JPH0499886A - ドライエッチング装置の磁場発生用コイル - Google Patents

ドライエッチング装置の磁場発生用コイル

Info

Publication number
JPH0499886A
JPH0499886A JP21761790A JP21761790A JPH0499886A JP H0499886 A JPH0499886 A JP H0499886A JP 21761790 A JP21761790 A JP 21761790A JP 21761790 A JP21761790 A JP 21761790A JP H0499886 A JPH0499886 A JP H0499886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
main body
magnetic field
pressure air
box body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21761790A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Sagara
相良 一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP21761790A priority Critical patent/JPH0499886A/ja
Publication of JPH0499886A publication Critical patent/JPH0499886A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はドライエツチング装置の磁場発生用コイルに
係り、詳しくは、その本体コイルを冷却するための技術
に関する。
〔従来の技術〕
従来から、マグ不トロンRIE(反応性イオンエソチン
グ)装置のようなドライエツチング装置においては、複
数個(図では、6個)の磁場発生用コイルを用いて回転
磁界を発生させることが一般的に行われており、第4図
で示すように、これらの磁場発生用コイル10,・・・
はエソチングチャンパー11の外側周囲を取り囲むよう
にして配置されている。そして、個々の磁場発生用コイ
ル10は、第5図及び第6図で示すように、冷却水Wが
流通しうる箱体状に形成されたポビン12と、このポビ
ン12に巻回された本体コイル13と、ポビン12の外
面を支持する磁性体金属製のシールド板14とから構成
されており、このシールド板14の左右両端縁それぞれ
に形成された接続部14a.14aを互いに連結するこ
とによって複数個の磁場発生用コイル10,・・・が一
体化されるようになっている。なお、これらの図におけ
る符号15はポビン12に取り付けられた冷却水Wの給
水管であり、16はその排水管である。
すなわち、この磁場発生用コイル10は、その本体コイ
ル13の通電時に発生ずるジュール熱をボビン12内を
流通する冷却水Wによって奪い取ることにより、本体コ
イル13の発熱を低減するように構成されている。また
、このとき、各磁場発生用コイル10を構成し、かつ、
接続部14a14aを介して互いに連結されたシールド
板14のそれぞれは、各本体コイル13によって発生し
た磁界をシールドする機能を果たしていることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記従来構造の磁場発生用コイル10におい
ては、そのボビン12内を流通する冷却水Wによって本
体コイル13の発熱を低減させるのであるから、ボビン
12の水漏れ防止対策や錆止め処理などを充分に施して
おく必要があった。
また、このような水冷方式を採用していることから、磁
場発生用コイル10の重量や外形が大きくなって構造が
複雑化するとともに、外形の割には本体コイル13の巻
数が少ないというような不都合が生じることにもなって
いた。
この発明は、このような不都合に鑑みて創案されたもの
であって、軽量・小型化とともに構造の簡素化を図るこ
とができ、しかも、本体コイルの巻数を増やすことが可
能なドライエツチング装置の磁場発生用コイルを提供す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るドライエツチング装置の磁場発生用コイル
は、このような目的を達成するために、鉄心に巻回され
た本体コイルの周囲を磁性体金属からなる箱体によって
取り囲むとともに、この箱体の内部に高圧空気を供給し
て前記本体コイルを強制的に冷却する構造を採用したこ
とを特徴とするものである。なお、この際、本体コイル
をその巻回方向に沿って複数個に分割して配置すること
が好ましい。
〔作用〕
上記構成によれば、箱体の内部に供給された高圧空気は
本体コイルに対して吹きつけられたうえ、この本体コイ
ルの露出した表面に沿って流通しながら、その通電時に
発生したジュール熱を奪い取=4 ることになる。そして、このとき、本体コイルがその巻
回方向に沿って複数個に分割して配置されていれば、本
体コイルの放熱しうる表面積が増えることになり、高圧
空気の流通による冷却効率が高まることになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はドライエツチング装置における磁場発生用コイ
ルの配置状態を示す平断面図、第2図は磁場発生用コイ
ル単体の概略構造を示す正面図であり、第3図は第2図
のlll−1[[線に沿う切断状態を示す側断面図であ
る。そして、これらの図における符号1は回転磁界を発
生する磁場発生用コイルであり、ドライエツチング装置
を構成するエツチングチャンバー11の外側周囲にはこ
れを取り囲むようにして複数個(図では、6個)の磁場
発生用コイル1.・・・が配置されている。・本実施例
に係る個々の磁場発生用コイル1は、第2図及び第3図
で示すように、フェライトなどからなる鉄心2に巻回さ
れた本体コイル3を備えており、この本体コイル3はそ
の巻回方向に沿う複数個(図では、3個)に分割して配
置されている。なお、この分割された本体コイル3が電
気的に直列接続されていることはいうまでもないが、こ
れらの図においては、本体コイル3の接続線及び本体コ
イル3に通電するための口出し線の図示を省略している
そして、この本体コイル3の周囲は鋼板などのような磁
性体金属からなる断面視正方形状(第2図参照)の箱体
4によって密閉状に取り囲まれており、その内板4a、
すなわち、エツチングチャンバー11と対面する内板4
aの中心点位置からは本体コイル3の磁束密度を増大さ
せる鉄心2の内端面が露出している。また、この鉄心2
の外端面は箱体4を構成する外板4bによって覆われて
おり、この外板4bが本体コイル3によって発生する磁
界のシールド機能を果たすようになっている。なお、各
磁場発生用コイル1を構成する箱体4の外板4bそれぞ
れは、第1図で示すように、互いに接続板5を介して連
結されることによって一体化されている。なお、この箱
体4の断面視形状は必ずしも正方形に限られるものでは
なく、円形などであってもよい。
さらに、この箱体4を構成する4つの側板のうち、互い
に対向する2つの側板4c、4dにおける対角線上位置
それぞれには、高圧空気Aの供給管6と、その排出管7
とが取り付けられている。
そして、この供給管6は、半導体製造工場における一般
的な設備である高圧空気本管、すなわち、乾燥状態の高
圧空気Aが流通する高圧空気本管(図示していない)に
接続されている。なお、図においては、供給管6及び排
出管7を上下に位置する側板4c、4dに取り付けるも
のとしているが、これに限定されるものではない。
そこで、本体コイル3を収納した箱体4の内部には、供
給管6を通じて高圧空気入が供給されることになり、供
給された高圧空気Aは箱体4内を排出管7に向かって流
通することになる。そして、このとき、箱体4の内部に
供給された高圧空気Aは本体コイル3に対して吹きつけ
られたうえで、この本体コイル3の露出した表面に沿っ
て流通することになる。そのため、本体コイル3の通電
時に発生したジュール熱は箱体4の内部を流通する高圧
空気Aによって奪い取られることになり、この本体コイ
ル3は高圧空気Aによって強制的に冷却されることにな
る。なお、この際、箱体4から高圧空気Aが漏洩するこ
ともあり得るが、漏洩したとしても空気であるから不都
合を招く恐れはない。
ところで、以上の説明においては、本体コイル3がその
巻回方向に沿って複数個に分割して配置されているもの
としているが、必ずしも分割されていなくてもよいこと
はいうまでもない。しかしながら、この本体コイル3が
分割して配置されていれば、互いの隙間にも高圧空気A
が流入することになり、本コイル3の放熱しうる表面積
が増えることになるので、高圧空気Aの流通による冷却
効率が高まるという利点がある。そこで、本体コイル3
の分割数を多くずればするほど、冷却効率の向上が図れ
ることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、鉄心に巻回され
た本体コイルの周囲を磁性体金属からなる箱体によって
取り囲み、かつ、この箱体の内部に高圧空気を供給する
空冷方式を採用したので、本体コイルは箱体の内部を流
通する高圧通気によって強制的に冷却されることになる
。そして、このとき、本体コイルをその巻回方向に沿っ
て複数個に分割しておけば、本体コイルの放熱しうる表
面積が増えて高圧空気の流通による冷却効率が高まるこ
とになる。
したがって、従来例では必要不可欠であった水冷構造の
ボビンを用いる必要はなくなり、その水漏れ防止対策や
錆止め処理などが不要となるのは勿論のこと、磁場発生
用コイルそのものの軽量・小型化とともに全体構造の簡
素化を図ることができる。また、このことにより、外形
に比した場合における本体コイルの巻数を増やすことが
でき、巻線効率の向上によるエネルギー節約も可能とな
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例に係り、第1図
はドライエツチング装置における磁場発生用コイルの配
置状態を示す平断面図、第2図は磁場発生用コイル単体
の概略構造を示す正面図であり、第3図は第2図のm−
m線に沿う切断状態を示す側断面図である。また、第4
図ないし第6図は従来例に係り、第4図は磁場発生用コ
イルの配置状態を示ず平断面図、第5図は磁場発生用コ
イル単体の外観形状を示す斜視図であり、第6図は第5
図のvr−vt線に沿う切断状態を示す側断面図である
。 図における符号1は磁場発生用コイル、2は鉄心、3は
本体コイル、4は箱体、Aは高圧空気である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄心に巻回された本体コイルの周囲を磁性体金属
    からなる箱体によって取り囲むとともに、この箱体の内
    部に高圧空気を供給して前記本体コイルを強制的に冷却
    することを特徴とするドライエッチング装置の磁場発生
    用コイル。
  2. (2)本体コイルをその巻回方向に沿って複数個に分割
    して配置したことを特徴とする前記請求項1記載のドラ
    イエッチング装置の磁場発生用コイル。
JP21761790A 1990-08-18 1990-08-18 ドライエッチング装置の磁場発生用コイル Pending JPH0499886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21761790A JPH0499886A (ja) 1990-08-18 1990-08-18 ドライエッチング装置の磁場発生用コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21761790A JPH0499886A (ja) 1990-08-18 1990-08-18 ドライエッチング装置の磁場発生用コイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0499886A true JPH0499886A (ja) 1992-03-31

Family

ID=16707102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21761790A Pending JPH0499886A (ja) 1990-08-18 1990-08-18 ドライエッチング装置の磁場発生用コイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0499886A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012228666A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Toray Eng Co Ltd マイクロ流路閉塞防止装置およびそれを用いた方法
JP2016189388A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 国立大学法人東北大学 電磁石

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012228666A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Toray Eng Co Ltd マイクロ流路閉塞防止装置およびそれを用いた方法
JP2016189388A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 国立大学法人東北大学 電磁石

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200258670A1 (en) Reactor, motor driver, power conditioner and machine
JPH04337300A (ja) 超電導偏向マグネット
US20200321154A1 (en) Reactor, motor driver, power conditioner and machine
JPH0499886A (ja) ドライエッチング装置の磁場発生用コイル
JPS6322605B2 (ja)
JPS6464637A (en) Nuclear magnetic resonance imaging apparatus
JPH04354312A (ja) ガス絶縁変圧器
JPH0880289A (ja) Mr装置のコイル冷却構造
KR100729301B1 (ko) 전력용 변압기의 중신 구조
JP2020167764A (ja) 可動コイル型ボイスコイルモータ
JP6317244B2 (ja) 誘導加熱用コイルユニットおよび誘導加熱装置
CN111986886B (zh) 立体铁芯变压器
JP2609346B2 (ja) 傾斜磁場コイル装置
JP2019129192A (ja) 誘導加熱用の出力変成器
JP4135216B2 (ja) 吊り上げ電磁石
KR200279682Y1 (ko) 변압기 중신의 냉각장치
JP7207084B2 (ja) 可動コイル型ボイスコイルモータ
JP2005179781A (ja) 磁石アセンブリ
JP2003178922A (ja) 静止誘導電器
JP4228176B2 (ja) 着磁装置
JPH0114554B2 (ja)
JPH041483B2 (ja)
JPH03291840A (ja) 電子レンズ
JPH0817551B2 (ja) 超電導回転電機の固定子
JPH0342809A (ja) 静止誘導電器