JPH05131385A - 組立作業用教示点作成装置 - Google Patents

組立作業用教示点作成装置

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JPH05131385A
JPH05131385A JP29270791A JP29270791A JPH05131385A JP H05131385 A JPH05131385 A JP H05131385A JP 29270791 A JP29270791 A JP 29270791A JP 29270791 A JP29270791 A JP 29270791A JP H05131385 A JPH05131385 A JP H05131385A
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JP
Japan
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work
moving
teaching point
origin
creating
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Pending
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JP29270791A
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English (en)
Inventor
Makoto Tonai
誠 藤内
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組合せ作業を教示する際にも繰り返しシミュ
レーションを行うことなく短時間で教示することの可能
な組立作業用教示点作成装置を提供する。 【構成】 ロボットのアームの先端に取り付けられたツ
ールで基準位置に設置されている移動ワークを把持した
場合の基準データを作成する手段101と、移動ワーク
を固定ワークに組み合わせるために移動ワークの原点の
移動ルートを設定する手段102と、移動ワークの原点
の移動ルート上の移動点毎に基準データに基づき移動ワ
ークの移動中の教示点データを作成・記憶する手段10
3と、から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボットを動作させるた
めの教示点データを作成する教示点作成装置に係わり、
特にロボットにより組立作業を実施するための組立作業
用教示点作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生産自動化のためにロボットが広く使用
されているが、溶接作業・塗装作業のようにワーク上に
設定された作業点を教示点として教示することができる
作業に使用されている場合が多い。図8はロボットでの
作業状況説明図であって、(a)は凸状に2つの部品8
01および802を組み立てた後、ロボット溶接する場
合を示す。
【0003】この場合ロボットが作業するべき点(教示
点)をロボットに教示するためには、例えば部品801
の下端である部品の形状線に沿って801a、801b
および801cを教示することが可能である。この結果
矢印803に沿った作業軌跡を得ることができる。しか
しながら図8(b)に示すように例えば部品805と8
06とを組合せる作業のような組合せ作業を教示する場
合には、部品相互間の位置関係が正しく設定されていな
いために部品の形状線(面)を利用して教示点を定める
ことはできない。
【0004】図9はオフラインロボット教示装置を使用
した従来の教示手順を示すフローチャートであって、図
8(b)の場合を例として説明する。ステップ901に
おいて、移動ワーク805を基準位置から固定ワーク8
06の設置位置まで移動するシミュレートを実行する。
ステップ902において、移動ワーク805の教示点8
05aを対応する固定ワーク806上の仮想教示点80
6aと一致させるシミュレートを実行する。
【0005】ステップ903において、移動ワーク80
5の教示点805aと固定ワーク806の教示点806
aとを一致させた状態でロボットに取り付けたハンドで
把持した状態をシミュレートしてハンドの姿勢を決定す
る。ステップ904において、移動ワーク805を基準
位置から固定ワーク806の位置に移動するシミュレー
ションを実行してロボットのツール原点位置即ち教示点
の軌跡を算出する。
【0006】ステップ905において、全部の教示点に
ついて教示が完了したか否かを判断し、教示が完了して
いなければステップ901に戻り次の教示点についての
教示を開始する。即ち部品805と806とを正確に組
合せるためには、少なくとも移動ワークの3点を定めて
シミュレーションを行わなければならないことは明らか
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】即ち、この教示手順に
よれば複数回シミュレーションを繰り返す必要が、さら
に以下の要因によってもシミュレーション回数が増加す
る。 (1)ツールを一定の姿勢に維持したままで移動ワーク
と固定ワークとを正確に組立できない場合。 (2)ツールと移動ワークとの間に干渉が発生した場
合。 (3)さらにツール移動中にロボット周辺に設置されて
いるもの(例えば部品棚等)と干渉が生じた場合。
【0008】これは、(1)(2)(3)のいずれの場
合にも移動ワークの移動中に、移動ワークの姿勢を変更
する必要があるが、姿勢を変更する場合は、各姿勢毎に
教示点を教示することが必要となるからである。本発明
は係る問題点に鑑みなされたものであって、組合せ作業
を教示する際にも繰り返しシミュレーションを行うこと
なく短時間で教示することの可能な組立作業用教示点作
成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る組立
作業用教示点作成装置の基本構成図であって、ロボット
のアームの先端に取り付けられたツールで基準位置に設
置されている移動ワークを把持した場合のワークの基準
位置における基準データを作成する基準データ作成手段
101と、移動ワークを固定ワークに組み合わせるため
に移動ワークの原点の移動ルートを設定する移動ルート
設定手段102と、移動ルート設定手段102で設定さ
れた移動ワークの原点の移動ルート上の移動点毎に基準
データ作成手段101により作成された基準データに基
づき移動ワークの移動中の教示点データを作成・記憶す
る教示点作成・記憶手段103と、から構成される。
【0010】
【作用】本発明によれば、基準位置で移動ワークを把持
後移動ワークの原点の移動軌跡を設定することによりロ
ボットへの教示点の移動軌跡が決定され、事前にオフラ
イン的にロボットと移動ワークあるいは周辺に配置され
ている工具棚等との干渉を検査することが可能となる。
【0011】
【実施例】図2は本発明に係る組立作業用教示点作成装
置の機能線図であって、いわゆるディジタルコンピュー
タシステムとして構成される。即ち磁気ディスクのよう
な大容量記憶部211から216には以下のデータが格
納される。
【0012】(211)ワールド座標系で表されたロボ
ット座標系の原点位置 RG (OW ) (212)ロボット座標系で表されたロボットアームの
位置・姿勢データ RA (RG ) (213)ワールド座標系で表されたワーク基準点位置
R (OW ) (214)ワールド座標系で表されたワーク移動時の基
準点位置 WM (OW ) (215)ロボット座標で表された教示点データ T
(RG ) (216)ツール座標系で表されたワーク基準点位置
R (TG ) またプログラム演算部221から223には以下の機能
が含まれる。
【0013】(221)ワーク移動計算 (222)3次元表示 (223)行列演算 さらに組立作業用教示点作成装置に操作指令を与えるた
めのキーボードのような入力機器231およびブラウン
管ディスプレイのような出力装置232が設置されてい
る。
【0014】図3は本発明に係る組立作業用教示点作成
装置で実行されるメインルーチンのフローチャートであ
る。ステップ301において、基準位置におかれた移動
ワークをロボットのアームの先端に取り付けられたツー
ルで把持したときをシミュレートして基準データを作成
する。
【0015】ステップ302において、ロボットのアー
ムを移動させてツールで把持した移動ワークの基準位置
のルートのデータを作成する。ステップ303におい
て、移動ワーク移動中の教示点位置データを作成・記録
する。図4はメインルーチンのステップ301で実行さ
れる基準データ作成の詳細を表すフローチャートであ
る。
【0016】ステップ3011でロボットで移動するワ
ーク(以下移動ワークと記す。)の原点WG を基準位置
1 に設置する。ステップ3012でワールド座標系で
表された基準位置B1 の位置座標B1 (OW )を求め
る。ステップ3013ではロボットのアームに取り付け
られたツールで基準位置に設置された移動ワークを把持
した状態をシミュレートして、ツールの原点TG を基準
とする移動ワークの原点WG の位置座標WG (TG )を
求め記憶する。
【0017】図7はロボット701のアーム702の先
端に取り付けられたツール703の移動ワーク把持状態
図である。ロボットアーム原点AG を基準とする基準位
置B1 に設置された移動ワークを把持したときのツール
原点TG の位置・姿勢をTG1(AG )、ロボット原点R
G を基準とするロボットアーム原点AG の位置・姿勢を
G (RG )とすれば次式が成立する。
【0018】なお、各点の位置・姿勢はいわゆるデナビ
ット・ハーデンバーグの方法により表記されているもの
とする。 TG1(RG )=WG (TG )*TG (AG )*AG (RG ) (1) この式から WG (TG )=TG (AG -1*AG (RG -1*TG1(RG ) (2) として、WG (TG )を求めることができる。
【0019】図5はメインルーチンのステップ302で
実行される、移動ルート上の原点座標データ演算ルーチ
ンである。ステップ3021において、インデックスi
を“2”に初期化する。ステップ3022において移動
ワークの位置を(i−1)から(i)に移動するシミュ
レーションを実行する。
【0020】ステップ3033において位置(i)にお
けるワールド座標系で表された移動ワークの原点の座標
i を決定する。ステップ3034において移動ワーク
の移動が完了したか否かを判定し、否定判定された場合
はステップ3025でインデックスiをインクリメント
してステップ3022に戻る。
【0021】ステップ3024で肯定判定された場合は
本処理を終了する。図6はメインルーチンのステップ3
03で実行される教示点データ作成処理の詳細フローチ
ャートである。ステップ3031において、インデック
スiを“2”に初期化する。ステップ3032におい
て、位置(i)におけるロボット座標系で表示されたツ
ール原点座標TGi(RG )を求める。
【0022】即ち各移動点において次式が成立する。 Bi-1 (RG )=RG (Ow -1*Bi-1 (Ow ) (3) TGi(RG )*WG (TG )= Bi (RG )*Bi-1 (Ow -1*Bi (Ow ) (4) 従って、 TGi(RG )=RG (Ow -1*Bi (Ow )*WG (TG -1 (5) ステップ3034において移動ワークの移動が終了した
か否かを判定し、否定判定された場合はステップ303
4においてインデックスiをインクリメントしてステッ
プ3032に戻る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、1度のシミュレーショ
ンによって移動ワーク移動中の全てについて教示点のデ
ータを作成することが可能となり教示に必要な時間を短
縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る組立作業用教示点作成装置
の基本構成図である。
【図2】図2は本発明に係る組立作業用教示点作成装置
の実施例機能線図である。
【図3】図3はメインルーチンのフローチャートであ
る。
【図4】図4は基準データ作成処理の詳細フローチャー
トである。
【図5】図5はワーク移動ルートデータ作成処理の詳細
フローチャートである。
【図6】図6は教示点データ作成処理の詳細フローチャ
ートである。
【図7】図7は移動ワーク把持状態図である。
【図8】図8はロボットでの作業状況説明図である。
【図9】図9は従来の教示点作成ルーチンのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
101…基準データ作成手段 102…移動ルート作成手段 103…教示点作成・記憶手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットのアームの先端に取り付けられ
    たツールで、基準位置に設置されている移動ワークを把
    持した場合のワークの基準位置における基準データを作
    成する基準データ作成手段と、 移動ワークを固定ワークに組み合わせるために移動ワー
    クの原点の移動ルートを設定する移動ルート設定手段
    と、 該移動ルート設定手段で設定された移動ワークの原点の
    移動ルート上の移動点毎に、該基準データ作成手段によ
    り作成された基準データに基づき移動ワークの移動中の
    教示点データを作成・記憶する教示点作成・記憶手段
    と、から構成される組立作業用教示点作成装置。
JP29270791A 1991-11-08 1991-11-08 組立作業用教示点作成装置 Pending JPH05131385A (ja)

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JPH05131385A true JPH05131385A (ja) 1993-05-28

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JP29270791A Pending JPH05131385A (ja) 1991-11-08 1991-11-08 組立作業用教示点作成装置

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