JPH0438107B2

JPH0438107B2 -

Info

Publication number: JPH0438107B2
Application number: JP62047429A
Authority: JP
Inventors: Etsujirii Richaado
Original assignee: Molex LLC
Current assignee: Molex LLC
Priority date: 1986-04-17
Filing date: 1987-03-02
Publication date: 1992-06-23
Also published as: EP0242954A1; JPS62246277A; US4712848A

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、一般に、プリント基板のエツジコネ
クタに係り、特に、導電性ストリツプが１つの縁
に沿つて配置されたプリント基板を解除可能に固
定するのに用いるラツチ手段を有した電気コネク
タに関する。

従来の技術プリント基板に接続を行なう電気コネクタは一
般に公知である。このような電気コネクタが例え
ばガメル（Gammel）氏の米国特許第2928065号
に開示されている。

エツジコネクタとして一般的に知られているこ
れらのコネクタは、複数の平行な導電性ストリツ
プが１つの縁に沿つて配置されたプリント基板に
対して電気的接続を行なうのに使用される。プリ
ント基板のエツジをコネクタに挿入すると、コネ
クタハウジング内のバネ接点端子がプリント基板
上の導電性ストリツプに力を与え、密接な結合を
確保する。然し乍ら、このような結合は、振動や
きしみによつて緩くなり、コネクタが使用された
電気回路を遮断することがある。

発明が解決しようとする問題点この問題を解決するために種々の手段が提案さ
れている。ブレフカ（Brefka）氏の米国特許第
4416496号には、プリント基板をコネクタに固定
するためのアンカーが開示されている。この装置
においては、２つのアンカーが使用されて、その
各々がネジによつてコネクタの端に固定される。
各アンカーは、プリント基板に垂直なピンを含
み、このピンはプリント基板の穴に挿入される。
然し乍ら、この種の構成は、横に並んだ２つのプ
リント基板間の接続を行なう場合にしか適用でき
ない。更に、この種の構成は、個別の部片である
ために、製造経費が高いと共に、組立がやつかい
である。

プリント基板をコネクタに固定するための別の
方法がフランス特許第2562338号に開示されてい
る。このコネクタ組立体では、ラツチ機構を使用
してプリント基板がコネクタに固定される。この
ラツチ機構は、ハウジングの軸に垂直にハウジン
グの後壁に２つの平行なスリツトを形成すること
によりハウジングの後壁の一部分から形成され、
この場合、各スリツトはハウジングの高さに延び
る。従つて、スリツト間に位置した部分は、ハウ
ジングから自由に引つ張ることができる。ラツチ
機構の上部にはタブが形成され、これはプリント
基板のスロツトに受け入れられる。プリント基板
は、ハウジングの後壁からラツチ手段を引き抜く
ことにより取り外される。然し乍ら、このような
設計では、ラツチを解除するのに必要な力によ
り、コネクタハウジングの軸に対してトルクが発
生し、プリント基板の平面に平行な方向に著しい
力が生じる。この力により、このようなラツチ機
構は、コネクタを別のプリント基板に堅固に固定
する場合には適していない。このような場合、こ
の力は、コネクタが取り付けられたプリント基板
又はハウジング基板との間の接続部にダメージを
招く。

ラツチ手段によつてプリント基板を固定するよ
うにしたコネクタが実公昭54−1595号公報、実開
昭50−9762号公報にも開示されている。

然し乍ら、これらのコネクタにおいても、ラツ
チの解除の際に、コネクタハウジングに著しい力
が作用する。従つて、やはり、別のプリント基板
に固定するようなコネクタとしては、適していな
いものであつた。

そこで、本発明の目的は、公知の電気コネクタ
に関連した問題点を解消することである。

本発明の別の目的は、プリント基板に対して確
実な接続を行なう電気コネクタを提供することで
ある。

本発明の更に別の目的は、製造経費の安価な電
気コネクタを提供することである。

本発明の更に別の目的は、組立てがやつかいで
ない電気コネクタを提供することである。

本発明の更に別の目的は、コネクタを固定する
プリント基板に著しい力を及ぼすことなく解除す
ることのできる確実な電気コネクタを提供するこ
とである。

本発明の更に別の目的は、ネジ回しのような工
具で、簡単にラツチの解除ができる電気コネクタ
を提供することである。

問題点を解決するための手段簡単に述べると、本発明は、接続すべきプリン
ト基板のエツジ部分を受け入れる細長いスロツト
を有したプリント基板のための電気コネクタに係
る。プリント基板のエツジ部分は、エツジに沿つ
て一般的に平行に且つ等間隔で配置された複数の
導電性ストリツプを備えている。コネクタハウジ
ング内には複数の弾力性の接点部分が配置されて
おり、その各々は、複数の導電性ストリツプの
各々と電気的接続を行なうようにされる。コネク
タハウジングは、プリント基板をコネクタに解除
可能に固定するためのラツチ機構を含んでいる。
このラツチ機構は、コネクタハウジングと一体で
あり、プリント基板に配置されたスロツトに受け
入れられて確実な接続を確保する。ラツチ機構
は、プリント基板の平面に平行な方向に著しい力
を加えなくても解除することができる。従つて、
別のプリント基板、又はコネクタとその基板との
間の半田接続部にタメージを与えるような力が除
去される。

より詳細に述べると、本発明のコネクタは、長
手方向に空胴が形成された細長い絶縁ハウジング
を具備し、このハウジングは、子となるプリント
基板の対応エツジを受け入れるための開口を有し
ている。ハウジングの空胴には複数の端子が取り
付けられており、各端子は、その一端が子のプリ
ント基板に係合するようにされそして別の端が親
のプリント基板に接触するようにされる。親のプ
リント基板にコネクタを取り付けるための手段が
ハウジングに設けられている。又、コネクタは、
子の基板をコネクタに解除可能に固定するために
ハウジングに一体的に形成されたラツチ機構も備
えている。本発明によれば、子の基板においてそ
の対応エツジの付近又はそれに隣接して両側にラ
ツチ受け入れ切欠部を配置することにより改良さ
れたコネクタ構成体が提供される。更に、絶縁ハ
ウジングの上記開口の両側において、ハウジング
の後壁にヒンジ接続せれて空胴内に配置された弾
力性の垂直アーム部材の形態の改良されたラツチ
機構が設けられる。この垂直アーム部材には、子
基板の切欠部内に受け入れられる前方に延びるラ
ツチタブが設けられていると共に、操作アクチユ
エータも設けられている。上記アクチユエータ
は、工具受け入れギヤツプを形成するために、ハ
ウジングの後壁に対して平行離間関係で、ハウジ
ングの外部に配置された横木部材で相互接続され
ている。又、ハウジングの後壁には開いたスロツ
トが延びており、上記アクチユエータは上記垂直
アーム部材からスロツトを通して横木へ延びてい
る。本発明の新規で且つ改良されたラツチ機構
は、閉じた位置から解除位置へアクチユエータを
後方に移動することによつて動作することがで
き、コネクタに設けられた開口を通してコネクタ
の空胴へ子基板の対応エツジを挿入したり引き抜
いたりすることができる。

実施例以下、添付図面を参照し、本発明の好ましい実
施例を詳細に説明する。

本発明による電気コネクタ組立体が第１図に参
照番号１０で一般的に示されている。このコネク
タ１０は、例えばプリント基板１２上の複数の電
気部品を、電気又は電子装置内に配置された別の
プリント基板１４のような他の回路に相互接続す
る形式のものである。このような解決策の効果
は、プリント基板１２を別々の独立したモジユー
ルとして製造し、付加的な半田付けや他の組み立
て段階を必要とせずに適宜当該装置に組み込める
ことである。更に、このモジユールは、組み立て
後にいつでも修理又は交換のために便利に取り外
すことができる。

第１図に示すように、プリント基板１２は、本
発明の電気コネクタ１０に使用するためのプリン
ト基板の一例である。このプリント基板１２は、
その一方のエツジ１８に沿つて複数の導電性スト
リツプ１６が一般的に平行に且つ等間隔で配置さ
れた基体を含んでいる。これらの導電性ストリツ
プ１６は、部品又は回路（図示せず）に接続され
ている。エツジ１８は、コネクタ１０へ挿入し易
いように若干傾斜させることができる。

プリント基板１２は、該基板の平面内の第１の
軸に沿つて一方のエツジ１８から延びている一対
の細長いスロツト２０を有している。これらスロ
ツト２０は、プリント基板１２を電気コネクタ１
０に挿入する時に電気コネクタハウジング１０内
に配置されたキー部材と協働し、導電性ストリツ
プ１６を適切に整列させるようにする。別の一対
のスロツト即ち切欠部２２が対向するエツジ２４
及び２６に配置されている。これらの各スロツト
２２は、プリント基板１２の平面内の上記第１の
軸に垂直な第２の軸に沿つて対向配置のエツジ２
４及び２６から延びている。これらのスロツト２
２は、本発明のコネクタラツチと協働し、プリン
ト基板１２と電気コネクタ１０を確実に結合す
る。

本発明のコネクタ１０は、射出モールドプロセ
スによりガラス充填ポリエステル樹脂材料で形成
された直立ハウジング２８を備えている。然し乍
ら、本発明の実施に当たつて、別の材料及び製造
技術も使用できる。電気コネクタ１０の非導電性
部分は、１部片構造となるように一体的に形成さ
れる。

ハウジング２８の各端には、取付フランジ３０
が配置されている。これらの取付フランジ３０
は、一般的に長方形の基部３０ｂ上に配置された
円筒状部材３０ａで構成される。各フランジは、
これを通して軸方向に延びる穴３２を有してい
る。これらの穴３２は、電気コネクタをプリント
基板１４に固定する取付ネジ（図示せず）を受け
入れるためにネジ切りされている。

取付フランジ３０の一般的に長方形の基部３０
ｂは、コネクタハウジング２８の他部分よりも若
干高さが低く、電気コネクタ１０をプリント基板
１４に固定した時にプリント基板１４の導電性ス
トリツプとコネクタハウジング２８との間に若干
のギヤツプが形成されるようになつている。これ
により、コネクタ１０をプリント基板１４に取り
付けて接続する時に溶融半田の妨げとならないよ
うにされる。

ハウジング２８は、軸方向に延びる細長い空胴
３４を含み、この空胴は、プリント基板１２のエ
ツジ１８より若干大きな寸法とされる。空胴３４
の後壁３８に沿つて複数のリブ３６が一般的に平
行に且つ等間隔で配置されている。隣接するリブ
３６間に画成された区画は、プリント基板１２の
導電性ストリツプ１６と電気的接続を形成するの
に使用される電気的バネ接点４０を受け入れる。

第３図に最も良く示されるように、電気的なバ
ネ接点４０は、導電性の弾力性材料を型抜きして
一体的に成形したものである。このような材料
は、厚みが約0.027mmの燐青銅合金＃521のストリ
ツプである。各々の区画に各バネ接点４０が配置
される。バネ接点４０は、ハウジング２８の底部
に設けられた穴（図示せず）を通してコネクタハ
ウジング２８に挿入される。従つて、個々のバネ
接点４０も、製造後に取り外して交換することが
できる。

各バネ接点４０は、弧状のバネ部分４０ａと、
直線部分４０ｂと、端子部分４０ｃとを有してい
る。第３図に示すように、直線部分４０ｂは、ハ
ウジング２８の基部より下に延び、プリント基板
１４に配置されたストリツプ４１に接続するため
の部分４０ｃを画成する。特に、この端子部分４
０ｃは、プリント基板１４のメツキされた貫通穴
（図示せず）に挿入され、波半田のような一般の
手段によつてプリント基板１４に半田付けされ
る。

プリント基板１２をコネクタ１０の空胴３４に
挿入する際には、各バネ接点４０の弧状のバネ部
分４０ａがプリント基板１２上に配置された導電
性ストリツプ１６の１つと電気的に接続される。
バネ接点の部分４０ａは、60％スズ−鉛合金でメ
ツキされ、その厚みは約0.0025mm以上である。こ
の被膜は、各々のバネ接点４０と、プリント基板
１２上に配置された端子ストリツプ１６との間に
良好な電気的接触を与える。

プリント基板１２を電気コネクタ１０に挿入す
る間には、弾力性のバネ接点４０が撓んで、プリ
ント基板１２をハウジング２８に向かつて移動で
きるようにする。プリント基板１２が固定される
と、バネ接点４０の弾力により導電性ストリツプ
１６に力が働いてプリント基板１２がハウジング
２８の後壁３８から離される。この力は、典型的
に、２ないし６ニユートンであり、プリント基板
１２の導電性ストリツプ１６とバネ接点４０との
間に良好な電気的接続を確保する。

第１図に説明を戻すと、キー部材４２は、空胴
３４の軸を横切るように空胴３４内に配置されて
いて、コネクタハウジング２８の２つの細長い対
向壁を接合している。これらのキー部材４２は、
ハウジング２８の基部まで延び、プリント基板１
２のスロツト２０と協働して、プリント基板１２
の導電性ストリツプ１６とバネ接点４０との間に
適切な整列を確保する。又、これらのキー部材４
２は、ハウジングに対して機械的な強度も与え
る。更に、これらは、プリント基板１２がコネク
タ１０の中に行き過ぎないようにする。

空胴３４の両端に隣接し、リブ３６に続いて配
置されているのは、プリント基板１２を電気コネ
クタ１０に固定するためにスロツト２２と協働す
るラツチ機構４４である。第２図に最も良く示さ
れているように、ラツチ機構４４は、コネクタハ
ウジング２８と一体的に形成されていて、ラツチ
タブ４４ａ、垂直アーム４４ｂ、ヒンジ部分４４
ｃ及び後方に延びるアクチユエータ４４ｄで構成
される。ラツチ機構４４のヒンジ部分４４ｃは、
コネクタハウジング２８の後壁３８の底部と一体
的に形成されてヒンジ固定される。

アクチユエータ４４ｄは、一般的に多角形のも
ので、コネクタハウジング２８の後壁３８に設け
られたスロツト６０を通り後壁３８を越えてコネ
クタハウジングの外部へと後方に延びている。ス
ロツト６０は、コネクタハウジング２８の後壁３
８の上部から下方に延びていて、ラツチ機構４４
のためのガイドとして働く。

ラツチ機構４４の後方移動は、スロツト６０の
すぐ近くの後壁３８の内面４６とアクチユエータ
４４ｄのすぐ近くの垂直アーム部材４４ｂの後面
４８とで形成されたストツプ手段によつて制限さ
れる。ラツチ機構４４が解除位置に向かつて作動
されると、後面４８が後壁の内面４６に当接し、
ラツチ手段４４のそれ以上の後方移動を制限す
る。

第１図に最も良く示すように、ラツチ機構４４
は空胴３４内でその端の付近に配置され、横木部
材５２と一体的に形成される。この横木部材５２
は、２つのラツチ機構を機械的にインターロツク
するように働く。従つて、ラツチ機構を解除する
ためには、横木部材５２をコネクタハウジング２
８の後壁３８から離れる方向に押しやらねばなら
ない。この方向における横木部材５２の移動によ
りラツチ機構４４が第２図に仮想線で示した解除
位置まで引つ込められる。

前記したように、プリント基板の平面に平行に
著しい力が加えられると、コネクタ１０が固定さ
れたプリント基板１４及び／又は半田接続部にダ
メージを招く。本発明によれば、コネクタ１０の
ラツチ機構を解除するためにこのような有害な力
は要求されない。本発明のラツチ機構４４は、横
木部材５２とハウジング２８の後壁３８との間に
定められた開口即ちギヤツプ５０にネジ回し等の
適当な工具を挿入することによつて解除位置へ引
つ込められる。この工具は、その一方の面がハウ
ジング２８の後壁３８に接触しそしてその他方の
面が横木部材５２に接触できるに充分な程、開口
５０に挿入される。工具をいずれかの方向に回す
ことにより、横木部材５２はコネクタハウジング
２８の後壁から離れるようにされ、ラツチ機構４
４が第２図に仮想線で示す解除位置まで引つ込め
られる。このような操作により、コネクタハウジ
ングの軸に対してトルクが発生せず、従つて、プ
リント基板１２の平面に平行な方向の有害な力が
プリント基板１４に加えられることはない。ラツ
チ機構の作動により生じる反発力は工具を介して
後壁３８に加えられる。これらの力はバランスさ
れ、コネクタ１０と基板１４との間には力もしく
はトルクが殆ど必要とされない。発生する力はコ
ネクタハウジング２８に加えられる横方向の力で
あつて、これは、コネクタ１０をプリント基板１
４に固定するのに用いられる取付ネジによつて一
般的に吸収される。

以上、プリント基板を固定するためのラツチ機
構を有するプリント基板用のエツジコネクタを開
示した。プリント基板がコネクタに挿入されてラ
ツチされると、コネクタが固定された別のプリン
ト基板又は半田接続部に有害な力を伝達すること
なく、ネジ回しのような工具によつてラツチ機構
を容易に且つ素早く解除することができる。ラツ
チ機構はコネクタハウジングと一体的であり、経
済的に製造することが可能となる。

効果かくて、本発明は、公知電気コネクタに関連し
た問題点を解消することができ、プリント基板に
対して確実な接続を行なう電気コネクタを提供す
ることができ、製造経費の安価な電気コネクタを
提供することができ、組立てがやつかいでない電
気コネクタを提供することができ、然も、コネク
タを固定するプリント基板に著しい力を及ぼすこ
となく解除できる確実な電気コネクタを提供する
ことができる。

特に、ラツチ機構の係止の解除は、横木を介し
てできるようにしたので、ネジ回しのような工具
で簡単にでき、しかもコネクタを固定したプリン
ト基板に力を及ばさないようにできる電気コネク
タを提供することができる。

以上、本発明の好適な実施例を図示して説明し
たが、本発明の真の精神及び範囲から逸脱せずに
多数の色々な変更及び修正がなされ得ることは当
業者に明らかであろう。従つて、このような全て
の変更や修正は特許請求の範囲内に包含されるも
のとする。

【図面の簡単な説明】

添付図面は、本発明の実施例を示すもので、第
１図は、本発明による電気コネクタの斜視図、第
２図は、第１図の２−２線に沿つた電気コネクタ
の部分断面図であつて、コネクタのラツチ機構を
実線のラツチ位置と仮想線の解除位置とにおいて
示した図、そして第３図は、第１図の３−３線に
沿つた電気コネクタの部分断面図で、コネクタの
ラツチ機構をラツチ位置で示した図である。１０……電気コネクタ、１２……プリント基
板、１４……別のプリント基板、１６……導電性
ストリツプ、１８，２４，２６……エツジ、２
０，２２……スロツト、２８……ハウジング、３
０……フランジ、３２……穴、３４……空胴、３
６……リブ、３８……後壁、４０……バネ接点、
４１……ストリツプ、４２……キー部材、４４…
…ラツチ機構、４４ａ……ラツチタブ、４４ｂ…
…垂直アーム、４４Ｃ……ヒンジ部分、４４ｄ…
…アクチユエータ、５０……ギヤツプ、５２……
横木部材、６０……スロツト。

Claims

【特許請求の範囲】１親及び子のプリント基板上の回路を接続する
ための電気コネクタであつて、このコネクタは、
長手方向に空胴が形成された細長い絶縁ハウジン
グを具備し、このハウジングは上記子基板の対応
エツジを受け入れるための開口を有し、上記ハウ
ジングには複数の端子が取り付けられており、各
端子の一端は子基板の回路に係合するようにされ
そしてその他端は親基板の回路に接触するように
され、上記親基板にコネクタを取り付けるための
手段がハウジングに設けられておりそして上記子
基板をコネクタに解除可能に固定するためのラツ
チ機構がハウジングに一体的に形成されているよ
うな電気コネクタにおいて、上記子基板は上記対
応エツジの付近両側に配置されたラツチ受け入れ
切欠部を含み、上記ハウジングは、上記開口の両
側に、ハウジングに一体的に形成されたラツチ機
構を有し、このラツチ機構は、ハウジング空胴内
に配置されてハウジングの後壁にヒンジ接続され
た弾力性の垂直アーム部材を含み、このアーム部
材は、子基板の切欠部内に受け入れられる前方に
延びるラツチタブを有し、更に、上記ラツチ機構
は、アクチユエータを含み、工具受け入れギヤツ
プを形成するために上記後壁に対して平行離間関
係でハウジングの外部に配置された横木部材で、
上記アクチユエータが相互接続されており、上記
ハウジングは、後壁に、開いたスロツトが延びて
おり、上記アクチユエータは上記垂直アームから
上記スロツトを通して上記横木へと延びており、
これにより、上記ラツチ機構は、上記アクチユエ
ータの後方移動によつて上記閉じた位置から上記
解除位置へ作動することができ、上記開口を通し
て上記対応エツジを空胴へ挿入したり空胴から引
き抜いたりできることを特徴とする電気コネク
タ。２上記ハウジングは、更に、対向する前壁を含
むと共に、少なくとも１つの一体的に形成された
横方向のキー部材を上記空胴に含んでおり、この
キー部材は上記前壁と後壁を接続してハウジング
の強度を機械的に高め、上記子基板の対応エツジ
は、少なくとも１つの対応する嵌合スロツトを含
み、このスロツトは、上記キー部材にスライド可
能に係合して上記空胴内の端子と上記子基板上の
対応する回路とを確実に整列させる特許請求の範
囲第１項に記載の電気コネクタ。