JPH05119768A - 弦楽器の調弦装置 - Google Patents

弦楽器の調弦装置

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JPH05119768A
JPH05119768A JP3222258A JP22225891A JPH05119768A JP H05119768 A JPH05119768 A JP H05119768A JP 3222258 A JP3222258 A JP 3222258A JP 22225891 A JP22225891 A JP 22225891A JP H05119768 A JPH05119768 A JP H05119768A
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tuning
string
hole
rod
stringed instrument
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JP3222258A
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English (en)
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William T Turner
ウイリアム・テイー・ターナー
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L S R CO
LSR Co
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L S R CO
LSR Co
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10DSTRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10D3/00Details of, or accessories for, stringed musical instruments, e.g. slide-bars
    • G10D3/14Tuning devices, e.g. pegs, pins, friction discs or worm gears
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/21Strap tighteners
    • Y10T24/2164Midline

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
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  • Stringed Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ギター10のような弦楽器の調弦装置20であり、一体
の取付部分24、28を介してペグヘッド11の孔に取
り付けられたチューナハウジング20を備える。チュー
ナハウジング内部には、一端に横方向の通孔31を設け
たチューニングロッド45が同軸上に配置され、かつそ
の内部には、クランプピン48が通孔に向けて同軸に装
入されている。通孔31内に弦15の端部を挿入してぴ
んと張った後に、ロックノブ21をチューニングロッド
に螺合させて、クランプピン48をぴんと張った弦の端
部に当接させることにより、通孔内で弦を締め付ける。
雌ねじを有するチューニングノブ22が、その基端部に
於てチューニングロッドの雄ねじに螺合して回動自在に
設けられ、チューニングロッドをチューナハウジング内
で軸線方向内向きに動かしてそれと共に締め付けられた
弦を引っ張ると、弦が所望の適当なピッチに調節され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はギターのような型式の弦
楽器に関する。より詳細に言えば、本発明は、最初に弦
の端部を楽器に固定し、かつその弦及びその後の弦を所
望の張力及びピッチに調整するための一連の調弦装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】周知の型式の弦楽器用調弦装置がジョー
ンズ(Jones )の米国特許第4,213,370号明細書
に開示されており、ギター本体の対向するパネルによっ
て形成されるキャビティ内にペグ及びウォームギアが固
定されている。ペグは、その中に弦の端部を通過させる
横方向の軸孔と、ウォーム歯車機構を介してペグに接続
された糸巻きの接続部分とを有する。
【0003】スタインバーガー(Steinberer)の米国特許
第4,625,613号明細書には、球状部を先端に有
する弦を把持し、かつ弦を締め付けたり緩めたりするよ
うに取り付けられたノブによって動かすことができる歯
を有する調弦ユニットが示されている。スパーセル(Spe
rcel )の米国特許第4,625,614号明細書には、
ペグの周囲に回転自在な弦を有する別のウォームギア及
び糸巻き装置が開示されている。また、最初に弦の端部
を締め付けるためのクランプピンが示されている。米国
特許第4,643,069号及び第4,648,303
号各明細書には、回動自在なペグの周囲に弦を巻き付け
るためのウォームギアの別の変形例がそれぞれ示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した調弦装置は、
一般にロックワッシャまたは留めねじを用いることによ
って摩擦力を与えるようになっており、そのためにチュ
ーニングノブが必要な回転運動を阻止しかつ手で回すこ
とが困難になり、特に手で弦の調子を正確に合せるため
に僅かに回転させて微調整することが困難になってい
る。
【0005】これらの調弦装置は、調整用の工具を必要
とする場合がよくある。40対1程度の精密な調弦比が
好ましいにも拘らず、ピニオンとウォームギアとの組合
せでは大体12対1程度の調弦比しか得られないのが通
例である。また、複数のウォームギア及びピニオンが存
在することによって、その歯車機構の摩耗に関連して滑
りや遊びが生じることになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ねじに
よる直接駆動機構を備えた調弦装置が提供され、該機構
の作動部分が予張力を与えかつ弦を締め付ける軸方向の
クランプピンまたはねじと、弦に張力を与えかつ微調整
をする同軸の調弦部材とを備える。この調弦装置は、弦
を適当なピッチに合せるべく可動距離を極めて小さくす
ることが必要であり、従来の大部分のギターに取り付け
られているウォーム・ピニオンギアを設ける必要性が排
除され、かつ弦を固定しかつ適当なピッチに回転させる
ための手段として従来のストリングポストを設ける必要
性が排除されている。
【0007】このようにする際に、楽器の各弦は軸線方
向に、しかも40対1程度のピッチねじ/調整ねじ比で
調整できることによって、微妙な調弦作業が可能となっ
ている。これらの特徴は、組立工数及びコネクタが最小
限である簡単なかつ小型の構成によって達成され、調弦
装置を組立てたり操作するために特別な工具を全く必要
としない。本発明の直接駆動方式によって、従来のキャ
プスタンまたは他のポスト式調弦装置について弦の張力
を繰り返し変化させた後に顕著となる応力及び疲労の影
響を低減させることができる。
【0008】本発明によれば、ねじ付きチューニングロ
ッドと、僅かに回転させた時に即座に楽器の弦を所望の
ピッチに調整する対応するねじ付きチューニングノブと
を有する調弦装置が提供される。このチューニングロッ
ドは、その中に弦を挿入する垂直方向の通路と、該チュ
ーニングロッドの中を軸線方向に延在する軸線方向通路
とを有する。弦クランピング機構が、前記軸方向通路内
に同軸上に配置されている。
【0009】弦は前記垂直通路の中に挿入され、かつ張
力を予め与えるように手で引張られてピンと張った状態
にされる。次に、前記軸方向通路内でクランプピンを移
動させるノブを回転させることによって、クランピング
機構を係合させて弦を予張力を与えた位置に固定する。
これに代えて、ピン付きまたはピン無しの六角ねじを用
いて弦を締め付けることができる。これによって、楽器
のナットの端部に弦を締め付けるために使用される弦ク
ランピング機構を別個に設ける必要性がなくなる。
【0010】これら従来のクランピング機構は調弦機構
と別個であり、弦を調弦装置によって所望のピッチに調
整した後に弦を固定する機能を有する。弦の反対側の端
部は、ブリッジ側端部に於て枢動するブリッジ即ちトレ
モロ装置に固定されている。本発明の機構によって、ト
レモロ装置の使用により弦の調整が変ったり張力が変っ
た後で、弦を確実に適当なピッチに戻すことができる。
【0011】ここで、チューニングノブを回転させてチ
ューニングロッド(及び締付けられた弦)を軸線方向に
僅かな距離だけ変位させて、前記弦を最初の予張力を与
えた弦の位置から所望のピッチに締め付けることによっ
て、弦を所望のピッチに調整することができる。ねじ付
きチューニングロッドとねじ付きチューニングノブとの
みが調弦装置を調整するための手段である。前記チュー
ニングノブによりチューニングロッドを変位させること
によって、弦を軸線方向に調整することができる。
【0012】
【実施例】図1に示されるギター10は、一般に約9.
5mmの一定の直径を有する一般に6個の規則正しく整列
させて、かつ幅方向にずらせて配置された一連の孔12
を有する従来のペグヘッドエンド11を有する。弦を取
り付けかつ調整するチューナ即ち調弦装置20が、前記
ペグヘッドエンドに規則正しく方向を揃えて取り付けら
れかつ配置されている。この調弦装置20は、基本的に
チューナハウジング23とチューニングロッド45と弦
クランプノブ21とチューニングノブ22とを有する。
【0013】一般に6本である一連の弦15が、従来の
ギターと同様に指板14及びフレット18の上に張設さ
れている。異なる直径を有する前記各弦は、チューナハ
ウジング23内で締め付けることができ、かつチューニ
ングロッド45を軸線方向に動かすことによって張力が
与えられる。クランプノブ21は、調弦作業に於て弦を
締め付けるべくチューニングノブ22によってチューニ
ングロッド45を軸線方向に進ませると、チューニング
ノブ22からの僅かな距離が増大するように移動する。
これは、クランプノブ21とチューニングノブ22との
隙間を様々に変化させた様子が図示されている。
【0014】図2は、フランジ35と孔12の中に取付
可能なねじ付端部即ちニップル28とを有するチューナ
ハウジング延長部24を示している。端部28には標準
的なワッシャ29と共に適当なナット33を螺合させ、
調弦装置20をペグヘッドエンド11に締着させてい
る。各弦15は、チューニングロッド45の平坦な端部
41の内部に形成された図4に示す横方向の通孔31の
中に挿通される。調弦装置の分解図では省略されている
が、前記指板から最後の孔12までの高さが減少するよ
うに一連のスペーサが設けられて、前記弦を調弦装置に
整合させる従来の溝付きナット16から弦が延出する角
度に関連して、前記チューナハウジングに前記ペグヘッ
ドに関してその上方に適当な高さを与えるようになって
いる。
【0015】図3に示されるチューナハウジング40
は、ねじ付端部28を有する適切な角度で取付けるため
の延長部24を有する。フランジ35の下端には、延長
部24に平面43に沿って配置される位置決め用ロール
ピン34を受容するための孔42が設けられている。こ
れによって、各調弦装置20が図1に示されるように隣
接する別の調弦装置に対して平行となるように、孔12
内で前記各調弦装置を適当な方向に回転させて配置する
ことができる。弦ガイドディスク26が、一体のフラン
ジ35の上部に設けられたねじ孔に螺合するねじ38に
よって取り付けられる。チューナハウジング40及び延
長部24が単品構造であると好都合である。
【0016】図4に側面図示されるように、弦ガイドデ
ィスク26の周縁には、チューニングロッド45の端部
に設けられた横方向通孔31の中へ弦(ガットまたは金
属弦)を送るための溝27が形成されている。フランジ
35の下面25は、ペグヘッドエンド11上に取付けら
れた時に該ペグヘッドエンドの上面に当接する。ナット
33の円滑な外周部32は、ワッシャ29を貫通させて
各孔12内に挿入され、そこで調弦装置20に螺合して
締め付けるようになっている。
【0017】弦クランプ機構が図5及び図6に示されて
いる。これは、それぞれにチューニングロッド45と同
軸をなすクランプピン48及びつまみねじ21を有す
る。クランプピン48は、つまみねじ21のねじ部49
が螺合するチューニングロッド45のねじ部53の中に
同軸に配置される。チューニングロッド45の反対側の
端部には、垂直な円筒形の通路31によって弦の通路が
設けられている。チューニングロッド45の軸線方向に
同軸をなす軸線方向通路47が、垂直な弦の横方向通孔
31に向けて延長している。
【0018】弦は、チューニングロッド45の垂直な通
孔31内に通されて、手でピンと張るように引っ張られ
る。次に、つまみねじ21を手で反時計回りに回転さ
せ、その端部50をクランプピン48に係合させて該ピ
ンを同軸の通路47に沿って移動させ、ピン48の末端
55を介して前記弦をチューニングロッド45の端部4
1にある内側面51に押圧し、孔31内で前記弦を緊く
締め付ける。
【0019】調弦機構は、チューニングロッド45とき
ざみ付きチューニングノブ22とチューナハウジングと
で構成される。チューナハウジング40は、円形のねじ
付き基部28と、その中にチューニングロッド45を配
置した管形部46とを有する単品構造である。チューニ
ングロッド45はチューナハウジング40の管形部46
に沿って摺動する。チューニングロッド45は、その外
側端部に雄ねじが形成され、かつチューニングノブ22
の雌ねじ52に螺合する。チューニングノブ22は、チ
ューナハウジング40の前記管形部の端部に当接する。
チューニングロッド45の前記雄ねじはねじピッチが1
0〜40であり、対応する10〜40のねじピッチを有
するチューニングノブ22の雌ねじに螺合する。
【0020】チューニングノブ22を手で反時計回りに
矢印62の方向に回転させると、チューニングロッド4
5がチューニングノブ22の内部で螺合し、管形のチュ
ーナハウジング46の円筒内面の内側を軸線方向にかつ
同軸にチューニングロッド45を摺動させて進ませる。
クランプピン48によってチューニングロッド45内に
固定的に係合された弦15が同様に、チューニングノブ
22を回転させるに連れて、矢印63及び66で示され
るようにチューニングロッド45と共に軸線方向内向き
に移動し、該弦が所望の調整されたピッチで張られるま
で弦の張力を矢印65の向きに増大させる。
【0021】所望のピッチで弦に張力を与えるために、
チューニングロッド45を非常に僅かな距離だけ軸線方
向に移動させることが必要である。チューナハウジング
40の内面の湾曲端部56が、チューニングロッド64
がチューナハウジング40内を軸線方向内向きに進む際
に、弦を意図的に湾曲させまたは変形させるための円滑
な前端部となっている。これによって、弦は調弦過程に
於て管形のチューナハウジング40の前記内面に摺接す
るように変形させることができる。
【0022】更に、チューナハウジング40の内端部に
は、チューナハウジング40内でチューニングロッド4
5が捩れたり回転したりしないように保持するべく、チ
ューニングロッド45の軸線方向の狭い平坦な外周部分
45aとチューナハウジング40を同時に係合させる平
坦な貫通孔(図9及び図5)が設けられている。図5の
実施例では、管形部46の貫通孔54a内に配置された
球軸受54が、チューニングロッド45を軸線方向へ移
動させるための軸受となっている。
【0023】チューニングノブ22は、円筒形保持スリ
ーブ72の円形孔内に挿入される円形の突出端部22a
を有する。また、チューニングノブ22は、対応する円
形クリップ77を受容するための環状溝を前記円形突出
端部に有する。
【0024】チューニングノブ22をスリーブ72の前
記円形孔内に挿入し、かつ円形クリップ77をチューニ
ングノブ22の環状溝内の所定位置に圧入して、チュー
ニングノブ22と円筒形スリーブ72とを係合させる。
チューニングノブ22は、ねじ付チューニングロッド4
5を軸線方向に両方向へ移動可能にするためにスリーブ
72内で回転可能である。しかし、チューニングノブ2
2は、円筒形スリーブ72内で有効に拘束されて横方向
または軸線方向の移動が阻止されている。
【0025】一体に組み付けられたチューニングノブ2
2及び円筒形保持スリーブ72は、円筒形保持スリーブ
72を対応するチューナハウジング40の外面にきざみ
を付けた軸線方向端部46a上にプレス嵌めするように
外嵌し、スリーブ72をチューナハウジング40に固定
することによって、環状ハウジング46の所定位置に保
持される。
【0026】チューナハウジング40の直交する延長部
24に設けられた弦ガイドディスク26によって、弦1
5をチューニングロッド45に適当に整合させることが
できる。矢印66で示される方向にチューニングロッド
45を引いて弦に張力を与えると、溝27内に配置され
た前記弦の緩んだ部分が容易に孔31の中に引き込ま
れ、かつ溝付きディスク26によって通孔31の中に案
内される。
【0027】別の好適な弦クランプ構造の例が図8に示
されており、弦15を締付けるためにチューニングロッ
ド45の軸線方向通路内に同軸に単品のねじ付き六角頭
付きピン80が配置されている。このような構造では、
六角のアレンスクリューレンチのような工具が、ピン8
0及びピンの端部81を弦15に対して締め付けるため
に必要である。これによって、前記調弦機構の高さを最
小にすることができ、かつ実際上弦を固定するという特
徴部分を隠すことができる。
【0028】また、このような構成では、短いクランプ
ピン及びねじを有する二部品構造のクランプアセンブリ
とすることができ、前記ねじを図8に示すように工具を
用いて別個のピンに対して締付け、該ピンを図6の実施
例に示されるように弦に係合させて締付けるようになっ
ている。
【0029】図8の実施例では、スリーブ84とノブ2
2の下面との間に設けられた第1のテフロン(Teflon:
商標名)製ワッシャ83と、ノブ22の下部の溝86内
に圧入された第2のテフロンワッシャ85とを有するこ
とによって、図5の球軸受を省略することができる。ス
リーブ84は、ハウジング40の円筒形小径端部87の
平行な軸線方向のきざみ付け部分87aに強制的に外嵌
される。
【0030】ねじ80は、ねじ頭部89の上部88に六
角形の窪みを有する。アレンレンチ即ち六角レンチがチ
ューニングノブ22の上部開口91を介して孔90の中
にかつねじ80の六角孔の中に挿入されてねじ80を回
転させる。それによりねじ80を螺旋状に回し下げて、
図6に示されるようにピン端部81に於て弦15を締め
付け、または逆方向に回してピン80を矢印92で示さ
れるように上方へ動かし、弦15を緩める。
【0031】チューニングロッド45のねじ付上部95
の基端即ち外端には張出部分93が設けられて、チュー
ニングロッド45が、弦15によってその反対側の末端
に於て支持されていない時に抜け落ちるのを防止してい
る。また、図8には、図3のねじ38を不要としたチュ
ーナハウジング40を有する単品の単一構造のガイド2
6aを有する実施例が示されている。
【0032】図9は、チューニングロッド45の並設さ
れた平坦部45aに係合する平坦な貫通孔94を示す管
形チューナハウジングの断面図である。
【0033】以上本発明について実施例を用いて説明し
たが、本発明はこれらに限定されるものではない。即
ち、当業者にとって明らかなように、本発明は上述の実
施例に様々な変形・変更を加えて実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】6個の調弦装置を取り付けたギターのペグヘッ
ドを示す上面図である。
【図2】調弦装置の取付状態を分解して示す図1のペグ
ヘッドの側面図である。
【図3】チューナハウジング及びその取付構造を示す分
解図である。
【図4】調弦装置全体の分解側面図である。
【図5】最初に弦を挿入した状態に於ける弦の締付・調
弦機構を示す部分断面側面図である。
【図6】弦を締め付けかつ張力を与えた状態に於ける調
弦装置を示す部分断面側面図である。
【図7】チューナハウジング内のロックノブ、クランプ
ピン、チューニングノブ及びチューニングロッドを示す
分解図である。
【図8】弦締付・調弦機構の別の好適な実施例を示す部
分断面側面図である。
【図9】図8の9−9線に於けるクランプねじを有しな
い機構の断面図である。
【符号の説明】
10 ギター 11 ペグヘッドエンド 12 孔 14 指板 15 弦 16 ナット 18 フレット 20 調弦装置 21 弦クランプノブ 22 チューニングノブ 22a 円形突出端部 23 チューナハウジング 24 延長部 25 下面 26 弦ガイドディスク 27 溝 28 ニップル 29 ワッシャ 31 横方向通孔 32 外周部 33 ナット 34 ロールピン 35 フランジ 36、37 スペーサ 38 ねじ 40 チューナハウジング 41 端部 42 孔 43 平面 45 チューニングロッド 46 チューナハウジング 47 軸線方向通路 48 クランプピン 49 ねじ部 50 端部 51 内側面 52 雌ねじ 53 雌ねじ部 55 末端 56 湾曲端部 61〜63 矢印 65〜66 矢印 72 保持スリーブ 77 円形クリップ 80 ピン 81 ピン端部 83 第1ワッシャ 84 スリーブ 85 第2ワッシャ 86 溝 87 端部 87a きざみ付き部分 88 上部 89 ねじ頭部 90 孔 91 上部開口 92 矢印 93 張出部分 94 貫通孔 95 ねじ付上部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔を穿設したペグヘッドを有する弦楽
    器の調弦装置であって、 管形部分を有するチューナハウジングと、 前記管形部分内に延在しかつ雄ねじを形成した第1端部
    を有する円筒形チューニングロッドと、 前記チューナハウジング内の、弦の端部を受容する横方
    向の通孔を有する前記チューニングロッドの第2端部近
    傍で前記弦を締め付けるために、前記チューニングロッ
    ドの前記第1端部の中を貫通して前記弦の端部を締め付
    けるように配置された末端部と、前記末端部を弦締付位
    置へ動かすために前記チューナハウジングの前記第1端
    部に伸長可能なロック手段とを有する弦クランピング手
    段と、 前記チューニングロッドの前記ねじ付き第1端部に螺合
    する、前記チューナハウジングの外側の回動自在なチュ
    ーニングノブとを備え、 前記チューニングノブの回動によって前記チューニング
    ロッド及び締め付けられた前記弦が前記チューナハウジ
    ングの前記管形部分の中を軸線方向にかつ同軸に直線的
    に前進して、前記弦に所望の調整されたピッチで張力が
    かかるまで前記弦の張力を増大させるようにしたことを
    特徴とする弦楽器の調弦装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック手段が、前記チューニング
    ノブの中央孔内に延長するロックノブとクランプピンと
    を有することを特徴とする請求項1に記載の弦楽器の調
    弦装置。
  3. 【請求項3】 挿入した前記弦を前記チューニングロ
    ッドに整合させるために、前記チューナハウジングの横
    方向通孔の外側にかつその近傍に配置された弦ガイドデ
    ィスクを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の
    弦楽器の調弦装置。
  4. 【請求項4】 前記ディスクに並設され、かつ前記弦
    楽器のその他の部分に向けて延長する弦の角度によって
    その長さが決定されるスペーサを更に備えることを特徴
    とする請求項3に記載の弦楽器の調弦装置。
  5. 【請求項5】 複数個の前記調弦装置を単一の弦楽器
    上に一連に整列させた時、各前記調弦装置の前記スペー
    サの長さが距離によって変化するようになっていること
    を特徴とする請求項4に記載の弦楽器の調弦装置。
  6. 【請求項6】 前記ロック手段が、前記チューナノブ
    内に隠れるロックねじを有することを特徴とする請求項
    1に記載の弦楽器の調弦装置。
  7. 【請求項7】 前記チューナハウジングが前記管形部
    分から直角方向に延長するオフセット部分を有し、前記
    チューナハウジングが単品構造を有し、かつ前記オフセ
    ット部分が、前記ペグヘッドの孔に配置されかつ結合可
    能なねじ付き端部を有することを特徴とする請求項1に
    記載の弦楽器の調弦装置。
  8. 【請求項8】 前記オフセット部分が、それを前記ペ
    グヘッドの前記孔内の割出し位置に維持するために平坦
    な部分を外面に有することを特徴とする請求項7に記載
    の弦楽器の調弦装置。
  9. 【請求項9】 弦を前記チューナハウジングの前記横
    方向通孔内に案内するために、前記オフセット部分から
    延長する弦ガイドディスクを更に備えることを特徴とす
    る請求項7に記載の弦楽器の調弦装置。
  10. 【請求項10】 孔を穿設したペグヘッドを有する弦
    楽器の調弦装置であって、 前記ペグヘッドの孔内に挿入可能な第1部分と、軸線方
    向の通路を有する第2部分とを有するチューナハウジン
    グと、 弦の端部を受容するための横方向の通孔を末端に有し、
    かつ前記軸線方向通路内を移動可能なチューニングロッ
    ドと、 前記横方向通孔内で前記弦の端部を締め付けるために、
    前記軸線方向通路の基端部を貫通するクランピング手段
    と、 前記通路基端部近傍で前記チューニングロッドに螺合さ
    れて、前記軸線方向通路の基端部に向けて前記チューニ
    ングロッド及び締付けた前記弦を前記ハウジング内で軸
    線方向に移動させて、前記弦を所望のピッチに締め付け
    るチューニングノブとを備えることを特徴とする弦楽器
    の調弦装置。
  11. 【請求項11】 前記クランピング手段が前記チュー
    ニングロッド内に同軸に配置されたクランプピンを有
    し、前記チューニングノブと同軸のつまみねじが、前記
    クランプピンを前記弦の端部に係合させて前記横方向通
    孔の側壁に押圧するように回動可能であることを特徴と
    する請求項10に記載の弦楽器の調弦装置。
  12. 【請求項12】 前記チューナハウジングが単品構造
    をなし、かつ前記チューニングロッド、前記クランピン
    グ手段及び前記チューニングノブを含む前記チューナハ
    ウジングの第2部分が、前記ペグヘッドの外側に近接さ
    せて配置されかつ前記ペグヘッドから所定の角度をもっ
    て延長していることを特徴とする請求項10に弦楽器の
    調弦装置。
  13. 【請求項13】 前記チューニングロッド上に設けら
    れ、前記チューナハウジング内に於ける前記チューニン
    グロッドの回転を防止するための手段を更に備えること
    を特徴とする請求項10に記載の弦楽器の調弦装置。
  14. 【請求項14】 前記回転防止手段が、前記チューニ
    ングロッド上に設けられた平坦部と、前記チューナハウ
    ジングに並行に設けられた平坦部とからなることを特徴
    とする請求項13に記載の弦楽器の調弦装置。
  15. 【請求項15】 前記弦を前記チューニングロッドに
    整合させるために、前記チューニングロッドの横方向通
    孔近傍に配置されたガイドディスクを更に備えることを
    特徴とする請求項10に記載の弦楽器の調弦装置。
  16. 【請求項16】 前記弦楽器の指板に向けて延長する
    前記弦の角度によって決定されるように、前記ペグヘッ
    ドの前記孔内に於ける調弦装置の高さを調整するための
    スペーサ手段を備えることを特徴とする請求項10に記
    載の弦楽器の調弦装置。
  17. 【請求項17】 前記チューナハウジングの前記第1
    部分が、前記ペグヘッドの前記孔内に挿入可能な円筒形
    のねじ付きニップルと、前記ニップルを前記ペグヘッド
    孔に固定するためのナット手段と、前記チューナハウジ
    ングを前記ペグヘッド孔内に所定の角度に向けて配置す
    るための手段とを備えることを特徴とする請求項10に
    記載の弦楽器の調弦装置。
  18. 【請求項18】 前記チューナハウジング配置手段
    が、ロールピンを受容するために前記ニップル近傍に配
    置された平坦部を有することを特徴とする請求項17に
    記載の弦楽器の調弦装置。
  19. 【請求項19】 前記クランピング手段が、前記チュ
    ーニングノブの上部開口を介して接近可能な頭部を有す
    るねじを備えることを特徴とする請求項10に記載の弦
    楽器の調弦装置。
  20. 【請求項20】 前記チューナハウジングを包囲しか
    つ該ハウジングに固定され、前記チューニングロッドの
    ねじ付き端部に前記チューニングノブを回動可能に係合
    した状態に保持する保持スリーブを更に備えることを特
    徴とする請求項10に記載の弦楽器の調弦装置。
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