JPH046863Y2 - - Google Patents
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- JPH046863Y2 JPH046863Y2 JP13856386U JP13856386U JPH046863Y2 JP H046863 Y2 JPH046863 Y2 JP H046863Y2 JP 13856386 U JP13856386 U JP 13856386U JP 13856386 U JP13856386 U JP 13856386U JP H046863 Y2 JPH046863 Y2 JP H046863Y2
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- disc
- rotary
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- Cleaning In General (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、精密機器に使用される部品類あるい
は半導体素子材料類等で円板状を呈する部材を自
動的、連続的に洗浄する装置に関する。
は半導体素子材料類等で円板状を呈する部材を自
動的、連続的に洗浄する装置に関する。
(従来の技術および問題点)
この種の部材には、清浄さが要求されるので、
通常超音波洗浄機で溶剤洗浄するが、超音波洗浄
機では、部材表面についた指紋等の除去が不可能
である。そこで、従来は上記超音波洗浄後の部材
を、人手により一個ずつ持つては溶剤を含ませた
スポンジで表面をこすり、指紋等を除去する作業
が必須とされていた。
通常超音波洗浄機で溶剤洗浄するが、超音波洗浄
機では、部材表面についた指紋等の除去が不可能
である。そこで、従来は上記超音波洗浄後の部材
を、人手により一個ずつ持つては溶剤を含ませた
スポンジで表面をこすり、指紋等を除去する作業
が必須とされていた。
人手による洗浄作業は煩雑で効率が悪く、人件
費が嵩むこととなるので、解決策が希求されると
ころであつた。
費が嵩むこととなるので、解決策が希求されると
ころであつた。
(考案の目的)
本考案は、清浄さが要求される円板状の部材に
付着した、超音波洗浄機を用いた溶剤洗浄では除
去不可能な、指紋等を除去する場合の、上述した
従来方法に存する問題点を解消するためになされ
たもので、人手を一切要することなく自動的、連
続的に指紋等を完全に除去可能な円板状部材連続
洗浄装置を提供することを目的とする。
付着した、超音波洗浄機を用いた溶剤洗浄では除
去不可能な、指紋等を除去する場合の、上述した
従来方法に存する問題点を解消するためになされ
たもので、人手を一切要することなく自動的、連
続的に指紋等を完全に除去可能な円板状部材連続
洗浄装置を提供することを目的とする。
(考案の構成)
本考案の構成は、
(1) 円板状の部材を洗浄する装置が同一平面上を
同一方向へ回転する第1、第2および第3回転
体と洗浄液供給源に接続されるノズルとから構
成され、 (2) 上記第1、第2回転体それぞれはほぼ同一径
で、上記部材の厚みと同一もしくはやや薄い厚
みを有する円板材の周面に部材を収容可能な複
数の切缺き部が等間隔で形成されてなり、当該
周面を近接して配設されるとともに、それぞれ
の切缺き部が周面最近接位置で相対向する如く
同期回転に設定され、 (3) 上記第3回転体は所定間隔を隔てて対向する
円板状の端板それぞれの内側にスポンジ材が貼
着され、かつスポンジ材の相対向する間隔が上
記部材の厚みより小さい間〓を維持する如く形
成してなり、当該間隔に前記第1・第2回転体
の周面近接位置を含む所定領域を収容する如
く、第2回転体が第1回転体に回動近接する側
の第1回転体・第2回転体それぞれの回転中心
から等間隔隔てる所定位置を回転中心として配
設され、 (4) 上記ノズルは前記第3回転体の配設位置と対
向する他側に配設されて洗浄液を第1・第2回
転体の周面近接位置近傍に噴射可能に設定して
なり、 (5) 第1回転体の切缺き部それぞれは所定回動位
置で順次送給される部材を受容可能、また第2
回転体の切缺き部それぞれは所定回動位置で収
容している部材を排出可能とした 円板状部材連続洗浄装置にある。
同一方向へ回転する第1、第2および第3回転
体と洗浄液供給源に接続されるノズルとから構
成され、 (2) 上記第1、第2回転体それぞれはほぼ同一径
で、上記部材の厚みと同一もしくはやや薄い厚
みを有する円板材の周面に部材を収容可能な複
数の切缺き部が等間隔で形成されてなり、当該
周面を近接して配設されるとともに、それぞれ
の切缺き部が周面最近接位置で相対向する如く
同期回転に設定され、 (3) 上記第3回転体は所定間隔を隔てて対向する
円板状の端板それぞれの内側にスポンジ材が貼
着され、かつスポンジ材の相対向する間隔が上
記部材の厚みより小さい間〓を維持する如く形
成してなり、当該間隔に前記第1・第2回転体
の周面近接位置を含む所定領域を収容する如
く、第2回転体が第1回転体に回動近接する側
の第1回転体・第2回転体それぞれの回転中心
から等間隔隔てる所定位置を回転中心として配
設され、 (4) 上記ノズルは前記第3回転体の配設位置と対
向する他側に配設されて洗浄液を第1・第2回
転体の周面近接位置近傍に噴射可能に設定して
なり、 (5) 第1回転体の切缺き部それぞれは所定回動位
置で順次送給される部材を受容可能、また第2
回転体の切缺き部それぞれは所定回動位置で収
容している部材を排出可能とした 円板状部材連続洗浄装置にある。
(考案の作用)
本考案は、順次送給される部材を第1回転体の
切缺き部それぞれが所定回動位置で受容し、次い
で切缺き部に収容した部材を第2回転体との最近
接位置へ移動させ、当該位置で部材・第3回転体
のスポンジ間に生ずる摩擦力とその方向性とによ
り同期回動し来つて相対向する第2回転体の切缺
き部に部材を移行させ、さらに第2回転体の切缺
き部に収容された部材を第2回転体の所定回動位
置で当該切缺き部から排出する一連の動作中に、
部材両面の汚れをノズルから噴射される洗浄液と
回動する第3回転体のスポンジによりこすり動作
とで解離し、洗い流す作用がある。
切缺き部それぞれが所定回動位置で受容し、次い
で切缺き部に収容した部材を第2回転体との最近
接位置へ移動させ、当該位置で部材・第3回転体
のスポンジ間に生ずる摩擦力とその方向性とによ
り同期回動し来つて相対向する第2回転体の切缺
き部に部材を移行させ、さらに第2回転体の切缺
き部に収容された部材を第2回転体の所定回動位
置で当該切缺き部から排出する一連の動作中に、
部材両面の汚れをノズルから噴射される洗浄液と
回動する第3回転体のスポンジによりこすり動作
とで解離し、洗い流す作用がある。
(実施例)
本考案を第1図aおよびbに示す一実施例に従
つて以下に詳述する。
つて以下に詳述する。
第1図aにおいて、10は本実施例円板状部材
連続洗浄装置(以下装置という)であり、20は
被処理部材供給装置である。
連続洗浄装置(以下装置という)であり、20は
被処理部材供給装置である。
装置10は、同一平面、例えば同一垂直面を回
転面として同一方向へ回転可能な1として示す第
1回転体、2として示す第2回転体、および3と
して示す第3回転体と、図示しない溶剤等の洗浄
液供給源に接続される4として示すノズルとから
構成されている。
転面として同一方向へ回転可能な1として示す第
1回転体、2として示す第2回転体、および3と
して示す第3回転体と、図示しない溶剤等の洗浄
液供給源に接続される4として示すノズルとから
構成されている。
上記第1回転体1および第2回転体2それぞれ
はほぼ同一径で、かつ処理せんとする部材Wの厚
みと同一もしくはやや薄い厚みを有する円板状か
らなり、周面には部材Wを収容可能な複数の切缺
き部11および21がそれぞれ等間隔で形成され
ている。而して、第1回転体1と第2回転体2と
は所定周方向で周面を近接させて配置され、かつ
それぞれの切缺き部11および21が周面最近接
位置で相対向する如く、O1およびO2それぞれ
を回転中心として矢印方向へ同期回転するように
設定されている。
はほぼ同一径で、かつ処理せんとする部材Wの厚
みと同一もしくはやや薄い厚みを有する円板状か
らなり、周面には部材Wを収容可能な複数の切缺
き部11および21がそれぞれ等間隔で形成され
ている。而して、第1回転体1と第2回転体2と
は所定周方向で周面を近接させて配置され、かつ
それぞれの切缺き部11および21が周面最近接
位置で相対向する如く、O1およびO2それぞれ
を回転中心として矢印方向へ同期回転するように
設定されている。
上記第3回転体は、第1図bに示される如く、
所定間隔を隔てて対向する円板状の端板31,3
1それぞれの内側にスポンジ材32,32が貼着
されており、相対向するスポンジ材32,32の
表面間に間隔を設け、当該間隔が上記部材Wの厚
みより小さい間隙sを維持する如く設定されてな
る。当該第3回転体3は、上記間隔sに前記第
1・第2回転体の周面近接位置を含む所定領域を
所定方向から収容する配置とされる。即ち、第3
回転体3は第2回転体2が第1回転体1に回動近
接する側で、第1回転体1の回転中心O1および
第2回転体2の回転中心O2それぞれから等間隔
隔たつた所定位置を回転中心O3として配設され
る。換言すれば、第3回転体3は第1・第2回転
体それぞれを所定方向から所定領域にわたりサン
ドイツチしており、上記所定領域に第1・第2回
転体の近接位置を含み、かつ回転時にはスポンジ
材32,32が第1・第2回転体1および2それ
ぞれの両端面を第2回転体の回転方向と同方向へ
向かつて摺動する状態としてある。
所定間隔を隔てて対向する円板状の端板31,3
1それぞれの内側にスポンジ材32,32が貼着
されており、相対向するスポンジ材32,32の
表面間に間隔を設け、当該間隔が上記部材Wの厚
みより小さい間隙sを維持する如く設定されてな
る。当該第3回転体3は、上記間隔sに前記第
1・第2回転体の周面近接位置を含む所定領域を
所定方向から収容する配置とされる。即ち、第3
回転体3は第2回転体2が第1回転体1に回動近
接する側で、第1回転体1の回転中心O1および
第2回転体2の回転中心O2それぞれから等間隔
隔たつた所定位置を回転中心O3として配設され
る。換言すれば、第3回転体3は第1・第2回転
体それぞれを所定方向から所定領域にわたりサン
ドイツチしており、上記所定領域に第1・第2回
転体の近接位置を含み、かつ回転時にはスポンジ
材32,32が第1・第2回転体1および2それ
ぞれの両端面を第2回転体の回転方向と同方向へ
向かつて摺動する状態としてある。
尚、第3回転体の回転速度は第1・第2回転体
それぞれと必ずしも同調させる必要はなく、例え
ば同一回転速度あるいはより高速の回転速度とし
てもよい。
それぞれと必ずしも同調させる必要はなく、例え
ば同一回転速度あるいはより高速の回転速度とし
てもよい。
上記ノズル4は前記第3回転体の配設位置と対
向する他側、即ち第2回転体2が第1回転体1か
ら回動・離間する側に配設され、噴射される洗浄
液が第1・第2回転体の周面近接位置近傍に注が
れるように設定されている。
向する他側、即ち第2回転体2が第1回転体1か
ら回動・離間する側に配設され、噴射される洗浄
液が第1・第2回転体の周面近接位置近傍に注が
れるように設定されている。
被処理部材供給装置20は、5として示すパー
ツフイーダと、6として示す送給樋とからなり、
パーツフイーダ5の開口部に投入された部材W
は、例えば先端方向が下方傾斜した送給樋6上に
1個ずつ排出され、転動して先端に至るようにな
つている。而して送給樋6の先端は前記第1回転
体1の周面所定位置に対向するとともに、転動し
来つた部材Wの周面と第1回転体1の周面とがほ
ぼ一致する如く諸元を設定してある。
ツフイーダと、6として示す送給樋とからなり、
パーツフイーダ5の開口部に投入された部材W
は、例えば先端方向が下方傾斜した送給樋6上に
1個ずつ排出され、転動して先端に至るようにな
つている。而して送給樋6の先端は前記第1回転
体1の周面所定位置に対向するとともに、転動し
来つた部材Wの周面と第1回転体1の周面とがほ
ぼ一致する如く諸元を設定してある。
上記構成からなる実施例装置10を用いて部材
Wを洗浄する場合を以下に述べる。
Wを洗浄する場合を以下に述べる。
まず、第1、第2および第3回転体1〜3をそ
れぞれ回転状とするとともに、洗浄液供給源から
ノズル4へ洗浄液の供給を開始する。ノズル4か
ら噴射される洗浄液は第1・第2回転体1および
2の近接位置近傍に降り注ぐとともに、対向側に
位置する第3回転体3のスポンジ32,32にも
降り注ぐので、当該スポンジ32,32は洗浄液
を含むこととなる。次いでパーツフイーダ5から
送給樋6上へ部材Wの送給を開始する。送給樋6
の先端に至つた部材Wは、回動する第1回転体1
の周面に形成された切缺き部11が到来すると、
当該切缺き部11内に落下して受容される。切缺
き部11内に収容された部材Wは第1回転体1の
矢印に従う回動により第2回転体2との近接位置
方向へと移動し、この間ノズル4から噴射される
洗浄液が降り注ぐ領域で両表面を洗浄液で濡らさ
れる。さらに回動が進むと、部材Wは第3回転体
3にサンドイツチされた領域に進入し、洗浄液に
濡れた両表面を矢印に従つて回転中の第3回転体
3の洗浄液を含んだスポンジ32,32がこす
る。第1回転体1に部材Wを収容した切缺き部1
1の位置が第2回転体2と最接近する位置に達す
ると、当該第1回転体1の回転と同期回転中の第
2回転体2の切缺き部21も対向位置に到来して
いるので、部材Wは第3回転体3の矢印方向への
回転から生ずるスポンジ32,32の摩擦力とそ
の方向性とにより、空になつている対向する切缺
き部21へ移行する。第2回転体2の切缺き部2
1に収容された部材Wは、当該第2回転体2の矢
印に従つて回動により、第3回転体3にサンドイ
ツチされた領域を前とは逆向きに通過する。この
間、スポンジ32,32による部材W両表面のこ
すり動作は継続する。切缺き部21の回動が進む
と、部材Wは洗浄液が降り注ぐ領域へと進み、当
該領域でスポンジ32,32でこすられて表面か
ら解離した汚れが洗い流される。さらに回動が進
み、部材Wを収容した切缺き部21が、例えば半
径方向斜め下方に開口する位置をとるが如き、所
定回動位置に至ると、部材Wは切缺き部21から
排出され、当該部材Wの洗浄は完了する。
れぞれ回転状とするとともに、洗浄液供給源から
ノズル4へ洗浄液の供給を開始する。ノズル4か
ら噴射される洗浄液は第1・第2回転体1および
2の近接位置近傍に降り注ぐとともに、対向側に
位置する第3回転体3のスポンジ32,32にも
降り注ぐので、当該スポンジ32,32は洗浄液
を含むこととなる。次いでパーツフイーダ5から
送給樋6上へ部材Wの送給を開始する。送給樋6
の先端に至つた部材Wは、回動する第1回転体1
の周面に形成された切缺き部11が到来すると、
当該切缺き部11内に落下して受容される。切缺
き部11内に収容された部材Wは第1回転体1の
矢印に従う回動により第2回転体2との近接位置
方向へと移動し、この間ノズル4から噴射される
洗浄液が降り注ぐ領域で両表面を洗浄液で濡らさ
れる。さらに回動が進むと、部材Wは第3回転体
3にサンドイツチされた領域に進入し、洗浄液に
濡れた両表面を矢印に従つて回転中の第3回転体
3の洗浄液を含んだスポンジ32,32がこす
る。第1回転体1に部材Wを収容した切缺き部1
1の位置が第2回転体2と最接近する位置に達す
ると、当該第1回転体1の回転と同期回転中の第
2回転体2の切缺き部21も対向位置に到来して
いるので、部材Wは第3回転体3の矢印方向への
回転から生ずるスポンジ32,32の摩擦力とそ
の方向性とにより、空になつている対向する切缺
き部21へ移行する。第2回転体2の切缺き部2
1に収容された部材Wは、当該第2回転体2の矢
印に従つて回動により、第3回転体3にサンドイ
ツチされた領域を前とは逆向きに通過する。この
間、スポンジ32,32による部材W両表面のこ
すり動作は継続する。切缺き部21の回動が進む
と、部材Wは洗浄液が降り注ぐ領域へと進み、当
該領域でスポンジ32,32でこすられて表面か
ら解離した汚れが洗い流される。さらに回動が進
み、部材Wを収容した切缺き部21が、例えば半
径方向斜め下方に開口する位置をとるが如き、所
定回動位置に至ると、部材Wは切缺き部21から
排出され、当該部材Wの洗浄は完了する。
以上の動作は第1回転体1の各切缺き部11が
順次受容する部材Wごとに繰り返し行われ、斯く
して部材Wは自動的、かつ連続的に洗浄されるこ
ととなる。
順次受容する部材Wごとに繰り返し行われ、斯く
して部材Wは自動的、かつ連続的に洗浄されるこ
ととなる。
尚、第1回転体1、第2回転体2それぞれの切
缺き部11,21は、周面に所定の等間隔を隔て
て形成されているので、切缺き部11と21とを
対向させない……即ち部材Wが周面近接位置にな
い……時間帯には、ノズル4から噴射される洗浄
液がスポンジ32,32に付着した汚れを洗い流
すこととなる。
缺き部11,21は、周面に所定の等間隔を隔て
て形成されているので、切缺き部11と21とを
対向させない……即ち部材Wが周面近接位置にな
い……時間帯には、ノズル4から噴射される洗浄
液がスポンジ32,32に付着した汚れを洗い流
すこととなる。
(他の実施例)
上記実施例では、第3回転体3の回転駆動を回
転中心O3に枢着した駆動軸によつているが、例
えば一方端面にスポンジ32を貼着した二枚の端
板31,31をそれぞれの回転中心O3,O3で
回動自在に外端面方向から片持ち支持で平行に配
置するとともに、端板31,31それぞれの周面
に形成してある歯形に噛合する駆動ギヤで回転駆
動させてもよく、回転駆動手段に如何なる構成を
採つてもよい。
転中心O3に枢着した駆動軸によつているが、例
えば一方端面にスポンジ32を貼着した二枚の端
板31,31をそれぞれの回転中心O3,O3で
回動自在に外端面方向から片持ち支持で平行に配
置するとともに、端板31,31それぞれの周面
に形成してある歯形に噛合する駆動ギヤで回転駆
動させてもよく、回転駆動手段に如何なる構成を
採つてもよい。
また、上記実施例では第1回転体1および第2
回転体2を連続的に回転させる場合を挙げて説明
したが、第1回転体1、第2回転体2それぞれの
切缺き部11および21が最近接位置で相対向す
る時点で、所定時間の回転休止期を設ける間欠回
転とすれば、スポンジ32,32による部材W表
面をこする時間が延長されるので、洗浄効果をよ
り増大することが可能となる。
回転体2を連続的に回転させる場合を挙げて説明
したが、第1回転体1、第2回転体2それぞれの
切缺き部11および21が最近接位置で相対向す
る時点で、所定時間の回転休止期を設ける間欠回
転とすれば、スポンジ32,32による部材W表
面をこする時間が延長されるので、洗浄効果をよ
り増大することが可能となる。
さらに言えば、上記実施例は本考案の基本構成
を示したものであり、例えば第2図に示す複合構
成をとることも本考案の応用とされる。
を示したものであり、例えば第2図に示す複合構
成をとることも本考案の応用とされる。
即ち、図において、第1回転体1、第2回転体
2aおよび第3回転体3aならびにノズル4aは
前掲実施例を示す第1図aの第1回転体1、第2
回転体2および第3回転体3ならびにノズル4と
全く同一構成である。しかし乍ら、当該実施例で
は第2a回転体2aの図示右側に近接して、当該
第2a回転体2aと同一に形成された第2b回転体
2bを配設するとともに、第3回転体3aと同一
に形成された第3b回転体3bおよびノズル4a
と同一なノズル4bを、上記第3a回転体3aお
よびノズル4aが第1回転体1および第2a回転
体2aに対してとる位置関係と全く同様に、第
2a回転体2aおよび第2b回転体2bに対する位
置関係とつて配設してある。
2aおよび第3回転体3aならびにノズル4aは
前掲実施例を示す第1図aの第1回転体1、第2
回転体2および第3回転体3ならびにノズル4と
全く同一構成である。しかし乍ら、当該実施例で
は第2a回転体2aの図示右側に近接して、当該
第2a回転体2aと同一に形成された第2b回転体
2bを配設するとともに、第3回転体3aと同一
に形成された第3b回転体3bおよびノズル4a
と同一なノズル4bを、上記第3a回転体3aお
よびノズル4aが第1回転体1および第2a回転
体2aに対してとる位置関係と全く同様に、第
2a回転体2aおよび第2b回転体2bに対する位
置関係とつて配設してある。
当該実施例では、部材Wは第1回転体1の切缺
き部11→第2a回転体2aの切缺き部21a→
第2b回転体2bの切缺き部21bと順次に移行
して排出されるまでの間に、二回にわたる洗浄が
施されるので、より完璧な洗浄効果を挙げること
が可能となる。
き部11→第2a回転体2aの切缺き部21a→
第2b回転体2bの切缺き部21bと順次に移行
して排出されるまでの間に、二回にわたる洗浄が
施されるので、より完璧な洗浄効果を挙げること
が可能となる。
勿論第2b回転体2b、第3b回転体3bおよび
ノズル4bと同様な構成をさらに増設して、多数
回の洗浄を施すようにしてもよく、これらは本考
案の設計事項の範囲内である。
ノズル4bと同様な構成をさらに増設して、多数
回の洗浄を施すようにしてもよく、これらは本考
案の設計事項の範囲内である。
(考案の効果)
本考案によれば、清浄さが要求される円板状の
部材に付着した、超音波洗浄機を用いた溶剤洗浄
では除去不可能な指紋等を、人手を一切要するこ
となく自動的、連続的に完全に除去可能となり、
当該部材の洗浄を容易、安価かつ完全に実施し得
るので、齎される効果が顕著であるとして賞用さ
れる。
部材に付着した、超音波洗浄機を用いた溶剤洗浄
では除去不可能な指紋等を、人手を一切要するこ
となく自動的、連続的に完全に除去可能となり、
当該部材の洗浄を容易、安価かつ完全に実施し得
るので、齎される効果が顕著であるとして賞用さ
れる。
第1図aは本考案の一実施例の正面図、第1図
bは第1図aにおけるX−X線断面図、第2図は
本考案の応用例の正面図である。 W……部材、10……円板状部材連続洗浄装
置、1……第1回転体、2……第2回転体、3…
…第3回転体、4……ノズル、11……第1回転
体の切缺き部、21……第2回転体の切缺き部、
31……端板、32……スポンジ材、s……スポ
ンジ材間の間隙、O1……第1回転体の回転中
心、O2……第2回転体の回転中心、O3……第
3回転体の回転中心。
bは第1図aにおけるX−X線断面図、第2図は
本考案の応用例の正面図である。 W……部材、10……円板状部材連続洗浄装
置、1……第1回転体、2……第2回転体、3…
…第3回転体、4……ノズル、11……第1回転
体の切缺き部、21……第2回転体の切缺き部、
31……端板、32……スポンジ材、s……スポ
ンジ材間の間隙、O1……第1回転体の回転中
心、O2……第2回転体の回転中心、O3……第
3回転体の回転中心。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 円板状の部材を洗浄する装置が同一平面上を
同一方向へ回転する第1、第2および第3回転
体と洗浄液供給源に接続されるノズルとから構
成され、上記第1、第2回転体それぞれはほぼ
同一径で、上記部材の厚みと同一もしくはやや
薄い厚みを有する円板材の周面に部材を収容可
能な複数の切缺き部が等間隔で形成されてな
り、当該周面を近接して配設されるとともに、
それぞれの切缺き部が周面最近接位置で相対向
する如く同期回転に設定され、上記第3回転体
は所定間隔を隔てて対向する円板状の端板それ
ぞれの内側にスポンジ材が貼着され、かつスポ
ンジ材の相対向する間隔が上記部材の厚みより
小さい間〓を維持する如く形成してなり、当該
間〓に前記第1・第2回転体の周面近接位置を
含む所定領域を収容する如く、第2回転体が第
1回転体に回動近接する側の第1、第2回転体
それぞれの回転中心から等間隔隔てる所定位置
を回転中心として配設され、上記ノズルは前記
第3回転体の配設位置と対向する他側に配設さ
れて洗浄液を第1・第2回転体の周面近接位置
近傍に噴射可能に設定してなり、第1回転体の
切缺き部それぞれは所定回動位置で順次送給さ
れる部材を受容可能、また第2回転体の切缺き
部それぞれは所定回動位置で収容している部材
を排出可能とした円板状部材連続洗浄装置。 2 第1および第2回転体の同期回転が連続回転
である実用新案登録請求の範囲第1項記載の円
板状部材連続洗浄装置。 3 第1および第2回転体の同期回転が間欠回転
であり、回転休止期を第1および第2回転体そ
れぞれの切缺き部が最近接位置で相対向する時
点とした実用新案登録請求の範囲第1項記載の
円板状部材連続洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13856386U JPH046863Y2 (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13856386U JPH046863Y2 (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6346994U JPS6346994U (ja) | 1988-03-30 |
JPH046863Y2 true JPH046863Y2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=31043664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13856386U Expired JPH046863Y2 (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046863Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-11 JP JP13856386U patent/JPH046863Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6346994U (ja) | 1988-03-30 |
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