JPH0449809A - 過電流保護装置 - Google Patents

過電流保護装置

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JPH0449809A
JPH0449809A JP2156046A JP15604690A JPH0449809A JP H0449809 A JPH0449809 A JP H0449809A JP 2156046 A JP2156046 A JP 2156046A JP 15604690 A JP15604690 A JP 15604690A JP H0449809 A JPH0449809 A JP H0449809A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit breaker
tripping
release operation
tripping operation
lower circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP2156046A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Furukawa
勝浩 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電源側の上位回路遮断器と負荷側の下位回路
遮断器とを備えた過電流保護装置に関する。
(従来の技術) 従来より、負荷例えば交流電動機の過電流保護を図る場
合には、交流電動機と1対1の関係で設けられる機械式
の下位回路遮断器の他に、この下位回路遮断器よりも電
源側に位置してマイクロコンピュータを主体とした静止
形の上位回路遮断器を設け、交流電動機に過負荷若しく
は短絡事故により過電流たる過負荷電流若しくは短絡電
流が流れ時に下位回路遮断器に引外し動作を行なわせ、
この下位回路遮断器の故障等により引外しが失敗した時
には上位回路遮断器に引外し動作を行なわせるという保
護協調をとるようにした構成のものが供されている。
(発明か解決しようとする課題) 従来の構成では、交流電動機とともに下位回路遮断器を
増設する場合には、その都度過電流例外し特性の仕様変
更を行なう必要があり、仕様変更を頻繁に行なう内に上
述したような上位回路遮断器と下位回路遮断器との保護
協調が崩れて、下位回路遮断器が引外し動作を行なう前
に上位回路遮断器が引外し動作を行なってしまうことが
ある。
そして、このような場合には、事故回路のみならず健全
回路まで給電されなくなって、不必要に停電範囲を拡大
する不具合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、上位回路遮断器と下位回路遮断器との保護協調を確実
にとることができる過電流保護装置を提供するにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明の過電流保護装置は、負荷に流れる電流を検出し
て所定の過電流引外し特性に基づき前記負荷を電源から
引外す下位回路遮断器を設け、前記負荷に流れる電流を
検出して規定の過電流引外し特性に基づき前記負荷を下
位回路遮断器とともに電源から引外すための上位回路遮
断器を設け、前記下位回路遮断器か引外し動作した時に
引外し完了信号を前記上位回路遮断器に伝達する信号伝
達手段を設け、前記上位回路遮断器を、引外し動作が必
要と判断した時には前記下位回路遮断器から一定時間内
に引外し完了信号が伝達されなかったことを条件に引外
し動作を実行するように構成したところに特徴を有する
(作用) 本発明の過電流保護装置によれば、上位回路遮断器は、
負荷の過電流を検出して引外し動作が必要と判断しても
、一定時間は引外し動作を実行しない。そして、この一
定時間内に下位回路遮断器が引外し動作をすれば、上位
回路遮断器の引外し動作は実行されないままとなり、故
障回路のみが給電停止されることになる。一方、下位回
路遮断器が引外し動作をしなかった場合には、上位回路
遮断器が一定時間の経過後に引外し動作を実行するよう
になり、事故の拡大を防止する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき図面を参照しながら説明
する。
先ず、第1図に従って、全体の構成につき述べる。
静止形の回路遮断器からなる上位回路遮断器1は、電源
側端子2A、2B及び2Cと負荷側端子3A、3B及び
3Cとを備えており、これらの電源側端子2A、2B及
び2Cと負荷側端子3A。
3B及び3Cとの間には主回路接点4A、4B及び4C
と主回路導体5A、5B及び5Cとが接続され、以て、
主回路6が構成されている。主回路導体5A、5B及び
5Cには変流器7A、7B及び7Cが配設されており、
これらの変流器7A。
7B及び7Cの出力端子はこれらとともに電流検出手段
8を構成する電流検出回路9の各入力端子に接続されて
いる。この電流検出回路9は、変流器7A、7B及び7
Cで検出した各相の電流を全波整流し且つアナログ電圧
に変換する全波整流回路及び抵抗等を含んで構成され、
各相の電流値に応じたレベルの各相のアナログ電圧値を
出力するとともに、一定電圧化した直流電圧を正、負の
直流電源線10.11に印加するようになっている。
そして、この電流検出回路9の出力端子はアナログ−デ
ジタル(A/D)変換回路12を介して後述するように
動作する制御手段たるマイクロコンピュータ13の入力
ボート11に接続されている。
更に、直流電源線10.11間には引外し装置14及び
サイリスタ15の直列回路が接続されており、そのサイ
リスタ15のゲートはマイクロコンピュータ13の出力
ポートPに接続されている。
この場合、引外し装置14は通電されると主回路接点4
A乃至4Cの開放動作即ち引外し動作(トリップ)を行
なわせるようになっている。そして、この上位回路遮断
器1の電源側端子2A、2B及び2Cは三相交流電源線
16A、1.6B及び16Cに接続されている。
機械式の回路遮断器からなる下位回路遮断器17は、電
源側端子18A、18B及び18Cと負荷側端子19A
、19B及び19Cとを備えており、これらの電源側端
子18A、18B及び18Cと負荷側端子19A、19
B及び19Cとの間には、主回路接点2OA、20B及
び20cと、電磁コイル21A、21B及び21Cと、
バイメタル22A、22B及び22Cとが接続されてい
る。そして、この下位回路遮断器17の電源側端子18
A、18B及び18Cは上位回路遮断器1の負荷側端子
3A、3B及び3Cに接続され、負荷側端子19A、1
9B及び19Cは電磁接触器23を介して負荷たる三相
の交流電動機24の各相の入力端子に接続されている。
ここで、下位回路遮断器17は、周知のように、交流電
動機24が過負荷になって過負荷電流が流れた時には、
バイメタル22A、22B及び22Cの変形に応じて主
回路接点2OA、20B及び20Cの開放動作即ち引外
し動作(トリップ)を行なわせ、交流電動機24に短絡
事故が生じて短絡電流が流れた時には、電磁コイル21
A、21B及び21Cの電磁力に基づいて主回路接点2
OA、20B及び20Cの開放動作を行なわせるように
なっている。
而して、下位回路遮断器17は2ビツトの外部接続端子
Teを有しており、この外部接続端子Teは信号伝達手
段たる2ビツトの信号伝達線25を介して上位回路遮断
器1におけるマ・rクロコンピユータ13の2ビツトの
入力ボート12に接続されている。そして、下位回路遮
断器17は、上位回路遮断器1に接続されていない時に
は外部接続端子Teの出力信号を「00」とし、主回路
接点2OA、20B及び20Cが手動で開放された時に
は外部接続端子Teの出力信号を「01」とし、主回路
接点2OA、20B及び20Cが閉成されている時には
外部接続端子Teの出力信号を「10」とし、主回路接
点2OA、20B及び20Cが過電流に基づいて開放動
作(トリップ)された時には外部接続端子Teの出力信
号を「11」とするようになっている。
次に、本実施例の作用につき第2図のフローチャートを
も参照しながら説明する。
上位回路遮断器1におけるマイクロコンピュータ13が
動作を開始(スタート)すると、そのマイクロコンピュ
ータ13は、先ず「初期化」の処理ステップS、となっ
て、各種メモリをクリアした上で、交流電動機24の運
転モードをセットし、且つ、規定の過電流用外し特性を
読込んで(リード)メモリに記憶させ、次の「電流値読
込み」の入力ステップS2に移行する。
ところで、変流器7A乃至7Cは、主回路6に流れる電
流即ち交流電動機24に流れる各相の負荷電流を検出し
、電流検出回路9は、これらの変流器7A乃至7Cで検
出した各相の負荷電流をアナログ電圧値として出力し、
A/D変換回路12は、この電流検出回路9からの各相
のアナログ電圧値をデジタル電圧値に変換して出力する
従って、マイクロコンピュータ13は、入力ステップS
2ではA/D変換回路12からの各相のデジタル電圧値
を読込んでメモリに記憶させ、「演算処理」の処理ステ
ップS3に移行する。そして、マイクロコンピュータ1
3は、この処理ステップS3では予めメモリに記憶され
た規定の過電流用外し特性と読込んだ各相のデジタル電
圧値とを比較して引外し動作電流値、引外し時限等を演
算する。更に、マイクロコンピュータ13は、「引外し
か?」の判断ステップS4に移行して、処理ステップS
3で演算した結果が交流電動a!24の過負荷或いは短
絡による過負荷電流或いは短絡電流の過電流か否か、即
ち、引外し動作を行なう必要があるか否かを判断し、r
NOJ  (引外し動作不要)と判断した時には入力ス
テップS2に戻る。マイクロコンピュータ13は、判断
ステップS4でrYESJ  (引外し動作必要)と判
断した時には「タイマー(T)セット」の処理ステップ
S、となり、タイマーに一定時間rTJをセットした上
で次の「下位回路遮断器トリップか?」の判断ステップ
S6に移行する。
さて、交流電動機24に過負荷或いは短絡事故が発生し
た場合には、その過電流は下位回路遮断器17において
も検出される。一般に、下位回路遮断器17の所定の過
電流用外し特性は上位回路遮断器]の規定の過電流用外
し特性よりも下位にあり、従って、下位回路遮断器17
が前述したような過電流を検出した時には、バイメタル
22A乃至22Cの変位或いは電磁コイル21A乃至2
1Cの電磁力に基づいて主回路接点2OA乃至20Cを
引外し動作(トリップ)させ、以て、交流電動機24を
上位回路遮断器1から切離し、即ち、三相交流電源線1
6A乃至16Cから切離す。そして、下位回路遮断器1
7は、引外し動作を行なうと外部接続端子Teの出力信
号を「11」とするようになり、これが引外し動作完了
信号として上位回路遮断器1のマイクロコンピュータ1
3に与えられる。
而して、マイクロコンピュータ13は、「下位回路遮断
器トリップか?」の判断ステップS6では入力ポートI
2に与えられる信号が「11」か即ち引外し動作完了信
号か否かを判断するもので、前述したように下位回路遮
断器17が引外し動作を行なった場合には、rYEsJ
と判断して入力ステップS2に戻るようになる。又、マ
イクロコンピュータ13は、下位回路遮断器17が何ら
かの原因で引外し動作を行なわなかった場合には(外部
接続端子Teの出力信号がrl  OJ)、「下位回路
遮断器トリップか?」の判断ステップS6でrNOJを
判断して[T経過か?jの判断ステップS7に移行し、
ここでは、タイマーが一定時間rTJの計時作動を終了
したか否かを判断し、当初は1−NOJと判断して判断
ステップS。
に戻り、以下判断ステップS、、S6を繰返すことにな
る。
例えば、下位回路遮断器17の過電流引外し特性が上位
回路遮断器1の過電流引外し特性よりも上位に設定され
ていた場合には、即ち、下位回路遮断器17の引外し時
限が上位回路遮断器1の引外し引外し時限よりも長く設
定されていた場合には、タイマーにセットされた一定時
間rTJの経過以前に下位回路遮断器17が引外し動作
を実行するようにその一定時間rTJが設定されている
従って、この場合には、マイクロコンピュータ13は、
判断ステップS6でrYESJと判断して入力ステップ
S2に戻るようになる。
例えば、下位回路遮断器17が故障していて前述のよう
な過電流の検出による引外し動作が不可能であった場合
には、タイマーにセットされた一定時間ITJが経過し
ても、その下位回路遮断器17は引外し動作を行なうこ
とはない。そこで、マイクロコンピュータ13は、「T
経過か?」の判断ステップS7でrYEsJと判断して
次の「出力ボートP″H゛出力」の出力ステップS8と
なり、出力ポートPからハイレベル“H”の出力信号を
出力する。これにより、サイリスタ15がオンして引外
し装置14に通電するようになり、従って、主回路接点
4A乃至4Cが開放動作即ち引外し動作され、以て、交
流電動機24を三相交流電源線16A乃至16Cから切
離すようになる。
以上により、マイクロコンピュータ13は動作終了(エ
ンド)となる。
このような本実施例によれば、次のような効果を得るこ
とができる。即ち、上位回路遮断器1が過電流を検出し
て引外し動作が必要と判断した場合でも、一定時間rT
Jだけ引外し動作を行なわずに下位回路遮断器17の引
外し動作を待つようにしたので、給電停止は交流電動機
24の事故回路のみとなって、上位回路遮断器1が引外
し動作を行なうことによる不必要な停電範囲の拡大を防
止することができる。又、上位回路遮断器1は、引外し
動作が必要と判断した後一定時間rTJ以内に下位回路
遮断器17が引外し動作を行なわなかった場合には、下
位回路遮断器17の故障と判断して一定時間rTJの経
過後に引外し動作を実行するようにしたので、事故の拡
大を防止することができる。従って、上位回路遮断器1
と下位回路遮断器17との保護協調を確実にとることが
できるものである。
尚、上記実施例では上位回路遮断器として静止形のもの
を用いるようにしたが、代りに、機械式のものを用いる
ようにしてもよい。
[発明の効果コ 本発明の過電流保護装置は以上説明したように、上位回
路遮断器が引外し動作が必要と判断した時に下位回路遮
断器から一定時間内に引外し完了信号が伝達されなかっ
たことを条件に引外し動作を実行するように構成したの
で、保護協調を確実にとることができ、不必要に停電範
囲を拡大することかないとともに、事故の拡大を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気的構成図、m2図
は同作用説明用のフローチャートである。 図面中、1は上位回路遮断器、4A乃至4Cは主回路接
点、6は主回路、8は電流検出手段、13はマイクロコ
ンピュータ、14は引外し装置、17は下位回路遮断器
、2OA乃至20Cは主回路接点、21A乃至21Cは
電磁コイル、22A乃至22Cはバイメタル、24は交
流電動機(負荷)、25は信号伝達線(信号伝達手段)
を示す。 出願人  株式会社  東  芝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、負荷に流れる電流を検出して所定の過電流引外し特
    性に基づき前記負荷を電源から引外す下位回路遮断器と
    、この下位回路遮断器よりも電源側に設けられ前記負荷
    に流れる電流を検出して規定の過電流引外し特性に基づ
    き前記負荷を下位回路遮断器とともに電源から引外すた
    めの上位回路遮断器と、前記下位回路遮断器が引外し動
    作した時に引外し完了信号を前記上位回路遮断器に伝達
    する信号伝達手段とを具備し、前記上位回路遮断器は、
    引外し動作が必要と判断した時には前記下位回路遮断器
    から一定時間内に引外し完了信号が伝達されなかったこ
    とを条件に引外し動作を実行するように構成されている
    ことを特徴とする過電流保護装置。
JP2156046A 1990-06-14 1990-06-14 過電流保護装置 Pending JPH0449809A (ja)

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