JPH05136680A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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- JPH05136680A JPH05136680A JP3295473A JP29547391A JPH05136680A JP H05136680 A JPH05136680 A JP H05136680A JP 3295473 A JP3295473 A JP 3295473A JP 29547391 A JP29547391 A JP 29547391A JP H05136680 A JPH05136680 A JP H05136680A
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- potential
- emitter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ECLインタフェースのBiCMOS LSI
のレベル変換回路の定常電流が流れない特性を損なうこ
となくエージングを可能とする。 【構成】エージング時にレベル変換回路に印加される電
圧を通常動作時より大きくするために、通常動作時のカ
レントスイッチの電流源(600)の電流値よりエージ
ング時の電流源電流を大きくする。また、通常動作時の
カレントスイッチの基準電圧(3)の電位よりエージン
グ時の基準電位を低くし、エージング時には、エミッタ
ホロワ信号を増幅するBiCMOS回路のNMOSのソ
ース電位(4)をエージング時のエミッタホロワのLレ
ベルよりVth低い電位とする。 【効果】エージング時に、トランジスタ101の飽和を
防ぐことができ、通常動作時より大きい電圧がMOSに
印加でき加速試験が可能となる。
のレベル変換回路の定常電流が流れない特性を損なうこ
となくエージングを可能とする。 【構成】エージング時にレベル変換回路に印加される電
圧を通常動作時より大きくするために、通常動作時のカ
レントスイッチの電流源(600)の電流値よりエージ
ング時の電流源電流を大きくする。また、通常動作時の
カレントスイッチの基準電圧(3)の電位よりエージン
グ時の基準電位を低くし、エージング時には、エミッタ
ホロワ信号を増幅するBiCMOS回路のNMOSのソ
ース電位(4)をエージング時のエミッタホロワのLレ
ベルよりVth低い電位とする。 【効果】エージング時に、トランジスタ101の飽和を
防ぐことができ、通常動作時より大きい電圧がMOSに
印加でき加速試験が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に係り、
特にBiCMOS LSIのレベル変換回路に関する。
特にBiCMOS LSIのレベル変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の低消費電力のECL−MOSレベ
ル変換回路としては、1990年電子情報通信学会秋季
全国大会C−508の回路が提案されていた。
ル変換回路としては、1990年電子情報通信学会秋季
全国大会C−508の回路が提案されていた。
【0003】かかる従来回路ではBiCMOSインバー
タのNチャンネル型MOSトランジスタ(以下NMOS
と略す)のソースにエミッタホロワの低レベルの電位
(以下Lレベルと略す)よりしきい値電圧Vthだけ低い
電位を与えることで、定常電流を流さずに信号振幅を増
幅する特性を実現していた。
タのNチャンネル型MOSトランジスタ(以下NMOS
と略す)のソースにエミッタホロワの低レベルの電位
(以下Lレベルと略す)よりしきい値電圧Vthだけ低い
電位を与えることで、定常電流を流さずに信号振幅を増
幅する特性を実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来回路では、
レベル変換回路のソースにエミッタホロワのLレベルよ
りVth低い電位を与えることで、定常電流を流さない特
性を実現していたが、通常動作時より大きい電源電圧を
印加し半導体集積回路の特性劣化を加速試験を行うと言
うエージング時の動作については触れられていない。
レベル変換回路のソースにエミッタホロワのLレベルよ
りVth低い電位を与えることで、定常電流を流さない特
性を実現していたが、通常動作時より大きい電源電圧を
印加し半導体集積回路の特性劣化を加速試験を行うと言
うエージング時の動作については触れられていない。
【0005】一方、本発明者等の検討により、従来のよ
うにレベル変換回路のNMOSのソース電位を常に一定
に保つと、エージング時においてもレベル変換回路のM
OSトランジスタ(以下MOSと略す)に印加されるゲ
ート,ソース間電圧VGS,ドレイン・ソース間電圧VDS
は通常動作時と同じでレベル変換回路の加速試験ができ
ないことが明らかとされた。
うにレベル変換回路のNMOSのソース電位を常に一定
に保つと、エージング時においてもレベル変換回路のM
OSトランジスタ(以下MOSと略す)に印加されるゲ
ート,ソース間電圧VGS,ドレイン・ソース間電圧VDS
は通常動作時と同じでレベル変換回路の加速試験ができ
ないことが明らかとされた。
【0006】従って本発明の目的とするところは、従来
回路の定常電流が流れない特性を損なうことなくエージ
ングを可能とする制御方式,レベル変換回路を提供する
ことにある。
回路の定常電流が流れない特性を損なうことなくエージ
ングを可能とする制御方式,レベル変換回路を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】エージング時にレベル変
換回路に印加される電圧を通常動作時より大きくするた
めに、通常動作時のカレントスイッチの電流源の電流値
よりエージング時の電流源電流を大きくする(図1の6
00、図2)。
換回路に印加される電圧を通常動作時より大きくするた
めに、通常動作時のカレントスイッチの電流源の電流値
よりエージング時の電流源電流を大きくする(図1の6
00、図2)。
【0008】また、通常動作時のカレントスイッチの基
準電圧(図1の3)の電位よりエージング時の基準電位
を低くし(図1の601、図2)、エージング時にはエ
ミッタホロワ信号を増幅するBiCMOS回路のNMO
Sのソース電位(図1の4)をエージング時のエミッタ
ホロワのLレベルよりVth低い電位とする(図2)。
準電圧(図1の3)の電位よりエージング時の基準電位
を低くし(図1の601、図2)、エージング時にはエ
ミッタホロワ信号を増幅するBiCMOS回路のNMO
Sのソース電位(図1の4)をエージング時のエミッタ
ホロワのLレベルよりVth低い電位とする(図2)。
【0009】
【作用】通常動作時よりエージング時の電流源電流を大
きくすることで(図1の600、図2)、エミッタホロ
ワ信号(図1の30)の振幅がエージング時に大きくな
りLレベルの電位が低くなる。
きくすることで(図1の600、図2)、エミッタホロ
ワ信号(図1の30)の振幅がエージング時に大きくな
りLレベルの電位が低くなる。
【0010】通常動作時よりエージング時の基準電位を
低くすることで(図1の601、図2)、バイポーラト
ランジスタ(以下トランジスタと略す)101の飽和を
防ぐことができる。
低くすることで(図1の601、図2)、バイポーラト
ランジスタ(以下トランジスタと略す)101の飽和を
防ぐことができる。
【0011】エージング時にNMOSのソース電位(図
1の4)をエージング時のエミッタホロワのLレベルよ
りVth低い電位とすることで(図2)、通常動作時と同
じように定常電流は流れず、かつ高速のレベル変換が実
現でき、エージング時に通常動作時より大きいVGS,V
DSがMOSに印加でき加速試験が可能となる。
1の4)をエージング時のエミッタホロワのLレベルよ
りVth低い電位とすることで(図2)、通常動作時と同
じように定常電流は流れず、かつ高速のレベル変換が実
現でき、エージング時に通常動作時より大きいVGS,V
DSがMOSに印加でき加速試験が可能となる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例によるレベル変換回路
を示し、図2は電流源600の電流値,基準電圧3,端
子4の電位と電源電圧の関係をそれぞれ示している。
を示し、図2は電流源600の電流値,基準電圧3,端
子4の電位と電源電圧の関係をそれぞれ示している。
【0013】図1の回路ではECLレベルの入力信号1
0と基準電圧3との電位差に応答して、エミッタ結合ト
ランジスタ100,101が動作し、101のコレクタ
には入力信号10と同相の信号が得られ、トランジスタ
102を介してCMOS回路400,500の入力に伝
達される。端子4にはエミッタホロワ30のLレベルの
電位よりVth低い電位が与えられ、定常電流を流さずに
エミッタホロワ30の信号振幅がBiCMOSの信号振
幅にレベル増幅され出力20に出力される。
0と基準電圧3との電位差に応答して、エミッタ結合ト
ランジスタ100,101が動作し、101のコレクタ
には入力信号10と同相の信号が得られ、トランジスタ
102を介してCMOS回路400,500の入力に伝
達される。端子4にはエミッタホロワ30のLレベルの
電位よりVth低い電位が与えられ、定常電流を流さずに
エミッタホロワ30の信号振幅がBiCMOSの信号振
幅にレベル増幅され出力20に出力される。
【0014】エージング時に、出力段のBiCMOS回
路のPMOS 400,NMOS500,501に通常
動作時より大きいVGS,VDSを印加するために基準電圧
3,ソースの電位4,電流源600の電流値に下記の工
夫がなされている。
路のPMOS 400,NMOS500,501に通常
動作時より大きいVGS,VDSを印加するために基準電圧
3,ソースの電位4,電流源600の電流値に下記の工
夫がなされている。
【0015】通常動作時では、トランジスタ101が導
通すると、そのコレクタ電位は−R201I600となり、3
0の電位はこれよりトランジスタ102のベース・エミ
ッタ間電圧VBEだけ低い電位−R201I600−VBEとな
る(R201は201の抵抗値、I600は通常動作時の60
0の電流値を示す)。NMOS 500,501に定常
電流を流さないために4の電位はさらにVth低い電位、
−R201I600−VBE−Vthとする。
通すると、そのコレクタ電位は−R201I600となり、3
0の電位はこれよりトランジスタ102のベース・エミ
ッタ間電圧VBEだけ低い電位−R201I600−VBEとな
る(R201は201の抵抗値、I600は通常動作時の60
0の電流値を示す)。NMOS 500,501に定常
電流を流さないために4の電位はさらにVth低い電位、
−R201I600−VBE−Vthとする。
【0016】エージング時には、通常動作時より大きい
電源電圧を印加し加速試験を行う。図2に示すようにエ
ージング時の電流源600の電流値を通常動作時より大
きく設定しその電流値をI600′(I600′>I600)とする
とトランジスタ101が導通した時に、30の電位は−
R201I600′−VBE となる。また4の電位は通常動作時
と同様に−R201I600′−VBE−Vthとする。これによ
りレベル変換回路のPMOS 400,NMOS 50
0,501にも通常動作時より大きいVDS,−R201I
600′−VBE−Vthが加わり加速試験が可能となる。ま
た同様に、PMOS 400,NMOS 500,50
1に印加されるVGSも大きくなることはいうまでもな
い。回路の動作は通常動作時と同じである。
電源電圧を印加し加速試験を行う。図2に示すようにエ
ージング時の電流源600の電流値を通常動作時より大
きく設定しその電流値をI600′(I600′>I600)とする
とトランジスタ101が導通した時に、30の電位は−
R201I600′−VBE となる。また4の電位は通常動作時
と同様に−R201I600′−VBE−Vthとする。これによ
りレベル変換回路のPMOS 400,NMOS 50
0,501にも通常動作時より大きいVDS,−R201I
600′−VBE−Vthが加わり加速試験が可能となる。ま
た同様に、PMOS 400,NMOS 500,50
1に印加されるVGSも大きくなることはいうまでもな
い。回路の動作は通常動作時と同じである。
【0017】エージング時に600の電流値を大きくす
るのでトランジスタ101が導通した場合の101のコ
レクタ電位は−R201I600′で通常動作時より低くな
る。この時端子3の電位がコレクタ電位より高くなり1
01が飽和することを防ぐために、基準電圧3の電位を
低くする(図2)。これによりトランジスタ101の飽
和が防げる。エージング時の入力10の電位もこれにあ
わせて通常動作時より低い電位を入力し加速試験を行
う。
るのでトランジスタ101が導通した場合の101のコ
レクタ電位は−R201I600′で通常動作時より低くな
る。この時端子3の電位がコレクタ電位より高くなり1
01が飽和することを防ぐために、基準電圧3の電位を
低くする(図2)。これによりトランジスタ101の飽
和が防げる。エージング時の入力10の電位もこれにあ
わせて通常動作時より低い電位を入力し加速試験を行
う。
【0018】電流源600,基準電圧回路601を外部
で制御して通常動作時、エージング時の電流,電圧を発
生させても構わないが、電源電圧をチップ内部で検出し
てその信号により600,601を制御すれば、チップ
の信号端子数を増やさなくてすむ。
で制御して通常動作時、エージング時の電流,電圧を発
生させても構わないが、電源電圧をチップ内部で検出し
てその信号により600,601を制御すれば、チップ
の信号端子数を増やさなくてすむ。
【0019】図3は、図1の回路中の基準電圧発生回路
601の一例である。基準電圧発生回路601は、通常
動作時の基準電圧を発生する回路602,エージング時
の基準電圧を発生する回路603、電源電圧を検出して
基準電圧端子3に出力する信号を602,603から選
択する回路604からなる。
601の一例である。基準電圧発生回路601は、通常
動作時の基準電圧を発生する回路602,エージング時
の基準電圧を発生する回路603、電源電圧を検出して
基準電圧端子3に出力する信号を602,603から選
択する回路604からなる。
【0020】まず通常動作時の基準電圧発生回路602
について説明する。NMOS 502が非導通の場合、抵
抗202と電流源301によりトランジスタ104のベ
−ス電位は−R202I301となる(R202は202の抵抗
値、I301は301の電流値)。−R202I301−VBEが通
常動作時の3の電位となるようR202,I301を設計す
る。
について説明する。NMOS 502が非導通の場合、抵
抗202と電流源301によりトランジスタ104のベ
−ス電位は−R202I301となる(R202は202の抵抗
値、I301は301の電流値)。−R202I301−VBEが通
常動作時の3の電位となるようR202,I301を設計す
る。
【0021】エージング時の基準電圧発生回路603に
ついて説明する。トランジスタ105のベ−ス電位−VBE
がエージング時の3の電位となるよう105のベ−ス電
位を設計する。図3の場合、エージング時の3の電位を
−3VBEとして示している。NMOS 502を導通,
非導通とすることで、基準電圧端子3の電位を変化させ
る。通常動作時の基準電圧端子3の電位−R202I301−
VBEのほうがエージング時の3の電位−3VBEより高
いので、−R202I301のほうが−2VBEより電位が高
い。これによりNMOS 502が非導通の場合、トラ
ンジスタ104が導通し、3の電位は通常動作時の電位
−R202I301−VBEとなる。一方、NMOS 502が
導通した場合202、502に流れる電流によりトラン
ジスタ104のベ−ス電位のほうが105のベ−ス電位
より低くなるように設計する。これにより502が導通
した場合トランジスタ105が導通し、3の電位はエー
ジング時の電位−3VBEとなる。
ついて説明する。トランジスタ105のベ−ス電位−VBE
がエージング時の3の電位となるよう105のベ−ス電
位を設計する。図3の場合、エージング時の3の電位を
−3VBEとして示している。NMOS 502を導通,
非導通とすることで、基準電圧端子3の電位を変化させ
る。通常動作時の基準電圧端子3の電位−R202I301−
VBEのほうがエージング時の3の電位−3VBEより高
いので、−R202I301のほうが−2VBEより電位が高
い。これによりNMOS 502が非導通の場合、トラ
ンジスタ104が導通し、3の電位は通常動作時の電位
−R202I301−VBEとなる。一方、NMOS 502が
導通した場合202、502に流れる電流によりトラン
ジスタ104のベ−ス電位のほうが105のベ−ス電位
より低くなるように設計する。これにより502が導通
した場合トランジスタ105が導通し、3の電位はエー
ジング時の電位−3VBEとなる。
【0022】電源電圧検出部604は502の導通・非
導通を制御する回路で、ノード34の電位−3VBEと
ノード31の電位VEE+2VBE(VEEは負の電源2の電
位)を比較し、その結果をNMOS502のゲート33
に出力する。PMOS 401,403,404,NMOS
503,504は差動増幅器を構成し、端子5は40
1,402に電流を流すためのバイアス端子を示す。
導通を制御する回路で、ノード34の電位−3VBEと
ノード31の電位VEE+2VBE(VEEは負の電源2の電
位)を比較し、その結果をNMOS502のゲート33
に出力する。PMOS 401,403,404,NMOS
503,504は差動増幅器を構成し、端子5は40
1,402に電流を流すためのバイアス端子を示す。
【0023】電源電圧|VEE|が5VBEより小さい場
合、ノード34の電位<ノード31の電位となりNMO
S 505のゲート電位はLレベルとなる。これにより
ノード32は高レベル(以下Hレベル)、ノード33は
Lレベルとなり、502は非導通で端子3には通常動作
時の電位−R202I301−VBEが出力される。
合、ノード34の電位<ノード31の電位となりNMO
S 505のゲート電位はLレベルとなる。これにより
ノード32は高レベル(以下Hレベル)、ノード33は
Lレベルとなり、502は非導通で端子3には通常動作
時の電位−R202I301−VBEが出力される。
【0024】電源電圧|VEE|が5VBEより大きい場
合、ノード34の電位>ノード31の電位となりNMO
S 505のゲート電位はHレベルとなる。これにより
ノード32はLレベル、ノード33はHレベルとなり、
502は導通し端子3にはエージング時の3の電位−3
VBEが出力される。
合、ノード34の電位>ノード31の電位となりNMO
S 505のゲート電位はHレベルとなる。これにより
ノード32はLレベル、ノード33はHレベルとなり、
502は導通し端子3にはエージング時の3の電位−3
VBEが出力される。
【0025】図4は、図1の電流源回路600の一例を
示している。電流源600をNMOS506とし、そのゲー
ト電位を模擬回路205,113,507と差動増幅器
606で発生する。抵抗205,トランジスタ113,
NMOS507はカレントスイッチの模擬回路を構成し
ている。差動増幅器606の反転入力端子6は基準電圧
端子で通常動作時とエージング時とで異なる電位とな
り、通常動作時の電位よりエージング時の電圧が低くな
るよう制御する。端子6の電位の発生は図3の回路60
4と同様の回路で発生することができる。この端子6の
電位とトランジスタ113のコレクタ電位を差動増幅器
606で比較して、6の電位と113のコレクタ電位が等
しくなるよう負帰還制御しゲート端子35の電位を発生
する。端子6の電位に端子3の電位と同様の電源電圧依
存性を持たせているので、図2の特性が実現できる。
示している。電流源600をNMOS506とし、そのゲー
ト電位を模擬回路205,113,507と差動増幅器
606で発生する。抵抗205,トランジスタ113,
NMOS507はカレントスイッチの模擬回路を構成し
ている。差動増幅器606の反転入力端子6は基準電圧
端子で通常動作時とエージング時とで異なる電位とな
り、通常動作時の電位よりエージング時の電圧が低くな
るよう制御する。端子6の電位の発生は図3の回路60
4と同様の回路で発生することができる。この端子6の
電位とトランジスタ113のコレクタ電位を差動増幅器
606で比較して、6の電位と113のコレクタ電位が等
しくなるよう負帰還制御しゲート端子35の電位を発生
する。端子6の電位に端子3の電位と同様の電源電圧依
存性を持たせているので、図2の特性が実現できる。
【0026】図5は図1の回路の入力10をエージング
時にレベルシフトする回路の一例を示している。図1の
説明で端子10に、エージング時には通常動作時より低
い電位の入力信号を加えることを説明したが、図5のよ
うな回路を用いれば外部信号を入力する端子11の電位
をエージング時にのみレベルシフトすることが可能で通
常動作時と同様に測定が可能となる。33は図3の端子
33に接続する。通常動作時には、端子33はLレベル
で、CMOSアナログ・スイッチのPMOS405,N
MOS 508が導通、NMOS 509は非導通とな
り、外部信号11がそのまま10に伝達される。一方エ
ージング時には、33がHレベルとなりCMOSアナロ
グ・スイッチのPMOS 405,NMOS 508が
非導通、NMOS 509は導通となり、端子10には
外部信号11がエミッタフォロワトランジスタ113に
よってVBEレベルシフトされた信号が出力される。
時にレベルシフトする回路の一例を示している。図1の
説明で端子10に、エージング時には通常動作時より低
い電位の入力信号を加えることを説明したが、図5のよ
うな回路を用いれば外部信号を入力する端子11の電位
をエージング時にのみレベルシフトすることが可能で通
常動作時と同様に測定が可能となる。33は図3の端子
33に接続する。通常動作時には、端子33はLレベル
で、CMOSアナログ・スイッチのPMOS405,N
MOS 508が導通、NMOS 509は非導通とな
り、外部信号11がそのまま10に伝達される。一方エ
ージング時には、33がHレベルとなりCMOSアナロ
グ・スイッチのPMOS 405,NMOS 508が
非導通、NMOS 509は導通となり、端子10には
外部信号11がエミッタフォロワトランジスタ113に
よってVBEレベルシフトされた信号が出力される。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来のレベル変換回路の定常電流が流れない特性を損なう
ことなくエージングが可能となる。
来のレベル変換回路の定常電流が流れない特性を損なう
ことなくエージングが可能となる。
【図1】本発明の実施例を示すレベル変換回路、カレン
トスイッチの図である。
トスイッチの図である。
【図2】本発明に用いられる電流源回路の電流−電源電
圧特性,基準電圧発生回路の基準電圧−電源電圧特性の
一例を示す図である。
圧特性,基準電圧発生回路の基準電圧−電源電圧特性の
一例を示す図である。
【図3】本発明に用いられる基準電圧発生回路の一例を
示す図である。
示す図である。
【図4】本発明に用いられる電流源回路の一例を示す図
である。
である。
【図5】本発明に用いられる入力レベルシフト回路の一
例を示す図である。
例を示す図である。
1…GND端子、2…負の電源端子、3,6…基準電圧
端子、4,5…一定電圧端子、10,11…信号入力端
子、20…信号出力端子、34,31,32,33…内
部の端子、30…エミッタフォロワ端子、100番台…
バイポーラトランジスタ、200番台…抵抗、300番
台…電流源、400番台…PMOSトランジスタ、50
0番台…NMOSトランジスタ、600…電流源回路、
601…基準電圧発生回路、602,603,604…
回路ブロック、605,607…インバータ回路、60
6…差動増幅器。
端子、4,5…一定電圧端子、10,11…信号入力端
子、20…信号出力端子、34,31,32,33…内
部の端子、30…エミッタフォロワ端子、100番台…
バイポーラトランジスタ、200番台…抵抗、300番
台…電流源、400番台…PMOSトランジスタ、50
0番台…NMOSトランジスタ、600…電流源回路、
601…基準電圧発生回路、602,603,604…
回路ブロック、605,607…インバータ回路、60
6…差動増幅器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/0175 (72)発明者 大久保 教夫 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 佐々木 勝朗 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】エミッタ結合論理回路と、該エミッタ結合
論理回路によって駆動されるエミッタホロワ回路と、該
エミッタホロワ回路によって駆動されるCMOS回路
と、該CMOS回路のNチャネルMOSトランジスタの
ソースに一定電圧を供給する電源回路からなり、 上記CMOS回路の上記NチャネルMOSトランジスタ
のソースにエミッタホロワ信号の低レベルの電位よりし
きい値電圧分,低い電位を与える半導体集積回路であっ
て、 上記エミッタ結合論理回路の電流源の電流値および上記
エミッタ結合論理回路の基準電圧を通常動作時と加速試
験時で異なる値とし、通常動作時の上記エミッタホロワ
回路の信号振幅より加速試験時の上記エミッタホロワ回
路の信号振幅を大きくし、加速試験時には上記Nチャネ
ルMOSトランジスタのソースに、加速試験時の上記エ
ミッタホロワ回路の信号の低レベルの電位よりしきい値
電圧分,低い電位を与えることを特徴とする半導体集積
回路。 - 【請求項2】上記エミッタ結合論理回路の基準電圧を発
生する回路は、通常動作時用の第1の基準電圧を発生す
る回路と加速試験時用の第2の基準電圧を発生する回路
およびこれら第1,第2の基準電圧のどちらかを電源電
圧の大きさによって選択する電源電圧検出回路からなる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体集
積回路。 - 【請求項3】上記エミッタ結合論理回路の電流源回路
は、通常動作時用の第3の基準電圧を発生する回路と加
速試験時用の第4の基準電圧を発生する回路を有し、こ
れら第3,第4の基準電圧のどちらかを電源電圧の大き
さによって選択する回路により第5の基準電圧を出力
し、この第5の基準電圧と上記エミッタ結合論理回路の
模擬回路の出力を比較回路で比較し、上記模擬回路の電
流値制御信号を負帰還制御することで上記第5の基準電
圧と上記模擬回路の出力を一致させ、上記模擬回路の電
流値制御信号により上記エミッタ結合論理回路の電流源
回路の電流値を制御することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3295473A JPH05136680A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3295473A JPH05136680A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05136680A true JPH05136680A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17821056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3295473A Pending JPH05136680A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05136680A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7486052B2 (en) | 2006-11-08 | 2009-02-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Controller for vehicle AC generator |
US7859322B2 (en) | 2007-08-09 | 2010-12-28 | Fujitsu Semiconductor Limited | Internal power-supply circuit |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP3295473A patent/JPH05136680A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7486052B2 (en) | 2006-11-08 | 2009-02-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Controller for vehicle AC generator |
US7859322B2 (en) | 2007-08-09 | 2010-12-28 | Fujitsu Semiconductor Limited | Internal power-supply circuit |
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