JPH0450091Y2 - - Google Patents

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JPH0450091Y2
JPH0450091Y2 JP10028986U JP10028986U JPH0450091Y2 JP H0450091 Y2 JPH0450091 Y2 JP H0450091Y2 JP 10028986 U JP10028986 U JP 10028986U JP 10028986 U JP10028986 U JP 10028986U JP H0450091 Y2 JPH0450091 Y2 JP H0450091Y2
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JP
Japan
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ram
mold clamping
cylinder
mold
valve body
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JP10028986U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は合成樹脂成形機のブースタラムを備
えた型開閉装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の型開閉装置は、特開昭60−38121号公
報に記載されているように、ブースタラムを型締
シリンダの後端に固定して型締ラム内のシリンダ
に貫装している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
一般に型締ラムは、型開閉をスムーズになすた
めに、型締シリンダやブースタラムに対してすき
まばめとなつている。
しかし、各はめ合い部は許容公差内であつても
それらが組付けられた状態においては、累積公
差、芯ズレ等により、ブースタラムに自重及び弁
体重量による撓みが生じたり、型締ラム内のシリ
ンダによりこじられたりすることがある。
これらはブースタラムと上記シリンダ間の作動
にはさして影響することはないが、弁部において
は弁体の摺動抵抗を増大させたり、弁体の気密性
を低下させるなど悪影響を及ぼし、また型締シリ
ンダとの結合部でもシール性能の低下を招き、油
洩れを誘発するなどの原因となる問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記従来の問題点を解決するために
考えられたものであつて、その目的とするところ
は、きわめて簡単な手段をもつて、ブースタラム
における自重及び弁体重量による撓みを抑制する
ことができる新たな構成の型開閉装置を提供する
ことにある。
上記目的によるこの考案は、可動盤と共に進退
移動して金型を開閉する型締ラム内のシリンダ
に、ブースタラムを型締シリンダの後端から貫装
し、そのブースタラムの後部周囲に、型締シリン
ダの後室側とタンク側とを開閉する弁体を備えた
管状ピストンを軸方向に摺動自在に設けた型開閉
装置において、上記弁体の先方に外輪部と内輪部
とをアームにより一体結合した環状の支持部材
を、型締シリンダ側に外輪部を固定して設け、そ
の支持部材の内輪部に上記ブースタラムを挿通し
て固定してなることを要旨とするものである。
〔作用〕
上記構成では、ブースタラムは型締シリンダの
後端部と弁体先方の支持部材との2箇所で支持さ
れることになり、自重及び荷重等による撓みが著
しく小さくなる。
〔実施例〕
図中1は型締シリンダ、2は型締シリンダ1と
一体の固定盤3に対設した他方の固定盤で、両固
定盤2,3はタイバー4により連結してある。
5は型締ラムで、上記タイバー4を案内として
進退移動する可動盤6を先端に備え、内部中央に
は後端に開口を有するシリンダ7が軸方向に設け
てある。
上記型締シリンダ1の後端には端部を筒状に縮
径した後部シリンダ8が一体に連結してあり、そ
の後部シリンダ8の端部から、上記シリンダ7に
ブースタラム9が貫装してある。
このブースタラム9の後部周囲には、後部シリ
ンダ8の内部を2つの油室10,11を区画する
弁体12を備えた管状ピストン13が後端に開弁
用油室14を設けて軸方向に摺動自在に嵌挿して
ある。
また管状ピストン13が位置する部分のブース
タラム後部は、上記後部シリンダ8の端部に固定
したラム端まで、段部を設けて他の部分よりも小
径に形成され、その段部により上記開弁用油室1
4よりも受圧面積が小さい閉弁用油室15が、弁
体12との間に形成してある。
上記段部の近傍には、ブースタラム内と閉弁用
油室15とを連通する油孔16が穿設してあり、
また段部先方のブースタラム部には弁体12によ
り開閉される流通孔17が穿設してある。
上記後部シリンダ8の油室10には、先端をタ
ンク18に挿入した吸込管19が接続してあり、
この吸込管19を介してタンク18の圧油が、上
記弁体12の開弁により上記油室10に流出入す
るようになつている。
20はブースタラム9の支持部材で、第2図に
示すように、上記後部シリンダ8の油室11の内
径よりも若干大径の外輪部20aと、内径がブー
スタラム9の嵌挿を可能とする直径からなる内輪
部20bとを、複数本のアーム20cにより一体
に結合したものからなる。
この支持部材20は、弁体先方の後部シリンダ
8の開口端に嵌着して、型締シリンダ1側に取付
けられ、ブースタラム9はこの支持部材20の内
輪部20bから、後部シリンダ8の後部に嵌挿し
て、型締シリンダ1の中央に設けられている。
なお図中21はブースタラム9の固定ナツト、
22は分割金型である。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように、型締シリンダ1の後
部油室11側とタンク18側油室10とを開閉す
る弁体12の先方に、外輪部20aと内輪部20
bとをアーム20cにより一体に結合した環状の
支持部材20を、型締シリンダ1側に外輪部20
aを固定して設け、その支持部材の内輪部20b
に上記ブースタラム9を挿通して、型締シリンダ
1の後端から、型締ラム5のシリンダ7に貫装し
たブースタラム9を、後端と弁体先方の2箇所に
て支持固定したので、後端のみを支持した場合よ
りも、自重及び弁体の荷重に耐え、撓みが生じ難
くなる。このため型締ラムや弁体の進退移動がス
ムーズとなり、また後端の気密性がブースタラム
の撓みによつて損われることもなく、長時間にわ
たり使用していてもブースタラム後端の周囲から
油洩が生ずるようなことがないなどの特長を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る型開閉装置の一実施例を
示すもので、第1図は型開時の縦断面図、第2図
は第1図−線断面図、第3図は型閉時の縦断
面図である。 1……型締シリンダ、5……型締ラム、7……
シリンダ、8……後部シリンダ、9……ブースタ
ラム、12……弁体、13……管状ピストン、2
0……支持部材、20a……外輪部、20b……
内輪部、20c……アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動盤と共に進退移動して金型を開閉する型締
    ラム内のシリンダに、ブースタラムを型締シリン
    ダの後端から貫装し、そのブースタラムの後部周
    囲に、型締シリンダの後室側とタンク側とを開閉
    する弁体を備えた管状ピストンを軸方向に摺動自
    在に設けた型開閉装置において、上記弁体の先方
    に外輪部と内輪部とをアームにより一体結合した
    環状の支持部材を、型締シリンダ側に外輪部を固
    定して設け、その支持部材の内輪部に上記ブース
    タラムを挿通して固定してなる型開閉装置。
JP10028986U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0450091Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10028986U JPH0450091Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JP10028986U JPH0450091Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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Publication Number Publication Date
JPS637505U JPS637505U (ja) 1988-01-19
JPH0450091Y2 true JPH0450091Y2 (ja) 1992-11-26

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JPS637505U (ja) 1988-01-19

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