JPH051323B2 - - Google Patents

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JPH051323B2
JPH051323B2 JP9211485A JP9211485A JPH051323B2 JP H051323 B2 JPH051323 B2 JP H051323B2 JP 9211485 A JP9211485 A JP 9211485A JP 9211485 A JP9211485 A JP 9211485A JP H051323 B2 JPH051323 B2 JP H051323B2
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JP
Japan
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pile
pipe
ground
test
tube
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JP9211485A
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JPS61250219A (ja
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Haruo Myagawa
Mitsuhiro Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Priority to JP9211485A priority Critical patent/JPS61250219A/ja
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Publication of JPH051323B2 publication Critical patent/JPH051323B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D33/00Testing foundations or foundation structures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、杭の支持力を測定するために行う載
荷試験方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、上述した杭の載荷試験方法としては、例
えば、次のようなものが知られている。
即ち、第10図に示すように、測定を行うべき
杭(以下これを試験杭と称する)3′の周囲の地
盤Gに複数本の杭(以下これを反力杭と称する)
10′を打ち込む。そして、それら反力杭10′の
上端10a′どうしに亘つて架設した梁8′と、試
験杭3′の上端3b′との間にジヤツキ9′を設け、
このジヤツキ9′によつて、各反力杭10′の外周
面と地盤Gとの間の摩擦力を反力として、試験杭
3′に所定の下向き載荷荷重を掛けるようにした
ものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した従来方法による場合には、次
に述べるような問題のある現状であり、改良の余
地があつた。
まず、載荷荷重の反力をとらせるために、試験
杭の周囲に複数本の反力杭を打ち込むものである
から、その反力杭の材料費及び施工費のために、
載荷試験が全体としてコスト高となるものであ
り、また広い場所を必要とするものでもあつた。
また、試験杭に加えられる載荷荷重に対して、
杭尖端の支持力が対抗するだけでなく、杭の外周
面と地盤との間に生じる摩擦力も協働して対抗す
ることもあるので、この試験方法により得られた
支持力は、必ずしも杭尖端の支持力だけであると
は言えない。そのため、杭の周面摩擦力が杭の支
持力を負担することを期待できないような地盤部
分にあつては、補正等の処理を行う必要があつ
た。
本発明の目的は、上記実情に鑑み、杭の載荷試
験を、広い場所を要することなく、かつ、コスト
的に有利に行え、しかも、杭尖端のみの支持力を
測定することのできるものにすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による杭の載荷試験方法の特徴は、地盤
内に、杭とこの杭に対し長手方向移動自在に外嵌
する管とを、この管が地盤に固定された状態で配
置した後、杭の上端と管との間に介装したジヤツ
キによつて、この管の周面摩擦力を反力として杭
に下向きの荷重を加えることにある。
〔作用〕
つまり、管の径を杭の径に対して適当量大きく
してその周面積を大きくすることによつて、単一
の管であつても載荷荷重に対する反力をとること
ができ、従来必要とした複数本の反力杭を省略す
ることができるのである。また、この管は杭に外
嵌しているから、載荷試験に際して、杭と管とを
一度に設置することができるのである。
しかも、地盤に固定された管に対して杭がその
長手方向に移動自在であるから、この杭と地盤と
の間に摩擦力た生じず、加えられる載荷荷重に対
して、この杭の尖端の支持力のみが対抗するので
ある。
〔発明の効果〕
その結果、比較的狭い場所であつても載荷試験
を行えるようになり、しかも、従来必要とした反
力杭を省略することで、コスト的に有利に載荷試
験を行えるようになつた。
また、この方法による載荷試験で得られた支持
力は、殆ど杭の尖端の支持力に等しいものである
から、従来必要とした補正等の処理を行う必要が
なく、純粋に杭尖端に対する載荷試験を行えるよ
うになつた。
従つて、全体として、作業性、コスト面、並び
に、測定精度の何れにおいても優れた杭の載荷試
験方法を提供できるようになつた。
〔実施例〕
以下に、図面に基づいて、本発明による杭の載
荷試験方法の実施例を、工程を追つて説明する。
先ず、第1図に示すように、アースオーガ1を
用いて、その尖端1aからベントナイト等の掘削
液を噴出しながら、地盤Gに縦孔2を掘進する。
掘削深さが所定量に達すれば、第2図に示すよう
に、アースオーガ1の尖端1aから、セメントと
水との混合物である根固め液aを噴出する。縦孔
2の下方の所定部分に根固め液aを充填した後、
第3図に示すように、アースオーガ1の尖端1a
から、セメント、ベントナイト、及び、水の混合
物である周辺固定液bを噴出する。周辺固定液b
を所定量注入充填すれば、アースオーガ1を縦孔
2から引き上げる。
続いて、第4図に示すように、この縦孔2内
に、被試験体である既製のコンクリート杭(以
下、試験杭と称する)3と、この試験杭3に外嵌
する管4とを一体的に連結した状態で、クレーン
(図示せず)により吊り下げながら挿入する。こ
の時、試験杭3の下端部3aが管4の下端縁4a
よりも下方に突出するように、試験杭3と管4と
は連結されている。また、第7図に示すように、
管4の下端縁4aと試験杭3の外周面との間に
は、空気を充填したチユーブ5を介装してあり、
縦孔2内に試験杭3を挿入する際に、根固め液a
或いは周辺固定液bが試験杭3と管4との〓間5
に浸入しないようにしてある。さらに、管4の内
周面に、試験杭3との〓間Sを一定に保つための
複数の鉄筋6を溶接してある。
上述した試験杭3と管4とを縦孔2内に挿入す
るに従つて、根固め液aと周辺固定液bとは夫々
押し上げられる。そして、最終的に、第5図に示
すように、試験杭3の下端部3aの周りに根固め
液aが充填され、管4と縦孔2との〓間に周辺固
定液bが充填されるようになつている。つまり、
試験杭3と管4とを地盤G内に配置した状態で、
両液a,bの境界線が、管4の下端縁4aと同レ
ベルになるように、掘削時の両液a,bの注入量
が定められているのである。
この状態で、予め管4の下端縁4aに取り付け
てあつたチユーブ7内に空気を注入して膨らま
せ、第8図に示すように、試験杭3の外周面と縦
孔2の内周面とに、夫々このチユーブ7を当接さ
せる。これにより、試験杭3に接する根固め液a
と、管4に接する周辺固定液bとの縁が切られ
る。その後、4週間程度養生することで、杭3の
下端部3aと管4の外周面とは、固化した根固め
液aと周辺固定液bとによつて、夫々、各別に地
盤Gに固定されるようになつている。つまり、根
固め液aの固化により形成される杭下端の固定部
Aと、周辺固定液bの固化により形成される管周
囲の固定部Bとは、前述したチユーブ7によつて
縁が切られるのである。
その後、第6図に示すように、管4の上部に梁
8を固着し、この梁8と試験杭3の上端部3bと
の間に、載荷用のジヤツキ9を設置する。この状
態でジヤツキ9を伸長側に作動させることによつ
て、管周囲固定部Bにおける管4の周面摩擦力を
反力として、杭3に下向きの荷重を作用させるこ
とができるのである。なお、第9図は、このとき
の管周囲固定部Bを示す断面図である。
そして、先程説明したように、載荷試験を行う
に際して、縦孔2を1箇処に形成すればよいから
比較的狭い場所においても試験ができ、しかも、
試験杭3と反力をとる管4とを一度に設置するこ
とができるから、工程を簡略化することができる
のである。
しかも、試験杭3が地盤Gに固定された管4に
対して長手方向に移動自在であつて、試験杭3と
地盤Gとの間には摩擦力は生じないから、載荷荷
重に対して試験杭3の尖端の支持力のみが対抗す
ることとなり、純粋に試験杭3の尖端に対する載
荷試験を行えるのである。
本発明を実施するにあたつて、縦孔2の周囲の
地盤Gを、薬液注入や圧密等の方法によつて予め
地盤改良しておくことも有効である。つまり、管
4の径が比較的小さくてもこの管4の周面摩擦力
を大きくすることができ、載荷荷重に対する圧力
に充分耐えうるようにできるのである。従つて、
荷重の載荷範囲を大きく取ることができるように
なる。
先に実施例で説明したチユーブ7に替えて、中
実の環状ゴム等の弾性体を用いてもよく、それら
を弾性環状部材7と称する。
先の実施例では試験杭3としてセメントミルク
工法により構築するものについて説明したが、試
験杭3は単に既製コンクリート杭を打ち込んだも
のであつてもよいし、また、管を二重に構成する
等すれば、現場打設の杭であつてもよく、それら
を杭3と総称する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本発明に係る杭の載荷試
験方法の実施例を示し、第1図ないし第6図は試
験の手順を示す断面図、第7図は第4図における
チユーブ部分の拡大図、第8図は第6図における
チユーブ部分の拡大図、第9図は第6図における
−線断面図である。第10図は従来例を示す
第6図に相当する断面図である。 3……杭、4……管、7……弾性環状部材、9
……ジヤツキ、G……地盤、A……杭下端固定
部、B……管周囲固定部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 杭3の支持力を測定するために行う載荷試験
    方法であつて、地盤G内に、杭3とこの杭3に対
    して長手方向移動自在に外嵌する管4とを、この
    管4が地盤Gに固定された状態で設置した後、杭
    3の上端3bと管4との間に介装したジヤツキ9
    によつて、この管4の周面摩擦力を反力として杭
    3に下向きの荷重を加える杭の載荷試験方法。 2 前記管4が固定された地盤Gが、予め地盤改
    良されたものである特許請求の範囲第1項に記載
    の杭の載荷試験方法。 3 前記杭3を、地盤G内での設置状態において
    前記管4よりも下方に突出させるとともに、この
    突出した杭下端部3aと前記管4の周囲とを、
    夫々地盤Gに固定し、この杭下端固定部Aと管周
    囲固定部Bとの間に、弾性環状部材7を設けてあ
    る特許請求の範囲第1項または第2項に記載の杭
    の載荷試験方法。 4 前記弾性環状部材7が、チユーブである特許
    請求の範囲第3項に記載の杭の載荷試験方法。
JP9211485A 1985-04-27 1985-04-27 杭の載荷試験方法 Granted JPS61250219A (ja)

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JP5582627B2 (ja) * 2011-04-11 2014-09-03 大成建設株式会社 試験杭構築方法
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