JPH0460210B2 - - Google Patents

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JPH0460210B2
JPH0460210B2 JP59013555A JP1355584A JPH0460210B2 JP H0460210 B2 JPH0460210 B2 JP H0460210B2 JP 59013555 A JP59013555 A JP 59013555A JP 1355584 A JP1355584 A JP 1355584A JP H0460210 B2 JPH0460210 B2 JP H0460210B2
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pressure
output
winding
pressure sensor
magnetostrictive
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Inventor
Hawaado Teruune Jeimuzu
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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Publication of JPS59162432A publication Critical patent/JPS59162432A/ja
Publication of JPH0460210B2 publication Critical patent/JPH0460210B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/16Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means by making use of variations in the magnetic properties of material resulting from the application of stress
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S73/00Measuring and testing
    • Y10S73/02Magnetostrictive

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 (技術分野) この発明は容器の中にある流体の圧力測定に関
する。特に関心が持たれているのは、圧力の読み
の精度を保ちながら、かなりの衝撃及び振動を含
む厳しい環境に耐え得る流体圧力検出器及び検出
装置である。
(従来技術) 原子炉の圧力容器内にある流体圧力の測定に関
心が持たれている。原子炉については、例えば
1977年マツクグローヒル・ブツク・カンパニから
出版されたダグラスM.コンシダイン編集「エネ
ルギ・テクノロジー・ハンドブツク」を参照され
たい。
従来、加えられた圧力を感知して、圧力を表わ
す電気表示を発生する電気機械的な検出器があ
る。こういう1つの装置は、同調回路の可変静電
容量として作用する荷重膜を持つている。他の圧
力検出器は動作媒質内で制動される振動ワイヤを
用いている。
測定する圧力伝達媒質に露出した荷重膜の撓み
を機械的にみつける検出器も従来ある。この時、
膜がホイートストン・ブリツジを機械的に不平衡
にし、不平衡の程度が圧力の大きさを表わす。更
に従来、膜の撓みを電磁的に補償する装置もあ
る。更に別の方式は、膜の撓みをばね、てこ及び
電気制御装置から成る装置を介して、棒の動きに
機械的に変換するものがある。
然し上に述べた従来の装置は比較的複雑で、高
価であり、一般的に信頼性がない。これらは温度
依存性を持つていて、ドリフトに関連する問題を
起す場合が多い。
更に、現存の圧力検出器は不安定であるのが典
型的である。即ち、不利な環境で望ましくない変
化を生じ、その為その信頼性に疑問がある。例え
ばこういう装置が過大な応力を受けると、非可逆
的な変形を起したり或いは内部破損を起すことが
ある。更に重要なことは、その場所にある検出器
の完全さを評価する手段がないのが普通であるこ
とである。検出に付設する電子回路は検出器内に
取付け、その為実際に測定する非常に厳しい環境
又は制御の効かない環境の影響を受けるので、こ
の問題は更に悪化する。これが全体としての検出
器の有効寿命を制限している。
従来の検出器に関して更に詳しいことは、1962
年にロンドンのイリツフ・ブツクス・リミテツド
から出版されたC.J.カートリーの著書「スクエ
ア・ループ・フエライト・サーキツトリー」、及
び1968年6月に開催されたセンサー・アンド・メ
ジヤリング・システムズ・シンポジウムF.F.スタ
ツキーによつて発表された論文「高速フエリ磁性
マクロ変換器」を参照されたい。
発明の目的 従来の圧力検出器を取巻く問題並びに欠点の
為、この発明の目的は、遠隔で圧力表示を発生し
得る、原子力用の簡単で低廉で信頼性のある圧力
検出器を提供することである。
この発明の別の目的は、圧力検出器の手入れが
好便に出来ると共に、所要の精度の限界内で安定
である様に保証することである。
この発明の別の目的は、圧力表示器の動作能力
及び状態の容易に利用し得る表示を提供すること
である。
この発明の別の目的は、反対向きに巻装した2
次巻線を利用して、デイジタル電子論理装置に使
うのに適した反対の極性の冗長な出力を発生する
ことである。
この発明の別の目的は、フエリ磁性の鉄心を持
つていて、所定のキユーリ温度より低い温度変化
並びにガンマ線放射に対して比較的影響されない
圧力検出器を提供することである。これによつ
て、ヒステリシス及び非直線性が実質的にない出
力特性が得られ、こうして精度並びに安定性が高
くなる。
この発明の別の目的は、安定で再現性があつて
正確な、圧力検出器の冗長な出力表示を発生する
ことである。
別の目的は、静水圧感知装置又は集中荷重感知
装置として使うのに適していて、小形で頑丈でコ
ストが安く、機械的に安定で、温度並びに放射の
影響を比較的受けない圧力検出器を提供すること
である。
この発明の別の目的は、冗長出力を持つていて
も持つていなくても、絶対圧力又は差圧検出器と
して構成することが出来る圧力検出器を提供する
ことである。
この発明の別の目的は、静圧及び動圧の両方の
測定に適する様に、速い応答特性を持つ検出器を
提供することである。
この発明の別の目的は、1次巻線及び反対向き
に巻装した2つの2次巻線を持つミニエイチユア
パルス変圧器にフエリ磁性材料の固有の磁気特性
を利用して、測定する圧力に反比例する直接出力
及び反転出力を発生し、こうして電子回路の選ば
れた素子で冗長圧力信号を発生する様にすること
である。
この発明の別の目的は、何れも互いに同じ向き
に巻装された3つの2次巻線を持つミニエイチユ
アパルス変圧器にフエリ磁性材料の固有の磁気特
性を利用した圧力検出器を提供することである。
これによつて加えられた圧力に反比例する信頼性
の高い冗長な信号出力が得られ、これらは高い有
効性を必要とし且つそれだけの価値のある原子力
安全装置に特に有用である。
発明の概要 この発明は磁歪形圧力検出器を提供する。この
圧力検出器は、好ましくは管状の容器内に取付け
られたトロイダル形、6角形の鉄心又は同様な構
造を持つていて、1形式では、圧力変換流体を収
容している。容器は加圧媒質に露出した圧力伝達
膜を用いて末端が密封されている。
出力鉄心巻線の種々の実施例で設けられる回路
が、直接、組合せ、反転並びに/又は冗長出力信
号を発生する。
静水圧を測定するこの発明の1実施例は、外部
状態を検出する為に圧力変換流体を必要とする。
然し、この発明の集中荷重形では、この圧力変換
流体を必要としない。これは、圧力感知素子、即
ち、磁歪鉄心が管状又はその他の形の容器の側面
と物理的に接触するからである。従つて、この発
明の圧力変換器は、静水圧でも、動水圧でも、或
いは流れの方向に関係なく、流れる流体又は静止
する流体内の局部的な荷重又は局部的でない荷重
の何れでも、測定することが出来る。静水圧は典
型的には加圧流体内で起り、あらゆる方向に同じ
大きさを持つが、これに対して動水圧は加圧の状
態だけでなく、その流れの方向にも左右される。
従つて、この発明では、静圧水頭ばかりでなく、
動圧水頭も決定することが出来る。
更にこの発明は、表示される出力圧力の値の有
効性の保証度を高める為に、ミニエイチユア・パ
ルス変圧器形式の冗長出力コイルを含んでいて、
冗長は自己検査形式で静水圧、動水圧、又は異方
性点荷重を測定する装置並びに関連した回路を対
象とする。
実施例の記載 この発明の前述の目的並びに具体的に述べなか
つたその他の目的が、以下述べる様に、この発明
によつて達成される。図面はこの発明の好ましい
実施例又は最善の様式の構成と作用を説明する為
のものである。
第1A図は高いキユーリ温度を持つ様に設計さ
れた圧力感知用強磁性セラミツク材料のトロイダ
ル形フエライト鉄心11を示している。フエライ
ト鉄心は古くからデイジタル計算機の論理回路及
び記憶装置に使われている。然し、そういう用途
では、フエライト材料が圧力によつて比較的影響
を受けないことが重要である。
フエライト材料を圧力の影響を受けない様に作
ることは非常に難しかつたが、その技術開発の
際、フエライト鉄心を確実に感圧性に作る作り方
が発見された。フエライト材料を特定の温度依存
性プロセスで処理することにより、比較的小さい
感圧性フエライト鉄心の製造が非常に容易になつ
た。こういう鉄心に誘起される磁界の飽和値は圧
力に反比例する。例えば鉄心11に巻装したコイ
ルに矩形波電流を印加することによつて、励磁磁
界を加えると、鉄心11に誘起される磁界の飽和
値は、鉄心11に加えられた圧力に関係する。従
つて、鉄心11の2次巻線は鉄心11に対する圧
力を表わす信号を発生する。
鉄心11のフエライト材料は、加えられた圧力
に反比例する磁気特性を持つ様に製造される。米
国特許第3307405号にこのことが記載されており、
詳しいことはこの米国特許を参照されたい。この
鉄心は直径0.02吋という小さい寸法に作ることが
出来る。その圧力感度は、材料の組成(例えば
0.5NiFe2O4+0.5Fe3O4乃至0.6NiFe2O4
0.4Fe3O4)と材料の処理方法とによつて得られる
磁歪効果によつて起る。この発明では、鉄心11
のキユーリ温度は750℃より高い。この結果、鉄
心11が電子用パルス変圧器として第1A図に示
す形に用いられた時、20000psiaまでの静水圧に
対して直線的な圧力感度を持つ。
更に詳しく云うと、第1A図は鉄心11に1次
コイル又は巻線12と2つの2次コイル又は巻線
13,14を巻装してあることを示している。パ
ルス発生器15が1次コイル12及び直列抵抗1
6に入力信号を供給する。入力信号は例えば約
300KHzの周波数を持つ矩形波であつてよい。入
力信号の振幅は鉄心11を飽和させるのに十分で
なければならない。これによつて、2次コイル1
3,14に誘起される信号は、鉄心11が受ける
圧力に反比例する。
2次コイル13,14が夫々の負荷抵抗17に
接続され、抵抗17の両端の電圧が夫々の増幅器
18,19によつて増幅されて、端子A及びCに
夫々の圧力を表わす出力信号を発生する。コイル
13,14は互いに反対向きに巻装されている
が、同じターン数である。従つて、夫々の出力
は、検出された圧力レベルに反比例する同じ大き
さを持つが、反対の極性である。増幅器18,1
9の出力が加算器20に供給され、この加算器
が、端子Bに予想される通常の出力信号がゼロ又
はゼロの近くになる様に、自己検査機能をする。
このゼロ出力は検出器が正しく動作していること
を表わす。
第1B図は端子A,B,Cが、信号を平滑する
と共に雑音を減少する積分器21を含む別の回路
素子の入力になることを示している。閾値回路2
2,23,24はアナログ応答形であり、夫々
1、0及び−1の論理出力の値を発生する。こう
してアナログ入力信号をデイジタル表示に変換す
る。第1B図では閾値回路22乃至24が記号で
示されているが、例えば回路22について云う
と、この回路が特定の範囲にある正の入力、即
ち、高のアナログ信号、例えば20maを受取つた
場合、その場合にだけ、論理1出力を発生するこ
とを示している。同様に回路24は、或る範囲内
の負の入力を受取つた場合にだけ、論理−1出力
を発生する。回路23は、その入力がアナログの
ゼロの値の或る許容範囲内にある限り、論理0出
力を発生する。全てが予想通りに動作していれ
ば、出力回路22,24は予想された論理1及び
論理−1の出力を夫々発生する。回路22,24
の入力の間に目立つた大きさのずれ(極性は考え
ずに)は予想されない。従つて、回路23の出力
は論理0になる可能性が非常に大きい。
回路24からオア・ゲート27への入力はイン
バータとして作用し、ゲートが論理−1ではな
く、論理1を実効的に受取る様にする。従つて、
オア・ゲート27の出力は、回路22からオア・
ゲート27への入力が論理1であるか、或いはオ
ア・ゲート27が論理−1の反転を受取るかの何
れかの場合、論理1になる。インバータ28が予
想される入力の論理0を出力の論理1に変換す
る。適正な動作の間、アンド・ゲート29はオ
ア・ゲート27及びインバータ28の両方から論
理1の入力を受取る。勿論、これによつてアン
ド・ゲート29は、適正な動作可能状態を表わす
論理1の出力を発生する。
出力端子Dが万一論理0の値になる場合、圧力
検出装置の動作可能状態は不良であるとみなされ
る。この状態は、インバータ28の出力の論理0
状態(これは端子A及びCの信号の大きさに許容
し難い差があることを意味する)か、或いは、イ
ンバータ28が不良であるか、或いはインバータ
28の前にある部品が不良であることによつて起
り得る。この「不良とみなされる」状態は、増幅
器18,19の両方のチヤンネルの欠陥によつて
も起り得る。これによつてオア・ゲート27が論
理0を発生し、インバータ28の出力状態に関係
なく、アンド・ゲート29から論理0出力を出す
様になる。然し、コイル13又は14から始まる
2つのチヤンネルの内の一方が正しく動作可能で
あれば、オア・ゲート27の出力を論理1に保つ
のにそれで十分であり、インバータ28が論理0
の出力で秤を反対向きに傾けなければ、アンド・
ゲート29を同じ出力状態、即ち論理1状態に駆
動する。
第2A図に示す検出器は第1A図に示す検出器
の代りに使うことが出来る。同じ様な出力端子
A,B,Cが第2B図に示す接続回路又は多数決
回路に通ずることが示されており、組合せ出力D
が得られる。第2A図の回路は、出力A,B,C
に終る別々のチヤンネルに3つの2次コイル13
を含んでいる。他の素子(即ち、鉄心11、1次
コイル12、パルス発生器15及び抵抗16,1
7)については、回路は第1A図と同じである。
更に、特定の部品18,21,22も同様であ
る。各々の増幅器18の後に積分器21と、アナ
ログ・デイジタル部品22とが続いている。第2
B図の出力Dは、部品22の3つの設定点の内の
2つを越えた場合にだけ、ゼロ以外になる。回路
の冗長性により、装置の全体的な信頼性が高くな
り、出力信号の確実さが増す。第2A図及び第1
A図の1つの違いは、出力コイル13が全部同じ
向きに巻装されていることである。更に、増幅器
18を含む第2A図のアナログ・チヤンネルは基
本的に同一であるが、別々のチヤンネルではな
く、一体化した又は組合せたアナログ方式を特徴
とする第1A図ではそうではない。
第2B図は端子A乃至Cの論理状態を処理する
オア・ゲート30,31及びアンド・ゲート3
2,33を含む多数決回路である。原則として、
端子A乃至Cの内の任意の2つの論理状態の値が
1である時には、何時でも端子Dは正の動作可能
状態を表わす論理1になるべきである。1つのチ
ヤンネルしか範囲内になくて動作可能でなけれ
ば、この特定の実施例の圧力検出器全体は作動不
能とみなされる。例として、端子Cが論理0であ
る場合を考える。この時、オア・ゲート30の出
力は1であり、アンド・ゲート32の出力は0で
ある。これは端子Cが0に設定されているからで
ある。アンド・ゲート33の出力が1になる。こ
れはA及びBが両方共論理1の値を仮定している
からである。この為、オア・ゲート31の出力は
1であり、従つて圧力検出器は、アンド・ゲート
32の出力が論理0であつても、動作可能と考え
られる。
第3A図は、例えば原子炉(図に示していな
い)の圧力容器に挿入し得る検出器集成体で、フ
エライト鉄心11を構造的にどの様に取付けるか
を示している。集成体が、例えば前に第1A図に
ついて説明した様な1次巻線12及び2次巻線1
3,14の構成を持つている。鉄心11が、シリ
コーンの様な粘性流体39を充填した管状容器又
は金属管27の中に配置され、溶接又はその他の
方法で結合した膜38をキヤツプとしており、こ
の膜を介して流体39に外部圧力が伝達され、こ
の流体がこの圧力を鉄心11に伝達する。膜39
は好ましい熱膨脹特性及び導電特性を持つニツケ
ル合金コバールの様な材料で形成することが出来
る。膜の厚さが検出器の感度及び較正条件に影響
する。金属管27及び膜38を作るのに、検出器
の環境内で耐え得ると共に、目立つて腐食又は
ひゞ割れを生じないステンレス鋼、オーステナイ
ト鋼又は同様な材料を使うことが出来る。
流体39は一様な圧力伝達媒質として作用する
だけでなく、流体系の中で不可避に発生する振動
を減衰させる。こういう振動を減衰させること
は、セラミツクの鉄心11が非常に軽量であるの
で重要である。
鉄心11は、鉄心11が誤つて金属管27の壁
と接触することがない様な形で、巻線12乃至1
4のワイヤによつて支持される。2次巻線13,
14が管状通抜け部60を持つセラミツク封じ4
5により、金属管27の壁から電気的に隔離さ
れ、巻線12乃至14の導線が第3B図に示す様
に、この通抜け部にろう付け又ははんだ付けされ
る。
セラミツク封じ45は通抜け部60を受入れる
様に加工し、通抜け部は、封じの分野で周知の方
法を用いて、セラミツクの横方向の面にある金属
化した遷移層にろう付けされる。セラミツクの半
径の外側も金属化して、金属管27の本体にろう
付けし、この金属管は大地電位に保つ。抵抗16
を第1A図に示す様に、1次コイル12の回路に
接続する。使うセラミツク及び金属材料は熱的に
釣合いのとれたものにして、差別的な熱膨脹によ
る過大な応力を避ける。
第4A図及び第4B図に示す形の検出器は、膜
38及び金属管27の任意の場所にかゝる局部的
な又は集中した静水圧荷重を測定する様に特に設
計されている。第4A図に示す6角形の鉄心11
が、金属管27の壁によつて直接的に支持され、
こうして突然の衝撃又は衝突を防止する。第4A
図に示した鉄心要素11は静水圧荷重と共に、集
中又は一方向荷重をも感ずる。第4A図及び第4
B図に用いた設計の特徴は、粘性流体39が存在
しないこと、並びに第4A図及び第4B図の鉄心
11を支持する為にセラミツクのスペーサ99を
使うことを別とすれば、第3A図及び第3B図と
同じである。鉄心11は例えば6角形であつて、
金属管27の壁と接触した状態に保持される。第
4A図の設計を若干変更して、通抜け部に異なる
配線方式をとれる様にすると共に、膜38及びセ
ラミツク封じ45の間に鉄心を機械的に支持す
る。こういう変形が全般的に第4B図に示されて
いる。前に述べた様に、この形式の検出器は衝撃
荷重の検出及び測定に理想的に適している。
この発明のこの形式で、鉄心11を6角形にし
た理由は、壁との適切な接触を保証すると共に、
検出器に構造的な頑丈さを持たせることである。
鉄心11は4角又は5角形にしてもよい。然し、
壁との接触が鉄心の面全体に行きわたつていて、
破損又はひゞ割れを生じない様にすることが重要
である。これが、接触面を全体的に平坦にし又は
丸くすることによつて保証される。前に述べた第
4A図のセラミツクのスペーサ99が、鉄心11
の各々の側に配置される。これらのスペーサ99
はT字形支持体の形にすることが出来、例えばア
ルミナの様な任意の種類のセラミツクを使うこと
が出来る。鉄心11には強磁性セラミツク材料が
好ましい。これは1つには、この材料が引張りに
対しては弱いけれども、圧縮に対してかなり強い
からである。従つて、鉄心11は隅に於ける過大
な荷重や、同様な荷重点又は応力集中を最小限に
抑える様に設計されている。この目的の為、第4
A図の6角形のトロイドの隅及び縁は幾分丸くし
て、応力集中を許容し得る限界内に抑えながら、
有効な圧力の伝達が行なわれる様に、金属管27
との壁との十分な面の接触面積を保つ。
第3A図は外部流体の静圧又は静水圧を、膜3
8及び内部の媒質を介して伝達することによつて
測定する装置を示したが、第4A図の検出器には
この様な内部の流体がない。従つて、第4A図の
構造は主に集中した一定の又は時間と共に可変の
圧力を測定する衝撃計として適している。第4A
図に示す装置は、生ずる振動の力が静的であつて
も、或いは衝撃の力を構成するものであつても、
それに関係なく、例えば振動変換器として作用し
得る。これは第3A図の動又は静水圧の用い方と
は異なる。これは第3A図の場合、装置は管又は
圧力容器内の流体圧力の監視に使われるからであ
る。これに対して、第4A図の検出器は、選ばれ
た部品の相対運動による衝撃荷重を測定する振動
装置に使うことが出来る。
第4A図の磁歪素子を取巻く構造は、外壁が局
部的に微視的に撓む時、応力が複雑な形で分布す
る為、加えられた集中荷重に対して拡散効果を持
つ。それでも、第4A図の形式は、測定する点荷
重に対して有効に応答する。
第3A図に示した様な種類の2つの鉄心を、第
5A図に示す様に、差圧感知装置として互いに隣
接して配置することが出来る。第5A図の封じ4
5は第4B図と同様である。第5A図に付設され
る電気回路が第5B図に示されている。第5B図
の加算増幅器18の出力は、障壁147によつて
隔てられた夫々の媒質の間の差圧(P1−P2)に
反比例する。第5B図の抵抗及び増幅器は第1A
図に示したものと同様である。第5A図の各々の
鉄心11は1つの2次巻線13を持つている。
夫々の鉄心の2次巻線13が反対向きに巻装され
ていることに注意されたい。従つて、第1A図の
場合と同じく、端子Aの信号は端子Bの信号と反
対の極性であり、端子Cの信号はゼロの値を持つ
と予想されている。
以上述べたことは、当業者にはいろいろ変更す
ることが出来る。然し、この発明は以上図示し且
つ説明した実施例に制約されるつもりはない。特
許請求の範囲の記載は、この発明の範囲内で可能
な全ての変更を包括するものと承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1A図は対応する1対の増幅器に対して反転
信号を供給する様に巻装された1対の2次出力コ
イルを持つトロイダル形鉄心に巻線された1次コ
イルを示す略図であり、増幅器の出力が並列出力
として加算素子に供給され、この素子は不良でな
い動作中は、ゼロの値を出力として持つことが予
想されている。第1B図は第1A図の回路の出力
を受取る様に設計された回路の回路図、第2A図
は第1A図と同じ1次コイルを持つが、対応する
増幅器、積分器及び閾値ブロツクに対して同じ様
なバイアス入力として作用する3つの出力2次コ
イルを持つトロイダル形鉄心の図、第2B図は第
2A図の夫々の出力信号を受取つて処理する論理
回路の回路図、第3A図はこの発明の好ましい実
施例の静水圧検出器の軸断面図であり、検出器の
トロイダル形鉄心は、可撓性の膜で密封した管の
中に収容された適当な圧力伝達媒質内に配置され
ている。第3B図は第3A図に示した装置の電気
接続を示す横断面図、第4A図は第3A図と同様
であるが、6角形をしたトロイダル形鉄心構造を
示す図で、これは点荷重又は集中力を測定する為
に使うことの出来る構成の1例である。第4B図
は第4A図の電気接続を示す横断面図、第5A図
は別々の2箇所の差圧を測定するのに有効な、差
圧測定形の圧力検出器の図、第5B図は第5A図
の装置の適当な電気接続を示す回路図である。 主な符号の説明 11:鉄心、12:入力巻
線、13,14:2次巻線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 動作可能状態を自己検査する圧力検出器に於
    て、 圧力に応答する少なくとも1つの磁歪手段と、 該磁歪手段と磁気的に連絡した入力巻線及び少
    なくとも1対の出力巻線を含み、該出力巻線は該
    入力巻線の入力信号及び前記磁歪手段に作用する
    圧力を表わす夫々の出力表示を発生し、更に 前記出力巻線の出力表示から前記圧力検出器の
    動作可能状態の表示を発生する回路手段とを含む
    圧力検出器。 2 特許請求の範囲1に記載した圧力検出器に於
    て、前記出力巻線の数が2である圧力検出器。 3 特許請求の範囲1に記載した圧力検出器に於
    て、前記出力巻線が反対向きに巻装されていて、
    前記出力表示が加算素子に供給され、該加算素子
    は前記出力表示を組合せて、動作可能状態の表示
    を設定するのに役立つ圧力検出器。 4 特許請求の範囲1に記載した圧力検出器に於
    て、前記磁歪手段が膜を有する管状手段の中に取
    付けられ保持され、前記管状手段は圧力を前記膜
    から前記磁歪手段に伝達する流体を有している圧
    力検出器。 5 特許請求の範囲4に記載した圧力検出器に於
    て、更に前記流体を前記管状手段に保持する封じ
    手段を含み、各々の前記巻線は該封じ手段を通り
    抜ける導線を有し、該封じ手段はこの導線の通り
    抜けを封じしながら許容する穴を形成している圧
    力検出器。 6 特許請求の範囲1に記載した圧力検出器に於
    て、一対の入力巻線と対応する個数の前記磁歪手
    段とを含み、各々の該磁歪手段には単一の出力巻
    線が有り、各々の入力巻線には対応する出力巻線
    が有り、各々の前記磁歪手段が相異なる圧力を受
    けている圧力検出器。 7 特許請求の範囲1に記載した圧力検出器に於
    て、前記磁歪手段がトロイダル形である圧力検出
    器。
JP59013555A 1983-01-31 1984-01-30 圧力検出器 Granted JPS59162432A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US462328 1983-01-31
US06/462,328 US4495821A (en) 1983-01-31 1983-01-31 Magnetostrictive pressure detector

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59162432A JPS59162432A (ja) 1984-09-13
JPH0460210B2 true JPH0460210B2 (ja) 1992-09-25

Family

ID=23836039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59013555A Granted JPS59162432A (ja) 1983-01-31 1984-01-30 圧力検出器

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US (1) US4495821A (ja)
JP (1) JPS59162432A (ja)
ES (1) ES529263A0 (ja)

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Publication number Publication date
ES8506165A1 (es) 1985-06-16
JPS59162432A (ja) 1984-09-13
ES529263A0 (es) 1985-06-16
US4495821A (en) 1985-01-29

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