JPH047521Y2 - - Google Patents

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JPH047521Y2
JPH047521Y2 JP1988159810U JP15981088U JPH047521Y2 JP H047521 Y2 JPH047521 Y2 JP H047521Y2 JP 1988159810 U JP1988159810 U JP 1988159810U JP 15981088 U JP15981088 U JP 15981088U JP H047521 Y2 JPH047521 Y2 JP H047521Y2
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handle
frame
watch
surface light
switch
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JP1988159810U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、携帯電灯兼用時計に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来の携帯電灯は、発光体としてランプが用い
られ、ランプを点灯させるスイツチと、この携帯
電灯を持運ぶための取手とがそれぞれ別の位置に
設けてある。また時計と携帯電灯とを1つの物品
に纏めたものもあるが、それは単にそれぞれを同
一の枠に取付けたものである。
[解決しようとする課題] 上記の従来の携帯電灯は、取手とスイツチとが
別々に位置しているので、使用時に取手を持つて
持上げると同時にスイツチを入れて点灯させなけ
ればならず、急ぎの時に煩雑である。また従来の
時計付き携帯電灯では、単に2つのものを1つに
連結したに過ぎず、同種の構成部品がそれぞれに
重複して使用されることがあり、無駄である。
本考案の目的は、取手を持つて携帯電灯を持上
げるのみで点灯するようにして操作の煩雑さを排
除し、同種の構成部品が重複して使用されること
を排除して無駄を無くすることにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の携帯電灯
兼用時計は、取手が摺動により重力と反対方向に
引出し自在に設けてある枠体と、枠体の前面に設
けてある面発光体と、枠体に設けてあり、取手の
引出しにより面発光体を発光させる面発光体用ス
イツチと、面発光体の前面に設けてあり、時刻目
盛が形成されている透明文字板と、面発光体の背
面に設けてあり、透明文字板の前面に配設された
指針を駆動する時計機械体とを具備し、時計重量
は枠体と取手との摺動抵抗と面発光体用スイツチ
の開閉負荷との総和よりも大である。さらに、枠
体には、取手の収納位置を規制するとともに、収
納位置にある取手がさらに押圧されたときその下
降を許容する弾性を有する係止部材が設けてあ
り、枠体には、取手が収納位置から係止部材の弾
性に抗して下降することにより閉じ、押圧の解放
により係止部材の弾性によつて取手が原位置に復
帰することにより開くスヌーズスイツチを設けて
ある。
[実施例] 本考案の一実施例を、図面に基づいて説明す
る。
第1,2図に示すように、枠体10は前枠10
aと後枠10bとがねじ9により連結されてなる
もので、前枠10aの取付板部10cの前面に、
エレクトロルミネセンス素子などによる面発光体
1が配設してある。面発光体1の前面に、透明な
シートに分目盛および時数字などからなる時刻目
盛が形成された透明文字板2が設けてある。取付
板部10cの背面に時計機械体3が取付けられて
おり、時計機械体3から前方へ突出する指針軸3
aは、取付板部10c、面発光体1および透明文
字板2を貫通して突出している。指針軸3aの透
明文字板2の前面への突出端に、時針4、分針
5、秒針6などの指針が取り付けられ、時計機械
体3によつて回転駆動される。透明文字板2と所
定の間隔をおいて透明カバー7が配設してあり、
この透明カバーの周囲にリング8が配設してあ
る。後枠10bに、取手20が摺動により重力と
反対方向に引出し自在に設けてある。
第3図のように、取手20はアーチ形をしてお
り、その両脚部に穿設された上下方向のガイド溝
21に、後枠10bからL字状に屈曲してガイド
溝21内を摺動自在のガイド突起11が係合して
いる(第4図示)。また後枠10bには取手20
に向かつて進退可能な弾性を有する係止部材12
が設けてあり、取手20には係止部材12に係止
可能な係止凹部22と23とが所定の間隔で設け
てある。係止部材12と係止凹部22との係合に
よつて、取手20の収納位置が規制され、係止部
材12と係止凹部23との係合によつて、取手2
0の引出し位置が規制されている。取手20に
は、引出し位置から収納位置に至るときに、係止
部材12が乗越え可能なクリツク突起24が形成
してある。係止部材12の上面には傾斜面12a
が形成してあり、この傾斜面は、収納位置にある
取手20がさらに押圧されたとき、係止凹部22
の角が傾斜面12aを押して係止部材12をたわ
ませて取手20の下降を許容するとともに、取手
20の押圧が解放されたときに、係止部材12の
弾性によつて取手20を上昇させて元の収納位置
に戻すものである。
第2図に示すように後枠10bの下部に、面発
光体1の電源である電池30の電池収納室13が
形成してあり、第3図に示すように後枠10bの
背面に、電池30に接続されている面発光体用ス
イツチ31が配設してある。取手20の一方の下
端部の内面には、取手20が引き出されたとき面
発光体用スイツチ31の作動突起31aを押圧し
てスイツチを閉じる作動面25が形成してある。
また、時計の総重量は、枠体10と取手20と
の摺動抵抗と面発光体用スイツチ31の開閉負荷
との総和よりも大である。
第2図示のように時計機械体3内の下部に、時
計用電池32が収納してあり、第3図のように後
枠10bの背面に、時計用電池32に接続されて
いるスヌーズスイツチ33が配設してある。取手
20の内面には、取手20が収納位置からさらに
押圧されたとき、スヌーズスイツチ33の作動突
起33aを押圧してスイツチを閉じる作動面26
が形成してある。
後枠10bに電池小蓋14,15が取り付けて
あり、電池30および32を覆つている。また時
計の針回しつまみ16および鳴止めレバー17が
時計機械体3に係合し、枠体後方へ向けて後枠1
0bから突出している。
時計の総重量は、枠体10と取手20との摺動
抵抗と面発光体用スイツチ31の開閉負荷との総
和よりも大であるから、携帯電灯兼用時計を夜間
に携帯電灯として使用する際に、取手20を持つ
て上方に持上げると、はじめは時計は動かず、取
手20のみがガイド溝21とガイド突起11とに
より摺動して枠体10から上方に引き出される。
そして取手20の作動面25が面発光体用スイツ
チ31の作動突起31aを押し込んでスイツチを
閉じ、面発光体1を発光させる。さらに取手20
を持つて上方に持上げることにより時計を持ち上
げることができ、面発光体1によつて足下などを
照らす。
携帯電灯兼用時計を下に置き、取手20を押し
て下方に摺動させると、面発光体用スイツチ31
の作動突起31aが押圧を解放されスイツチが開
くので、面発光体1が消灯し、係止部材12がク
リツク突起24を乗り越えて係止凹部22に係合
したとき、取手20は元の収納位置に戻る。
時計機械体3の作動によつて指針4,5,6は
回転駆動され、透明文字板2によつて現在時刻を
表示している。アラームセツト時刻にアラーム音
を生じたときに、収納位置にある取手20をさら
に下方に押圧すると、係止凹部22の角が係止部
材12の傾斜面12aを押すことによつて係止部
材12をその弾性に抗して内方へたわませ、取手
20はさらに下降が許容される。下降によつて今
度は作動面26がスヌーズスイツチ33の作動突
起33aを押してスイツチを閉じ、アラーム音の
一時鳴止めがなされる。取手20の押圧を解除す
ると、今度は係止部材12の弾性によつて、傾斜
面12aが係止凹部22の角を押し上げ、スヌー
ズスイツチ33の作動突起33aが押圧を解放さ
れてスイツチが開き、取手20は元の収納位置に
戻る。アラームの永久鳴止めを行なうときは、鳴
止めレバー17を押し下げればよい。
[効果] 以上の構成を有する本考案の携帯電灯兼用時計
は、取手を持つて持上げるのみで電灯が点灯する
ようにしたので、操作の煩雑さが排除できる。
また携帯電灯として使用するとき、時計の透明
文字板が電灯の発光部分を兼ねるようにしてある
から無駄が排除でき、構成が簡単となり、低コス
ト化が達成できる。
またアラーム音の一時鳴止めを、取手の押圧に
より可能としたので、暗い中でも操作が極めて簡
単にできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は縦断面図、第3図は後枠と取
手の取り付けを示す一部切欠背面図、第4図は第
3図A−A線拡大断面図である。 1……面発光体、2……透明文字板、3……時
計機械体、4,5,6……指針、10……枠体、
12……係止部材、20……取手、31……面発
光体用スイツチ、33……スヌーズスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 取手が摺動により重力と反対方向に引出し自
    在に設けてある枠体と、 上記枠体の前面に設けてある面発光体と、 上記枠体に設けてあり、上記取手の引出しに
    より上記面発光体を発光させる面発光体用スイ
    ツチと、 上記面発光体の前面に設けてあり、時刻目盛
    が形成されている透明文字板と、 上記面発光体の背面に設けてあり、上記透明
    文字板の前面に配設された指針を駆動する時計
    機械体と、 時計重量が、上記枠体と上記取手との摺動抵
    抗と上記面発光体用スイツチの開閉負荷との総
    和よりも大であることと を特徴とする携帯電灯兼用時計。 (2) 請求項1において、上記枠体には、上記取手
    の収納位置を規制するとともに、収納位置にあ
    る上記取手がさらに押圧されたときその下降を
    許容する弾性を有する係止部材が設けてあり、 上記枠体には、上記取手が収納位置から上記
    係止部材の弾性に抗して下降することにより閉
    じ、上記押圧の解放により上記係止部材の弾性
    によつて上記取手が原位置に復帰することによ
    り開くスヌーズスイツチを設けてある ことを特徴とする携帯電灯兼用時計。
JP1988159810U 1988-12-08 1988-12-08 Expired JPH047521Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988159810U JPH047521Y2 (ja) 1988-12-08 1988-12-08

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JP1988159810U JPH047521Y2 (ja) 1988-12-08 1988-12-08

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JPH0279502U JPH0279502U (ja) 1990-06-19
JPH047521Y2 true JPH047521Y2 (ja) 1992-02-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017056601A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 株式会社リヒトラブ パレット付き画材入れ及び画材セット

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JPS447578Y1 (ja) * 1966-05-14 1969-03-22

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JPH0279502U (ja) 1990-06-19

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