JPH0515586B2 - - Google Patents

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JPH0515586B2
JPH0515586B2 JP14304486A JP14304486A JPH0515586B2 JP H0515586 B2 JPH0515586 B2 JP H0515586B2 JP 14304486 A JP14304486 A JP 14304486A JP 14304486 A JP14304486 A JP 14304486A JP H0515586 B2 JPH0515586 B2 JP H0515586B2
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JP
Japan
Prior art keywords
equipment
underframe
electric wire
boxes
vehicle body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP14304486A
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English (en)
Other versions
JPS62299474A (ja
Inventor
Takashi Tani
Kentaro Masai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS62299474A publication Critical patent/JPS62299474A/ja
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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄道車両の床下艤装構造に係り、特
に車体床下に集中して各種機器を設置するものに
好適な鉄道車両の床下艤装構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、鉄道車両における床下艤装構造は、例え
ば、(株)電気車研究会昭和60年7月発行「電気車の
科学」第37頁に記載されているように、種々の機
器が車体で、床全面にわたつて取付けられてい
る。特に、近年実用化されたインバータ装置等の
半導体を用いたパワーエレクトロニクス機器を搭
載した鉄道車両においては、インバータ装置、電
流電圧制御装置等の各種制御機器によつて発生す
るノイズあるいは熱の悪影響を防止することが必
要になつている。
この構成としては例えば特開昭60−66610号公
報に示されている。この構成を第4図によつて説
明する。機器21は機器ごとに単体の機器箱22
に収納されている。機器箱22の大きさは機器2
1の大きさに基づいて構成され、個々に機器21
を収納可能に構成されている。この各機器箱22
は台枠1の下面において車体の幅方向両側位置に
取付けられている。前記台枠1の車体幅方向両側
位置に設置された機器箱22,22の間には、各
機器箱22をする接続する電線25を収納するダ
クト26が車体長手方向に引き通して設けられて
いる。27はダクト26と各機器箱22との間を
接続する渡り電線であり、露出している。29は
前記渡り線27および電線25の電気的な影響を
遮蔽するための遮蔽板であり、両側の機器箱22
の間に渡して取付けられている。前記各機器箱2
2およびダクト26は車両の長手方向から見たと
き、それぞれの両端部で台枠1に取付けられてい
る。
〔発明が解決しようとる問題点〕
上記従来構造においては、機器21ごとに機器
箱21が形成され、かつ、該機器箱22はさらに
それぞれ独立して台枠1に取付けられていること
から、構造が複雑であると共に部品点数が多い。
また、各機器21をつなぐ渡り線27および電線
25が輻輳しており、配線作業および保守作業が
煩雑であると共にその磁気的な遮蔽も構造が複雑
となつている。
本発明の目的とするところは、機器を収納する
機器箱を集約化して構造の簡略化を図り、かつ、
各機器をつなぐ各種配線も集約化して遮蔽構造体
内に敷設して構造の簡略化および作業性の向上が
図れる鉄道車両の床下艤装構造を提供することに
ある。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的は、台枠下面の車体幅方向両側位置
に、車体長手方向に引き通して設置され、内部に
機器を収納する機器箱と、 車体幅方向両側に設置される前記機器箱の間に
設置され、該各機器箱を連結し、前記各機器箱内
の機器をつなぐ電線を敷設する電線敷設空間を内
部に形成し、上下面の少なくとも一方に開口を有
した複数の連結部材と、 前記複数の連結部材を車体長手方向に貫通して
連結し、内部に電線敷設空間を形成し、上下面の
少なくとも一方に開口を有した電線樋と、 前記連結部材および電線樋の開口に設置される
蓋と から構成することにより、達成される。
〔作用〕
床下に設置される機器は、前記車体幅方向両側
に設置される前記機器箱内に設置されることによ
り集約化され、さらに、各機器をつなぐ配線につ
いても前記連結部材および電線樋内に敷設される
ことから集約化され、従来、各機器および配線ご
とに行なわれていたノイズ対策を一括して行なえ
るため構造の簡略化が図れる。まあ、各機器の配
置および各種電線敷設作業を前記機器箱、連結部
材および電線樋に対して行なつたのち、これらを
台枠に一括して設置することができるため、作業
性の向上が図れる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図
によつて説明する。同図において、1は車体を形
成する台枠(図中二点鎖線にて示す)、2a,2
bは該台枠1の車体幅方向両側位置に設置された
機器箱である。3は前記両側の機器箱2a,2b
を連結する連結部材である渡し部材で、内部には
電線7を敷設するための空間が形成され、かつ、
その空間は仕切り6によつて分割されている。ま
た、該渡し部材3には上下部に開口部5が設けら
れ、該開口部5から配線作業を行なうもので作業
終了後は蓋8で覆うものとなつている。さらに、
前記渡し部材3は垂直方向上下に2列配置されて
いる。4は渡し部材3のうち上方に位置するもの
を車体長手方向に貫くように配置された縦連結部
材である電線樋である。該電線樋4にも上下部に
開口部5が形成されるとともに、蓋8が設けられ
る。9は前記機器箱2aおよび2bの車体幅方向
の側端部に形成された取付金で、該機器箱2a,
2bを台枠1に支持するためのものである。な
お、前記機器箱2a,2bは渡し部材3によつて
連結されており、該機器箱2a,2bの両側端部
に設けた取付金9によつて台枠1に対して十分に
支持できるものである。10は前記機器箱2a,
2bのそれぞれ車体幅方向外側面に形成された機
器11の設置あるいは保守点検作業を行なうため
の機器蓋である。
このような構成において、車両製作時の状況に
ついて説明する。前記機器箱2a,2bはそれぞ
れ単体で製作され、これらを渡し部材3によつて
連結する。この状態で第1図に示すように、該機
器箱2a,2b内に機器11を例えば高圧機器ユ
ニツトあるいは低圧機器ユニツトとして集約して
設置する。なお、高圧側ユニツトについてはその
機器箱にノイズ対策等を行なえば、各機器毎に対
策する必要がない。前記機器11の機器箱2a,
2b内への設置に伴つて渡し部材3および電線樋
4を通して各機器11間の配線を行なう。なお、
前記配線は機器11設置前に行なつてもよく、ま
た、配線敷設に際しては機器箱2a,2bおよび
渡し部材3、電線樋4の全体を反転させて行なつ
てもよい。
このようにして機器箱2a,2b内への機器1
1の設置および渡し部材3、電線樋4への配線作
業が完了した時点で、該機器箱2a,2bを台枠
1の下部すなわち設置位置に位置決めして取付金
9により取付ける。
このような構成によれば、機器11を集約して
機器箱2a,2b内に設置し、これを台枠1に設
置するため、台枠1の下部における構成を大幅に
簡略化できる。また、該台枠1に対する直接的な
作業が減少するため、工数低減が図れるとともに
部品点数も削減できる。さらに、前記機器箱2
a,2bへの機器11の設置および渡し部材3、
電線樋4への配線作業を完全アウトワーク化でき
るため、作業効率の向上が図れる。また、高圧機
器および低圧機器を集約して設置し、機器箱2a
または2b毎にまとめて設置すれば、ノイズ対策
等を集中して行なうことができ、この点において
も構成の簡略化が図れる。また、機器箱2aおよ
び2bの台枠11への取付けは、その両外側に設
けた取付金9によつて行なうが、台枠1の強度上
最も強固な部分で支持することになり、該台枠1
の構成を大幅に変更する必要もない。さらに、前
記機器箱2a,2bの外側面に機器蓋10を設け
ているため、製作および保守点検等の作業性の向
上も図れる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、機器を収
納する機器箱の集約化によつて構造の簡略化が図
れ、かつ、各機器をつなぐ各種配線も集約化して
遮蔽構造体すなわち連結部材および電線樋内に敷
設することにより構造の簡略化が図れ、さらに、
機器箱、連結部材および電線樋を一括して台枠に
設置することにより作業性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による床下艤装構造の一実施例
を示す台枠への設置状況の斜視図、第2図は第1
図の床下艤装構造を示す斜視図、第3図は第2図
のア−ア部断面図、第4図は従来の床下艤装構造
の縦断面図である。 1……台枠、2a,2b……機器箱、3……渡
し部材、4……電線樋、5……開口部、9……取
付金、10……機器蓋、11……機器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 台枠下面の車体幅方向両側位置に、車体長手
    方向に引き通して設置され、内部に機器を収納す
    る機器箱と、 車体幅方向両側に設置される前記機器箱の間に
    設置され、該各機器箱を連結し、前記各機器箱内
    の機器をつなぐ電線を敷設する電線敷設空間を内
    部に形成し、上下面の少なくとも一方に開口を有
    した複数の連結部材と、 前記複数の連結部材を車体長手方向に貫通して
    連結し、内部に電線敷設空間を形成し、上下面の
    少なくとも一方に開口を有した電線樋と、 前記連結部材および電線樋の開口に設置される
    蓋と から構成したことを特徴とする鉄道車両の床下艤
    装構造。
JP14304486A 1986-06-20 1986-06-20 鉄道車両の床下艤装構造 Granted JPS62299474A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14304486A JPS62299474A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 鉄道車両の床下艤装構造

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JP14304486A JPS62299474A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 鉄道車両の床下艤装構造

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JPS62299474A JPS62299474A (ja) 1987-12-26
JPH0515586B2 true JPH0515586B2 (ja) 1993-03-02

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JP14304486A Granted JPS62299474A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 鉄道車両の床下艤装構造

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WO2017149578A1 (ja) * 2016-02-29 2017-09-08 株式会社日立製作所 ノイズキャンセラー及び鉄道車両、自動車
WO2020166472A1 (ja) * 2019-02-13 2020-08-20 株式会社日立製作所 鉄道車両用の駆動装置、鉄道車両及びその製造方法

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JPS62299474A (ja) 1987-12-26

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