JPH05138637A - 無機質押出製品の押出成形口金 - Google Patents

無機質押出製品の押出成形口金

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JPH05138637A
JPH05138637A JP33129091A JP33129091A JPH05138637A JP H05138637 A JPH05138637 A JP H05138637A JP 33129091 A JP33129091 A JP 33129091A JP 33129091 A JP33129091 A JP 33129091A JP H05138637 A JPH05138637 A JP H05138637A
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Japan
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extrusion
extrusion molding
reinforcing net
cap
cross
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JP2636998B2 (ja
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Ikuo Sanuki
郁夫 讃岐
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補強ネットを挿入しつつ押出成形するための
押出成形口金であって、その押出成形口金に設けた補強
ネット挿入口よりの押出材料の逆流を防止すると共に成
形品中に補強ネットを均一な深さに埋入させることを目
的とする。 【目的】 押出スクリューSに続くテーパ管部Tの吐出
口T1 に接続される押出成形口金1の上下側面1A、1
Bに押出方向に順方向となるように傾斜させて補強ネッ
ト挿入スリット2が形成され、該挿入スリット2の押出
方向下流側に補強ネット3の支持ブロック4が前記押出
成形口金1内へ出没調整可能に支持されてなると共に、
該支持ブロック4より先端側の押出成形口金断面積A1
が、前記挿入スリット2直前の前記押出成形口金の断面
積A2 より大として構成され、断面積の相違により挿入
口よりの押出材料の逆流を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は無機質押出製品の押出
成形口金に関し、詳しくは表面または表裏面に補強ネッ
トが一体に埋入された板状成形体を成形するための無機
質押出製品の押出成形口金の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セメント配合物の混練物を押出成
形により成形することが非常に広く行われている。とこ
ろで、この種押出成形にあっては、単に押出成形された
だけであると曲げ強度、たわみ性などに関して十分な強
度を発揮させるのが困難であり、このような欠点を解消
する目的から、成形口金部分において口金外部から材料
の押出方向へ沿わせて補強ネットを挿入し、押出成形と
同時に補強材を埋入成形しもって補強構造とすることが
行われる(例えば特開昭 57-201611号公報、特開平 1-9
9810号公報) 。
【0003】
【従来の技術の問題点】しかしながら、上記押出成形方
法による場合前者のものでは補強ネットを押出スクリュ
ーに続くテーパ管部で挿入しているため、押出材料の流
れが十分に安定せず、ネットが口金内で左右に偏った
り、甚だしい場合は捩れることがある欠点があった。ま
た後者のものは挿入部位が比較的流れの安定した部分と
されているがネットの埋入深さを規制する手段が無いの
で埋入深さが一定せず、このため剛性の無いネットの場
合成形体内でゆるく波うつ状態となる欠点があった。な
お、この欠点はテーパ管部にネットを挿入すればあとは
材料の流れに任せるだけで挿入していく前者の方法では
さらに顕著となる。もっとも、このような欠点を解消す
るため、例えば特願平2-25544 号の明細書及び図面に開
示されているように、補強ネット挿入スリットの押出下
流側にネット支持ブロックを配設することが提案されて
いるが、この場合支持ブロック後方における補強ネット
表面側への押出材料の回り込みが悪く、部分的に補強ネ
ットが成形体表面に露出する問題があり、またネット挿
入口から押出材料が逆流する問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記問題点
に鑑み、補強ネットが軟質、硬質のいずれのものであっ
ても安定した埋入が可能であり、またその埋入深さも均
一に規制することができさらに押出材料の逆流を生じる
ことなく、補強ネット表面側への押出材料の回り込みも
良好な無機質押出製品の押出成形口金を提供することを
目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の無機質
押出製品の押出成形口金は、押出スクリューSに続くテ
ーパ管部Tの吐出口T1 に接続される押出成形口金1の
上下側面1A、1Bに押出方向に順方向となるように傾
斜させて補強ネット挿入スリット2が形成され、該挿入
スリット2の押出方向下流側に補強ネット3の支持ブロ
ック4が前記押出成形口金1内へ出没調整可能に支持さ
れ、該支持ブロック4より先端側1Cの押出成形口金断
面積A1 が、前記挿入スリット2直前の前記押出成形口
金1の断面積A2 より大とされてなることを特徴とする
ものである。
【0006】
【実施例】次に、この発明の実施例を説明する。図1は
この発明の実施例の断面図、図2は図1の要部拡大断面
図である。
【0007】この発明の無機質押出製品の押出成形口金
1は、押出スクリューSに続くテーパ管部Tの吐出口T
1 に接続される押出成形口金1の上下側面1A、1Bに
押出方向(矢印X)に順方向となるように傾斜させて補
強ネット挿入スリット2、2が形成され、挿入スリット
2、2の押出方向下流側に補強ネット3の支持ブロック
4が押出成形口金1内へ出没調整可能に支持されてなる
と共に、支持ブロック4より押出方向側の押出成形口金
先端1Cの断面積A1 が、挿入スリット2直前の同断面
積A2 より大とされて構成されている。
【0008】上記において、支持ブロック4は、口金1
外部より調整ネジ4Aによって位置調整が可能に構成さ
れ、補強ネット3の埋入深さに応じて口金1内への突出
量が調整可能とされている。また、押出成形口金先端1
Aの長さLは、支持ブロック4の頂部長さFより長くさ
れていることが望ましい。さらに、図示は省略するが、
この押出成形口金先端1Aには成形体内部に中空部を成
形するための中空部成形用ピンを配設することもでき
る。また、上記実施例として補強ネット挿入口2、2を
口金の上下面に設けた場合を示したが、いずれか一方の
片面だけに設けても良い。
【0009】
【作用】上記において、スクリュー1により押出供給さ
れる混練材料Pは、テーパ管部Tで圧縮されつつ押出成
形口金1へと押し出されていく。そして挿入口2から挿
入する補強ネット3と共にさらに口金先端1Aへ押出さ
れ成形されて行くが、口金内部の断面積A1 、A2 がネ
ット挿入口2を挟んで口金先端1A方向が大きくされて
いるので混練材料の圧力は口金先端側へ逃げるので挿入
口2への逆流は防止される。 また、この材料圧の逃げ
により、混練材料Pは補強ネット3の編み目を通じて外
方向へ流出し、もって補強ネット3が内部に埋入された
状態で成形体が成形される。なお、補強ネット3は支持
ブロック4で支持されているので混練材料に押されて成
形品表面へ露出してしまうことは無い。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の方法に
よれば、補強ネットは支持ブロック4で支持されるので
正確に成形品内部に埋入された状態となり、また押出成
形口金の断面積を補強ネット挿入口を挟んで吐出側を大
きくしているので挿入口からの材料の逆流も無く、補強
ネットが均一に製品内部に埋入された押出成形品を成形
することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の断面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1…押出成形口金、1A…上側面、1B…下側面、1C
…口金先端部 2…補強ネット挿入スリット、3…補強ネット、4…支
持ブロック A1 …口金先端部断面積、A2 …補強ネット挿入スリッ
ト直前の断面積

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出スクリューSに続くテーパ管部Tの
    吐出口T1 に接続される押出成形口金1の上下側面1
    A、1Bに押出方向に順方向となるように傾斜させて補
    強ネット挿入スリット2が形成され、該挿入スリット2
    の押出方向下流側に補強ネット3の支持ブロック4が前
    記押出成形口金1内へ出没調整可能に支持され、該支持
    ブロック4より先端側1Cの押出成形口金断面積A
    1が、前記挿入スリット2直前の前記押出成形口金1の
    断面積A2 より大とされてなることを特徴とする無機質
    押出製品の押出成形口金。
JP33129091A 1991-11-19 1991-11-19 無機質押出製品の押出成形口金 Expired - Lifetime JP2636998B2 (ja)

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