JPH0451642A - 電子交換システムにおける加入者線監視方法および加入者回路 - Google Patents

電子交換システムにおける加入者線監視方法および加入者回路

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JPH0451642A
JPH0451642A JP2158757A JP15875790A JPH0451642A JP H0451642 A JPH0451642 A JP H0451642A JP 2158757 A JP2158757 A JP 2158757A JP 15875790 A JP15875790 A JP 15875790A JP H0451642 A JPH0451642 A JP H0451642A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子交換システムにおける加入者線監視方法
および加入者回路に係り、特に、通信が時分割方向制御
方式によって行なわれる電子交換システムの加入者線監
視方法および加入者回路に関する。
(従来の技術) 公衆通信網におけるデジタル通信方式として、既設のア
ナログ電話網用に布設されている2線メタリック加入者
ケーブルを利用することができる時分割方向制御伝送方
式、すなわち、いわゆる「ピンポン伝送方式」が多く用
いられている。
このピンポン伝送方式は、たとえば構内交換機(PBX
)における音声+データ情報機能を持つ複合端末の収容
、ならびにl5DN網におけるベーシックレートインタ
ーフェイス加入者の収容を既設メタリックケーブルを利
用することにより、経済的に実現することができる。
このピンポン伝送方式は、第4図に示すように、交換機
側(O5U)  l /加入者宅内装置側(DSUI2
の双方において、送受信される情報を格納するためのバ
ッファメモリ3.5をそれぞれ有している。双方とも、
送信に際しては、連続的に入力されるパルス列を送信用
のバッファメモリ3に書き込み、このバッファメモリ3
に記憶された情報をあらかじめ決められた周期(バース
ト周期)ごとに、その書き込み速度の2倍強の速度で読
み出し、情報をバースト状のパルス列に変換して加入者
線4に送出する。
この場合、加入者線4によって伝送される伝送データは
、第5図に示すように、バースト繰り返し周期Tbの2
分の1弱の時間Tsの長さのバースト信号として時間的
に圧縮されて伝送される。受信側においては、受信した
バースト信号をバッファメモリ5に書き込んだ後、連続
的なパルス列として読み出す。
より詳細には、交換機側lは、バースト繰り返し周期T
bを定める送出制御タイミング信号Stの発生と同時に
加入者側2にバースト信号Saを送出し、加入者側2に
おいては、交換機側1からバースト信号Saを完全に受
信した後、交換機側1が受信モードになっているバース
ト繰り返し周期Tbの後半にバースト信号sbを送出す
る。
このように、交換機側1と加入者側2とで1時間的に圧
縮した情報を交互にバースト状に加入者線4に送出して
、双方向の全二重デジタル伝送を行なう。
従来、このピンポン伝送方式における交換機システムの
伝送品質監視は、主に、折り返し試験によるデータのデ
ジタル整合と、データ伝送時に付加されるCRC符号の
チエツクによる誤り率測定を行なっている。
また、加入者線4の媒体試験としては、加入者回路から
伝送路を切り離し監視試験装置を加入者側に接続して、
加入者線4のループ抵抗、絶縁抵抗ならびに対地容量お
よび線間容量等の容量の試験を行なうものであった。
(発明が解決しようとする課題) ところで、ピンポン伝送方式にて収容する既設のケーブ
ル網においては、線種、線径が多様であることはもちろ
ん、ケーブル混合等も行なわれていることが多く、配線
形態が一様ではない。
また、上述したようにピンポン伝送方式においては、定
められたバースト繰り返し周期Tb内に送受信を行なう
ので、加入者線による遅延が多かったり、受信した信号
を終端回路にて波形復元できない程度減衰するような伝
送路では、通信不能になる。したがって、これらの点で
、ピンポン伝送方式におけるケーブル特性は、通常のア
ナログ伝送におけるケーブル特性よりもきびしい条件が
必要となる。
しかしなから、上記従来の技術による試験方法において
は、ケーブルの配線形itで知り得るものではないため
、正常通信のマージンは不明であった。
たとえば、通信がエラー無しで行なわれても、それが十
分なマージンを残して行なわれたのか、スレッシュホー
ルドレベルぎりぎりで動作していたか判断することはで
きなかった。
そこで、はとんどマージンがなく正常に通信が行なわれ
ていた場合、わずかな電源電圧変動や、回線拡張、配線
延長工事により、まったく加入者端末との通信が行なわ
れなくなる可能性があった。
本発明はこのような従来技術の欠点を解決し、ビンボン
伝送加入者の通信状態安定性(正常通信マージン)を定
量的に掌握することができ、ケーブル種別、線径、混合
等が不明であることが多い既設ケーブルを収容する場合
の保守性の向上を図った電子交換システムにおける加入
者線監視方法および加入者回路を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明の電子交換システムにおける加入者線監視方法は
、上述の課題を解決するために、時分割方向制御伝送を
行なう加入者回路における受信の際に、その加入者回路
において受信波形の利得の補償を行なう利得制御手段か
ら受信波の減衰量を示す利得制御情報を抽出するととも
に、網におけるバースト繰り返し周期のそれぞれの始点
から相手のバースト信号受信までの時間を計測する計測
手段から加入者線における信号の遅延時間情報を抽出し
、これら利得制御情報および遅延時間情報を電子交換シ
ステムの中央制御処理系に通知し、これら利得制御情報
および遅延時間情報に基づいて加入者線の状態監視を行
なうようにした。
また、この発明による電子交換システムの加入者回路は
、バースト信号を前記加入者線に送信する送信手段と、
加入者線よりバースト信号を受信する受信手段と、受信
したバースト信号から同期タイミングを抽出する同期抽
出手段と、同期抽出手段により抽出する同期タイミング
および網におけるバースト繰返し周期に基づいて加入者
線を送信手段および受信手段のうちのいずれかに選択的
に接続する選択手段とを有し、前記受信手段は、前記受
信したバースト信号について利得補償を行なう利得制御
手段を有する加入者回路において、網におけるバースト
1返し周期の始点から同期抽出手段によって抽出する相
手のバースト信号受信時の同期タイミング発生までの時
間を計測して、その計測値を出力する計測手段と、利得
制御手段から受信バースト信号の減衰量を示す利得制御
情報を抽出する出力手段とを有することを特徴とす(作
 用) 本発明の電子交換システムにおける加入者線監視方法お
よび加入者回路によれば、加入者回路にて、その受信波
形の減衰の補償を行なう利得制御手段から入力波形の減
衰量を示す利得制御情報を抽出することにより、加入者
線路の伝送損失を知ることができる。さらに、網のバー
スト繰り返し周期のそれぞれの始点から相手のバースト
信号受信までの時間をカウントすることにより、加入者
線による信号の遅延時間を知ることができる。
そして、これら加入者線のケーブル特性を示す情報を電
子交換システムの中央処理装置に通知することにより、
加入者線の状態を局側にて定量的に知り得る。
(実施例) 次に添付図面を参照して本発明の電子交換システムにお
ける加入者線監視方法および加入者回路の一実施例を説
明する。
第1図には、この実施例の電子交換システムにおける加
入者線監視方法が適用される加入者回路が示されている
。この加入者回路は、第4図における伝送路4の交換機
側終端部に配設され、加入者側2と加入者線4を介して
ビンボン伝送方式(時分割方向制御伝送方式)による通
信を行なうものである。
この加入者回路は、送信用のバッファメモリを有するバ
ースト信号送信回路IOと、受信用のノ\ツファメモリ
を有するバースト信号受信回路12と、バースト同期を
行なうためのタイミング信号を発生するタイミング発生
回路14と、タイミング発生回路14のタイミング信号
に基づいて送信スイッチ16および受信スイッチ18を
制御するスイッチ制御回路20とを基本構成としている
この実施例において、この加入者回路には、バースト信
号受信回路12の前段に、受信波の利得を補償するため
の線路等化回路22を備えており、加入者線4によって
減衰したバースト信号を所定の波形に復元する。
この線路等化回路22は、第2図に示すように、受信ス
イッチ18を介して入力される受信波を増幅する”f−
AGC増幅回路222と、”f−AGC増幅回路222
の出力波形のピーク値を検出するピーク検出回路224
と、ピーク検出回路224の検出結果に基づいてIf−
A G C増幅回路222に利得制御情報GDを送出す
る利得制御回路226とによってフィードパ・ンクルー
ブを構成している。
Jf−A G C増幅回路222は、第3図に示すよう
に、オペアンプOPと、入力抵抗Riと、8個のフィー
ドバック抵抗前〜R8と、これらフィードバック抵抗R
1〜R8を利得制御情報GOに基いて導通させる8個の
アナログスイッチ5L−38とからなる可変利得増幅器
によって構成されている。
ピーク検出回路224は、−’f −A G C増幅回
路222の出力波のピーク値を検出し、このピーク値と
所定のレベルのしきい値とを比較し、その比較結果がた
とえば、大である場合は”0″、小である場合は”l”
という2値化号として出力する。
利得制御回路226は、ピーク検出回路224の2値化
号に基づいて゛看〜AGC増幅回路222の利得が所定
の値になるようにアナログスイッチ51〜S8のいずれ
かをオンとする利得制御信号を制御線(丸で囲む数字1
〜8)に出力する。たとえば、制御線#5に制御信号を
送出してアナログスイッチS5をオンとすると、抵抗R
1〜R4が導通して、Jf−A G C増幅回路222
の出力outにこれらの抵抗の和に比例した利得が得ら
れる。この出力値がピーク検出回路224にて検出され
、その検出結果がたとえば出力値がしきい値より小であ
ることを示している場合は、利得制御回路226に”l
”が出力される。これにより、利得制御回路226は、
アナログスイッチS5をオフとするとともに、制御線#
6に制御信号を送出しアナログスイッチS6をオンとし
て利得を上げる制御を行なう、このように2利得制御回
路226かも出力される利得制御情報GDは、加入者線
4を介して入力する受信波を所歪のレベルまで増幅させ
るための情報であり、加入者線4による信号の減衰量に
対応している。
この利得制御情報GDを第1図に示すように、加入者回
路の制御部(図示せず)に送出するようになっている。
一方、第1図において、バースト信号受信回路12とタ
イミング発生回路14との間には、同期タイミング抽出
回路24が接続されている。この同期タイミング抽出回
路24は、バースト信号受信回路工2によって受信され
る受信データから同期用フレム信号を抽出し、この同期
用フレーム信号に基づいて受信データをラッチするため
の同期信号をタイミング発生回路14に送出するもので
ある。
タイミング発生回路14は、制御部(図示せず)から送
出される送出制御タイミング信号Stに応動して送信タ
イミング信号Ssをバースト信号送信回路10およびス
イッチ制御回路20に送$する一方、バースト信号送出
時間Ts経過後スイッチ制御部20に受信タイミング信
号Srを送出して受信動作を行なわせる。また、このタ
イミング発生回路14は、同期タイミング抽出回路24
の同期信号に基づいて受信データラッチ信号をバースト
信号受信回路I2に送出する回路である。
また、この実施例における加入者回路は、第1図に示す
ように、伝搬遅延時間を測定する手段として、伝搬遅延
カウント回路26を備えている。この伝搬遅延カウント
回路26は基本的には、所定のクロック信号で動作する
カウンタからなり、同期タイミング抽出回路24の同期
信号と、網からの送出制御タイミング信号Stとを入力
して、受信信号の伝搬遅延時間を計測する。すなわち、
この伝搬遅延カウント回路26は、バースト繰り返し周
期Tbで受信する網からの送信制御タイミング信号St
でカウントを開始し、同期タイミング抽出回路24から
送出される受信データのフレーム信号に同期した同期信
号の入力によってカウント動作を終了し、バースト繰り
返し周期Tbごとに、そのカウント出力をアップデート
し、伝搬遅延情報DDとして出力する回路である。
この伝搬遅延カウント回路26を動作させるクロックは
、ピンポン伝送方式に用いられる基本クロックでも、本
加入者回路を制御する回路にさらに高速のクロックが用
いられていれば、そのクロックを用いてもよい。
次に1本実施例における加入者線監視方法について説明
する。
第5図に示すように、交換機側1は、送出制御タイミン
グ信号Stの発生とともに、送信バースト信号Saを加
入者線4に送出する。この時、上記加入者回路において
、送出制御タイミング信号Stを入力した伝搬遅延カウ
ント回路26は、カウントをを開始する。
次に、交換機側lは、バースト信号Saを送信した後に
、タイミング発生回路14からスイッチ制御回路20に
受信タイミング信号Srを発生して、受信スイッチ18
をオンとして受信状態となる。
一方、加入者側2は、交換機側lから送信されたバース
ト信号Saを加入者線4の伝送遅延時間Td後に受信す
る。加入者側2は、受信バースト信号Saを受信し終え
ると、直ちに、送信バースト信号sbを送信する。
そして、交換機側lは、受信状態となっているので、加
入者線4の遅延時間Td経過後に、加入者側2から送出
されたバースト信号sbを受信する。
このバースト信号sb受信の際に、加入者回路は、受信
スイッチ18を介して入力した受信バースト信号sbを
線路等化回路22によって所定の振幅の波形に復元して
、バースト信号受信回路12に入力させる。このとき、
線路等化回路22から受信波を復元するための利得制御
情報GDを抽出して、制御部に送出する。バースト信号
受信回路12は、入力した信号をそのバッファメモリに
蓄積する。この際に、受信データのフレーム同期信号が
同期タイミング抽出回路24によって抽出される。この
場合、フレーム同期信号は、バースト信号の先頭と最後
にあるので、同期タイミング抽出回路24から送出され
る最初の同期信号を入力した伝搬遅延カウント回路26
は、カウントを終了し、その時点のカウント値を伝搬遅
延情報DDとして、制御部に送出する。
このようにして得られた利得制御情報および伝搬遅延情
報は、制御部から他の加入者情報、たとえばダイアル等
の呼制御情報、レイヤ1正常等の保守情報と同様に、制
@線を介して交換機1の中央処理制御装M(図示せず)
に送出される。中央制御装置は、これらの情報を保守コ
ンソールに出力して、保守者に通知したり、コンビニー
り連動交換システムであれば、コンピュータに出力して
、−括管理等に利用する。
しかして、この実施例の電子交換システムにおける加入
者線監視方法によれば、折り返しビットエラー試験のよ
うに論理レベルでのデジタル的な監視では知り得ないビ
ンボン伝送加入者方式の正常性を決定するメタリックケ
ーブルの伝搬遅延と減衰量を実効的に監視する手段を有
しているため、線種、線径、ケーブル混合の有無の不明
な既設回線において、ピンポン伝送の実効的マージンを
捕える手段として有効である。
特に、構内交換機(PBX)等のように、オフィスの移
動拡張に伴う端末の移設等が頻繁に行なわれるところで
は、この実効的マージンを捕えることは大変有効である
。また、バースト周期が短く、伝送容量が大きいビンボ
ン伝送システムにおいては、伝搬遅延によって距離が制
約される程度が大きいため、伝搬遅延情報による距離マ
ージンを知ることは、端末の配置替えに伴うケーブル延
長を考慮した場合、大変有効である。
さらに、この加入者線監視方法に適用される加入者回路
は、LSI化されることが多く、本発明の実現のための
論理回路追加によるコストアップは、はとんど無いと考
えられ、経済的に、保守性の高い加入者回路を提供でき
る。
また、このような機能を持たせることにより、加入者回
路の製造時の検査においても外部から減衰情報と遅延時
間情報を得ることができるため製造不良等の障害解析に
大変有効であり、検査を短時間に行なうことができるた
め結果として、製造コストを引き下げることができる。
なお、上記実施例において、利得制御情報GDおよび伝
搬遅延情報DDは、制御部から無条件に他の加入者情報
とともに中央処理装置に送出されるようにしたが、受信
時の各情報を制御部に記憶するように構成し、中央処理
装置から要求があるときのみ、その情報を送出するよう
にしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明による電子交換システム
における加入者線監視方法によれば、次の各効果を奏す
ることができる。
l、加入者回路にて、その受信波形の減衰の補償を行な
う利得制御手段から入力波形の減衰量を示す利得制御情
報を柚比し、網のバースト繰り返し周期の始点からバー
スト信号受信までの時間を計測する計測手段から信号の
遅延時間を抽出するので、実際の通信における実効的マ
ージンを捕えることができる。
2、伝送路の特性を示す利得制御情報および遅延時間情
報を電子交換システムの中央処理系に通知することによ
り、加入者線の状態を局側にて定量的に知り得ることが
できる。したがって、折り返しビットエラー試験のよう
に論理レベルでのデジタル的な監視では知り得ないピン
ポン伝送加入者方式の正常性を決定するメタリックケー
ブルの伝搬遅延と減衰量を実効的に監視するため、線種
、線径、ケーブル混合の有無の不明な既設回線において
、ビンボン伝送の実効的マージンを捕える手段として有
効である。
3、特に、構内交換機(PBX)等のように、オフィス
の移動拡張に伴う端末の移設等が頻繁に行なわれるとこ
ろでは、この実効的マージンを捕えることは大変有効で
ある。
4、さらに、バースト周期が短(、伝送容量が大きいビ
ンボン伝送においては、伝搬遅延による距離制約の程度
が大きいため、伝搬遅延情報による距離マージンを知る
ことは、端末の配置替えに伴うケーブル延長を考慮した
場合、大変有効である。
また、本発明による加入者回路によれば、網におけるバ
ースト繰り返し周期の始点から相手のバースト信号受信
までの時間を計測して、その計測値を出力する計測手段
を備えるとともに、受信波形の利得の補償を行なう利得
制御手段から受信波の減衰量を示す利得制御情報を抽出
するための出力手段を有するので、加入者回路の製造時
の検査においても外部から減衰情報と遅延時間情報を得
ることができるため、製造不良等の障害解析に大変有効
であり、検査を短時間に行なうことができるため結果と
して、製造コストを引き下げることができる効果を奏す
る。そして、この発明の加入者線監視方法に適用される
加入者回路は、LSI化されることが多く、本発明の実
現のための論理回路追加によるコストアップは、はとん
ど無いと考えられ、経済的に、保守性の高い加入者回路
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の電子交換システムにおける加入者線
監視方法の一実施例に用いられる加入者回路を示すブロ
ック図、 第2図は、同実施例における線路等化回路の構成を示す
ブロック図。 第3図は、同実施例におけるIf −A G C増幅回
路の構成を示す回路図、 第4図は、時分割方向制御伝送方式の原理を示すブロッ
ク図、 第5図は、時分割方向制御伝送方式における信号の状態
を示すタイムチャートである。 lOl 。 12. 。 14、 。 16、 。 18、 。 20、 。 22、 。 24、 。 26゜ 。 222 。 224 。 226 。 St、。 GD、。 DD、。 妻部分の符号の説明 、バースト信号送信回路 、パースト信号受信回路 4タイミング発生回路 、送信スイッチ 、受信スイー、チ 、スイッチ制御回路 、線路等化回路 、回期タイミング抽出回路 、伝搬遅延カウント回路 、 J−f−AGO増幅回路 、ピーク検出回路 、利得制御回路 、送出制御タイミング信号 、利得制御情報 、伝搬遅延情報 特#Ht[ij人 沖電気工業株式会社代 理 人 香
取 孝雄 犬山 隆夫 2Z 稟隼≦シ誇に1メジの不一〃気 第7図 η−AρC4慢♂語瀾I各 磨3− リ≦1シづりtll ;kfJ#+1イ卸イi辷3〉5
ジ5)妃1この(54シ14人態2第51

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、時分割方向制御伝送方式によって双方向のデジタル
    伝送を行なう電子交換システムの加入者線路の状態を監
    視する加入者線監視方法において、前記時分割方向制御
    伝送を行なう加入者回路における受信の際に、 その加入者回路において受信波形の利得の補償を行なう
    利得制御手段から受信波の減衰量を示す利得制御情報を
    抽出するとともに、 網におけるバースト繰り返し周期のそれぞれの始点から
    相手のバースト信号受信までの時間を計測する計測手段
    から加入者線における信号の遅延時間情報を抽出し、 これら利得制御情報および遅延時間情報を電子交換シス
    テムの中央制御処理系に通知し、 これら利得制御情報および遅延時間情報に基づいて加入
    者線の状態監視を行なうことを特徴とする電子交換シス
    テムにおける加入者線監視方法。 2、時分割方向制御伝送方式によって双方向のデジタル
    伝送が行なわれる加入者線が収容される電子交換システ
    ムの加入者回路であって、 バースト信号を前記加入者線に送信する送信手段と、 該加入者線よりバースト信号を受信する受信手段と、 前記受信したバースト信号から同期タイミングを抽出す
    る同期抽出手段と、 該同期抽出手段により抽出する同期タイミングおよび網
    におけるバースト繰返し周期に基づいて前記加入者線を
    前記送信手段および前記受信手段のうちのいずれかに選
    択的に接続する選択手段とを有し、 前記受信手段は、前記受信したバースト信号について利
    得補償を行なう利得制御手段を有する加入者回路におい
    て、該回路は、 網におけるバースト繰返し周期の始点から前記同期抽出
    手段によって抽出する相手のバースト信号受信時の同期
    タイミング発生までの時間を計測して、その計測値を出
    力する計測手段と、 前記利得制御手段から受信バースト信号の減衰量を示す
    利得制御情報を抽出する出力手段とを有することを特徴
    とする加入者回路。
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WO2013111627A1 (ja) * 2012-01-24 2013-08-01 Necインフロンティア株式会社 伝送方法、伝送装置及び伝送プログラム並びに伝送システム

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WO2013111627A1 (ja) * 2012-01-24 2013-08-01 Necインフロンティア株式会社 伝送方法、伝送装置及び伝送プログラム並びに伝送システム
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US9112470B2 (en) 2012-01-24 2015-08-18 Nec Platforms, Ltd. Transmission method, transmission device, transmission program, and transmission system

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