JPH0448178Y2 - - Google Patents

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JPH0448178Y2
JPH0448178Y2 JP1987042246U JP4224687U JPH0448178Y2 JP H0448178 Y2 JPH0448178 Y2 JP H0448178Y2 JP 1987042246 U JP1987042246 U JP 1987042246U JP 4224687 U JP4224687 U JP 4224687U JP H0448178 Y2 JPH0448178 Y2 JP H0448178Y2
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JP
Japan
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handpiece
dental
dental handpiece
heating element
sterilizer
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JP1987042246U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、歯科ユニツトのハンドピースホルダ
ーに取着された殺菌箱を備えた歯科用ハンドピー
スの殺菌装置に関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 従来、ハンドピース等の歯科治療器具を消毒・
殺菌する場合には、該歯科用ハンドピースを歯科
ユニツトの動力供給ホースから取外して、別所に
設けられた殺菌装置内で殺菌した後、再度動力供
給ホースに取着して使用・施術に供するようにさ
れていた。
しかしながら、このように歯科用ハンドピース
を歯科ユニツトから取外した後殺菌装置内へ移送
して加熱又は紫外線照射していたため、その処理
操作が非常に手間のかかるものであつた。
したがつて、各患者毎に消毒・殺菌された衛生
的な歯科用ハンドピースを用意することが容易で
なく、口内伝染による罹病の危険があつた。特に
昨今においては、社会的に重大な病原菌として問
題視されており、患者の傷口等から血液等によつ
て感染する後天性免疫不全症候群(エイズ菌)等
への対策が重要であり、歯科用ハンドピースを施
術後毎回殺菌するようにして、次患者への伝染を
阻止する必要がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は歯科ユニツトに取着された歯科用ハン
ドピースに付着することのあり得るかかるエイズ
菌等を簡易に殺菌できる装置を提供するものであ
つて、すなわち歯科用ハンドピースを加熱殺菌す
るための発熱体と冷却用流体で冷却される冷却器
を内蔵する殺菌箱と、前記発熱体と冷却器の作動
を制御する制御器を備えてなる歯科用ハンドピー
スの殺菌装置において、前記殺菌箱がハンドピー
ス差込口を有し、歯科ユニツトのハンドピースホ
ルダーの前端部に回動自在に枢着されてなり、殺
菌箱が前記回動により、ハンドピースホルダー上
に載置されたハンドピースヘツド部を被包又は無
被包状態となるようにしたことを特徴とする歯科
用ハンドピースの殺菌装置である。
本考案においては、前記冷却用流体として空気
又は一般的冷媒であるフレオンガスを使用するこ
とが好ましい。霧水を用いてもよい。
また、冷却用流体は殺菌剤を含むことも好まし
い。
発熱体としては、電熱線あるいは発熱ランプを
使用することが好ましい。
本考案の殺菌装置は、歯科用ハンドピースを備
える歯科ユニツトのハンドピースホルダーに装着
されたものであつて、歯科治療ユニツト上で、歯
科用ハンドピースの先端部付近を加熱殺菌し、次
いで冷却して、殺菌された歯科用ハンドピースを
短時間内に提供できるようにしたものである。
なお、該歯科用ハンドピースのホルダー前端部
に取着された、殺菌箱の回動動作に応動してスイ
ツチを作動させ得るように構成すれば、殺菌箱を
歯科用ハンドピースを被包する位置まで回動した
ときに自動的に歯科用ハンドピースを加熱・殺菌
できるようにすることもできる。
(実施例) 本考案装置の実施例につき図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案実施例装置要部の側部断面図、
第2図は本考案実施例装置要部の略式斜視図、第
3図は本考案実施例装置を歯科ユニツトに取着し
た略式斜視図、第4図は本考案の他実施例装置要
部の略式斜視図、第5図は本考案実施例装置の制
御回路を示すブロツク図である。
第1図において、1は断面U状直方体型の殺菌
箱であり、その前面部には歯科用ハンドピース2
のヘツド部を収容する開放型の差込口1aが設け
られている。該殺菌箱1の内奥周壁部には断熱材
3aを介してニクロム線、セラミツク等の発熱体
3が、またその深奥部には空気を供給する送風機
4と通気口4a等からなる冷却器が配設されてい
る。
また前記差込口1aの端部は、歯科用ハンドピ
ース2のハンドピースホルダー6の前端部に回動
自在に軸着されている。そして殺菌箱側端部外周
には凸部1bが突設されている。また前記ハンド
ピースホルダー6の側部には凸部1bの旋回動作
によりその凸部1bが当接すると連動して作動す
るリミツトスイツチ、磁気スイツチ等のスイツチ
6aが取着されている。
さらに該スイツチ6aの作動により前記発熱体
3と送風機4を制御するタイマからなる制御器5
(図示せず)が設けられている。
すなわち、タイマ(1)5aは病原菌が死滅する程
度に予め調節された所定時間(t1)だけ該発熱体
3を作動するものであり、またタイマ(2)5bは加
熱・殺菌後において歯科用ハンドピース2のヘツ
ド部を室温程度に冷却するに必要な設定時間
(t2)だけ引き続き送風機4を駆動するものであ
る。
次に、歯科用ハンドピースの殺菌操作手順につ
いて説明する。
まず、歯科用ハンドピース2をハンドピースホ
ルダー6に載置、保持した状態で、殺菌箱1を垂
直から水平位置に旋回して持ち上げ、歯科用ハン
ドピース2のヘツド部をその内部に収納して被包
する。すると、前記凸部1bがリミツトスイツチ
6aを押圧し、制御器5(第5図)のタイマ(1)5
a、タイマ(2)5bが順次始動し、発熱体3と送風
機4を各所定時間だけ作動して、歯科用ハンドピ
ース2が自動的に加熱・殺菌される。
なお、タイマ(1)5aは病原菌を死滅させるに必
要な発熱体3の加熱時間(t1)を調節するもので
あるがさらに殺菌温度を調節する温度制御器を並
設することにより病原菌毎に異なる最適殺菌温度
と時間を制御して殺菌効果をより向上させること
ができる。またタイマ(2)5bは加熱・殺菌後の歯
科用ハンドピース2のヘツド部を室温程度に冷却
するに必要な冷却時間(t2)だけ送風機4を駆動
するものであるが、特定温度以上で作動し室温以
下で停止する温度制御器を採用することもでき
る。
このとき、前記冷却器として空冷式の送風機4
を用いたが、歯科用ハンドピース2のヘツド部に
霧水を直接噴霧する水冷方式を採用すれば冷却効
果をより向上させることができる。また冷却器と
してフレオンガス等を用いた間接冷却法を採用す
ることにより非接触型の冷却も可能である。
さらに冷却流体に殺菌剤を添加することによ
り、殺菌効果をより強力かつ確実にすることもで
きる。
本殺菌装置は、第2図と第3図に示すように、
歯科ユニツトに取着されたハンドピースホルダー
6の前端部に殺菌箱1の前面部を回動自在に枢着
してあり、歯科用ハンドピース2をハンドピース
ホルダー6に載置した状態で、殺菌箱1を水平位
置に約90度旋回回動させる簡単な操作をするのみ
で加熱殺菌され冷却された歯科治療器具を得るこ
とができる。したがつて各患者毎に消毒・殺菌さ
れた衛生的な歯科用ハンドピースを短時間内に用
意することが容易となり、次患者への口内伝染に
よる罹病を阻止することができる。
また、本例装置によれば、通常の歯科治療時に
おいては、殺菌箱を旋回させて垂直状態としてお
くことによつて、術者はハンドピースを普通どお
りにホースと共にホルダーから引き出して歯牙研
削作業を実施することができる。よつて、歯科治
療作業に何等の支障も与えない。そして、治療終
了時には、殺菌箱を約90度旋回して水平状態にす
ることによつて、ハンドピースを自動的に殺菌
し、次患者用に用意することができる。
そしてまた、本考案殺菌装置は歯科ユニツトに
コンパクトに装着することができ、別途に大掛か
りな殺菌装置を備え付ける必要がないため、作業
空間を効率的かつ機能的に利用することができ
る。
第4図は、本考案の他実施例の殺菌箱の斜視図
であり、直方体状の殺菌箱1の前面部には歯科用
ハンドピース2を挿抜自在にした差込口1aが設
けられている。またその内奥側壁には歯科治療器
具前端の病原菌を加熱殺菌する赤外線ランプ、ニ
クロム線、紫外線、電子線、γ線、高周波等の発
熱体3、送風機4及び通気口4aが順に配設され
ている。前記殺菌箱1には歯科用ハンドピース2
の収納・保持動作により作動する感応スイツチ又
は手動スイツチ6bによつて該発熱体3と送風機
4を始動・制御する制御器5(図示されず)が備
えられている。
(考案の効果) 以下実施例等で詳述したごとく、本考案の歯科
用ハンドピース殺菌装置によれば、歯科用ハンド
ピースを歯科ユニツトのハンドピースホルダー上
で容易に、加熱殺菌し、冷却して、短時間内に次
患者用に衛生的な歯科用ハンドピースを用意する
ことができ、口内伝染による罹病の危険をなくす
ることができる。
また、本考案殺菌装置は歯科ユニツトにコンパ
クトに装着することができ、別途に大掛かりな殺
菌器をを備え付ける必要がないため作業空間を効
率的かつ機能的に利用せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例装置要部の側部断面図、
第2図は本考案実施例装置要部の略式斜視図、第
3図は本考案実施例装置を歯科ユニツトに取着し
た略式斜視図、第4図は本考案他実施例装置要部
の略式斜視図、第5図は本考案実施例装置の制御
回路を示すブロツク図である。 1……殺菌箱、1a……差込口、1b……凸
部、2……歯科用ハンドピース、3……発熱体、
3a……断熱材、4……送風機、4a……通気
口、5……制御器、5a,5b……タイマ、6…
…ハンドピースホルダー、6a,6b……スイツ
チ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 歯科用ハンドピースを加熱殺菌するための発
    熱体と冷却用流体で冷却される冷却器を内蔵す
    る殺菌箱と、前記発熱体と冷却器の作動を制御
    する制御器を備えてなる歯科用ハンドピース殺
    菌装置において、前記殺菌箱がハンドピース差
    込口を有し、歯科ユニツトのハンドピースホル
    ダーの前端部に回動自在に枢着されてなり、殺
    菌箱が前記回動により、ハンドピースホルダー
    上に載置されたハンドピースヘツド部を被包又
    は無被包状態となるようにしたことを特徴とす
    る歯科用ハンドピース殺菌装置。 (2) 冷却用流体が空気であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の歯科用ハ
    ンドピース殺菌装置。 (3) 冷却用流体がフレオンガスであることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    歯科用ハンドピース殺菌装置。 (4) 冷却用流体が殺菌剤を含むことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項の
    いずれかに記載の歯科用ハンドピース殺菌装
    置。 (5) 発熱体が電熱線であることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項ないし第4項のいず
    れかに記載の歯科用ハンドピース殺菌装置。 (6) 発熱体が発熱ランプである実用新案登録請求
    の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の
    歯科用ハンドピース殺菌装置。
JP1987042246U 1987-03-23 1987-03-23 Expired JPH0448178Y2 (ja)

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JPS63148314U JPS63148314U (ja) 1988-09-29
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ID=30857977

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