JPH0450799Y2 - - Google Patents

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JPH0450799Y2
JPH0450799Y2 JP1986176791U JP17679186U JPH0450799Y2 JP H0450799 Y2 JPH0450799 Y2 JP H0450799Y2 JP 1986176791 U JP1986176791 U JP 1986176791U JP 17679186 U JP17679186 U JP 17679186U JP H0450799 Y2 JPH0450799 Y2 JP H0450799Y2
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hinge
cases
universal joint
cover
head box
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JP1986176791U
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JPS6383398U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は出窓等に取着されるブラインドのヘ
ツドボツクス連結構造、詳しくは各ヘツドボツク
ス内のスラツト駆動軸をユニバーサルジヨイント
で連結して各ブラインドを連動操作可能としたブ
ラインドのヘツドボツクス連結構造に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、家屋に設けられる出窓に合わせて窓の上
框等に複数本のブラインドを取着する場合には、
各ブラインドを連動操作するためにそれらのヘツ
ドボツクス内に設けられる駆動軸をユニバーサル
ジヨイントで連結したものが実用化されている。
このようなユニバーサルジヨイントの一例として
例えば実開昭61−32394号公報に記載されたもの
が提案されている。すなわち、このユニバーサル
ジヨイントは連結体の両側に連結球が嵌合され、
その連結球にそれぞれ連結軸が嵌合されて多関節
ユニバーサルジヨイントが構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このようなユニバーサルジヨイント
ではブラインド前方からの視界中にその連結体や
連結球が露出するため、室内の美観上好ましくな
いという問題点があつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するために、複数
本のブラインドのヘツドボツクスを窓の上框に取
着し、各ヘツドボツクス内のスラツト駆動軸をユ
ニバーサルジヨイントで連結して各ブラインドを
連動操作可能としたブラインドにおいて、隣接す
る両ヘツドボツクス6の互いに隣り合う各端部に
それぞれヒンジケース2,3を取着し、その両ヒ
ンジケース2,3により前記両ヘツドボツクス6
内の駆動軸7間を連結するユニバーサルジヨイン
ト1の連結軸4,5を回転可能に支持する一方、
前記両ヒンジケース2,3には各ヒンジケース
2,3の両側部に上下方向へそれぞれ係止溝21
を形成し、その両ヒンジケース2,3間において
互いに対応する両係止溝21,21に対し前記ユ
ニバーサルジヨイント1の露出部分を覆うように
可撓性を有する板状カバー22の両端を装着した
構成としている。
(作用) 即ち、両ヒンジケース2,3の互いに対応する
両係止溝21,21に板状カバー22の両端を装
着すると、同カバー22により両ヘツドボツクス
6の互いに隣り合う端部間においてユニバーサル
ジヨイント1の露出部分が覆われる。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
従つて説明する。
第1図及び第2図に示すように、隣接する両ヘ
ツドボツクス6の互いに隣り合う各端部のうち、
一方(第1,2図において左側)の端部には第一
のヒンジケース2が嵌着され、他方(同図におい
て右側)の端部には第二のヒンジケース3が嵌着
されている。前記第一のヒンジケース2にはその
裏面側に嵌合爪2aが形成され、その嵌合爪2a
がヘツドボツクス6内に形成された係止部(図示
略)に嵌着されるようになつている。なお、図示
はしないが、第二のヒンジケース3についても、
右側のヘツドボツクス6端部に対する嵌着構造は
前記第一のヒンジケース2の場合と同様である。
第1図及び第5図に示すように、前記第一及び
第二の両ヒンジケース2,3には後述するユニバ
ーサルジヨイント1の構成部材である連結軸4,
5がそれぞれ回転可能に支持されており、各連結
軸4,5の基端部はヘツドボツクス6内において
スラツト駆動軸7にそれぞれ連結されている。各
連結軸4,5の先端部には一対の舌片8が軸心に
対し対称状に突出され、各舌片8の先端には内側
に向かつて対向する嵌合突起9がそれぞれ設けら
れている。ヒンジケース2,3内において両連結
軸4,5間に位置する丸軸状の連結体10はその
両側部に前記舌片8と同形状の舌片11が軸心に
対し対称状に一対ずつ形成され、各舌片11の先
端には内側に向かつて対向する嵌合突起12がそ
れぞれ設けられている。連結軸4,5と連結体1
0を連結するための連結球13はその最大円周上
において等間隔で4か所に嵌合孔14が形成され
ている。そして、連結体10の両側にそれぞれ位
置する2個の連結球13の嵌合孔14に嵌合突起
12が嵌合され、残る2か所ずつの嵌合孔14に
各連結軸4,5先端の嵌合突起9が嵌合されてい
る。従つて、連結体10は連結球13を介してそ
の両側の連結軸4,5のいずれとも回動可能に連
結されているので、連結軸4,5が屈曲可能にか
つ駆動力を伝達可能に連結されていることにな
る。そして、この実施例においては、前記連結体
10と連結球13及び連結軸4,5により各スラ
ツト駆動軸7間を作動連結するユニバーサルジヨ
イント1が構成されている。
第一及び第二のヒンジケース2,3は連結軸
4,5と連結体10との連結部分が屈曲されると
第2図及び第4図に示すように水平方向へ回動し
得る構成となつている。すなわち、第一のヒンジ
ケース2は連結体10の上下両側において水平方
向に一対の第一のヒンジ片15が突出され、その
第一のヒンジ片15には円弧状に湾曲した第一の
長孔16と、同長孔16より短い第二の長孔17
とが形成されている。そして、第二の長孔17は
第一の長孔16の湾曲中心Cをとおる第一の長孔
16の二等分線Lに沿つて同第一の長孔16近傍
に形成されている。
第二のヒンジケース3には前記第一のヒンジ片
15の内側へ水平方向に突出する一対の第二のヒ
ンジ片18が設けられ、同ヒンジ片18には外側
へ突出する第一及び第二のガイド突起19,20
が設けられている。そして、第一のガイド突起1
9は連結軸5の軸心延長線上に位置している。
このような両ヒンジ片15,18をその第一の
ガイド突起19を第一の長孔16に嵌挿するとと
もに第二のガイド突起20を第二の長孔17に嵌
挿すると、第2図に示すように両ヒンジケース
2,3に支持されるスラツト駆動軸7を直線状と
した状態では第一のガイド突起19が第一の長孔
16の一側に位置し、この状態から第二のヒンジ
ケース3を矢印A方向へ回動させれば、第4図に
示すように両ヒンジケース2,3が90度を限度と
して回動される。そして、このとき第一のガイド
突起19は第一の長孔16内を移動し、第二のガ
イド突起20は第二の長孔17内を往復動するよ
うになつている。また、この回動時には第5図に
示すように、連結体10と一方の連結軸4との間
の回動角度α1と、同連結体10と他方の連結軸
5との間の回動角度α2とが常に同一となつてい
る。
前記第一及び第二の両ヒンジケース2,3には
各ヒンジケース2,3の両側部に上下方向へ一対
の係止溝21がそれぞれ形成されており、各ヒン
ジケース2,3毎における一対の係止溝21間の
間隔は前記各ヒンジ片15,18の基端部の幅よ
りも大きくされている。そして、両ヒンジケース
2,3間において対応する両係止溝21,21に
は第1図に示すように可撓性を有する合成樹脂で
薄板状に成型されたカバー22を嵌着可能となつ
ている。
次に、上記のように構成されたヘツドボツクス
の連結構造についてその作用を説明する。
さて、このヘツドボツクスの連結構造によると
ユニバーサルジヨイント1の一方の連結軸4の回
転が連結球13及び連結体10を介して他方の連
結軸5に伝達される。そして、連結軸4,5と連
結球13との連結及び連結体10と連結球13と
の連結は各舌片8,11の先端部に突出された嵌
合突起9,12が連結球13の嵌合孔14に嵌着
されているので、このジヨイントを屈曲させた状
態で連結軸4,5を回転させても舌片8,11先
端部がヒンジケース2,3あるいは連結体10に
当接することはなく、支障なく回転させることが
できる。また、舌片8,11の長さは連結球13
の半径より若干長い程度でよいので、曲げ、捩れ
に対する強度を充分確保して大きなトルクを伝達
することができる。
一方、このヘツドボツクスの連結構造では第一
及び第二のヒンジケース2,3が第一及び第二の
長孔16,17に移動可能に嵌挿されるガイド突
起19,20で連結されているので、極めて簡単
な構造であるとともに、製造コストを低減させる
ことができる。また、第二の長孔17は第一の長
孔16の湾曲中心Cより同第一の長孔16側に設
けられ、それらの長孔16,17に対応する位置
にガイド突起19,20が設けられているので、
第一の長孔16を短くしてもヒンジケース2,3
を大きく回動させることができ、この実施例では
90度の回動角度を確保している。
また、このヘツドボツクスの連結構造では両ヒ
ンジケース2,3に設けられた係止溝21にカバ
ー22を嵌着可能である。従つて、両ヒンジケー
ス2,3を第2図及び第4図に示すように位置さ
せた状態においては、その係止溝21の間隔に適
合した長さのカバー22を嵌着することにより、
隣接する両ヘツドボツクス6の互いに隣り合う端
部間において露出する連結体10及び連結球13
等を覆い隠して美観に優れたブラインドを構成す
ることができる。
しかも、この実施例では第一及び第二の両ヒン
ジケース2,3に対しそれぞれ係止溝21,21
が各ケース2,3の両側部において上下方向へ形
成されるとともに、両ヒンジケース2,3間にお
いて互いに対応する両係止溝21,21に嵌着さ
れるカバー22が可撓性を有する合成樹脂で薄板
状に成型されている。そのため、ヘツドボツクス
の連結構造を組立後においてもユニバーサルジヨ
イント1の露出部分を覆うための前記薄板状カバ
ー22を両係止溝21,21間に簡単に取付ける
ことができる。又、両ヒンジケース2,3間にお
いて互いに対応する両係止溝21の間隔に適合し
た長さのカバー22を選択して装着できるので、
カバー22の材料に無駄が生じることもない。更
に、破損したカバー22を取付交換する際にも前
記ヘツドボツクスの連結構造を分解することなく
カバー22の交換作業のみを簡単に行なうことが
できる。
考案の効果 以上詳述したように、この考案によれば隣接す
る両ヘツドボツクス6の互いに隣り合う端部間に
て各スラツト駆動軸7を作動連結するユニバーサ
ルジヨイント1の露出部分が両ヒンジケース2,
3間において互いに対応する両係止溝21,21
に装着した板状カバー22で覆われるので室内の
美観を向上させることができるとともに、そのカ
バー22の取付作業はヘツドボツクス6の連結構
造組立後に行えるため必要長さのカバー22を適
切に選択して装着作業を材料の無駄なく容易に行
なうことができ、更には破損したカバー22の交
換作業時にも前記ヘツドボツクスの連結構造を分
解することなくカバー22の交換作業のみを容易
に行なうことができるという優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はヘツドボツクスの連結構造に係るこの
考案を具体化した一実施例の正面図、第2図は同
じくその平面図、第3図は同じくその縦断面図、
第4図はそのユニバーサルジヨイントを回動させ
た状態を示す平面図、第5図はその状態における
連結軸と連結体との回動角度を示す断面図であ
る。 第一のヒンジケース2、第二のヒンジケース
3、係止溝21、カバー22。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数本のブラインドのヘツドボツクスを窓の上
    框に取着し、各ヘツドボツクス内の駆動軸をユニ
    バーサルジヨイントで連結して各ブラインドを連
    動操作可能としたブラインドにおいて、 隣接する両ヘツドボツクス6の互いに隣り合う
    各端部にそれぞれヒンジケース2,3を取着し、
    その両ヒンジケース2,3により前記両ヘツドボ
    ツクス6内の駆動軸7間を連結するユニバーサル
    ジヨイント1の連結軸4,5を回転可能に支持す
    る一方、前記両ヒンジケース2,3には各ヒンジ
    ケース2,3の両側部に上下方向へそれぞれ係止
    溝21を形成し、その両ヒンジケース2,3間に
    おいて互いに対応する両係止溝21,21に対し
    前記ユニバーサルジヨイント1の露出部分を覆う
    ように可撓性を有する板状カバー22の両端を装
    着したことを特徴とするブラインドのヘツドボツ
    クス連結構造。
JP1986176791U 1986-11-18 1986-11-18 Expired JPH0450799Y2 (ja)

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JP1986176791U JPH0450799Y2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18

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JPS6383398U JPS6383398U (ja) 1988-06-01
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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59185400U (ja) * 1983-05-26 1984-12-10 株式会社 ヨコタ 出窓用横型ブラインドのジヨイントカバ−

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Publication number Publication date
JPS6383398U (ja) 1988-06-01

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