JPH049983Y2 - - Google Patents

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JPH049983Y2
JPH049983Y2 JP19487486U JP19487486U JPH049983Y2 JP H049983 Y2 JPH049983 Y2 JP H049983Y2 JP 19487486 U JP19487486 U JP 19487486U JP 19487486 U JP19487486 U JP 19487486U JP H049983 Y2 JPH049983 Y2 JP H049983Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はステーキ用鉄板、焼肉用鉄板などの被
洗浄物をシヨツト材を用いて洗浄する洗浄機に関
するものである。
(従来の技術) 本考案者は、シヨツト材をステーキ用鉄板、焼
肉用鉄板などの被洗浄物に向けてシヨツトするこ
とにより、被洗浄物の表面に付着している汚れを
除去する洗浄機を考案し、これを実願昭60−
142424号(実開昭62−50549号)として出願して
いる。
この出願において、外装ケースの内部に被洗浄
物を収容する洗浄室と、シヨツト材を前記洗浄室
に向けてシヨツトするシヨツト装置とを設けると
共に、外装ケースの上面に前記洗浄室に連通する
開口と、この開口を開閉する開閉蓋とを設けた洗
浄機を開示している。
(考案が解決しようとする問題点) しかし上記洗浄機では、開閉蓋の開蓋時、誤操
作によりシヨツト装置が駆動されたり、シヨツト
洗浄中に誤つて開閉蓋が開蓋された場合、シヨツ
ト装置により洗浄室に向けてシヨツトされたシヨ
ツト材を遮断することができない。この結果、作
業者に前記シヨツト材が当るおそれがあり、安全
性を確保することができないという問題がある。
もしこの種安全性を確保しようとして、開閉蓋
の開閉動に連動してシヨツト装置への通電を停止
できるようにしても、シヨツト材をシヨツトする
シヨツト装置の回転羽根が、通電の前記停止後も
慣性力により短時間その遠心運動を継続している
ので、開閉蓋の開蓋直後において、やはりシヨツ
ト材のシヨツトを完全に停止させることがでな
い。従つて、作業者に対する安全性を十分に確保
することができない。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するため、外装ケー
スの内部に被洗浄物を収容する洗浄室と、シヨツ
ト材を前記洗浄室に向けてシヨツトするシヨツト
装置とを設けると共に、外装ケースの上面に前記
洗浄室に連通する開口と、この開口を開閉する開
閉蓋とを設け、且つシヨツト装置と洗浄室との間
に、安全シヤツタを前記シヨツト装置からシヨツ
トされるシヨツト材の通過が可能な開放位置と、
前記シヨツト材の通過を遮断する閉止位置との間
で移動可能に設ける一方、外装ケースの前記開口
近傍に、閉蓋時の開閉蓋に押動される可動部材を
設け、更に可動部材と安全シヤツタとの間に、可
動部材が押動されるのに連動して安全シヤツタを
閉止位置から開放位置に移動させる連結機構を設
けると共に、安全シヤツタを開放位置から閉止位
置に復帰させる付勢手段を設けたことを特徴とす
る。
(作用) 上記構成によれば、被洗浄物を洗浄室内に収容
し、シヨツト装置で前記洗浄室に向けてシヨツト
材をシヨツトすることにより、シヨツト材を前記
被洗浄物に衝突させることができる。これによ
り、被洗浄物の表面に付着した汚れを、シヨツト
材の前記衝突の衝撃力により除去することができ
る。この結果、ブラシ洗浄などの従来方法では困
難であつた、被洗浄物の表面に強固に付着した汚
れ(例えばステーキ用鉄板、焼肉用鉄板などの表
面に付着した炭化物、油汚れなど)の除去を効果
的に行うことができる。
又上記構成によれば、開閉蓋が閉止位置にある
とき、開閉蓋の自重により可動部材が押動される
のに連動して、安全シヤツタを閉止位置から開放
位置に連結機構を開始移動させることができる。
これにより、シヨツト装置から洗浄室に向けてシ
ヨツトされるシヨツト材を通過させることができ
るので、被洗浄物をシヨツト洗浄することができ
る。
開閉蓋が開蓋位置にあるとき、すなわち洗浄室
が外部に開口されてシヨツト材が前記開口から飛
出したり、作業者が手などを前記開口から洗浄室
内に突込んだりするおそれのあるとき、開放位置
に移動させられていた安全シヤツタを、可動部材
の開閉蓋による前記押動が解除されるのに確実に
連動して、付勢手段により開放位置から閉止位置
に復帰させることができる。これにより、安全シ
ヤツタがシヨツト装置から洗浄室に向けてシヨツ
トされるシヨツト材の通過を遮断することができ
るので、シヨツト材が作業者に当ることを確実に
防止することができ、安全性を確保することがで
きる。
(実施例) 本発明を焼肉用鉄板をシヨツト洗浄する洗浄機
に適用した実施例を、第1図ないし第7図に基き
説明する。
本実施例に用いるシヨツト材は、アルミ製シヨ
ツト材と、ウレタン樹脂に砥粒を混入させたシヨ
ツト材と、ウレタン樹脂のみからなるシヨツト材
とを2:1:1の容積比で混合したものである。
何れのシヨツト材も、直径3mmの球形状のものを
使用している。
外装ケース1の内部に、円形状の洗浄室2aと
方形状のシヨツト空間2bとを形成する洗浄槽2
を設けている。洗浄室2a内に、回転枠体3をそ
の軸芯を略鉛直方向に設定し、回転可能に設けて
いる。4は回転枠体3を回転駆動するモータであ
る。シヨツト空間2bの奥壁背面に、シヨツト材
を前記回転枠体3に向けてシヨツトするシヨツト
装置5を配設している。6はシヨツト装置5を駆
動するモータである。洗浄槽2の側方下部に、シ
ヨツトされたシヨツト材が集積される貯溜槽14
を配設している。又洗浄槽2の側方下部から側方
上部にかけて、前記貯溜槽14に集積されたシヨ
ツト材を前記シヨツト装置5に移送するカツプコ
ンベア7を配設している。8はカツプコンベア7
を駆動するモータである。
回転枠体3は、金属棒を屈曲、溶接した外枠3
a及び内枠3bがドーナツ状の底板3cに固定さ
れ形成されている。外枠3aは略鉛直方向に立設
されている。内枠3bは上部が内方に傾斜してお
り、前記外枠3bとの間に上方に大きく開放され
た入出口3dを形成する。この回転枠体3は、前
記底板3aの下面に固定された十字状の支持部材
9を介し、洗浄槽2の底部中央を貫通する回転軸
10により回転可能に支持されている。
ゴム板11を下向きにして前記支持部材9に沿
設している。支持部材9の断面形状は逆L字状
で、その下向きの側壁9aにボルト、ナツトで前
記ゴム板11を着脱可能に取付けている。ゴム板
11はその下縁部で洗浄室2aの底面を押圧し、
回転枠体3の回転に伴い、前記底面上のシヨツト
材を後述の排出口12に掃き入れる。尚、ゴム板
11の代わりにブラシなどを用いてもよい。
シヨツト装置5のシヨツト口5aは、前記シヨ
ツト空間2bの奥壁に開設した開口から前記回転
枠体3に向けられている。シヨツト材はシヨツト
装置5から回転枠体3に向けてシヨツトされる。
本実施例では第3図に示すように、シヨツト材の
シヨツト方向を回転枠体3の軸芯から回転を迎え
る側に若干偏心させ、シヨツト材が入射角を持つ
て焼肉用鉄板aにシヨツトされるように設定して
いる。この入射角は5°〜50°が好適である。これ
により、回転枠体3の外枠3aの焼肉用鉄板aに
対する移動量を大きくすることができる。又前記
入射角により、シヨツト材を側方から横移動する
ように焼肉用鉄板aの表面に衝突させることがで
きる。この結果、焼肉用鉄板aの特定位置に外枠
3aの形状に対応したシヨツトむらや洗浄むらが
生じるのを防ぐことができる。
洗浄槽2の底部に、シヨツト装置5から回転枠
体3の回転軸10近傍にかけて、先述の排出口1
2を開設している。排出口12は、前記カツプコ
ンベア7の下方に接続する排出シユート12aを
備えている。この排出口12により洗浄槽2内の
シヨツト材は、カツプコンベア7の下方に排出、
集積される。尚、排出口12の上部開口縁に目皿
13を横架し、シヨツト材以外のものが排出口1
2内に入り込むのを防止している。
カツプコンベア7の下方に、シヨツト材が集積
される前記貯溜槽14を設けている。貯溜槽14
には、第2図に点線で示すようなU字状のパンチ
ングプレート15を取付けている。パンチングプ
レート15の孔径は、シヨツト材の直径より小で
ある。又貯溜槽14には、後述の洗浄液が一定液
位貯められ、前記パンチングプレート15の下部
を浸漬している。この貯溜槽14内でシヨツト材
は、その表面に堆積した付着物を洗い落とされ
る。尚、14aは前記洗浄液を貯溜槽14から排
出するドレン管、14bはオーバーフロー管であ
る。
貯溜槽14の前記パンチングプレート15上に
集積されたシヨツト材は、カツプコンベア7によ
り上方のシヨツト装置5に移送される。供給シユ
ート16が前記シヨツト装置5に接続され、前記
シヨツト材をシヨツト装置5に供給する。又供給
シユート16に洗浄液タンク17と給水パイプ1
8とを接続し、シヨツト材に、先述の洗浄液と水
とを適宜供給するようにしている。これら洗浄液
及び水はシヨツト材と共に回転枠体3に向けシヨ
ツトされた後、前記貯溜槽14に集められる。
洗浄槽2内のシヨツト装置5と回転枠体3との
間に、可動式の安全シヤツタ19を設けている。
安全シヤツタ19は一側が洗浄槽2の側壁で枢支
され、シヨツト材の通過が可能な開放位置と、シ
ヨツト材の通過を遮断する閉止位置との間で回動
可能に支持されている。
一方、外装ケース1の開口1a近傍に、第4図
に示すように逆L字状の回動杆(可動部材)20
を、枢軸20aを中心に回動(S←→O方向)可能
に設けている。回動杆20は、前記開口1aを開
閉(U←→L方向)する開閉蓋21が閉蓋位置にあ
るとき、この開閉蓋21の自重によりその押動部
21aを介しL方向に押動され、O方向に回動さ
れる。又回動杆20と外装ケース1との間にコイ
ルバネ(付勢手段)22を張設し、前記開閉蓋2
1がU方向に開蓋されるとき、回動杆20がS方
向に回動復帰するよう付勢している。
洗浄槽2の外側に、大径スプロケツト23を上
端に備えた連動軸24が回動自在に設けられてい
る。一方、前記安全シヤツタ19の枢軸上端に小
径スプロケツト25を設け、これら大小スプロケ
ツト23,25にチエーン26を巻装している。
前記連動軸24に突出杆24aを設け、その先端
部と前記回動杆20の下端部とを連結杆26で連
結している。これにより回動杆20のO←→S方向
に回動を安全シヤツタ19に伝達し、これをO方
向に回動させることができる。
安全シヤツタ19は、前記開閉蓋21が開蓋位
置にあるとき前記回動杆20がL方向に押動され
O方向に回動されるのに伴い、第4図に示すよう
にシヨツト材の通過が可能な開放位置(実線)に
回動(O方向)される。これにより、焼肉用鉄板
aをシヨツト洗浄することができる。しかし、焼
肉用鉄板aの入出時や誤操作などで開閉蓋21が
閉蓋位置にないとき、回動杆20がS方向に回動
復帰するのに連動し前記安全シヤツタ19は、シ
ヨツト材の通過を遮断する閉止位置(仮想線)に
回動(S方向)される。これにより、シヨツトさ
れたシヨツト材が作業者に当ることを防止するこ
とができる。尚、安全シヤツタ19の作動と並行
して、シヨツト装置5の駆動を停止するようにす
れば好適である。
洗浄槽2の内壁全面に、厚膜ゴム板27及び薄
膜ゴム板28の2枚を貼設している。又洗浄槽2
のシヨツト装置5と対抗する内壁の部位には、前
記厚膜ゴム板27及び前記薄膜ゴム板28の2枚
の外、更にもう1枚の補強用ゴム板(ゴム材)2
9を貼設している。
補強用ゴム板29は第6図及び第7図に示すよう
に、パンチングシート(金属製芯材)30の表裏
両面をゴム層29a,29aで被覆形成したもの
である。このゴム層29aは、食品衛生の上で無
害なウレタンゴム、シリコーンゴムなどの合成ゴ
ムで、前記パンチングシート30を横架した型枠
内に液状の前記合成ゴムを流込み、硬化させてい
る。表側ゴム層29aと裏側ゴム層29aとは、
パンチングシート30の小孔30aを通して一体
となつている。尚、前記厚膜ゴム板27もこの補
強用ゴム板29と同様に形成されている。
この補強用ゴム板29を洗浄槽2の内壁に貼設
することにより、洗浄槽2やシヨツト材を衝突時
の衝撃力から保護してその耐久性を長期間維持す
ることができると共に、衝突音を小さくして騒音
を低く抑えることができる。
又表裏ゴム層29a,29aがパンチングシート
30を被覆しているので、パンチングシート30
の平面方向におけるゴム層29aの伸縮を、前記
パンチングシート30により規制することができ
る。この結果、シヨツト材が強力な衝撃力で補強
用ゴム板30に衝突しても、表裏ゴム層29a,
29aの前記平面方向の振動による劣化を防止す
ることができるので、長時間使用することができ
る。
更に補強用ゴム板29は、第6図に示すように
必要な部位のみカバーできる形状及び大きさに予
め形成されており、ボルト、ナツトを介し前記部
位に取換可能に取付けられている。この補強用ゴ
ム板29は前記パンチングシート30により保形
性が付与されているので、ボルト、ナツトでの前
記取付けは隅部の4箇所で十分に行うことができ
る。これによりシヨツト材の衝撃力を最も強く受
ける前記部位を効率よく補強することができ、且
つ取換時の着脱作業も容易である。尚、補強用ゴ
ム板29には前記パンチングシート30の外、金
網なども使用できる。
以上のように構成した洗浄機の作用説明を行
う。
外装ケース1の開閉蓋21を開蓋し、焼肉用鉄
板aを回転枠体3の外枠3aと内枠3bとの間
に、入出口3dを通して挿入する。この開閉蓋2
1の開蓋時、安全シヤツタ19が閉止位置(第1
図仮想線)にあるので、誤つてシヨツト装置5を
駆動させても作業者にシヨツト材が当るおそれは
ない。又シヨツト洗浄中に誤つて開閉蓋21が開
蓋されたときも同様である。焼肉用鉄板aを回転
枠体3に保持させる前記作業は、大きく開口した
入出口3dを通して容易に行うことができる。前
記焼肉用鉄板aはその自重により前記回転枠体3
に安定して保持される。尚、本実施例のように焼
肉用鉄板aが回転枠体3の内枠3bに支承され、
回転枠体3が回転してもその遠心力で半径方向に
傾動するおそれがない場合、外枠3aを省略し
て、回転枠体3の底板3aに係止突条を周設して
もよい。
前記開閉蓋1aを閉蓋すると前記安全シヤツタ
19は開放位置(第1図実線)に回動させられ、
シヨツト材の通過が可能となる。
次に、回転枠体3を回転(第3図反時計方向)
させ、シヨツト装置5を駆動する。焼肉用鉄板a
はその自重により回転枠体3に安定して保持さ
れ、焼肉用鉄板aが回転枠体3に対して移動しな
いので、前記回転枠体3の回転に伴い、焼肉用鉄
板aを被シヨツト位置に確実に案内し、一定速度
で前記被シヨツト位置を通過させることができ
る。この結果、焼肉用鉄板aが前記被シヨツト位
置から外れたり、通過速度の変化などから焼肉用
鉄板aに対するシヨツト量のバラ付きを防ぐこと
ができるので、シヨツトむらを防止することがで
きる。
又本実施例では、シヨツト装置5によりシヨツ
トされるシヨツト材のシヨツト方向を回転枠体3
の軸芯から偏心させることにより、外枠3の焼肉
用鉄板aに対する移動量を大きくすることができ
る。これにより、前記外枠3aがシヨツト材の通
過を妨害してシヨツト量を減少させる部位を、焼
肉用鉄板aの特定位置に固定させず分散させるこ
とができる。この結果、焼肉用鉄板aの特定位置
に、外枠3aの形状に対応したシヨツトむらが生
じるのを防ぐことができる。
更に本実施例では、シヨツト方向の前記偏心に
より、入射角(5°〜50°)を持つてシヨツト材を
側方から横移動するように焼肉用鉄板aの表面に
衝突させることができる。この結果、焼肉用鉄板
aの前記外枠3aに対向する部位にシヨツト材を
直接衝突させることができなくても、シヨツト材
の前記横移動により、焼肉用鉄板aに洗浄むらが
生じるのを防ぐことができる。
焼肉用鉄板aに付着した汚れのなかで、炭化物
など強固に付着した汚れはアルミ製シヨツト材が
強力な衝撃力で除去する。油脂など一様に広がつ
た汚れは、ウレタン製シヨツト材がソフトな衝撃
力で均一に除去する。そして、砥粒が混入された
ウレタン樹脂製シヨツト材は、ベト付いた主要な
汚れを除去すると共に、焼肉用鉄板aの表面を研
磨する作用を営む。
このように衝撃力や研磨力の夫々異なつた3種
類のシヨツト材を混合してシヨツトすることによ
り、焼肉用鉄板aに付着した様々な種類の前記汚
れを効率良く除去することができる。従つて焼肉
用鉄板aの洗浄作業に時間がかかり過ぎたり、洗
浄によつて焼肉用鉄板aにキズやヒビ割れを生じ
させることはない。尚、被洗浄物により、混合す
るシヨツト材の種類や混合比を設定すれば好適で
ある。
シヨツトされたシヨツト材と、シヨツト材によ
り焼肉用鉄板aの表面から除去された付着物とは
洗浄室2aの底面上に落下し堆積する。次いで、
回転枠体3の底部下面に十字状に設けた可撓性板
状体11が、前記シヨツト材及び前記付着物を排
出口12内に掃き入れる。排出シユート12aを
通つて貯溜槽14に集積されたシヨツト材は貯溜
槽14内の洗浄液により、その表面に堆積した付
着物を洗い落とされた後、カツプコンベア7によ
りシヨツト装置5に移送される。
シヨツト材は供給シユート15を通つてシヨツ
ト装置5に供給される。このときシヨツト材に、
洗浄液と水とが適宜供給される。これら洗浄液及
び水は焼肉用鉄板aの洗浄に役立つことができる
と共に、シヨツト材自身の洗浄にも役立つのでシ
ヨツト材を繰返して使用することができる。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。上記実施例では安全シヤツ
タを回動式にしているが、スライド式に移動する
ようにすることができる。又上記実施例では連結
機構を、大径スプロケツト23、連動軸24、小
径スプロケツト25、チエーン26、連結杆27
などにより構成しているが、この外、ワイヤー伝
達機構や歯車伝達機構などを用いてもよい。安全
シヤツタを開放位置から閉止位置に復帰させる付
勢手段、及びその取付箇所は上記実施例に示すも
のに限定されない。
(発明の効果) 本考案は上記構成、作用を有するので、被洗浄
物の表面に付着した汚れを、シヨツト材の衝突の
衝撃力により除去することができる。この結果、
ブラシ洗浄などの従来方法では困難であつた、被
洗浄物の表面に強固に付着した汚れ(例えばステ
ーキ用鉄板、焼肉用鉄板などの表面に付着した炭
化物、油汚れなど)の除去を効果的に行うことが
できる。
又本考案によれば、開閉蓋の開閉動に確実に連
動して、安全シヤツタを閉止位置と開放位置との
間で移動させることができる。この結果、洗浄室
が外部に開口されてシヨツト材が前記開口から飛
出したり、作業者が手などを前記開口から洗浄室
内に突込んだりするおそれのあるとき、シヨツト
材が作業者に当ることを確実に防止することがで
き、安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図はそ
の縦断正面図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図はその要部の斜視図、第5図は第2図
の−線断面図、第6図はその補強用ゴム板の
一部切欠斜視図、第7図はその補強用ゴム板の取
付状態を示す横断面図である。 1……外装ケース、1a……開口、2a……洗
浄室、5……シヨツト装置、19……安全シヤツ
タ、20……可動部材、21……開閉蓋、22…
…付勢手段、23,24,25,26……連結機
構、a……被洗浄物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外装ケースの内部に被洗浄物を収容する洗浄室
    と、シヨツト材を前記洗浄室に向けてシヨツトす
    るシヨツト装置とを設けると共に、外装ケースの
    上面に前記洗浄室に連通する開口と、この開口を
    開閉する開閉蓋とを設け、且つシヨツト装置と洗
    浄室との間に、安全シヤツタを前記シヨツト装置
    からシヨツトされるシヨツト材の通過が可能な開
    放位置と、前記シヨツト材の通過を遮断する閉止
    位置との間で移動可能に設ける一方、外装ケース
    の前記開口近傍に、閉蓋時の開閉蓋に押動される
    可動部材を設け、更に可動部材と安全シヤツタと
    の間に、可動部材が押動されるのに連動して安全
    シヤツタを閉止位置から開放位置に移動させる連
    結機構を設けると共に、安全シヤツタを開放位置
    から閉止位置に復帰させる付勢手段を設けたこと
    を特徴とする洗浄機。
JP19487486U 1986-12-17 1986-12-17 Expired JPH049983Y2 (ja)

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