JPH045185Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH045185Y2 JPH045185Y2 JP19725586U JP19725586U JPH045185Y2 JP H045185 Y2 JPH045185 Y2 JP H045185Y2 JP 19725586 U JP19725586 U JP 19725586U JP 19725586 U JP19725586 U JP 19725586U JP H045185 Y2 JPH045185 Y2 JP H045185Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mallet
- roller arm
- base
- circular hole
- circular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は電動式パチンコ機のためのパチンコ機
用弾球槌の改良に関するものである。
用弾球槌の改良に関するものである。
（従来の技術）
従来の電動式パチンコ機のためのパチンコ機用
弾球槌は、槌芯棒に形成された非円形部に槌本体
の基部の非円形孔を嵌込むとともに、先端にカム
ローラを備えたローラーアームの基部の非円形孔
をも同時に嵌込みナツトで固定したものであつ
た。そして電動機により回転されるカムによりロ
ーラーアームが揺動するとその働きはローラーア
ームの非円形部を介して槌芯棒に伝えられ、槌本
体を揺動させて弾球動作を行わせるようにされて
いた。このようにナツトにより締結されて槌本体
とローラーアームと槌芯棒とは一体化されている
のであるが、これらの非円形孔と槌芯棒の非円形
部との間には嵌込みのために0.2mm程度の隙間が
必要とされるので、槌本体をナツトにより固定し
ようとする際にこの隙間の分だけ槌本体とローラ
ーアームとの間の角度が変化してしまい、発射角
が変動する欠点があつた。
弾球槌は、槌芯棒に形成された非円形部に槌本体
の基部の非円形孔を嵌込むとともに、先端にカム
ローラを備えたローラーアームの基部の非円形孔
をも同時に嵌込みナツトで固定したものであつ
た。そして電動機により回転されるカムによりロ
ーラーアームが揺動するとその働きはローラーア
ームの非円形部を介して槌芯棒に伝えられ、槌本
体を揺動させて弾球動作を行わせるようにされて
いた。このようにナツトにより締結されて槌本体
とローラーアームと槌芯棒とは一体化されている
のであるが、これらの非円形孔と槌芯棒の非円形
部との間には嵌込みのために0.2mm程度の隙間が
必要とされるので、槌本体をナツトにより固定し
ようとする際にこの隙間の分だけ槌本体とローラ
ーアームとの間の角度が変化してしまい、発射角
が変動する欠点があつた。
（考案が解決しようとする問題点）
本考案はこのような従来の問題点を解決して、
ナツト締付時に槌本体とローラーアームとの間の
角度が変化することがなく、常に一定の発射角を
保つことができるパチンコ機用弾球槌を目的とし
て完成されたものである。
ナツト締付時に槌本体とローラーアームとの間の
角度が変化することがなく、常に一定の発射角を
保つことができるパチンコ機用弾球槌を目的とし
て完成されたものである。
（問題点を解決するための手段）
本考案は弾球槌支持用の槌芯棒に形成された非
円形部に、槌本体の基部の非円形孔とローラーア
ームの基部の非円形孔とを嵌着するとともに、ロ
ーラーアームの基端の折曲部を槌本体の基部側面
に係合させたことを特徴とするものである。
円形部に、槌本体の基部の非円形孔とローラーア
ームの基部の非円形孔とを嵌着するとともに、ロ
ーラーアームの基端の折曲部を槌本体の基部側面
に係合させたことを特徴とするものである。
（実施例）
次に本考案を図示の実施例について詳細に説明
すると、１は遊技盤に弾球槌を枢動自在に取付け
るための槌芯棒、２は槌本体、３はローラーアー
ムである。槌芯棒１は遊技盤の軸受に支持される
円筒部４と非円形部５とねじ部６とを持つもので
あり、この非円形部５には槌本体２の基部に形成
された非円形孔７とローラーアーム３の基部の長
方形状の非円形孔８とが嵌着され、ナツト９によ
つて固定されている。ローラーアーム３はその先
端に電動式の弾球用カムと係合するカムローラ１
４を突設したもので、槌本体２を揺動させるため
のものであるが、単に非円形孔８を槌本体２の非
円形部５に嵌合させただけでは従来と同様にナツ
ト９の締付けの際に角度が変化するおそれがあ
る。そこで本考案においてはローラーアーム３の
基端に折曲部１０を設け、この折曲部１０をロー
ラーアーム３の基部側面１１に密着状に係合させ
てある。なお折曲部１０と基部側面１１との係合
のさせ方は図示の実施例に限定されるものではな
く、例えば基部側面１１に係合用凹部を形成する
等の変形も可能である。なお１２はワツシヤ、１
３は槌本体の先端に突設された弾球ヘツドであ
る。
すると、１は遊技盤に弾球槌を枢動自在に取付け
るための槌芯棒、２は槌本体、３はローラーアー
ムである。槌芯棒１は遊技盤の軸受に支持される
円筒部４と非円形部５とねじ部６とを持つもので
あり、この非円形部５には槌本体２の基部に形成
された非円形孔７とローラーアーム３の基部の長
方形状の非円形孔８とが嵌着され、ナツト９によ
つて固定されている。ローラーアーム３はその先
端に電動式の弾球用カムと係合するカムローラ１
４を突設したもので、槌本体２を揺動させるため
のものであるが、単に非円形孔８を槌本体２の非
円形部５に嵌合させただけでは従来と同様にナツ
ト９の締付けの際に角度が変化するおそれがあ
る。そこで本考案においてはローラーアーム３の
基端に折曲部１０を設け、この折曲部１０をロー
ラーアーム３の基部側面１１に密着状に係合させ
てある。なお折曲部１０と基部側面１１との係合
のさせ方は図示の実施例に限定されるものではな
く、例えば基部側面１１に係合用凹部を形成する
等の変形も可能である。なお１２はワツシヤ、１
３は槌本体の先端に突設された弾球ヘツドであ
る。
（作用）
このように構成されたものは、槌芯棒１の非円
形部５に槌本体２の非円形孔７とローラーアーム
３の非円形孔８とを嵌込んだうえで槌芯棒１のね
じ部６にワツシヤ１２を介してナツト９を螺合さ
せ、これら３部品を一体化させて用いられるもの
であるが、本考案においてはローラーアーム３の
基端に折曲部１０を形成し、この折曲部１０を槌
本体２の基部側面１１に係合させてあるので、ナ
ツト９の締付時にローラーアーム３に回転力が作
用しても折曲部１０が回転を阻止し、ローラーア
ーム３の槌本体１に対する角度を一定に保つ。こ
のため従来のようにナツト９の締付時にローラー
アーム３がわずかに回転することがなくなり、発
射角を計画通りに正確に保つことができる。従つ
て本考案のパチンコ機用弾球槌を遊技盤の裏面に
取付け、電動式の弾球用カムによつてローラーア
ーム３のカムローラ１４を蹴るようにすれば、槌
芯棒１を中心としてローラーアーム３と槌本体１
とは一体となつて揺動運動を繰返し、正確な発射
角で弾球を行うことが可能となる。
形部５に槌本体２の非円形孔７とローラーアーム
３の非円形孔８とを嵌込んだうえで槌芯棒１のね
じ部６にワツシヤ１２を介してナツト９を螺合さ
せ、これら３部品を一体化させて用いられるもの
であるが、本考案においてはローラーアーム３の
基端に折曲部１０を形成し、この折曲部１０を槌
本体２の基部側面１１に係合させてあるので、ナ
ツト９の締付時にローラーアーム３に回転力が作
用しても折曲部１０が回転を阻止し、ローラーア
ーム３の槌本体１に対する角度を一定に保つ。こ
のため従来のようにナツト９の締付時にローラー
アーム３がわずかに回転することがなくなり、発
射角を計画通りに正確に保つことができる。従つ
て本考案のパチンコ機用弾球槌を遊技盤の裏面に
取付け、電動式の弾球用カムによつてローラーア
ーム３のカムローラ１４を蹴るようにすれば、槌
芯棒１を中心としてローラーアーム３と槌本体１
とは一体となつて揺動運動を繰返し、正確な発射
角で弾球を行うことが可能となる。
（考案の効果）
本考案は以上の説明からも明らかなように、簡
単な構造であるにもかかわらずナツト締付けの際
に槌本体とローラーアームとの間の角度が変化す
ることを確実に防止し、打球の発射角を正確に保
つことができるようにしたものであるから、従来
の問題点を解決したパチンコ機用弾球槌として、
その実用的価値は極めて大きいものである。
単な構造であるにもかかわらずナツト締付けの際
に槌本体とローラーアームとの間の角度が変化す
ることを確実に防止し、打球の発射角を正確に保
つことができるようにしたものであるから、従来
の問題点を解決したパチンコ機用弾球槌として、
その実用的価値は極めて大きいものである。
第１図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第２図は要部の一部切欠正面図である。 １……槌芯棒、２……槌本体、３……ローラー
アーム、５……非円形部、７……非円形孔、８…
…非円形孔、１０……折曲部、１１……基部側
面。
図、第２図は要部の一部切欠正面図である。 １……槌芯棒、２……槌本体、３……ローラー
アーム、５……非円形部、７……非円形孔、８…
…非円形孔、１０……折曲部、１１……基部側
面。
Claims (1)
- 弾球槌支持用の槌芯棒１に形成された非円形部
５に、槌本体２の基部の非円形孔７とローラーア
ーム３の基部の非円形孔８とを嵌着するととも
に、ローラーアーム３の基端の折曲部１０を槌本
体２の基部側面１１に係合させたことを特徴とす
るパチンコ機用弾球槌。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19725586U JPH045185Y2 (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19725586U JPH045185Y2 (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63102486U JPS63102486U (ja) | 1988-07-04 |
| JPH045185Y2 true JPH045185Y2 (ja) | 1992-02-14 |
Family
ID=31156815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19725586U Expired JPH045185Y2 (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH045185Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-22 JP JP19725586U patent/JPH045185Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63102486U (ja) | 1988-07-04 |
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