るが、ソレノイドの特性として可動鉄心の位置の変化に
対して押圧板に与える力の変化が少ないため、給紙トレ
イ内の紙葉の収容枚数が変化しても給紙部に対する紙葉
の圧接力を小さな許容範囲に維持することができ、しか
も、給紙時以外の期間では給紙部に対する紙葉の圧接状
態を解除することができ、これにより、圧接力が強過ぎ
て紙葉が重なって送り出されたり、圧接力が低過ぎて紙
葉が送られなくなる状態を回避することができる等の効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は非給紙状態を示す側面図、(b)は給
紙状態を示す側面図ある。
【図2】従来例を示す側面図である。
【図3】他の従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
2 給紙トレイ 4 給紙部 15 紙葉 16 押圧板 22 付勢部材 24 ソレノイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙トレイと、この給紙トレイの底面に
    起伏自在に保持された押圧板と、この押圧板に積層され
    る紙葉に対向してこの紙葉を引き出す回転自在の給紙部
    と、前記押圧板を前記給紙部から離反する方向に付勢す
    る付勢部材と、この付勢部材の付勢力に抗して前記押圧
    板を前記給紙部側に押圧するソレノイドとよりなること
    を特徴とする自動給紙装置。
JP3327384A 1991-12-11 1991-12-11 自動給紙装置 Pending JPH05162859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3327384A JPH05162859A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 自動給紙装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3327384A JPH05162859A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 自動給紙装置

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Publication Number Publication Date
JPH05162859A true JPH05162859A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18198548

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JP3327384A Pending JPH05162859A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 自動給紙装置

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JP (1) JPH05162859A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536119A (en) * 1976-07-01 1978-01-20 Hy Grip Products Co Sheet feeding mechanism for automatic typewriter

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536119A (en) * 1976-07-01 1978-01-20 Hy Grip Products Co Sheet feeding mechanism for automatic typewriter

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