JPH0472328B2 - - Google Patents

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JPH0472328B2
JPH0472328B2 JP1087551A JP8755189A JPH0472328B2 JP H0472328 B2 JPH0472328 B2 JP H0472328B2 JP 1087551 A JP1087551 A JP 1087551A JP 8755189 A JP8755189 A JP 8755189A JP H0472328 B2 JPH0472328 B2 JP H0472328B2
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JP
Japan
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fixed
contact
arc
grid
movable contact
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1087551A
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English (en)
Other versions
JPH0215525A (ja
Inventor
Shigeru Masuda
Hiroyuki Okado
Sadajiro Mori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0215525A publication Critical patent/JPH0215525A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電磁開閉装置に係り、特にその固定
接点と可動接点間に発生するアークを転流する転
流板の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
接点間に発生するアークを転流する転流板の構
造に関しては例えば実開昭46−13号公報に示すも
のがある。
これは転流板の自由端部をアークボツクスに設
けた凹部に挿入し支持させるもので、これにより
転流板の自由端部が湾曲することを防止しようと
いうものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の如き従来例の構成では、転流板の自由端
部をアークボツクスの凹所に挿入し支持したにす
ぎないため、電磁開閉装置が繰返ししや断を行な
い、温度が高くなるような場合には、転流板は熱
応力により加熱側にふくらむことになる。
この例を第6図に示す。図において1はアーク
ボツクス、2はグリツド、3は転流板、34はね
じである。
従来の転流板3は第6図に示されるように、一
端がねじ34で固定され、他端な何ら固定されず
自由端部が支持された状態に構成されていた。こ
のためインチング責務を繰返した場合などのアー
クによる熱応力によつて第6図に示すA部分が加
熱側であるグリツド2側へ熱応力で変形し、図の
如くアークボツクスの角部と接するだけとなり一
層変形してグリツド2と接触することによつて有
効なグリツド枚数が実質的に減少し、消弧性能を
減殺されるという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたものであり、繰返ししや断動作を行な
つてもしや断性能の低下しない電磁開閉装置を得
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明における電磁開閉装置は転流板を略U
字状に形成すると共に、その両端部をアークボツ
クスに面接触させて固定する。
〔作用〕
この発明における電磁開閉装置は転流板の両端
部をアークボツクスに面接触させて固定すること
により温度を下げ、かつ熱変形を防止する。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を図面と共に説明す
る。第1図はこの発明の一実施例の正面部分断面
図を示し、第2図は同半断面側面図を示してい
る。
第1図、第2図において、1は内部にアーク消
弧用の消弧室を形成したアークボツクスを示し、
磁性金属よりなるグリツド2及び転流板3が開閉
する電路の相数に対応して配設固定されている。
4はクロスバー、5は可動接触子、6は可動接触
子5の両端に取付けられた可動接点、7は可動接
触子押え、8は押えばね支え、9は接触子ばね、
10はストツパーである。上記接触子ばね9はス
トツパー10の下部と押えばね支え8の下端部と
の間に圧縮固定されており、押えばね支え8の上
端部と可動接触子押え7の上面および可動接触子
5の上面と可動接触子押え7の下面との当接して
組立てられている。又、上記ストツパー10は、
クロスバー4のストツパー穴4aに挿入されてい
る。11はベースを示し、第3図の分解斜視図に
示す通り、底部が開放した形状を有し、さらに後
述する電磁駆動装置の引出用開口部11aを側面
に有している。12はベース11の上部にねじで
固定された端子、13は端子12の上面にねじ締
めされたコの字形状の固定接触子で、その上面に
は固定接点14が取付けられている。15は固定
接触子13に固定されたアークランナー、16は
絶縁バリヤーで、上記端子12の相互間の電気的
絶縁の役を為し、アークボツクス1とベース11
に設けられた溝(図示せず)にその1部を挿入し
て両者にはさまれ固定されている。17は可動緩
衝ゴム、18は可動鉄心で、可動鉄心ピン18a
によりクロスバー4の下部に連結固定されてい
る。19は固定鉄心を示し、可動鉄心18に所定
の空隙をもつて対向する配置となつている。20
は電磁駆動制御装置(以下駆動制御装置と称す
る。)を示し、上記固定鉄心19に貫挿された配
置となつており、その内部には電磁コイル等の磁
束発生装置21を包含している。また第4図の駆
動制御装置20を下方より見た斜視図に示す様
に、コの字形凹部20aを形成するためのレール
係合片20bが備えられている。なお20cは貫
通孔で、前記固定鉄心19が挿入されるものであ
る。又、22は固定緩衝ばねで、上記固定鉄心1
9の下部に装着され主として電磁接触器投入時の
取付盤面(図示せず)への衝撃を軽減する機能を
果す。24は固定鉄心ピンを示し、第2図、第3
図に示されている様に、上記固定鉄心19の下部
に貫通して設けられており、その両端は固定鉄心
19から突出している。前記固定鉄心ピン24の
両端には、それぞれ固定緩衝ゴム25が貫通着装
され、さらに固定緩衝ゴム25を覆つてガイド2
6が装着されている。ガイド26は摩擦抵抗の小
さい材料からなり、固定緩衝ゴム25の外径にほ
ぼ等しいガイドの凹部26aが形成されている。
27はレール板を示し、その中央部分には互い
に平行な2本のコの字形状のレール27aが形成
されている。またレールの奥端部にはレールスト
ツパー部27bが形成されている。レール板27
は前記ベース11に締付ねじ28により締結固定
されている。また駆動制御装置20は第1図、第
4図に示されるラチエツト29が組み込まれてい
る。ラチエツト29は駆動制御装置20の縦方向
凸部20dに、ラチエツト凹部29aを上下動自
在に保持され、さらに戻しばね30により下方に
付勢されている。ラチエツト29の下部には係合
突起29bが形成されており、これがレール板2
7に設けられた係合穴27cに係合するよう構成
されている。31は引外しばねを示しクロスバー
4の下端とレール板27の上面との間に配設され
クロスバー4を上方に常時付勢している。32は
取付板で、電磁接触器を取付盤面(図示せず)に
取付けるための取付穴を有し、レール板27の下
側にねじ締固定されている。33は補助接点部分
を示し、ベース11の側面に固定されている。な
おアークボツクス1はベース11にねじ締めによ
り固定され、また、クロスバー4は上下動自在に
ベース11の内壁により保持案内されている。
又、第5図はこの発明の要部拡大図で、この図
から明らかなように、転流板3は略U字状に形成
され、その一端は電気絶縁性と耐熱性とを有する
アークボツクス1の側壁1aにねじ34により固
定され、他端は同じ側壁1aに形成された孔35
に挿入されることにより、両端部において上記ア
ークボツクス1に固定されている。なお36は転
流板3の孔35からの突出部で、この突出部36
は折曲されている。
この発明による電磁開閉装置は上記のように構
成されており、次に動作について説明する。
第1図、第2図において、駆動制御装置20に
駆動電圧が印加されると、駆動制御装置20が発
生する磁束により、可動鉄心18と固定鉄心19
の間に電磁吸引力が発生し、可動鉄心18に連結
されたクロスバー4は引外しばね31に抗して下
方へ移動し、可動接点6と固定接点14が当接す
る。可動接点6と固定接点14の間の接点ギヤツ
プよりも、可動鉄心18と固定鉄心19との間の
鉄心ギヤツプの方が大きく形成されているため、
クロスバー4は前記接点当接位置よりもさらに下
方に移動して鉄心が閉成される。このため接触子
ばね9は圧縮変形し、このばね圧力は押えばね支
え8、可動接触子押え7を介して可動接触子5に
伝達され、所定の接触圧力をもつて、端子12と
同一電路を形成する反対側の端子12の間を電気
的に導通する。
駆動制御装置20に印加されていた駆動電圧を
取り除くと、可動鉄心18と固定鉄心19の間の
電磁吸引力は消滅し、クロスバー4は圧縮された
引外しばね31の付勢力により上方に移動させら
れて、接点間が開離する。このとき可動接点6と
固定接点14間にアークが発生するが、このアー
クは可動接点6から転流板3に、また、固定接点
14からアークランナー15にそれぞれ転位し、
さらにアーク電流と接触子電流による電磁反発力
によりグリツド2内に引込まれ、冷却、分断され
て消弧する。
上記した様に駆動制御装置20の駆動電圧を開
閉することにより端子12,12間に接続された
電路の開閉動作を行う。
この構造における転流板3は略U字状に形成さ
れ、その一端はアークボツクス1に面接触し、こ
の部分をねじ34にて確実に固定されている。
この転流板3のアーク側の他端はアークボツク
ス1に形成された孔35に挿入されており、アー
クボツクス1と挿入部で面接触し、かつ、孔35
から突出した突出部36が折曲されており、確実
に固定されている。
このように転流板3の両端はいずれも確実に固
定されておりアークにより転流板の表面の温度が
高くなつたとしても変形しにくい構造となつてい
る。
しかも転流板の両端部はアークボツクスに面接
触して固定しているため転流板3の熱が逃げやす
く、繰返ししや断時においてもすぐにアークの足
が冷えることになり良好なしや断性能が得られる
ことになる。
〔発明の効果〕
この発明の装置によれば、過酷な電流開閉を繰
返した場合のアークによる熱応力によつても転流
板の略U字状の両端部が変形せずグリツド間の空
間距離を一定に保つことができるし、しかも転流
板の温度を低く保つことができるため、繰返しし
や断動作を行なつてもしや断性能を低下しない安
定した特性の得られる電磁開閉装置が得られる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの発明の一実施例を説明す
る図で、第1図は正面部分断面図、第2図は第1
図に示す装置の半断面側面図、第3図は可動鉄心
を作動させる駆動部の分解斜視図、第4図は駆動
制御装置の下方から見た斜視図、第5図はこの発
明の要部を示す図、第6図は第5図に相当する従
来装置を示す図である。 図において、1はアークボツクス、3は転流
板、5は可動接触子、6は可動接点、13は固定
接触子、14は固定接点である。なお、図中同一
符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定接触子に固着される固定接点と、該固定
    接点との間で開閉作用を成し可動接触子に固着さ
    れた可動接点と、該可動接点と固定接点間に発生
    するアークを消弧する消弧室を形成するアークボ
    ツクスと、該アークボツクス内に間隔を隔てて配
    置された複数枚からなるグリツドと、該グリツド
    に沿つてU字状の一方の側辺を対向させ前記可動
    接触子に近接して設けられて可動接点と固定接点
    間に発生するアークをグリツドに転流する略U字
    状の転流板と、前記固定接触子に装着されて固定
    接点と可動接点間に発生するアークを前記グリツ
    ドの他方側に誘導するアークランナーとを備えた
    電磁開閉装置において、 前記転流板におけるグリツド側の側辺を前記ア
    ークボツクスの前記絶縁性と耐熱性とを有する側
    壁に面接触させて外側に突出した突出部を折曲し
    て固定したことを特徴とする電磁開閉装置。
JP8755189A 1989-04-06 1989-04-06 電磁開閉装置 Granted JPH0215525A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8755189A JPH0215525A (ja) 1989-04-06 1989-04-06 電磁開閉装置

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JP8755189A JPH0215525A (ja) 1989-04-06 1989-04-06 電磁開閉装置

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JPH0215525A JPH0215525A (ja) 1990-01-19
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53101674A (en) * 1977-01-25 1978-09-05 Telemecanique Electrique Extinguishing device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57163618U (ja) * 1981-04-08 1982-10-15

Patent Citations (1)

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JPS53101674A (en) * 1977-01-25 1978-09-05 Telemecanique Electrique Extinguishing device

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