JPH04506494A - 高速乗物用の安全包囲体及び装置 - Google Patents

高速乗物用の安全包囲体及び装置

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JPH04506494A
JPH04506494A JP1511752A JP51175289A JPH04506494A JP H04506494 A JPH04506494 A JP H04506494A JP 1511752 A JP1511752 A JP 1511752A JP 51175289 A JP51175289 A JP 51175289A JP H04506494 A JPH04506494 A JP H04506494A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の技術分野は高速乗物、特に、航空機のような移動乗物に使用される搭乗 者の安全包囲体及び装置である。
背景技術 商業用航空機及び航空業界は良好な安全記録を達成しているが、依然、航空機の 安全性を向上させる必要性がある。毎年、航空機の装置の故障、操縦ミス、テロ 行為又はその他の理由により何百人という乗客及び乗員の人命が失われている。
火災及び煙の吸引により、離陸及び着陸中に生じる航空機の事故に巻き込まれた 人の命が失われることが多い。航空機の衝撃時に加わる慣性力は又、損傷及び死 亡の原因となる点で極めて重大である。
航空機の速度にて旅することによる本来的な危険に加えて、航空機による旅の危 険性を増大させると考えられる更なるファクタがある。これらファクタには、1 )航空機の利用の増加、及び特にターミナル付近での混雑の増大、2)構造上、 機械的及び電気的故障を示す航空機の老朽化、3)パイロットの経験レベルの低 下、4)パイロット、乗員及び航空管制官の薬物及びアルコールの乱用、5)パ イロット、及びその他の乗員による連邦航空局(FAA)規則の違反、6)多く の主要な空港における交通量の増加、及び航空管制官、航空管制装置に対する過 度の負担、7)乗客室の対する旧式のFAA安全規則、及び基準。
上記及びその他のファクタは、航空機による旅の安全性について一般の関心を著 しく増大させた。更に、損傷が生じないが安全性が損なわれた程度の事故の場合 を含む全ての航空機災害に関する一般の関心が増大している。上述のファクタが テロ行為及びハイジャックという問題と組み合わさって、多(の人々に航空機に よる旅の安全性について大きな関心を生じさせた。
航空機による旅に関係する安全性の問題を別にして、又、列車のようなその他の 形態の公共的及び個人的な交通機関による旅の安全性について重要でかつ当然の 関心が向けられている。多くは、運転ミス、及び軌道及び装置の劣化状態に起因 して非常な件数の列車事故が発生している。これら安全性に関する問題及び関心 は、最近の超伝導における進歩、及び磁石により浮上させた高速列車の可能性の ため、高速列車に対する関心が増すことで明らかである。列車の速度の増大によ り、乗客は、必然的に、緊急停止、衝突及び脱線中、大きい慣性力を受ける危険 性が増大する。
このため、航空機、列車、及びその他の高速の乗客乗物において乗客の受け入れ の点で相当な改良の余地があることが理解される。本発明は、がかる旅に関する 多くの安全上の問題点を対象とし、搭乗者を保護する手段を提供すると共に、高 速乗物の安全性の確実性を増大させるものである。
発明の開示 本発明は、衝突、火災、有害ガス及び深い水深のような旅に伴う各種の危険から 乗客を保護するため、航空機のような高速乗物に組み込まれる新規な安全包囲体 を備えるものである。この安全包囲体は、単一のユニット、及び乗物あるいは相 互に接続し得るようにした複数のユニットから成るモジュラ−アレーの双方の形 態にて提供される。この安全包囲体は、少なくとも2つの壁と、中間の耐衝撃及 び断絶線層を有することが望ましい耐衝撃壁構造体を備えている。この安全包囲 体は又、自動制御装置によって感知される衝撃又はその他の適当な緊急状態に応 答して展開される膨張可能なバッグを備えることが望ましい。この包囲体は衝突 バッグの展開に対して制御された関係にて閉じ、衝撃バッグの急速な展開を許容 するドア装置を備えている。このドア装置は、包囲体を閉じ、各包囲体内の乗客 を火災及び有害ガスから保護するものである。この閉じた安全包囲体は水上乗物 に使用する場合、又は航空機の事故の場合、水上に浮遊することが出来る。又、 衝撃バッグを膨張させると共に、安全包囲体の内部室を加圧し、有害なガスを排 出しかつ高温の炎が侵入するのを防止する呼吸可能な空気源を含むことが望まし い。又、冷却装置を含め、包囲体の外殻及び内部を冷却し、搭乗者を火災時にお けるような高温から保護する。乗客を大きい慣性”jDぴ衝撃から保護するため の改良された設計のシート及び乗客の拘束システムが使用される。
本発明の好適な実施例は以下に蘭単に説明する添付図面に図示されている。
第1図は本発明による第1の実施例の保護安全包囲体の正面図。第1図の実施例 は単一の横列形態のシートおける3人の乗客を受け入れ得るように設計されてお り、第2図乃至第31図、及び箪33図乃至第61図にも更に示しである。
第2図は第1図の安全包囲体の平面図。
第3図は第1図の安全包囲体の通路側又は内側の立面図。
第4図は第1図の安全包囲体の窓側又は外側立面図。
第5図はシートを含む室の内側部分を示す第3図の5−5に沿った横断面図。
ドアは開放し及び閉じた位!の双方で仮想線で示しである。
第6図は3人の人間が座りベルトを締めた状態の乗客室の隔離されたシート部分 を示す第5図と同様の方向への部分図。
第7図は第1図の路線7−7に沿った縦断面図。
第8図は一部切欠きかつ断面状態で更に細部を示す第1図と同様の拡大立面図。
第9図は第1図及び第8図の安全包囲体の壁に使用される好適な中間材料の詳細 な立面図。該図は図示するように、第8図の細部を囲む円9内で示すように安全 包囲体の外壁の一部を切り欠いて分解して示す一部分の拡大図である。
第10図は第1図に示した安全包囲体の拡大背面図。
第11図Aは挿入しかつ接続し得るように分離しかつ整列させた第1図の安全包 囲体の壁及び床構造体の隣接部分を示す拡大分離詳細断面図。
第11図Bは完全に組み立てかつ第8図の細部を囲む円11Bに示すように、第 11図Aの壁及び床構造体の構成要素を示す第12図の路線13−13に沿った 拡大詳細断面図。
第12図は基部又は床構造体の構造骨組を示すために内側床を除去した第1図の 安全包囲体の平面図。
第13図は内側床を含む第12図の線13−13に沿った断面図。
第14図は第3図の路線14−14に19った拡大立面断面図。
第15図はノートの後方かつ下方に取り付けられた補助装置を示すためノートの 一部を除去した第14図と同様の断面図。
第16図は安全包囲体室内のガスにより作動させた衝突バッグの展開状態を示す 通路側の線図的な断面図。
第17図は安全包囲体の他の部分から隔離して展開させた衝突バッグを示す箪1 6図の路線17−17に沿った線図。
第18図は第7図の路線18−18に沿った断面図。
第19図はシートの下方に配置した冷却装置の一部及び関係部品を示すため、一 部切り欠いた第3図と同様の通路側の拡大立面図。
第20図は包囲体の外殻の内壁の外面に接続された冷却管列を示すため、安全包 囲体の外殻の外側部分を切り欠き断面図とした第1図の安全包囲体の概略図的な 背面図。外殻の内壁の一部は第19図にも示した冷却装置のタンク及び関係する 部品を示すため一部切り欠いて示しである。
第21図は第19図及び第20図に示した冷却装置のタンクを示す拡大断面図。
第22図は隔離されたドア及び支持するドアフレーム構造体を提供するため、一 部藺略化しかつ切り欠いた第1図の安全包囲体の概略図的な拡大横断面図。ドア は通常、乗客が出入りし得るように維持される完全に退却した頭上位置に示しで ある。
第23図はドアを閉じる過程を示すためドアを一部閉じた位置で下方に再位置決 めした第22図と同様の図。
第24図はドアを下方の一部閉じた位置で更に下方に再位置決めした第22図及 び第23図と同様の図。
第25図はドアを完全に伸長しかつ閉じた位置まで下方に再位置決めした第22 図乃至第24図と同様の図。
第26図は特に第25図の位置に示したドア及びドアフレーム組立体を示す第1 図の安全包囲体の外殻を示す通路側の立面図。
第27図は説明の目的にて包囲体の外殻から隔離した位置に示す第26図のドア フレーム組立体の通路側の図。
第28図は第27図の細部を囲む円28に示したドアフレームの側部レール接続 継手の詳細図。
東29図は第28図の線29−29に沿った断面図。
第30図は第27図に示したドアフレームの敷居の立面図。
第31図は第27図の線31−31に沿った断面図。
第32図は以下に図示しかつ説明する本発明の他の実施例と共に使用し得る別の ドアフレームの敷居を示す第30図と同様の図。
第33図は第27図に含まれる後部ドアフレームの側部レールの内面を示す立面 図。
第34図は第33図の線34−34に沿った断面図。
第35図は第33図の線35−35に沿った断面図。
第36図は第33図の線36−36に沿った断面図。
第37図は第33図の線37−37に沿った断面図。
第38図はドアフレーム組立体の上方部分、及び該部分を包囲体の外殻に取り付 ける好適な手段を示す分解説明図。
第38図Aはタブバーのタブを示す第38図の詳細円38に沿った拡大詳細図。
第39図は隔離した状態にある第38図のタブバーを示す立面図。
第40図は第39図に示したタブバーの外側立面図又は端面図。
第41図は第39図に示したタブバーの正面端面図。
第42図は第38図に示したドアフレーム組立体の取り付は片を示す外側立面図 。
第43図は第42図に示した取り付は片の立面図。
第44図は第42図に示した取り付は片の正面端面図。
第45図は第42図に示した取り付は片の後端面図。
第46図は第26図に示したドアの通路側の拡大立面図。内部構成要素を示すた め一部は切り欠いている。
第47図は第46図に示したドアの正面端面図。
第48図は第47図の細部を囲む円48に沿った拡大詳細図。
第49図は第47図の細部を囲む円49に沿った拡大詳細図。
第50図は第46図の路線50−50に沿った概略図な断面図。
第51図は第26図及び第46図に示したドアの安全包囲体室の内側から見た立 面図。
第52図は第46図に示したドアの2つの中間部分の分解立面図。かかるドア部 分は脱出ハツチを備えている。
第53図は第52図に示した脱出ハツチのドア部分の分解正面端面図。
第54図は第52図に示した下方ドア部分の立面図。
第55図は対応する第52図に示した脱出ハツチのドア部分に使用される内部機 構を示す図。該部分は該機構の作用可能な動作を示すため一部仮想線で示しであ る。
第56図は第55図の脱出ハツチの内部機構を示す第53図に対応する図。
第57図は第55図に関しかつ第54図に対応する脱出ハツチの内部機構を示す 立面図。
第58図はドアフレームの下方部分及び安全包囲体の外殻と共にその取り付は及 び組立て状態を示すため、ドアフレームの側部レールの上方部分及びドア組立体 を拡大した第1図と同様の正両立面図。
第59図はドア組立体(仮想線で図示)とドアフレーム組立体の相互作用を示す 線図。ドア組立体は完全に退却した頭上位置と完全に伸長した閉塞位置の双方に て示しである。
第60図はドア組立体をドアフレームに関して駆動するために使用されるラック 及びピニオンを示しかつ第59図の細部を囲む円60に沿った拡大詳細図。
第611Nは第59図の!61−61に沿ったドア組立体のラック及びピニオン 歯車駆動装置を示す拡大断面図。
第62図は各々が3人に二横列のシートを提供し、合計6人の乗客を受け入れ得 る本発明による第2の実施例の完全包囲体の正面図。
第63図は第62図に示した実施例の立面図。
第64図は第62図の実施例の通路側立面図。
第65図は第62図の安全包囲体の外側又は窓側の立面図。
第66図は第62図の安全包囲体の後方立面図。
第67図は第62図の安全包囲体の底面図。
第68図は第62図の路線68−68に沿った縦断面図。
第69図は第64図の路線69−69に沿った横断面図。
第70図はガスにより膨張可能な衝突バッグの展開状態を示す第68図と同様の 概略図な縦断面図。
第71図は第70図の路線71−71に沿った概略図。
第72図はモジュラ−包囲体列の幾つかのユニットの各々に3人の乗客が着席す る本発明による第3の別の実施例の安全包囲体の正面図。
第73図は第72図に示した可変長さの安全包囲体3つのユニットを示す通路側 立面図。
第74図は第72及び第73図に示した安全包囲体の立面図。
第75図は第72図の路線75−75に沿った縦断面図。
第76図は第72図のモジュラ−安全包囲体に使用することの出来る別の構造を 示す第75図と同様の図。
第77図は安全包囲体列の各幾つかのモジュラ−ユニット内に6入用シートを備 える本発明の更に別の安全包囲体の正両立面図。
第78図は第77図に示した安全包囲体の通路側立面図。
179図は第77図及び第78図の安全包囲体の立面図。
第80図は第77図の路線80−80に沿った縦断面図。
第81図は第77図のモジュラ−安全包囲体に使用することの出来る別の構造を 示す第80図と同様の図。
第82図は第77図のモジュラ−安全包囲体に使用することの出来る更に別の構 造を示す第80図と同様の図。
第83図はガスにより膨張可能な衝突バッグの展開状態を示す第82図と同様の 概略図。
第84図は第82図の線84−84に沿った横断面図。
第85図は航空機内における第82図の実施例の取り付は状態及び安全包囲体上 に選択随意の頭上貨物室を付加する状態の通路側立面図。
第86図は第1図の安全包囲体及びここに説明するその他の実施例と共に使用す ることの出来る制御システムを示す概略図。
第87図は好適な別のシート構造及び補助装置の配置を示す本発明の更に別の実 施例の通路側断面図。
第88図は補助装置にアクセスし得るようにシート装置の構成要素を上昇させた 第87図と同様の図。
第89図は第87図の実施例の後方断面図。
第90図は分離した第87図のシート組立て構造体を示す分解説明図。
第91図は第87図のシートクッション構造体を示す説明図。
発明を実施する最良の形態 第1図は本発明による好適な形態の安全包囲体100を示す。安全包囲体100 は商業用航空輸送に一般に使用されているような航空機内で使用しかつ取り付は 得るようにしである。第2図乃至第4図には、安全包囲体100の全体的形態が 示しである。包囲体100はそれぞれ航空機の正面及び後部方向に方向法めされ た正面W102及び後部壁103を有する包囲体の外殻120を備えている。
包囲体100は又、航空機の胴体の内側又は通路側を向いた通路側壁104を備 えている。通路側104と反対側には、外側又は窓側!105が設けられている 。
又包囲体の外殻120の一部として頂部106及び底部107が設けられている 。
包囲体の外殻の窓側壁105には、ポート穴110及び関係するポート穴窓11 1を設けることが有利である。通路側壁104には、ドア開口部112が設けら れる。該ドア開口部には、ドア手段114を設けることが有利である。ドア手段 114はドアフレーム組立体116及びドア組立体118を備えている。ドア組 立体118は第1図乃至第4図に退却した頭上位置で示しである。ドア手段につ いては以下に更に詳細に説明する。
包囲体100の正面、後部、内側、外側、頂部及び底部壁は実質的に連続しかつ 一体とした包囲体の外殻120を形成する。包囲体の外殻120゛は図示するよ うに頂部周縁に沿いかつ立上り壁間の各垂直交差部分に沿って比較的平滑な湾曲 コーナ部を備えている。この比較的湾曲した形態の包囲体外殻120は、安全包 囲体が取り付けられる航空機又はその他の乗物の典型的に湾曲した胴体部分内に 安全包囲体を収容するのを支援する働きをする。これらは更に包囲体の外殻の強 度を増大させ、慣性力により安全包囲体が航空機外に放り出され又は航空機内で 投げ出されるときに一層優れた衝撃抵抗力を提供する働きをする。該包囲体の外 殻は高度の衝撃抵抗力を提供しかつ略気密の内側スペース又は室122を提供す る十分な構造的一体性を備える方法にて形成することが望ましい。ポート穴窓1 11はボート穴110内に気密のシールを提供し得るように取り付けることが望 ましい。ドアフレーム116及びドア組立体118はドア開口部112に対して 略気密の包囲体を提供する構造とする。気密の構造は火、煙、有毒煙を遮断し、 胴体キャビンの圧力が失われる可能性のある状況に対する保護手段を提供する。
安全包囲体は長時間浮くことが出来、これにより搭乗者は適当な時に脱出するこ とが出来かつ緊急時の水上着陸の衝撃を緩和し得るため、気密の構造は更に水上 での飛行に対する安全性を向上させる。
安全包囲体100は内部室122内にシート130を備えることが有利である。
第5図には、シート130の全体的配置が更に詳細に示しである。第5図及び第 6図は共に、安全包囲体100のシート130は特に3人の人間を快適に受け入 れ得るようにしであることを示す。図示した実施例は3名用のシートを有する横 シート列を備えているが、本発明による思想は2.3名又はそれ以上の搭乗者に も適用可能である。第7図には、又安全包囲体100内でのシートと搭乗者との 全体的な関係が示しである。シート130の特徴及び室のその他の特徴は包囲体 外殻120の構造について以下により詳細に説明した後に説明する。
第8図には、包囲体の外殻120を構成する好適な方法が更に詳細に図示されて いる。包囲体の外殻120は二重壁構造型式で形成された全ての周縁壁を備える ように構成し、衝撃抵抗性を増大させかつ航空機の火災時に経験されるような高 温に対する保護手段を提供することが望ましい。第8図、第11図A及び第11 図Bには、二重壁構造の更に詳細が示されている。垂直壁及び頂部には、外壁部 材又は外板132が設けられている。外壁層又は外板132はステンレス鋼又は 少なくとも火に対する幾分かの露出に耐え得る比較的耐久性のある丈夫な材料に て構成することが望ましい。外殻壁は又、内壁層又は内側外板133を備えるこ とが有利である。包囲体外殻の内壁及び外壁は離間させ、強度を増し、衝撃抵抗 性を備えかつ熱及び音響絶縁性を有する中間材料を充填することが望ましい。
図示するように、外殻の中間壁層134は端部から見たとき第9図に示す形状又 はその他の適当な形状に見えるアルミニウムのような材料にて形成されたハニカ ム136にて形成することが有利である。ハニカム室には、各ハニカム室内のス ペースを占める半剛性の発泡体フィラー137に一部接着することの出来るファ イバガラス繊維のような耐火性のある断熱フィラー材を設けることが有利である 。
ハニカム室の軸線は露出した外壁表面に対して略直角、望ましくは90°に伸長 するめように方向決めし、優れた衝突抵抗性を提供し得るようにすることが出来 る。
第11図A1第11図B、第12図及び第13図には、同様の二重壁構造は包囲 体外殻120の床又は基部骨140に使用することが有利であることが示されて いる。第12図及び第13図には、基部140の王たる構造要素として機能する 前方から後方に伸長する複数のC字形溝の長手方向基部フレーム部材141が示 されている。一連の横方向の相互接続C字形溝142は長手方向基部材141の 間を伸長している。基部材141.142は周縁に沿って丸味を付けた端縁形状 を提供し得る輪郭としである。上方床層又は部材144は床部材141.142 を横断して伸長しかつこれら床部材により支持されている。基部構造体142に は、又基部材]41.142の下方部分に沿って伸長しかつこれら下方部分に接 続された外側基部外殻の外板145が設けられている。第11図Aには、包囲体 の外殻の側壁の下方部分に沿って上方に伸長し側壁と基部材140との間の接続 を確実にすることが有利である基部の外壁145が示しである。
第11図A及び第11図Bには、側壁105と基部140との間の接続部が詳細 に示されている。側壁を基部に接続する同様の手段が包囲体の外殻の他の部分に も使用されている。壁と基部骨との接続は基部にC字形溝を付けた平坦で上方に 開放した形態とすることの出来る壁の受け入れ具]50を含むことにより形成す ることが有利である。受は入れ具150は補強壁の取り付は伸長部151を受け 入れ得るような寸法とする。受は入れ具150及び伸長部151は任意の適当な 方法を使用してそれぞれの基部及び壁部材に接続することか出来るが、溶接等の ような一体の形成手段により接続することが望ましい。図示するように、受は入 れ具150は床部材144に溶接される。支持する基部材141.142は溶接 により外板145を更に補強する。壁取り付は伸長部151には、それぞれの内 側及び外側外壁に沿って補強及びスペーサ片156.157が設けられており、 第11図Bに最も良く図示する相補的な嵌合を可能にする。締結具158が継手 のかみ合い部分を通じて伸長し、包囲体の外殻の壁及び基部骨を相互に剛性な状 態に固着する。
安全包囲体100の内側又は室122には、搭乗する乗客の安全性及び快適さを 共に向上させる多数の付加的な機能及び装置を設けることが有利である。乗客の 生たる便宜及び安全性の特徴部分はシート130である。シート130は第7図 に最も良く示した複数のシートフレーム体170を備えている。シートフレーム 板170は包囲体の外殻の内壁との上方接続部から基部140に接触し得る角度 にて下方に伸長する主たる部材171を備えることが有利である。後方斜め支柱 172が主たる部材171から基部140まで後方下方に伸長している。後方斜 め支柱172は多数のその他の関係するフレーム支柱部材に隣接する交差点17 3にて主たるフレーム部材171に交差する。付加的なフレーム部材は交差点か らシート構造体の正面に隣接する基部骨まで伸長する前方斜め支柱174を備え ている。シート支持プラットフォームはシート支持支柱175により形成される 。垂直シート正面接続支柱176がシート支持支柱175の前端と基部との間を 伸長し、前方斜め支柱174の下端に接続されることが有利である。
シートフレーム体170は又、乗客がシート内で横動し又は横方向に動かないよ うに拘束するのを支援する働きをする横方向又は側部フレーム体177を備える ことが有利である。以下に説明する乗客ベルトは乗客の主たる横方向拘束手段と して機能する。横方向フレーム体177は肘掛は部材179と接続する前方垂直 柱178を備えている。肘掛は部材179の後端は上方及び下方側部支柱180 A、180Bと接続される。上方支柱180Aの上端は王たるフレーム部材17 1を接続する一方、下方側部支柱部材180Bの下端は交差点173と接続する 。シートフレーム体170は第5図に示すように、3つの個々の乗客シート18 1.182.183の各側部に沿って設けられる。
シート181−183は又、快適性及び好適な衝撃及び慣性力の保護手段を提供 し得るように設計された3層の乗客支持材料を備えている。第7図には、極端な 慣性力の着陸状態でのみ可塑的に変形する材料にて構成することが望ましい基礎 層191が示されている。中間層又は第2の層192は乗客の身体の重さで変形 しかつ普通から大きい加速度及び減速度の状況中に極めて大きい衝撃及び慣性力 を吸収し得る極めて堅牢であるが弾性的である支持体を提供する。第2の層19 2は又、緊急時の浮き手段としても機能し、この目的のため、取り外すことが出 来る。内側又は第3のシート層193は乗客の快適さを好適なものとする比較的 柔らかく快適なパッドを提供する。当該技術分野で周知であるように、適当な織 地又は合成フィルムカバーを採用することも出来る。
第5図及び第6図には、個々の頭乗せ又は頭保護組豆体195を備えることが望 ましいシート130が更に示されている。頭保護組立体195は乗客の頭に沿っ て伸長し、衝突状況時に更なる保護及び支持手段を提供する凹状の形状にて形成 される。該頭保護組立体は更なる衝撃吸収機能を備えるように詰物を詰めること が望ましい。シート130は又、第7図に最も良く示すように、側板195のよ うな横方向身体拘束手段を備えることが望ましい。かかる搭乗者の上半身及び上 半身側部支持板195は衝突又は航空機の機能不良中に生ずる様々な予期しない 操作に起因する横方向への動き、及び加速度に対する拘束手段を提供する。
上述のシートは本発明により構成された安全包囲体に使用することが一層望まし い第87−91図に関して以下に説明する着想の一部又は全体に従って構成する ことが有利である。
上述のシートは乗客が安全包囲体に関して後方に動くのを阻止する拘束手段を0 は又、乗客が安全包囲体100に関して前方及び/又は上方及び横方向へに動く ようなシート外に動く動作をしないように拘束する手段を設けることが有利であ る。これは個々の安全ベルトと、及び制御可能に展開されたガスで膨張可能な衝 撃バッグという二重のシステムを利用して行なうことが有利である。
第5図及び第6図には、本発明により形成された安全包囲体に使用することが望 ましい安全ベルト構造体が示されている。安全ベルh200は左側ベルト部分2 01と、右側ベルト部分202とを備えることが望ましい。左側ベルト部分20 1はショルダストラップ203と、下方側部ストラップ204とを備えている。
右側ベルト部分202は同様に、ンヨルダストラップ203と、下方側部ストラ ップ204とを備えている。左側ベルト部分201は、第6図に図示するように 雄型右側接続部206を受け入れる雌型部分として機能し、2つの接続部を相互 に固着し、最大の乗客拘束具を提供する接続部205を更に備えている。この乗 客ベルトの構造は両方の肩を越えかつ上半身を横切るX状の配置状態に拘束する 。
この構造は拘束された乗客が横方向、前方及び上方に動くのを阻止する。
安全ベルト200は以下に説明する展開された衝突バッグ(第16図)と共に使 用し、強力な慣性力を受ける着席した搭乗者の身体の上方部分の動きを緩衝しか つ著しく制限する。下方側部ストラップ204の下端は強力なヘリカルばね(図 示せず)のようなエネルギ吸収端末具を介して安全包囲体の基部140に接続さ れる。上方ショルダストラップ203の上端は自動車の安全ベルトに一般的な慣 性力掛は止め機構(図示せず)及び強力なヘリカルばね(図示せず)のようなエ ネルギ吸収端末具を介して概ね肩の高さにて外殻の内壁133に接続される。慣 性掛は止め機構は乗物の(航空機)の通常の運転中、ベルトを締めた搭乗者の制 限された動きを許容するが、搭乗者の急激な変位には強く抵抗する。
又衝突バッグにより乗客の更なる拘束手段が提供される。第7図には、室の内側 天井に沿った衝突バッグ又は空気バッグ組立体装置210が示しである。格納さ れた衝突バッグ組立体は緊急状態時に自動的に展開され、第16図に示すように シート181−183に着席した乗客の前方及び上方への動きを制限する保護拘 束手段を提供する。衝突バッグ組立体210は可撓性の衝突バッグ212を格納 しかつ位置決めするハウジング211を備えている。衝突バッグ212は第16 図に図示するような所望のハングの形状とし、又は室の全体容積を適正に充填し 得る形状とした薄く強力でかつ軽量の織地、合成樹脂(例えばナイロン)、ポリ マー又は強化ポリマー膜にて形成することが望ましい。第17図は衝突バッグ2 12には、特に適用可能とした乗客との接触領域215が設けられていることを 示す。乗客との接触領域215は衝突バッグの他の部分と同一の材料か、又は異 なる合成樹脂、ポリマー又は織物材料の何れかにて形成される。衝突バッグの乗 客との接触領域には、衝突バッグ212の壁に複数の比較的小さいガス供給穴が 設けられている。これら吸引可能なガス供給穴216により乗客の正面部分に隣 接して衝突バッグを通じ吸引可能なガスを分配し、緊急事態中、乗客が衝突バッ グにより一時的に窒息されないようにすることが可能となる。
安全包囲体100は圧縮空気、酸素又はその他の調合法によるガスのような吸引 可能なガスの供給源を備えている。空気又はその他の吸引可能なガスの供給源は 複数の圧縮空気タンク220内に貯蔵することが有利である(第18図又は第7 図参照)。空気タンク220は床の内側構造体144及びシートフレーム体17 0に確実に固着される保持ストラップ211を使用して室122の内部に確実に 取り付けられる。
第18図には、タンク220から衝突バッグ組立体210に圧縮空気を供給する 好適な手段が図示されている。タンク220内に貯蔵された空気又はその他の吸 引可能な圧縮ガスは手操作による遮断弁223を通じて、供給ヘッダ及び結合部 224に供給される。結合部224からの出口管は空気制御弁225.225a に接続される。空気制御弁225からの出口は導管226を通って結合部227 まで流動する。平行な衝突バッグ空気供給管228が結合部227及び衝突バッ グ組立体210に接続される。
衝突バッグ組立体210は弁225に作動信号を提供する適当な自動制御装置を 使用して自動的に制御することが望ましく、該弁225はかかる自動制御信号に 応答する電磁制御流量調整弁を選択することが望ましい。該制御装置は空気バッ グ212を展開させる必要性を示す適当な制御スイッチ又はセンサの入力に応答 することが望ましい。装置のコントローラ900は安全包囲体のドアの閉塞と制 御状態に同期化して衝突バッグを膨張させ、これにより、逆止め弁の排出口21 8を通じて空気を排出しようとするよりも、衝突バッグを膨張させて室の空気が 追い出されるのを許容することが望ましい。制御装置は弁225に対し開放し、 圧縮された空気が管228を介して衝突バッグ組立体210に供給されるのを許 容するように命令する。圧縮空気を衝突バッグ組立体210に供給することによ り、加圧された空気は衝突バッグ212の内側に直接流動し、バッグ組立体の穴 を通じて該バッグを膨張させ、該バッグを下方に伸長させ第16図に示すような 室を充填する。
安全包囲体100は上述のように展開した衝突バッグ212を通じて供給される ガスに加えて、又はかかるガスに代えて吸引可能なガス又は空気を搭乗者に提供 し得るようにされている。第18図は、225aで示した圧縮空気流量制御弁の 1つは適当な導管を使用して結合部230に接続されていることを示す。結合部 230は又、別の空気制御弁232に接続される。空気バッグの差圧調整弁23 3が弁232、及び逆止め弁234に接続されている。逆止め弁234は結合部 227に接続され、導管226及び結合部227を通る加圧空気流が差圧調整弁 223を損傷させるのを防止する。
結合部230は又、導管241及び接続された結合部242に出る空気流量調整 弁240にも接続されている。結合部242からの出口管243.244は付加 的な結合部245.246に接続される。導管251−254はシートの頭乗せ の中間部分の上方でかつ該部分を越えて空気を送り、乗客の首及び口に隣接した 箇所にて乗客に空気を供給する。
圧縮空気を室内で釈放することにより、室圧は増大し、これは火災時、煙及びガ スが室に入るのを阻止する働きをする。これは又、室内の雰囲気を十分に酸素リ ッチな状態に維持し、航空機の胴体内の圧力が低下し、周囲環境圧力が過度に低 くない場合に呼吸を可能にする。吸引可能なガスを室内で分配することに起因す る室圧の増加は複数の通気口218により制御される。室の通気口218には、 消費される室の空気の流れを自動的に制御し、室の外側からガスが流入するのを 許容する圧力差が生じる場合、煙及びガスの流入を阻止する逆止め弁が設けられ ている。第14図は、後部室通気口が乗客の肘掛けの下方にて室に開放する導管 219を介してガスを排出することを示す。
組み合わせされた空気供給及び制御装置は次のように機能する。衝突バッグ21 2を展開すべきとき、制御弁225を開放し、右側の2つのタンクの中身を完全 に排出し、衝突バックを充填又は略充填させる。左側の2つのタンクを使用する ことにより更に空気を供給して衝突バッグを維持し、この流れは制御弁225a 、232を通じて行われる。このように、3つの弁225.225a、232は 全て同時に開放する。空気バッグの差圧調整弁233は、衝突バッグを室圧より も高い僅かな正圧に維持するのに十分な空気を供給する(逆止め弁234及び結 合部227を介して)。衝突バッグを収縮させるべきとき、弁232は閉じ、空 気が管251−254を通って空気供給源にのみ流動するようにする。弁225 .225a、232の開放は、装置のコントローラへの適当なセンサ(緊急)入 力に従ってコントローラ900によって行う。衝突バッグを収縮させるために弁 232を閉じることは、装置のコントローラを介して手操作制御装置又はスイッ チ(図示せず)によって行われる。弁225a及び結合部230を通る空気は圧 力を低下させ、管251−254に供給される圧縮空気の使用を制限する圧力調 整弁240によって調整される。
安全包囲体100は又、火災時、搭乗者を過度の熱から保護するための冷却装置 を備えている。冷却装置270は第18図乃至第22図に示されている。冷却装 置270は2つの冷却剤タンク271を備えている。冷却剤タンク271は第1 5図及び第18図乃至第20図に図示するように、中央乗客シート180の後方 かつ下方に位置決めされている。タンク271はシート支持フレーム体170に 固定されたタンクストラップ272を使用して適所に固着される。各タンク27 1には、導管274及び結合部又は丁字形接続部275に連通する手動遮断弁2 73が設けられている。冷却液は結合部275を経て導管276を介して下方に 流動し、電磁弁制御の供給弁277により許容されるように、供給ブレナム27 8内に流動する。供給ブレナム又はリザーバ278は、冷却剤の供給量を調整し 、符号280で示しかつ第19図に最も良く図示するように複数の主たる分配管 に対する分配ブレナムとして機能する。主たる分配管280は外殻の内壁133 を通って伸長し、適当な接続部又はその他の取付具を使用して接続される。主た る冷却剤分配管は第20図に最もよく図示するように幾多の方向に分岐する。
主たる分配管は、主たる分配管280から伸長し、開放端の排出ボート又はノズ ル283に達する第2の冷却剤分配管282の回路側に十分な流れを提供し得る ような寸法としである。策2の冷却剤分配管及び排出口又はノズル283は、第 2の分配管に沿って著しい圧力降下を実現し、これにより冷却剤が膨張して冷却 技術の分野で周知であるようにジュール・トンプソン効果に従い冷却効果を提供 し得るような適正な寸法としである。冷却剤管、特に第2の冷却剤管は外殻の内 壁に緊密に接触し又は該内壁に接続され、冷却剤管から外殻内壁133に伝熱効 果を提供し得るようにすることが望ましい。分配管から外殻の内壁への冷却効果 の伝達により、室の内側が冷却され、これにより、さもなければ安全包囲体が裸 火又は放射熱にさらされることに起因する熱の流入を阻止することが出来る。
第2の冷却剤分配管は外殻の内壁133の外面に直接接続することが望ましいた め、膨張された冷却剤ガスは外殻の外壁32と外殻の内壁133との間の中間ス ペース内で釈放される。中間の絶縁及び耐衝突性材料134は十分に多孔質であ るか、又は適当な箇所に穴、亀裂又は割れ目を設け、冷却剤が外方に流動するの を許容するようにする。冷却剤は第8図に最も明確に図示した冷却剤排出口18 0を介して包囲体の外殻の外板132を通って進む。冷却剤の排出穴160は包 囲体の外殻120の上方部分全体の上方にて離間させることが望ましい。
図示するように、冷却剤装置は、典型的に航空機又はその他の乗物の支持床構造 体に緊密に取り付けられかつ該構造体と接触するため、基部140に沿って設け られていない。冷却剤分配管を基部に設けることも可能である。
冷却剤が分配管を通って冷却剤タンク271から流れることは、導管276と供 給ブレナム278との間に接続された主たる冷却剤制御弁277により制御され る。主たる冷却剤制御弁277は、以下に説明する生たる安全モジュール装置コ ントローラ900を使用して自動的に制御することが望ましい。適当な温度セン サ920を外殻の外板133に沿った適当な箇所に取り付け、乗客が感する温度 を検出することが望ましい。この検出された温度は、制御プロセッサ902によ り常時監視し、所定の限界値を超える温度に達したならば、装置のコントローラ は弁277を自動的に開放し、これにより冷却剤が冷却装置を通って流動し、安 全包囲体の内側外殻133及びその内部に収容された室温を低下させることを許 容する。所定の限界値以下の温度が検出された場合、コントローラは弁277を 自動的に閉じ、これにより冷却装置への冷却剤の供給を遮断することが望ましい 。
第21図は冷却剤タンク271には、第2の冷却剤分配管282に沿って生じる 冷却効果を最適なものにするため、液体冷却剤を効率的に供給する重り286を 支承する可撓性の内側排出導管285を設けることが望ましいことを示す。
第5図には、本発明により形成された安全包囲体に含めることが有利である幾つ かの付加的な乗客の便宜及び安全性を向上させる機能が示されている。現在商業 用航空機で使用されている装置と同様の形態の読書用照明、航空機からの調節可 能な空気供給源及び緊急酸素マスクを含むことが有利である3つの付属装置29 0が室の天井に沿って設けられている。第7図には、安全包囲体100が取り付 けられた航空機又はその他の乗物から電気、通信手段及び空気を提供する船上サ ービス接続部295が図示されている。
第14図には、スチュワーデスに連絡したり、オーディオ視聴装置を制御する制 御盤198及びさもなければより大型の装置として配置されるであろう小型の液 晶テレビ装置197を示すため、シート182.183間にて持ち上げた肘掛は カバー199が図示されている。その他の便宜用及び安全機能を含めることが出 来、又はこれらはかかる制御盤から制御することが出来る。
第5図は、コントローラ900は装置のコントローラモジュールに含めることが 望ましいことを示す。装置コントローラモジュールは又、コントローラにより監 視されるデータを記録しかつ判定する下部判定システム924を備えることが望 ましい。このコントローラ及び判定装置はノート間で肘掛は構造体内に取り付け てもよい。かかる2つの装置は共に保護包囲体内に収容される。又、緊急位置探 知装置293を設け、緊急時の位置信号を送り、乗客の救出を支援し得るように することが望ましい。かかる送信機293はそれ自体の独自の周波数にて作動し 、これにより衝突後救出隊員が災害信号の発生源を識別しかつその位置を探知す ることを許容する。輸送する乗物からの給電が中断し又は尽きたとき、緊急の電 気を供給するため2以上のバッテリ294が含められる。
ドア手段114は上述に簡単に説明したが、ここで更に詳細に説明する。ドア手 段114はドア組立体118及びドアフレーム組立体118の双方を含んでいる 。第22図乃至第25図には、包囲体外殻120及びドアフレーム組立体116 に関するドア組立体の全体的な作用が図示されている。第22図には、完全に退 却した位置にあるドア組立体118が図示されている。該図面から、ドア118 は4つのセグメント又は部分301−304にて構成することが望ましいことが 理解される。これら4つのドア部分はヒンジ390(第49図に図示)によって 接続し、ドア組立体118がドアフレーム組立体116により画成される湾曲経 路を通ることを許容する。
第23図には、一部閉じ下方に進むドア組立体118が図示されている。第24 図には、更に閉じた状態にあるドア組立体118が図示されている。第25図に は、完全に閉じられかつ密封した状態にあるドア組立体が図示されている。
第26図は、ドアが第25図の閉じた位置にある安全包囲体の通路側の図を示す 。ドア組立体をドアフレーム組立体内に支持するローラ組立体318は実線で示 しであるが、これは該組立体が小さい寸法で、かかる短かい線を仮想線で示すこ とが実際的でないからである。かかる線は仮想線と見なすべきである。
次に、ドアフレーム組立体116の好適な形態について説明し、その後、ドア組 立体について説明する。その後、ドアフレーム内でのドアの作用について詳細に 説明する。
第27図には、包囲体の外殻120及びドア組立体118から隔離されたドアフ レーム組立体116が図示されている。ドアフレーム組立体116は2つの同様 のドアフレームの側部レール組立体330.331を備えている。正面及び後部 ドアフレームの側部レール組立体330.331は2つの部分として構成するこ とが望ましい。正面ドアフレームの側部レール組立体330は上方側部レール片 341と、下方側部レール片342とを備えている。後方側部レール組立体は上 方及び下方側部レール片又は部材351.352を備えている。第28図には、 正面及び後方側部レール組立体の双方に対して上方及び下方側部レール片を整列 させかつ位置決めする段付きラップ接合部355に予め形成されたラップ穴35 5bを通って伸長する締結具355aが図示されている。ダウェルピン356を 各接合部に設け、側部レール組立体のそれぞれの部分間を内方及び外方に整列さ せることが有利である。
下方側部レール部材又は戸袋342.352は包囲体のの外殻のドア開口部11 2の内面に沿って接続されている。ドアフレームの底部又は敷居360はドア開 口部112の底部に沿って接続されかつ下方側部レール部材342.352の下 端に接合されることが望ましい。敷居360はドア116の底部の凹所391( 第48図参照)内に嵌まり、気密又は略気密のシール及び水密又は略水密のシー ルを提供する隆起リッジ361を備えてける。
ドア開口部112には又、第29図に断面図で示したドアフレームの頭部片又は 頂部敷居364が設けられている。頭部片364は、以下に更に詳細に説明する ようにドア掛は止めピンを受け入れる掛は止め受け入れ具365を備えている。
頭部片364又、外方に伸長しドア118の上方部分の一部と係合し、略気密又 は水密のシールを形成する密封リップ366を備えている。
第32図には、敷居360に含まれる湾曲部分362を省略する点で異なる敷居 360と同様の別の敷居360aが図示されている。敷居360aはリッジ36 1と同様の隆起リッジ361aを備えている。以下に説明する本発明の別の実施 例においては敷居360aが使用されている。敷居360の部分362は単に敷 居を包囲体の外殻120の湾曲した外形に適合する形状とするためだけのもので ある。
第33図には、後部ドアフレームの側部レール組立体331の形態が図示されて いる。側部レール組立体331の下方部分352は、第37図に線37−37に 沿って最も良く示した第1のガイドローラ受は入れ軌道353を備えている。
ガイドローラ受は入れ軌道353はドア組立体118の端縁に沿って含まれるド アローラ318を受け入れかつ案内する働きをする。取り外し及び保守を許容し 得るよう別個の片として形成することが望ましい歯車ラック354が第1のガイ ドローラ軌道353に隣接している。歯車ラック354は第60図に図示するよ うに、ドアを作動させる駆動歯車323とかみ合う。歯車ラック部材354は上 方側部レール片351内まで上方に伸長し、第22図に図示するように、ドアを 完全に開放しかつ退却した位置まで駆動する機能を提供する。
後部ドアフレームの側部レール部材352の下方部分は又、整列及び密封溝3S 6を備えている。溝356はドア組立体の側部に形成されたテーパー付き密封リ ブ394を受け入れ、ドアとドアフレームとの間に極めて強固な係合を形成して 増発に抵抗すると共に、ドアとドアフレームとの間に略気密及び水密のシールを 提供し、煙及びその他の有害なガス、更に、保護包囲体が水没した場合、水が入 らないようにしである。
第33図及び第36図は、下方側部レール部材352の上方部分は又第2のがイ ドローラ軌道受は入れ具357を備えていることを示す。又、ボス部分358が 設けられており、第25図に図示するように、ドアが完全に閉じかつ伸長した位 置にあるとき、ドアの頂部分301の内面が該ボス部分に係合する。ドアの頂部 分及びボス又はストッパ部分358は略気密状態に密封する。
上方ドアフレームの側部レール部材351は第33図乃至第35図に更に詳細に 図示されている。これら図面は第1のガイドローラ受は入れ具の軌道353はド アフレームの側部レールの下方部分に形成された同一の軌道に沿って伸長しかつ 該軌道と整列されることを示す。該第2のガイドローラ受は入れ具軌道357は 第1のガイドローラ軌道の下方に沿って伸長し、下方側部レール部材352の一 部を形成する第2のガイドレール軌道の対応する伸長部分と係合する。第1及び 第2のガイド軌道353.357は略平行な関係に離間されている。第1のガイ ドローラ軌道353はドアの頂部分301の頂部対のガイドローラ318aを除 いてガイドローラ318を案内する。第2のガイドローラ軌道357はドアの頂 部ローラ318aを案内する。ドアのローラ318.318aは第46図に最も よく図示されている。ガイドローラ受は入れ軌道353.357間の領域349 は、ドア組立体が湾曲軌道を中心として動くための隙間を提供する隣接領域34 8と同様に凹状に形成されている。
第33図乃至第37図に関する後部側部レール組立体331についての説明は又 正面側部レール組立体330にも当て嵌まる。正面側部レール組立体330は後 方側部レール組立体331に関して説明したように前方内面に沿うよりもドアフ レームの側部レールの内面又は背面に沿う上述の案内軌道に関する特徴部分を備 えている。その他の点では、2つの側部レール組立体は同様であり、相互に略鏡 像である。
第38図には、上方側部レール部材341.351の先端を包囲体の外殻120 の頂部に取り付けるのに好適な頂部ドアレール取り付は手段369が図示されて いる。この配置はタブ側の外端縁に沿って2以上のテーパー付きでかつ丸味を付 けたタブ341を設けることが望ましいタブパー370を備えている。かかるテ ーパー付きでかつ丸味を付けたタブは第38図Aに最もよ(図示されている。
タブパー370には、又上方側部フレーム部材341,351の先端の下面に隣 接して取り付けられた両端に凹状部分372が設けられている。該凹状部分37 2は、タブパーを上方側部レール部材341.351の下方でかつこれらレール 部材の間に剛性に接続したとき、上方側部レール片を動かないように拘束するシ ョルダ部373を画成する。上方側部レール部材341.351は締結具を使用 し又は溶接によりタブパー370に接続することが有利である。
ドアフレームの頂部取り付は組立体369は又、包囲体の外殻120の外板の上 に緊密に嵌まり得るようその下面に沿って特別な形状とした外殻ドアフレーム取 り付は片380を備えている。該取り付は片380は溶接、締結具又他はその他 の適当な手段により包囲体の外殻の外面に接続することが有利である。取り付は 片380には、タブ371を受け入れるタブ受は入れ口382を有する伸長部3 81が設けられる。エツジ385は包囲体に取り付け、タブパー370をタブ受 は入れ具に関して所望の高さまで案内し、タブパーをタブ受は入れ具に容易に挿 入し得るようにすることが有利である。
第58図は、取り付はバー380が包囲体の外殻120の頂部上に恒久的に取り 付けられていることを示す。ドア及び上方ドアフレームの側部レール部分は包囲 体の外殻の頂部を横断して容易に摺動させかつ係合するタブ371とタブ受は入 れ具382とを整列させることにより取り付けることが出来る。次に、締結具3 55aを取り付け、j1!28図に図示したずらしたスプライス接合部を接続し 、側部レール組立体の上方部分をドアの側部レール組立体の下方部分及び包囲体 の外殻と剛性に接続された状態に保持する。この配置は、ドア及びドアフレーム 組立体の上方部分の何れかの保守を必要とする場合、かかる部分の取り付は及び 取り外しを容易にする。
第39乃至第41図には、タブパー370が正射投影図で更に詳細に図示されて いる。第42図乃至第45図には、同様に外殻−ドアフレーム取り付は片380 の詳細が更に図示されている。
第46図はドア組立体118の外側の隔離した立面図を示す。第1、第2、第3 及び第4のドア部分301−304はドア組立体の頂部から底部に配置された状 態で図示されている。複数のガイドローラ318.318aのドア部分が側端縁 から外方に伸長している。ドア組立体11gの最下方部分には、ドアの各側部に て組み合わせた歯車及びガイドローラ組320が設けられている。第60図及び 第61図には、ガイドローラ及び歯車組320が更に詳細に図示されている。
組320はシャフト322に取り付けられたガイドローラ318を備えている。
シャフト322は又ドアフレーム組立体に取り付けられた歯車ラック354と係 合するドア駆動歯車323を支持している。シャフト322は第46図に示すよ うに、ドアの下方部分を横断して伸長している。電気モータ装置325はシャフ ト322に取り付けられた一次歯車327を駆動する出力歯車326を有する減 速歯車箱324を駆動する。モータ325は適当なリレー(図示せず)及び制御 装置900により制御され、−次歯車327と相互にかみ合い、シャフト322 に、及びドア組立体の両側に配置されて接続されたドア駆動歯車323にトルク 及び角度変位量を付与する出力歯車326を回転させることにより、ドア組立体 を歯車ラック354に沿って上方又は下方に駆動する。ドア閉塞センサスイッチ 又はその他の検出器396(第48図)はドアの底部が敷居360又はその他の 障害物に接触するのを検出し、コントローラ900がモータ325を停止させる ことが出来るようにする。
モータ装置325及び歯車箱324は、−吹出力歯車327.326と共に、シ ャフト322及び駆動歯車323を回転させ、例えば2−4秒といった短い時間 ドアを閉じ得るように設計されている。かかる短時間の間、ドアは退却させる端 の外に駆動し、−次及び出力歯車327.326は必要とせずに、歯車323合 する形態により、室と外側との間の圧力差に起因して生じる横方向への変位にテ ーパー付きドアロック又は整列フィン394が図示されている。フィン394封 及び支持ポス358と係合し得る形状にしである。密封棚状突起(第47図)が ドアの頂部分の内面に沿って設けられ、頂部片364のリップ366(jll! 29図)に係合しかつ密封し得るように設けられている。
第50図には、ドア掛は止め機構400の好適な形態が図示されている。ドア掛 は止め機構400は内方及び外方に動いて、ドアフレーム頂部片364の拘束受 は入れ具365内に受け入れられるようにした拘束ピン401を備えている。
拘束ピンの外方への動きは外方に偏倚するピンばね404により行われる。拘束 ピン401の内方への動きはドアの外部又は内面に露出される外側又は内側掛は 止めハンドル404.405の何れかを回転させることにより行われる。掛は止 めハンドル404.405はハンドルシャフト406と接続される。レバー40 8がシャフト406に剛性に接続され、可撓性の解放ケーブル409を引っ張り 得るよう位置決めされている。ケーブル409はプーリ401に沿って走行し、 拘束ピン401の平滑な動作及び退却を可能にする。拘束ピン401には、ドア が閉塞板に近づくとき、ドアがドアフレーム頂部片364の上方の斜角を付した 面に対して下方に動(場合、その自動的な退却を支援し得るように斜角を付した 下面が形成されている。ドア組立体118の第1の部分301の頂部はより効率 的なレバー408、ケーブル409及びプーリ410システムを受け入れ得るよ うな形状とすることが有利である。
ドア組立体118は2つの中間部分及び第3のドア部分302.303に形成す ることが有利である脱出ハツチ又は同様の脱出手段420(第46図)を更に備 えている。第52図乃至第57図には、脱出ハツチ420の構造の好適な形態が 図示されている。脱出ハツチ420は第2のドア部分302に形成された第1又 は上方の脱出板422を備えている。脱出板422.423は、ドア組立体を開 放することが出来ない場合、ドア部分302.303から完全に取り外し、ドア に略四角の脱出口を提供することが出来る。脱出板422.423は脱出機構の 解放ハンドル426を備えている。かかる脱出ハンドル426は脱出板422. 423の内側及び外側の双方に設けられている。
第55図乃至第57図は、脱出ハンドル426が脱出機構シャツl−430の回 転を許容し得るように接続されていることを示す。シャフト430は二重レバー の先端のような適当な箇所に枢着接続部、432を有するかかる二重レバーアー ム431を回転不能に取り付ける。枢着接続部432は一対の接続ロッド433 を取り付ける。接続ロッド433は隣接する掛は止め部材440の調整可能な接 続端440aに枢動可能に接続され、掛は止め部材を掛は止め部材の枢普点44 1を中心として同時に回転させる。掛は止め部材440は第2及び第3のドア部 分の取り外し不能な部分に固着されたロック止めビン450を中心として動くフ ック先端444を有する掛は止め伸長部443を備えている。
第55図には、脱出ハツチロック機構の基本的機能が図示されている。該ロック 機構はロック又は掛は止め位買にある状態が実線で図示されている。該機構の一 部は又開放位置が仮想線で図示されている。ハンドル426が回転すると、シャ フト430が回転し、二重レバーアーム431を回転させ、接続ロッド433を 内方に引き込む。これにより隣接する掛は止め部材440が枢動してフック止め 部分444をロックビン450との係合状態から解放する。掛は止め機構が解放 される、2つの脱出ハツチ板422.423を内方に押し込み、隣接するヒンジ 390にて枢動し、これらをドア部分から取り外し、人間が安全包囲体から脱出 するのを許容することが出来る。
第62図乃至第67図には、本発明に従い構成された安全包囲体500の別の実 施例が図示されている。安全包囲体500は安全包囲体]−〇〇内に設けられた 単一横列のシートと同様の方法にて、3名の人間各々に2つの横列シートを提供 し得る構造としである。シートは第68図に最も良く図示するように対向状態に 配置されている。安全包囲体500は安全包囲体100と略同−の構造にて形成 されている。外殻包囲体の特定の形状及び寸法はより大きい寸法及びより及びソ ート能力に対応し得るように安全包囲体100とは異なるものとしである。
安全包囲体500は上述の包囲体外殻120と略同−の構造とした包囲体外殻5 20を備えている。包囲体外殻520は正面包囲体外殻壁502、後部壁503 と、通路壁504と、窓側壁505と、頂部506と及び底部507とを備えて いる。窓側壁505は各々が2つの横列乗客に対して外を見るためのポート穴窓 511を有する2つのポー)・穴510を形成することが有利である。包囲体外 殻520には、ドア手段514が取り付けられるア開ロ部512が設けられる。
ドア手段514は上述のドア手段114と略同−である。ドア手段1.14及び 514間の相違点は外殻〜ドアフレーム取り付は具580に関する点であり、該 取り付は臭は、ドアフレームに隣接して比較的平坦な屋根輪郭を有するため、上 述の対応する取り付は具380と幾分異なる形状としである。又、第32図に図 示した敷居360aが安全包囲体500に使用される。
第68図は、安全包囲体500の室の内部形態が包囲体100に関して上述した 構造と同一構造の2つの横列シートを設ける点を除いて、包囲体100に関して 示したものと略同−であることを示す。ガスで展開可能な吸引ガス供給衝突バッ グ610を含む安全包囲体100と同様の補助装置が安全包囲体500内に設け られている。冷却装f620も同様に設けられている。空気タンク630が各横 列の乗客シート640の後方に設けられる。便宜用物品、制御システム及び包囲 体100に関して上述したその他の乗客の安全機能が設けられており、かかる包 囲体100に関する説明はそのまま包囲体500に当て嵌まる。第87図乃至第 91図に関して以下に説明する別の形態は、この実施例及びその他の実施例につ いて使用することが出来る。
第70図及び第71図には、衝突バッグ612の展開状態が図示されている。
衝突バッグ6】2は安全包囲体500の比較的大きい室を充填する能力を備えて より大型である点を除き、衝突バッグ212と同様の構造である。吸引可能なガ ス供給乗客板615が板215と同様に上述のように衝突バッグ612の正面側 部及び後方側部の双方に沿って設けられる。
第72図乃至第74図には、線形列に組み立てることの出来るモジュラ−安全包 囲体ユニットを利用する本発明に従い構成された安全包囲体の更に別の実施例が 図示されている。通路側及び平面図である第73図及び第74図には、3つのユ ニット701.702.703が図示されている。モジュラ−ユニット701は 後向きの7−ト7101.:適合し得るようにした正面端に取り付けるユニット である。安全包囲体モジュラ−702,703には、前向きの乗客ソートが設け られている。説明の目的上、全てのモジュール701−703は上述した包囲体 100と同一の方法正こて、略3名の人間に対するシートを提供し得るように図 示されている。しかし、本発明による着想は2名、3名又はそれ以上の搭乗者用 のシートを有する構造にも適用可能である。
ポート穴711−713には、上述のようにボート穴窓ガラスが設けられている 。各モジュールには、安全包囲体100に関して上述したドア手段114と略同 −のドア手段714が設けられる。上述のように、第72図の外殻−ドアフレー ム取り付は片715の特別な形状に関しである程度の変形が必要である。これは 、この別の実施例の2つの横列シートに特に当て嵌まる。同様のドアフレーム敷 居716に対する変形は又これらモジュールの特別な形状の包囲体外殻を受け入 れ得るよう正面端ユニット701及び後端ユニット703に関しても適用可能で ある。
第73図及び第74図は正面ユニツ)701と後部ユニット703との間に中間 ユニット702のような任意の数の中間ユニットを離間させ、安全包囲体列を形 成し得ることを示す。
第75図には、かかる安全モジュール列700に対する内部構造の一形態が図示 されている。各モジュールは包み込んだ管の一部を効果的に形成する。仕切り壁 720がさもなければ管状安全包囲体の外殻により包み込まれる管を個々の区画 室に分割する。その他の全てのモジュールシステムは包囲体100に関して上述 した通りである。
第76図には、基本的配置の点で第72図乃至第74図に関して説明したモジュ ール列700と同様である別のモジュラ−列700′が図示されている。各モジ ュール701’−703’は各中間モジュール702′に対して包み込む正面及 び後部壁構造体720’ 、721’を恒久的に設けた点を除いて、それぞれ正 面、中間及び後端ユニット701−703と同様である。正面モジュール701 ′には、同様に、後方の恒久的な保護壁721′が設けられている。後方モジュ ール703′には、恒久的な前方仕切り壁720′が設けられる。その他の点で は、モジュラ−安全ユニット列700’ は列700に関して上述したものと同 様である。
第77図乃至第79図には、本発明に従い形成された更に別のモジュラ−安全包 囲体列システム800が図示されている。列800は、各々が上述した安全包囲 体500における方向の反対方向に向けて2又は3或はそれ以上のシートから成 る2つの横列を備え得るようにしたモジュラ−安全ユニツ)801−803を備 えている。モジュラ−安全包囲体列800は前方安全モジュール801、後方モ ジュール803及び所望の数の中間安全包囲体802を備えている。これらモジ ュールは安全包囲体100.500に関して上述したドア手段814を備えてい る。安全包囲体のモジュラ−列800内に含まれるその他の全てのシステムはそ の他の実施例に関して上述したものと同一である。
第80図には、モジュラ−安全包囲体ユニット800の内部形態の通路側断面図 が図示されている。各中間ユニット802は仕切り壁820を介在させることに より隣接ユニットから分離された管状列の安全ユニットを形成する。
第81図には、列800と同様の別のモジュラ−安全包囲体列800′が図示さ れている。列soo’はそれぞれ正面、中間及び後部安全包囲体モジュール80 1’−803’を備えている。モジュール801’−803’は上述のモジュー ル801−803と略同−構造に形成されている。モジュール801’−803 ’はそれぞれ恒久的な正面及び後部仕切り壁820’ 、821’が設けられる 点でモジュール801−803と異なる。その他の点では、列800′に採用さ れるシステム及び特徴部分は、本発明のその他の実施例に関して上述したものと 同一である。モジュールは適当なボルト又はその他の締結具(図示せず)を使用 して相互接続するか又は単にその支持する乗物に近接させて取り付けることが出 来る。
第82図には、更に別の実施例の安全包囲体列800′が図示されている。包囲 体列800’は、仕切り壁に代えて、補強円弧状部分850が外殻包囲体の隣接 部分に沿って付加されている点を除いて、上述の列800と略同様である。二重 補強円弧状部分の形状は又、安全包囲体列800′内の仕切り壁820′、82 1′ に代えて使用することも出来る。第84図には、補強円弧状部分850が 更に詳細に図示されている。列800′は又正面、中間及び後部モンユラーユニ ット8001’ 、802’ 、803’を備えている。隣接するモジュラ−の 隣接するシート間の領域は付加的なスペースを節約するため、近接させかつ仕切 りを設けていない。第84図は、又安全包囲体100に使用される空気供給源及 び冷却剤タンクは共通とし、これにより包囲体100内に2つが設けられていた 場合、その一方で双方の機能を果たすことが可能となる。その他の点では、モジ ュールは上述のその他の実施例と略同−である。
第83図には、各3つのモジュール内に展開させた空気バッグ822′を有する 安全包囲体列800′が図示されている。同様の空気バッグ展開方法は、別の実 施例800.800′に適用可能である。
第85図には、航空機880の胴体内に取り付けられた安全包囲体800が図示 されている。選択随意の貨物格納容器860が安全包囲体の外側に図示され、そ れぞれのドア及びフレーム組立体814間に介在され、更なる貨物スペースを提 供する。かかる貨物ユニット860には、飛行中、中身を保持する正面格納板又 はドア861を設けることが望ましい。容器860と同様の選択随意の貨物容器 を列の形態に配置された任意の安全包囲体の実施例100,500,800゜s oo’ 、soo’のそれぞれのドア及びフレーム組立体間に介在させることが 出来る。
第87図には、本発明に従って構成された安全包囲体1000の更に別の実施例 が図示されている。安全包囲体1000は基本的構成の点で上述の包囲体80o 、soo’ と同様であり、図示するように、望ましくは対向する横列シートに 6名までの乗客を受け入れることが出来る。ここに記載した形態又はその他の形 態による別の変形例はより少ない又はより多い数の乗客を受け入れることが出来 る。第87図乃至第91図に関して図示しかつ説明した別の特徴は安全包囲体1 00.500.700.800.800′及び本発明によるその他の包囲体にも 又、適用可能である。
包囲体1000は上述の外殻200及びその他と構造の点で同様である外殻10 20を備えている。ドア構造体1014は又、上述のドア手段114と同様であ り、従って、ここでは再度、繰り返して説明しない。包囲体1000の王たる明 確な特徴は以下に説明するシートの構造及びシートを中心とする補助装置の配置 に関する。その他の点で、ここの説明は安全包囲体1000を解釈するために利 用されるべきである。
包囲体1000のシートは衝撃力を最大限分配すると共に、衝突中に乗客に加え られる慣性力を最小にし得るように設計されている。これら目標を達成するため 、乗客は各々主として包囲体外殻構造体自体で支持されるシート構造体上に支持 される。別のシートのフレーム体組立体は、主として第91図に図示した底部層 1070.1102.1104及び後部層1100.1103.1105のよう な3層の乗客支持材料を拘束しかつ固着する働きをする。シートフレーム体組立 体の拘束及び固着する機能は、又ここに記載したその他の実施例にも適用可能で ある。
シートは、複数の側部フレーム組立体1040及び複数の基部フレーム組立体1 050を備えている(第90図参照)。基部フレーム組立体1050は各乗客シ ートに設けられる。側部フレーム組立体1040は各シートの側部及び共通位置 にある2つのシート間に設けられる。第88図は、側部フレーム1040及び基 部フレーム1050の双方が枢動組立体1067にて外殻の内壁又はその他の構 造部材に接続され、シートの後方及び下方に取り付けられた補助装置にアクセス 可能であるようにすることが有利であることを示す。フレーム組立体は上方及び 前方に枢動して補助装置へのアクセスを許容する。
基部フレーム組立体1050は底部分1051及び2つの側部分1052を備え ている。底部分1051は基部、又は基礎を緩衝し及び支持する部材1070を 拘束するため、後部及び側部に沿ってL字形部材が設けられた周縁フレーム10 53を備えている(第88図参照)。基部材1070は又、基部の周縁フレーム の正面から斜め後方に伸長し、基部フレーム組立体の側部バー1056に接続さ れる側部支柱1055により横方向に拘束される。底部分は又底部交差支柱10 58を備えることが有利である(第90図)。交差支柱は正面バー1054に接 続する。該正面バーは、周縁フレーム1053の穴と整列し、これにより正面拘 束ロッド1060 (第57図も参照)を挿入して基部及び側部フレーム組立体 1050.1040を第87図に図示した後方の取り付は位置に維持することを 許容する貫通穴を有する拘束取り付は具1054aを備えている。周縁フレーム 1053の後端縁には、基部フレーム組立体を第87図の下方位置まで枢動させ たとき、後部拘束ロッド1061 (第87図)に係合するスロット溝付き伸長 部1059が設けられている。正面及び後部拘束ロッド1060.1061は外 殻床1021に固着されかつ拘束ロッドが伸長するための穴が設けられた拘束ロ ッドの床取り付は具1063 (第88図)を利用して床に保持される。
基部フレーム組立体の側部バー1056の上端には、頂部拘束バー1068とス ナップ係合するスロット溝付きの端部取り付は具1065が設けられている。
このように、基部フレーム組立体は側部バー1056の軸線に沿って外方に引っ 張ることにより頂部拘束バーから上方に枢動させて取り外すことが出来る。拘束 バー1068の大きく成した部分1069は、フレーム体の側部バー1056間 を略伸長し、側部バー1056のスペーサ部分として機能する。太き(成した部 分1069は又補強し、接触又は取り付は部分として機能し、この部分により拘 束バーは補強された外殻の内面に恒久的に固着される。側部フレーム組立体10 40は同様に頂部拘束バー1068により取り付けられ、除去することの出来る 同様のスナップロックスロット溝付き端部を使用して枢動可能に接続される。
シート側部フレーム組立体1040は対の略平行な構造部材を備え、制御装置、 食事用トレー及びその他の補助装置を取り付けるため、側部フレーム組立体内に 略中空のスペースを提供することが望ましい。側部フレーム組立体は正面拘束バ ー1060との接続部から上方に伸長する。下方肘掛は支柱部材1081は正面 拘束バー接続部から交差点1083 (第90図)まで後方かつ上方に伸長する 。
上方肘掛は支柱部材1084は交差点から正面部材の頂部端及び肘掛は部材10 85の前端まで上方前方に出っ張る。該交差点は又肘掛は部材1085の後端ま で上方に伸長する後部肘掛は部材1086に接続する。後方主要支柱部材109 0は交差点から上方拘束バー1068との枢動接続部付近の点まで上方に伸長す る。側部フレーム組立体の横側部板部分は同様に側部フレーム組立体の上端付近 にて後方主要支柱部材1090に接続する。横側部板部分は拘束バー1068と の接続部付近にて、肘掛は部材1085の後端と側部フレーム組立体の上端との 間を伸長する平行な湾曲面部材1091及び内側接続バ一部材1093を備える ことが有利である。横倒部板支柱部材1095は湾曲面部材1091と内側接続 バ一部材1093との間に含まれる。交差点は基部フレーム組立体1040の隣 接する側部バー1056間に嵌まり、隣接する組立体のかかる部材を離間させか つ該部材を横方向に拘束する交差点の伸長片1096を備えている。第90図に 図示するように、基部フレームの側部バー1056は側部フレーム組立体の後方 の主たる支柱部材1090に沿ってかつ該支柱部材に隣接した位置にある。
第87図及び第91図は乗客シートシステムは底部基礎片1070のみならず後 部又は後側支持基礎片1100をも備えることを示す。後方基礎片1100は模 型の形状、又はその他の適当な形状とし、フレーム組立体の側部分1052間、 さもなければフレーム組立体と包囲体外殻の内壁との間に嵌まるのに適した寸法 としである。底部基礎片1070は台形角錐の形状をしており、第2及び第3の シート層で覆われたとき、所望のシート高さを提供し得るような寸法としである 。
底部基礎片1070及び後部基礎片1100は乗客の支持手段の基礎層として機 能し、可塑変形特性を備えるが、5−10g以上のような大きい慣性荷重状態の ときに限って顕著に変形する材料から選択される。
第2の乗客支持層1102.1103は、乗客の後部及び背中に対して弾性的で あるが確実な支持手段を提供する。第3又は外側乗客支持層1104.1105 は比較的柔らかい快適なパッドを提供し、詰め物等を取り付けることが出来る。
第2及び第3の層は第91図に図示するような表面形状とし、衝突時におけるよ うな大きい慣性加速度が加えられるとき、適当な構造的支持及び力の最大の配分 を可能にすることが有利である。第2及び/又は第3の層は水上着陸時に使用す るため浮遊装置として構成することが有利である。
上述のシート構造は乗客をシートに関して下方に押し付ける衝撃力を最大限分配 するものである。上述したペルトンステムは衝突バッグと共に使用し、乗客のシ ートに関して乗客を上方、外方及び横方向に拘束することが有利である。
安全包囲体1000は又、補助装置を適所に位置決めし、大きい慣性力の状態中 、乗客の損傷の虞れを最小にし得るようにしである。空気又はその他の吸引可能 なガスの格納タンク1220は、冷媒又はその他の冷却剤タンク1271と共に 水平方向にコンパクトな三角形の形態に積み重ねられている。弁及び制御装置の 相互作用はその他の実施例に関して上述したものと略同−である。第18図及び 安全包囲体100に関して上述した部品に対応する部品は前に1の数を付した1 000番の数字による参照番号で示しである。
第86図には、ここに記載した任意の安全包囲体と共に使用することも出来る好 適な制御装置900が図示されている。制御装置900は適当にプログラムを組 み込み、支持された制御機能を監視しかつ応答してその機能を制御する以下にコ ントローラと称する制御装置、マイクロプロセッサ又はコンピュータ902を備 えている。コントローラ902は各種の市販のコントローラから選択することが 出来る。より具体的には、コントローラ902は該コントローラにより監視され るスイッ作動の入力及び始動センサを含む複数の入力を備えている。
第86図には、航空機のパイロット及び/又は副操縦士、或はその他の責任ある 搭乗員により制御されるスイッチであることが有利である緊急信号作動入力90 1が図示されている。該緊急信号作動装置は所定の方法又は手順に適合する状態 にて作動され、衝突バッグの展開及び安全包囲体に対するドアの閉塞に関する乗 客の最大の安全性を確保する。安全包囲体は典型的に緊急事態が生ずるまで、母 船から電気及び通信を受けて作動待機状態にある。
コントローラ902は又、室の内壁を中心とする適当な箇所に位置決めされて温 度を検出しかつ裸火又は輻射熱に包囲体がさらされたことを検出することが望ま しい温度センサ920からの入力を受け取る。ドアの閉塞検出スイッチ396は ドアが閉じられたとき、又はスイッチを作動させるためその他の妨害を受けたと き、コントローラが使用しドアモータ325の駆動を停止させる別の入力である 。第86図には、乗客制御盤内にあり、又は衝突バッグが展開されたときに乗客 が利用可能であり、コントローラ902に対し適当な運転手順を行い衝突バ・ソ ゲの膨張を停止させ、収縮を許容する働きをする衝突バッグの収縮制御スイッチ 935が図示されている。ドア退却スイッチ936が設けられており、乗客が室 内から、望ましくはスイッチ935の作動に引き続いてのみドア手段を開放する ことを許容する。付加的な選択随意な入力938は緊急時の照明、室温度の表示 手段のような各種のディスプレイ等のような各種の安全包囲体の物品を乗客が制 御するためのスイッチを含むことが出来る。
コントローラ902からの出力は共に概略図的に示した衝突バッグ及び空気制御 弁225.225a、232に対する個々の制御信号を含んでいる。更に別の出 力信号がドアモータ325に提供され、ドアを閉じかつ退却させる。又冷却装置 を作動させ及び不作動にさせる冷却剤制御弁277を作動させる出力信号が提供 される。ディスプレイ又はその他の出力940も含めることが出来る。更なるコ ントローラの出力信号は緊急照明(図示せず)、緊急箇所探知装置293及び確 認装置924を作動させるものを含んでいる。確認装置924は現在航空機で使 用されるフライトレコーダと同様であり、安全包囲体及びコントロール装置90 0の作動に関する情報を記録しかつ確認するために使用される。全ての重要な制 御命令はコントローラ902によって処理され、確認装置924により記録され る。
上述した各種の実施例は略同−の方法にて作動し、従って、ここに示した他の実 施例にも適用可能であることを理解し、安全包囲体100についてのみ説明する 。ドア組立体114は頭上位置まで退却され、乗客はドア開口部を通じて内部室 にアクセスすることが出来る。乗客はそれぞれのシーh181−183内の着席 位置を占め、第6図に図示するように安全ベルトを自分の身体に固着する。ドア 組立体118は通常の飛行状態のときは頭上位置にある。衝突状態が差し迫って いることを示す適当な信号をコントローラが受信したとき、システムのコントロ ーラは加圧空気又はその他の吸引可能なガスを衝突バッグ内部に供給することに より衝突バッグの展開を命令する。システムのコントローラは又ドア組立体11 8の閉塞を自動的に制御し、展開する空気バッグが膨張し安全包囲体の室を充填 しかつ乗客を動かないよう拘束したとき、空気を室から排除し得るようにするこ とが望ましい。空気バッグが完全に展開されるときまで、ドア組立体118は現 する。搭乗者はこのように非常に上昇した位置にあり、ドアの閉塞、空気バッグ の配置、安全ベルトの拘束動作及びシート構造体のエネルギ吸収特性に起因する 衝撃及び慣性荷重により死亡することはない。空気バッグを展開し、ドア開口部 を閉じるために必要な概その時間は使用される特定の寸法及び構造体いかんによ り異なるが、最高の身体拘束機能が得られ、差し迫った衝突状況に対する保護手 段が提供されるようにするため、2乃至4秒の展開時間が達成可能であることが 望ましい。これが適当である場合、乗客は衝突バッグを収縮させ、全ての供給空 気を乗客の首及び頭付近に配置された通気口に向けることが出来る。
冷却装置270は火又はその他の高温にさらされることに起因して上述のように 自動的に作動又は不作動にされる。冷却剤が上述の方法にて室を冷却させる。
ここに記載した安全包囲体は航空機の製造に採用されるような周知の製造技術に よって製造される。構造の材料は所望に応じて又は設けられる構成要素の型式に 許容可能であるように変えることが出来る。優先的なものがある場合には、特定 の望ましい材料を上述に記載した。
現在の状況に従い、本発明は構造体的特徴について幾分特定的な表現にて記述し た。しかし、ここに開示した手段及び構造は本発明を実施するための好適な形態 を備えるものであり、本発明は記載した特定の特徴にのみ限定されるものではな いことを理解すべきである。故に、本発明の請求の範囲の範囲は、均等物の理論 に従って適当に解釈される適正な範囲内でその任意の形態又はその変形例として 記載したものである。
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Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.搭乗する乗客を受け入れかつ保護するため乗物内に取り付けられる保護安全 包囲体にして、 乗客がその内に乗り込む内部室を有する保護包囲体外殻と、前記包囲体外殻に形 成され、室に対する出入りを許容する少なくとも1つのドア開口部と、 前記ドア開口部を開放しかつ開基する作用可能な少なくとも1つのドア手段と、 室内での乗客の動きに抵抗するため制御状態で展開可能であるように取り付けら れた少なくとも1つのガス膨張可能な衝突バッグと、安全包囲体が火又はその他 の高温状態にさらされる期間、冷却し得るようにした冷却装置と、 ドア手段が閉じられている期間中、室内部の乗客に対して吸引可能なガスを供給 すると共に、室内に正正を形成し、安全包囲体の取り付けられる乗物内の火災に より生ずるガス及び有毒ガスを排出するために収容された吸引可能な圧縮ガス供 給源とを備えることを保護安全包囲体。
JP1511752A 1989-02-22 1989-10-05 高速乗物用の安全包囲体及び装置 Pending JPH04506494A (ja)

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US313,990 1989-02-22
US07/313,990 US5026006A (en) 1989-02-22 1989-02-22 Safety enclosures and systems for high speed vehicles

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