JPH04505048A - 容器内の液体の自己レベル化装置および方法 - Google Patents

容器内の液体の自己レベル化装置および方法

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JPH04505048A JP1502734A JP50273489A JPH04505048A JP H04505048 A JPH04505048 A JP H04505048A JP 1502734 A JP1502734 A JP 1502734A JP 50273489 A JP50273489 A JP 50273489A JP H04505048 A JPH04505048 A JP H04505048A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 容器内の液体の自己レベル化装置および方法発明の背景 1、技術分野 本発明は新規かつ改良された容器内の液体の自己レベル化装置および方法に関し 、液体は容器内で凹面のメニスカス(meniscus;液面)を有して正確に 予め定めたレベルに維持されるようになされる。さらに本発明は、該液体が完全 に気泡がなく、特に近代の著しく正確な自動化サンプル液体分析装置に使用する に適した方法および装置に関する。
2、従来技術の説明 各種の自己レベル化液体容器は公知であるが、本発明の方法および装置の機能を 達成するものはない。自己レベル化容器として、米国特許第4602995号明 細書、同第4758409号明細書があり、両者は容器内の液体の自己レベル化 機能を達成するもので、本質的にレベルは容器の液体収容能力に一致するものと なされ、溢れる液体は周囲のオーバフロー容器に収容される。詳細には、前者で は、標準液体容器とは別の液体レベル調WJ装置が標準液体容器内に挿入されて 液体を汲出し溢れた液体は容器内に戻し、従って調節装置内の液体は予め定めた レベルに維持されるようにする。後者はマイクロサンプルカップの過剰充填に関 し、量が少ないので困難性がある。両者は予め定めた液体レベルにおいて液体の 凹面のメニスカスを開示している。また、前者は正確に予め定めた液体容積にお ける凹面のメニスカスすなわちレンズ部分の液体容積部分を保持し支持すること がサンプル液体の持越しを最小とすることを自動化サンプル液体分析装置に関連 して述べている。これらの米国特許明細書に開示された液体レベルを容器の全容 積に実質的に一致するレベルとする自己レベル化は、液体レベルが達成された後 に機械的妨害があったとき液体が容器からこぼれて周囲のオーバフロー容器に流 れるという問題があり、これは所望の液体レベル以下の場合も生ずる。
米国特許第4602995号、同第4758409号明細書は容器内の液体の自 己レベル化に毛細管作用を利用することは全(示していない。
米国特許第4515753号明細書は、反応液体分与ウェルを開示しており、反 応液体供給ボートとこれに作動的に連結された反応液体重力供給手段とを含んで 、反応液体を分与ウェルから成るレベルまで吸引することによって作動し、供給 ポートが開いて反応液体は周期的に重力供給手段がら供給されるようになされて いる。これによって、分与ウェル内の反応液体のレベルは利用可能の液体供給が な(なるまで狭い範囲内に維持される。この特許は分与ウェル内の反応液体の液 面の凹面のメニスカスを明示しており、正確に予め定めた容積のための中心部位 置決め、およびサンプル液体の持越しを最小とするための適当な非混合性隔離液 体を開示している。
米国特許第4774057明細書は米国特許第4515753号明細書と同様な 反応剤分与ウェルを示しているが、分与ウェル内の反応液体の周期的な補給は分 与パッケージの周期的回転によって達成され、供給手段か・ら分与ウェルへの反 応液体の供給は遠心力によっている。
米国特許第4774057明細書は米国特許第4515753号明細書とは前述 と同様に容器内の液体の自己レベル化に毛細管作用を利用することは全く示して いない。
完全に気泡のない液体を容器に導入することに関して、本発明に関連する従来技 術は不明である。米国特許第3241432号明細書は通常のサンプル液体流気 泡除去装置をしめすが本発明と関連しない。詳細には、気泡除去装置は自動化連 続的サンプル液体分析技術においてサンプル液体の持越しを最小とするために実 際の分析手段へのサンプル液体の導入以前に空気で分断せしめられたサンプル液 体流から気泡を除去して分析結果に悪影響を及ぼさないようにするが、これは充 填時に容器に完全に気泡のない液体を供給することに適用不能である。この種の 気泡除去装置はサンプル液体に拘留されているような著しく小さい気泡を除去す るためには有効でない。
米国特許第3241432号明細書も前述と同様に容器内の液体の自己レベル化 に毛細管作用を利用することは全く示していない。
前述各米国特許明細書は以下の説明において参照される。
発明の目的 本発明の目的は容器内の液体の自己レベル化装置および方法を得るにある。
本発明の別の目的は、容器内の液体を予め定めた正確なレベルに維持する自己レ ベル化装置および方法を得るにある。
本発明の別の目的は、予め定めた正確なレベルが実質的に容器の全液体容量のレ ベル以下のレベルである前述自己レベル化装置および方法を得るにある。
本発明の別の目的は容器内の液体に凹面のメニスカスを与えるように作動可能の 前述装置および方法を得るにある。
本発明のさらに別の目的は著しく簡単な形状と作動とを有する前述方法および装 置にして、運動部品または液体のポンプ作用を必要とせず、液体と自己レベル化 手段との間の固有的に生ずる作用を利用するものを得るにある。
本発明のさらに別の目的は、比較的迅速に作動する前述方法および装置を得るに ある。
本発明の別の目的は、一般的に利用可能の比較的安価な材料を使用して容易に経 済的に製造可能の前述装置を得るにある。
本発明の別の目的は1回の使用後に実際的に経済的に廃棄可能の前述した装置を 得るにある。
本発明の別の目的は、予め定めたレベルの収容液体の凹面メニスカス上の収容液 体と非混合性の液体の予め定めた容積の中央支持に特に適した、前述方法および 装置を得るにある。
本発明の別の目的は、自動化サンプル液体分析装置に使用するためのサンプル液 体容器に適用するに適した前述方法および装置を得るにある。
本発明の別の目的は完全に気泡のない液体を容器に導入する、前述装置および方 法を得るにある。
本発明の別の目的は前述した無気泡液体導入装置および方法にして、著しく簡単 な形状および作動態様を有し、運動部品を必要とせず、液体のためのポンプ手段 などが不要で、液体と無気泡液体導入手段との間の固有的に生ずる作用により作 動する装置および方法を得るにある。
本発明の別の目的は、比較的迅速に作動する無気泡液体導入装置および方法を得 るにある。
本発明の別の目的は前述無気泡液体導入装置にして、容易に入手可能で比較液安 ’1ffa l材料を使用して公知の製造技術により容易に経済的に製造可能な 装置を得るにある。
本発明の別の目的は前述無気泡液体導入装置にして、実際的に1回の使用後に経 済的に廃棄可能な装置を得るにある。
本発明の別の目的は前述無気泡液体導入装置および方法にして、本発明の自己レ ベル化装置および方法に関連して使用するに適したものを得るにある。
本発明のさらに別の目的は前述無気泡液体導入装置および方法にして、自動化サ ンモル液体分析システムに使用するサンプル液体容器に適用するに特に適したも のを得るにある。
発明の概要 本発明は容器内の液体を正確に予め定めたレベルに凹面のメニスカスを有して維 持する、容器内の液体の自己レベル化装!および方法にして、例示的に後述する ように、鋭い隅角部の表面接合部を容器表面と形成する1つ以上のリブの形式を とり、これが容器内の予め定めた液体レベルから隣接的に延長して容器内壁にお いて上方にかつ上方容器縁部すなわちリップを横切って延長し、下方に容器壁の 外部に沿って該容器の予め定めた液体レベルの下方のレベルまで延長する。これ ら鋭角のリブと容器表面との接合部は隣接する毛細管通路を形成し、毛細管液体 流を可能とする。容器とリブとは液体に濡れ易い材料から形成されて、液体と材 料との接触角は90度以下となされ、液体が毛細管通路を毛細管的に上昇するよ うになされる。使用時に液体は容器内に予め定めたレベル以上の任意の実際的レ ベルまで導入され、これによって毛細管通路の該当部分と接触し濡らすようにす る。この結果としてこれらの通路内には液体流の開始に応答して直ちに毛細管上 昇が開始される。レベルの差によるヘッドがサイフオン状の作用を行い、上昇を 継続せしめる。容器から出る流体流は毛細管通路内で継続され、容器のレベルが 内側容器壁のレベルの直下の位置、すなわち鋭角の隅部を有するリブと容器の表 面との接合部、従って毛細管通路を与える部分が開始する位置まで低下する。
ここで容器内の液体は正確に予め定めたレベルを有し、凹面のメニスカスが形成 されている。
さらに、本発明は完全に無気泡性の液体の導入を液体供給室から容器に与える新 規かつ改良された装置および方法を与え、これは直接的流体流連通ではなく、例 示的に示すように、鋭角の隅部を有するリブと容器の表面との接合部を形成する 1つ以上のリブを含み、従って前述のように毛細管通路が形成され、該通路はそ れぞれの液体供給室と容器表面とを連通せしめる。これは液体供給室の底部から 上方に室の内壁に沿って上方に延長し共通供給室と容器壁の上方縁すなわち、リ ップを横切って延長して容器を分割し、下方に容器内に内壁に沿って実質的に容 器の底部のレベルまで延長する。液体供給室と容器とは室の底部が容器の液体充 満時のレベルに配置されるようになされる。使用時に液体は容器の液体要求に適 合する任意実際的なレベルに液体供給室に導入されて、室の毛細管通路に接触し て濡らし、その結果として供給室から容器への液体流の開始に応答して毛細管通 路内への液体上昇が直ちに生ずるようになされ、レベルの差によるヘッドがサイ フオン状の作用によって液体流を継続せしめ供給室内の実質的にすべての液体が 毛細管通路に沿って容器内に流れる。ガスは毛細管通路に沿って流れないから完 全に泡のない流体のみが液体供給室から容器に流れる。
さらに本発明によれば新規かつ改良された無気泡液体導入方法および装置と新規 かつ改良された自己レベル化方法および装置の組合わせが提供され、代表的に開 示されるものは、液体供給室と、容器と、過剰液体収容室と、液体供給室から容 器に延長するように設けられた毛細管通路とを含む一体的容器組立体の形態を有 しており、容器内の実質的に予め定めた液体レベルから該容器の底部のレベル以 下のレベルの液体収集室の底部に毛細管通路は延長している。この場合、供給室 の容積は容器の容積より大に定められ、充分な液体が容器を充満して所望の予め 定めたレベルとする。使用時に液体は供給室に導入され、そこから毛細管通路に 沿って完全に泡のない状態で容器に流れ、過剰の液体は毛細管通路に沿って容器 から収集室に流れ、これによって、容器内の液体は正確に予め定めたレベルに保 持され、凹面のメニスカスを有する。
本発明の装置および方法の代表的な使用例として、自動的連続的サンプル液体分 析装置も開示される。この場合、容器内の液体の凹面のメニスカスの非混合性液 体の予め定めた容積の中央支持も開示され、継続的なサンプル液体分析に伴うサ ンプル液体のキャリイオーバを最小とする。
本発明の上述およびその他の目的および効果は添付図面を参照する以下の説明に よって明らかとなされる。
図面の説明 図1は本発明による代表的な新規かつ改良された液体自己レベル化手段を有する 容器の斜視図。
図2は図1の容器の頂面平面図。
図3は図2の線3−3に沿う断面図。
図4は図2の拡大部分図。
図5および図6は図3の断面図で、自己レベル化手段の作動開始状態と完了状態 とをそれぞれ示す図。
図7は本発明の自己レベル化手段と過剰液体収集手段とを作動可能に含む容器の 頂面平面図。
図8は図7の線8−8に沿う断面図で本発明の自己レベル化手段の作動開始状態 を示す図。
図9は図8と同様な断面図で、本発明の自己レベル化手段の作動完了状態を示し 、かつ自動サンプル液体分析装置と関連して使用する自己レベル化手段の代表的 な応用例を示す図。
図10は本発明の自己レベル化手段及び新規かつ改良された無気泡液体導入手段 を有する容器の斜視図。
図11は図10の容器の頂面平面図。
図12は図11の線12−12にγaう断面図で、本発明の自己レベル化手段と 無気泡液体導入手段とを示す図。
図]3は図12と同様な断面図で、本発明の自己レベル化手段と無気泡液体導入 手段とを示す図。
実施例の詳細な説明 図1ないし図4を参照すると、本質的に一般的な頂部の開いた截頭円錐形容器1 0が示され、本発明の最良の実施例として示す新規かつ改良された自己レベル化 手段12を含む。
自己レベル化手段12は数字14.16として示す本質的に同等なリブを含んで おり、これらは容器10の直径的に対向する側に配置されている。
各+7ブ14.16は容器10の内側側壁18のレベル20と正確に同一の位置 から始まって上方に容器の頂壁すなわちリップ22を越えて延長し、つぎに下方 に容器の外側壁に沿って延長して実質的に容器の底部26に終わる。リブ14. 16の開始位置を正確にレベル20と一致させるために、容器の内側壁18を図 に数字28として示すようにレベル20から始まる斜面として容器10のリップ 22まで延長するようにする。
本発明の自己レベル化手段12を前述のように容器10に設けることによって4 つのリブと容器表面との接合部すなわち隅角部が形成されて、リブ14.16と 共に延長する。リブの各側に、容器10の内部のレベル20の位置から上方に容 器のリップ22を横切って、そこから下方に容器の外側に沿って延長し容器の底 部26まで延びる。
詳細には、リブ14についてリブと容器表面との接合部すなわち隅角部はそれぞ れ、リブと容器の斜面とした内壁部分28と容器のリップ22と、容器の外側壁 24との間に形成され、リブの各側について数字30.32として示される。
リブ16については数字34.36として示される。これらのリブ容器表面接合 部30.32.34.36は容器10とリブ14.16の材料とその製造のため の特定製造技術にとって実際的にできるだけ鋭くする。図4の部分拡大図に示す 接合部の半径Rを最大で0.05mmとすることが必要である。
本発明によればこの鋭角の接合部30.32.34.36は、後述するように適 当な容器材料の場合に表面エネルギと液体表面張力状態とによって、毛細管とし て機能し、従って4つの毛細管通路が接合部30,32.34.36によって形 成され、これらは容器10の内部のレベル2oがら上方にリップ22を越えて下 方に容器の底部26まで延長する。各毛細管通路は容器10のレベル2oより上 方に存在する液体を毛細管上昇として与えられる液体駆動力にょって容器外に流 し、容器内の液体を正確にレベル20まで低下せしめる。さらに、本発明によれ ば、この毛細管作用は凹面のメニスカスを正確にレベル2oにある容器lo内の 液体表面に与えるものである。
容器材料表面エネルギと収容された液体の表面張力と毛細管覗象との本質的な関 係は当業者には公知であり、外力が無視できるときは液体は液体分子間に作用す る吸着力が全方向について均等であるから真球形をとる。拘束されない液体の粒 子の表面では内方に向う吸着力に対抗する外方に向う吸着力が実質的に存在しな い、例えば液体粒子が空気で囲まれている場合には、液体表面にある分子は内方 に向う吸着力を受け、液体表面に近いが液体表面ではない位置の分子は同様に内 方に向う吸着力を受けるがその大きさは小である。球形の液体粒子の中心から表 面に近い位置に分子を移動せしめるには、成る量の仕事が必要である。拘束され ない液体粒子の容積が例えばさらに液体を導入することによって増大すると、表 面積の増大に伴つて分子は球形粒子の内部から表面に移動し、成る量の仕事が行 われることになる。このために必要なエネルギは表面積の増加に比例する。この エネルギは単位長さ当りの力として単位面積当りの仕事量で表され、表面張力と 呼ばれる。
表面張力は界面に密度の不連続が存在するときは常に存在する。例えば空気中の 拘束されない液体粒子と空気との間の空気液体界面があり、表面張力の大きさは 空気と液体との密度差によっている。表面張力の特に重要な点は界面が曲面であ れば界面を横切る圧力変化があって毛細管上昇という現象を生じ、これは表面張 力による圧力変化の大きさを計算するに便利である。空気中の拘束されない球形 液体粒子の場合、圧力変化は次式Iで示される。
ΔP=pi−po=2σ/ri 二二に、ΔPは 圧力変化 piは 液体粒子内部の圧力 pOは 液体粒子外部の空気圧力 σは 液体の表面張力 rは 球形液体粒子の半径 上述に加えて、当業者には理解されるように、液体粒子力場体表面上に配置され て空気で囲まれているときは、液体との間の界面は固体表面と成る角度をなして いる。この角度は濡れ角度または接触角度θとして知られる。この角度は3つの 媒体、すなわち液体と支持表面を形成する固体と周囲の空気との間の相対的な吸 着力によって定まり、従って関連する3つの物質の物理的特性によっている。
さらに、この角度は汚染物に敏感であり、液体が固体の支持表面上で前進してい るか、後退しているかによって変化する。
これらの表面張力、圧力変化、濡れ角度または接触角度は、小径の管を液体に浸 したときに液体の上昇または下降として観察され、上昇または下降が管の直径よ り充分に大であるときに液体と通常は空気となされる周囲の媒体とを分離するイ ンタフェースすなわちメニスカスは球形(半球形)に近い形状をとり、液体の上 昇または下降の範囲はつぎの式■で近似される。
h=2cy/ (grρ)x (cose) IIここに hは 液体の上昇ま たは下降の高さσは 液体の表面張力 gは 重力の加速度 rは 管の半径 ρは 液体の密度 θは 液体と管との間の接触角度 式■を検討すれば(2σ/ r )の項は式1によってインタフェースの半径と 液体の表面張力とについて計算された液体空気インタフェースを横切る圧力変化 であり、(COSθ)の項は管と液体との間の3つの媒体、すなわち液体と周囲 の空気と管の固体材料との分子間の相対的の吸着力による接触角に基づ(もので ある。液体分子が固体の管材料分子に吸着されるときは液体管インタフェースに おける接触角は90度以下となってコサイン項は正となり、管内に液体が吸着、 すなわち液体レベルが上昇する。これは液体表面に凹面のメニスカスを形成する 。
また、液体分子が固体の管材料分子に反発されるときには液体管インタフェース における接触角は90度以上となってコサイン項はマイナスとなり、管内で液体 が反発され、すなわち液体レベルが下降する。これは液体表面に凸面のメニスカ スを形成する。式■は周囲媒体の密度が液体の密度より著しく少ない場合にのみ 過用可能である。
上述に関連して図5および図6を参照して、本発明の自己レベル化手段12の作 動を容器10に関連して説明する。図5および図6において、収容される液体4 0はそれぞれ容器10とリブ14.16の材料に対する接触角度を90度より小 としている。
図5には容器10のリップ22まで液体40を充填している状態を示し、これは 例えば単なる手動注入であってよい。容器のリップ22から液体がこぼれても特 別の結果は生ぜず、こぼれ液体容器を後述のように容器10の外部I:設けても よく、容器10に図5に示すように容量一杯に充填することは、単に液体がいく らかリップ22を越えて流れるまで液体を注入することによって達成される。こ れは勿論、特殊な要求、例えば液体40を容器10に予め定めたレベルまで時間 のかかる精密充填方法で最初に充填するなどを要求するものではない。
容器10の全容量まで液体40が図5に示すように充填されると数字42で示す ように凹面のメニスカスが初期的に液体によって形成される。
図5に示すように容器10に液体40を充填すると、容器の内部およびそれぞれ リブ14.16の各側に容器10の内部にあって容器の内壁の斜面部分281: 整合するリブと容器との接合部によって形成されて゛いる毛細管通路30.32 .34.36は勿論ぬれており、実質的に同時に毛細管作用による液体40の流 れが開始され、接合部半径Rに実質的に直角に毛細管通路に沿って容器10の内 部から上方に容器のリップ22を越えてさらに下方に容器10の外面に沿って実 質的に容器の底部26まで流れ、このとき容器10の内部の液体40がレベル2 0以上に上昇する高さと容器の底部26の高さとの差すなわち圧力差またはヘッ ドがサイフオン作用を行って液体40の毛細管通路に沿う流れを維持する。前述 のようにリブ容器表面接合部30.32.34.36により形成される毛細管通 路内の容器10からの液体40の流れが開始されると、毛細管上昇と容器のリッ プ22の横断と容器外部に沿う下降とが生じ、サイフオン作用は毛細管通路に沿 う流れを保証し継続せしめる。液体流は図5に矢印で示す。
リブと容器との接合部30.32.34.36によって形成されている鋭角の毛 細管通路に沿う容器内部からの液体40の流れは、前述のように容器内の液体の レベルが実質的にレベル20(実際には著しく少ない距離だけ下方)に到達する まで継続する。この状態を図6に示し、この液体レベルでは毛細管通路の入口を 構成するリブ14.16が容器の内壁18と接する点に液体が存在しないことに よる。さらに、図6に示すように容器10の液体40のメニスカス42は容器と リブ材料とが液体に濡れることにより及び前述の毛細管上昇により、凸面から凹 面に変化するが、このとき容器10の液体は実質的にレベル20にある。そこで 本発明の装置および方法の目的によれば当業者には、容器10内の液体40のレ ベルは正確に予め定めた容器のリップの下方で実質的にリブ14.16が容器内 部に延長する範囲に一致するレベルであり、液体40はこのレベルで本質的に凹 面のメニスカスを示しており、容器10の初期充填について特殊な熟練度、精密 度、注意を必要とせず、時間もかからないものであり、運動部品がなく、容器に 液体40を充填することが容易である、ことは容易に理解される。
本発明の方法および装置による代表的な形態と作動とを有する容器組立体が、米 国特許第4602995号、同第4678641号、同第4758409号、同 第4774057号明細書に記載された形式の自動化連続的サンプル液体分析装 置に使用するものとして図7、図8、図9に数字50として示され、容器10と 、前述のようにリブ14.16によって形成され作動的に関連する自己レベル化 手段12とを含んでいる。該容器組立体50はさらに、リブ14.16の外面5 4.56から間隔をおかれて容器の側面および底面を囲む外側容器部材52を含 む。これは弓形の液体流通路58.60を容器10の外側側W24と外側容器部 材52の内側側壁62との間に形成し、リブ14.16によって分割されており 、液体収集室64を容器10の底部62の外壁66と外側容器部材52の底部7 0の内!68との間に形成する。液体収集室64は流体通路58.6oのそれぞ れと流体連通し、鋭角のリブ容器表面接合部30.32.34.36によって形 成される毛細管通路と流体連通ずる。上述に加えて、外側容器部材52は望まし くは図8、図9に示すように、リブ14.16の頂面7o、72の上方に成る距 離だけ延長しており、容器組立体の取扱いを容易とし、組立体を平滑で均斉な表 面がサンプル液体分析装置の容器インデックス手段への作動的配置を容易とする ので有利である。また、適当な蒸発防止カバーを設は液体表面と外気との接触を 防止することによって容器組立体からの液体の蒸発を防止することも有効であり 有利である。
図8は本発明の容器組立体50を、前述のように容器10ヘサンプル液体76を 本質的に全容量だけ単純に注入した注入完了状態を示し、初期的に凸面のメニス カス78を有している。容器10の充填時に溢れてオーバフローするサンプル液 体76は外側容器部材52の上方壁部分に効果的に収容され、該壁部分は図示の ように容器10のリップ22より上方に延長して弓形の流路58.60に沿い下 方に流れて収集室64に収容されることを容易とする。
図9は容器組立体50を、容器10のレベル20以上のサンプル液体76が、前 述図6に関連して説明した鋭角のリブ容器表面接合部30.32.34.36に より形成されたそれぞれの毛細管通路に沿って容器内部から上昇しリップ22を 越えて容器外部に沿って下降する流れが完了した状態を示しており、サンプル液 体のメニスカス78は凸面から凹面に変化している。図9に明らかのように、サ ンプル液体76のこの部分は矢印に示すように毛細管通路の下端から液体収集室 64に集められる。
上述の状況において、容器10の容量までの初期充填時にサンプル液体76が容 器組立体50から漏れて汚染されることがないことが明らかであり、当業者には サンプル液体76が生物学的液体で汚染物質に容易に接触する傾向がある場合に 特に重要である。
容器組立体50の容器10内のサンプル液体76のレベルは図9に関して図示説 明したようにレベル2oに本質的に一致しており、前述のような自動化連続的サ ンプル液体分析装置に使用される複数の容器組立体5oのそれぞれについて、正 確に同一の再現可能な液体レベルを達成するものであって、当業者に明らかのよ うに図9に数字80として示す正確に作動するサンプル液体分析装置ブローベに よる次々のサンプル液体の取出しが正確な液体レベルにおいて保証される。これ は米国特許第4602995号および同第4758409号明細書に記載されて おり、図9に概略的に数字82として示すブローベ手段制御手段に制御されるブ ローベ手段80が鎖線で示すサンプル液体容器組立体5oの外の位置と実線で示 すブローベ手段の入口端がサンプル液体を吸引しサンプル液体分析装置に送るた めにサンプル液体76内に浸漬される位置との間に運動するときに各サンプル液 体容器組立体50内の液体76内の正確に同一のブローベ在留時間を保証するた めに特に重要であり、これによって、ブローベ手段80による吸引とサンプル液 体分析装置への供給とが次々に提示されるサンプル液体容器組立体50のそれぞ れについて正確に同一容積のサンプル液体76についてなされ、サンプル液体分 析結果の正確性について特に有利である。
ブローベ手段80は、例えば米国特許第4121466号明細書に記載された形 式であってよく、該明細書に開示された非混合性隔離液体の薄い層で被覆する手 段を含んでよい。
さらに、前述のように容器組立体50の容器10内のサンプル液体76のメニス カス78はサンプル液体のレベルが実質的にレベル20に減少するとき凹面に変 化するから、適当な予め定めた量の非混合性隔離液体、すなわちレンズ84を任 意適当な方法、例えば作動的に関連し正確に作動する隔離液体分与手段(図8に 数字85として示す)により図9に示すように凹面のメニスカス78上に配置し てもよく、この凹面のメニスカス78上に隔離液体のレンズ84を配置させる隔 離液体分与手段85の作動は詳細を後述するようにブローベ手段80の作動前に 行う。サンプル液体76の表面張力は隔離流体レンズをメニスカス78の頂面に 保持し、メニスカスが凹入することによってレンズ84は容器10の、従ってプ ローベ手段80に相対的に正確に中央に配置される。自動化サンプル液体分析装 置の次々の複数の容器組立体50のそれぞれに、正確に同一容積の隔離液体のレ ンズ84が配置されているとき、レンズ84の厚さは正確に同一で、ブローベ手 段80がそれぞれの液体容器組立体50のサンプル液体76内に前述のように運 動せしめられるときに、サンプル液体の吸引前に正確に同一容積の隔離液体が供 給されることになる。
米国特許第4121466号、同第4515753号、同第4678641号お よび同第4602995号明細書にいくらか詳細に記載されているが、本質的に 水性であるサンプル液体と共に使用される非混合性隔離流体、例えば弗化炭化水 素液体はブローベ手段80を含む恐水病分析装置部品を選択的に濡らし分析され るサンプル液体を実質的に排除し従ってサンプル液体が分析装置部品に付着する ことを実質的に防止する。これはサンプル液体のキャリーオーバを著しく減少せ しめ、従って以前のサンプル液体の残留による次のサンプル液体の汚染を減少せ しめ、各回のサンプル液体の分析結果の精度を最大とする。本発明により前述の ように正確に同一容積の隔離液体をレンズ84からブローベ手段80に、サンプ ル液体76の吸引に先立ってそれぞれの容器組立体50から吸引させることは一 方では、予め定めた正確に充分な容積の隔離液体が各サンプル液体のキャリーオ ーバを最小とするために供給されることを保証し、他方では著しく高価で分析結 果の精度に悪影響を及ぼす隔離液体の過剰な無駄な容積を最小とする、という著 しい効果がある。
容器の容易かつ便利な無気泡充填と充填された容器のレベルのその後の調節を正 確にかつ予め定めたレベルに前述のように維持するために、本発明による装置お よび方法の最良の態様としての形状を有して作動可能な容器組立体が図10、図 11、図12、図13に数字100として示される。
容器組立体100は、図1ないし図9に関連し前述した容器10と同様な中央の ほぼ円筒形の容器102と、容器102をほぼ同心的に囲むほぼ円筒形の外側容 器部材104とを含み、容器102との間に連玉状の空間106が形成されてい る。垂直の分割!!108.110が容器102の側壁と外側容器部材104の 側壁との間に180度の間隔で半径方向に延長して空間106を弓形室116. 118に分割する。図10に明示するように、容器102の側壁は数字120で 示すように容器の直径に沿い本質的に分割されて半円筒的容器側壁部分122. 124を形成しており、部分122の高さは部分124の高さより高い。
はぼ半円形の底壁126がほぼ水平に、高い容器側壁部分124の高さの中間部 と外側容器部材104の側壁との間に延長して、該容器側壁部分と外側容器部材 側壁と分割壁108.110とによって頂部の開いた弓形の液体室128を、空 間116に一致して形成する。また、はぼ半円形の底壁129が下方容器側壁部 分122と外側容器部材104の側壁の下方部分との間にほぼ水平に延長し、容 器側壁部分と外側容器側壁と分割壁108.110とに関連して頂部の開いた弓 形の液体室130を空間118iニ一致して形成する。
後述する理由により本発明の容器組立体100の作動において液体室128の底 壁126の高さは、容器102の側壁の下方部分122の上方縁またはリップ1 32の高さくレベル)より高い。
容器102と液体室128に液体を容易かつ便利に無気泡的に充填する自動的に 作動する手段が数字134で示され、図1ないし図9のリブ14.16に関連し て詳述したように、リブ136の形態を有して容器102と液体室128とに作 動的に関連し、容器102との間に隣接して鋭角をなすリブ容器表面接合部を形 成する。詳細には、リブ136は図12、図13に示すように、容器102の側 壁部分124の外面に沿って実質的に液体室128の底壁126との接合部から 上方に図示のように延長し、容器側壁部分124の上方縁すなわちリップを越え て横切って延長し、該容器側壁部分の内面に沿って下方に延長して、実質的に容 器102の底壁140まで延びており、リブ136の各側に隣接するリブ容器表 面接合部142.144を、実質的に液体室128の底部から容器102の底部 まで延長して形成している。これは前述のように液体流のための毛細管通路を液 体室128内から容器102内まで形成する。
本発明による方法および装置によって具体化され作動する容器102内の液体レ ベルを正確に予め定めたレベルに自動的に調節する自己レベル化手段が図10な いし図13に数字146として示されており、図1ないし図9に関連して前述し た自己レベル化手段12と同様に、容器102の直径的にリブ136に対向する リブ148を含み、これは同様に容器102と鋭角のリブ容器表面接合部を形成 している。さらに詳細には、リブ148は図12、図13に示すように、容器1 02の側壁部分122の内面上の正確に予め定めたレベル150から図示上方に 、つぎに容器の上縁、すなわちリップ132を越えて、つぎに容器の側壁部分の 外面に沿って下方に実質的に液体室130の底壁129まで延長して、これによ ってリブ容器表面接合部152.154をリブ148の各側に形成して、容器1 02内のレベル150から液体室130の実質的な底部まで延長する前述した毛 細管通路を液体流のために形成する0図12、図13に明らがのように、容器1 02内のレベル150は液体室130の底部129のレベルより著しく高く、ま た図11ないし図13に液体室128.130の容積は容器102の容積よりそ れぞれ大である。
容器組立体100の使用時に、容器102に液体室128から完全に無気泡の液 体を実質的にレベル150まで容易かつ好都合に充填するために、かつ使用する 液体を容器組立体を容易に濡らして前述のように接触角度を90度未満とするも のとする。最初に、液体室128に任意適宜の方法例えば単純注入または図示し ない適宜の分与装置で図12、図13に数字156として示される液体を注入す るが、このとき全容量よりい(らか少くして容器側壁部分124の上縁すなわち リップ132より下として液体156が室128から直接に容器102に流れる オーバフローを防止する。この室128の任!!、)i!i宜のレベルまで液体 を充填することは容器10の初期充填に関連して前述したように、特殊の注意ま たは熟練を必要とせず、過大な時間がかかることもない。さらに、特に重要であ ることは室128に導入される液体は無気泡状態である必要がない。
液体156が室128内で、リブ136の両側のリブ容器表面接合部142.1 44で形成される毛細管通路に接触すると該通路が液体で瀉れて毛細管上昇が生 じて、液体室128から容器102内への液体流が、室128と容器102との 高さの差によるヘッドによって生ずる。毛細管通路に沿う空気の流れは生じなエ  いから、当業者には完全に無気泡の流れが室128がら容器102に生ずるこ と釘 が理解される。この事は室128内の液体156が気泡を有するか否かに 無関係し である。
!S 呈128から容器102に流れた液体が、容器102内のりブ148の各 側のヶ リブ容器表面接合部152.154によって形成されている毛細管通路 に接触し分 て濡らすと、液体流が容器102がら室130に容器102内の高 さと室130の高さとの差によるヘッドによって生じ、同時に室128がら容器 102への液官 体流も生ずる。図12は容器組立体100のこの状態を示して おり、液体はリブ136の表面接合部によって形成されている毛細管通路とリブ 148の表面接合部 部によつて形成されている毛細管通路とをそれぞれ矢印で 示すように、室128から容器102に、容器102から室130に流れている 。
ン 前述した容器組立体100の作動は利用可能の室128内の液体156のす べてが無気泡状態で容器102に流れ、容器102内のレベル150より上のす べ) での液体が室130に流れて収集されるまで継続する。室128の通常的 に期待i される充填容量は容器102のレベル150以下の容積より充分に大 であるがら3 前述の流れの完了時に、容器102には完全に無気泡の液体がレ ベル150まで充填されている。図13にはこの最終状態が示され、容器102 内の液体156は凹面のメニスカス158を有している。
) 図10ないし図13の容器組立体100は米国特許第4758409号明細 書L に記載された自動化連続的サンモ分析体分析装!に開示されたマイクロサ ンプルカップとして使用するに特に適している。この場合に、容器102内のサ ンプルk 液体156のメニスカス158が凹面であり、図13に数字160と して示す適1 当な隔離液体の正確に予め定めた容積のレンズが容器102内の 液体156上にかつ凹面のメニスカス158の中央に配置され、図9に示す隔離 液体レンズ84に関連して前述したと同様にサンプル液体のキャリーオーバを最 小とする。
く 容器組立体100をマイクロカップとして使用するとき、容器102の容積 は小、例えば100マイクロリツトル程度で、容器102の上縁、すなわちリッ プ132の位置の直径は3.7mm程度である。米国特許第4758409号明 細書に記載された方法て容器102に充填することは著しく小さいピペットを使 用しても容器直径が小であるから困難である。さらに、著しく小さいピペットを 掃作して容器内に分与するとき著しく小さい泡がこの少量のサンプル液体に含ま れる傾向が大である。該特許明細書に開示されたようなマイクロカップ内に微小 な気泡が存在することは、ブローベ手段によって吸引されるサンプル液体の実際 の容積が減少し、または実質的な中央配置が妨げられることによる隔離液体レン ズから吸引される容積が変化するため、サンプル液体分析の精度に悪影響を及ぼ すことは当業者に容易に理解される。
上述の環境で本発明の容器組立体100をマイクロカップとして使用する場合に は、容器102の近接可能面積に対比して著しく大きい面積の液体室128を有 しているから、該液体室に例えばピペットによって液体を注入することが容器1 02への直接注入より容易かつ便利に達成することができ、容器102の液体1 56内の微小気泡の問題も完全に解決される。
本質的に水性の液体、例えば人間の血清サンプル液体のために使用する本発明の 容器のための代表的な材料はガラス含有プラスチック、例えばポリビニルクロラ イド、ポリエチレンなどとして、液体が毛細管作用を行うように90度未満の接 触角をなして容易に濡れるようにする。このガラス含有プラスチックは容易に入 手することができ、比較的に安価で、化学的に非活性で、適当な強度特性を有し ている。さらに、この材料は本発明の容器の製造に適する射出成型が可能である 。本質的水性液体に使用するための本発明の容器の製造に適する材料の代替例と してプラスチック、例えばポリビニルクロライドがあって、これに例えば酸化エ チレンなどの適当な表面処理材が適用され、または例えば酸素の存在下でプラズ マ処理されて、プラスチックの表面エネルギを高め、本質的水性液体との接触角 を90度未満として毛細管作用を保Eするようにする。本質的水性液体に使用す る本発明の容器に適当な別の材料としてガラスがあり、これは容易に液体に濡れ る性質を有する。
本発明の容器の代表的な使用例として自動化サンプル液体分析装置が開示された が、容器は単−回の使用によって容易に、経済的に廃棄することができ、容器は 望ましくは一体成型品となされる。しかし、本発明においてリブを容器または液 体室とは別に製造して容器の使用前に単純に配置しても適宜の方法により固着し てもよい。
本発明の方法および装置によれば、当業者には、容器内の液体のレベルを調節可 能とすることも容易であることは理解されよう。このレベルは鋭角のリブ容器表 面接合部の開始位置で、毛細管作用によって容器から出る液体流の開始位!であ り、容器とリブとの製作時に容器の全容量位置すなわちリップに近接する位置と 底部のすぐ上方の位置との間に自由に選択することが出来る。このことは特定の 応用例における特定の要求に従ってレベルを選択するという広い許容性を有する ので有利であり本発明によって達成される。図示した実施例においてレベルは容 器の全容量より有意に下方であるが、これは本発明の別の効果であり、例えば容 器のレベルまで液体が充填された後に不注意な取扱いによって容器に機械的な振 動が与えられた場合にも液体が零れることがない。
容器内への、および容器外への液体の流量はリブの数、従って毛細管通路の数と 、液体流を生ぜしめる液体ヘッドと、毛細管通路の長さとによって定まり、これ らの変数は例示するように容易に変更可能である。例えば、図1ないし図6の容 器10は1つのリブを有するものとしても、3つ以上のリブを宵するものとして もよい。またリブを容器の底部26まで延長しないものとしてもよい。また、液 体の流量率は前述の変数によって変化するが、毛細管の液体流は関係する表面が 濡れるとすぐに開始され、実際に迅速であるから、本発明の方法および装!によ る容器または液体室への充填は約5秒以下で連成される。
本発明は自動化サンプル液体分析装置のサンプル液体のために使用するものとし て説明したが、サンプル液体または液体分析装置に限定されるものでない。
本発明の方法および装!は請求の範囲に限定される本発明の精神内において、各 種の変更が可能である。
FIG、 10 FIG、 13 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 3年11月29ワ

Claims (59)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.液体容器にして、該容器に作動可能に関連する自己レベル化手段を含み、該 自己レベル化手段が容器内の液体との接触に応答して液体を該容器内の予め定め たレベルとするように作動可能であることを特徴とする液体容器。
  2. 2.請求項1に記載の液体容器にして、自己レベル化手段が液体を容器外に流出 させる手段を含むことを特徴とする液体容器。
  3. 3.請求項1に記載の液体容器にして、自己レベル化手段が液体容器の全容量よ り下の予め定めたレベルを確立する手段を含むことを特徴とする液体容器。
  4. 4.請求項1に記載の液体容器にして、自己レベル化手段が液体容器内の液体に 凹面のメニスカスを形成する手段を含むことを特徴とする液体容器。
  5. 5.請求項1に記載の液体容器にして、自己レベル化手段が液体容器を出る液体 流のために毛細管通路を形成する手段を含むことを特徴とする液体容器。
  6. 6.請求項1に記載の液体容器にして、自己レベル化手段が液体容器に対して不 動であることを特徴とする液体容器。
  7. 7.請求項1に記載の液体容器にして、自己レベル化手段が容器と一体であるこ とを特徴とする液体容器。
  8. 8.請求項2に記載の液体容器にして、自己レベル化手段に協働し自己レベル化 手段によって液体容器外に流出する液体を収集する手段を含むことを特徴とする 液体容器。
  9. 9.請求項4に記載の液体容器にして、該容器に作動可能に関連して前記凹面の 液体メニスカス上に予め定めた容積の非混合性隔離液体を該凹面の液体メニスカ スのほぼ中央に保持する手段を含むことを特徴とする液体容器。
  10. 10.請求項5に記載の液体容器にして、該容器から液体を流出せしめる毛細管 通路が前記予め定めた液体レベルと本質的に一致する容器内のレベルから該予め 定めたレベルより下で容器外のレベルまで延長していることを特徴とする液体容 器。
  11. 11.請求項5に記載の液体容器にして、該容器から液体を流出せしめる毛細管 通路を形成する手段が該容器の表面と鋭角の接合部を形成する手段を含むことを 特徴とする液体容器。
  12. 12.請求項5に記載の液体容器にして、該容器から液体を流出せしめる毛細管 通路を形成する手段が複数の別個の毛細管通路を形成する手段を含むことを特徴 とする液体容器。
  13. 13.請求項5に記載の液体容器にして、該容器が液体と90度より少ない接触 角を形成する材料から形成されることを特徴とする液体容器。
  14. 14.請求項5に記載の液体容器にして、該容器がガラス含有プラスチック材料 から形成されることを特徴とする液体容器。
  15. 15.請求項5に記載の液体容器にして、液体が本質的に水性で、該容器がプラ スチック材料製で、その表面エネルギを高める表面剤が付加されていることを特 徴とする液体容器。
  16. 16.請求項5に記載の液体容器にして、液体が本質的に水性で、該容器がプラ スチック材料製で、その表面エネルギを高めるプラズマ処理がなされていること を特徴とする液体容器。
  17. 17.請求項5に記載の液体容器にして、液体が本質的に水性で、該容器がガラ ス製であることを特徴とする液体容器。
  18. 18.液体容器とこれと直接液体流出連通する液体供給室にして、液体容器と液 体供給室とに作動可能に関連する無気泡液体導入手段が設けられ、該無気泡液体 導入手段が液体供給室内の液体に接触することに応答して作動して無気泡液体を 液体供給室から液体容器内へのみ流す手段を含むことを特徴とする液体容器と液 体供給室。
  19. 19.請求項18に記載の液体容器と液体供給室にして、無気泡液体導入手段が 、無気泡液体を液体供給室から液体容器内へ流す毛細管通路を形成する手段を含 むことを特徴とする、液体容器と液体供給室。
  20. 20.請求項18に記載の液体容器と液体供給室にして、無気泡液体導入手段が 、液体供給室と液体容器とに相対的に不動であることを特徴とする、液体容器と 液体供給室。
  21. 21.請求項18に記載の液体容器と液体供給室にして、無気泡液体導入手段が 、液体供給室と液体容器とに一体である、ことを特徴とする液体容器と液体供給 室。
  22. 22.請求項19に記載の液体容器と液体供給室にして、液体供給室から液体容 器への無気泡液体流のための毛細管通路が液体供給室内のレベルから液体容器内 の低いレベルに延長している、ことを特徴とする液体容器と液体供給室。
  23. 23.請求項19に記載の液体容器と液体供給室にして、液体供給室から液体容 器への無気泡液体流のための毛細管通路を形成する手段が前記液体容器と液体供 給室のそれぞれの表面と鋭角の表面接合部を形成する手段を含むことを特徴とす る液体容器と液体供給室。
  24. 24.請求項19に記載の液体容器と液体供給室にして、該液体容器と液体供給 室とが、液体が90度より少ない接触角をなす材料から形成されることを特徴と する液体容器と液体供給室。
  25. 25.液体容器とこれと直接液体流出連通する液体供給室にして、液体容器と液 体供給室とに作動可能に関連する無気泡液体導入手段を含み、該無気泡液体導入 手段が液体供給室内の液体に接触することに応答して作動して無気泡液体を液体 供給室から液体容器へのみ流す手段と、液体容器に関連する自己レベル化手段と を含み、段自己レベル化手段が液体容器内の無気泡液体と接触することに応答し て無気泡液体に液体容器内の予め定めたレベルを取らせる手段を含むことを特徴 とする液体容器と液体供給室。
  26. 26.請求項25に記載の液体容器と液体供給室にして、自己レベル化手段が容 器内の液体に凹面のメニスカスを形成せしめる手段を含む、ことを特徴とする液 体容器と液体供給室。
  27. 27.請求項25に記載の液体容器と液体供給室にして、無気泡液体導入手段と 自己レベル化手段とがそれぞれ液体供給室から液体容器への液体流のための毛細 管通路を形成する手段と液体容器から流出する液体流のための毛細管通路を形成 する手段とを含むことを特徴とする、液体容器と液体供給室。
  28. 28.請求項26に記載の液体容器と液体供給室にして、該容器に作動可能に関 連して前記凹面の液体メニスカス上に非混合性隔離液体の予め定めた容積を配置 し該凹面の液体メニスカスのほぼ中央に保持する手段を含む、ことを特徴とする 液体容器と液体供給室。
  29. 29.請求項27に記載の液体容器と液体供給室にして、毛細管通路を形成する 手段がそれぞれ鋭角の表面接合部を液体供給室の表面と液体容器の表面との間に 形成する手段と、これらとは離れて別個に液体容器の表面と鋭角の表面接合部を 形成する手段とを含むことを特徴とする液体容器と液体供給室。
  30. 30.容器内に液体を収容する方法にして、容器内に液体を流入せしめて該容器 に作動可能に関連する自己レベル化手段に接触せしめ、該自己レベル化手段に接 触することに応答して該液体を容器内で予め定めたレベルとする、各工程を含む ことを特徴とする方法。
  31. 31.請求項30に記載の方法にして、液体を容器内で予め定めたレベルとする 工程が液体を容器外に流出せしめることを含むことを特徴とする方法。
  32. 32.請求項30に記載の方法にして、前記予め定めたレベルが容器の全液体レ ベルより下であることを特徴とする方法。
  33. 33.請求項30に記載の方法にして、液体上に凹面のメニスカスを形成せしめ る工程を含むことを特徴とする方法。
  34. 34.請求項31に記載のこと方法にして、容器から流出する液体を収集する工 程を含むことを特徴とする方法。
  35. 35.請求項31に記載の方法にして、容器から液体を流出せしめる工程が液体 を毛細管作用によって流すことを含むことを特徴とする方法。
  36. 36.請求項31に記載の方法にして、容器から液体を流出せしめる工程が液体 を容器外の前記予め定めたレベルより低い容器外のレベルまで流す工程を含むこ とを特徴とする方法。
  37. 37.請求項33に記載の方法にして、予め定めた容積の非混合性液体を前記凹 面のメニスカス上に配置して該凹面のメニスカスのほぼ中央に保持する工程を含 むことを特徴とする方法。
  38. 38.請求項35に記載の方法にして、液体を毛細管作用によって流す工程が前 記予め定めた液体レベルと実質的に一致する容器内のレベルから該容器の外側で 前記予め定めたレベルより低いレベルまで延長する毛細管通路を設け、液体を該 毛細管通路に沿って流すことを含むことを特徴とする方法。
  39. 39.請求項35に記載の方法にして、前記毛細管通路を設けることが自己レベ ル化手段の表面と容器との間に鋭角の表面接合部を形成することを含むことを特 徴とする方法。
  40. 40.液体供給室からそれと直接の液体連通のない液体容器に液体を導入する方 法にして、液体供給室に液体を導入して液体供給室と液体容器とに作動可能に関 連する無気泡液体導入手段に接触せしめ、無気泡液体を該液体が液体供給室内の 無気泡液体導入手段に接触することに応答して液体供給室から液体容器にのみ流 す各工程を含むことを特徴とする方法。
  41. 41.請求項40に記載の方法にして、無気泡の液体を液体供給室から液体容器 にのみ流す工程が該液体を毛細管作用によって流すことを含むことを特徴とする 方法。
  42. 42.請求項40に記載の方法にして、液体供給室から液体容器に液体を流す工 程が、液体を液体供給室内のレベルから該液体供給室内のレベルより低い液体容 器内のレベルに流す工程を含むことを特徴とする方法。
  43. 43.請求項41に記載の方法にして、液体を毛細管作用によって流す工程が液 体供給室内の1つのレベルから該液体供給室内のレベルより低い液体容器内のレ ベルまで延長する毛細管通路を設け、このようにして設けられた毛細管経路に沿 って液体を流す、各工程を含むことを特徴とする方法。
  44. 44.請求項43に記載の方法にして、毛細管通路を設ける工程が無気泡液体導 入手段の表面と液体供給室と液体容器との表面との間に鋭角の表面接合部を形成 する工程を含むことを特徴とする方法。
  45. 45.液体を液体供給室からこれと液体連通していない液体容器に導入する方法 にして、液体を液体供給室に流入せしめて該液体供給室と液体容器とに作動可能 に関連する無気泡液体導入手段に接触せしめ、液体が液体供給室内の無気泡液体 導入手段に接触することに応答して無気泡液体を液体供給室から液体容器へのみ 流し、液体容器内に流れた液体を該液体容器に作動可能に関連する自己レベル化 手段に接触せしめ、液体が自己レベル化手段に接触することに応答して液体容器 内の予め定めたレベルとする、各工程を含むことを特徴とする方法。
  46. 46.請求項45に記載の方法にして、液体容器内の液体を予め定めたレベルと する工程が、液体を液体容器から流出せしめる工程を含むことを特徴とする方法 。
  47. 47.請求項45に記載の方法にして、液体容器内の液体上に凹面のメニスカス を形成せしめる工程を含むことを特徴とする方法。
  48. 48.請求項46に記載の方法にして、無気泡液体を液体供給室から液体容器へ のみ流す工程と、液体を液体容器から流出せしめる工程とが、液体を毛細管作用 によって流す工程を含むことを特徴とする方法。
  49. 49.請求項46に記載の方法にして、液体容器から流出する液体を収集する工 程を含むことを特徴とする方法。
  50. 50.請求項47に記載の方法にして、非混合性隔離液体の予め定めた容積を前 記凹面のメニスカス上に配置し該凹面のメニスカスの中央に保持する工程を含む ことを特徴とする方法。
  51. 51.請求項48に記載の方法にして、無気泡液体を液体供給室から液体容器へ のみ毛細管作用で流す工程が、液体供給室内の1つのレベルから該レベルより低 い液体容器内のレベルまで延長する毛細管通路を設けて該毛細管通路に沿って無 気泡液体を流す工程を含み、液体を液体容器から流出せしめる工程が液体容器内 の本質的に前記予め定めた液体レベルから該容器外で前記予め定めた液体レベル より低いレベルまで延長する毛細管通路を設けて該毛細管通路に沿って液体を流 す工程を含むことを特徴とする方法。
  52. 52.請求項51に記載の方法にして、液体供給室から液体容器まで延長する毛 細管通路を設ける工程が無気泡液体導入手段の表面と液体供給室と液体容器との それぞれの表面との間に鋭角の表面接合部を形成する工程を含んでおり、液体容 器内から液体容器外に毛細管通路を設ける工程が自己レベル化手段の表面と液体 容器の表面との間に鋭角の表面接合部を形成する工程を含んでいることを特徴と する方法。
  53. 53.液体容器にして、該液体容器に作動可能に関連して該容器内の液体と接触 することに応答して作動して該容器内で液体に凹面のメニスカスを形成せしめる 手段を含み、該メニスカス形成手段が毛細管作用による内部液体流を与える毛細 管通路を形成する手段を含むことを特徴とする液体容器。
  54. 54.請求項53に記載の液体容器にして、毛細管通路を形成する手段が、該液 体容器の表面と鋭角表面接合部を形成する手段を含んでいることを特徴とする液 体容器。
  55. 55.請求項53に記載の液体容器にして、毛細管通路を形成する手段が、複数 の別個の毛細管通路を形成する手段を含むことを特徴とする液体容器。
  56. 56.請求項53に記載の液体容器にして、該容器に作動可能に関連して非混合 性隔離液体の予め定めた容積を前記凹面のメニスカス上に配置し、該凹面のメニ スカスの中央に保持する手段を含んでいることを特徴とする液体容器。
  57. 57.容器内の液体の牽制のための方法にして、液体を容器内に流して容器内部 の毛細管通路に接触せしめる工程と、液体を毛細管作用によって毛細管通路内に 流して該液体を容器内で凹面のメニスカスを形成せしめる工程とを含むことを特 徴とする方法。
  58. 58.請求項57に記載の方法にして、液体を複数の前記毛細管通路内に同時に 流して前記凹面の液体メニスカスを形成することを特徴とする方法。
  59. 59.請求項57に記載の方法にして、非混合性隔離液体の予め定めた容積を前 記凹面のメニスカス上に配置し、該凹面のメニスカスの中央に保持する工程を含 んでいることを特徴とする方法。
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