JPH0451987Y2 - - Google Patents

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JPH0451987Y2
JPH0451987Y2 JP1985062779U JP6277985U JPH0451987Y2 JP H0451987 Y2 JPH0451987 Y2 JP H0451987Y2 JP 1985062779 U JP1985062779 U JP 1985062779U JP 6277985 U JP6277985 U JP 6277985U JP H0451987 Y2 JPH0451987 Y2 JP H0451987Y2
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JP
Japan
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bolt
socket
head
tightening
trench
Prior art date
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Expired
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JP1985062779U
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JPS61178673U (ja
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワイヤー式クリツプを締め付けるボ
ルト等、締め付けトルクが比較的低いボルトの締
め代を規制して、この締め付け量のバラツキを防
止したボルト締め工具に関するものである。
〔従来の技術〕
上記、例えば第4図に示すように、車両のエン
ジンEにラジエータホースHを取付ける際に使用
されているワイヤー式クリツプC等においては、
これを締め付けるボルトAの締め代残量l1の長さ
を規制することにより締め付けトルクを一定とす
る必要があるが、これを官能で行うと締め付け量
のバラツキによる締め付けトルクの高低によりラ
ジエータホースH等のラバーホースの切れや抜
け、水漏れやエアー漏れ等の発生原因となり易い
という欠点があつた。
このため、実開昭53−43600号公報に開示され
た考案では、レンチに取付けられるソケツトの一
方の端部をレンチとの係合孔とし、他方の端部を
ボルト頭部に係合しないスカート部とすると共
に、該スカート部に連通してその奥にボルト頭部
を嵌入し得る角孔を設け、ボルト締付時にボルト
頭部が被取付部材に接触するまで締付けることを
防止するよう構成したレンチ用ソケツトが提案さ
れている。
しかしながら、上記実開昭53−43600号公報に
記載のものは、ソケツトが回転するため、被取付
部材との摩擦抵抗が大きく、ソケツトが変位して
ボルト軸方向に真つ直ぐに支持することが難しい
ばかりでなく、騒音が発生し、且つ被取付部材が
損傷・摩耗し易いといつた問題点があると考えら
れる。
そこで、実開昭56−72660号公報には、ボルト
の頭部またはナツトに嵌合可能なソケツト部と、
このソケツト部を回転させる回転軸と、前記ソケ
ツト部上に摺動自在に配されて前記ソケツト部の
先端方向に弾撥されて常時はソケツト部の先端か
ら突出するガイドとを備えた締付け工具用ソケツ
トが提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
而して、前記実開昭56−72660号公報のものは、
ソケツト部の先端から突出するガイドは回転しな
いため、実開昭53−43600号公報のものに考えら
れる前記の如き諸問題点は解消されるが、反面、
ボルト締付時にボルト頭部が被取付部材に接触す
るまで締付けられてしまうといつた問題点があ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑み、締め付けトルクの比較的
低いワイヤークリツプのボルト等、トルク規制困
難個所の締め付け量の規制をボルトの締め代残量
を一定とすることによつて行うことにより、量産
製品の締め付けトルクのバラツキをなくし、しか
も締め付けトルクの調節を容易に行えるばかりで
なく、被取付部材の損傷・摩耗を防止し、更に一
部が損傷・摩耗した時に簡単に取り替え可能なも
のを提供せんとして案出されたものであり、その
要旨は、ソケツトレンチの頭部に、該ソケツトレ
ンチの頭部の外径より僅かに大きい大径部と、こ
れより小さく且つボルトの頭部の外径より大きい
小径部とからなる段付孔を備えた円筒状アタツチ
メントの前記大径部を、着脱自在となるよう遊嵌
したことを特徴とするボルト締め工具にある。
(作用) 而して、アタツチメントが回転してしまうこと
を防止しつゝソケツトレンチを回転させることに
よりボルトの締め付けを行い、ボルトが一定量締
め込まれた時にアタツチメントの先端端面を被取
付部材の表面に当接させるとゝもに、ソケツトレ
ンチの頭部をアタツチメントに形成した段部に当
接させてこの進入を規制することによりボルトの
みを前進させ、ボルトの頭部がソケツトレンチの
ソケツトから外れた時にこれ以上の締め付けを不
能とすることによりボルトの締め付け代の残量、
ひいてはこの締め付け量を規制するものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により詳細に
説明するに、図において1はソケツトレンチで、
その頭部2にはボルトAの頭部Bを嵌入させるた
めのソケツト2aが形成されている。
3は円筒状のアタツチメントで、上記ソケツト
レンチ1の頭部2に着脱自在に遊嵌させるための
ものであり、内部にはソケツトレンチ1の頭部2
の外径より僅かに大きい大径部4aと、これより
小さく且つボルトAの頭部Bの外径より大きい小
径部4bとからなる段付孔4が穿設されている。
而して、大径部4a内にソケツトレンチ1の頭
部2を挿入し、ソケツトレンチ1の小径部4b内
への進入を阻止するとゝもに、この大径部4a内
に大径部4aより僅かに小さい外径を有し、且つ
小径部4bとほゞ等しい内径を有するリング状の
調整シム5を挿着することにより、ボルトAの締
め付け代の残量、即ちこの締め付け量を調節し得
るよう構成されている。
6は上記アタツチメント3の大径部4a内に固
着した抜け止め用のスナツクピンで、ソケツトレ
ンチ1の頭部2にアタツチメント3を装着した時
に、これが容易に抜けてしまうことを防止するた
めのものである。
而して、第2図に示すように、ソケツトレンチ
1の頭部2のソケツト2a内のボルトAの頭部B
を嵌合させ、この状態でソケツトレンチ1を回転
させることによりこの締め付けを行い、ボルトが
一定量締め込まれた時にアタツチメント3の先端
端面を被取付部材7の表面に当接させると共に、
ソケツトレンチ1の頭部2の先端端面をアタツチ
メント3に形成した段付孔4の段部、または調整
シム5に当接させてこの進入を規制することによ
りボルトAのみを前進させる。
そして、第3図に示すように、ボルトAの頭部
Bがソケツトレンチ1のソケツト2aから外れた
時にこれ以上の締め付けを不能となすことにより
ボルトAの締め付け代の残量L、ひいてはこの締
め付け量を規制するものである。
このようにして、第4図に示す車両のエンジン
EにラジエータホースHを取付ける際に使用され
ているワイヤー式クリツプCを締め付けるボルト
Aの締め代残量l1の長さ等、第5図に示すワイヤ
ー式クリツプCを締め付けるボルトAの締め代残
量l2の長さを規制して、この締め付けトルクを一
定とするのである。
〔考案の効果〕
本考案に係るボルト締め工具は、上記の如く、
ソケツトレンチの頭部に、該ソケツトレンチの頭
部の外径より僅かに大きい大径部と、これより小
さく且つボルトの頭部の外径より大きい小径部と
からなる段付孔を備えた円筒状アタツチメントの
前記大径部を、着脱自在となるよう遊嵌した構成
であるので、構造が簡単で廉価に製造することが
出来るとゝもに、ソケツトが変位することなくボ
ルト軸方向に真つ直ぐに支持することができる。
また、締付け時に、騒音の発生や被取付部材の
損傷・摩耗もなく、且つ締め付けトルクのバラツ
キもないもので、品質の向上、作業性及び生産性
の向上を図ることができるといつた諸効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は分解
して示す縦断正面図、第2図及び第3図は使用状
態を示す縦断正面図、第4図及び第5図はワイヤ
ークリツプを示し、第4図は使用状態を示す斜視
図、第5図は正面図である。 1……ソケツトレンチ、2……同頭部、2a…
…同ソケツト、3……アタツチメント、4……同
段付孔、5……調整シム、C……ワイヤークリツ
プ、A……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ソケツトレンチの頭部に、該ソケツトレンチの
    頭部の外径より僅かに大きい大径部と、これより
    小さく且つボルトの頭部の外径より大きい小径部
    とからなる段付孔を備えた円筒状アタツチメント
    の前記大径部を、着脱自在となるよう遊嵌したこ
    とを特徴とするボルト締め工具。
JP1985062779U 1985-04-26 1985-04-26 Expired JPH0451987Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985062779U JPH0451987Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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JP1985062779U JPH0451987Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61178673U JPS61178673U (ja) 1986-11-07
JPH0451987Y2 true JPH0451987Y2 (ja) 1992-12-07

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ID=30592313

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343600B2 (ja) * 1976-07-06 1978-11-21

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343600U (ja) * 1976-09-18 1978-04-14
JPS5672660U (ja) * 1979-11-07 1981-06-15

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343600B2 (ja) * 1976-07-06 1978-11-21

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Publication number Publication date
JPS61178673U (ja) 1986-11-07

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