JPH047865Y2 - - Google Patents

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JPH047865Y2
JPH047865Y2 JP11757984U JP11757984U JPH047865Y2 JP H047865 Y2 JPH047865 Y2 JP H047865Y2 JP 11757984 U JP11757984 U JP 11757984U JP 11757984 U JP11757984 U JP 11757984U JP H047865 Y2 JPH047865 Y2 JP H047865Y2
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operating
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working
fluid
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JP11757984U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばトランスフアマシンの1ス
テーシヨンにおいて実施されるワーククランプ装
置に係り、更に詳しくはワーク取付け治具に大き
さの異なるワークをクランプする作動シリンダを
制御するワーククランプ装置の改良に関するもの
である。
〔従来技術〕
従来、例えばトランスフアマシンの1ステーシ
ヨンにおいて実施されるワーククランプ装置とし
ては、ワーククランプ用の作動シリンダが増加し
たり、例えば高さの異なるワークをクランプする
場合、これらの高さに応じてワーククランプアー
ムの枢支点を変更したり、ワーククランプアーム
と連結する各作動シリンダの連結点を変更する必
要があり、この場合には各作動シリンダの後退位
置、クランプ位置、オーバーストローク位置等を
制御するリミツトスイツチとドツクから成る検出
器の設置位置の変更及び個数の増加等の段取り替
えを行なわなければならなかつた。
即ち、従来の作動シリンダに設けられる検出器
の場合には、最低2個のリミツトスイツチとドツ
クとが必要であつて、更に動作が一つ増える毎
に、リミツトスイツチとドツクとを追加する必要
があり、取付けスペースの問題や、コストアツ
プ、メンテナンス等において種々の問題があつ
た。
また、トランスフアマシン等でワークを固定し
て傾斜または回転させる取付具を備えたワークク
ランプ装置の場合には、装置自体にリミツトスイ
ツチやドツクをそれぞれ作動シリンダの数に応じ
て取付けた場合には、電気配線等の処理に問題が
ある。また、リミツトスイツチとドツクを固定側
のベツドに設けた場合には、その位置は固定され
る。更に作動シリンダの作動圧でクランプ状態を
検知する方法の場合にはシリンダの位置を確認で
きないと言う問題があつた。
このように、従来のワーククランプ装置の場合
は、ワークの加工状態や作業状態に応じて段取り
替えが極めて面倒で、かつ段取り作業に多くの時
間と手間を要し、更に作業能率が極めて悪いと言
う問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案は、係る従来技術の問題点に着目して
案出されたものであつて、その目的とするところ
は、特に作動シリンダの制御の変更を簡単な操作
により行うことができるようにして、大きさの異
なるワークをクランプする場合にも、多くの手間
と時間を要さず簡単に、しかも確実に段取り替え
を行うことができ、ワークのクランプ作業を効率
よく行うことができるようにしたクランプ装置を
提供するものである。
〔考案の構成〕
この考案に係るワーククランプ装置は、上記目
的を達成するため、 ワーク取付け治具上に、ワークをクランプする
クランプ爪を駆動する作動シリンダを設置してな
るワーククランプ装置において、 上記作動シリンダと流体供給源とを結ぶ流体回
路中に、上記作動シリンダと同量の作動流体が作
用される流量計量シリンダを設けるとともに、こ
の流体計量シリンダのストローク量を検出する検
出器を設け、流量計量シリンダのストローク量を
検出することによつて上記作動シリンダの作動流
量を検出するように構成されていることを要旨と
するものである。
〔実施例〕
以下添付図面に基づいて、この考案の実施例を
説明する。
第1図及び第2図は、この考案を実施したトラ
ンスフアマシンの1ステーシヨンにおけるワーク
クランプ装置の正面図と平面図を示し、このワー
ククランプ装置のワーク取付け治具1は、ベース
2上にワーク載置台3が設置され、このワーク載
置台3の中央部には、ワークWを昇降支持する支
持プレート4が昇降機構5を介して設けられてい
る。
前記ワーク載置台3の周囲には複数台の作動シ
リンダ6が設置され(この実施例では6台設置さ
れている。)、この作動シリンダ6のロツド7の先
端には、ワークWをクランプする爪8の基端部が
連結されている。
クランプ爪8の中央部は、ワーク載置台3にピ
ン9を介して揺動自在に枢支され、またワーク載
置台3にはワークWの位置決めを行うロケートピ
ン10が図示しない昇降機構を介して出没自在に
設けられている。
前記各作動シリンダ6のピストン6aにより区
画された伸び側圧力室11aと縮み側圧力室11
bとには、第3図に示すように作動流体(油圧)
の供給源Qと接続する流体回路Xが接続されてい
る。この流体回路Xには、各作動シリンダ6の作
動流量を検知して夫々の作動を制御する作動流量
検知手段20が設けられている。
この作動流量検知手段20は、戻し用シリンダ
21を備えた流量計量シリンダ22と、この流量
計量シリンダ22のストローク量を検出する検出
器23と、流量計量シリンダ22のストロークエ
ンドで開弁するシリンダ6へのリーク補償手段2
4と電磁切替弁25とから構成されている。
このリーク補償手段24は、流体回路Xあるい
は作動シリンダ6において油のリークがある場合
に働く。すなわち何らかの原因により作動流体の
リークがあると流量計量シリンダ22のピストン
ロツド22aは供給源Qからの油圧に押され、シ
リンダ22の右端に達する。そのときリーク補償
手段24は機械的に開弁し、供給源Qからの圧油
はリーク補償手段24を介してシリンダ22を通
過し、作動シリンダ6の圧力室11aへ直接供給
され、シリンダ6のクランプ圧力を維持させる。
前記、流量計量シリンダ22は、各作動シリン
ダ6の作動に必要な量に見合つた容量を調節ネジ
27により調節し、また流量計量シリンダ22の
ピストンロツド22aの先端には、作動シリンダ
6の後退位置、クランプ位置、オーバストローク
位置等を検出するリミツトスイツチLS1,LS2
LS3等から成る検出器23と当接するドツク26
が設けられている。
一方、作動シリンダ6を後退させるには電磁切
替弁25を切替えて圧油を戻し用シリンダ21を
介して圧力室11bへ流入させる。このとき圧油
は矢印とは反対方向に流れ、ピストンロツド22
aは戻し用シリンダ21により左方向へ引き戻さ
れる。
以上のように、上記の実施例では作動シリンダ
6の総容量に対応する流量計量シリンダ22を設
けて、この流量計量シリンダ22から吐出される
作動流体をピストンロツド22aのストローク量
を検出することにより、すなわち、このストロー
ク量によつて作動シリンダ6の作動流量が検出さ
れ、複数個の作動シリンダ6の後退位置、クラン
プ位置、オーバストローク位置等の位置決めを、
一つの作動流量検知手段20によりコントロール
するようにしたものである。
次に、第4図はこの考案の第2の実施例を示す
もので、この実施例は大きさの異なる3種類のワ
ークWに対する作動シリンダ6の移動ストローク
に対応して、流量計量シリンダ22に対し3位置
のリミツトスイツチLS2,LS3,LS4を設け、こ
の位置検出によつて作動シリンダ6の移動ストロ
ークを検出して停止させる。
この実施例の場合には、シリンダ6に対するリ
ーク補償を電磁弁30により行なつている。ドツ
ク26が3種類のワークに対応したリミツトスイ
ツチLS2,LS3,LS4それぞれ当接すると電磁弁
30は閉弁し、供給源Qから圧油はシリンダ22
を通過して作動シリンダ6の圧力室11aへ供給
され、シリンダ6のクランプ圧力を維持させる。
なお、その他の構成並びに作用については、上
記の第1実施例と同様なので同一符号を付して説
明は省略する。
次に第5図はこの考案の第3実施例を示し、こ
の実施例は、一定量の作動流量をカウントする計
量器として小型な流量計量シリンダ22を使用
し、複数個の作動シリンダ6への単位流量毎に信
号を出力し、この信号をカウントして作動シリン
ダ6への総流量を検知する方式である。
この実施例の流量計量シリンダ22は、小型で
あるので、汎用的に使用出来る特徴がある。
なお、その他の構成並びに作用については、上
記の第1実施例と同様なので、同一符号を付して
説明は省略する。
更にこの実施例においては、作動シリンダ6が
クランプ動作中では供給源Qからの圧油は圧力室
11aに常に供給され、作動流量検知手段20に
リーク補償手段が備わつている。
〔考案の効果〕
この考案は、上記のようにワーク取付治具上に
ワークをクランプするクランプ爪を駆動する作動
シリンダを設置してなるワーククランプ装置にお
いて、作動シリンダと流体供給源とを結ぶ流体回
路に、作動シリンダと同量の作動流体が作用され
る流量計量シリンダと、この流量計量シリンダの
ストロークを検出する検出器を設けたために、以
下のような優れた効果を奏するものである。
(a) 作動シリンダを、調整容易な1箇所に設けた
流量計量シリンダ及び検出器に基づいてコント
ロール出来るので、特に複数の作動シリンダか
ら成る装置においても流量計量シリンダは1個
で済み、ワーククランプ装置全体の構成が複雑
にならず、操作性が向上する。
(b) 各作動シリンダにリミツトスイツチやドツク
等の検出器や電気配線を設ける必要がないの
で、装置が複雑にならず切粉処理等が有利であ
る。
特に従来トランスフアマシン等でワークを傾
斜や回転させるワーククランプ装置の場合に
は、装置自体にリツミツトスイツチやドツクを
それぞれ作動シリンダの数に応じて取付けてい
るがこのような場合に有効に実施できる。
(c) 作動シリンダの動作位置が増えても、特に検
出器の増加は不要であり、また作動シリンダの
作動流体の流量を検出してコントロールするの
で確実な動作検知ができる。
(d) また、構成が簡単であるため、安価に製作で
きるとともにメンテナンスも容易である。
(e) しかも、流量計量シリンダへは作動シリンダ
の作動流量と同量の作動流体が流れるので、流
量計量シリンダのストローク量は作動シリンダ
のストローク量と常に対応され、季節の変化や
温度変化に影響がなく、常に正常な検出が行な
え、したがつて常に高精度なワーククランプが
行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施したワーククランプ装
置の正面図、第2図は第1図の平面図、第3図は
作動シリンダを制御する作動流量検知手段を備え
た流体回路の説明図、第4図はこの考案の第2の
実施例を示す流体回路の説明図、第5図はこの考
案の第3実施例を示す流体回路の説明図である。 1……ワーク取付け治具、6……作動シリン
ダ、8……クランプ爪、22……流量計量シリン
ダ、23……検出器、Q……流体供給源、W……
ワーク、X……流体回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ワーク取付け治具上に、ワークをクランプする
    クランプ爪を駆動する作動シリンダを設置してな
    るワーククランプ装置において、 上記作動シリンダと流体供給源とを結ぶ流体回
    路中に、上記作動シリンダと同量の作動流体が作
    用される流量計量シリンダを設けるとともに、こ
    の流体計量シリンダのストローク量を検出する検
    出器を設け、流量計量シリンダのストローク量を
    検出することによつて上記作動シリンダの作動流
    量を検出することを特徴とするワーククランプ装
    置。
JP11757984U 1984-07-31 1984-07-31 ワーククランプ装置 Granted JPS6131630U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11757984U JPS6131630U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ワーククランプ装置

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JP11757984U JPS6131630U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ワーククランプ装置

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JPS6131630U JPS6131630U (ja) 1986-02-26
JPH047865Y2 true JPH047865Y2 (ja) 1992-02-28

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JP11757984U Granted JPS6131630U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ワーククランプ装置

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JP2531354Y2 (ja) * 1990-04-20 1997-04-02 株式会社アマダ ワーククランプ装置

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JPS6131630U (ja) 1986-02-26

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