JPH05118783A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPH05118783A JPH05118783A JP28241791A JP28241791A JPH05118783A JP H05118783 A JPH05118783 A JP H05118783A JP 28241791 A JP28241791 A JP 28241791A JP 28241791 A JP28241791 A JP 28241791A JP H05118783 A JPH05118783 A JP H05118783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- heat
- plate
- heat exchange
- heat exchanger
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱交換器を保護する為、上・下面に装着され
るプレートと稜部に装着されるフレームとをねじ等を用
いることなく接続でき、組立性の向上とコストの低下を
図る。 【構成】 熱交換部７の上・下面を覆うプレート１２の
四隅に立上り部を設け、この立上り部に熱交換部７の稜
部を覆い、上記立上り部に当る位置決め用の切り起し部
１５を有したフレーム１０の端部を折り曲げ引っ掛ける
ことにて、プレート１２とフレーム１０とを接続する。 【効果】 ねじを使うことなくプレートとフレームとが
接続できるので、ねじの落下等がなく、長期に熱交換器
が保護でき、且つ組立が簡単になる。
るプレートと稜部に装着されるフレームとをねじ等を用
いることなく接続でき、組立性の向上とコストの低下を
図る。 【構成】 熱交換部７の上・下面を覆うプレート１２の
四隅に立上り部を設け、この立上り部に熱交換部７の稜
部を覆い、上記立上り部に当る位置決め用の切り起し部
１５を有したフレーム１０の端部を折り曲げ引っ掛ける
ことにて、プレート１２とフレーム１０とを接続する。 【効果】 ねじを使うことなくプレートとフレームとが
接続できるので、ねじの落下等がなく、長期に熱交換器
が保護でき、且つ組立が簡単になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機に用いら
れる熱交換器に関するものである。
れる熱交換器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図８は例えば実開昭５７−１７８９８８
号公報に示された従来の熱交換器を示す図であり、１は
熱交換器構成部材で、熱湿交換用伝熱板２が一定間隔を
あけて積層されてなる。３はこの熱交換器構成部材の上
下面に装着されたプレート、４はフレームで、上記熱交
換器構成部材１の稜部を覆い、上記プレート３にねじ５
にて装着されるものである。
号公報に示された従来の熱交換器を示す図であり、１は
熱交換器構成部材で、熱湿交換用伝熱板２が一定間隔を
あけて積層されてなる。３はこの熱交換器構成部材の上
下面に装着されたプレート、４はフレームで、上記熱交
換器構成部材１の稜部を覆い、上記プレート３にねじ５
にて装着されるものである。
【０００３】従来の熱交換器は上記のように構成され、
室内を同時給排気する換気装置（図示せず）の給気通路
と排気通路の交差部分に設置され、プレート３及びフレ
ーム４によって上記通路が仕切られる。そして、換気装
置が運転されることにて室内側空気流Ｐと室外側空気流
Ｑが同時に熱交換器構成部材１に入り、ここで熱交換及
び湿度交換を行いＰ′、Ｑ′となって流出される。
室内を同時給排気する換気装置（図示せず）の給気通路
と排気通路の交差部分に設置され、プレート３及びフレ
ーム４によって上記通路が仕切られる。そして、換気装
置が運転されることにて室内側空気流Ｐと室外側空気流
Ｑが同時に熱交換器構成部材１に入り、ここで熱交換及
び湿度交換を行いＰ′、Ｑ′となって流出される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の熱
交換器では、プレート３とフレーム４とをねじ５にて互
いに連設しているが、ねじ５のゆるみ、錆等にてプレー
ト３、フレーム４が外れ熱交換器構成部材１が保護でき
なくなるという課題があった。
交換器では、プレート３とフレーム４とをねじ５にて互
いに連設しているが、ねじ５のゆるみ、錆等にてプレー
ト３、フレーム４が外れ熱交換器構成部材１が保護でき
なくなるという課題があった。
【０００５】この発明は係る課題を解決するためになさ
れたもので、ねじを用いることなくプレートとフレーム
とが連結でき、熱交換器構成部材が確実に保護され、プ
レートとフレームとの組立てが容易で、安価な熱交換器
を得ることを目的とするものである。
れたもので、ねじを用いることなくプレートとフレーム
とが連結でき、熱交換器構成部材が確実に保護され、プ
レートとフレームとの組立てが容易で、安価な熱交換器
を得ることを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱交換器
は、四辺形状をなした熱または熱湿交換用の伝熱板が一
定間隔をあけて積層されてなる熱交換部と、この熱交換
部の上・下面に装着されたプレートと、このプレートと
端部が当接され、上記熱交換部の稜部を覆うフレームと
を備え、上記プレートの上記フレームとの当接面に立上
り部を設けるとともに、フレームにこの立上り部の下部
端と当接される切り起し部および先端に立上り部と折曲
にて係合される係合部を設けたものである。
は、四辺形状をなした熱または熱湿交換用の伝熱板が一
定間隔をあけて積層されてなる熱交換部と、この熱交換
部の上・下面に装着されたプレートと、このプレートと
端部が当接され、上記熱交換部の稜部を覆うフレームと
を備え、上記プレートの上記フレームとの当接面に立上
り部を設けるとともに、フレームにこの立上り部の下部
端と当接される切り起し部および先端に立上り部と折曲
にて係合される係合部を設けたものである。
【０００７】また、四辺形状をなした熱または熱湿交換
用の伝熱板が一定間隔をあけて積層されてなる熱交換部
と、この熱交換部の上・下面に装着されたプレートと、
このプレートと端部が当接され、上記熱交換部の稜部を
覆うフレームとを備え、上記フレームを上記プレートに
貫通、突出させ、この突出部分に切り込みを設け、プレ
ート、熱交換部を挟持するように切り込みを介してフレ
ームを折曲したものである。
用の伝熱板が一定間隔をあけて積層されてなる熱交換部
と、この熱交換部の上・下面に装着されたプレートと、
このプレートと端部が当接され、上記熱交換部の稜部を
覆うフレームとを備え、上記フレームを上記プレートに
貫通、突出させ、この突出部分に切り込みを設け、プレ
ート、熱交換部を挟持するように切り込みを介してフレ
ームを折曲したものである。
【０００８】
【作用】この発明においては、四辺形状をなした熱また
は熱湿交換用の伝熱板が一定間隔をあけて積層されてな
る熱交換部と、この熱交換部の上・下面に装着されたプ
レートと、このプレートと端部が当接され、上記熱交換
部の稜部を覆うフレームとを備え、上記プレートの上記
フレームとの当接面に立上り部を設けるとともに、フレ
ームにこの立上り部の下部端と当接される切り起し部お
よび先端に立上り部と折曲にて係合される係合部を設け
たことより、フレームの切り起し部を立上り部の下部端
に当接させることにてフレームの位置決めができ、係合
部を立上り部と係合するように折曲させることにてプレ
ートとフレームとが接続される。
は熱湿交換用の伝熱板が一定間隔をあけて積層されてな
る熱交換部と、この熱交換部の上・下面に装着されたプ
レートと、このプレートと端部が当接され、上記熱交換
部の稜部を覆うフレームとを備え、上記プレートの上記
フレームとの当接面に立上り部を設けるとともに、フレ
ームにこの立上り部の下部端と当接される切り起し部お
よび先端に立上り部と折曲にて係合される係合部を設け
たことより、フレームの切り起し部を立上り部の下部端
に当接させることにてフレームの位置決めができ、係合
部を立上り部と係合するように折曲させることにてプレ
ートとフレームとが接続される。
【０００９】また、四辺形状をなした熱または熱湿交換
用の伝熱板が一定間隔をあけて積層されてなる熱交換部
と、この熱交換部の上・下面に装着されたプレートと、
このプレートと端部が当接され、上記熱交換部の稜部を
覆うフレームとを備え、上記フレームを上記プレートに
貫通、突出させ、この突出部分に切り込みを設け、プレ
ート、熱交換部を挟持するように切り込みを介してフレ
ームを折曲したことより、プレートとフレームとが接続
される。
用の伝熱板が一定間隔をあけて積層されてなる熱交換部
と、この熱交換部の上・下面に装着されたプレートと、
このプレートと端部が当接され、上記熱交換部の稜部を
覆うフレームとを備え、上記フレームを上記プレートに
貫通、突出させ、この突出部分に切り込みを設け、プレ
ート、熱交換部を挟持するように切り込みを介してフレ
ームを折曲したことより、プレートとフレームとが接続
される。
【００１０】
実施例１．図１〜図３はこの発明の実施例１を示す図で
あり、図において７は熱交換器８の熱交換部で、四辺形
状からなり熱または熱湿交換用の性能を有する伝熱板９
が一定間隔をあけて積層された直方体よりなる。１０は
フレームで、この熱交換部の稜部１１に装着され稜部１
１と接する部分がＬ字形をなし、上記熱交換部７の全長
より長めに形成され、両端が熱交換部７両端より突出さ
れている。１２はプレートで、上記熱交換部７の上・下
面に装着された平板よりなり四隅が上記フレーム１０と
当接される。１３はこのプレートの四隅に突設された立
上り部で、上記フレーム１０との当接面に上記稜部１１
の端部を覆うＬ形状のピース１４を連設してなる。１５
は上記フレームに設けられた切り起し部で、上記立上り
部１３の下部端と当接されるよう内側へ凹部が形成され
てなる。１６は係合部で、上記フレーム１０の端部が上
記立上り部１３を覆うように折曲されて形成される。１
７は上記プレート１２に装着された取っ手である。
あり、図において７は熱交換器８の熱交換部で、四辺形
状からなり熱または熱湿交換用の性能を有する伝熱板９
が一定間隔をあけて積層された直方体よりなる。１０は
フレームで、この熱交換部の稜部１１に装着され稜部１
１と接する部分がＬ字形をなし、上記熱交換部７の全長
より長めに形成され、両端が熱交換部７両端より突出さ
れている。１２はプレートで、上記熱交換部７の上・下
面に装着された平板よりなり四隅が上記フレーム１０と
当接される。１３はこのプレートの四隅に突設された立
上り部で、上記フレーム１０との当接面に上記稜部１１
の端部を覆うＬ形状のピース１４を連設してなる。１５
は上記フレームに設けられた切り起し部で、上記立上り
部１３の下部端と当接されるよう内側へ凹部が形成され
てなる。１６は係合部で、上記フレーム１０の端部が上
記立上り部１３を覆うように折曲されて形成される。１
７は上記プレート１２に装着された取っ手である。
【００１１】上記のように構成された熱交換器において
は、熱交換部７の上・下面にプレートを装着し、稜部１
１にフレーム１０を当接させた後、図２および図３に示
すようにフレーム１０の両端を立上り部１３を覆うよう
に折曲することにて熱交換部７のプレート１２にフレー
ム１０がねじ等を用いることなく装着できる。そして、
従来と同様に図示されない換気装置の給気通路と排気通
路との交差部に設置され、プレート１２およびフレーム
１０にて上記各通路が仕切られる。そして、換気装置が
運転されることにて室内側空気流と室外側空気流が同時
に熱交換部７に入り、熱交換、湿度交換がなされる。
は、熱交換部７の上・下面にプレートを装着し、稜部１
１にフレーム１０を当接させた後、図２および図３に示
すようにフレーム１０の両端を立上り部１３を覆うよう
に折曲することにて熱交換部７のプレート１２にフレー
ム１０がねじ等を用いることなく装着できる。そして、
従来と同様に図示されない換気装置の給気通路と排気通
路との交差部に設置され、プレート１２およびフレーム
１０にて上記各通路が仕切られる。そして、換気装置が
運転されることにて室内側空気流と室外側空気流が同時
に熱交換部７に入り、熱交換、湿度交換がなされる。
【００１２】実施例２．また、図４〜図６はこの発明の
実施例２を示す図であり、図においてプレート１２にフ
レーム１０が貫通される貫通穴２０を設け、上記フレー
ム１０をこの貫通穴にフレーム１０を貫通させる。そし
て、フレーム１０に熱交換器８の全長寸法を出しうる位
置に切り込み２１を設け、上記プレート１２、熱交換部
７を挟持するように上記切り込み２１を介してフレーム
１０端を上記貫通穴２０に対し直角に折曲する。これに
より、フレーム１０とプレート１２がねじ等を用いるこ
となく接続できる。
実施例２を示す図であり、図においてプレート１２にフ
レーム１０が貫通される貫通穴２０を設け、上記フレー
ム１０をこの貫通穴にフレーム１０を貫通させる。そし
て、フレーム１０に熱交換器８の全長寸法を出しうる位
置に切り込み２１を設け、上記プレート１２、熱交換部
７を挟持するように上記切り込み２１を介してフレーム
１０端を上記貫通穴２０に対し直角に折曲する。これに
より、フレーム１０とプレート１２がねじ等を用いるこ
となく接続できる。
【００１３】実施例３．また、図７に示すように切り込
み２１にテーパを付けることにてプレート１２の位置決
めが容易にできる。
み２１にテーパを付けることにてプレート１２の位置決
めが容易にできる。
【００１４】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、ねじ等
を用いることなくプレートとフレームが接続でき、長期
に渡り熱交換部が保護されるとともに、熱交換器の組み
立てが容易、且つ低コストになる。
を用いることなくプレートとフレームが接続でき、長期
に渡り熱交換部が保護されるとともに、熱交換器の組み
立てが容易、且つ低コストになる。
【図１】この発明の実施例１を示す斜視図である。
【図２】この発明の実施例１を示す部分断面斜視図であ
る。
る。
【図３】この発明の実施例１を示し、フレームの曲げを
示す部分断面斜視図である。
示す部分断面斜視図である。
【図４】この発明の実施例２を示す斜視図である。
【図５】この発明の実施例２を示し、フレームの曲げを
示す部分断面斜視図である。
示す部分断面斜視図である。
【図６】この発明の実施例２を示す部分断面図である。
【図７】この発明の実施例３を示す部分断面図である。
【図８】従来の熱交換器を示す斜視図である。
７ 熱交換部 ８ 熱交換器 ９ 伝熱板 １０ フレーム １１ 稜部 １２ プレート １３ 立上り部 １５ 切り起し部 １６ 係合部 ２１ 切り込み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 幸夫 中津川市駒場町１番３号 三菱電機株式会 社中津川製作所内
Claims (2)
- 【請求項１】 四辺形状をなした熱または熱湿交換用の
伝熱板が一定間隔をあけて積層されてなる熱交換部と、
この熱交換部の上・下面に装着されたプレートと、この
プレートと端部が当接され、上記熱交換部の稜部を覆う
フレームとを備え、上記プレートの上記フレームとの当
接面に立上り部を設けるとともに、フレームにこの立上
り部の下部端と当接される切り起し部および先端に立上
り部と折曲にて係合される係合部を設けたことを特徴と
する熱交換器。 - 【請求項２】 四辺形状をなした熱または熱湿交換用の
伝熱板が一定間隔をあけて積層されてなる熱交換部と、
この熱交換部の上・下面に装着されたプレートと、この
プレートと端部が当接され、上記熱交換部の稜部を覆う
フレームとを備え、上記フレームを上記プレートに貫
通、突出させ、この突出部分に切り込みを設け、プレー
ト、熱交換部を挟持するように切り込みを介してフレー
ムを折曲したことを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3282417A JP2768087B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3282417A JP2768087B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05118783A true JPH05118783A (ja) | 1993-05-14 |
| JP2768087B2 JP2768087B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=17652142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3282417A Expired - Fee Related JP2768087B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2768087B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5923589U (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-14 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器 |
| JPS61122405U (ja) * | 1985-01-17 | 1986-08-01 |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP3282417A patent/JP2768087B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5923589U (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-14 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器 |
| JPS61122405U (ja) * | 1985-01-17 | 1986-08-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2768087B2 (ja) | 1998-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080410 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090410 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100410 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100410 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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