JPH0466794B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0466794B2 JPH0466794B2 JP26277886A JP26277886A JPH0466794B2 JP H0466794 B2 JPH0466794 B2 JP H0466794B2 JP 26277886 A JP26277886 A JP 26277886A JP 26277886 A JP26277886 A JP 26277886A JP H0466794 B2 JPH0466794 B2 JP H0466794B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- car
- hole
- guide rail
- oil supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、エレベーターのガイドレール給油装
置に関する。
置に関する。
一般にエレベータの乗かご及びカウンタウエー
トは、前後左右方向の安定を計るため、夫々4個
のガイドシユーが設けられ、これらのガイドシユ
ーが昇降路に立設されたガイドレールと係合する
ようになつている。そして、乗かご及びカウンタ
ウエートの昇降を円滑にするため、ガイドレール
の表面に給油を行う給油器が乗かご及びカウンタ
ウエートの夫々に左右2個、全部で4個設置され
ている。この給油器は、実開昭54−49062号公報
等にに示すように、油を貯える油槽部と、この油
槽部の油を毛細管現象を利用してガイドレールに
導く給油材とによつて構成されていた。
トは、前後左右方向の安定を計るため、夫々4個
のガイドシユーが設けられ、これらのガイドシユ
ーが昇降路に立設されたガイドレールと係合する
ようになつている。そして、乗かご及びカウンタ
ウエートの昇降を円滑にするため、ガイドレール
の表面に給油を行う給油器が乗かご及びカウンタ
ウエートの夫々に左右2個、全部で4個設置され
ている。この給油器は、実開昭54−49062号公報
等にに示すように、油を貯える油槽部と、この油
槽部の油を毛細管現象を利用してガイドレールに
導く給油材とによつて構成されていた。
以上のような構成において、油槽部へ油を補充
するには、保守員はまず機械室まで行つて補充用
の油の入つた容器を持ち出し、停止した乗かご上
に乗つて乗かご上に設けられた給油器に油を補充
するとともに、カウンターウエートの給油器に油
を補充できる位置まで乗かごを運転し、乗かご上
よりカウンタウエートの給油器に油を補充するよ
うにしていた。
するには、保守員はまず機械室まで行つて補充用
の油の入つた容器を持ち出し、停止した乗かご上
に乗つて乗かご上に設けられた給油器に油を補充
するとともに、カウンターウエートの給油器に油
を補充できる位置まで乗かごを運転し、乗かご上
よりカウンタウエートの給油器に油を補充するよ
うにしていた。
上記従来の給油器へ油を補充する間、エレベー
タの運行は出来ず、利用客へのサービス低下を生
じていた。又、この油補充に多大の時間を要し、
保守作業時間を長くする要因となつていた。一
方、これらの問題を改善するため、多量の油を油
槽部に貯えておくことも考えられているが、毛細
管現象を利用しての給油であるため、エレベータ
ー停止中の夜間等でも常に給油がなされる結果、
過剰給油となつて昇降路を汚染する問題があつ
た。
タの運行は出来ず、利用客へのサービス低下を生
じていた。又、この油補充に多大の時間を要し、
保守作業時間を長くする要因となつていた。一
方、これらの問題を改善するため、多量の油を油
槽部に貯えておくことも考えられているが、毛細
管現象を利用しての給油であるため、エレベータ
ー停止中の夜間等でも常に給油がなされる結果、
過剰給油となつて昇降路を汚染する問題があつ
た。
本発明の目的は、給油器への油補充を乗かご上
に乗ることなく行なえるガイドレール給油装置を
提供することにある。
に乗ることなく行なえるガイドレール給油装置を
提供することにある。
上記目的は、油槽部の上部を覆うカバーに穴を
設け、一方この穴を給油材の一部にて塞ぐように
構成し、かつ乗かごを昇降させる巻上機の設けら
れた機械室に、前記カバーの穴に向かつて配管を
介して油補充する補給装置を設けることにより達
成される。
設け、一方この穴を給油材の一部にて塞ぐように
構成し、かつ乗かごを昇降させる巻上機の設けら
れた機械室に、前記カバーの穴に向かつて配管を
介して油補充する補給装置を設けることにより達
成される。
機械室に設けた補給装置から配管を介して給油
材に油が補充される。これによつて、乗かご上に
保守員が乗つて油を補充する必要がなく、エレベ
ータの不稼動時間の短縮を計ることが出来る。
又、保守員による保守作業時間も短縮できる。
材に油が補充される。これによつて、乗かご上に
保守員が乗つて油を補充する必要がなく、エレベ
ータの不稼動時間の短縮を計ることが出来る。
又、保守員による保守作業時間も短縮できる。
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図に基
づき説明する。
づき説明する。
第1図において、1は機械室床、2は巻上機支
持台、この支持台2上に補給装置3が設けられて
いる。4は補給装置3からの油をノズル5に導く
配管で、この配管4は、ガイドレール6に固定さ
れたブラケツト7によつて支持さらている。8は
図示省略した乗かご或いはカウンタウエートを支
持するクロスヘツドで、このクロスヘツド8に支
持部9を介してガイドシユー10が設けられてい
る。このガイドシユー10の上部には、ブラケツ
ト11を介して給油器12が備えられている。
持台、この支持台2上に補給装置3が設けられて
いる。4は補給装置3からの油をノズル5に導く
配管で、この配管4は、ガイドレール6に固定さ
れたブラケツト7によつて支持さらている。8は
図示省略した乗かご或いはカウンタウエートを支
持するクロスヘツドで、このクロスヘツド8に支
持部9を介してガイドシユー10が設けられてい
る。このガイドシユー10の上部には、ブラケツ
ト11を介して給油器12が備えられている。
この給油器12は、第2図に示すように、油を
貯える油槽部13と、この油槽部13の油をガイ
ドレール6へと導く給油材14と、油槽部13の
上部を覆うカバー15とから構成されている。給
油材14は、カバー15下面に接着した部分14
aと、少なくとも一部が油槽部13の油に浸る部
分14bとで構成されている。カバー15には穴
15aが設けられ、この穴15aを介してノズル
5からの補充油が給油材14aに供給されるよう
になつている。
貯える油槽部13と、この油槽部13の油をガイ
ドレール6へと導く給油材14と、油槽部13の
上部を覆うカバー15とから構成されている。給
油材14は、カバー15下面に接着した部分14
aと、少なくとも一部が油槽部13の油に浸る部
分14bとで構成されている。カバー15には穴
15aが設けられ、この穴15aを介してノズル
5からの補充油が給油材14aに供給されるよう
になつている。
しかして今、乗かご側の給油器12に油を補充
するに、乗かご最上階まで上昇させて停止し、こ
の状態で補給装置3を作動させ、配管4を介して
ノズル5から油を糸状に噴出して穴15aを介し
給油材14aに油を補充する。この補充した油は
給油材14aに吸い取られるが、余分な油は油槽
部13に滴下して貯えられ、そして、給油材14
bを介しガイドレール6に導びかれる。補充する
油量は、1ケ月毎のインターバルならば10〜20c.c.
で良く、したがつて短時間で補充できる。
するに、乗かご最上階まで上昇させて停止し、こ
の状態で補給装置3を作動させ、配管4を介して
ノズル5から油を糸状に噴出して穴15aを介し
給油材14aに油を補充する。この補充した油は
給油材14aに吸い取られるが、余分な油は油槽
部13に滴下して貯えられ、そして、給油材14
bを介しガイドレール6に導びかれる。補充する
油量は、1ケ月毎のインターバルならば10〜20c.c.
で良く、したがつて短時間で補充できる。
また、カウンタウエート側の給油器12への油
補充の場合は、乗かごを最下段に下降させ、すな
わちカウタウエートを最上階まで持ち上げ、乗か
ご側の給油器の場合と同様に行なうことができ
る。
補充の場合は、乗かごを最下段に下降させ、すな
わちカウタウエートを最上階まで持ち上げ、乗か
ご側の給油器の場合と同様に行なうことができ
る。
この一実施例によれば、機械室から給油器へ油
の補充を行なうことができ、従つて油補充のため
に乗かご上に乗る必要がなく、エレベータの不稼
動時間を短縮することができると共に、保守の作
業時間も短縮できる。また、通常1ケ月に1度程
度、保守員が機械室内の点検を行なつており、こ
の時に油の補充を行なうのであれば、10〜20c.c.の
少量の補充ですみ、油を過剰に給油する等の問題
は生じない。なお、カバー15は常に給油材14
aによつて塞がれているため、穴15aよりごみ
等が油槽部13内に入ることがない。
の補充を行なうことができ、従つて油補充のため
に乗かご上に乗る必要がなく、エレベータの不稼
動時間を短縮することができると共に、保守の作
業時間も短縮できる。また、通常1ケ月に1度程
度、保守員が機械室内の点検を行なつており、こ
の時に油の補充を行なうのであれば、10〜20c.c.の
少量の補充ですみ、油を過剰に給油する等の問題
は生じない。なお、カバー15は常に給油材14
aによつて塞がれているため、穴15aよりごみ
等が油槽部13内に入ることがない。
本発明によれば、機械室に設けた補給装置から
配管を介して給油器へ油を補充することができる
ので、エレベータの不稼動時間の短縮を計ること
ができ、また、保守員による保守作業時間も短縮
できる等、顕著な実用的効果を達成できる。又、
油槽部の上部に設けられたカバーに穴をあけ、こ
の穴から油の補充がなされるが、この穴は常時給
油材によつて塞がれており、ごみ等が油槽部に入
ることはない等の顕著な効果がある。
配管を介して給油器へ油を補充することができる
ので、エレベータの不稼動時間の短縮を計ること
ができ、また、保守員による保守作業時間も短縮
できる等、顕著な実用的効果を達成できる。又、
油槽部の上部に設けられたカバーに穴をあけ、こ
の穴から油の補充がなされるが、この穴は常時給
油材によつて塞がれており、ごみ等が油槽部に入
ることはない等の顕著な効果がある。
第1図は本発明の一実施例になるガイドレール
給油装置を備えたエレベータの上部概略図、第2
図は第1図に示す給油器の側断面図である。 1……機械室床、3……補給装置、4……配
管、6……ガイドレール、10……ガイドシユ
ー、12……給油器、13……油槽部、14……
給油材、15……カバー、15a……穴。
給油装置を備えたエレベータの上部概略図、第2
図は第1図に示す給油器の側断面図である。 1……機械室床、3……補給装置、4……配
管、6……ガイドレール、10……ガイドシユ
ー、12……給油器、13……油槽部、14……
給油材、15……カバー、15a……穴。
Claims (1)
- 1 油を貯える油槽部と、この油槽部の油をガイ
ドレールへと導く給油材と、前記油槽部の上部を
覆うカバーとからなる給油器を乗かご或いはカウ
ンタウエートに設け、前記給油材をガイドレール
に接触させることにより前記油槽部の油をガイド
レールの表面に給油するようにしたエレベータの
ガイドレール給油装置において、前記油槽部の上
部を覆うカバーに穴を設け、一方この穴を前記給
油材の一部にて塞ぐように構成し、かつ前記乗か
ごを昇降させる巻上機の設けられた機械室に、前
記カバーの穴に向つて配管を介して油を補充する
補給装置を設けたことを特徴とするガイドレール
給油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26277886A JPS63117887A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | ガイドレ−ル給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26277886A JPS63117887A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | ガイドレ−ル給油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63117887A JPS63117887A (ja) | 1988-05-21 |
JPH0466794B2 true JPH0466794B2 (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=17380465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26277886A Granted JPS63117887A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | ガイドレ−ル給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63117887A (ja) |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP26277886A patent/JPS63117887A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63117887A (ja) | 1988-05-21 |
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