JPH0440291Y2 - - Google Patents

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JPH0440291Y2
JPH0440291Y2 JP1987029456U JP2945687U JPH0440291Y2 JP H0440291 Y2 JPH0440291 Y2 JP H0440291Y2 JP 1987029456 U JP1987029456 U JP 1987029456U JP 2945687 U JP2945687 U JP 2945687U JP H0440291 Y2 JPH0440291 Y2 JP H0440291Y2
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heater chip
heater
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heat
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、多端子を有する電子部品を回路基板
の配線パターンに接合する接合ヘツドに関するも
のである。
(従来の技術及びその問題点) 4分割したブロツク体の各々にヒータチツプを
設け、電子部品のリード端子を配線パターンに接
合する技術を開示したものに実公昭53−39707号
公報が知られている。しかしながら、この技術
は、モリブデン等の板状材等をU字状に形成し、
熱効率を高めるために、各々のヒータチツプに電
子部品のリード数と同数の櫛歯状部を設けたもの
であり、電子部品のリードとの位置合わせに余分
な工程を必要とするものであつたし、繰り返し稼
働することによる形状変形と耐摩耗性の点で問題
を有するものであつた。
また、櫛歯状部のないヒータチツプを用いたも
のに、実開昭60−176575号公報が知られている。
しかしながら、この技術は、発熱体32を埋設し
たヒータ部30からヒートツール本体を介してモ
リブデン等の金属部材から成るコテ先部材16に
熱を伝達しているため、熱効率の点と、ヌレ性が
良く、ハンダが付着するという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 上述の事情に鑑み、本考案の接合ヘツドは、ヒ
ータチツプをセラミツク焼結体で形成し、このヒ
ータチツプを電子部品のリード端子を押圧する押
圧面Aと、これに連続する逃げ面B及び内壁面C
と、前記逃げ面Bに連続する外壁面Dとを有し、
前記押圧面A、逃げ面B及び内壁面Cに外接する
円Xの中心mと、前記内壁面C、逃げ面Bおよび
外壁面Dを外接する円Yの中心nとを結ぶ直線上
に無機導電材から成る発熱抵抗線を埋設して成形
し、このセラミツク焼結体ヒータチツプを保持部
に保持させてなるものである。
(実施例) 第1図及び第2図は本考案の接合ヘツドの一実
施例を示す図であつて、第1図はその一部断面
図、第2図は底面図である。
接合ヘツド10は、後述するヒータチツプ5を
保持する保持部11、断熱部12及びリード押え
13により構成されている。
保持部11の底面11aには方形状に凸部11
bが凸設され、該凸部11bの端面11cの中央
部には上面11cに至る開口部11dが開設され
ている。凸部11bの4つの外周壁11gの各々
には底面11aより一段凸設された段部11fが
凸部11bと一体に形成されている。
該段部11fの底面11aより起立している外
面中央部から開口部11dに向つて、底面11a
と平行にネジ穴11hが螺設されている。凸部1
1bの四隅近傍には後述するヒータチツプ5を係
止保持する係止部15が底面11aから植立して
いる。該係止部15には、ヒータチツプ5の端部
と当接する当接部15aとともにヒータチツプ5
を係止するネジ16が螺合するネジ穴15bが螺
設されている。
係止部15の近傍には、ヒータチツプ5の電極
8に接続しているリード14を挿入する開口部1
1iが開設されている。
凸部11bの外周には、段部11fにヒータチ
ツプ5を載置して、外周壁11gに押圧挟持する
押え板18が、ネジ穴11hに螺合したネジ17
によつて固着されている。
保持部11の四隅には開口部11jが開設され
ている。
断熱部12は断熱部材で形成され、保持部11
と同一外形を有し、中央部に開口部12aが開設
され、保持部11の開口部11jと同じ位置に同
径の開口部12dを有し、上面12bにはリード
14が通ずる複数のガイド溝12cが設けられ、
下面にて保持部11の上面11eと合さつて、図
示しない手段で保持部11に固着される。
リード押え13は、保持部11と同一外形を有
し、中央部に断熱部12の開口部12aと同径の
開口部13aが開設され、断熱部12の開口部1
2dと同じ位置に同径の開口部13bを有し、下
面13cにてガイド溝12c内に介在するリード
14を押え、断熱部12上にボルト19及びナツ
ト20で固着される。
次に、ヒータチツプ5を説明する。第3図はヒ
ータチツプの平面図、第4図は加熱パターンを示
す図、第5図はヒータチツプの拡大側面図、第6
図は発熱抵抗線の巻線ピツチを示す正面図、第7
図はヒータチツプの発熱部温度分布を示す図であ
る。
第5図において、ヒータチツプ5は、Si3N4
焼結体7内にWまたはMO線であるコイル状の発
熱抵抗線6を埋設してなる。
焼結体7は、電子部品のリード端子2への加
熱、加圧を有効にするために、また周囲近傍の回
路へヒータの熱の影響を少なくするためあるいは
周囲回路部品に接触するのを避るために、その下
面全体を押圧面とすることなく逃げ面を設けてな
るもので、リード端子2を押圧する押圧面Aとこ
れに連続する逃げ面Bおよび内壁面Cと前記逃げ
面Bに連続する外壁面Dとからなる。
このようにしてなる焼結体7と発熱線6との関
係は焼結体7にクラツクを発生させず、また、加
熱量を十分とし、温度コントロールが容易で、さ
らにはヒータの焼結成形が可能であるため重要で
ある。
逃げ面Bおよび内壁面Cに外接する円Xの中心
mと前記内壁面C、逃げ面Bおよび外壁面Dを外
接する円Yの中心nとを結ぶ直線上に発熱抵抗線
6をほぼ位置させる。このように発熱抵抗線6を
位置させることにより、外壁D、内壁C、押圧面
Aおよび逃げ面Bにほぼ均等な位置としたので、
ヒータチツプ5の発熱速度が速くかつ温度コント
ロールが容易である。
発熱抵抗線6のマンドリル径lと該マンドリル
径の外接から押圧面Aまでの距離Lとの関係が
l/L=1/7〜1/1に設定する。l/L>
1/1のときは、マンドリル径が焼結体7に対し
て大きくなりすぎ、ヒータ5の焼結成形が困難と
なり、そのため発熱抵抗線6が適切な位置に設定
できなく結果として温度の分布が不均一、且つコ
ントロールが困難となる。l/L<1/7のとき
は、発熱抵抗線6がちいさくてヒータ5の熱容量
が小さくなりすぎ十分な発熱量が得られなくな
る。
円Xの半径Rと発熱抵抗線6の中心Oからの押
圧面Aまでの距離Hとの関係は、H≦2Rに設定
する。
ここで、H>2Rのときは、発熱抵抗線6の位
置とヒータ5の加圧・加熱する先端部との温度差
が大きくなりすぎ、その間にクラツクが生じやす
くなる。
第3図にはヒータチツプ5が示され、ヒータチ
ツプ5のSi3N4質焼結体7内にはWまたはMo線
の発熱抵抗線6が焼結体7の下面および両側面に
沿つて埋設されており、上部の電極8にそれぞれ
接続されている。この電極8の焼結体7への接続
は焼結体7表面にロウ付けを行い、メタライズを
施して接続してある。押圧面から発熱抵抗線6下
端までの距離は約1.5mm程度で、押圧面Aの温度
は350℃程度である。
第4図には本考案の加熱パターンを示し、その
横軸が時間(sec)で、縦軸が温度(℃)で、例
えば350℃まで1秒間で急速昇温させ、飽和させ
て3秒間程度安定加熱し、エアにて約1秒で急冷
させ、このような加熱パターンを繰返す。本考案
のヒータは、このような高速加熱パターンに適し
た特性、供給熱容量、高速性を有し、そのための
温度コントロールが容易である。
第6図には発熱抵抗線6のピツチパターンを示
す。電極8の直径が0.4mm、発熱抵抗線6の直径
が0.18mmで発熱部のピツチP1,P2,P3との関係を
第1表に示す。
第1表 試料番号 P1 P2 P3 1 5 5 5 2 5 6 5 3 5 7 5 端部のピツチP1,P3と発熱部中央のピツチ中
央のP2との比を中央のピツチP2を大きくするこ
とによりヒータの先端部温度分布を第7図のごと
くすることができ、押圧面全体の温度分布を均一
にできる。
なお、発熱抵抗線はマンドリル型について述べ
たが、蛇行型や抵抗記号型のような折り返し型と
して、上記のように配置してもよい。
上述のごとく構成されたヒータチツプ5の電極
8に芯線9を絶縁チユーブで被覆したリード14
を接続し、このリード14を断熱部12と一体化
した保持部11の開口部11iに挿入する。
ヒータチツプ5の上端5aが、保持部11の段
部11fに当接した位置で、押え板18を用いて
ヒータチツプ5を保持するとともに、ネジ16に
てヒータチツプ5の側端を係止部15の端部15
aに押圧して係止する。
このように4個のヒータチツプ5を装着し、押
え板18及びネジ16にて仮締めした後、リード
14をガイド溝12cに入れ、リード押え13に
てリード14を押え、ボルト19及びナツト20
にて、断熱部12に固着させ、接合ヘツド10を
完成させる。
該接合ヘツド10は図示しないボンデング装置
のヒータホルダに取付る。取付の際には、リード
14を図示しないヒータホルダの電極に接続する
とともに、ヒータホルダが4本のボルト19を保
持し、かつ、4本のボルト19の頭部がヒータホ
ルダの一部に当接するように行なわれる。前記一
部はヒータホルダに本体に対して図示しない方法
でボルト19の頭部との当り面を上下方向に調整
可能に配設されている。
接合ヘツド10のリード端子2に対するヒータ
チツプの当り面の調整は、ヘツド直下の基準面上
に載置した白紙上にカーボン紙を載せ、ヘツドを
下降させ、カーボン紙と白紙を挟み込んだまま、
ヒータチツプを加熱し、白紙に写つたヒータチツ
プ下面の跡が四方向均一に表われるように、前記
一部によつてボルト19の当り面を調整し、固着
させる。
このように調整された接合ヘツド10は、電子
部品1に固着されたリード端子2を回路基板3上
の配線パターン4上に前記リード端子2の裏面に
予め塗布されたハンダSを介して載置し、接合ヘ
ツド10を下降してリード端子2と配線パターン
4とを接合することができる。
尚、凸部11b、段部11f、及び係止部15
を保持部11から取外し可能に構成し、凸部11
bを電子部品1のサイズに合せて各種用意し、開
口部11iをサイズに合せて各種開設しておくと
ともに、係止部15の取付手段もサイズに合せて
各種用意すれば、凸部11bを交換するだけで各
種サイズの電子部品の接合に対応することができ
る。
(効果) 以上説明したように、本考案は、ヒータチツプ
をセラミツク焼結体で形成しているので、繰り返
し稼働することによる変形に対して抵抗が大き
く、耐摩耗性に優れ、接合ヘツドの稼働時の位置
ズレがなく、均一な加圧を行うことができる。
また、本願はセラミツク焼結体を有しているの
で、ヌレ性が悪く、非親ハンダ性が良好であり、
ハンダの付着問題が発生し難く、さらに、このヒ
ータチツプを電子部品のリード端子を押圧する押
圧面Aと逃げ面B及び内壁面Cに外接する円Xの
中心mと、内壁面Cと逃げ面B及び外壁面Dを外
接する円Yの中心nとを結ぶ直線上に、無機導電
材から成る発熱抵抗線を埋設して形成してあるの
で、熱伝導性が極めて良好で、急速昇温可能であ
り、熱効率の良い接合ヘツドを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の接合ヘツドの一部断面図、第
2図は第1図の底面図、第3図はヒータの正面
図、第4図は加熱パターンを示す図、第5図は電
子部品のヒータチツプの拡大側面図、第6図は発
熱抵抗線6の巻線ピツチを示す正面図、第7図は
ヒータ発熱部温度分布を示す図である。 1……電子部品、2……リード端子、3……回
路基板、4……配線パターン、5……ヒータチツ
プ、6……発熱抵抗線、7……セラミツク焼結
体、8……電極、10……接合ヘツド、11……
保持部、12……断熱部、13……リード押え、
14……リード、15……係止部、16,17…
…ネジ、18……押え板、19……ボルト、20
……ナツト、A……押圧面、B……逃げ面、C…
…内壁面、D……外壁面、X……円、m……中
心、Y……円、n……中心、l……マンドリル
径、L……距離、O……中心、R……半径、H…
…距離。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 無機導電材から成る発熱抵抗線をセラミツク焼
    結体に埋設した複数の板状セラミツク焼結体ヒー
    タチツプを有する接合ヘツドであつて、 電子部品のリード端子を押圧する押圧面Aと、
    これに連続する逃げ面Bおよび内壁面Cと、前記
    逃げ面Bに連続する外壁面Dとを有し、前記押圧
    面A、逃げ面Bおよび内壁面Cに外接する円Xの
    中心mと、前記内壁面C、逃げ面Bおよび外壁面
    Dを外接する円Yの中心nとを結ぶ直線上に前記
    発熱抵抗線を埋設した前記ヒータチツプと、 前記ヒータチツプの上端に配設された電極リー
    ド線を挿入して上方に通す開口部と、前記ヒータ
    チツプの上端と当接する受け面と、前記ヒータチ
    ツプの側面を係止する係止手段と、前記ヒータチ
    ツプの板面を係止保持する保持手段とを有する保
    持部と、 前記ヒータチツプの熱を遮断する断熱部と、こ
    の断熱部とともに前記電極リード線を固定するリ
    ード押えとを備えてなる接合ヘツド。
JP1987029456U 1987-02-27 1987-02-27 Expired JPH0440291Y2 (ja)

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JPS5339707U (ja) * 1976-09-08 1978-04-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60176575U (ja) * 1984-04-28 1985-11-22 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 フラツトパツク形ic用ヒ−トツ−ル

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