JPH05143241A - Scsiインターフエースを有する情報記録装置 - Google Patents

Scsiインターフエースを有する情報記録装置

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Publication number
JPH05143241A
JPH05143241A JP33256191A JP33256191A JPH05143241A JP H05143241 A JPH05143241 A JP H05143241A JP 33256191 A JP33256191 A JP 33256191A JP 33256191 A JP33256191 A JP 33256191A JP H05143241 A JPH05143241 A JP H05143241A
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JP
Japan
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switch
scsi
information recording
setting
option
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JP33256191A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Yamamoto
和孝 山本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 SCSI・IDの設定や各種動作モードの設
定が容易に行えるようにすると共に、スイッチの視認性
と操作性とを改善する。 【構成】 SCSIインターフェースを有し、光学的ま
たは磁気的にデータを記録・再生する機能を備えた情報
記録装置において、前面パネルに、SCSI・IDを表
示する表示手段を設ける。あるいは、前面パネルに、S
CSI・IDを表示する表示手段と、電気的スイッチ手
段を利用したSCSI・IDの設定手段とを設ける。 【効果】 システムに組み込んだ場合、外部回路を設け
ることなく、明瞭にID番号を表示することができるの
で、従来の装置に比べて、操作性が著しく向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、SCSIインターフ
ェース回路を有する磁気ディスク装置、光ディスク装
置、情報記録再生ベアドライブ装置、プリンタ装置、ス
キャナ装置などの小型情報記録装置に係り、特に、SC
SI・IDの設定や各種動作モードの設定が容易に行え
るようにすると共に、スイッチの視認性と操作性とを改
善した情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータ周辺装置、例え
ば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、情報記録再生
ベアドライブ装置、プリンタ装置、スキャナ装置などの
小型コンピュータ周辺装置には、SCSI装置が使用さ
れており、このSCSI装置を介してホストコンピュー
タとシステムが構成されている。ホストコンピュータや
周辺装置などに使用されるSCSI装置は、共通のケー
ブル(SCSIバス)によって、デイジーチェーン式に
最大8台までの接続が可能である。
【0003】SCSI装置(Small Computer System
Interface )、すなわち、SCSIインターフェース
を有する情報記録装置、例えば情報記録再生ベアドライ
ブ装置では、通常、背面側に電源コネクタ、およびID
やオプション設定スイッチなどが配置されている。その
ため、この種のベアドライブ装置をパーソナルコンピュ
ータなどのメインシステムや、周辺装置としてのサブシ
ステムにそのまま組み込むと、SCSI・IDやオプシ
ョンの設定を変更する場合には、その都度、システムの
外装を外さなければならず、作業が面倒である。
【0004】要約すれば、現在のメインシステムでは、
内部ドライブは、特定のIDで使用することを前提にし
ているため、IDが容易に変更できるようには設定され
ていない。しかしながら、現在では、SCSIインター
フェースの特性上、1つのSCSIコントローラで内部
ドライブと外部ドライブとの両方をコントロールする場
合が多く、たとえ内部ドライブといえども、設定された
IDが外部から容易に判断できること、さらに、IDが
容易に変更できることは、いずれも汎用性のあるシステ
ムを提供する上で欠かせない事項である。
【0005】特に、サブシステムの場合には、IDが容
易に変更できることは、必須条件であり、このような場
合、一般に、ベアドライブ装置のID・オプション設定
スイッチをケーブルで延長して、背面または前面の外装
板に直接設置したり、小窓が設けられた外装板の近くに
設置しているのが現状である。
【0006】仮りに、前面パネルなどにID・オプショ
ン設定用のスイッチがあれば、IDの確認や変更の作業
が容易であるが、この種のスイッチは、見栄えがあまり
よくないので、製品の顔ともいえる正面パネルのデザイ
ンに制約がある。次に、従来のベアドライブ装置につい
て、その外観を説明する。この従来例では、ベアドライ
ブ装置の一例として、光ディスクドライブの場合を述べ
る。
【0007】図11は、従来の光ディスクドライブにつ
いて、その全体構造の要部の一例を示す一部切欠き斜視
図である。図において、1はフェースプレート、2はイ
ジェクトボタン、3はカートリッジドア、4はビジーラ
ンプ、5はフレーム、6はオートローディングユニッ
ト、7はピックアップ用ソレノイド、8はドライブPC
B(プリント回路板)、9はSCSIインターフェース
コネクタ、10はSCSIコントローラPCB、11は
絶縁シートを示す。
【0008】この図11に示すように、光ディスクドラ
イブの正面には、フェースプレート1があり、イジェク
トボタン2、カートリッジドア3、ビジーランプ4が配
置されている。また、背面には、SCSIインターフェ
ースコネクタ9が設けられている。そして、右側面のフ
レーム5の穴からは、オートローディングユニット6
や、ピックアップ用ソレノイド7の一部が見え、さら
に、絶縁シート11の下方に、SCSIコントローラP
CB10が配置されている。
【0009】図12は、図11に示した光ディスクドラ
イブについて、その背面構成の一例を示す斜視図であ
る。図において、12は電源コネクタ、13はSCSI
コネクタ、14はID&オプション設定スイッチを示
す。
【0010】この図12に示すように、光ディスクドラ
イブの背面には、電源コネクタ12や、SCSIコネク
タ13、ID&オプション設定スイッチ14などが配置
されている。次の図13は、ID&オプション設定スイ
ッチについて、その各機能を説明する図である。図にお
いて、SW1〜SW8は、それぞれID&オプション設
定スイッチを示す。
【0011】例えば、図13のスイッチSW8〜SW6
は、それぞれ「SCSIID」の(20)〜(22)に割
当てられている。同様に、スイッチSW1〜SW5に
も、それぞれ図13のような機能が割当てられている。
【0012】これらのスイッチSW1〜SW8を操作す
ることにより、「SCSI ID」の設定や、各種動作
モードの設定が行われる。ところが、これらのID&オ
プション設定スイッチSW1〜SW8は、光ディスクド
ライブの背面側に設けられているので、視認性や操作性
が低い、という不都合がある。
【0013】次に、従来のベアドライブを、サブシステ
ムとして構成した場合について説明する。図14は、ベ
アドライブをサブシステムとして構成した従来の装置の
一例を示す斜視図である。図において、21は光ディス
クドライブ、22はID&オプション設定スイッチ、2
3は電源ユニット、24は冷却ファンを示す。
【0014】この図14では、カバーを取り脱した状態
を示しており、右側が正面で、先の図11と同様に、イ
ジェクトボタン、カートリッジドア、ビジーランプ等が
配置されている。そして、内部に配置された光ディスク
ドライブ21や、ID&オプション設定スイッチ22、
電源ユニット23、冷却ファン24等の一部が見える。
【0015】図15は、同じく図14に示したサブシス
テムの背面図である。図において、25はACスイッ
チ、26はACプラグ、27はSCSIコネクタを示
す。この図15では、先の図14を90度回転させた状
態で図示しているが、背面には、冷却ファン24、AC
スイッチ25、ACプラグ26、SCSIコネクタ27
と共に、ID&オプション設定スイッチ22の正面が見
える。
【0016】図14や図15に示すように、SCSIコ
ネクタ27やID&オプション設定スイッチ22を、シ
ステムの背面に取り付けるときは、ケーブルによってそ
の回路が、外部に引き出されることになる。この場合
に、ID&オプション設定スイッチ22は、ドライブに
取り付けたままでもよいが、システムを変更する場合に
は、サブシステムのカバー(上蓋)を外さなければなら
ず、作業性が悪いので、一般的には、外部から変更でき
るように設置されている。
【0017】以上に説明したように、ID&オプション
設定スイッチ14,22を背面に設置すると、デザイン
的には有利であるが、操作性や作業性が低下するのは免
がれない、という不都合がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
SCSIインターフェースを有する情報記録装置におけ
るこれらの不都合を解決し、SCSI装置が何番のID
で動作しているか、が容易に判断でき、また、IDおよ
びオプションの変更を容易にして、操作性と作業性とを
向上させた情報処理装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
SCSIインターフェースを有し、光学的または磁気的
にデータを記録・再生する機能を備えた情報記録装置に
おいて、前面パネルに、SCSI・IDを表示する表示
手段を備えた構成である。
【0020】第2に、SCSIインターフェースを有
し、光学的または磁気的にデータを記録・再生する機能
を備えた情報記録装置において、前面パネルに、情報記
憶媒体に光学的または磁気的にデータを記録・再生し、
SCSIインターフェースと該情報記憶媒体の排出要求
などに使用する1個以上の電気的スイッチ手段と、前面
パネルに、SCSI・IDを表示する表示手段と、前記
電気的スイッチ手段を利用したSCSI・IDの設定手
段、とを備えた構成である。
【0021】第3に、上記第2の情報記録装置におい
て、オプション設定機能を有するオプション設定手段を
備えた構成である。
【0022】第4に、SCSIインターフェースを有
し、光学的または磁気的にデータを記録・再生する機能
を備えた情報記録装置において、前面パネルに、SCS
I・IDの設定用、およびオプション設定用のスイッチ
を備えた構成である。
【0023】
【作用】この発明の情報記録装置は、多くの目的を有し
ているが、主として、次の4つの具体的な目的を解決す
るものである。
【0024】第1に、メインシステムにおいても、ある
いは、サブシステムにおいても、SCSI装置が、現在
何番のIDで動作しているか、について容易に知り得る
ことは、操作上極めて有用である。このように、現在設
定されているIDを、ベアドライブの前面パネルに表示
することによって、操作性が著しく向上される(請求項
1の発明)。
【0025】第2に、先の第1のシステムでは未解決の
課題であるID変更の容易性と、従来から未解決の課題
である見栄えの問題とを解決し、頻繁に変更されるID
のみを対象として、オプション設定は別のスイッチで行
うようにしている。このように、IDの設定は、第1の
システムに設けた表示手段と、イジェクトスイッチなど
のベアドライブ装置の前面パネルに配置されている既存
のスイッチ手段の1つ、とを使用して行うことにより、
見栄えのよくないスイッチを前面パネルに配置する必要
なしに、前面での操作性を確保することができる(請求
項2の発明)。
【0026】第3に、先の第2のシステムで付加したI
D設定の機能に加えて、オプションの設定も、同様に行
えるようにすることによって、オプション設定用のスイ
ッチを削除することが可能となり、低コスト化も実現さ
れる(請求項3の発明)。
【0027】第4に、同じく、メインシステムにおいて
も、あるいは、サブシステムにおいても、そのSCSI
装置のIDおよびオプションを容易に変更できること
は、操作上極めて有用である。このように、現在設定さ
れているID、あるいはオプションを変更するための設
定スイツチを、ベアドライブ等の情報記録装置の前面パ
ネルに設けることによって、システム側に格別のスイッ
チを付設する必要なしに、いずれのシステムにおいて
も、操作性が向上される(請求項4の発明)。
【0028】
【実施例1】次に、この発明の情報記録装置について、
図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明する。こ
の実施例は、請求項1の発明に対応している。
【0029】すでに述べたように、SCSI装置を接続
して使用する上で、ID番号を容易に知り得ることは、
操作上極めて重要である。従来は、後部のスイッチを確
認するか、前面パネルに表示手段を設ける場合でも、外
付け回路が必要であり、特に、メインシステムに組み込
まれている場合には、マニュアル等を参照しながら対応
しなければならないので、操作性が低下していた。この
発明では、表示手段LEDを、正面パネルに配置するこ
とによって、簡単に解決する。
【0030】図1は、この発明の情報記録装置につい
て、ID番号表示手段の配置状態の一実施例を示す正面
図である。図における符号は図11と同様であり、ま
た、LEDは表示手段を示す。
【0031】この発明では、この図1に示すように、I
D番号表示手段として、例えば、このフェースプレート
1上のビジーランプ4の下方位置に、表示手段LEDを
付加する。この図1の実施例では、8個の表示手段LE
Dを配置する場合を示している。このように、表示手段
LEDを、前面側、すなわち正面パネル側に配置するこ
とによって、簡単に解決している。
【0032】図2は、この発明の情報記録装置につい
て、ID番号表示手段LEDを付加したコントロール部
の要部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。図
において、31はコントローラ、32はSCSIコント
ローラドライバ、33はLEDドライバ、34はID&
オプション設定スイッチ、35はイジェクトスイッチ、
36はインバータを示す。
【0033】この発明の情報記録装置では、この図2に
示す従来のコントローラ31に、LEDドライバ33を
付加するだけの簡単な回路で構成している。すなわち、
表示部としては、8個の表示手段LEDと、ID&オプ
ション設定スイッチ34のセット状態からID番号を検
知して、LEDドライバ33を駆動し、それぞれのLE
Dの点灯,消灯を制御する機能を、このコントローラ3
1に付加することで実現される。
【0034】このように、ID番号表示手段LEDをド
ライブ装置、例えばベアドライブ自身に設け、かつ、表
示手段LEDを前面パネル側に配置することによって、
視認性がよくなり、同時に、操作性や作業性も向上され
る。
【0035】
【実施例2】この発明の情報記録装置について、第2の
実施例を詳細に説明する。この実施例は、請求項2の発
明に対応している。この第2の実施例は、先の第1の実
施例の改良であり、表示手段LEDの配置状態は、図1
と同様である。
【0036】先の第1のシステムでは未解決の課題であ
ったID変更の容易性と、別な未解決の課題である見栄
えの問題とを解決し、頻繁に変更されるIDのみを対象
として、オプション設定は別のスイッチで行うようにし
ている。すなわち、ID設定の入力装置として、既存の
スイッチ、例えばイジェクトスイッチを利用しており、
このようなイジェクトスイッチがない場合でも、スイッ
チを1個追加するだけで、簡単に構成することができる
ので、部品点数の増加やコストの増大も、最小限に抑え
ることが可能になる。
【0037】図3は、この発明の情報記録装置につい
て、イジェクトスイッチによってID設定を行う場合の
コントロール部の要部構成の一実施例を示す機能ブロッ
ク図である。図における符号は図2と同様であり、ま
た、37は不揮発性メモリ、38はID&オプション設
定スイッチを示す。
【0038】この図3に示すように、IDの設定は、第
1のシステムに設けた表示手段と、イジェクトスイッチ
などの情報記録装置の前面パネルに配置されている既存
のスイッチ手段の1つ、とを使用して行うことにより、
見栄えのよくないスイッチを前面パネルに配置する必要
なしに、前面での操作性を確保することができる。
【0039】この発明の情報記録装置によるIDの設定
動作は、次の手順によって行う。イジェクトスイッチを
押しながら、電源をオンにする。以前に設定されたID
番号のLEDが点滅する。
【0040】このLEDの点滅状態で、イジェクトスイ
ッチを押すと、LEDの点滅が順次移動するので、所望
の番号になるまで、イジェクトスイッチを押す。所望の
番号のLEDが点滅している状態で、電源をオフにすれ
ば、セットが完了する。以上のような動作によって、所
望のIDが設定される。
【0041】図4は、この発明の情報記録装置におい
て、イジェクトスイッチによってID設定を行う場合の
主要な処理の流れを示すフローチャートである。図にお
いて、#1〜#7はステップを示す。
【0042】電源をオンにすると、この図4のフローが
スタートし、ステップ#1で、イジェクトスイッチがオ
ンであるかどうか判断する。もし、イジェクトスイッチ
がオンでなければ、ステップ#2へ進み、設定されてい
るID番号のLEDを点灯し、次のステップ#3で、従
来のドライブシーケンスへ移る。
【0043】また、ステップ#1で判断した結果、イジ
ェクトスイッチがオンであれば、ステップ#4へ進み、
イジェクトスイッチがオフであるかどうかチェックす
る。もし、イジェクトスイッチがオフでなければ、この
ステップ#4で、オフになるまで監視する。ステップ#
4で、イジェクトスイッチがオフになったことを検知す
ると、ステップ#5へ進み、設定されているID番号の
LEDを点滅する。
【0044】次のステップ#6で、イジェクトスイッチ
がオンからオフになったかどうかチェックする。もし、
イジェクトスイッチがオンからオフにならなければ、こ
のステップ#6で、オンからオフになるまで監視する。
ステップ#6で、イジェクトスイッチがオンからオフに
なったことを検知すると、ステップ#7へ進み、ID番
号をインクリメントして、図5の不揮発性メモリ37に
登録する。この実施例では、ID番号は、「0」〜
「7」の8種類で、ID番号「7」の次は、「0」に戻
る。
【0045】ステップ#7の処理が終了すると、再び先
のステップ#5へ戻る。そして、電源がオフになるま
で、このステップ#5〜ステップ#7の処理を繰り返え
す。すなわち、このステップ#5〜#7は、電源がオフ
になるまで、いわゆる無限ループとして動作する。
【0046】
【実施例3】この発明の情報記録装置について、第3の
実施例を詳細に説明する。この実施例は、請求項3の発
明に対応している。この実施例では、先の第2の実施例
で説明した図3の回路から、ID&オプション設定スイ
ッチ38を削除している。なお、表示手段LEDの配置
は、図1と同様である。
【0047】図5は、この発明の情報記録装置につい
て、イジェクトスイッチによってID設定を行う場合の
コントロール部の要部構成の一実施例を示す機能ブロッ
ク図である。図における符号は図2と同様である。この
第3の実施例では、オプション設定を、ID設定と同じ
方式で行うことができるように構成することにより、オ
プション設定スイッチの削除を可能にしている。
【0048】ID設定とオプション設定の手順は、次の
とおりである。イジェクトスイッチを押しながら、電源
をオンにする。オプション設定の状態が表示されるの
で、ここで、何番の設定を変更したいのか、確認する。
イジェクトスイッチを1回押す。
【0049】点滅するLEDが、例えば3秒ごとに順次
No.0〜No.7まで移動するので、設定を変えたいNo.
のLEDが点滅したとき、イジェクトスイッチを押す。
No.7のLEDの点滅が終了すると、次に、以前に設定
されていたID番号のLEDが点滅する。
【0050】このLEDの点滅状態で、イジェクトスイ
ッチを押すと、LEDの点滅が順次移動するので、所望
のID番号になるまで、イジェクトスイッチを押す。所
望のID番号のLEDが点滅している状態で、電源をオ
フにすれば、セットが完了する。
【0051】図6と図7は、この発明の情報記録装置に
おいて、イジェクトスイッチによってID設定とオプシ
ョン設定とを行う場合の主要な処理の流れを示すフロー
チャートである。図において、#11〜#28はステッ
プを示し、また、は接続点を示す。
【0052】電源をオンにすると、この図6のフローが
スタートし、ステップ#11で、イジェクトスイッチが
オンであるかどうか判断する。もし、イジェクトスイッ
チがオンでなければ、ステップ#12へ進み、設定され
ているID番号のLEDを点灯し、次のステップ#13
で、従来のドライブシーケンスへ移る。
【0053】また、ステップ#11で判断した結果、イ
ジェクトスイッチがオンであれば、ステップ#14へ進
んで、イジェクトスイッチがオフであるかどうかチェッ
クする。もし、イジェクトスイッチがオフでなければ、
このステップ#14で、オフになるまで監視する。ステ
ップ#14で、イジェクトスイッチがオフになったこと
を検知すると、ステップ#15へ進み、設定されている
オプション番号のLEDを点滅する。
【0054】次のステップ#16で、イジェクトスイッ
チがオンからオフになったかどうかチェックする。も
し、イジェクトスイッチがオンからオフにならなけれ
ば、このステップ#16で、オンからオフになるまで監
視する。
【0055】ステップ#16で、イジェクトスイッチが
オンからオフになったことを検知すると、ステップ#1
7へ進み、設定するオプション番号を「0」にセットす
る。ステップ#18へ進み、設定するオプション番号の
LEDを点滅する。次のステップ#19で、イジェクト
スイッチがオンからオフになったかどうかチェックす
る。
【0056】もし、イジェクトスイッチがオフであれ
ば、ステップ#20へ進み、設定がオフならオン、オン
ならオフとして、図5の不揮発性メモリ37に登録す
る。この実施例では、オプション番号は、「0」〜
「7」の8種類であり、オプション番号「7」の次は、
「0」に戻る。そして、状態をLEDに表示する。
【0057】ステップ#20の処理が終了すると、ステ
ップ#21へ進み、3秒経過するまで監視を続け、3秒
が経過すると、ステップ#23へ進む。また、ステップ
#19で判断した結果、イジェクトスイッチがオフでな
いときは、ステップ#22へ進み、3秒経過するまで監
視を続け、3秒が経過すると、ステップ#23へ進む。
【0058】ステップ#23で、設定するオプション番
号をインクリメントし、次のステップ#24で、設定さ
れているオプション番号のLEDを点灯する。次のステ
ップ#25で、8回の処理が終了したかどうか監視を続
け、まだ8回にならなければ、再び先のステップ#18
へ戻り、以下、同様の処理を繰り返えす。
【0059】そして、ステップ#25で、8回の処理が
終了したことを検知すると、図6の接続点から、図7
の接続点を介して、ステップ#26へ進む。ステップ
#26で、設定されているID番号のLEDを点滅す
る。次のステップ#27で、イジェクトスイッチがオン
からオフになったかどうかチェックする。もし、イジェ
クトスイッチがオフであれば、ステップ#28へ進ん
で、ID番号をインクリメントして、図5の不揮発性メ
モリ37に登録する。この実施例では、ID番号は、
「0」〜「7」の8種類で、ID番号「7」の次は、
「0」に戻る。
【0060】ステップ#28の処理が終了すると、再び
先のステップ#26へ戻る。そして、電源がオフになる
まで、このステップ#26〜ステップ#28の処理を繰
り返えす。すなわち、このステップ#26〜#28も、
電源がオフになるまで、いわゆる無限ループとして動作
する。
【0061】図8は、この発明の情報記録装置につい
て、オプション設定のLEDの表示とその内容との関係
の一例を示す図である。この図8で、0〜7はLEDを
示しており、オン時にはLEDが点灯し、オフ時にはL
EDが消灯する。
【0062】以上のような動作によって、この第3の実
施例によれば、オプション設定を、ID設定と同じ方式
で行うことができるので、オプション設定スイッチの削
除が可能になる。
【0063】
【実施例4】この発明の情報記録装置について、第4の
実施例を詳細に説明する。この実施例は、請求項4の発
明に対応している。すでに述べたように、情報記録装置
では、メインシステムにおいても、あるいは、サブシス
テムにおいても、そのSCSI装置のIDおよびオプシ
ョンを容易に変更できることは、操作上極めて有用であ
る。
【0064】この第4の実施例では、ベアドライブ装置
などの前面パネルに、SCSI・IDの設定用、および
オプション設定用のスイッチを配置することによって、
システムによらず、また、システム側で、特にスイッチ
等を付設することなく、IDおよびオプションの変更を
容易にしている。したがって、視認性や操作性、作業性
が一層向上されるようにしている。
【0065】図9は、この発明の情報記録装置につい
て、ID&オプション設定スイッチの配置状態の一実施
例を示す正面図である。図における符号は図1と同様で
あり、また、SWはID&オプション設定スイッチを示
す。
【0066】この図9に示すように、現在設定されてい
るID、あるいはオプションを変更するための設定スイ
ツチ(SW)を、情報記録装置、例えばベアドライブの
前面パネルに設けることによって、システム側に格別の
スイッチを付設する必要なしに、いずれのシステムにお
いても、操作性が向上される。物理的には、ID&オプ
ション設定スイッチSWを背面から前面に移動させ、正
面パネルに、スイッチ操作が可能な穴を設けるだけでよ
い。
【0067】図10は、この発明の情報記録装置につい
て、ID&オプション設定スイッチを前面側に配置した
場合のコントロール部の要部構成の一実施例を示す機能
ブロック図である。図における符号は、図2と同様であ
る。この図10は、先の第1の実施例の図2から、LE
Dドライバ33を除去した回路で、ID&オプション設
定スイッチ34によって、IDの設定、あるいはオプシ
ョンを変更する。その他の構成や動作は、先の図2と同
様である。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、システムに組
み込んだ場合、外部回路を設けることなく、明瞭にID
番号を表示することができるので、従来の装置に比べ
て、操作性が著しく向上される。
【0069】請求項2の発明によれば、明瞭なID番号
の表示と共に、ID設定の操作も前面から簡単に行うこ
とができる。なお、スイッチも露出していないので、高
級感のあるデザインも可能になる。
【0070】請求項3の発明によれば、先の請求項2の
発明において、オプション設定の操作も前面で簡単に行
えると同時に、オプション設定スイッチ(図13の2
2)も削除できるので、システムの組み込みも極めて容
易に行うことが可能になる。
【0071】請求項4の発明によれば、システムに組み
込んだ場合、延長ケーブル等でID&オプション設定ス
イッチ(図13の22)を移動させる必要がなく、前面
からスイッチ操作が行えるので、確認や変更の操作が簡
単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報記録装置について、ID番号表
示手段の配置状態の一実施例を示す正面図である。
【図2】この発明の情報記録装置について、ID番号表
示手段LEDを付加したコントロール部の要部構成の一
実施例を示す機能ブロック図である。
【図3】この発明の情報記録装置について、イジェクト
スイッチによってID設定を行う場合のコントロール部
の要部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図4】この発明の情報記録装置において、イジェクト
スイッチによってID設定を行う場合の主要な処理の流
れを示すフローチャートである。
【図5】この発明の情報記録装置について、イジェクト
スイッチによってID設定を行う場合のコントロール部
の要部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図6】この発明の情報記録装置において、イジェクト
スイッチによってID設定とオプション設定とを行う場
合の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】この発明の情報記録装置において、イジェクト
スイッチによってID設定とオプション設定とを行う場
合の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】この発明の情報記録装置について、オプション
設定のLEDの表示とその内容との関係の一例を示す図
である。
【図9】この発明の情報記録装置について、ID&オプ
ション設定スイッチの配置状態の一実施例を示す正面図
である。
【図10】この発明の情報記録装置について、ID&オ
プション設定スイッチを前面側に配置した場合のコント
ロール部の要部構成の一実施例を示す機能ブロック図で
ある。
【図11】従来の光ディスクドライブについて、その全
体構造の要部の一例を示す一部切欠き斜視図である。
【図12】図11に示した光ディスクドライブについ
て、その背面構成の一例を示す斜視図である。
【図13】ID&オプション設定スイッチについて、そ
の各機能を説明する図である。
【図14】ベアドライブをサブシステムとして構成した
従来の装置の一例を示す斜視図である。
【図15】同じく図14に示したサブシステムの背面図
である。
【符号の説明】
31 コントローラ 32 SCSIコントローラドライバ 33 LEDドライバ 34 ID&オプション設定スイッチ 35 イジェクトスイッチ 36 インバータ 37 不揮発性メモリ 38 ID&オプション設定スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SCSIインターフェースを有し、光学
    的または磁気的にデータを記録・再生する機能を備えた
    情報記録装置において、 前面パネルに、SCSI・IDを表示する表示手段を備
    えたことを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 SCSIインターフェースを有し、光学
    的または磁気的にデータを記録・再生する機能を備えた
    情報記録装置において、 前面パネルに、情報記憶媒体に光学的または磁気的にデ
    ータを記録・再生し、SCSIインターフェースと該情
    報記憶媒体の排出要求などに使用する1個以上の電気的
    スイッチ手段と、 前面パネルに、SCSI・IDを表示する表示手段と、 前記電気的スイッチ手段を利用したSCSI・IDの設
    定手段、とを備えたことを特徴とする情報記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の情報記録装置において、 オプション設定機能を有するオプション設定手段を備え
    たことを特徴とする情報記録装置。
  4. 【請求項4】 SCSIインターフェースを有し、光学
    的または磁気的にデータを記録・再生する機能を備えた
    情報記録装置において、 前面パネルに、SCSI・IDの設定用、およびオプシ
    ョン設定用のスイッチを備えたことを特徴とする情報記
    録装置。
JP33256191A 1991-11-20 1991-11-20 Scsiインターフエースを有する情報記録装置 Pending JPH05143241A (ja)

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JP33256191A JPH05143241A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 Scsiインターフエースを有する情報記録装置

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JP33256191A Pending JPH05143241A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 Scsiインターフエースを有する情報記録装置

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JP (1) JPH05143241A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5784644A (en) * 1995-02-02 1998-07-21 Larabell; Henri J. Carrier for connecting device using electrical display device for indicating SCSI ID and controller ID of the attached device on the carriers facial assembly
US6822843B2 (en) 2001-02-20 2004-11-23 Sony Computer Entertainment Inc. External storage device and entertainment system incorporating the same

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5784644A (en) * 1995-02-02 1998-07-21 Larabell; Henri J. Carrier for connecting device using electrical display device for indicating SCSI ID and controller ID of the attached device on the carriers facial assembly
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