JPH05154922A - 帯状体接合装置 - Google Patents
帯状体接合装置Info
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- JPH05154922A JPH05154922A JP3323041A JP32304191A JPH05154922A JP H05154922 A JPH05154922 A JP H05154922A JP 3323041 A JP3323041 A JP 3323041A JP 32304191 A JP32304191 A JP 32304191A JP H05154922 A JPH05154922 A JP H05154922A
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- cutting
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯状体の接合端面間における隙間の発生を確
実に防止し得るとともに、ステイプル等の仮止め部材を
必要としない帯状体接合装置を提供する。 【構成】 接合しようとする端部同士が互いに反対方向
に臨むよう二本の帯状材料Bを各作業部10,20の台
座11,21にそれぞれセットし、各作業部10,20
のカッタ−13,23をシャフト13c,23cに沿っ
て移動することにより、各帯状材料Bの図中斜線部分を
切断する。続いて、切断補助機構30の昇降テ−ブル3
1を降下するとともに、移動機構14を作動して第1作
業部10の台座11を前進させ、各帯状材料Bの切断面
同士を当接する。そして、図示しない接着剤供給ノズル
から各帯状材料Bの当接部分に接着剤を滴下し、各帯状
材料Bを接合する。
実に防止し得るとともに、ステイプル等の仮止め部材を
必要としない帯状体接合装置を提供する。 【構成】 接合しようとする端部同士が互いに反対方向
に臨むよう二本の帯状材料Bを各作業部10,20の台
座11,21にそれぞれセットし、各作業部10,20
のカッタ−13,23をシャフト13c,23cに沿っ
て移動することにより、各帯状材料Bの図中斜線部分を
切断する。続いて、切断補助機構30の昇降テ−ブル3
1を降下するとともに、移動機構14を作動して第1作
業部10の台座11を前進させ、各帯状材料Bの切断面
同士を当接する。そして、図示しない接着剤供給ノズル
から各帯状材料Bの当接部分に接着剤を滴下し、各帯状
材料Bを接合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば古タイヤのサイ
ド部を利用した敷物の製造過程において、帯状に裁断さ
れたタイヤサイド部の端部同士を長手方向に接合する帯
状体接合装置に関するものである。
ド部を利用した敷物の製造過程において、帯状に裁断さ
れたタイヤサイド部の端部同士を長手方向に接合する帯
状体接合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、古タイヤの有効利用を図るべく、
補強繊維を埋設したタイヤのサイド部を利用してカ−ペ
ット等の敷物を製造することが行われている。即ち、図
7(a)に示すようにタイヤから切り出したタイヤサイド
部Aをカッタ−1により一定幅の帯状に切断し、この帯
状材料Bを図7(b) に示すようにバフ装置2にかけて一
側面に補強繊維を起毛させた後、複数の帯状材料Bを長
手方向に接合する。この後、図7(c) に示すように、接
合処理された複数本の長い帯状材料B′を所定幅に揃え
るとともに、その下面にセメントタンク3内のセメント
Cをロ−ラ4によって塗布した後、赤外線等による乾燥
工程5を経てバックシ−トDを貼着することにより敷物
Eを製造している。また、前記接合作業においては、図
8(a) に示すように治具6のガイド溝6aに二本の帯状
材料Bを嵌め込んで互いに端部同士を突き合わせた後、
図8(b)に示すように数本のステイプルFを打ち込んで
各帯状材料Bを接合する。尚、ステイプルFは前述の工
程がすべて終了した後に取り除かれる。そして、このよ
うに製造された敷物Eはタイルカッタ−等によって設置
対象となる床面の形状に合わせて切断される。
補強繊維を埋設したタイヤのサイド部を利用してカ−ペ
ット等の敷物を製造することが行われている。即ち、図
7(a)に示すようにタイヤから切り出したタイヤサイド
部Aをカッタ−1により一定幅の帯状に切断し、この帯
状材料Bを図7(b) に示すようにバフ装置2にかけて一
側面に補強繊維を起毛させた後、複数の帯状材料Bを長
手方向に接合する。この後、図7(c) に示すように、接
合処理された複数本の長い帯状材料B′を所定幅に揃え
るとともに、その下面にセメントタンク3内のセメント
Cをロ−ラ4によって塗布した後、赤外線等による乾燥
工程5を経てバックシ−トDを貼着することにより敷物
Eを製造している。また、前記接合作業においては、図
8(a) に示すように治具6のガイド溝6aに二本の帯状
材料Bを嵌め込んで互いに端部同士を突き合わせた後、
図8(b)に示すように数本のステイプルFを打ち込んで
各帯状材料Bを接合する。尚、ステイプルFは前述の工
程がすべて終了した後に取り除かれる。そして、このよ
うに製造された敷物Eはタイルカッタ−等によって設置
対象となる床面の形状に合わせて切断される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記製
造工程において接合処理された帯状材料B′に引張力が
作用すると、各帯状材料B同士はステイプルFのみによ
って接合されているためステイプルFが開いて各帯状材
料Bの接合端面間に隙間を生じ、しばしば不良品を発生
させるという問題点があった。また、ステイプルFの打
ち込み及び除去作業には多大な手間を要するほか、ステ
イプルFの除去忘れによるタイルカッタ−の損傷を来す
恐れがあるという問題点もあった。
造工程において接合処理された帯状材料B′に引張力が
作用すると、各帯状材料B同士はステイプルFのみによ
って接合されているためステイプルFが開いて各帯状材
料Bの接合端面間に隙間を生じ、しばしば不良品を発生
させるという問題点があった。また、ステイプルFの打
ち込み及び除去作業には多大な手間を要するほか、ステ
イプルFの除去忘れによるタイルカッタ−の損傷を来す
恐れがあるという問題点もあった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、帯状体の接合端面間
における隙間の発生を確実に防止し得るとともに、ステ
イプル等の仮止め部材を必要としない帯状体接合装置を
提供することにある。
であり、その目的とするところは、帯状体の接合端面間
における隙間の発生を確実に防止し得るとともに、ステ
イプル等の仮止め部材を必要としない帯状体接合装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の帯状体接合装置
は、前記目的を達成するために、接合しようとする二本
の帯状体を端部同士が互いに反対方向に臨むよう支持す
る一対の台座と、各帯状体の端部をそれぞれ同一方向に
斜めに切断する一対のカッタ−と、該切断面同士を互い
に当接させる台座移動手段と、各切断面の当接部分に接
着剤を供給する接着剤供給手段とを備えている。
は、前記目的を達成するために、接合しようとする二本
の帯状体を端部同士が互いに反対方向に臨むよう支持す
る一対の台座と、各帯状体の端部をそれぞれ同一方向に
斜めに切断する一対のカッタ−と、該切断面同士を互い
に当接させる台座移動手段と、各切断面の当接部分に接
着剤を供給する接着剤供給手段とを備えている。
【0006】
【作用】本発明の帯状体接合装置によれば、各台座によ
って支持された二本の帯状体は端部同士を互いに反対方
向に臨ませるとともに、各カッタ−によってそれぞれの
端部を同一方向に斜めに切断される。そして、台座が移
動して切断面同士を互いに当接させるとともに、各切断
面の当接部分に接着剤が供給され、各帯状体が接合され
る。従って、ステイプル等の仮止め部材を必要としな
い。また、接合部分が斜めに切断されることから、接合
面積が拡大して強固に結合し、各帯状体の接合端面間に
隙間を生ずることがない。
って支持された二本の帯状体は端部同士を互いに反対方
向に臨ませるとともに、各カッタ−によってそれぞれの
端部を同一方向に斜めに切断される。そして、台座が移
動して切断面同士を互いに当接させるとともに、各切断
面の当接部分に接着剤が供給され、各帯状体が接合され
る。従って、ステイプル等の仮止め部材を必要としな
い。また、接合部分が斜めに切断されることから、接合
面積が拡大して強固に結合し、各帯状体の接合端面間に
隙間を生ずることがない。
【0007】
【実施例】図1乃至図6は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は帯状体接合装置の上面図を、図2は側面図を
示すものである。
で、図1は帯状体接合装置の上面図を、図2は側面図を
示すものである。
【0008】同図において、10は帯状部材Bの端部切
断作業を行う第1作業部で、帯状部材Bを支持する台座
11と、帯状部材Bを台座11に挟持する押え機構12
と、帯状部材Bの端部を切断するカッタ−13と、台座
11を水平方向に移動する移動機構14とからなる。台
座11の周縁の一部には台座11に支持された帯状部材
Bの長手方向に対して所定の傾斜角度を有する切断辺1
1aが形成されている。押え機構12は、台座11の上
面に設けられたガイド板12aと、ガイド板12aの上
部に上下動自在に設けられた押え板12bと、押え板1
2bを駆動する油圧または空気圧のシリンダ12cとか
らなる。ガイド板12aは帯状部材Bの厚さよりもやや
低く形成されるとともに、帯状部材Bを台座11の切断
辺11aに対して所定角度をなすようにガイドする。シ
リンダ12cは台座11の下面に配置されるとともに、
その駆動ロッド12dを台座11及びガイド板12aを
摺動自在に貫通させ、押え板12bの下面に連結してい
る。また、押え板12bには台座11及びガイド板12
aを摺動自在に貫通するガイドロッド12eが取付けら
れている。カッタ−13は、上下方向に延びる切断刃1
3aと、切断刃13aを高速で上下動する駆動部13b
とからなり、駆動部13bは台座11の切断辺11aに
対して平行に延びるシャフト13cに摺動自在に支持さ
れている。即ち、図示しない駆動機構にてカッタ−13
をシャフト13cに沿って移動することにより、切断刃
13aが台座11の切断辺11aの側方を上下動しなが
ら移動するようになっている。また、切断刃13aは、
上端側が下端側よりも切断辺11a側から遠くなるよう
若干傾斜しており、具体的には台座11の上面に直交す
る線に対して2°〜5°の傾斜角をなす。移動機構14
は、台座11に支持された帯状部材Bの長手方向に直交
する方向に延びる左右二本のシャフト14aと、各シャ
フト14aを往復動する油圧または空気圧のシリンダ1
4bと、各シャフト14aの両端にそれぞれ取付けられ
たストッパ14cとからなり、一方のストッパ14cは
台座11の下面に固定されている。また、シリンダ14
bは図示しない不動部に固定され、シリンダ14bの作
動によって台座11が前進または後退するようになって
いる。
断作業を行う第1作業部で、帯状部材Bを支持する台座
11と、帯状部材Bを台座11に挟持する押え機構12
と、帯状部材Bの端部を切断するカッタ−13と、台座
11を水平方向に移動する移動機構14とからなる。台
座11の周縁の一部には台座11に支持された帯状部材
Bの長手方向に対して所定の傾斜角度を有する切断辺1
1aが形成されている。押え機構12は、台座11の上
面に設けられたガイド板12aと、ガイド板12aの上
部に上下動自在に設けられた押え板12bと、押え板1
2bを駆動する油圧または空気圧のシリンダ12cとか
らなる。ガイド板12aは帯状部材Bの厚さよりもやや
低く形成されるとともに、帯状部材Bを台座11の切断
辺11aに対して所定角度をなすようにガイドする。シ
リンダ12cは台座11の下面に配置されるとともに、
その駆動ロッド12dを台座11及びガイド板12aを
摺動自在に貫通させ、押え板12bの下面に連結してい
る。また、押え板12bには台座11及びガイド板12
aを摺動自在に貫通するガイドロッド12eが取付けら
れている。カッタ−13は、上下方向に延びる切断刃1
3aと、切断刃13aを高速で上下動する駆動部13b
とからなり、駆動部13bは台座11の切断辺11aに
対して平行に延びるシャフト13cに摺動自在に支持さ
れている。即ち、図示しない駆動機構にてカッタ−13
をシャフト13cに沿って移動することにより、切断刃
13aが台座11の切断辺11aの側方を上下動しなが
ら移動するようになっている。また、切断刃13aは、
上端側が下端側よりも切断辺11a側から遠くなるよう
若干傾斜しており、具体的には台座11の上面に直交す
る線に対して2°〜5°の傾斜角をなす。移動機構14
は、台座11に支持された帯状部材Bの長手方向に直交
する方向に延びる左右二本のシャフト14aと、各シャ
フト14aを往復動する油圧または空気圧のシリンダ1
4bと、各シャフト14aの両端にそれぞれ取付けられ
たストッパ14cとからなり、一方のストッパ14cは
台座11の下面に固定されている。また、シリンダ14
bは図示しない不動部に固定され、シリンダ14bの作
動によって台座11が前進または後退するようになって
いる。
【0009】20は前記第1作業部10と対をなす第2
作業部で、第1作業部10の切断辺11a側に対向して
設けられている。この第2作業部20はそれぞれ第1作
業部10と対称的に構成された台座21、押え機構22
及びカッタ−23とを有し、台座21には第1作業部1
0の切断辺11aと同一方向の傾斜角度を有する切断辺
21aが形成されている。また、第1作業部10と同
様、押え機構22はガイド板22a、押え板22b、シ
リンダ22c、駆動ロッド22d及びガイドロッド22
eから構成され、カッタ−23は切断刃23a、駆動部
23b及びシャフト23cから構成されている。この第
2作業部20は第1作業部10と異なり、台座21を図
示しない不動部に固定されている。
作業部で、第1作業部10の切断辺11a側に対向して
設けられている。この第2作業部20はそれぞれ第1作
業部10と対称的に構成された台座21、押え機構22
及びカッタ−23とを有し、台座21には第1作業部1
0の切断辺11aと同一方向の傾斜角度を有する切断辺
21aが形成されている。また、第1作業部10と同
様、押え機構22はガイド板22a、押え板22b、シ
リンダ22c、駆動ロッド22d及びガイドロッド22
eから構成され、カッタ−23は切断刃23a、駆動部
23b及びシャフト23cから構成されている。この第
2作業部20は第1作業部10と異なり、台座21を図
示しない不動部に固定されている。
【0010】30は各作業部10,20の間に設けられ
た切断補助機構である。この切断補助機構30は、各作
業部10,20間に配置された昇降テ−ブル31と、昇
降テ−ブル31を上下動する油圧または空気圧のシリン
ダ32とからなり、シリンダ32の駆動ロッド32aは
昇降テ−ブル31の下面に連結されている。昇降テ−ブ
ル31の周縁の一部には各台座11,21の切断辺11
a,21aに対してそれぞれ同一方向の傾斜角度を有す
る切断辺31a−1,31a−2が形成され、図1の如
く後退位置にある台座11と台座21との間において、
切断辺11a,31a−1間及び切断辺21a,31a
−2間にそれぞれ少許の間隙が形成されるようになって
いる。また、昇降テ−ブル31の上面には、各作業部1
0,20の帯状材料Bにそれぞれ対応する位置決め板3
3a,33bが設けられている。各位置決め板33a,
33bは帯状材料Bの先端面乃至一側面を支持可能に形
成された板ばね等の弾性部材からなり、それぞれ一端を
昇降テ−ブル31に固定されている。
た切断補助機構である。この切断補助機構30は、各作
業部10,20間に配置された昇降テ−ブル31と、昇
降テ−ブル31を上下動する油圧または空気圧のシリン
ダ32とからなり、シリンダ32の駆動ロッド32aは
昇降テ−ブル31の下面に連結されている。昇降テ−ブ
ル31の周縁の一部には各台座11,21の切断辺11
a,21aに対してそれぞれ同一方向の傾斜角度を有す
る切断辺31a−1,31a−2が形成され、図1の如
く後退位置にある台座11と台座21との間において、
切断辺11a,31a−1間及び切断辺21a,31a
−2間にそれぞれ少許の間隙が形成されるようになって
いる。また、昇降テ−ブル31の上面には、各作業部1
0,20の帯状材料Bにそれぞれ対応する位置決め板3
3a,33bが設けられている。各位置決め板33a,
33bは帯状材料Bの先端面乃至一側面を支持可能に形
成された板ばね等の弾性部材からなり、それぞれ一端を
昇降テ−ブル31に固定されている。
【0011】ここで、図1、図3乃至図6を参照し、前
述の如く構成された帯状体接合装置を用いた帯状材料B
の接合方法について説明する。
述の如く構成された帯状体接合装置を用いた帯状材料B
の接合方法について説明する。
【0012】まず、図1に示すように第1作業部10の
台座11を後退位置に、切断補助機構30の昇降テ−ブ
ル31を上昇位置に設定し、接合しようとする端部同士
が互いに反対方向に臨むよう二本の帯状材料Bを各作業
部10,20の台座11,21にそれぞれセットする。
その際、各帯状材料Bを起毛面を下方に向けて押え機構
12,22のガイド板12a,22aに案内させながら
切断補助機構30の位置決め板33a,33bに当接さ
せた後、押え機構12,22のシリンダ12c,22c
を作動して押え板12b,22bを降下させることによ
り各帯状材料Bが挟持され、同時に位置決めも行われ
る。次に、図3に示すように各作業部10,20のカッ
タ−13,23を作動してシャフト13c,23cに沿
って移動することにより、各帯状材料Bの図中斜線部分
を切断する。続いて、カッタ−13,23を初期位置に
戻した後、切断補助機構30の昇降テ−ブル31を降下
するとともに、移動機構14を作動して第1作業部10
の台座11を図4に示すように前進させ、各帯状材料B
の切断面同士を当接する。この時、各帯状材料Bの切断
面は、図5に示すように切断刃13a,23aの傾斜に
よって上下方向に角度θ(2°〜5°)だけ斜めに切断
されていることから、前記当接時において各切断面の突
出部分が互いに弾性変形しながら圧着し、各切断面間に
隙間を生ずることはない。そして、接着剤供給ノズル5
0から各帯状材料Bの当接部分に接着剤を滴下し、接着
剤が乾燥するまでの時間が経過したならば、移動機構1
4を作動して第1作業部10の台座11を後退させるこ
とにより、各帯状材料Bの接合が完了する。尚、これら
動作をマイクロコンピュ−タ等によって制御することに
より、前記接合作業を連続的に行うことも可能である。
台座11を後退位置に、切断補助機構30の昇降テ−ブ
ル31を上昇位置に設定し、接合しようとする端部同士
が互いに反対方向に臨むよう二本の帯状材料Bを各作業
部10,20の台座11,21にそれぞれセットする。
その際、各帯状材料Bを起毛面を下方に向けて押え機構
12,22のガイド板12a,22aに案内させながら
切断補助機構30の位置決め板33a,33bに当接さ
せた後、押え機構12,22のシリンダ12c,22c
を作動して押え板12b,22bを降下させることによ
り各帯状材料Bが挟持され、同時に位置決めも行われ
る。次に、図3に示すように各作業部10,20のカッ
タ−13,23を作動してシャフト13c,23cに沿
って移動することにより、各帯状材料Bの図中斜線部分
を切断する。続いて、カッタ−13,23を初期位置に
戻した後、切断補助機構30の昇降テ−ブル31を降下
するとともに、移動機構14を作動して第1作業部10
の台座11を図4に示すように前進させ、各帯状材料B
の切断面同士を当接する。この時、各帯状材料Bの切断
面は、図5に示すように切断刃13a,23aの傾斜に
よって上下方向に角度θ(2°〜5°)だけ斜めに切断
されていることから、前記当接時において各切断面の突
出部分が互いに弾性変形しながら圧着し、各切断面間に
隙間を生ずることはない。そして、接着剤供給ノズル5
0から各帯状材料Bの当接部分に接着剤を滴下し、接着
剤が乾燥するまでの時間が経過したならば、移動機構1
4を作動して第1作業部10の台座11を後退させるこ
とにより、各帯状材料Bの接合が完了する。尚、これら
動作をマイクロコンピュ−タ等によって制御することに
より、前記接合作業を連続的に行うことも可能である。
【0013】このように、本実施例の帯状体接合装置に
よれば、第1及び第2作業部10,20によって各帯状
材料Bの端部をそれぞれ同一方向に斜めに切断した後、
第1作業部10の台座11を移動して各帯状材料Bの切
断面同士を当接し、この当接部分に接着剤を滴下して接
合するようにしたので、帯状材料Bの接合作業を機械作
業によって行うことができ、作業時間の大幅な短縮を図
ることができる。また、各帯状材料Bは接着剤によって
接合されることから、従来の如く仮止め用のステイプル
を使用する必要がなく、その着脱に要する多大な手間を
省略することができるとともに、ステイプルの除去忘れ
によるタイルカッタ−の損傷等を来すこともない。更
に、各帯状材料Bの接合部分を斜めに切断しているの
で、接合面積が拡大されて強固に結合し、帯状材料Bの
接合面間における隙間の発生を確実に防止することがで
きる。また、各帯状材料Bの接合部分が目立たなくな
り、敷設後の美観を向上し得るという利点もある。
よれば、第1及び第2作業部10,20によって各帯状
材料Bの端部をそれぞれ同一方向に斜めに切断した後、
第1作業部10の台座11を移動して各帯状材料Bの切
断面同士を当接し、この当接部分に接着剤を滴下して接
合するようにしたので、帯状材料Bの接合作業を機械作
業によって行うことができ、作業時間の大幅な短縮を図
ることができる。また、各帯状材料Bは接着剤によって
接合されることから、従来の如く仮止め用のステイプル
を使用する必要がなく、その着脱に要する多大な手間を
省略することができるとともに、ステイプルの除去忘れ
によるタイルカッタ−の損傷等を来すこともない。更
に、各帯状材料Bの接合部分を斜めに切断しているの
で、接合面積が拡大されて強固に結合し、帯状材料Bの
接合面間における隙間の発生を確実に防止することがで
きる。また、各帯状材料Bの接合部分が目立たなくな
り、敷設後の美観を向上し得るという利点もある。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の帯状体接
合装置によれば、帯状体の接合作業を機械作業によって
行うことができるので、作業時間の大幅な短縮を図るこ
とができる。また、各帯状体の接合部分が斜めに切断さ
れるので、接合面積が拡大されて強固に結合し、帯状体
の接合面間における隙間の発生を確実に防止することが
できる。更に、ステイプル等の仮止め部材を使用する必
要がないので、その着脱に要する多大な手間を省略する
ことができ、作業者の労働力を大幅に低減することがで
きる。
合装置によれば、帯状体の接合作業を機械作業によって
行うことができるので、作業時間の大幅な短縮を図るこ
とができる。また、各帯状体の接合部分が斜めに切断さ
れるので、接合面積が拡大されて強固に結合し、帯状体
の接合面間における隙間の発生を確実に防止することが
できる。更に、ステイプル等の仮止め部材を使用する必
要がないので、その着脱に要する多大な手間を省略する
ことができ、作業者の労働力を大幅に低減することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例を示す帯状体接合装置の上面
図
図
【図2】帯状体接合装置の側面図
【図3】帯状材料の切断工程を示す動作説明図
【図4】切断面の当接工程を示す動作説明図
【図5】切断面の当接工程を示す要部断面図
【図6】切断面の接着工程を示す要部断面図
【図7】従来例を示す敷物の製造工程図
【図8】帯状材料の接合工程図
11,12…台座、13,23…カッタ−、14…移動
機構、50…接着剤供給ノズル、B…帯状材料。
機構、50…接着剤供給ノズル、B…帯状材料。
Claims (1)
- 【請求項1】 接合しようとする二本の帯状体を端部同
士が互いに反対方向に臨むよう支持する一対の台座と、 各帯状体の端部をそれぞれ同一方向に斜めに切断する一
対のカッタ−と、 該切断面同士を互いに当接させる台座移動手段と、 各切断面の当接部分に接着剤を供給する接着剤供給手段
とを備えたことを特徴とする帯状体接合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3323041A JPH05154922A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 帯状体接合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3323041A JPH05154922A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 帯状体接合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05154922A true JPH05154922A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18150453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3323041A Pending JPH05154922A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 帯状体接合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05154922A (ja) |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP3323041A patent/JPH05154922A/ja active Pending
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