JPH0443123B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0443123B2 JPH0443123B2 JP20113384A JP20113384A JPH0443123B2 JP H0443123 B2 JPH0443123 B2 JP H0443123B2 JP 20113384 A JP20113384 A JP 20113384A JP 20113384 A JP20113384 A JP 20113384A JP H0443123 B2 JPH0443123 B2 JP H0443123B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caisson
- sand
- earth
- sea
- construction method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 24
- 239000013535 sea water Substances 0.000 claims description 8
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 4
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 16
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 12
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 101100420946 Caenorhabditis elegans sea-2 gene Proteins 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D19/00—Keeping dry foundation sites or other areas in the ground
- E02D19/02—Restraining of open water
- E02D19/04—Restraining of open water by coffer-dams, e.g. made of sheet piles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Revetment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、汀線付近において船舶建造用ある
いは海洋構造物建造用のドライドツクを建設する
時に、海水を一時遮断するために仮締切堤体を仮
設する仮締切工法に関するものである。
いは海洋構造物建造用のドライドツクを建設する
時に、海水を一時遮断するために仮締切堤体を仮
設する仮締切工法に関するものである。
ドライドツクの主要な構造物(渠壁、渠底およ
び渠口部構造物等)は、ドライな状態で建設する
ことが、品質・コスト・工期・安全性等の面で有
利である。そのため土砂や鋼矢板を用いて仮設の
堤体を設置し、海水を遮断するものが通常行なわ
れている。この堤体は、前述した主要構造物が完
成後、ゲートを設置して水張試験を行なつた後に
撤去するものである。
び渠口部構造物等)は、ドライな状態で建設する
ことが、品質・コスト・工期・安全性等の面で有
利である。そのため土砂や鋼矢板を用いて仮設の
堤体を設置し、海水を遮断するものが通常行なわ
れている。この堤体は、前述した主要構造物が完
成後、ゲートを設置して水張試験を行なつた後に
撤去するものである。
そしてこの種の仮締切工法としては、次に述べ
る工法が、従来から一般的に行なわれている。
る工法が、従来から一般的に行なわれている。
まず海上にて土砂を海中へ投入し、土堰堤を
設ける。この時必要な場合は、止水用の鋼矢板
を土堰堤へ打設する。
設ける。この時必要な場合は、止水用の鋼矢板
を土堰堤へ打設する。
そして土堰堤内、即ち渠内側の海水を排水し
てドライな状態で必要な主要構造物を建設す
る。
てドライな状態で必要な主要構造物を建設す
る。
その後土堰堤内の土砂を所要水深まで撤去す
るもの。
るもの。
海中に所要の水深までの基礎として土砂のマ
ウンドを設け、海上にてこのマウンドへ鋼矢板
を平行に並べて打設する。そして両鋼矢板の頭
部を引張材で緊結すると共に、鋼矢板間に土砂
を詰めて堤体とする。
ウンドを設け、海上にてこのマウンドへ鋼矢板
を平行に並べて打設する。そして両鋼矢板の頭
部を引張材で緊結すると共に、鋼矢板間に土砂
を詰めて堤体とする。
次にこの堤体内、即ち渠内側の海水を排水し
ドライな状態で必要な主構造物を建設する。
ドライな状態で必要な主構造物を建設する。
その後、堤体の土砂を所要水深まで撤去する
と共に、鋼矢板も撤去するもの。
と共に、鋼矢板も撤去するもの。
しかしの工法は、堤体を設けるために大量の
土砂が必要であると共に、この土砂の撤去の場所
が必要である。また大量の土砂により、海域汚濁
の危険がある。さらに施工にあたつては、土砂を
投入すること等から静穏な海域である必要があ
り、堤体とするための占有海域面積が大きい。
土砂が必要であると共に、この土砂の撤去の場所
が必要である。また大量の土砂により、海域汚濁
の危険がある。さらに施工にあたつては、土砂を
投入すること等から静穏な海域である必要があ
り、堤体とするための占有海域面積が大きい。
そしての工法は、の工法よりは土砂の量が
少なくてすむが、マウンドを設ける等からまだか
なりの土砂を必要とする。このことは、海域汚濁
の危険性もよりは少ないが、まだ多少残つてい
ることになる。
少なくてすむが、マウンドを設ける等からまだか
なりの土砂を必要とする。このことは、海域汚濁
の危険性もよりは少ないが、まだ多少残つてい
ることになる。
また占有海域面積もの工法よりも少なくてす
むが、マウンドを設けるためにまだかなりの面積
を必要とする。
むが、マウンドを設けるためにまだかなりの面積
を必要とする。
さらに鋼矢板を打設するために、の工法より
も強い地盤が必要となる等の問題点があつた。
も強い地盤が必要となる等の問題点があつた。
この発明は、前述した事情に鑑み創案されたも
ので、その目的は土砂を海中に投入する必要がな
いと共に、海域汚濁の心配もなく、また堤体とす
るための占有海域面積が小さくてすむドライドツ
クにおける仮締切工法を提供することにある。
ので、その目的は土砂を海中に投入する必要がな
いと共に、海域汚濁の心配もなく、また堤体とす
るための占有海域面積が小さくてすむドライドツ
クにおける仮締切工法を提供することにある。
この発明工法によれば、ドライドツクのゲート
用として製作したケーソンを、ドライドツクの主
要な本設構造物施工時に沈設して海水遮断用仮締
切堤体として使用するものである。そしてこのケ
ーソンは、本設構造物施工後に浮上移動させて本
来のゲート設置位置へ固定する。
用として製作したケーソンを、ドライドツクの主
要な本設構造物施工時に沈設して海水遮断用仮締
切堤体として使用するものである。そしてこのケ
ーソンは、本設構造物施工後に浮上移動させて本
来のゲート設置位置へ固定する。
以下この発明工法による仮締切堤体の設置状態
を図示する実施例によつて説明する。
を図示する実施例によつて説明する。
まずケーソンヤード(図示せず)にてRC製の
ゲート用ケーソン1を製作し、締切用の堤体設置
位置まで曳航する。(第1図参照) 次に所定位置まで曳航したら、ケーソン1を沈
設すると共に、このケーソン1の外海2側端に止
水鋼矢板3を打設して、仮締切用の堤体とする。
(第2図参照) 次にケーソン1の渠内4となる側の海水を外海
2へ排水し、ドライな状態で主要な本設構造物5
を建設すると共に、止水鋼矢板6を打設する。
(第3図参照) そして本設構造物5の建設が終了した後に、渠
内4側へ注水すると共に、止水鋼矢板3を撤去す
る。その後、仮締切の堤体として使用したケーソ
ン1を再び浮上させ、ゲートを設けるべき所定の
位置にセツトし、ドライドツクのゲートとして使
用する。(第4図参照) 〔発明の効果〕 この発明は、以上のような構成からなり、次に
述べる効果を有する。
ゲート用ケーソン1を製作し、締切用の堤体設置
位置まで曳航する。(第1図参照) 次に所定位置まで曳航したら、ケーソン1を沈
設すると共に、このケーソン1の外海2側端に止
水鋼矢板3を打設して、仮締切用の堤体とする。
(第2図参照) 次にケーソン1の渠内4となる側の海水を外海
2へ排水し、ドライな状態で主要な本設構造物5
を建設すると共に、止水鋼矢板6を打設する。
(第3図参照) そして本設構造物5の建設が終了した後に、渠
内4側へ注水すると共に、止水鋼矢板3を撤去す
る。その後、仮締切の堤体として使用したケーソ
ン1を再び浮上させ、ゲートを設けるべき所定の
位置にセツトし、ドライドツクのゲートとして使
用する。(第4図参照) 〔発明の効果〕 この発明は、以上のような構成からなり、次に
述べる効果を有する。
ドライドツクのゲート用として製作したケーソ
ンを、ドライドツク本設構造物の建設時に海水遮
断用仮締切堤体としたことにより、特別に堤体を
設けることなくドライの状態で本設構造物を建設
できる。
ンを、ドライドツク本設構造物の建設時に海水遮
断用仮締切堤体としたことにより、特別に堤体を
設けることなくドライの状態で本設構造物を建設
できる。
そのため堤体を設けるための土砂が必要でない
ので、海域汚濁の危険性がないと共に、土砂を海
中へ投入する作業がなく海が静穏でなくても堤体
設置作業が行なえる。
ので、海域汚濁の危険性がないと共に、土砂を海
中へ投入する作業がなく海が静穏でなくても堤体
設置作業が行なえる。
またケーソンの浮上・移動・沈設を繰り返すだ
けで、仮締切堤体およびドライドツク用ゲートの
設置を行なえて容易に施工でき、工期を短縮する
ことができる。このことは、前述した土砂を必要
としないこととから、施工全体のコストを安くで
きる。
けで、仮締切堤体およびドライドツク用ゲートの
設置を行なえて容易に施工でき、工期を短縮する
ことができる。このことは、前述した土砂を必要
としないこととから、施工全体のコストを安くで
きる。
さらにケーソンだけで堤体とすることで占有海
域面積はケーソンの大きさだけですみ、土砂で堤
体等を構築するものよりも占有海域面積を小さく
することができる。
域面積はケーソンの大きさだけですみ、土砂で堤
体等を構築するものよりも占有海域面積を小さく
することができる。
第1図〜第4図はこの発明工法による仮締切堤
体の設置状態を示す工程図である。 1……ケーソン、2……外海、3……止水鋼矢
板、4……渠内、5……本設構造物、6……止水
鋼矢板。
体の設置状態を示す工程図である。 1……ケーソン、2……外海、3……止水鋼矢
板、4……渠内、5……本設構造物、6……止水
鋼矢板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ドライドツク渠内の本設構造物施工に先がけ
て海水遮断用仮締切堤体を仮設する締切工法であ
り、 ケーソンを前記ドライドツクのゲート用として
製作すると共に、曳航沈設することで前記堤体と
して仮設し、 前記本設構造物施工後に浮上させてゲート設置
位置へ移動固定することを特徴とするドライドツ
クにおける仮締切工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20113384A JPS6178924A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | ドライドツクにおける仮締切工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20113384A JPS6178924A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | ドライドツクにおける仮締切工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6178924A JPS6178924A (ja) | 1986-04-22 |
JPH0443123B2 true JPH0443123B2 (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=16435949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20113384A Granted JPS6178924A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | ドライドツクにおける仮締切工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6178924A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103266619B (zh) * | 2013-05-28 | 2015-10-07 | 中交路桥华南工程有限公司 | 一种围堰结构 |
CN112278193B (zh) * | 2020-09-30 | 2023-06-06 | 中船第九设计研究院工程有限公司 | 一种倒t型坞门止水带防冻系统 |
-
1984
- 1984-09-26 JP JP20113384A patent/JPS6178924A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6178924A (ja) | 1986-04-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |