JPH0441519A - 単量体を含む反応性組成物およびその製造方法 - Google Patents

単量体を含む反応性組成物およびその製造方法

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JPH0441519A
JPH0441519A JP2149045A JP14904590A JPH0441519A JP H0441519 A JPH0441519 A JP H0441519A JP 2149045 A JP2149045 A JP 2149045A JP 14904590 A JP14904590 A JP 14904590A JP H0441519 A JPH0441519 A JP H0441519A
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catalyst
compound
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JP2149045A
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Takaaki Fujiwa
藤輪 高明
Masaharu Watanabe
正治 渡辺
Shin Takemoto
伸 竹本
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はジヒドロキシアルキルモノアリルエテルおよび
ラクトンの反応生成物よりなる反応性単量体を含む組成
物およびその製造方法に関する。
ジヒドロキシアルキルアリルエーテルは工業的に有用な
種々の有機薬品あるいは塗料、接着剤等に使われる種々
の樹脂原料として広く利用されている。
(従来技術) および (発明が解決しようとする課題) 従来モノヒドロキシアルキルモノアリルエーテルや4−
ヒドロキシブチルビニルエーテルとポリフルオロオレフ
ィンとを共重合させた樹脂が提案され溶剤に溶解させた
溶液に多価イソシアネートやメラミン樹脂を添加し、溶
媒を飛散させ、加熱処理することにより硬化した塗膜が
得られ、最近では耐候性の高い塗料として注目をあびて
いる。
しかし、これらの塗料にさらに可撓性を与え、かつ強靭
性を付与するためには、共重合させるモノヒドロキシア
ルキルモノエーテルや4−ヒドロキシアルキルエーテル
では官能基である水酸基を1個しか有していないため、
樹脂中のOH基濃度を上げることが出来なかった。
そのような問題を解決するために、本発明者等は、OH
基を2個有するグリセリンモノアリルエーテルとフルオ
ロオレフィンとの共重合体を提案した。
しかしながら、この場合硬化剤との架橋密度は増加し強
度は向上するが、可撓性に欠けるという欠点があった。
本発明はこれらの問題を解決するために、鋭意検討を行
った結果、2つの水酸基を有したモノアリルエーテルに
ラクトンを開環付加重合させた反応性単量体を含む組成
物が極めて有効−〇あることを見出し本発明に到達した
(発明の構成) すなわち、本発明は、 [以下構造式(1) %式%(1) R9およびR6は−H,−CH3、エチル基のいずれか
であり、R9とR6は同時に各々の基に換えることかで
きる Xは1〜7の整数を任意にとることができるmおよびn
は1〜100の整数を任意にとることができる] を含有する組成物」 および [−最大 %式% [R1は−H,−CH3、エチル基、イソプロピル基、
ノルマルプロピル基 R2は炭素数1〜4の飽和炭化水素基 R3およびR4は−H,−CH3、エチル基、イソプロ
ピル基、ノルマルプロピル基 て表わされるラクトンモノマ と(以下余白〕 OH(IV) で表わされる化合物を触媒の存在下、70〜230℃で
反応させることを特徴とする化合物R9 ■ O−+−C(C) XO−+−H [R1は−H,−CH3、エチル基、イソプロピル基、
ノルマルプロピル基 R2は炭素数1〜4の飽和炭化水素基 R5およびR4は−H,−CH3、エチル基、イソプロ
ピル基、ノルマルプロピル基 R6およびR6は−H,−CH,、エチル基のいずれか
であり、R9とR6は同時に各々の基に換えることがで
きる。
Xは1〜7の整数を任意にとることができるmおよびn
は1〜100の整数を任意にとることができる] の製造方法」 および 「ε−カプロラクトンと CH2−CHCH20CH2CHCH20HH で表わされる化合物を触媒の存在下70〜230℃で反
応させることを特徴とする化合物O−FC(CH2)、
O門−H・−・ (I[)(II)の製造方法」 である。
以下に本発明の詳細な説明する。
まず最初の発明である化合物(I)の出発原料成分の−
っであるラクトン類としては、ε−カプロラクトン、3
,3.5−トリメチルε−カプロラクトン、3,5.5
−)ジメチルε−カプロラクトン、β−メチル−6−バ
レロラクトン等があり、これらは単独でも、また、2種
類以上を任意の比率で混合して用いることもてきる。
工業的にはε−カプロラクトンを主体として用い、その
目的に応じ、3,3.5−)ジメチルε−カプロラクト
ン、3,5,5ε−カプロラクトン、またはβ−メチル
−δ−バレロラクトンを任意の比率で添加することが有
利である。
本発明で用いるε−カプロラクトン、3,3゜5−トリ
メチルε−カプロラクトン、355ε−カプロラクトン
はシクロヘキサノン、33.5−1−リンチルシクロヘ
キサノンを過酸を用いバイヤービリガー反応により酸化
することによって製造することができる。
特に、3.5.5−トリメチルε−カプロラクトン、お
よび3 3 5−トリメチルε−カプロラクトンは3.
’5.5−トリメチルシクロヘキサノンを過酸で反応さ
せると混合物として得ることができるが混合物は種々の
方法で分離し、単独で重合することもできるし、混合物
のまま用いることもできる。
ジヒドロキシアルキルモノアリルエーテルとしてはグリ
セリンモノアリルエーテルが一般的である。グリセリン
モノアリルエーテルはアリルアルコールとグリシドール
より工業的に製造されており安価で入手しやすいという
利点がある。
また本発明で用いる2官能アルコールのアリルエーテル
はグリセリンモノアリルエーテルには限らない。
たとえば させる化合物(次式)も用いることが出来る。
炭化水素基、R4は−H1−CH3、エチル基、イソプ
ロピル基またはノルマルプロピル基である] 本発明はジヒドロキシアルキルモノアリルモノアリルチ
ーチル1モルに対しラクトン類を1〜12モル開環付加
重合させて得られる水酸基含有アリルエーテル、すなわ
ち、以下の構造式を有する反応性単量体を含む組成物を
提供するものである。
すなわち、 R6(以下余白)  H [ただし、R2およびR3は炭素数1〜4の飽和   
R5 !1 [たたし、R1およびR4は−H,−CH3、エチル基
、イソプロピル基またはノルマルプロピル基、R2およ
びR3は炭素数1〜4の飽和炭化水素基、R9およびR
6は−H,−CH3、エチル基のいずれかであり、R1
およびR6は同時に各々の基に換えることができる、X
は3〜7の整数を任意にとることができる1mおよび口
は1〜]00の整数を任意にとることができる] である。
本発明で使用するもう一方の出発原料成分であるジヒド
ロキシアルキルモノアリルエーテル1モルに付加するラ
クトン類は1〜200モルが望ましい。
ラクトン類の使用量か200モル以上の場合は樹脂が柔
らかくなりすぎるので好ましくない。
ジヒドロキンアルキルアリルエーテルへのラクトン類の
開環付加重合は、70℃〜230℃、好ましくは140
〜170℃で行なう。
70℃より低い場合は反応速度か小さく、また230℃
より高い場合は着色の度合が大きくなり、また、分解反
応が起こり易くなり好ましくない。
この反応には触媒を用いることか好ましい。
触媒としてはテトラブチルチタネート、デトラブロビル
チタネート、テトラエチルチタネート等のチタン化合物
、オクチル酸スズ、ジブチルスズオキンド、ジブチルス
ズラウレート等の有機スズ化合物、さらには塩化第1ス
ズ、臭化箱]スズ、ヨウ化第1スズ等のハロゲン化スズ
またモリブデン亜鉛、カドニウム等のアセチルアセトナ
ート等も用いることができる。
さらに、リンタングステン酸、ケイタングステン酸も用
いることができる。
また、アンバーリスト15のような強酸性イオン交換樹
脂、また硫酸、過塩素酸などもラクトンの開環には有効
である。
触媒の使用量は200ppmから0.01ppm1好ま
しくは200ppmから0.lppmである。
チタン系触媒を用いた場合はスズ系触媒を用いた場合よ
り分子量分布が広がる傾向がある。
そのためチタン系触媒を用いたものはスズ系触媒を用い
たものより結晶化しやすい傾向がある。
また、温度については高温で反応させた方が分子量分布
が広がり、得られた樹脂は結晶化しやすい。そのためス
ズ系触媒を用い、低温で反応を行った場合、分子量分布
は狭くなり結晶化しにくい樹脂を得ることができる。
反応は無溶剤で行ってもよいし、トルエン、キシレン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等の活性
水素を持たない不活性な溶剤中で行なっても良い。
不活性な溶剤を使用するのは反応終了後の系内の反応粗
液の粘度を低下させる効果があり、かつ、反応中の温度
コントロールなどを容易するためである。
不活性な溶剤の使用の有無は本発明の反応性単量体組成
物の使用目的に応じて任意に選定できる。
すなわち、塗料等溶剤が含まれていても良いような製品
向けの場合には使用可能である。
また、不活性な溶剤は反応終了後の反応粗液に後添加し
ても良い。
不活性な溶剤の使用量は5〜80重量%、好ましくは、
10〜50重量%である。
但し、エステル結合を有する溶剤は好ましくない。なぜ
なら反応中にポリカプロラクトンのエステル基とエステ
ル交換反応を起し、ヒドロキシアルキルアリルエーテル
に結合していないラクトン重合体が生成する恐れがある
からである。
塩化第1スズを触媒に用いる場合には、エステル交換反
応をほとんど促進しないので、分子量分布の狭いラクト
ン変性ヒドロキシアルキルモノアしたがって原料中に水
分が多い時は触媒を投入して反応を開始する前に減圧下
で加熱して水のみを留去した方が、酸価の低い製品を得
ることができる。
また、ラクトンは例えばモレキュラーシープのような脱
水剤を用いて脱水してもよい。
以上のような条件で反応を終了させた場合、本発明の反
応性単量体組成物中の不活性溶剤以外の代表的な成分比
率の1例は概略以下のようになる。
すなわち、 (a)   ORs が0.5%以下 (b)付加反応、アリル重合、その他側反応生成物が2
%以下 (c)(Bが97%以上、 (d)触媒が200ppm以下 程度の組成物となる。
また、未反応のジヒドロキシジアリルエーテルも含まれ
る。
触媒の含有量は出発原料に対して添加した量かほぼその
まま残存する。
もし除去する必要かあるときは、種々の吸着剤等で処理
するかあるいは水によって洗浄する等の方法をとること
ができる。
本発明のラクトン変性ヒドロキシアルキルモノアリルエ
ーテルを主成分とする反応性単量体組成物はたとえば、
ポリフルオロオレフィンと共重合させるとこにより、水
酸基を有する含フツ素共重合体を得ることができる。
さらに、イソシアネートやメラミン樹脂等の硬化剤と反
応させ、耐候性や可撓性に優れた塗料を得ることができ
る。
ポリフルオロオレフィンとしては、テトラフルオロエチ
レン、フロロトリフロオロエチレン、フッ化ビニリデン
、ヘキサフルオロプロピレンなどの炭素数2〜3のポリ
オレフィンが適当である特にテトラフロオロエチレンと
クロロトリフルオロエチレンが好ましい。
一方、得られた水酸基含有アリルエーテルのうクトン変
性化合物に白金触媒を0.1〜1.000ppm添加し
、トリメトキシシランと反応させることによりアリル基
の二重結合にケイ素が付加し、シランカップリング剤を
得ることができる。
得られたシランカップリング剤は無変性のものに比べ、
樹脂類との相溶性が格段に上昇し、すぐれた密着性を示
す。
本記載の方法に従って1〜100モルのラクトンに対し
グリセリンモノアリルエーテル1モルの割合で反応させ
る。
これらの組成物は固体又は液体であり、最も好ましい組
成物は液体である。
最も好ましい組成物は、1〜5モルのラクトンに対して
1、モルのヒドロキシアリルモノアリルエーテルを反応
させることによって製造する。
これらの組成物は一般式(I)で表される反応性単量体
を主成分として含有し、ラクトン5重量%以下、ヒドロ
キシアルキルモノアリルエーテル100重量%以下、少
量のその他の反応生成物、200ppm以下の触媒残査
を含有し、それらの含有量は任意の範囲でコントロール
することかできる。
以下、実施例を揚げて本発明の特定な具体例を説明する
が、本発明はこれらの実施例により限定されるものでは
ない。
実施例−1 窒素導入管、温度計、冷却管、攪拌装置を備えた2g4
つロフラスコにグリセリンモノアリルエーテル991.
2gr、 ε−カプロラクトン857.2gr、テトラ
ブチルチタネート(1%、ヘプタン溶液)1.1grを
仕込み、窒素雰囲気170℃で17時間反応させること
により未反応ε−カプロラクトンは0.30重量%とな
った。
これを取出して性状を調べた結果以下の通りであった。
外観(APHA)        35〃(20℃) 
       液状 酸価(m g / K OH/ g )     0 
、 280H価(〃)     443.9 粘度(c p / 45℃)39 H20(%)     屹01 また、GPCは図−1のようなパターンを示した。グリ
セリンモノアリルエーテルにε−カプロラクトンか付加
していないもの(34,261分)コモル付加したもの
(32,079分)2モル付加体(30,883分)3
モル付加体(30045分)およびそれ以上の付加体の
混合物である。
’HNMRスペクトルは日本電子(株)のJNM−EX
90分光機を用い、CDCl!中室温で測定することに
より得られた。
−HNMRスペクトルではアリル基の二重結合に結合す
る水素は多重線のシグナル65.1〜5゜4、およびδ
5.6〜6.2、酸素に隣接するメチレン水素は多重線
のシグナル6389〜4.2.63.4〜3.7に、酸
素に隣接するメチレン水素は多重線のシグナルδ3.7
〜3.9、カルボニル基に隣接するメチレン水素は多重
線のシグナル62.1〜2,5、その他のメチレン水素
は多重線のシグナル61.1〜1.9にそれぞれ帰属で
きる。
また、水酸基の水素は62.88に一重線のシグナルが
あられれ、このピークはD20を添加すると消失した。
IRスペクトルは島原製作所のIR−435を用い、N
aCl板に塗り測定することにより得られた。IRスペ
クトルでは3388cm−’にOH基に起因する吸収が
ろられ、1729cm  ’にカルボニル基に起因する
吸収かみられ、さらに3071cm−’および1641
cm−’に二重結合に起因する吸収かみられた。
以上のことより、得られた化合物の主成分の構造式は以
下 0−(−C(cH2)  、O刊−H −〇 [C(CH2)、0→−−H m (m+nは約1である) のように示される。
実施例−2 実施例−1と同様な装置にグリセリンモノアリルエーテ
ル528.8g、ε−カプロラクトン1368.7g、
テトラブチルチタネート(1%、ヘプタン溶液)1.1
0gを仕込み、窒素雰囲気下、170℃で、21.0時
間反応させることによりε−カプロラクトンは、062
6重量%となった。
これを冷却し取り出して、性状を調べた結果以下の通り
であった。
外観(APHA)        40〃(20℃) 
     ペースト状 酸価(m g K OH/ g )       0 
、 90〃価(mgKOH/g)   233.1粘度
(c p/45℃)     107H20(%’) 
                 0.01最終生成
物はε−カプロラクトン0.24%を含有することが確
認された。
−HNMRスペクトルはCDCj23中室温で測定し、
アリル基の二重結合に結合する水素は多重線のシグナル
δ5,1〜5.4、およびδ5,7〜6.2、酸素に隣
接するメチレン水素は多重線のシグナルδ349〜4.
4.63.4〜3.7に、酸素に隣接するメチレン水素
は多重線のシグナル63.7〜3.9、カルボニル基に
隣接するメチレン水素は多重線のシグナル62.1〜2
゜5、その他のメチレン水素は多重線のシグナルδ1.
1〜1.9にそれぞれ帰属できる。
IRスペクトルはNaC1板に塗り測定することにより
得られた。
IRスペクトルでは3417cm−’にOH基に起因す
る吸収がみられ、1727cm−’にカルボニル基に起
因する吸収がみられ、さらに3068cm−’および1
643cm−’に二重結合に起因する吸収がみられた。
以上のことより、得られた化合物の主成分の構造式は以
下 ;1 ■ 0−EC(cHz  )  、o門−Hm (m+nは約3.0である) のように示される。
実施例−3 テトラブチルチタネートのかわりに1%塩化スズ(ε−
カプロラクトン溶液)0.8grを仕込んだ他は実施例
−1と同じように行い、以下の物性を有するものが得ら
れた。
外観(APHA)        30〃(20℃) 
       液状 酸価(mgKOH/g)      0.200H価(
mgKOH/g)   44B、5粘度(cp/45℃
)35 H20(%)                  0
 01最終生成物はε−カプロラクトン0.20%を含
有することが確認された。
実施例−4 実施例−1と同様な装置にグリセリンモノアリルエーテ
ル528.0g、ε−カプロラクトン1000、Og、
β−メチル−δバレロラクトン417、Og、塩化スズ
0.0060gを仕込み、窒素雰囲気下、150℃で、
20時間反応させた。
ε−カプロラクトンは仕込み量の0.24重量%、β−
メチル−δバレロラクトンは仕込み量の200重量%が
残存していた。
これを薄膜蒸発装置を用いて1Torr、80℃の条件
で情夫した。
組成物を冷却し取り出して性状を調べた結果以下の通り
であった。
外観(APHA)      150 1l(20℃)       液状 酸価(mgKOH/g)     1.50H価(mg
KOH/g)  230.0粘度(c p / 45℃
)70 H20(%)                0. 
005最終生成物はε−カプロラクトン0.01%、β
−メチル−6バレロラクトンは仕込み量の0゜2重量%
、エチレングリコールモノアリルエーテル0.3%を含
有していることが確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られた組成物のゲルパーミエイシ
ョンクロマトグラフのチャートである。 第2図は同1HNMRスペクトル、第3図は同IRスペ
クトルである。 第4図は実施例2に於いて得られた組成物の1HNMR
スペクトル、第5図は同IRスペクトルである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)以下構造式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) [R_1は−H、−CH_3、エチル基、イソプロピル
    基、ノルマルプロピル基R_2は炭素数1〜4の飽和炭
    化水素基R_3およびR_4は−H、−CH_3、エチ
    ル基、イソプロピル基、ノルマルプロピル基R_5およ
    びR_6は−H、−CH_3、エチル基のいずれかであ
    り、R_5とR_6は同時に各々の基に換えることがで
    きる。 xは1〜7の整数を任意にとることができるmおよびn
    は1〜100の整数を任意にとることができる] を含有する組成物。
  2. (2)化合物( I )が以下の構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) [mおよびnは1〜100の整数を任意にとることがで
    きる] である特許請求の範囲第(1)項記載の化合物。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) で表わされるラクトンモノマーと ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV) で表わされる化合物を触媒の存在下、70〜230℃で
    反応させることを特徴とする化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) [R_1は−H、−CH_3、エチル基、イソプロピル
    基、ノルマルプロピル基R_2は炭素数1〜4の飽和炭
    化水素基R_3およびR_4は−H、−CH_3、エチ
    ル基、イソプロピル基、ノルマルプロピル基R_5およ
    びR_6は−H、−CH_3、エチル基のいずれかであ
    り、R_5とR_6は同時に各々の基に換えることがで
    きる。 xは1〜7の整数を任意にとることができるmおよびn
    は1〜100の整数を任意にとることができる] の製造方法。
  4. (4)ε−カプロラクトンと ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物を触媒の存在下70〜230℃で反
    応させることを特徴とする化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) (II)の製造方法。
  5. (5)触媒がスズ、チタン、タングステン、亜鉛を含む
    金属化合物であることを特徴とする特許請求の範囲(3
    )および(4)の製造方法。
  6. (6)触媒がアンバーリスト15、硫酸、過塩素酸のい
    ずれか一つまたは2つ以上であることを特徴とする特許
    請求の範囲(3)または(4)の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5848868A (en) * 1996-04-22 1998-12-15 Kabushiki Kaisha Shinkawa Wafer conveying apparatus
US5981371A (en) * 1996-03-15 1999-11-09 Kabushiki Kaisha Shinkawa Bump forming method
US6161747A (en) * 1998-02-12 2000-12-19 Kabushiki Kaisha Shinkawa Bonding apparatus
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