JPH05118794A - 空砲用弾薬、空砲及び空砲発砲方法 - Google Patents

空砲用弾薬、空砲及び空砲発砲方法

Info

Publication number
JPH05118794A
JPH05118794A JP31191491A JP31191491A JPH05118794A JP H05118794 A JPH05118794 A JP H05118794A JP 31191491 A JP31191491 A JP 31191491A JP 31191491 A JP31191491 A JP 31191491A JP H05118794 A JPH05118794 A JP H05118794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ammunition
chamber
charge
gun
cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31191491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Kobayashi
弘宣 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP31191491A priority Critical patent/JPH05118794A/ja
Publication of JPH05118794A publication Critical patent/JPH05118794A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B8/00Practice or training ammunition
    • F42B8/02Cartridges
    • F42B8/04Blank cartridges, i.e. primed cartridges without projectile but containing an explosive or combustible powder charge

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空砲発砲時に実砲と同様の音、煙、及び炎を
発生させる。 【構成】 空砲10は砲口16の外周から内周にかけて
先端を覆うように拡声部材18がはめ合わされている。
拡声部材18の中空の通路24には、外部に向かって円
すい状に空間が広がった拡声用空間部26とが形成され
ている。空砲用弾薬14は実弾の外形と同様の外形の弾
頭部28と筒状の薬きょう部30とが一体に形成された
形状をしている。薬きょう部30内部には実弾と同様の
装薬32が挿入される装薬室34が形成されている。弾
頭部28には装薬室34から前方外部まで貫通する通路
孔40が形成されている。装薬室34の後部面36には
装薬室34から外部まで貫通した装薬挿入口38が形成
されており、ここに火管42がねじ止めされている。薬
室12に装てんされる空砲用弾薬14は空砲10の砲身
43の旋条起端に拘束される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空砲用弾薬、空砲及び
空砲発砲方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空砲用弾薬として、小口径の火砲
に使用するものが特開昭62−242799号公報の従
来例に示されている。これに示されるものは、発射薬を
入れた薬きょうの先端部に弾丸の代わりにコルク、木
材、発泡材、繊維板、段ボール、樹脂成形品などででき
た栓をかしめなどで固定した一体構造の空砲薬であり、
発射薬を燃焼させることにより栓を砲外に排出させる。
大口径の火砲に使用するものは、特開昭62−2427
99号公報に示されるように、底部に点火薬を有する薬
のうに発射薬が封入された空砲装薬と、弾丸の代わりに
空砲装薬の前にこれと分離して配置される栓とから構成
され、発射薬を燃焼させることにより栓を砲外に排出さ
せる。栓は、砲外に排出されたときに細かく破砕される
ように薄い板状物を積層したものが特開昭64−465
93号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空砲用弾薬では、薬きょう先端にふたをしただけの
ものであり、実弾の形状と異なるため、次のような問題
がある。実弾とは形状、重量、バランスなどが異なって
いるため、手込め式及びシュートを用いないリンク式の
銃砲だけにしか使用できず、これ以外の自動送弾、自動
装てんの銃砲では、弾丸を使用しないため、また外形形
状、重量、バランスなどが異なるため、故障や作動停止
などの原因となる。また、弾丸の代わりに栓を使用して
いるため、空砲用弾薬を射撃した際に、栓が砲身内を通
過する過程において、栓の破片が砲身内面に付着すると
ともに、砲身先端から砲外へ飛散する。砲身内面に付着
した破片は実弾射撃の際に、抵抗となり弾道に影響を与
えたり、弾丸が砲身内に停滞して砲身が破裂したりする
原因となる。また、砲外へ飛散した破片は、周囲の人員
及び物資などに損傷を与える可能性がある。本発明は上
記課題を解決することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、実弾と同様の
外形を有するとともに砲外に発射される部材のない空砲
用弾薬を用いることにより上記課題を解決する。すなわ
ち本発明の空砲用弾薬は、実弾の外形と同様の外形の弾
頭部と、実弾発砲用薬きょうの外形と同様の外形の薬き
ょう部と、が一体に形成されており、薬きょう部には装
薬を装入する中空の装薬室が形成されており、装薬室に
は装薬が装入され、装薬室の装薬に点火可能な火管が設
けられており、弾頭部には装薬室を弾頭部前方の外部に
連通させる通路孔が形成されているものである。また、
本発明の空砲は、薬室に上記空砲用弾薬が装てんされる
とともに砲口に先端側ほど断面積が増大する拡声用空間
部を備えた通路を有する拡声部材が取り付けられている
ものである。また、本発明の空砲発砲方法は、砲口に先
端側ほど断面積が増大する拡声用空間部を備えた通路を
有する拡声部材を取り付け、薬室に請求項1記載の空砲
用弾薬を装てんし、次いで装薬室内の装薬に点火し、装
薬の燃焼によって発生する燃焼ガスを空砲用弾薬の通路
孔、砲腔及び拡声部材の通路を通して排出させ、次いで
空砲用弾薬を薬室から取り出すというものである。
【0005】
【作用】空砲用弾薬は実弾と同様の外形を有しているの
で、実弾を装てんするときと全く同様に装てんすること
ができる。弾頭部には通路孔が形成され、砲口には拡声
部材が取り付けられているため、装薬が燃焼することに
よって発生する音及び燃焼ガスは通路孔から砲腔を通
り、拡声部材の拡声用空間部を通って砲口外へ流出す
る。これにより、音は拡声部材によって拡声され、煙及
び炎も砲口外へ排出される。空砲用弾薬は砲身に拘束さ
れているため、発砲した際に空砲用弾薬が砲口から外へ
飛び出すことはなく、音、煙、及び炎だけを砲口外へ排
出することができる。
【0006】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。空砲10の薬
室12内には空砲用弾薬14が装てんされており、砲口
16にはこれを外周部から内周部にかけて覆うように拡
声部材18がはめ合わされている。砲口16の外周部及
び拡声部材18には互いにねじ止め可能なねじ20及び
22がそれぞれ形成されて、ねじ止めされている。拡声
部材18の内部には、音、煙、及び炎を通過させるため
の空間である通路24が形成されており、通路24の先
端部は、主に拡声のために外部に向かって円すい状に空
間が広がった拡声用空間部26としてある。
【0007】図2に本発明の実施例の空砲用弾薬14を
示す。空砲用弾薬14はほぼ円すい形の弾頭部28と、
筒形の薬きょう部30と、が一体に形成されたものであ
る。この空砲用弾薬14の外形は、実砲用弾薬の外形と
同一としてある。薬きょう部30の内部には、装薬32
が挿入されるための中空の装薬室34が形成されてお
り、後部面36には、装薬室34まで貫通した空間であ
る装薬挿入口38が形成されている。弾頭部28には装
薬室34から前方外部まで貫通する空間である通路孔4
0が形成されている。後部面36の装薬挿入口38に
は、装薬32挿入後に火管42がねじ止めされており、
これによって装薬32が封じ込められている。
【0008】次に本発明の空砲用弾薬14を用いて発砲
した状態について説明する。薬室12内に装てんされた
空砲用弾薬14は、弾頭部28が砲身43の旋条起端
(図示せず)に拘束される。この状態で火管42を機能
させると、装薬32は装薬室34内で燃焼し、音及び燃
焼ガスが発生する。燃焼ガスは弾頭部28の通路孔40
の径が装薬室34の径に比べかなり小さいため、しばら
くの間装薬室34内にとどまり、装薬室34内の圧力が
高められる。圧力が高くなった燃焼ガスは通路孔40を
通って弾頭部28外に排出される。排出された燃焼ガス
は砲腔44及び拡声部材18を通過して砲口16外へ流
出する。これにより、発煙及び発炎は実砲と同様の状況
となる。音は拡声部材18を通過する際に拡声部材18
に設けられている拡声用空間部26の音響効果により拡
声され、実砲と同様の音響となる。
【0009】次に発砲のときの空砲用弾薬14の状態に
ついて説明する。発砲のとき、空砲用弾薬14は弾頭部
28が砲身43の旋条起端に拘束されており、かつ薬き
ょう部30の後部面36が図示していない鎖栓によって
拘束されているので、砲口16側へ移動することはな
く、また後方向へ移動することもない。また、装薬室3
4の前面に通路孔40が設けられいるため、通路孔40
の面積分だけ空砲用弾薬14に作用する前方向の力が減
少する。これによって、空砲用弾薬14の施条起端への
食い込みが抑制されるため、使用後の空砲用弾薬14の
取り出しが容易になる。使用後の空砲用弾薬14は装薬
32及び火管42のみを補充するだけで繰り返し使用す
ることができる。なお、本空砲を実砲に転用する場合に
は、拡声部材18を砲身43より取り外し、空砲用弾薬
14の代わりに実弾を装てんすればよく、また、実砲か
ら空砲に転用するには上記とは逆の段取りで行えばよ
い。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、空砲用弾薬は実弾と同
様の外形を有しているので、実弾を装てんするときと同
様に装てんすることができる。これにより、手込め式及
びシュートを用いないリンク式の銃砲はもちろんのこ
と、自動装弾、自動装てんの銃砲についても支障なく使
用できる。弾頭部には通路孔が形成され、砲口には拡声
部材が取り付けられているため、装薬が燃焼することに
よって発生する音及び燃焼ガスは通路孔から砲腔へ排出
され、更に拡声部材の拡声用空間部を通って砲口外へ流
出する。これにより、音は拡声部材によって拡声され、
煙及び炎も砲口外へ排出されるため、実弾射撃時と同様
の発音、発煙、及び発炎が得られる。空砲用弾薬は砲身
の旋条起端及び鎖栓に拘束されているため、発砲した際
に空砲用弾薬が砲口から外へ飛び出すことはなく、音、
煙、及び炎以外に排出されるものはない。これにより、
砲身内面に付着するものはなく、実弾の射撃弾道に影響
を及ぼさないので、安全面の向上が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の空砲を示す図である。
【図2】本発明の実施例の空砲用弾薬を示す図である。
【符号の説明】
10 空砲 12 薬室 14 空砲用弾薬 16 砲口 18 拡声部材 24 通路 26 拡声用空間部 28 弾頭部 30 薬きょう部 32 装薬 34 装薬室 40 通路孔 43 砲身

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実弾の外形と同様の外形の弾頭部(2
    8)と、実弾発砲用薬きょうの外形と同様の外形の薬き
    ょう部(30)とが一体に形成されており、薬きょう部
    (30)には装薬(32)を装入する中空の装薬室(3
    4)が形成されており、装薬室(34)には装薬(3
    2)が装入され、装薬室(34)の装薬(32)に点火
    可能な火管(42)が設けられており、弾頭部(28)
    には装薬室(34)を弾頭部(28)前方の外部に連通
    させる通路孔(40)が形成されている空砲用弾薬。
  2. 【請求項2】 薬室(12)に請求項1に記載の空砲用
    弾薬(14)が装てんされるとともに砲口(16)に先
    端側ほど断面積が増大する拡声用空間部(26)を備え
    た通路(24)を有する拡声部材(18)が取り付けら
    れている空砲(10)。
  3. 【請求項3】 砲口(16)に先端側ほど断面積が増大
    する拡声用空間部(26)を備えた通路(24)を有す
    る拡声部材(18)を取り付け、薬室(12)に請求項
    1に記載の空砲用弾薬(14)を装てんし、次いで装薬
    室(34)内の装薬(32)に点火し、装薬(32)の
    燃焼によって発生する燃焼ガスを空砲用弾薬(14)の
    通路孔(40)、砲腔(44)及び拡声部材(18)の
    通路(24)を通して排出させ、次いで空砲用弾薬(1
    4)を薬室(12)から取り出す空砲発砲方法。
JP31191491A 1991-10-30 1991-10-30 空砲用弾薬、空砲及び空砲発砲方法 Pending JPH05118794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31191491A JPH05118794A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 空砲用弾薬、空砲及び空砲発砲方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31191491A JPH05118794A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 空砲用弾薬、空砲及び空砲発砲方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05118794A true JPH05118794A (ja) 1993-05-14

Family

ID=18022943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31191491A Pending JPH05118794A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 空砲用弾薬、空砲及び空砲発砲方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05118794A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4232468A (en) Combination breech-loading to muzzle-loading firearm converting device and projectile casing
US10161726B2 (en) Firearm ammunition case insert
JPH05502933A (ja) 低エネルギー型薬筒
MX2011004500A (es) Taco con camara de ignicion.
EP0044643B1 (en) Training ammunition
JPH11510242A (ja) カートリッジ型弾薬
JP4686095B2 (ja) 訓練用弾薬における改良、および訓練用弾薬に関する改良
US4283874A (en) Muzzle loading firearm
US3952657A (en) Rifle cartridge
CN111043913A (zh) 一种枪发子母型爆震弹
US6619278B1 (en) Non-lethal ammunition for a firearm
US11333468B2 (en) Shot shell with projectile
US4553480A (en) No flash, very low noise howitzer round and tube
US3274935A (en) Practice ammunition
US6955125B1 (en) Practice projectile with smoke signature
US2737889A (en) Incendiary shell
US3361066A (en) Practice shell
CN211651398U (zh) 一种枪发子母型爆震弹
JPS6143639B2 (ja)
KR20230057415A (ko) 스포터 탄약 발사체 및 그 제조 방법
JPH05118794A (ja) 空砲用弾薬、空砲及び空砲発砲方法
US4497239A (en) Muzzle ejecting sabot cartridge firearm system
JP3174679U (ja) 撃針部およびブローバックモデルガン
US6272998B1 (en) Projectile with a tracer sleeve having a self-destruction charge
KR101796273B1 (ko) 155mm 곡사포 발포연습용 타격식 뇌관조립체