JPH05142883A - 複写機 - Google Patents

複写機

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Publication number
JPH05142883A
JPH05142883A JP3334047A JP33404791A JPH05142883A JP H05142883 A JPH05142883 A JP H05142883A JP 3334047 A JP3334047 A JP 3334047A JP 33404791 A JP33404791 A JP 33404791A JP H05142883 A JPH05142883 A JP H05142883A
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JP
Japan
Prior art keywords
copying
mode
speed
time
continuous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3334047A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ujino
孝二 氏野
Yoshifumi Ishii
喜文 石井
Hiroyuki Arai
弘行 新井
Takeshi Kitagawa
剛 北川
Hiroyuki Sakamoto
裕之 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP3334047A priority Critical patent/JPH05142883A/ja
Publication of JPH05142883A publication Critical patent/JPH05142883A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノーマルモードより速い複写速度での連続複
写が複写→中断→複写を繰り返しながら行なえる高速モ
ードを備えた複写機において、複写枚数によってノーマ
ルモードでの連続複写と高速モードでの連続複写の何れ
か早い方のモードを選択し、使用者に知らせるようにす
る。 【構成】 複写機構5の制御に用いられる制御部7によ
り、連続複写時にテン・キー2による複写枚数の設定に
よって各モードでの複写に要する時間をメモリ8に記憶
された所定の計算式に基づいて夫々算出し、その算出し
た複写必要時間の短い方のモードを選択し、表示部6に
表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常の複写速度での連
続複写が行なえるノーマルモードと、それ以上の複写速
度での連続複写が複写→中断→複写を繰り返しながら行
なえる高速モードとが選択できる複写機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機の複写速度は機種毎に決ま
っており、一定であった。ところが最近では別途高速モ
ード選択キーを設けてこの高速モード選択キーを操作す
ると複写速度を速めることができる高速モード付の複写
機が提案されており、このような複写機は高速モード時
に通常の複写速度のノーマルモード時よりも複写プロセ
ス速度(例えば、走査光学系の走査速度や感光体ドラム
の回転速度等)を速くすることで、複写速度を速めるよ
うにしている。然し乍ら、複写プロセス速度を速くする
と、定着部での熱容量不足を生じてその連続複写中(特
に、複写枚数が多い場合)に定着温度が次第に下降して
定着不良になると云った問題が生じることになる。その
ため、定着部を構成する熱ローラの肉厚を若干厚くして
熱容量を引き上げてやる必要があるが、熱ローラの肉厚
を厚くするとその分安定時間(即ち、予熱時間)も長く
なると云った不都合がでてくる。そこで、熱容量はその
ままにして、高速モードでの連続複写中に定着温度が定
着不良を生じない下限値以下になれば複写を一旦中断さ
せ、その後定着温度が安定した定着が行なえる設定値ま
で上昇すると自動的に複写を再開させるようにする方法
が考えられている。このような方法では、短い予熱時間
で、高速モードでの連続複写中に定着不良が生じるのを
防ぐことができることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
高速モードでの連続複写を複写→中断→複写を繰り返し
ながら行なわせるようにするとその複写途中に中断期間
が存在するために、使用者が高速モードでの複写終了時
間を推定することが困難で、特に複写枚数によってはノ
ーマルモードでの連続複写の方が早い場合もあり、使用
者には何れのモードを用いて連続複写を行なった方が早
いのか判らず不便であった。本発明はこのような点に鑑
み成されたものであって、複写枚数によってノーマルモ
ードでの連続複写と高速モードでの連続複写の何れか早
い方のモードを選択し、使用者に知らせるようにした複
写機を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明では通常の複写速度での連続複写が行なえる
ノーマルモードと、それ以上の複写速度での連続複写が
複写,中断,複写を繰り返しながら行なえる高速モード
とが選択される複写機において、連続複写時にノーマル
モードでの複写に要する時間と高速モードでの複写に要
する時間とを夫々算出しその複写必要時間の短い方のモ
ードを選択或いは報知する制御手段を設けたものであ
り、具体的に前記制御手段を複写機構の制御に用いられ
る制御部としたものである。
【0005】
【作用】このような構成によると、連続複写時にノーマ
ルモードでの複写に要する時間と高速モードでの複写に
要する時間とが夫々算出されることになり、その算出さ
れた複写必要時間の短い方のモードが自動的に選択或い
は表示されることになる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の複写機について図面と共に説
明する。本実施例では、連続複写時にノーマルモードで
の複写に要する時間と高速モードでの複写に要する時間
とを複写機構の制御に用いられる制御部にて算出し、そ
の算出された複写必要時間の短い方のモードを選択して
報知させるようにしたものである。具体的には、図1に
示すように構成されており、1は複写枚数や拡大,縮小
倍率等の設定に用いられるテン・キー2と共に高速モー
ドを選択する高速モード選択キー3が配された操作パネ
ル部、4は定着部を構成する熱ローラの温度、即ち定着
温度を測定する定着サーミスタ、5は走査光学系や感光
体ドラム等からなりその複写動作が後述する制御部にて
制御される複写機構、6は後述する制御部にて制御され
拡大,縮小倍率や複写枚数,複写必要時間,選択モード
等の複写に必要な表示を行なう表示部、7は高速モード
選択キー3の操作や定着サーミスタ4での測定温度に基
づいて複写機構5を制御すると共に連続複写時でのテン
・キー2による複写枚数の設定によりノーマルモードで
の複写必要時間と高速モードでの複写必要時間とを夫々
算出しその複写必要時間の短い方のモードを選択する制
御部(この場合、CPU)で、この制御部7は高速モー
ド選択キー3の操作による高速モード選択時に走査光学
系の走査速度や感光体ドラムの回転速度等を速くして複
写プロセス速度を速めると共に、この高速モードでの連
続複写中に定着サーミスタ4での測定温度が下限値(図
2のP1)以下になると複写を一旦中断させて、定着部
での定着温度が設定値(図2のP2)に上昇するまで複
写を再開しないよう複写機構5を制御するようになって
いるが、連続複写時には高速モード選択キー3が操作さ
れているか否かに拘らずその複写枚数の設定によって算
出された複写必要時間の短い方のモードを選択するよう
複写機構5を制御するようになっている。また、制御部
7はその選択されたモードとそのモードでの複写必要時
間を表示すると共に、複写中はその複写必要時間をカウ
ントダウン表示するよう表示部6を制御するようになっ
ている。ここで、8は制御部7として用いられるCPU
の制御プログラムや複写必要時間を算出するための計算
式等が記憶されているメモリ(この場合、ROM)であ
る。
【0007】具体的に、制御部7による複写必要時間の
算出は以下のように行なわれることになり、図2に示す
ように高速モードでの連続して複写可能な枚数をx枚、
高速モードでの複写速度をX1枚/分とすると、x枚の
複写必要時間t1(sec)は t1=x÷X1×60・・・(1) となるため、ここで複写が中断して定着温度が設定値ま
で上昇するに要する時間をt2(sec)とすると、複
写設定枚数y枚の高速モードでの複写に要する時間T1
(sec)は、 y÷x=A・・・B(余り)・・・(2) (但し、AとBは整数)から、その余りB=0の場合 T1=A×t1+t2×(A−1)・・・(3) で算出され、その余りがB≠0の場合 T1=A×t1+t2×A+B÷X1×60・・・(4) で算出されることになる。そして、複写設定枚数y枚の
ノーマルモードでの複写に要する時間T2(sec)
は、ノーマルモードでの複写速度をX2枚/分とする
と、 T2=y÷X2×60・・・(5) で算出されることになる。
【0008】次に、このような制御部の連続複写時にお
けるモード選択動作を図3のフローチャートに基づいて
説明する。連続複写時に制御部7は、まずステップ#1
0でテン・キー2により設定した複写枚数を入力し、続
いてステップ#12において式(3)或いは(4)と式
(5)に基づいて上記複写必要時間T1及びT2を夫々
計算し、それらの大小を次のステップ#15で判定す
る。ここで、T1≦T2であればステップ#20へ進ん
で“高速モードが早い”という表示とその複写必要時間
表示を表示部6に行なわせ、高速モードを選択するよう
複写情報5を制御することになる。T1>T2であれば
ステップ#25へ進んで“ノーマルモードが早い”とい
う表示とその複写必要時間表示を行なわせ、ノーマルモ
ードを選択するよう複写機構5を制御することになる。
【0009】図4及び図5はこのようなモード制御構成
を備えた高速モード付の複写機の外観図とその縦断面図
を示し、その複写機構5はコンタクトガラス9上に載置
された原稿を読み取るハロゲンランプ10等からなる走
査光学系11と、集光レンズ12やミラー13等からな
る露光部14と、その露光部14によって潜像が形成さ
れる感光体ドラム15と、その感光体ドラム15上の潜
像を現像する現像部16と、現像された感光体ドラム1
5上の画像を給紙トレイ17或いは給紙カセット18か
ら送られてくる用紙に転写するための転写用帯電部19
等からなる転写部20と、それを定着するための熱ロー
ラ21と加圧ローラ22等からなる定着部23と、冷却
ファン(図示せず)等から構成されている。尚、定着サ
ーミスタ4は図示のように定着部23の熱ローラ21側
に設けられている。このような複写機においては、連続
複写時に複写枚数の設定によって制御部7により複写必
要時間の短い方のモードが自動的に選択されることにな
り、例えばノーマルモードが選択された場合は複写機構
5が通常の複写プロセス速度にて駆動されて、通常の複
写速度での連続複写が中断されることなく行なわれるこ
とになり、その際その選択モード表示と複写必要時間が
カウントダウン表示されることになる。また、高速モー
ドが選択された場合は複写機構5の複写プロセス速度が
アップされて、速い複写速度での連続複写が複写→中断
→複写のパターンで行なわれることになり、その際その
選択モード表示と複写必要時間がカウントダウン表示さ
れることになる。
【0010】以上、本実施例では連続複写時には常に複
写必要時間の短い方のモードを選択するようにしたが、
別途オートモード選択キーを設けてこのオートモード選
択キーが操作されている際にのみ複写必要時間の短い方
のモードを選択するようにしても良い。また、本実施例
では複写プロセス速度を速めることによって生じる定着
不良を解消するために複写を一旦中断させる場合につい
て述べたが、それとは別に複写プロセス速度を速めるこ
とによって生じる露光量不足を解消するために走査光学
系のハロゲンランプへの供給電圧を引き上げるも、冷却
関係はノーマルモードのままにするために、その高速モ
ードの複写中に光学系或いは感光体ドラム周囲の温度が
所定値以上になると複写を一旦中断させて所定期間冷却
を行なわさせるようにする場合もあり、その場合には連
続して複写可能な枚数xに光学系或るは感光体ドラム周
囲の温度上昇を加味し、また中断期間t2にその冷却期
間を加味して複写必要時間を算出する必要がある。更
に、本実施例では選択したモードとその複写必要時間を
表示にて使用者に知らせるようにしているが、スピーカ
等より音声合成にて知らせるようにしても良い。
【0011】
【発明の効果】上述した如く本発明に依れば、通常の複
写速度での連続複写が行なえるノーマルモードと、それ
以上の複写速度での連続複写が複写→中断→複写を繰り
返しながら行なえる高速モードとが選択できる複写機に
おいて、連続複写時にノーマルモードでの複写に要する
時間と高速モードでの複写に要する時間とを夫々算出し
その複写必要時間の短い方のモードを選択或いは報知す
るようにしているので、使用者は常に最適なモードにて
連続複写を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実現するためのモード制御構成例を
示す図。
【図2】 その高速モード時での定着温度特性を示す
図。
【図3】 その制御動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図4】 それを実施した複写機の斜視図。
【図5】 その概略断面図。
【符号の説明】
2 テン・キー 3 高速モード選択キー 4 定着サーミスタ 5 複写機構 6 表示部 7 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 剛 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 坂本 裕之 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の複写速度での連続複写が行なえる
    ノーマルモードと、それ以上の複写速度での連続複写が
    複写,中断,複写を繰り返しながら行なえる高速モード
    とが選択される複写機において、連続複写時にノーマル
    モードでの複写に要する時間と高速モードでの複写に要
    する時間とを夫々算出しその複写必要時間の短い方のモ
    ードを選択或いは報知する制御手段を設けたことを特徴
    とする複写機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、複写機構の制御に用い
    られる制御部であることを特徴とする請求項1に記載の
    複写機。
JP3334047A 1991-11-22 1991-11-22 複写機 Pending JPH05142883A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3334047A JPH05142883A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 複写機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3334047A JPH05142883A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 複写機

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JPH05142883A true JPH05142883A (ja) 1993-06-11

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ID=18272920

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JP3334047A Pending JPH05142883A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 複写機

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JP (1) JPH05142883A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123437A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Canon Inc 画像形成装置内の温度制御
CN103592833A (zh) * 2012-08-15 2014-02-19 富士施乐株式会社 图像处理装置、处理时间模拟装置和处理时间模拟方法

Cited By (3)

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JP2011123437A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Canon Inc 画像形成装置内の温度制御
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JP2014038194A (ja) * 2012-08-15 2014-02-27 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、処理時間シミュレーション装置、処理時間シミュレーションプログラム

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