JPH0465687B2 - - Google Patents

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JPH0465687B2
JPH0465687B2 JP60144162A JP14416285A JPH0465687B2 JP H0465687 B2 JPH0465687 B2 JP H0465687B2 JP 60144162 A JP60144162 A JP 60144162A JP 14416285 A JP14416285 A JP 14416285A JP H0465687 B2 JPH0465687 B2 JP H0465687B2
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JP
Japan
Prior art keywords
holder
blood sampling
needle
support member
blood
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60144162A
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English (en)
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JPS625330A (ja
Inventor
Tatsuya Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAIJIRUSHI HAMONO KAIHATSU SENTAA KK
Original Assignee
KAIJIRUSHI HAMONO KAIHATSU SENTAA KK
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Publication date
Application filed by KAIJIRUSHI HAMONO KAIHATSU SENTAA KK filed Critical KAIJIRUSHI HAMONO KAIHATSU SENTAA KK
Priority to JP60144162A priority Critical patent/JPS625330A/ja
Publication of JPS625330A publication Critical patent/JPS625330A/ja
Publication of JPH0465687B2 publication Critical patent/JPH0465687B2/ja
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は血液検査等のために、人の耳たぶか
ら血液を採取する採血具に関するものである。
(従来の技術) 従来、人の耳たぶから血液を採取する場合に
は、第9図に示すように、先端20aを尖らせた
ステンレス等からなる金属板状の採血針20を使
用している。従つて、このような採血針20で採
血する場合には、この針20の把持部20bを手
に持ち、使用者が手の力を加減し、適度な力で針
20の先端20aを耳たぶに突刺して採血作業を
しなければならなかつた。
ところが、このような採血の仕方では、誤つて
力を加え過ぎて耳たぶを大きく傷付けてしまつた
り、逆に力が足りず針20を何度も耳たぶに突刺
す必要が生じたりするようなことがあつた。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は採血する際に、使用者が力を自分で
加減して採血作業をしなければならないために、
誤つて力を加え過ぎて耳たぶを大きく傷付けてし
まつたり、逆に、力が足りず針も何度も耳たぶに
突刺す必要が生じたりするというような問題点を
解決するためのものである。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 上記した問題点を解決するために、本発明は先
端に採血針が取付けられ、採血具のホルダー内に
前後動可能に封装した支持部材と、該支持部材を
前記ホルダーの後方側に引つ込むように付勢する
付勢部材と、前端縁に、突部とその両側に設けた
凹部とからなる連続したカム面が設けられ、前記
ホルダーを貫いてその長さ方向とほぼ直交する方
向へ往復動が可能なように配設され、カム面に前
記支持部材が係合している操作部材とからなるも
のである。
(作用) 上記のように構成した採血具において、操作部
材16を操作すると、付勢部材の付勢力に抗して
採血針3がホルダー1の外部に瞬間的にかつ一定
長さだけ突出して耳たぶを突刺し、又採血針3は
付勢部材の付勢力により自動的に復帰する。
(実施例) 以下、本発明を具体化した採血具の一実施例を
第1〜8図について説明すると、1は先端がテー
パ状に若干細くなつた中空円筒形状をなすホルダ
ーであつて、プラスチツク製となつている。0は
特に第2,3図に示すように、同ホルダー1先端
のテーパ状部分1aを切欠いて形成した開口部で
あつて、ホルダー1の長さ方向へ延びている。2
は同ホルダー1先端の頭部であつて、その内側底
面には採血針3の棒状部3aが前後動可能に案内
されるガイド溝4が凹設されている。
2aは前記ガイド溝4の両側方において頭部2
に形成した一対の封止孔である。
6は前記ホルダー1の開口部0内後端に、基端
部をピンPによつて開閉自在に取付けた開閉部材
であつて、閉じたときに前記開口部0をちようど
塞ぎ得るようになつている。6aは特に第1,6
図に示すように、開閉部材6の前端部両側に突設
した一対の掛止突起であつて、開閉部材6を閉じ
たときに前記ホルダー1頭部2の一対の掛止孔2
aに係入されて、その閉状態を保持し得るように
なつている。なお、第6,7図に示すように、開
閉部材6の前半部内面には、その長さ方向へ延び
るガイド溝7が凹設されており、同ガイド溝7は
開閉部材6を閉じたときに、前記頭部2のガイド
溝4と協働して採血針3をガイドし得るようにな
つている。8は開閉部材6の外側前端面に形成し
た凹凸状の指掛部であつて、同指掛部8に指(例
えば親指)を掛けて開閉部材6を第1図二点鎖線
に示すように簡単に開き得るようになつている。
9は特に第1,3図に示すように、ホルダー1
に対し、前記開口部0後方において貫設した貫通
孔であつて、ホルダー1の長さ方向とほぼ直交す
る方向に延びている。
10は第3,7,8図に示すように、前記ホル
ダー1内に所定のストロークで前後動可能に封装
した支持部材であつて、前記採血針3を取替え可
能に支持し得るようになつている。この支持部材
10はほぼ円柱状をなし、ホルダー1と同じくプ
ラスチツク製となつている。11は支持部材10
の先端部を構成する針受けであつて、その一側面
(第7図において上面)は開放された開放面11
aとなつている。12は特に第5図に示すよう
に、同針受け11の開放面11aに凹設した採血
針3装着用の装着凹部である。なお、同装着凹部
12は採血針3基端の取付部3bが前後動不能に
固定される固定部12aと、採血針3の棒状部3
aが載置される載置溝12bとからなつている。
この支持部材10の前後動に伴つて、採血針3が
ホルダー1の前方へ瞬間的にかつ常に一定長さだ
け突出し又没入するようになつている。
13は第7,8図に示すように、支持部材10
に対しその長さ方向とほぼ直交する方向に貫通し
たスライド孔であつて、ホルダー1の貫通孔9と
対応する所に位置している。又、同スライド孔1
3内の前端側には後方側に向つて突出する係合突
起13aが設けられている。
14はホルダー1の後端に嵌着したキヤツプ、
15は同キヤツプ14と前記支持部材10の後端
との間に介装した付勢部材としてのコイルバネで
あつて、支持部材10を介して採血針3を常に後
方へ引張るように付勢している。
16は第2,5図に示すように、ホルダー1の
前部に取付けた操作部材であつて、同ホルダー1
の貫通孔9及び支持部材10のスライド孔13内
を横方向に往復移動する。17は特に第5,8図
に示すように、操作部材16の前面に形成したカ
ム面であつて、中央に前方へ突出する山形状の突
部17aを有するとともに、その両側には、突部
17aから滑かに連続して凹状に窪む一対の凹部
17bを備えている。このカム面17には前記コ
イルバネ15の付勢力により、支持部材10のス
ライド孔13に設けた係合凸部13aが常に係合
している。
さて、上記のように構成した採血具は、その不
使用状態において特に第2、第3回に示すよう
に、操作部材16の一方側の端部がホルダー1の
一方側に突出しており、コイルバネ15によつて
後方へ引つ張られている支持部材10の係合凸部
13aは、操作部材16のカム面17のどちらか
ら一方の凹部17bに係合し、採血針3がホルダ
ー内に没入した待機位置となつている。
上記不使用状態から採血針3を突出させるに
は、第3図の状態で操作部材16の突出端を矢印
方向へ強く押し、同操作部材16をホルダー1の
貫通孔9及び支持部材10のスライド孔13内に
おいて横方向へ移動させる。このようにすると、
カム面17の凹部17bと係合凸部13aとは図
示のように曲面で係合しているので、両者が滑り
合うことにより係合突部13aが前方に押し出さ
れ、第5図に示すように、操作部材16のカム面
17中央の突部17aが支持部材10の係合突部
13aと係合し、待機位置にあつた支持部材10
はコイルバネ15の弾性に抗して作動位置に急速
に前進する。そして更に操作部材16が押されて
いるので係合突部13aは、もう一方の(第5図
において下側)凹部17bに係合して操作部材1
6は第2図二点鎖線で示すように反対側に突出し
て停止し、前記において作動装置に前進していた
支持部材10はコイルバネ15に引かれ待機位置
に自動復帰する。
このように、操作部材16の操作により支持部
材10が待機位置と作動位置間を往復動すると、
支持部材10に支持されている採血針3は、その
棒状部3aが頭部2のガイド溝4と開閉部材6の
ガイド溝7にガイドされながら、先端がホルダー
1の頭部から前方へ一定長さだけ突出し又瞬間的
に没入する。尚次に採血作業を行なう場合には、
前記と逆に第2図二点鎖線の如くに位置している
操作部材16を、強く押し出すことにより続けて
作業を行なうことができる。
以上詳述したように本実施例の採血具による採
血作業は、操作部材16を強く押し込む一動作に
より、支持部材10がコイルバネ15の力に抗し
て前進し、又コイルバネ15に引かれて自動復帰
することにより、採血針3は一定長さだけ瞬間的
にホルダー1から突出しそして没入する。
従つて、従来のように使用者が手の力を加減し
て針3を耳たぶに突刺す必要がないので、誤つて
力を加え過ぎて耳たぶを大きく傷付けてしまつた
り、逆に力が足りず針3を何度も耳たぶに突刺さ
ねばならなかつたりするような不都合を防止で
き、簡単に採血作業を行うことができる。
又、採血針3は支持部材10に装着溝12内に
しつかりと装着されているのみならず、出没動作
時には頭部2のガイド溝4及び開閉部材6のガイ
ド溝7によつガイドされている。従つて、ホルダ
ー1を傾けた状態で採血具を使用しても、採血針
3の動きが不安定となつたり、同採血針3がホル
ダー1から抜け落ちたりするようなことは決して
ない。
さらに、採血針3を取替える場合には、第1,
5,6図に示すように開閉部材6の指掛け部8に
親指を掛けて、これを外方へ起こす。このように
すると、ホルダー1のテーパ状部分1aの開口部
0が露出するので、この開口部0を利用して採血
針3を簡単に取替えることができる。取替えた後
は、前記とは逆に開閉部材6を閉じて、開口部0
を塞げばよい。なお、同開閉部材6を閉じたとき
には、その両側に突設された一対の掛止突起6a
がホルダー1頭部2の一対の掛止孔2aに掛け止
めされるので、この閉状態で開閉部材6が不用意
に開いてしまうことはない。
なお、前記実施例では付勢部材としてコイルバ
ネ15を用いたが、付勢部材はこれに限るもので
はなく、支持部材10をホルダー1の後方側に向
けて付勢するものであればその構成を問わない。
発明の効果 以上詳述したように、本発明は採血する際に、
使用者が力を自分で加減して採血作業をする必要
がなく、ひいては誤つて力を加え過ぎて耳たぶを
大きく傷付けてしまつたり、針を何度も耳たぶに
突刺さなければならなかつたりするというような
不都合を防止でき、簡単に採血作業を行うことが
できる。そして前記採血作業は、操作部材を押し
込む一動作で全てが行なわれるので、操作性がき
わめて良好であるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した一実施例を示す採
血具の正面図、第2図は同じくその平面図、第3
図は同じく採血具の不使用状態を開閉部材が開か
れた状態で示す一部拡大平面図、第4図は採血針
のみの平面図、第5図は採血針が突出した状態を
開閉部材の開状態で示す一部拡大平面図、第6図
は同じく第3図の左側面図、第7図は採血針の突
出状態を針とともに示す拡大断面図、第8図は同
じく採血具を分解して示す平面図、第9図は従来
の採血針の平面図である。 ホルダー……1、採血針……3、支持部材……
10、コイルバネ……15、操作部材……16。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端に採血針3が取付けられ、採血具のホル
    ダー1内に前後動可能に封装した支持部材10
    と、 該支持部材10を前記ホルダー1の後方側に引
    つ込むように付勢する付勢部材15と、 前端縁に、突部17aとその両側に設けた凹部
    17bとからなる連続したカム面17が設けら
    れ、前記ホルダー1を貫いてその長さ方向とほぼ
    直交する方向へ往復動が可能なように配設され、
    カム面17に前記支持部材10が係合している操
    作部材16とからなることを特徴とする採血具。 2 付勢部材は、ホルダー1と支持部材10との
    間に張設されたコイルバネ15であることを特徴
    とする特許請求の範囲1項記載の採血具。 3 採血針3は、支持部材10の針受11に取替
    え可能に取付けられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の採血具。
JP60144162A 1985-07-01 1985-07-01 採血具 Granted JPS625330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60144162A JPS625330A (ja) 1985-07-01 1985-07-01 採血具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60144162A JPS625330A (ja) 1985-07-01 1985-07-01 採血具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS625330A JPS625330A (ja) 1987-01-12
JPH0465687B2 true JPH0465687B2 (ja) 1992-10-20

Family

ID=15355639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60144162A Granted JPS625330A (ja) 1985-07-01 1985-07-01 採血具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS625330A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320095A (en) * 1976-08-04 1978-02-23 Mitsubishi Electric Corp Cum actuating device
JPS59160441A (ja) * 1983-01-13 1984-09-11 ジエネテイクス・インタナシヨナル・インコ−ポレイテツド 採血器具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320095A (en) * 1976-08-04 1978-02-23 Mitsubishi Electric Corp Cum actuating device
JPS59160441A (ja) * 1983-01-13 1984-09-11 ジエネテイクス・インタナシヨナル・インコ−ポレイテツド 採血器具

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JPS625330A (ja) 1987-01-12

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