JPH04506099A - 位置エネルギから利用可能なエネルギを生成する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 位置エネルギから利用可能なエネルギを生成する装置本発明は、市街交通でゆ９ くりと動く自動車の位置エネルギから利用可能なエネルギを生成する装置に関し 、より詳しくは軸受ブロックに支持されて回動され、自動車の重力によって低く なることが可能な少なくとも１個のたわまない板より構成されるとともに、流れ ることが可能な流体がフレキシブルコンテナから押しやられてタービンまたは水 圧モータと接続される圧力等化貯留室に注がれる市街交通でゆっくりと動く自動 車の位置エネルギから利用可能なエネルギを生成する装置に関するものである。

市街交通の自動車の位置エネルギから利用可能なエネルギを生成する装置は、既 に米国特許軍４，３３９，９２０号明細書から知られる。この特許明細書による と、圧縮できない流体で満たされた複数個のフレキシブルコンテナが互いに圧搾 されて、その次に流体が多分フレキシブルな、したがって伸張可能なコンテナを 通った後に利用可能なエネルギを生成する水圧モータに注がれる。自動車の重量 によって圧縮可能であるフレキシブルコンテナは交通路内で挿設される小室内に 配設され、この小室の套いは自動車の重量によって交通路の表面下の位置に押し やられ得る。これによって、自動車のタイヤはくぼみを通り抜けて動く場合にお けると同様に非常な激しさでぶち当たる。

さらに、請求の範囲の第１項の前文によると、自動車の位置エネルギから利用可 能なエネルギを生成する装置は、独国特許第３５４２０３１号公開明細書から知 られる。この特許明細書によると、水で満たされたフレキシブルコンテナから回 動されるたわまない板によって押しやられる水はエネルギを生成するためにター ビンに供給される。

この装置は、押しやられた水をフレキシブルコンテナに押し戻すための特別な手 段がとられねばならず、このために回動される板をもとの位置に戻さねばならな いという不都合があることは明らかである。また、圧縮できない流体をフレキシ ブルコンテナから押しやるという不都合があることは明らかである。この理由は 、この場合にエネルギが捕捉的手段を採ることなくして圧力下の流体の形態で蓄 積され得なく、したがってタービンが任意に駆動され得ないためである。

本発明の目的は、圧力下に流体の形態で当該装置にエネルギを蓄積することを可 能にし、更にエネルギを生成するタービンから流れる水の重力を捕捉的に利用す ることを特徴とする請求の範囲の第１項の前文による装置を提供することである 。

本発明によると前述の目的を達成するために、前記フレキシブルコンテナから圧 力等化貯留室に押しやられる流体は前記タービンまたは水圧モータを通じて前記 圧力等化貯留室内に位置される水をもまた押圧する空気であるとともに、水貯留 コンテナが前記タービンまたは水圧モータの後ろに続いて位置され、これら水貯 留コンテナが前記軸受ブロックの両側において前記板に支持されることによって それら水貯留コンテナは前記回動される板を低くすることを助長して前記空気を 押しやることを助け、また前記水貯留コンテナの充満はバルブを開閉する信号送 信器を作動する自動車によってその自動車によりもたらされる前記板を低くする ことを現に助長し、前記適格な水貯留コンテナがまさに望ましい時に満たされる ように制御される。

本発明の好ましい実施態様によれば、前記回動される板に連結され、前記圧力等 化貯留室に接続される捕捉的に空気を押しやるピストンポンプを設けることであ る。

便宜さとして、前記タービンは前記フレキシブルコンテナに必要時に外気で再び 満たすコンプレッサに捕捉的に接続される。

他の好ましい実施態様によると、前記信号送信器はその信号送信器を先に通り過 ぎることによって作動されるとともに、前記回動される板から前記自動車の動く 方向におけるその回動される板の前方側に間隔が置かれて配設される。

さらに、他の利点のために、位置エネルギから利用可能なエネルギを生成する装 置は、主システムと、この主システムの前記自動車の動く方向における前方側お よびまたは後方側において配設される捕捉的補助システムとより構成され得ると ともに、この補助システムは前記回動される板下において配設されるフレキシブ ルコンテナでもって設けられ、このフレキシブルコンテナを前記自動車が通るこ とによって水が前記主システムの水貯留コンテナに押しやられ、または空気が前 記主システムの圧力等化貯留室に押しやられる。

他の好ましい実施態様によれば、位置エネルギから利用可能なエネルギを生成す る装置は、交通路内または交通路上に交通をおそくする閾をもたらす緩衝器とし て設けられる。他の可能性は交通信号灯の前方側において交通路内または交通路 上に、あるいは歩道内または歩道上に設けられる。

前記回動される板は互いにヒンジによって連結され得ることにより前記ピボット 板装置を組み立てている。これは、本発明の好ましい実施態様によると、順次に 連結される３個の板より成るピボット板装置を有するとともに、このピボット板 装置の中央の板は交通路に対して水平に横切る軸の回りに回動され、前記フレキ シブルコンテナはそのピボット板装置下において配設される。

２個のピボット板装置はそれらピボット板装置の中央の板がそれらピボット板装 置の端部間において交通路に対して水平に横切る同一軸の回りに回動され、また 常に互いに交差される配置に配設されるように互いに対して配設され得るととも に、前記フレキシブルコンテナがそれら２個のピボット板装置間に配設される。

本発明の他の好ましい実施態様によると、位置エネルギから利用可能なエネルギ を生成する装置は、各々が互いに連結される２個の板より成る４個のピボット板 装置を有するとともに、これらピボット板装置のうちの２個の第１のタイプはそ れら各軍１のタイプのピボット板装置の１個の板が交通路に対して水平に横切る 同一軸の回りに回動されかつそれら板が常に互いに交差する配置に配設されるよ うに互いに配設され、またそれらピボット板装置のうちの２個の第２のタイプの 各１個の板もまた前記交通路に対して水平に横切る軸の回りに回動され、これら ２個の第２のタイプのピボット板装置の回動される板は前記第１のタイプの２個 のピボット板装置の各１個の板を、前記自動車がある位置に達すると当該第２の タイプのピボット板装置の板がその第１のタイプのピボット板装置の板を持ち上 げるように支持し、前記フレキシブルコンテナは前記第１のタイプのピボット板 装置の間および前記第２のタイプのピボット板装置下に配設される。

好ましくは、前記軸受ブロックの両側において前記水貯留コンテナは互いに異な る高さで階段状に支持されるとともに、この高さの相違は水が一方の水貯留コン テナから他方の水貯留コンテナに注がれ得ることをもたらす。

本発明の他の好ましい実施態様は、前記軸受ブロックの両側において前記水貯留 コンテナは互いに異なる高さで階段状に支持されるとともに、この高さの相違は 水が一方の水貯留コンテナから前記軸受ブロックを横切って他方の水貯留コンテ ナに複数回にわたって注がれ得ることをもたらし、前記回動される板は前記自動 車が通ることなくして単にバルブにより制御される水重量の配分を変えることに よって揺動状態にある。

便宜さとして、前記水はその水を他の前記水貯留コンテナに導入する前に据付大 容量水貯留タンクに注がれる。

前記貯留コンテナに捕捉的に、ピストンポンプはもとの位置に戻る動きによって もまたエネルギを生成することが可能な前記回動される板に連結され得る。この ピストンポンプもまた前記自動車の重力のために前記板の位置を変えることによ って、前記回動される板下に配設されるフレキシブルコンテナによると同様に水 を前記圧力等化貯留室に押しやることができる。

さらに、水貯留コンテナはたわまないコンテナとフレキシブルなコンテナとを意 味する２個の部分より作り上げられ得、このたわまない部分はフレキシブル部分 から水を押しやって水をタービンに注ぐ。

タービンをよりスムースに回転させるために、フライホイールが設けられる。特 に、フライホイールは、流体の流れる形態でタービンのエネルギの供給が不連続 に生じるために、非常に有利である。

次に、本発明をより詳細に図面を参照しつつ説明する。

図面において、図１には本発明による第１実施例の側面図、図２には本発明によ る第２実施例の側面図、図３には本発明による第３実施例の側面図、図４にはた わまない部分とフレキシブル部分とより構成されている貯留コンテナの側断面図 が示されている。

図１に示されているように、自動車１は回動される板２゜３．４より構成されて いるピボット板装置５に対して右から左へ入って来る。

この中央の板３はその板３の中央部分の近くにおいて通路に対して水平に横切っ ている軸の回りにおいて軸受ブロック７を中心にして回動されることが望ましい 。

ヒンジ６の近くにまたはヒンジ６のすぐ横に、水および圧縮された空気用の第１ の貯留コンテナ８および′Ｍ２貯留コンテナ９が設けられている。これら第１お よび第２の貯留コンテナ８，９は、２個の部分、言い換えれば大気に解放される 上部空間１０と、部分的に水で満たされ、部分的に圧縮された空気で満たされる 閉塞された圧力等化貯留室１１とより構成されている。

第１のホース１２は第１の貯留コンテナ８の圧力等化貯留室１１の空気で満たさ れている部分から引き出されているとともに、回動される板２，３下において配 設されている第１のフレキシブルコンテナ１３に通じている。

同様に、第２のホース１４は第２の貯留コンテナ９の圧力等化貯留室１１の空気 で満たされている部分から回動される板３゜４下において配設されている第２の フレキシブルコンテナ１５に通じている。

これら両ホース１２．１４は各フレキシブルコンテナ１３．１５に対して開口さ れているとともに、圧力等化貯留室１１に対して逆止弁１６が設けられている。

水で満たされている第１の貯留コンテナ８０部分に、この第１の貯留コンテナ８ 側において逆止弁１７が設けられているホース１８が引き込まれているとともに 、このホース１８の他方側は第１のタービン１９に通じている。同様に、他方の ホース２１は第２の貯留コンテナ９に引き込まれてその第２の貯留コンテナ９側 において逆止弁２０が設けられているとともに、このホース２１の他端部は′ｓ ２のタービン２２に通じている。

第２の貯留コンテナ９の逆止弁２０は信号送信器２３の信号によって開かれ得る とともに、第１の貯留コンテナ８の逆止弁１７は信号送信器２４の信号によって 開かれ得る。近づく自動車１が信号送信器２３に接触量ると、逆止弁２０が開か れて圧力等化貯留室１１内の圧縮された空気によって水がタービン２２に押しや られる。このタービン２２の出口からの水は、大気に解放されている第１の貯留 コンテナ８の上部空間１０に向かって流れ出る。同時に、自動車１は回動される 板２に進むことによって板３はその回動される板２に連結され、軸受ブロック７ を中心にして回動されるとともに、交通路に対して水平に横切っている軸の回り に回動する。この回動の動きの結果として、空気で満たされて板２，３下におい て配設されているフレキシブルコンテナ１３は圧搾されて圧縮された空気を第１ のホース１２を通じて第１の貯留コンテナ８の圧力等化貯留室１１に押しやる。

これによって、逆止弁１６はひとりでに開く。

こうしている間に十分な水量がタービン２２を通じて第１の貯留コンテナ８に入 るために、板２および板３を連結するヒンジ６の近くに支持されている第１の貯 留コンテナ８の重力が第」のフレキシブルコンテナ１３をともに圧搾することを 助長する。これによって、第１の貯留コンテナ８の圧力等化貯留室１１内の圧縮 された空気の貯留量を引き上げるのを助長する。自動車１が第２の信号送信器２ ４の近くに配設されている軸受ブロック７に達すると、第１の貯留コンテナ８の 逆止弁１７は開かれて、水は第１の貯留コンテナ８の圧力等化貯留室１１内の先 に引き上げられた圧縮された空気によって、ホース１８を通じて出口が大気に開 放されている第２の貯留コンテナ９の上部空間１０内で終わるタービン１９に押 しやられる。これによって、逆止弁２５が第２の貯留コンテナ９の上部空間１０ 内の水の圧力にもとづいて開かれ、したがって圧力等化貯留室１１が水で再び満 たされた後に、第２の貯留コンテナ９の重力が他の方向に板３を回動するように 強いるように助長するとともに、先に使われた第２の貯留コンテナ９内の圧縮さ れた空気の貯留量は回復される。圧力等化貯留室１１の回復された圧力によって 、逆止弁２５は再び閉じられる。

自動車１が板４、したがって全装置から離れると、第１の貯留コンテナ８の圧力 等化貯留室１１内の圧縮空気の貯留量は再び引き上げられるとともに、圧力等化 貯留室１１内には水は残らない。これは、第１の貯留コンテナ８の逆止弁２６が その第１の貯留コンテナ８の大気に解放された上部空間１０内の水の圧力にもと づいて開き、再び圧力等化貯留室１１を水で満たすようにその圧力等化貯留室１ １に水を排出するようにさせる。

これは、最終状態、言い換えれば自動車１が当該装置から離れた後における状態 はもとの状態、言い換えれば自動車１が当該装置に入って来る前の状態と同じで あることを意味する。

これによって、板３はある所定位置にひとりでに戻る。したがって、各フレキシ ブルコンテナ１３．１５の各逆止弁２７は、開いてそれらフレキシブルコンテナ １３．１５に外気が入ることができるようにする。

これは、もとの状態および最終状態において、大気に解放された第１の貯留コン テナ８の上部空間１０が空であり、圧力等化貯留室１１がある程度水で満たされ 、そして圧力等化貯留室１１内の圧力が大気圧と同じであるとともに、大気に解 放されたｊｌ！２の貯留コンテナ９の上部空間１０が水で満たされているに加え て圧力等化貯留室１１がある程度水で満たされ、またある程度圧縮された空気で 満たされていることを意味する。

したがって、次の自動車１が当該装置に入って来る場合には、全ての手順が再び 実行されて、両タービン１９．２２は、例えばそれらタービン１９．２２と連結 されている発電機によって電力が発生され得るように短期間において駆動される 。

自動車１によるエネルギの供給が不連続に、言い換えれば連続でなく一時的に生 じるために、自動車１が当該装置に来ない期間にわたっての橋わたしとなるため の運動エネルギを蓄積する機能を有するフライホイール付きタービン１９．２２ を設けることは妥当である。

図２は本発明の別実施例を示している。図１に示されている第１実施例との相違 点の１つは、異なった全体のピボット板装置の構成である。本実施例においては ２個のピボット板装置３４．３５から構成されているとともに、これら両ピボッ ト板装置３４．３５夫々は互いに連結されている３個の板３１．３２゜３３から 組立てられている。各ピボット板装置３４．３５の中央の板３２はその中央部の 近くの軸受ブロック３６を中心にして回動されるとともに、各ピボット板装置３ ４．３５の外方の板３１．３３は交通路に沿って置換可能な共通軸受ブロック３ ７．３８を中心として回動される。

空気で満たされた各軍１および第２のフレキシブルコンテナ３９．４０は両ピボ ット板装置３４．３５間に配設されている。

図１に示されている第１実施例と同様に、本実施例においては第１および第２の 貯留コンテナ４１．４２に加えて、第１および第２のタービン４３．４４と第１ および第２の信号送信器４５゜４６とより構成されているとともに、これら第１ および第２の信号送信器４５．４６は第１および第２のタービン４３．４４から 第１および第２の貯留コンテナ４１．４２に流れ出る水の重力が第１および第２ のフレキシブルコンテナ３９．４０をともに圧搾するのを助長するように第１お よび第２のタービン４３．４４を介しての流れを制御する。

圧力等化貯留室１１より構成されている第１および第２の貯留コンテナ４１．４ ２の他に、別の水貯留コンテナ８６．８７．８８が画板３１．３２を連結するヒ ンジの近くにおいて支持されている。

これら水貯留コンテナ８６．８７．８８は、互いに異なる高さで階段状に支持さ れている。最も高い高さにある水貯留コンテナ８６は据付大容量貯留コンテナ７ ６によって水が供給される。この水は雨水から集められ得、または自動車１によ って生成される電力によって据付大容量貯留コンテナ７６にポンプで揚げられ得 る。

最も高い高さにある水貯留コンテナ８６から始まる水の高さの相違のために、軸 受ブロック３６を横切って一方の水貯留コンテナ８６から他方の低い高さにある 水貯留コンテナ８７．８８に導管９０によって数回性がれることができることに より、回動される板３２はバルブ８９によって制御される水重量の配分を変える ことによって自動車１が通ることなくして依然として揺動状態のままにある。こ の揺動の制御はそのバルブ８９の開閉によって実現される。

最後に、水は最も低い高さにある水貯留コンテナ８８から圧力等化貯留室１１よ り構成されている貯留コンテナ４２に注がれる。第１および第２の貯留コンテナ ４１．４２間の水のさらなる置換えは、第１および第２のフレキシブルコンテナ ３９．４０によって発生されて圧力等化貯留室１１に供給される圧縮された空気 によって前述のように実現される。板３２上の同一位置において、圧力等化貯留 室を育さない水貯留コンテナ８６．８７゜８８、または圧力等化貯留室を有する 貯留コンテナ４１．４２のもっと多くを設けることもまた可能である。

図３に示されている本発明の第３実施例によると、全体のピボット板装置は、全 部が互いに連結されている２個のピボット板装置から組立てられている４個のピ ボット板装置５０〜５３より構成されている。第１のタイプのピボット板装置５ １゜５２の１個の板は共通軸受ブロック５４を中心にして回動される。

これら２個の回動される板の自由端部は共通軸受ブロック５５゜５６を中心にし て回動されるとともに、第２のタイプのピボット板装置５０．５３の１個の板を 支持している。

各ピボット板装置５０〜５２およびとポット板装置５１〜５３間において、空気 で満たされた各フレキシブルコンテナ５７．５８が設けられているとともに、こ れらフレキシブルコンテナ５７゜５８は各導管５９．６０に対して開口されてい る。これら導管５９゜６０は圧力等化貯留室６１に逆止弁が設けられている他端 部で終わっている。第２のタイプのピボット板装置５０．５３下において、フレ キシブルコンテナ６２．６３が同様に圧力等化貯留室６１に終わる導管６４．６ ５に対して開口されて配設され得、これら導管６４．６５の端部には同様に逆止 弁が設けられている。

第１のタイプのピボット板装置５１．５２のヒンジの近くにおいて、ピストンポ ンプ６６、６７がそれらピボット板装置５１．５２に連結されているとともに、 これらピストンポンプ６６、６７は圧力等化貯留室６１と導管６８．６９によっ て接続され、これら導管６８．６９には圧力等化貯留室６１内に終わっている端 部に逆止弁が設けられている。

さらに、水貯留コンテナ７０．７１はピボット板装置５１．５２のヒンジの近く においてそれら各ピボット板装置５１．５２に支持されている。駆動方向におけ る最後の水貯留コンテナ７１は圧力等化貯留室６１にフレキシブルホース７２に よって接続されている。これによって、各フレキシブルコンテナ５７；　５ｇ、 　６２゜６３から来る、またはピストンポンプ６６、６７から来る前述された導 管５９．６０　、６４．６５　、６８．６９とは逆に、このフレキシブルホース ７２は圧力等化貯留室６１の空気で満たされた空間内に終わらないで水で満たさ れた空間内に終わっている。このフレキシブルホース７２の圧力等化貯留室６１ における端部には逆止弁８０が設けられている。

さらに、圧力等化貯留室６１は導管７３を介してタービン７４に接続されている とともに、このタービン７４の出口導管７５は据付大容量貯留コンテナ７６に終 わっている。この導管７３の圧力等化貯留室６１内に終わる端部には制御可能バ ルブ、言い換えれば外側から任意に開閉が可能なバルブ７７が設けられている。

据付大容量貯留コンテナ７６に加えて垂直方向に置換え得れてピボット板装置５ １．５２に支持されている各貯留コンテナ７０゜７１には底近くにおいて制御可 能逆止弁、言い換えれば外側から信号によって開けられ得る各逆止弁７８〜８０ が設けられている。これによって、据付大容量貯留コンテナ７６の逆止弁７８か ら導管８１は貯留コンテナ７０に向けられて、またその貯留コンテナ７０の逆止 弁７９から導管８２は貯留コンテナ７１に向けられている。なお、この貯留コン テナ７１の逆止弁８０は、前述した圧力等化貯留室６１内に終わっているフレキ シブルホース７２に接続されている。

これら各逆止弁７８〜８０は信号送信器８３〜８５によって制御可能である。自 動車１が最初のピボット板装置５０に達すると、逆止弁７８は信号送信器８３の 信号により開かれるともに、水が貯留コンテナ７０に流れる。同時に、両フレキ シブルコンテナ５８、６２がともに圧搾されることによって水が圧力等化貯留室 ６１に押しやられる。このために、貯留コンテナ７０に流れ込む水の重力がピボ ット板装置５１を下方に押しやることを助長して、両フレキシブルコンテナ５８ ．６２から圧力等化貯留室６１に圧縮された空気を押しやる。

自動車１が信号送信器８４の近くに配設されている軸受ブロック５４に達すると 、据付大容量貯留コンテナ７６の逆止弁７８が再び閉じられて貯留コンテナ７０ の逆止弁７９が再び開かれる。

この後において、水は貯留コンテナ７０から貯留コンテナ７１に流れる。その時 、ピボット板装置５２に支持されている貯留コンテナ７１に流れ込む水はそのピ ボット板装置５２を下方に押しやるのを助長して、フレキシブルコンテナ６３か らの圧縮された空気を圧力等化貯留室６１に押しやる。

自動車１が信号送信器８５に達すると、フレキシブルコンテナ７１の逆上弁８０ は開かれて水がフレキシブルホース７２を介して圧力等化貯留室６１に戻り得る 。

ピボット板装置５０〜５３はひとりでにそれらピボット板装置５０〜５３のもと の位置に戻って、付加的に圧縮された空気がピストンポンプ６６、６７によって 圧力等化貯留室６１に押しやられ得る。外気がフレキシブルコンテナ５０〜５３ にそれらフレキシブルコンテナ５０〜５３において板がそれら板のもとの位置に 戻るときの目的のために設けられている逆止弁を通じて吸い込まれ得る。

バルブ７７が開かれると、水が圧力等化貯留室６１から圧縮された空気によって タービン７４を通じて導管７３を介して押しやられる。これによって、タービン ７４は一時的に発電機を回転し得る。最後に、水はタービン７４の出口導管７５ から据付大容量貯留コンテナ７６に流れ出す。これは、水の循環が完了すること を意味する。

バルブ７７を開いてエネルギを発生させることは、複数台の自動車１が当該装置 を通り過ぎた後においてもまた任意に生じ得る。これによって、貯留コンテナ７ １から流れ出る水は、水を圧力等化貯留室６１に戻すことがいかなる付加的エネ ルギをも必要とするべきではないために、付加的貯留コンテナに中間貯留される 。これは、水が戻る場合に大気圧を超える圧力が圧力等化貯留室６１内に存在す るべきでないことを意味している。

さらに、貯留コンテナ７０．７１は図４にしたがって設計され得て、満たされた 水の重力が水をその貯留コンテナのフレキシブル部からタービンを通じて押し出 すことができる。

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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．軸受ブロックに支持されて回動され、自動車の重力によって低くなることが 可能な少なくとも１個のたわまない板より構成されるとともに、流れることが可 能な流体がフレキシブルコンテナから押しやられてタービンまたは水圧モータと 接続される圧力等化貯留室に注がれる市街交通でゆっくりと動く自動車の位置エ ネルギから利用可能なエネルギを生成する装置において、前記フレキシブルコン テナ（１３，１５；３９，４０；５７，５８，６２．６３）から圧力等化貯留室 （１１，６１）に押しやられる流体は前記タービン（１９，２２；４３，４４； ７４）または水圧モータを通じて前記圧力等化貯留室内に位置される水をもまた 押圧する空気であるとともに、水貯留コンテナ（８，９；４１，４２，８６，８ ７，８８；７０，７１）が前記タービンまたは水圧モータの後ろに続いて位置さ れ、これら水貯留コンテナが前記軸受ブロック（７，３６，５４）の両側におい て前記板（３，３２；５１，５２）に支持されることによってそれら水貯留コン テナは前記回動される板を低くすることを助長して前記空気を押しやることを助 け、また前記水貯留コンテナの充満はバルブ（１７，２０；７８〜８０）を開閉 する信号送信器（２３，２４；４５，４６；８３〜８５）を作動する自動車（１ ）によってその自動車によりもたらされる前記板を低くすることを現に助長し、 前記適格な水貯留コンテナがまさに望ましい時に満たされるように制御されるこ とを特徴とする市街交通でゆっくりと動く自動車の位置エネルギから利用可能な エネルギを生成する装置。 ２．前記回動される板（５１，５２）に連結され、前記圧力等化貯留室（６１） に接続される補促的に空気を押しやるピストンポンプ（６６，６７）を有するこ とを特徴とする請求項１に記載の市街交通でゆっくりと動く自動車の位置エネル ギから利用可能なエネルギを生成する装置。 ３．前記タービン（１９，２２；４３，４４；７４）は前記フレキシブルコンテ ナ（１３，１５；３９，４０；５７，５８，６２，６３）に必要時に外気で再び 満たすコンプレッサに補促的に接続されることを特徴とする請求項１に記載の市 街交通でゆっくりと動く自動車の位置エネルギから利用可能なエネルギを生成す る装置。 ４．前記信号送信器（２３；４５；８３）を先に通り過ぎることによって作動さ れるその信号送信器は前記回動される板（３；３２；５１，５２）から前記自動 車：（１）の動く方向におけるその同動される板の前方側に間隔が置かれて配設 されることを特徴とする請求項１に記載の市街交通でゆっくりと動く自動車の位 置エネルギから利用可能なエネルギを生成する装置。 ５．主システムと、この主システムの前記自動車の動く方向における前方側およ びまたは後方側において配設される補促的補助システムとより構成され得るとと もに、この補助システムは前記回動される板（３；３２：５１；５２）下におい て配設されるフレキシブルコンテナ（１３，１５；３９，４０；５７，５８，６ ２，６３）でもって設けられ、このフレキシブルコンテナを前記自動車（１）が 通ることによって水が前記主システムの水貯留コンテナ（８，９；４１，４２， ８６，８７，８８；７０，７１あるいは７６）に押しやられ、または空気が前記 主システムの圧力等化貯留室（１１；６１）に押しやられることを特徴とする請 求項１に記載の市街交通でゆっくりと動く自動車の位置エネルギから利用可能な エネルギを生成する装置。 ６．交通路内または交通路上に交通をおそくする閾をもたらす緩衝器として設け られることを特徴とする請求項１に記載の市街交通でゆっくりと動く自動車の位 置エネルギから利用可能なエネルギを生成する装置。 ７．交通信号灯の前方側において交通路内または交通路上に設けられることを特 徴とする請求項１に記載の市街交通でゆっくりと動く自動車の位置エネルギから 利用可能なエネルギを生成する装置。 ８．交通信号灯の前方側において歩道内または歩道上に設けられることを特徴と する請求項１に記載の市街交通でゆっくりと動く自動車の位置エネルギから利用 可能なエネルギを生成する装置。 ９．順次に連結される３個の板（２，３，４）より成るピボット板装置（５）を 有するとともに、このピボット板装置の中央の板（３）は交通路に対して水平に 横切る軸の回りに回動され、前記フレキシブルコンテナ（１３，１５）はそのピ ボット板装置（５）下において配設されることを特徴とする請求項１に記載の市 街交通でゆっくりと動く自動車の位置エネルギから利用可能なエネルギを生成す る装置。 １０．２個のピボット板装置（３４，３５）はそれらピボット板装置の中央の板 （３２）がそれらピボット板装置の端部間において交通路に対して水平に横切る 同一軸の回りに回動され、また常に互いに交差される配置に配設されるように互 いに対して配設されるとともに、前記フレキシブルコンテナ（３９，４０）がそ れら２個のピボット板装置（３４，３５）間に配設されることを特徴とする請求 項１に記載の市街交通でゆっくりと動く自動車の位置エネルギから利用可能なエ ネルギを生成する装置。 １１．各々が連結される２個の板より成る４個のピボット板装置（５０〜５３） を有するとともに、これらピボット板装置のうちの２個の第１のタイプ（５１， ５２）はそれら各第１のタイプのピボット板装置の１個の板が交通路に対して水 平に横切る同一軸の回りに回動されかつそれら板が常に互いに交差する配置に配 設されるように互いに配設され、またそれらピボット板装置のうちの２個の第２ のタイプ（５０，５３）の各１個の板もまた前記交通路に対して水平に横切る軸 の回りに回動され、これら２個の第２のタイプのピボット板装置の回動される板 は前記第１のタイプの２個のピボット板装置の各１個の板を、前記自動車（１） がある位置に達すると当該第２のタイプのピボット板装置の板がその第１のタイ プのピボット板装置の板を持ち上げるように支持し、前記フレキシブルコンテナ （５７，５８，６２，６３）は前記第１のタイプのピボット板装置の間および前 記第２のタイプのピボット板装置下に配設されることを特徴とする請求項１に記 載の市街交通でゆっくりと動く自動車の位置エネルギから利用可能なエネルギを 生成する装置。 １２．前記軸受ブロック（７，３６，５４）の両側において前記水貯留コンテナ （８，９；４１，，４２；７０，７１）は互いに異なる高さで階段状に支持され るとともに、この高さの相違は水が一方の水貯留コンテナ（８，９；４１，４２ ；７０，７１）から他方の水貯留コンテナに注がれ得ることをもたらすことを特 徴とする請求項１に記載の市街交通でゆっくりと動く自動車の位置エネルギから 利用可能なエネルギを生成する装置。 １３．前記軸受ブロック（７，３６，５４）の両側において前記水貯留コンテナ （８，９；４１；４２；８６，８７，８８；７０，７１）は互いに異なる高さで 階段状に支持されるとともに、この高さの相違は水が一方の水貯留コンテナ（８ ，９；４１，４２，８６，８７，８８；７０，７１）から前記軸受ブロック（７ ，３６，５４）を横切って他方の水貯留コンテナに複数回にわたって注がれ得る ことをもたらし、前記回動される板（３，３２；５１，５２）は前記自動車（１ ）が通ることなくして単にバルブ（８９）により制御される水重量の配分を変え ることによって揺動状態にあることを特徴とする請求項１に記載の市街交通でゆ っくりと動く自動車の位置エネルギから利用可能なエネルギを生成する装置。 １４．水はその永を他の前記水貯留コンテナ（８，９；４１．４２，８６，８７ ，８８；７０，７１）に導入する前に据付大容量水貯留タンク（７６）に注がれ ることを特徴とする請求項１に記載の市街交通でゆっくりと動く自動車の位置エ ネルギから利用可能なエネルギを生成する装置。