JPH0510693B2 - - Google Patents

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JPH0510693B2
JPH0510693B2 JP61012258A JP1225886A JPH0510693B2 JP H0510693 B2 JPH0510693 B2 JP H0510693B2 JP 61012258 A JP61012258 A JP 61012258A JP 1225886 A JP1225886 A JP 1225886A JP H0510693 B2 JPH0510693 B2 JP H0510693B2
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JP
Japan
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circuit
port
ports
output
input
Prior art date
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Application number
JP61012258A
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English (en)
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JPS6254350A (ja
Inventor
Koji Kinoshita
Toshuki Furui
Norizo Hanahira
Naoto Kaji
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Publication of JPS6254350A publication Critical patent/JPS6254350A/ja
Publication of JPH0510693B2 publication Critical patent/JPH0510693B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の送信元と複数の受信元とを接
続するのに使用されるスイツチング装置に関す
る。
(従来技術) 従来、情報を送信する多数の送信元と、その情
報を受信する多数の受信元とを接続する場合があ
る。例えば中央処理装置とメモリとを有する情報
処理装置においては、ベクトルデータのような複
数の並列データを中央処理装置からメモリに送出
するために、複数のメモリアドレスがアクセスさ
れることがある。
同様な動作は複数の処理アレイとこれらを制御
する制御用計算機との間においても行なわれる。
両者いずれの場合でも、送信元と受信元との間
には、スイツチング装置が設けられている。
この種のスイツチング装置、即ち、ネツトワー
クの一例がIEEE Transactions on Computers,
Vol.C−24,No.12,PP1145−1155に記載の
“ACCESS AND ALIGNMENT OF DATA
IN AN ARRAY PROCESSOR”と題する論文
に開示されている。この論文には、多段接続のク
ロスバ回路を用いて、送るべき情報に送出ポート
番号および受信ポート番号を付加情報として付加
して各クロスバ回路に供給し、各クロスバ回路に
おいては付加情報とクロスバ回路の位置とからそ
の出力を選択する構成が示されている。
また、同時に複数の入力が同一の出力から出よ
うとするとパス競合が発生するので、いずれか一
つの入力のみを通過させ他の入力は待合わさせる
という制御を各クロスバ回路が行なつている。こ
のように、上記したスイツチング装置では、各ク
ロスバ回路に種々の制御機能が分散して与えられ
ている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した従来のネツトワークには、接続すべき
線の数が増大するにつれて、個々のクロスバ回路
の機能が複雑になり、多大のハードウエアを必要
とするという欠点がある。
本発明の目的は必要なハードウエアの量を低減
できるスイツチング装置を提供することである。
本発明の他の目的は各スイツチ回路を簡略化で
きるスイツチング装置を提供することである。
本発明の更に他の目的はベクトルデータのよう
な並列データを同時的に分配するのに適したスイ
ツチング装置を提供することである。
本発明の他の目的は並列データを高速で分配で
きるスイツチング装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、連続的に付されたアドレスを
少なくとも一つそれぞれ割り当てられている複数
のユニツトを結合され、前記アドレスから選択さ
れた複数の選択アドレスをアクセスするのに使用
されるスイツチング装置において、前記選択アド
レスのうちの基準アドレス及び前記選択アドレス
間の距離を参照して制御信号を生成する制御回路
と、前記制御信号に応答して、内部経路を形成
し、前記選択アドレスを接続する経路形成手段と
を有することを特徴とするスイツチング装置が得
られる。
更に、本発明によれば、番号が連続的に付され
た一組の入力ポートと、同様に番号が連続的に付
された一組の出力ポートを備え、各入力ポートが
内部に形成される接続経路を介して、前記出力ポ
ートのいずれとも接続できるように構成されたス
イツチネツトワークを有し、前記一組の入力ポー
ト及び前記一組の出力ポートのいずれか一方の組
に属するポートは基準ポートを含み、該基準ポー
トから予め定められたポート間隔で、前記他方の
組のポートに接続され、前記スイツチネツトワー
クに結合された制御回路は前記基準ポート及び前
記予め定められたポート間隔を参照して前記スイ
ツチネツトワークに制御信号を送出し、前記一方
の組のポートを前記予め定められたポート間隔で
接続することを特徴とするスイツチング装置が得
られる。
(実施例) 次に、本発明について図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は本発明の第1の実施例のブロツク図で
ある。ネツトワーク回路1は、複数のスイツチ回
路11−1ないし11−4,11−11ないし1
1−14および11−21ないし11−24の多
段結合で構成されている。各スイツチ回路11−
1ないし11−4,11−11ないし11−14
および11−21ないし11−24は、同数(2
つ)の入力パスと出力パスとを有するクロスバ手
段でなり、各出力パスにはそれぞれ異なつた入力
パスからの情報が伝達されるようになつている。
前記ネツトワーク回路1の入力ポートとなるスイ
ツチ回路11−1ないし11−4の入力パスには
結線101−1ないし101−8を通じて複数要
素からなるデータの各要素のアドレス情報が要素
順に供給されている。また、前記ネツトワーク回
路1には、制御回路3から結線105を介して制
御信号が供給されるようになつていて、この制御
信号にはスイツチ回路11−1ないし11−4,
11−11ないし11−14および11−21な
いし11−24を切り換えるための後述する制御
信号S1ないしS4,S11ないしS14およびS21ないし
S24が含まれている。前記ネツトワーク回路1の
出力ポートとなるスイツチ回路11−21ないし
11−24の出力パスは、結線102−1ないし
102−8を介して記憶装置2にそれぞれ接続さ
れている。
前記記憶装置2は、複数の記憶単位12−1な
いし12−8から構成され、各記憶単位には前記
ネツトワーク回路1から結線102−1ないし1
02−8を介してデータの各要素のアドレス情報
が供給されるようになつている。
前記制御回路3には、結線101−1を通じて
前記複数要素からなるデータの先頭要素のアドレ
ス情報が、結線103を通じて同データの要素間
距離情報が、結線104を通じて前記記憶装置2
の構成情報がそれぞれ供給されており、これら情
報は制御回路3で前記制御信号S1ないしS4,S11
ないしS14およびS21ないしS24に変換されて結線
105を介して前記ネツトワーク回路1に供給さ
れるようになつている。上記した要素間距離情報
はデータの記憶位置に与えられるアドレスによつ
てあらわされている。
前記スイツチ回路11−1ないし11−4の入
力パルスには、それぞれ前記結線101−1およ
び101−2,101−3および101−4,1
01−5および101−6ならびに101−7お
よび101−8を通じて前記アドレス情報が入力
信号としてそれぞれ供給されている。そして、ス
イツチ回路11−1の出力パスは結線111−1
および111−2をを通じてスイツチ回路11−
11および11−13の入力パスに、スイツチ回
路11−2の出力パスは結線111−3および1
11−4を通じてスイツチ回路11−11および
11−13の入力パスに、スイツチ回路11−3
の出力パスは結線111−5および111−6を
通じてスイツチ回路11−12および11−14
の入力パスに、スイツチ回路11−4の出力パス
は結線111−7および111−8を通じてスイ
ツチ回路11−12および11−14の入力パス
にそれぞれ接続されている。
上記スイツチ回路11−11の出力パスは結線
111−11および111−12を通じてスイツ
チ回路11−21および11−23の入力パス
に、スイツチ回路11−12の出力パスは結線1
11−13および111−14を通じてスイツチ
回路11−21および11−23の入力パスに、
スイツチ回路11−13の出力パスは結線111
−15および111−16を通じてスイツチ回路
11−22および11−24の入力パスに、スイ
ツチ回路11−14の出力パスは結線111−1
7および111−18を通じてスイツチ回路11
−22および11−24の入力パスにそれぞれ接
続されている。
上記スイツチ回路11−21の出力パスは結線
102−1および102−5を通じて記憶単位1
2−1および12−5に、スイツチ回路11−2
2の出力パルスは結線102−2および102−
6を通じて記憶単位12−2および12−6に、
スイツチ回路11−23の出力パスは結線102
−3および102−7を通じて記憶単位12−3
および12−7に、スイツチ回路11−24の出
力パスは結線102−4および102−8を通じ
て記憶単位12−4および12−8にそれぞれ接
続されている。
上記したネツトワーク回路1の構成では、各入
力ポートがスイツチ回路を切り替えることにより
全ての出力ポートに接続できる。
前記スイツチ回路11−1ないし11−4,1
1−11ないし11−14および11−21ない
し11−24には、前記制御回路から前記制御信
号S1ないしS4,S11ないしS14およびS21ないしS24
がそれぞれ供給されている。
これら制御信号の論理値による入力信号と出力
信号との関係は、第2図に示すようになる。同図
においてSiはスイツチ11−iに供給される制御
信号で、同信号Siが0のときには2系統の入力パ
スに供給される入力信号を2系統の出力パスに並
列的に出力し、1のときにはクロス状に出力する
ようにスイツチ回路11−iが制御される。例え
ば、スイツチ回路11−1の制御信号S1が0の場
合には結線101−1からの入力信号は結線11
1−1に、結線101−2からの入力信号は結線
111−2にそれぞれ伝達され、制御信号S1が1
の場合には結線101−1からの入力信号は結線
111−2に、結線101−2からの入力信号は
結線111−1にそれぞれ伝達される。この例か
らも判るように、各スイツチ回路の2系統の入力
パスに供給される信号は、かならず2系統の出力
パスのいずれかに出力信号として導出される。
第2a図は各スイツチ回路の構成を示してお
り、図からも明らかなとおり、制御信号Si
“1”のとき入力信号I0及びI1がそれぞれ出力信
号O0及びO1として出力され、他方、制御信号Si
が“0”のとき、入力信号I0及びI1がそれぞれO1
及びO0として送出される。
前記記憶単位12−1ないし12−8に割り付
られるアドレスは、第3図に示すように、前記結
線104を通じて供給される記憶装置2の構成情
報の値によつて異なつてくる。
本実施例では、前記記憶装置2の構成は2ビツ
トで表され、前記結線104を通じて入力される
構成情報が(11)2(以下、2進数を括弧と添字2とを
用いて表記する)のときには、前記記憶単位12
−1ないし12−8がすべてネツトワーク回路1
を通じて構成されてアクセス可能となる。なお、
記憶単位が構成されるとは、該記憶単位がネツト
ワーク回路1を介して図示しない中央処理装置に
接続され同装置からアクセス可能になることを意
味する。また、前記構成情報が(10)2のときには、
記憶単位12−1ないし12−4が構成されてア
クセス可能となるが、記憶単位12−5ないし1
2−8は構成されずアクセス不可能となつてアド
レスを割り付けられない。さらに、前記構成情報
が(01)2のときには、記憶単位12−5ないし1
2−8が構成されてアクセス可能となるが、記憶
単位12−1ないし12−4は構成されずアクセ
ス不可能となつてアドレスを割り付けられないこ
とになる。
第4図は前記制御回路3を詳細に示すブロツク
図である。結線103を通じて供給されるデータ
の要素間距離情報はデコード回路301ないし3
03でそれぞれデコードされ、結線310ないし
312を通じてシフト回路304ないし306に
制御情報ととしてそれぞれ供給される。シフト回
路304ないし306は、前記結線310ないし
312を介して供給される前記デコード回路30
1ないし303で生成された制御情報をシフト数
生成回路307′から結線314ないし316を
介して供給されるシフト数情報に応じてそれぞれ
右にシフトさせたり、あるいは特定の制御パター
ンを生成させたりする。シフト回路304ないし
306からの出力信号は、前記結線105(第1
図参照)である結線307ないし309を介して
前記スイツチ回路11−1ないし11−4,11
−11ないし11−14および11−21ないし
11−24に前記制御信号S1ないしS4,S11ない
しS14およびS21ないしS24としてそれぞれ送出さ
れる。
前記デコード回路301ないし303は、前記
結線103を通じて供給されるデータの要素間距
離情報をデコードする回路である。例えば、前記
要素間距離情報の下位3ビツトをビツトの重みの
順に重い方からd0,d1およびd2とすると、第4a
図に示すように前記デコード回路301はこれら
d0,d1およびd2を用いて11ビツトのデコード信号
C20ないしC210に,C20=d0,C21=d1,C
2=d0,C23=1,C24=d0,C25=d1,C
6=d0,C27=0,C28=d0,C29=d1およ
びC210=d0とデコードする。また、前記デコー
ド回路302は、前記d0,d1およびd2を用いて5
ビツトの制御情報C10ないしC14に、C10
d1,C11=1,C12=d1,C13=0およびC
4=d1とデコードする。さらに、前記デコード
回路303は、2ビツトの制御情報C00および
C01に、C00=1およびC01=0とデコード
する。
第5図a,b及びcはそれぞれデコード信号C
2,C1及びC0と要素間距離情報との関係をよ
り具体的に示す図である。
第4図において、前記シフト数生成回路30
7′は、結線101−1を通じて供給されるデー
タの先頭要素のアドレス情報の内の前記記憶単位
12−1ないし12−8を示す下位3ビツトから
シフト数情報を生成する回路である。具体的に云
えば、例えば、前記結線101−1を通じて与え
られるデータの先頭要素のアドレス情報の下位3
ビツトをビツトの重みの順に重い方からb0,b1
よびb2とすると、シフト数生成回路307′はシ
フト回路304ないし306のシフト数情報とし
て、b0b1b2,b1b2およびb2を生成し、これらシフ
ト数情報を結線314ないし316を通じてシフ
ト回路304ないし306にそれぞれ送出する。
また、シフト回路304は、前記結線104から
の構成情報が(10)2または(01)2のときには、それ
ぞれ全ビツト0または1を出力する。
前記シフト回路304は、前記デコード回路3
01から供給される前記制御情報C20ないしC
10を前記シフト数生成回路307′から供給さ
れるシフト数情報に基づいてシフトし、下位4ビ
ツトから前記制御信号S21ないしS24を生成する。
詳しくは、シフト後の制御情報の下位から数えて
第1ビツトをS24、第2ビツトをS23、第3ビツト
をS22、第4ビツトをS21とする。また、前記シフ
ト回路305は、前記制御情報C10ないしC14
を前記シフト数情報に基づいてシフトし、下位2
ビツトから前記制御信号S11ないしS14を生成す
る。詳しくは、シフト後の制御情報の下位から数
えて第1ビツトをS13およびS14、第2ビツトS11
およびS12とする。さらに、前記シフト回路30
6は、前記制御情報C00およびC01を前記シフ
ト数情報に基づいてシフトし、最下位ビツトから
前記制御信号S1ないしS4を生成する。詳しくは、
シフト後の制御情報の最下位ビツトをS1,S2,S3
およびS4とする。
シフト回路304は第6a図の回路を4つ並べ
て構成される。すなわち、第1の回路においては
デコーダ301から制御情報即ちデコード信号C
1ないしC27を受信し信号S21を、第2の回路
においてはC21ないしC28を受信し信号S22を、
第3の回路においてはC22ないしC29を受信し
信号S23を、第4の回路においてはC23ないしC
10を受信し信号S24を、それぞれ出力する。
シフト回路305は第6b図の回路を2つ並べ
て構成される。すなわち、第1の回路においては
デコーダ302から制御情報C10ないしC13
受信し信号S11およびS12を、第2の回路において
はC11ないしC14を受信し信号S13およびS14
それぞれ出力する。
シフト回路306は第6c図の回路により構成
される。
第6a図乃至第6c図からも明らかなとおり、
要素間距離情報b0b1b2の状態によつてS21として
はC20〜C27のいずれか、S22としてはC21
C28のいずれかが選択される。同様に、S23及び
S24として、C22〜C29及びC23〜C210のい
ずれかが選択され、S11及びS12としてC10〜C
3のいずれか、S13及びS14としてC11〜C14
いずれかが選択される。また、S1〜S4としてはC
0又はC01のいずれかが選択される。
次に、以上のように構成された本実施例のメモ
リアクセス制御装置の動作について説明する。
まず、記憶単位12−1ないし12−8が全て
構成され、先頭アドレスが0番地、要素間距離が
3の場合を考える。すなわち、結線101−1か
ら供給されるアドレス情報が0で、結線101−
2ないし101−8から供給されるアドレス情報
が0に3を順次加えていつた数である3,6,
9,12,15,18および21の場合には、各アドレス
が属する記憶単位はそれぞれ12−1,12−
4,12−7,12−2,12−5,12−8,
12−3および12−6となり、したがつて、結
線101−1ないし101−8を通じて供給され
たアドレス情報はそれぞれ結線102−1,10
2−4,102−7,102−2,102−5,
102−8,102−3および102−6を通じ
て記憶装置2に送出されなければならない。
一方、結線103を通じて値3の要素間距離情
報が供給されると、デコード回路301ないし2
03において、C20ないしC210が0,1,0,
1,1,0,1,0,0,1および0に、C10
ないしC14が1,1,0,0および1に、C00
およびC01が1および0にそれぞれデコードさ
れる。
この場合には、結線104を通じて(11)2が構成
情報として与えられており、また、結線101−
1を通じてアドレス情報として0が供給されてい
るので、シフト回路304ないし306には結線
314ないし316を通じてシフト数情報0がそ
れぞれ供給される。したがつて、S21=C27
0,S22=C28=0,S23=C29=1,S24=C2
10=0,S11=S12=C13=0,S13=S14=C14
=1およびS1=S2=S3=S4=C01=0となる。
前記結線101−1ないし101−8から入力さ
れたアドレス情報は、第2図にしたがつて、第7
図に示すような経路をたどつてネツトワーク回路
1内のスイツチ回路11−1ないし11−4,1
1−11ないし11−14および11−21ない
し11−24を通り、結線102−1ないし10
2−8を経て前記記憶単位12−1ないし12−
8に送られる。
次に、記憶単位12−1ないし12−8が全て
構成され、先頭アドレスが3番地、要素間距離が
3の場合を考える。この場合も結線103からは
値3の要素間距離情報が供給されるので、前記場
合と同様に、C20ないしC210が0,1,0,
1,1,0,1,0,0,1および0に、C10
ないしC14が1,1,0,0および1に、C00
およびC01が1および0にそれぞれデコードさ
れ、シフト回路304ないし306にそれぞれ供
給される。また、データの先頭要素のアドレスが
3番地で記憶単位12−1ないし12−8が全て
構成されているので、結線101−1からは3
が、結線104からは(11)2がそれぞれ供給され、
シフト数生成回路307′からシフト回路304
ないし306にシフト数情報3,3および1がそ
れぞれ供給される。したがつて、S21=C24
1,S22=C25=0,S23=C26=1,S24=C2
=0,S11=S12=C10=1,S13=S14=C11
1およびS0=S1=S2=S3=C00=1となり、前
記結線101−1ないし101−8を通じてネツ
トワーク回路1に供給されたアドレス情報は、第
8図に示すような経路をたどつて、結線102−
4,102−7,102−2,102−5,10
2−8,102−3,102−6および102−
1を経て記憶単位12−4,12−7,12−
2,12−5,12−8,12−3,12−6お
よび12−1にそれぞれ送られる。前記結線10
1−1ないし101−8を通じて供給されるアド
レス情報は、それぞれ3,6,9,12,15,18,
21および24番地であるから、各アドレスが属する
記憶単位は第3図から判るように12−4,12
−7,12−2,12−5,12−8,12−
3,12−6および12−1であり、正しくメモ
リがアクセスされたことになる。
次に、記憶単位12−1ないし12−4が構成
されておらず、記憶単位12−5ないし12−8
だけが構成されている場合の動作について説明す
る。データの先頭要素のアドレスが3番地で、各
要素間距離が3であるとする。この場合には、デ
コード回路301ないし303の出力信号は、全
ての記憶単位12−1ないし12−8が全て構成
されている場合と同じであるから、C20ないし
C210が0,1,0,1,10,1,0,0,1お
よび0に、C10ないしC14が1,1,0,0お
よび1に、C00およびC01が1および0にそれ
ぞれデコードされ、シフト回路304ないし30
6にそれぞれ供給される。しかし、シフト回路3
05および306に供給されるシフト数情報は、
記憶単位12−1ないし12−8が全て構成され
ている場合と同様に3および1となる。したがつ
て、S11ないしS14がそれぞれ1,1,1および
1,S1ないしS4がそれぞれ1,1,1および1と
してネツトワーク回路1に供給される。一方、シ
フト回路304の出力信号は、全ての記憶単位の
内の記憶単位12−5ないし12−8だけが構成
されているため、全ビツト1になり、S21ないし
S24はそれぞれ1,1,1および1としてネツト
ワーク回路1に供給される。したがつて、結線1
01−1ないし101−8から結線102−1な
いし102−8へは、第9図に示す経路で接続さ
れる。
この場合には、記憶単位が4個しか構成されて
いないので、ネツトワーク回路1に供給されるア
ドレス情報の内、有効なアドレス情報は結線10
1−1ないし101−4を通じて供給されるアド
レス情報3,6,9および12だけであり、これら
のアドレス情報が記憶単位12−5ないし12−
8にそれぞれ送出されればよい。アドレス情報
3,6,9および12が属する記憶単位は、第3図
から判るように、それぞれ12−8,12−7,
12−6および12−5であり、第9図では正し
く結線101−1ないし101−4から結線10
2−5ないし102−8への接続が行われてい
る。
なお、要素間距離が偶数の場合には、結線10
1−1から供給されているアドレス情報が正しく
記憶装置に送出されないが、この場合には有効な
アドレス情報しか結線101−1に与えないよう
にすれば第4図に示される制御回路で第1図中に
示されたネツトワーク回路1を制御することがで
きる。
第10図は制御回路3の他の例を示す図であ
る。デコード回路320以外は第4図と同一の構
成である。
すなわち、前記103で与えられる要素間距離
情報の下位3ビツトをビツトの重み順に重みが大
きい方からd0,d1,d2とすると、デコード回路3
20は記憶単位構成情報104“11”のときは第
4図のデコーダ301と同様にd0〜d2を用いて11
ビツトの制御信号C200〜C210がC200=d0
C201=d1,C202=d0,C208=1,C204
d0,C2051,C2060,C207=0,C20
=d0,C209=d1,C210=d0となるようにデコ
ードし、記憶単位構成情報104が“01”のとき
は制御信号C200〜C210のすべてが値1になる
ようにデコードし、記憶単位構成情報104が
“10”のときは制御信号C200〜C210をすべて
値0にデコードする。またシフト回路304は第
6a図のα部分を除去しβ点から出力を得るよう
に構成される。
動 作 以上のような構成をもとにしてこの装置の動作
を説明する。まず記憶単位構成情報が値“11”で
全ての記憶単位が有効な場合について説明する。
このときはすべての記憶単位12−1〜12−8
に対してアクセス可能であるから、記憶装置2に
対する番地づけは第3図aに示すようになる。
今、先頭要素アドレス=0、要素間距離=3の場
合を考えると、線101−1〜101−8にはそ
れぞれアドレス要素0,3,6,9,12,15,
18,21が与えられ、それらの番地(アドレス)が
属する記憶単位はそれぞれ12−1,12−4,
12−7,12−2,12−5,12−8,12
−3,12−6である。要素間距離=3であるか
ら線103の要素間距離情報d0,d1,d2は“0,
1,1”となり、第5図よりデコード回路320
からは線210へ信号C20〜C210がそれぞれ
“01011010010”として出力され、デコード回路3
02からは線311へ信号C10〜C14がそれぞ
れ“11001”として出力され、デコード回路30
3からは線312へ信号C00〜C01がそれぞれ
“10”として出力される。また線101−1の先
頭アドレスb0,b1,b2は“000”であるからシフ
ト回路304〜306は何れもシフト数=0であ
り、従つて制御信号はS21=0,S22=0,S23
1,S24=0,S11=S12=0,S13=S14=1,S1
S2=S3=S4=0となる。この制御の様子は第11
図に示され、正しく目的の記憶単位へアドレスが
送出されていることがわかる。
次に記憶単位構成情報が値“10”の場合につい
て説明する。線104の記憶単位構成情報が
“10”のときは記憶単位12−1〜12−4のみ
が有効であるから番地づけは第3図bのようにな
る。
記憶単位が4個しか構成されていないので線1
01−1〜101−8に供給されるアドレスのう
ち有効であるものは線101−1〜101−4に
供給されるアドレスだけで、今、先頭要素アドレ
ス=2、要素間距離=3の場合を考えると、線1
01−1〜101−4にはそれぞれ要素2,5,
8,11が与えられ、それらの番地が属する記憶単
位はそれぞれ12−3,12−2,12−1,1
2−4である。記憶単位構成情報は“10”である
からデコード回路320からは信号C20〜C2
10がすべて“0”となつて線310へ出力され
る。デコード回路302および303からは記憶
単位構成情報とは関係なくそれぞれ線311,3
12へ信号C10〜C14,C00〜C01がそれぞ
れ“11001”,“10”として出力される。ここで先
頭要素アドレス=2であるから線201〜203
の出力はシフト回路304〜306においてそれ
ぞれ右に2,2,0ビツトシフトされ、ネツトワ
ーク回路1の制御信号SiはS21=S22=S23=S24
0,S11=S12=1,S13=S14=0,S1=S2=S3
S4=0となつて第12図に示されるように制御さ
れ、正しく接続されていることがわかる。
最後に記憶単位構成情報が値“01”の場合につ
いて説明する。この場合の動作は記憶単位構成情
報が“10”の場合と同様に考えることができる。
記憶単位は12−5〜12−8の4個のみが有効
で、番地は記憶単位12−5から0番地が始まる
ように割付けられ、第3図cのような番地づけと
なる。アドレスは線101−1〜101−4に供
給されるアドレスのみが有効で、先頭要素アドレ
ス、要素間距離を(2)の時と同様にそれぞれ2,3
とすると線101−1〜101−4にはそれぞれ
アドレス2,5,8,11が与えられ、対応する記
憶単位はそれぞれ12−7,12−6,12−
5,12−8である。制御信号SiはS21=S22=S23
=S24=1,S11=S12=1,S13=S14=0,S1=S2
=S3=S4=0となつて第13図に示されるよう
に、記憶単位の内の前半が縮退した状態において
も正しく接続されることがわかる。
この場合、構成情報が“01”であり、0番地は
記憶単位12−5に割り付けられており、入力ポ
ート側では0番地がどこから始まるかは意識する
必要がない。
なお記憶単位構成情報が“10”または“01”の
場合は、有効なポート数が半分になるから1回に
アクセスできるアドレスも当然記憶単位構成情報
が“11”のの場合の半分となる。また要素間距離
が偶数の場合には線101−1から送出されるア
ドレスしか正しく記憶装置2に送出されないが、
このときは有効なアドレスが線101−1にしか
与えられないように制御すれば、第10図に示し
た制御回路3で第1図の回路を制御できる。
第14図はこの発明の第2の実施例のデータ切
替装置を示す図である。ネツトワーク回路1は第
1図のそれと同一構成である。説明の都合上ネツ
トワーク回路1の入力ポート及び出力ポートを内
部入力ポート及び内部出力ポートと呼ぶと、内部
入力ポートは入力ポート0〜7に直接接続されて
いる。
切替回路5は回路1の出力102−1〜102
−8(即ち、内部出力ポート0〜7)に接続され
ており、2個の並び替え回路50と51により構
成される。並び替え回路50には回路1の出力ポ
ート1,2,4の出力102−2,102−3及
び102−5が接続され、制御信号108が論理
値0の時には入力102−2,102−3,10
2−5をそれぞれ出力106−1,106−3,
106−5に出力し、論理値1の場合には入力1
02−2を出力106−3に、入力102−3を
出力106−5に、そして入力102−5を出力
106−2にそれぞれ出力する。つまりポート
1,2,4を通過(1,2,4)または並び替え
る(2,4,1)機能をもつ。同様に並び替え回
路51はポート3,5,6を通過(3,5,6)
または並び替え(5,6,3)る。入力ポート0
と7は切替回路5では何の操作も行われずそのま
ま出力ポート0と7に接続される。つまり切替回
路5の入力ポートと出力ポートの関係は入力ポー
トをA0A1A2の2進3ビツトで表わすと制御信号
108が論理値0の時にはA0A1A2の出力ポート
に、論理値1の時にはA1A2A0の出力ポートに並
び替えられる。
第15図は並び替え回路の一例を示しており、
この図からも明らかなとおり、入力I1,I2、及び
I4が上記した形式で並び替えられる。
制御回路4には入力ポート0が接続されるべき
出力ポートの番号B(先頭と呼ぶ)と続く入力ポ
ート1〜7の出力ポートにおける間隔(D)がそれぞ
れ線107,103で入力される。先頭(B)と間隔
(D)はこの実施例の装置ではポート数が8個のため
3ビツトの2進数b0b1b2とd0d1d2で与えられる。
第16図に制御回路4における論理を示す。制
御回路4からは回路1の各スイツチ回路を制御す
る信号105と切替回路5を制御する信号108
が出力される。信号105は各スイツチ回路11
−1〜11−24を制御する信号S1〜S24で
構成されており、初段の4個のスイツチ回路11
−1〜11−4は同一の制御信号S1=S2=S
3=S4で、2段目のスイツチ回路11−11,
11−12はS11=S12、またはスイツチ回
路11−13,11−14はS13=S14でそ
れぞれ制御され、終段のスイツチ回路11−21
〜11−24はそれぞれS21〜S24で個別に
制御される。信号108は切替回路5の2個の並
び替え回路50,51に接続され、同じ信号Eが
分配されている。
以上の構成において間隔(D)が奇数の時だけでな
く、パス競合を発生するD=2又は6の場合でも
切替回路5を用いて同時に4ポートを接続可能で
あることを説明する。
まず、パス競合が発生しない場合について説明
する。第17図に先頭(B)が2、間隔(D)が3の場合
を示す。入力ポート(I)と出力ポート(J)の関係は
(J=B+I×D)MOD8で表わされ、ここでは
J=2+I×3となり入力ポート0〜7は順に出
力ポート2,5,0,3,6,1,4,7に接続
されれば良い。第16図を参照すると回路1の各
スイツチ回路の制御信号SはD=3のためE=0
となり、b2=0のためS1=S2=S3=S4=0,b1b2
=2でS11=S12=1及びS13=S14=0,b0b1b2
2でS21〜24はそれぞれ0,1,0,0となる。切
替回路5ではE=0のため制御線108は値0で
入力をそのまま出力に出しており、第17図の太
線に示すごとく入力の8個が同時に出力に全て切
替えられる。同様にして間隔(D)が奇数(1,3,
5,7)ではB=0〜7において常に全ての入力
は同時に出力に切替えることができる。
次に間隔(D)が偶数の場合について説明する。第
18図はB=0,D=2において回路1でパス競
合を発生していることを示している。入力ポート
0は出力ポート0に接続されるため、入力線10
1−1よりスイツチ回路11−1を通過し、出力
111−1でスイツチ回路11−11に入り、そ
のまま出力111−11に通過し、スイツチ回路
11−21も通過することにより出力102−1
に出る。ところが入力ポート1は出力ポート2に
出るためには入力101−2よりスイツチ回路1
1−1で交換され出力111−1に出なければな
らない。しかしスイツチ回路11−1は入力ポー
ト0のためには通過でなければならないためパス
競合が発生する。同様に入力ポート2及び3もそ
れぞれ出力ポート4及び6に出るためにはスイツ
チ回路11−2,11−11,11−21,11
−23でパス競合が発生する。更に入力ポート4
〜7は入力ポート0〜3と同一出力ポートに出る
必要があり、パス競合が無くても出力ポートが競
合するため同時には出力ポートに接続できないこ
とが判る。
次に第19図を参照して本発明の特徴である間
隔(D)が偶数(2,6)の場合でも同時に4ポート
を接続できることを示す。第19図はB=2,D
=6の場合を示す。第16図に示すようにこの場
合E=1となり各スイツチ回路の制御信号Sを生
成するための先頭(B)と間隔(D)は2分の1に調整さ
れ(d2→d1,d1→d0,b2→b1,b1→b0)、丁度間
隔(D)が奇数の時のようにパス競合は発生しなくな
る。しかし回路1における入力ポートと出力ポー
トの関係は本来の関係とは異なつてくるため補正
が必要となる。このために終段のスイツチ回路1
1−21−11−24の制御信号S21−S24
と切替回路5を用いる。先頭(B)の奇偶により回路
1における出力をBが偶数の時には出力0−3に
集め、Bが奇数の時には出力4−7に集めるよう
にスイツチ回路11−21−11−24を動作さ
せ、その出力を切替回路5により所望の出力ポー
トに並び替える。このようにしてD=2,6の場
合にも四つの入力ポートを同時に出力ポートに接
続することができる。
この実施例ではD=0とD=4の場合には入力
ポート0のみが所定の出力ポートに接続できるよ
うにしてあるが、切替回路5における並び替えの
パターンを追加し、そのパターンに合うように回
路1の出力を調整できるように制御回路3を修正
すればD=4の場合でも同時に2個の入力ポート
を所望の出力ポートに接続可能であることは当業
者には容易に理解できる。
この実施例においては入力ポート数、出力ポー
ト数を共に8個としたが、これらの数は任意に選
択できることは明白である。
第20図はこの発明の第3の実施例のデータ切
替装置を示す図である。切替回路6は入力ポート
0〜7にそれぞれ線107−1〜107−8で接
続されており、2個の並び替え回路60と61に
より構成される。並び替え回路60には入力ポー
ト1,2と4が接続され、制御信号108で論理
値0の時には入力107−2,107−3,10
7−5をそのままそれぞれ出力101−3,10
1−5及び101−2に出力し、論理値1の場合
には入力107−2を出力101−2に、入力1
07−3を出力101−3にそして入力107−
5を出力101−5にそれぞれ出力する。つまり
ポート1,2,4を通過または並び替え(2,
4,1)機能をもつ。同様に並び替え回路61は
ポート3,5,6を通過(3,5,6)または並
び替え(6,3,5)る。入力ポート0と7は回
路6では何の操作も行われずそのまま出力101
−1と101−8に出力される。つまり切替回路
6の入力と出力ポートの関係は入力ポートを
A0A1A2の2進3ビツトで表わすと制御信号20
3が論理値0の時にはA0A1A2の出力ポートに、
論理値1の時にはA2A0A1の出力ポートに並び替
えられる。
ネツトワーク回路1は第1図のそれと同一構成
であり、ネツトワーク回路1の内部入力ポートは
切替回路6を介して入力ポートに接続され、内部
出力ポートは直接出力ポートに接続されている。
制御回路7には出力ポート0に接続されるべき
入力ポートの番号B(先頭と呼ぶ)と続く出力ポ
ート1〜7の入力ポートにおける間隔Dがそれぞ
れ線107,103で入力される。先頭Bと間隔
(D)はこの実施例の装置ではポート数が8個のため
それぞれ2進数3ビツトb0b1b2とd0d1d2で与えら
れる。第21図に制御回路7における論理を示
す。制御回路7からは切替回路6の2個の並び替
え回路60,61を制御する信号108と回路1
の各スイツチ回路を制御する信号105が出力さ
れる。信号108では切替回路6の2個の並び替
え回路60と61に同じ信号Eが分配されてい
る。信号105は各スイツチ回路11−1〜11
−24を制御する信号S1〜S24で構成されて
おり、初段の4個のスイツチ回路11−1〜11
−4はそれぞれS1〜S4で個別に制御され、2
段目のスイツチ回路11−1と11−12はS1
1=S12の同一信号で、スイツチ回路11−1
3と11−14はS13=S14の同一信号でそ
れぞれ制御され、終段のスイツチ回路11−21
〜11−24は同一の制御信号S21=S22=
S23=S24で制御される。
以上の構成で間隔(D)が奇数の時だけでなく、パ
ス競合を発生するD=2又は6の場合でも切替回
路6を用いて同時に4ポートを接続可能であるこ
とを説明する。第22図に先頭(B)が2、間隔(D)が
3の場合を示す。入力ポート(l)と出力ポート(j)の
関係はI=(B+D×J)MOD8で表わされ、入力
ポート2,5,0,3,6,1,4,7が出力ポ
ート0〜7に順に接続されれば良い。第21図を
参照すると今D=3のためE=0となり切替回路
6の制御信号108は値0でスルー状態となり、
入力ポートと同一データが回路1に入力される。
回路1への制御信号105はE=0でd0,d1及び
d2がそれぞれ0,1及び1でb0,b1及びb2がそれ
ぞれ0,1及び0のためS1,S2,S3及びS4はそれ
ぞれ0,1,0及び0となり、S11=S12=1及び
S13=S14=0,S21=S22=S23=S24=0となる。
これを第22図の各スイツチ回路に適用するとそ
れぞれのパスは太線で示すごとく、8個の入力が
同時に全ての出力に切替えられることが判る。同
様に間隔(A)が奇数(1,3,5,7)ではB=0
〜7において常に全ての入力が同時に切替えるこ
とができる。
次に間隔(D)が偶数の場合を説明する。第23図
はB=0,D=2において回路1でパス競合を発
生していることを示している。入力ポート0,
2,4,6が出力ポート0,1,2,3に接続さ
れなければならないが、入力ポート0が出力ポー
ト0に切替えられるためには入力101−1がス
イツチ回路11−1を通過し出力111−1から
スイツチ回路11−11、その出力111−1
1、スイツチ回路11−21を順次通過し出力1
02−1に出力される。ところが入力ポート2が
出力ポート1に接続されるためには入力101−
5がスイツチ回路11−3を通過し、出力111
−5がスイツチ回路11−11で交換され出力1
11−11に出なければならない。しかしスイツ
チ回路11−11は入力ポート0のために通過で
なければならずパス競合が発生する。同様に入力
ポート4,6も出力2,3に切替えられるために
はスイツチ回路11−1,11−3,11−1
1,11−22でパス競合が発生する。
また間隔(D)が偶数であるため、入力ポートで有
効なものは4個しかとれないので競合が無い場合
でも同時に4個しか出力ポートに切替えられない
ことが判る。
次に第24図にこの発明の特徴である間隔(D)が
偶数(2,6)の場合でも同時に4ポートを接続
できることを示す。第24図はB=2,D=6の
場合を示す。第21図に示すようにこの場合E=
1となり、切替回路6で並び替えが行われ、偶数
ポートが回路1の入力ポート0〜3に集められ、
奇数ポートが入力ポート4〜7に集められる。上
記並び替えにより4ポートを見ると丁度間隔(D)が
2分の1になつており、制御回路3での間隔(D)2
分の1に調整(d2→d1,d1→d0,b2→b1,b1
b0)することにより丁度間隔(D)が奇数の時のよう
にパス競合を発生しなくなる。ただし先頭(B)の奇
偶により有効なポートがBが偶数では入力ポート
0〜3、奇数では入力4〜7になるため回路1の
初段のクロスバ回路11−1〜11−4で選択す
るように補正する。このようにしてD=2,6の
場合にも四つの入力ポートを同時に出力ポート0
〜3に接続することができる。
この実施例ではD=0とD=4の場合には同時
に接続できる有効ポート数を1とし出力ポート0
のみに切替えられるものとしているが、切替回路
における並び替えのパターンを追加し、そのパタ
ーンに合うように制御回路7における先頭(B)と間
隔(D)を調整すればD=4の場合でも同時に2個の
入力ポートを所定の出力ポートに接続できること
は当業者には容易に理解できる。またこの実施例
においては入力ポート数、出力ポート数を共に8
個としたが、これらの数は任意に選択できること
は明白である。
この発明の第4の実施例を示す第25図におい
て、ネツトワーク回路1は第1図のそれと同一構
成であり、並列演算回路9より出力されるデータ
線101−1〜101−8と接続されている。デ
ータ線101−1〜101−8は入力ポートであ
り、回路1内においてデータ線101−1及び1
01−2はスイツチ回路11−1に、データ線1
01−3及び101−4はスイツチ回路11−2
に、データ線101−5及び101−6はスイツ
チ回路11−3に、データ線101−7及び10
1−8はスイツチ回路11−4にそれぞれ接続さ
れている。並列演算回路9は4要素の演算を並列
に実行する第1並列演算器91及び第2並列演算
器92より構成され、データ線101−1〜10
1−4より第1並列演算器91の演算結果が、デ
ータ線101−5〜101−8より第2並列演算
器92の演算結果がそれぞれ出力される。また、
データ線101−1〜101−8の出力はこの順
に、配列要素データのうち同時に処理される8個
の要素データの要素順に対応する演算結果が出力
される。
データ線101−1〜101−8より回路1に
与えられた要素データは、出力ポートを構成する
データ線102−1〜102−8より記憶装置2
に送出される。記憶装置2は記憶単位12−1〜
12−8から構成され、この順でアドレス付けが
なされている。データ線102−1〜102−8
はこの順で、記憶単位12−1〜12−8に接続
されている。
回路1に対する制御信号は制御回路8で作成さ
れ、データ線105より送出される。制御回路8
にはデータ線109より配列データの先頭要素の
アドレス情報が、データ線103よりその要素間
距離情報が、データ線110より並列演算回路4
の演算回路構成情報が、データ線112よりアク
セス回数情報がそれぞれ与えられて制御信号が作
成される。
並列演算回路9は2ビツトで示される演算回路
構成情報を有し、構成情報“11”の時は第1並列
演算器91及び第2並列演算器92ともに構成さ
れている状態であることを示し、構成情報“10”
の時は第1並列演算器91のみの構成であること
を示し、構成情報“01”の時は第2並列演算器9
2のみの構成であることを示している。なおこの
構成情報は演算回路構成情報としてデータ線11
0より制御回路8に与えられる。
第26図は制御回路8を詳細に示すブロツク図
である。制御信号変換回路800以外は第4図と
同一構成である。
制御信号変換回路800には演算回路構成情報
110とアクセス回数情報112とが入力構成情
報として入力され、アクセス回数情報は入力構成
情報によつて示される有効ポート数で入力ポート
数を分割した時の処理順を示すもので、アクセス
回数情報は、演算回路構成情報が“10”及び
“01”の場合に、同時に処理する8要素データの
うち、要素データ順の最初の4要素データによる
アクセスか、後続の4要素データによるアクセス
かを示し、前者の時、論理値“0”、後者の時論
理値“1”を与える。なお演算回路構成情報が
“1”の時は8つのすべての入力ポートが有効ポ
ートであり、アクセス回数情報を無視する。
第27図は演算回路構成情報及びアクセス回数
情報と、データ線307より与えられる信号と、
データ線801より出力される信号との関係、つ
まり制御信号変換回路800での変換論理を示
す。図中のA0〜A3はデータ線307より与えら
れる4ビツトであり、B0〜B4はデータ線801
より送出される4ビツトである。012
A3は各ビツトの反転信号ある。
動 作 以上のような構成のこの実施例の動作を説明す
る。まず、先頭アドレスが2番地で、要素間距離
が3、並列演算回路9の演算回路構成情報が
“11”の場合を考える。8要素のデータが並列演
算回路9において同時に処理され、アドレス2,
5,8,11,14,17,20,23にそれぞれアクセス
する演算結果がデータ線101−1〜101−8
からそれぞれ出力される。アドレスは0番地から
第3図aに示すように各記憶単位に割り当てられ
ているため、アドレス2,5,8,11,14,17,
20,23に対応する記憶単位は記憶単位12−3,
12−6,12−1,12−4,12−7,12
−2,12−5,12−8であり、これらの記憶
単位に接続されるデータ線102−3,102−
6,102−1,102−4,102−7,10
2−2,102−5,102−8に、データ線1
01−1〜101−8の各データがそれぞれ回路
1において並べ変えて出力される。
このため制御回路8は次のように動作する。要
素間距離は3であるその下位3ビツトd0d1d2
“011”であり、これがデータ線103よりデコー
ド回路301〜303に入力され、データ線31
2より値C00=1,C01=0が、データ線31
1より値C10=1,C11=1,C12=0,C
3=0,C14=1が、データ線310より値C
0=0,C21=1,C22=0,C23=1,C
4=1,C25=0,C26=1,C27=0,C
8=0,C29=1,C210=0がそれぞれ出力
される。シフト制御回路307′はデータ線10
9より与えられる先頭アドレス(2番地)の下位
3ビツトb0b1b2の“010”より、データ線316
よりシフト値“0”を、データ線315よりシフ
ト値“10”を、データ線314よりシフト値
“010”をそれぞれ送出し、これらにもとづいて、
データ線309からは値“0”が、データ線30
8からは値“10”が、データ線307からは値
“0100”がそれぞれ出力される。
制御信号変換回路800に入力される入力構成
情報はデータ線110より演算回路構成情報
“11”のみであり、第27図に示す論理に従つて
データ線801より値“0100”が出力される。以
上より制御信号は、S1=S2=S3=S4=0,S11
S12=1,S13=S14=0,S21=0,S22=1,S23
=0,S24=0となり、第28図に示すような経
路をたどつてアドレス2,5,8,11,14,17,
20,23にアクセスする要素データがそれぞれデー
タ線102−1,102−4,102−7,10
2−2,102−5,102−8,102−3,
102−6に出力される。第29図中のD1〜D8
はそれぞれアドレス2,5,8,11,14,17,
20,23にアクセスする要素データを示している。
次に先頭アドレスが2番地で要素間距離が3、
並列演算回路9の構成情報が“10”の場合を考え
る。並列演算器91は4要素同時処理可能である
から1回目でアドレス2,5,8,11にそれぞれ
アクセスする要素データの処理をし、2回目でア
ドレス14,17,20,23にそれぞれアクセスする要
素データの処理をする。したががつて1回目の処
理の結果はアドレス2,5,8,11へのアクセス
対応にそれぞれデータ線101−1〜101−4
(有効入力ポート)より送出され、2回目の処理
結果もアドレス14,17,20,23へのアクセス対応
にそれぞれデータ線101−1〜101−4より
送出される。データ線109より与えられる先頭
アドレス情報及びデータ線103より与えられる
要素間距離情報は1回目の処理及び2回目の処理
ともに前述の例に等しい。制御信号変換回路80
0にはデータ線110より与えられる並列演算回
路構成情報“10”の他に、データ線112から1
回目の処理のとき、信号値“0”のアクセス回数
情報が、2回目の処理のときは信号値“1”のア
クセス回数情報がそれぞれ与えられる。制御回路
8はこれらの情報より、第27図に示した論理に
従つて前例に述べたような流れで回路1の制御信
号を作成する。前例と先頭アドレス及び要素間距
離は同一であるため、1回目の処理の時はアクセ
ス回数情報が“0”で、演算回路構成情報が
“11”の時と全スイツチ回路11−1〜11−4,
11−11〜11−14,11−21〜11−2
4に対する制御信号は同じになる。また2回目の
処理の時はアクセス回数情報が“1”となり、ス
イツチ回路11−21〜11−24に対する制御
信号S21〜S24がすべて反転してS21=1,S22
0,S23=1,S24=1となる他はすべて1回目の
処理すなわち、前例の場合と、スイツチ回路11
−1〜11−4,11−11〜11−14に対す
る制御信号は同じである。1回目の処理は第28
図で示せば要素データD1〜D4のみに着目した場
合であり、2回目の処理は第29図に示すような
経路をたどつてアクセスが行われることになる。
同様にして先頭アドレスが2、要素間距離が3
で、並列演算回路4の構成情報が“01”の場合は
1回目の処理の時のスイツチ回路11−1〜11
−4,11−11〜11−14,11−21〜1
1−24に対する制御信号が第30図の場合と同
じになり、2回目の処理の時のスイツチ回路11
−1〜11−4,11−11〜11−14,11
−21〜11−24に対する制御信号が第29図
の場合と同じになることは容易に理解できる。
以上から明らかなように先頭アドレスと要素間
距離とが同じであれば、並列演算回路9の構成が
変化しても制御信号変換回路800において、ス
イツチ回路11−21〜11−24に対する制御
信号を、第27図で示す論理に従つて変換するだ
けで回路1の制御が可能となる。これはこの発明
の特徴とするところでもある。
〔実施例〕
第30図を参照すると、本発明の第5の実施例
は、ネツトワーク回路1と、制御回路10と、そ
れぞれ入力ポート番号0ないし7を有する8個の
入力ポートI(0)ないしI(7)と、それぞれ出力
ポート番号0ないし7を有する8個の出力ポート
O(0)ないしO(7)とから構成される。ネツトワ
ーク回路1は、第1図のそれと同一構成である。
制御回路10は、それぞれ信号線群109,10
3および113を介して与えられる先頭出力ポー
ト番号(B)10=(b0b1b22,間隔情報(D)10
(d0d1d22および先頭出力ポート番号で示される
出力ポートに接続する入力ポートの入力ポート番
号(N)10=(n0n1n22を入力として回路1に対する制
御信号S1ないしS4,S11ないしS14およびS21ない
しS24を生成し、これらの信号を信号線105を
介して回路1に供給する。
第31図は制御回路10の詳細を示すブロツク
図である。この回路10は第4図から回路307
を除去し排他的論理和回路1001ないし100
3を付加した構成を有する。回路1001は信号
線群1007を介して与えられる4ビツト
(x0x1x2x32の信号と信号線群113を介して与
えられる3ビツト(n0n1n22の入力ポート番号情
報Nうちのビツトn0とにより以下の演算を行ない
信号S21ないしS24を出力する。
S21=x0n0,S22=x1n0,S23=x2n0,S24
n0これらの信号S21ないしS24は信号線群100
4に出力される。回路1002は信号線群100
8を介して与えられる2ビツト(y0y12の信号と
前記情報Nのうちのビツトn1とにより以下の演算
を行ない信号S11ないしS14を出力する。
S11,S12=y0n1,S13,S14=y1n1これらの
信号S11ないしS14は信号線群1005に出力され
る。回路1003は信号線1009を介して与え
られる1ビツト(Z02の信号と前記情報Nのうち
のビツトn2とにより以下の演算を行ない信号S1
いしS4を出力する。
S1,S2,S3,S4=Z0n2 これらの信号S1ないしS4は信号線群1006に
出力される。
次に本実施例の動作について説明する。
まず、入力信号線101−1ないし101−8
に入力される信号をそれぞれ出力信号線102−
1,102−4,102−7,102−2,10
2−5,102−8,102−3および102−
6に出力する場合について説明する。この場合、
隣り合う入力信号線に入力される各データが出力
される出力信号線間の間隔は信号線3本分(この
ような接続関係を間隔3の接続と称す)であるか
ら間隔情報(D)として信号線群103に(011)2
(3)10が供給され、情報BおよびNとしては信号線
群109および113にともに(000)2=(0)10
が供給される。間隔情報D(011)2に対応して、デ
コード回路301ないし303はそれぞれ
(01011010010)2,(11001)2および(10)2の信号を信
号線群310ないし312を介してシフト回路3
04ないし306に出力する。情報Bが(000)2
であるため、シフト回路304ないし306はシ
フト動作を行なわず、それぞれの入力信号の下位
4ビツト分(0010)2、下位2ビツト分(01)2およ
び下位1ビツト分(0)2を信号線群1007ない
し1009を介して排他的論理和回路1001な
いし1003に出力する。回路1001は上述の
演算を行ない、信号S21(=00=0),S22(=
00=0),S23(=10=1)およびS24(=
00=0)を信号線群1004に出力する。同
様に、回路1002は信号S11,S12(=00=
0)およびS13,S14(=10=1)を信号線群
1005に出力し、回路1003は信号S1ないし
S4(=00=0)を信号線群1006に出力す
る。これらの信号S1ないしS4は回路11−1ない
し11−3に、信号S11ないしS14は回路11−1
1ないし11−14に、信号S21ないしS24は回路
11−21ないし11−24にそれぞれ供給さ
れ、各回路11−1ないし11−4,11−11
ないし11−14および11−21ないし11−
24はこれらの信号により前述したような切替動
作を行う。
第32図はこのときの回路1の接続状態を示
し、入力信号101−1ないし101−8に入力
される各データがそれぞれ出力信号線102−
1,102−4,102−7,102−2,10
2−5,102−8,102−3および102−
6に出力されることがわかる。
次に間隔6の接続について説明する。この場
合、入力信号線101−1ないし101−8に入
力される各データはそれぞれ出力信号線102−
1,102−7,102−5,102−3,10
2−1,102−7,102−5および102−
3に出力されなければならない。このように、出
力ポートが競合するため、信号線101−1ない
し101−4に入力されるデータが出力ポートに
出力できない。さらに、信号線101−1ないし
101−4に入力されるデータをそれぞれ信号線
102−1,102−7,102−5および10
2−3に出力するためには、第33図に示すよう
に、クロスバ回路11−1,11−2,11−1
1,11−21および11−22ならびに信号線
111−1,111−3,111−11および1
11−12が競合状態となり、同時には信号線1
01−1ないし101−4から信号線102−
1,102−7,102−5および102−3に
接続できない。そこで、このように間隔が偶数に
なるような接続の場合には同時には全ポートを接
続せずに、時分割で接続する。すなわち、信号線
群113(第30図)に与える先頭入力ポート番
号情報Nをマシンサイクル毎に更新して、情報N
に対応する出力ポート番号情報Bを信号線群に与
えて回路1を制御する。
間隔6の接続の場合には、まず、最初のマシン
サイクルで、情報D,BおよびNとしてそれぞれ
(110)2=(6)10,(000)2=(0)10および(000)2

(0)10を供給する。この結果、デコード回路30
1ないし303はそれぞれ(11110000111)2
(11001)2および(10)2を回路304ないし306に
出力する。
さらに、回路304ないし306はそれぞれ
(0111)2,(01)2および(0)2を回路1001ないし
1003に出力し、回路1001ないし1003はそれぞれ信
号S21(=0),S22(=1),S23(=1),S24(=
1),S11(=0),S12(=0),S13(=1),S14

1),S1(=0),S2(=0),S3(=0)およびS4
(=0)を出力する。
したがつて、回路1の接続状態は第34図に示
すようになり、信号線101−1へのデータが信
号線102−1に出力される。次のマシンサイク
ルでは、情報BおよびNとしてそれぞれ(110)2
=(6)10および(001)2=(1)10が供給される。
情報Dは変わらないので、シフト回路304な
いし306にはそれぞれ(11110000111)2
(11001)2および(10)2が供給される。回路304に
おいては、情報Bの3ビツト分(110)2に応答し
て入力信号(1110000111)2が6ビツトだけ右シフ
トされ、シフト結果の下位4ビツト分(1110)2
回路1001に出力される。
回路305においては、情報Bの下位2ビツト
分(10)2に応答して入力信号(11001)2が2ビツトだ
け右シフトされ、シフト結果の下位2ビツト分(10)
が回路1002に出力される。
回路306においては、情報Bの最下位ビツト
(0)2に応答して入力信号(10)2はシフトされず、入
力信号の最下位ビツト(0)2が回路1003に出
力される。
回路1001ないし1003は情報N(001)2
用いて上述の演算を行ない、信号S21(=10=
1),S22(=10=1),S23(=0=1),S24
(=00=0),S11(=10=1),S12(=1
0=1),S13(=00=0),S14(=00=
0),S1ないしS4(=01=1)を出力する。し
たがつて、回路1の接続状態は第35図に示すよ
うになり、信号線101−1へのデータが信号線
102−7に出力される。
さらに、次のマシンサイクルでは、情報Bおよ
びNとしてそれぞれ(100)2=(4)10および(010)2
=(2)10が供給される。回路304においては、情
報Bの3ビツト分(100)2に応答して入力信号
(11110000111)2が4ビツトだけ右シフトされ、シ
フト結果の下位4ビツト分(1000)2が回路100
1に出力される。
回路305および306においては、それぞれ
情報Bの下位2ビツト分(00)2および最下位ビツ
ト(0)2に応答して入力信号(11001)2および(10)2
がシフトされず、それぞれ入力信号の下位2ビツ
ト分(01)2および最下位ビツト(0)2が回路10
02および1003に出力される。回路1001
ないし1003は情報N(010)2を用いて上述の演
算を行ない、信号S21(=10=1),S22(=0
0=0),S23(=00=0),S24(=00=
0),S11およびS12(=01=1),S13および
S14(=11=0),S1ないしS4(=00=0)
を出力する。したがつて、回路1の接続状態は第
36図に示すようになり、信号線101−3への
データが信号線102−5に出力される。以下、
同様に、情報BおよびNとしてそれぞれ(010)2
=(2)および(011)2=(3)を供給すると、信号線1
01−4へのデータが信号線102−3に出力さ
れる。
本実施例ではクロスバ回路の競合が起こつてデ
ータの転送が1データ単位で時分割に行なわれる
例について述べたが、接続条件によつては2デー
タ単位または4データ単位で転送することもでき
る。また、入力ポートおよび出力ポートの数は8
に限定されるものではない。
第37図を参照すると、本発明の第6の実施例
は、ネツトワーク回路1と、制御回路2と、それ
ぞれ入力ポート番号0ないし7を有する8個の入
力ポートI(0)ないしI(7)と、それぞれ出力ポ
ート番号0ないし7を有する8個の出力ポートO
(0)ないしO(7)とから構成される。回路1は、
入力ポートI(0)ないしI(7)と接続された入力
信号線101−1,101−3,101−5,1
01−7,101−2,101−4,101−6
および101−8と、出力ポートO(0)ないし
O(7)と接続された出力信号線102−1,102
−5,102−2,102−6,102−3,1
02−7,102−4および102−8とを含ん
でいる。第38図は制御回路10の詳細を示す。
第32図とほぼ同一の構成であるが回路1001
ないし1003における制御信号S1〜S4,S11
S14,S21〜S24の生成方法が異なる。すなわち、
回路1001は信号線1007を介して与えられ
る4ビツト(x0x1x2x32の信号と信号線群113
を介して与えられる3ビツト(n0n1n22の出力ポ
ート番号情報Nうちのビツトn0とにより以下の演
算を行ない信号S1ないしS4を出力する。
S1=x0n0,S2=x1n0,S3=x2n0,S4n0
これらの信号S1ないしS4は信号線群1006に出
力される。回路1002は信号線群1008を介
して与えられる2ビツト(y0y12の信号と前記情
報Nのうちのビツトn1とにより以下の演算を行な
い信号S11ないしS14を出力する。
S11,S12=y0n1,S13,S14=y1n1 これらの信号S11ないしS14は信号線群1005
に出力される。回路1003は信号線1009を
介して与えられる1ビツト(z02の信号と前記情
報Nのうちのビツトn2とにより以下の演算を行な
い信号S21ないしS24を出力する。
S21,S22,S23,S24=z0n2 これらの信号S21ないしS24は信号線群1004
に出力される。
次に本実施例の動作について説明する。
まず、入力信号線101−1,101−4,1
01−7,101−2,101−5,101−
8,101−3および101−6に入力される信
号をそれぞれ出力ポートO(0)ないしO(7)に出
力する場合について説明する。この場合、隣り合
う出力ポートに出力される各データが入力される
入力ポート間の間隔はポート3ケ分(このような
接続関係を間隔3の接続と称す)であるから間隔
情報Dとして信号線群103に(011)2=(3)10
供給され、情報BおよびNとしては信号線群10
9および113にともに(000)2=(0)10が供給
される。間隔情報D(011)2に応答して、デコード
回路301ないし303はそれぞれ
(01011010010)2.(11001)2および(10)2の信号を信号
線群310ないし312を介してシフト回路30
4ないし306に出力する。情報Bが(000)2
あるため、シフト回路304ないし306はシフ
ト動作を行なわず、それぞれの入力信号の下位4
ビツト分(0010)2、下位2ビツト分(01)2および
下位1ビツト分(0)2を信号線群1007ないし
1009を介して排他的論理和回路1001ない
し1003に出力する。回路1001は上述の演
算を行ない、信号S1(=00=0),S2(=0
0=0),S3(=10=1)およびS4(=00
=0)を信号線群1006に出力する。同様に、
回路1002は信号S11,S12(=00=0)お
よびS13,S14(=10=1)を信号線群100
5に出力し、回路1003は信号S21ないしS24
(=00=0)を信号線群1004に出力する。
これらの信号S1ないしS4回路11−1ないし11
−4に、信号S11ないしS14は回路11−11ない
し11−14に、信号S21ないしS24は回路11−
21ないし11−24にそれぞれ供給される。第
39図はこのときの回路1の接続状態を示し、出
力ポートO(0)ないしO(7)に出力される各デー
タはそれぞれ入力ポートI(0),I(3),I(6),I
(1),I(4),I(7),I(2)およびI(5)に入力されるデ
ータであることがわかる。
次に間隔6の接続について説明する。この場合
出力ポートO(0)ないしO(7)に出力される各デ
ータはそれぞれ入力ポートI(0),I(6),I(4),
I(2),I(0)I(6),I(4)およびI(2)に入力され
なければならない。このように、入力ポートが競
合するため、ポートI(0)ないしI(3)に出力さ
れるデータしか入力ポートに入力できない。さら
に、ポートO(0)ないしO(3)に出力されるべき
データをそれぞれ入力ポートI(0),I(6),I(4)
およびI(2)に入力すると、第40図に示すよう
に、クロスバ回路11−21,11−22,11
−11,11−1および11−4ならびに信号線
111−11,111−12,111−1および
111−5が競合状態となり、同時には出力ポー
トO(0)ないしO(3)と入力ポートI(0),I(6),
I(4)およびI(2)とを接続できない。そこで、この
ように間隔が偶数になるような接続の場合には同
時には全ポートを接続せずに、時分割で接続す
る。すなわち、信号線群113に与える先頭出力
ポート番号情報Nをマシンサイクル毎に更新し
て、情報Nに対応する入力ポート番号情報Bを信
号線群に与えて回路1を制御する。間隔6の接続
の場合には、まず、最初のマシンサイクルで、情
報D,BおよびNとしてそれぞれ(110)2=(6)10.
(000)2=(0)10および(000)2=(0)10を供給す
る。この結果、デコード回路301ないし303
はそれぞれ(11110000111)2,(11001)2および(10)2
を回路304ないし306に出力する。
さらに、回路304ないし306はそれぞれ
(0111)2,(01)2および(0)2を回路1001ない
し1003に出力し、回路1001ないし100
3はそれぞれ信号S1(=0),S2(=1),S3(=
1),S4(=1),S11(=0),S12(=0),S13

1),S14(=1),S21(=0),S22(=0),S23

0)およびS24(=0)を出力する。したがつて、
回路1の接続状態は第41図に示すようになり、
入力ポートI(0)へのデータが出力ポートO
(0)に出力される。
次のマシンサイクルでは、情報BおよびNとし
てそれぞれ(110)2=(6)10および(001)2=(1)10
供給される。
情報Dは変わらないので、シフト回路304な
いし306にはそれぞれ(11110000111)2
(11001)2および(10)2が供給される。回路304に
おいては、情報Bの3ビツト分(110)2に応答し
て入力信号(1110000111)2が6ビツトだけ右シフ
トされ、シフト結果の下位4ビツト分(1110)2
回路1001に出力される。
回路305においては、情報Bの下位2ビツト
分(10)2に応答して入力信号(11001)2が2ビツトだ
け右シフトされ、シフト結果の下位2ビツト分(10)
が回路1002に出力される。回路306にお
いては、情報Bの最下位ビツト(0)2に応答して
入力信号(10)2はシフトされず、入力信号の最下位
ビツト(0)2が回路1003に出力される。回路
1001ないし1003は情報N(001)2を用いて
上述の演算を行ない、信号S1(=10=1),S2
(=10=1),S3(=10=1),S4(=0
0=0),S11(=10=1),S12(=10=
1),S13(=00=0),S14(=00=0),
S1ないしS4(=01=1)を出力する。
したがつて、回路1の接続状態は第42図に示
すようになり、ポートI(6)へのデータがポート0
(1)に出力される。さらに、次のマシンサイクルで
は、情報BおよびNとしてそれぞれ(100)2=(4)
10および(010)2=(2)10が供給される。回路304
においては、情報Bの3ビツト分(100)2に応答
して入力信号(11110000111)2が4ビツトだけ右
シフトされ、シフト結果の下位4ビツト分
(1000)2が回路1001に出力される。回路30
5および306においては、それぞれ情報Bの下
位2ビツト分(00)2および最下位ビツト(0)2
応答して入力信号(11001)2および(10)2がシフトさ
れず、それぞれ入力信号の下位2ビツト分(01)2
および最下位ビツト(0)2が回路1002および
1003に出力される。回路1001ないし10
03は情報N(010)2を用いて上述の演算を行な
い、信号S1(=10=1),S2(=00=0),
S3(=00=0),S4(=00=0),S11およ
びS12(=01=1),S13およびS14(=11=
0),S21ないしS24(=00=0)を出力する。
したがつて、回路1の接続状態は第43図に示す
ようになり、ポートI(4)へのデータがポート0(2)
に出力される。以下、同様に、情報BおよびNと
してそれぞれ(010)2=(2)および(011)2=(3)を供
給すると、ポートI(2)へのデータが信号線0(3)に
出力される。
本実施例ではクロスバ回路の競合が起こつてデ
ータの転送が1データ単位で時分割に行なわれる
例について述べたが、接続条件によつては2デー
タ単位または4データ単位で転送することもでき
る。
また、入力ポートおよび出力ポートの数は8に
限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスイツチング装置の一実
施例を示すブロツク図、第2図は本発明に使用さ
れる制御信号と入出力との関係を示す図、第2a
図は各スイツチ回路の構成を示す回路図、第3図
a,b、及びcは記憶装置のアドレスの割り当て
を示す図、第4図は第1図のスイツチング装置に
おいて使用される制御回路を示す図、第4a図は
制御回路のデコード回路から送出されるデコード
信号を説明するための図、第5図は各デコード回
路の動作をより具体的に説明するための図、第6
a図、第6b図、及び第6c図は制御回路に使用
されるシフト回路を示す回路図、第7図、第8
図、及び第9図はスイツチング装置の経路を説明
するための図、第10図は本発明に使用される制
御回路の他の例を示すブロツク図、第11図、第
12図、及び第13図は第10図に示す制御回路
による接続経路の例を示す図、第14図は本発明
の第2の実施例に係るスイツチング装置を示すブ
ロツク図、第15図は第14図のスイツチング装
置で使用される並び替え回路の一例を示す回路
図、第16図は制御回路の入出力関係を示す図、
第17図、第18図、及び第19図は第14図の
スイツチング装置の動作を説明するための図、第
20図は本発明の第3の実施例に係るスイツチン
グ装置を示すブロツク図、第21図は第20図の
スイツチング装置に使用される制御回路の動作を
説明するための図、第22図は第20図のスイツ
チング装置の経路を示す図、第23図は経路の競
合を説明するための図、第24図は第20図のス
イツチング装置の他の動作を説明するための図、
第25図は本発明の第4の実施例に係るスイツチ
ング装置を示すブロツク図、第26図は第25図
のスイツチング装置に使用される制御回路を示す
ブロツク図、第27図は制御回路で用いられる変
換論理を示す図、第28図はスイツチング装置の
動作を説明するための図、第29図はスイツチン
グ装置の他の動作を説明するための図、第30図
は本発明の第5の実施例に係るスイツチング装置
を示すブロツク図、第31図は第30図のスイツ
チング装置に使用される制御回路を示すブロツク
図、第32図は第30図のスイツチング装置の動
作を説明するための図、第33図は接続経路の競
合を説明するための図、第34図、第35図、及
び第36図は第30図のスイツチング装置の時分
割的接続動作を説明するための図、第37図は本
発明の第6の実施例に係るスイツチング装置のブ
ロツク図、第38図は第37図のスイツチング装
置に使用される制御回路を示すブロツク図、第3
9図はスイツチング装置の接続経路を説明するた
めの図、第40図は接続経路の競合を説明するた
めの図、第41図乃至第43図は第38図のスイ
ツチング装置の時分割的動作を説明するための図
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 番号が連続的に付された一組の入力ポート
    と、同様に番号が連続的に付された一組の出力ポ
    ート、及び前記入出力ポート間に設けられた複数
    のスイツチ回路を備え、各入力ポートが内部に形
    成される接続経路を介して、前記出力ポートのい
    ずれとも接続できるように構成されたスイツチネ
    ツトワークを有し、前記一組の入力ポート及び前
    記一組の出力ポートのいずれか一方の組に属する
    ポートは基準ポートを含み、該基準ポートから予
    め定められたポート間隔で、前記他方の組のポー
    トに接続され、前記スイツチネツトワークに結合
    された制御回路は前記基準ポート及び前記予め定
    められたポート間隔及び入出力ポートに付された
    番号を参照して前記スイツチネツトワークに制御
    信号を送出し、前記一方の組のポートを前記予め
    定められたポート間隔で接続することを特徴とす
    るスイツチング装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記制御回
    路は前記基準ポートに接続されるべき他方の組の
    対応ポートをも参照して前記制御信号を送出する
    ことを特徴とするスイツチング装置。 3 特許請求の範囲第2項において、前記接続経
    路に競合が発生するような間隔が前記ポート間隔
    として与えられているときには、前記制御回路は
    前記基準ポートと前記対応ポートとの間を時分割
    的に接続することを特徴とするスイツチング装
    置。 4 特許請求の範囲第3項において、前記一方の
    組のポートが前記出力ポートであり、前記他方の
    組のポートが前記入力ポートであることを特徴と
    するスイツチング装置。 5 特許請求の範囲第3項において、前記一方の
    組のポートが前記入力ポートであり、前記他方の
    組のポートが前記出力ポートであることを特徴と
    するスイツチング装置。 6 特許請求の範囲の範囲第1項において、前記
    入力ポートにそれぞれに接続された内部入力ポー
    トと、内部入力ポートと同数の内部出力ポート、
    第1の制御信号に応答して、前記各内部入力ポー
    トをどの内部出力ポートとも接続できるように配
    置された複数のスイツチ回路を有する第1の切替
    回路と、前記内部出力ポートと前記出力ポートと
    の間に配置され、第2の制御信号に応答して、前
    記内部出力ポートに割り当てられた番号を少なく
    とも一部において並び替える第2の切替回路とを
    備え、内部経路に競合が発生しないような間隔が
    前記ポート間隔として与えられている場合、前記
    制御回路は前記ポート間隔を調整しないで、前記
    第1及び第2の制御信号を前記制御信号として前
    記第1及び第2の切替回路に送出し、前記第2の
    切替回路に並び替えを行なわせることなく前記内
    部出力ポートと前記出力ポートとを接続させ、前
    記内部経路に競合が発生するようなポート間隔の
    場合、前記制御回路は前記ポート間隔を競合が発
    生しないような間隔に調整する一方、前記基準ポ
    ートの番号を補正して前記第1の制御信号を発生
    し、且つ、前記第2の切替回路に並び替えを行な
    わせるような前記第2の制御信号を送出すること
    を特徴とするスイツチング装置。 3 特許請求の範囲第1項において、前記入力ポ
    ートと同数の内部入力ポートと、前記出力ポート
    にそれぞれ接続された内部出力ポートと、前記内
    部入力ポート及び内部出力ポートに接続され、第
    1の制御信号に応答して前記各内部入力ポートを
    どの前記内部出力ポートとも接続できるように配
    置された複数のスイツチ回路を有する第1の切替
    回路と、前記入力ポートと前記内部入力ポートと
    の間に配置され、第2の制御信号に応答して、前
    記入力ポートに割り当てられた番号を少なくとも
    一部において並び替える第2の切替回路とを備
    え、内部経路に競合が発生しないような間隔が前
    記ポート間隔として与えられている場合、前記制
    御回路は前記ポート間隔を調整しないで、前記第
    1及び第2の制御信号を前記制御信号として前記
    第1及び第2の切替回路に送出し、前記第2の切
    替回路に並び替えを行なわせることなく前記入力
    ポートと前記内部入力ポートとを接続させ、前記
    内部経路に競合が発生するようなポート間隔の場
    合、前記制御回路は前記ポート間隔を競合が発生
    しないような間隔に調整する一方、前記基準ポー
    トの番号を補正して前記第1の制御信号を発生
    し、且つ、前記第2の切替回路に並び替えを行な
    わせるような前記第2の制御信号を送出すること
    を特徴とするスイツチング装置。
JP1225886A 1985-01-24 1986-01-24 スイツチング装置 Granted JPS6254350A (ja)

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JP60-11564 1985-01-24
JP1156485 1985-01-24
JP60-11565 1985-01-24
JP60-17628 1985-01-30
JP60-17629 1985-01-30
JP60-64528 1985-03-28
JP60-109715 1985-05-22
JP60-109716 1985-05-22

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Publication Number Publication Date
JPS6254350A JPS6254350A (ja) 1987-03-10
JPH0510693B2 true JPH0510693B2 (ja) 1993-02-10

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JPS5743256A (en) * 1980-08-28 1982-03-11 Nec Corp Memory which capable of making parallel access
JPS59206960A (ja) * 1983-05-11 1984-11-22 Mitsubishi Electric Corp メモリアドレス制御装置

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